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元スレ穂乃果「女の子同士の恋愛とか無いよねー」 海未・ことり「っ!?」
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2つのお弁当が揃って宙を舞った
『プロローグ 何気ない会話』
穂乃果「わっ!海未ちゃんことりちゃんどうしたの!大丈夫!?」
海未「げふっ、は、はい……大丈夫です、この通りお弁当は無事です」
ことり「げほげほっ、危なくこぼしちゃうところだったよ」
穂乃果「ごめんごめん、そんなに変なこと言ったかなあ」
海未「いえ気にしないでください、ちょうど同じタイミングで咳き込んだだけですから」
ことり「そうそう、もー海未ちゃんこっちまでソース飛んでるよー」
海未「あっ!すいません、今何か拭くものを……」
穂乃果「うーん……」
穂乃果「(2人がなんとも無いというならそうなんだろうな、気にしないでおこう)」
『プロローグ 何気ない会話』
穂乃果「わっ!海未ちゃんことりちゃんどうしたの!大丈夫!?」
海未「げふっ、は、はい……大丈夫です、この通りお弁当は無事です」
ことり「げほげほっ、危なくこぼしちゃうところだったよ」
穂乃果「ごめんごめん、そんなに変なこと言ったかなあ」
海未「いえ気にしないでください、ちょうど同じタイミングで咳き込んだだけですから」
ことり「そうそう、もー海未ちゃんこっちまでソース飛んでるよー」
海未「あっ!すいません、今何か拭くものを……」
穂乃果「うーん……」
穂乃果「(2人がなんとも無いというならそうなんだろうな、気にしないでおこう)」
なんの気なしに本心のうちから発した言葉
おそらく昼休みが終われば思い出すことも無いであろう会話
しかし穂乃果は気付かなかった
この時、2つの恋が儚く散ったことを
――――――――――――――――――
いや散ってませんから
そもそも私は少しでも可能性があればいいというか、それほど深い関係は……
海未「あっ!穂乃果!ちょっと話があるんですけど」
『chapter1 海未の場合』
穂乃果「海未ちゃんどこ行ってたの?もう私たちが最後だよ」
海未「最後?」
おそらく昼休みが終われば思い出すことも無いであろう会話
しかし穂乃果は気付かなかった
この時、2つの恋が儚く散ったことを
――――――――――――――――――
いや散ってませんから
そもそも私は少しでも可能性があればいいというか、それほど深い関係は……
海未「あっ!穂乃果!ちょっと話があるんですけど」
『chapter1 海未の場合』
穂乃果「海未ちゃんどこ行ってたの?もう私たちが最後だよ」
海未「最後?」
穂乃果「だから次の時間、音楽で移動教室」
海未「移動……ああ、そうでしたね、あれ?ことりは?」
穂乃果「ことりちゃん先生に手伝い頼まれてるとかで先に」
海未「じゃあ私たちが最後ですか」
穂乃果「いやだからそう言ったじゃん、どうしたの海未ちゃん?大丈夫?熱とかある?」
海未「穂乃果に心配されるほど参ってはいませんよ、まだ時間はありますね、歩きながら話してもいいですか?」
穂乃果「海未ちゃんから話?うんいいけど」
海未「それほど大したことでは無いんですけど」
穂乃果「ふーん、戸締まりよしっと」
穂乃果を引き連れて教室を出る
さて、どこから切り出したものか
海未「移動……ああ、そうでしたね、あれ?ことりは?」
穂乃果「ことりちゃん先生に手伝い頼まれてるとかで先に」
海未「じゃあ私たちが最後ですか」
穂乃果「いやだからそう言ったじゃん、どうしたの海未ちゃん?大丈夫?熱とかある?」
海未「穂乃果に心配されるほど参ってはいませんよ、まだ時間はありますね、歩きながら話してもいいですか?」
穂乃果「海未ちゃんから話?うんいいけど」
海未「それほど大したことでは無いんですけど」
穂乃果「ふーん、戸締まりよしっと」
穂乃果を引き連れて教室を出る
さて、どこから切り出したものか
海未「穂乃果はその……恋愛に興味はありますか?」
穂乃果「ぶっ!な、なに?恋愛?まーた突然だなぁ」
海未「花の女子高生ですよ、こういう話題が出るのはわりと自然なことだと思いますが」
穂乃果「いや海未ちゃんから出るのが意外というかさ」
海未「心外です」
穂乃果「ごめんごめん、でも恋愛かー、あんまり考えたこと無いなー」
海未「で、ですよね、恋愛'自体'そんな興味ないですよね」
穂乃果「まあ今はスクールアイドルがあるし目の前のことで精一杯というか」
海未「うんうん」
穂乃果「でもアイドル関係ないなら少しはしてみたいなー」
海未「うんう……えっ!?」
穂乃果「ぶっ!な、なに?恋愛?まーた突然だなぁ」
海未「花の女子高生ですよ、こういう話題が出るのはわりと自然なことだと思いますが」
穂乃果「いや海未ちゃんから出るのが意外というかさ」
海未「心外です」
穂乃果「ごめんごめん、でも恋愛かー、あんまり考えたこと無いなー」
海未「で、ですよね、恋愛'自体'そんな興味ないですよね」
穂乃果「まあ今はスクールアイドルがあるし目の前のことで精一杯というか」
海未「うんうん」
穂乃果「でもアイドル関係ないなら少しはしてみたいなー」
海未「うんう……えっ!?」
穂乃果「だって海未ちゃんの言ったとおり私も花の女子高生だよ?もしかしたらってもあるじゃん」
海未「ほ、ほう」
穂乃果「でも私なんかじゃ付き合ってくれる人もいないだろうけど」
海未「そ、そんなことないですよっ!」
穂乃果「へっ?」
海未「あ、いや穂乃果はほら、可愛いじゃないですか、一般的に見ても、きっと付き合ってくれる人はいますよ」
穂乃果「ありがとう、お世辞でも嬉しい」
海未「いえ、その……それで、その付き合う方というのは」
穂乃果「ああタイプ?うーん、あんまりないなー、いや考えたこと無くてさ」
海未「いえそのやっぱり……男性?ですよね?」
穂乃果「うん、当たり前じゃん」
海未「……………あ、あの」
穂乃果「どしたの?」
海未「ほ、ほう」
穂乃果「でも私なんかじゃ付き合ってくれる人もいないだろうけど」
海未「そ、そんなことないですよっ!」
穂乃果「へっ?」
海未「あ、いや穂乃果はほら、可愛いじゃないですか、一般的に見ても、きっと付き合ってくれる人はいますよ」
穂乃果「ありがとう、お世辞でも嬉しい」
海未「いえ、その……それで、その付き合う方というのは」
穂乃果「ああタイプ?うーん、あんまりないなー、いや考えたこと無くてさ」
海未「いえそのやっぱり……男性?ですよね?」
穂乃果「うん、当たり前じゃん」
海未「……………あ、あの」
穂乃果「どしたの?」
ごめんな海未ちゃん、ことりちゃん
穂乃果ちゃんとは清いお付き合いをさせていただいてるんだ
穂乃果ちゃんとは清いお付き合いをさせていただいてるんだ
海未「い、一般的にというか、いわゆる、同性?そういう付き合いはどう思いますか?」
穂乃果「あー、ゲイとかレズってやつ?うーん、そういうのがあるのは分かるけど」
海未「けど?」
穂乃果「私は無いかな!」
海未「…………これっぽっちも?」
穂乃果「うん!だって女の子とかあり得ないもん、はははっ」
穂乃果「あ、遅れちゃう!急がないと!」
海未「…………」
その時の穂乃果の顔は、無邪気にキラキラと輝いていました
ああ穂乃果、本当にあなたは純粋なんですね
ならこの不純な思いは忘れてしまうのが一番、なのかも
穂乃果「あー、ゲイとかレズってやつ?うーん、そういうのがあるのは分かるけど」
海未「けど?」
穂乃果「私は無いかな!」
海未「…………これっぽっちも?」
穂乃果「うん!だって女の子とかあり得ないもん、はははっ」
穂乃果「あ、遅れちゃう!急がないと!」
海未「…………」
その時の穂乃果の顔は、無邪気にキラキラと輝いていました
ああ穂乃果、本当にあなたは純粋なんですね
ならこの不純な思いは忘れてしまうのが一番、なのかも
――――――――――――――――――
音楽の授業中、海未ちゃんがずっとこの世の終わりみたいな顔をしていた
いつもなら相談に乗りたいけど今は私の問題もある
今日の放課後にでも穂乃果ちゃんに確認しないと!
「そこ!声が出ていないぞー!」
ことり「は、はい!」
『chapter2 ことりの場合』
ことり「穂乃果ちゃーん、一緒に帰ろー」
音楽の授業中、海未ちゃんがずっとこの世の終わりみたいな顔をしていた
いつもなら相談に乗りたいけど今は私の問題もある
今日の放課後にでも穂乃果ちゃんに確認しないと!
「そこ!声が出ていないぞー!」
ことり「は、はい!」
『chapter2 ことりの場合』
ことり「穂乃果ちゃーん、一緒に帰ろー」
穂乃果「こ、ことりちゃん、あんまりくっつかないでよー、あーつーいー、でもぎゅー」
ことり「そういえばもうすぐ夏だねー」
よし、このぐらいのスキンシップならすぐ振りほどかれたりはしない
ふざけて絡むぐらいなら抵抗はない感じだよね
穂乃果「そういえば新しいアイスが出たんだってね」
ことり「え?何の話?」
穂乃果「アイスの話だよ、駅前の店の」
ことり「あー、アイスか、ははは」
穂乃果「今度の休みに一緒に行く?」
ことり「え!一緒に!?」
穂乃果「うんそう、私とことりちゃんと海未ちゃんで」
ことり「あ、う、うん……そうだねー、いこっか」
ことり「そういえばもうすぐ夏だねー」
よし、このぐらいのスキンシップならすぐ振りほどかれたりはしない
ふざけて絡むぐらいなら抵抗はない感じだよね
穂乃果「そういえば新しいアイスが出たんだってね」
ことり「え?何の話?」
穂乃果「アイスの話だよ、駅前の店の」
ことり「あー、アイスか、ははは」
穂乃果「今度の休みに一緒に行く?」
ことり「え!一緒に!?」
穂乃果「うんそう、私とことりちゃんと海未ちゃんで」
ことり「あ、う、うん……そうだねー、いこっか」
穂乃果「あれ?そういえば海未ちゃんは?」
ことり「何か体調が優れないみたいで先に帰るって」
だからチャンスだと思ったんだけど
穂乃果「うーん、確かに午後の授業は顔色悪そうだったねー」
ことり「穂乃果ちゃん音楽意外はほとんど寝てたでしょ」
穂乃果「はははは、ごめんごめん」
ことり「…………」
分かれ道に差し掛かる、人通りはすっかり少なくなっていた
穂乃果「ん?どうしたの?」
ことり「何か体調が優れないみたいで先に帰るって」
だからチャンスだと思ったんだけど
穂乃果「うーん、確かに午後の授業は顔色悪そうだったねー」
ことり「穂乃果ちゃん音楽意外はほとんど寝てたでしょ」
穂乃果「はははは、ごめんごめん」
ことり「…………」
分かれ道に差し掛かる、人通りはすっかり少なくなっていた
穂乃果「ん?どうしたの?」
ことり「もし……もしもだよ?例えばそう、海未ちゃん」
海未ちゃんごめん、今度アイスおごる
穂乃果「海未ちゃん?」
ことり「海未ちゃんが、穂乃果ちゃんのこと好きって言ったら?」
穂乃果「へ……?い、いやそれは嬉しいけど」
ことり「嬉しい?」
穂乃果「そりゃあ友達に好きって言われるなら嬉しいよ、嫌いって言われるよりは」
ことり「そうじゃなくて……友達じゃなくて、なら?」
穂乃果「ことりちゃん?」
海未ちゃんごめん、今度アイスおごる
穂乃果「海未ちゃん?」
ことり「海未ちゃんが、穂乃果ちゃんのこと好きって言ったら?」
穂乃果「へ……?い、いやそれは嬉しいけど」
ことり「嬉しい?」
穂乃果「そりゃあ友達に好きって言われるなら嬉しいよ、嫌いって言われるよりは」
ことり「そうじゃなくて……友達じゃなくて、なら?」
穂乃果「ことりちゃん?」
私の顔があまりに真剣だったからか、穂乃果ちゃんが困った顔をした
ことり「いや海未ちゃんがどうのってのじゃなくて、例えね、例えばの話」
穂乃果「…………」
ことり「もしだよ?海未ちゃんが友達を越えて穂乃果ちゃんのことが好きだと言ったら、どうする?」
穂乃果「なんか、今日海未ちゃんにも同じようなこと言われたな、はは」
ことり「えっ」
やばっ、タイミング悪すぎっ
穂乃果「私はね、海未ちゃんのことは大事な友達だと思っている」
ことり「友達……」
ことり「いや海未ちゃんがどうのってのじゃなくて、例えね、例えばの話」
穂乃果「…………」
ことり「もしだよ?海未ちゃんが友達を越えて穂乃果ちゃんのことが好きだと言ったら、どうする?」
穂乃果「なんか、今日海未ちゃんにも同じようなこと言われたな、はは」
ことり「えっ」
やばっ、タイミング悪すぎっ
穂乃果「私はね、海未ちゃんのことは大事な友達だと思っている」
ことり「友達……」
穂乃果「本当に、本当に、大切な友達、でもそれだからこそ、その関係を守りたい」
ことり「…………」
穂乃果「誰かが私に想ってくれた想いは嬉しいよ、すごく嬉しい、でも、私からそれを受け入れることは無い」
ことり「それが……例えば、私……でも?」
穂乃果「うん、だってことりちゃんも、大切な友達だから……」
ことり「そっか、変なこと聞いてごめんね!じゃ!また明日!」
穂乃果「うん、また明日!」
たった1人の帰路を、一度も振り返らずに走った
この想いごと、振り切りたくて
ことり「…………」
穂乃果「誰かが私に想ってくれた想いは嬉しいよ、すごく嬉しい、でも、私からそれを受け入れることは無い」
ことり「それが……例えば、私……でも?」
穂乃果「うん、だってことりちゃんも、大切な友達だから……」
ことり「そっか、変なこと聞いてごめんね!じゃ!また明日!」
穂乃果「うん、また明日!」
たった1人の帰路を、一度も振り返らずに走った
この想いごと、振り切りたくて
――――――――――――――――――
『幕間 友達だから』
今日は2人の様子が変だった
難しいことはよく分からないけど落ち込んでいたのは確かだ
雪穂「お姉ちゃんはよく無自覚に人をたらしこんで傷つけそうだよね」
穂乃果「そんなことは無いと思うけど」
しかし雪穂の言うとおり私のせいなのかな、分からないけど
とにかくこのまま落ち込んでる2人を見ていたくは無い、友達だからこそ
穂乃果「よし!こういう時はアイスだ!」
雪穂「え!アイスあるの!?」
穂乃果「無いよ」
『幕間 友達だから』
今日は2人の様子が変だった
難しいことはよく分からないけど落ち込んでいたのは確かだ
雪穂「お姉ちゃんはよく無自覚に人をたらしこんで傷つけそうだよね」
穂乃果「そんなことは無いと思うけど」
しかし雪穂の言うとおり私のせいなのかな、分からないけど
とにかくこのまま落ち込んでる2人を見ていたくは無い、友達だからこそ
穂乃果「よし!こういう時はアイスだ!」
雪穂「え!アイスあるの!?」
穂乃果「無いよ」
雪穂「もーお姉ちゃんにぬか喜びさせられたー悲しいー、ってどこいくの?」
穂乃果「ちょっと電話してくる!」
雪穂「ほーい……ま、そこがお姉ちゃんの良いところでもあるんだけど」
雪穂「付き合わされる人間は大変だねー、誰かさんたち」
雪穂「惚れた弱みってやつなのかなー、ま、私用にアイスはあるんだけど……ここに隠してたのが」
雪穂「って!お姉ちゃん食べたでしょ!ちょっとー!」
穂乃果『ねぇ!今度の日曜なんだけどさ!』
穂乃果「ちょっと電話してくる!」
雪穂「ほーい……ま、そこがお姉ちゃんの良いところでもあるんだけど」
雪穂「付き合わされる人間は大変だねー、誰かさんたち」
雪穂「惚れた弱みってやつなのかなー、ま、私用にアイスはあるんだけど……ここに隠してたのが」
雪穂「って!お姉ちゃん食べたでしょ!ちょっとー!」
穂乃果『ねぇ!今度の日曜なんだけどさ!』
―――――――――――――――――――
海未「このアイス美味しいですね!」
ことり「うん!わざわざ食べに来たかいがあったねー」
海未「はぁ……それにしても」
ことり「うん……そうだね」
駅前、いつもの店の新作アイス
しかしそこにあるはずのものが無い、いるはずの人がいない
なんで……!なぜ……!あなたは!!!!
『chapter3 2人だけの休日』
海未「はぁ!?来れない!?」
海未「このアイス美味しいですね!」
ことり「うん!わざわざ食べに来たかいがあったねー」
海未「はぁ……それにしても」
ことり「うん……そうだね」
駅前、いつもの店の新作アイス
しかしそこにあるはずのものが無い、いるはずの人がいない
なんで……!なぜ……!あなたは!!!!
『chapter3 2人だけの休日』
海未「はぁ!?来れない!?」
駅前でものすごい剣幕で電話をする花の女子高生、1名、つまり私
海未「来れないってどういうことなんですか!!」
穂乃果『いやーごめんねー、家族絡みでさー、どーしても外せない用事ができちゃって』
海未「でもこれあなたが誘ったんですよ」
穂乃果『分かってる!分かってるって!ほんとごめん!本当に今日だけドンピシャで用事が出来て!』
海未「まぁあなたがそこまで言うからには事情があるんでしょう、余計な詮索はしません」
穂乃果『ありがとうございます海未様!!』
海未「で、ことりにも連絡は入れてるんでしょう?」
穂乃果『あーそれが忙しくてさ!ほんとごめん!海未ちゃんから言っておいて!あ!もう行かなきゃ!ごめんねブツッ、ツー、ツー』
海未「…………んな、なんなんですかもうっ!」
海未「来れないってどういうことなんですか!!」
穂乃果『いやーごめんねー、家族絡みでさー、どーしても外せない用事ができちゃって』
海未「でもこれあなたが誘ったんですよ」
穂乃果『分かってる!分かってるって!ほんとごめん!本当に今日だけドンピシャで用事が出来て!』
海未「まぁあなたがそこまで言うからには事情があるんでしょう、余計な詮索はしません」
穂乃果『ありがとうございます海未様!!』
海未「で、ことりにも連絡は入れてるんでしょう?」
穂乃果『あーそれが忙しくてさ!ほんとごめん!海未ちゃんから言っておいて!あ!もう行かなきゃ!ごめんねブツッ、ツー、ツー』
海未「…………んな、なんなんですかもうっ!」
――――――――――――――――――――――――
雪穂「さすがお姉ちゃん、まずは2人を仲良くさせて後からサプライズなのかな?」
穂乃果「何言ってるの、ほら雪穂も行くよ、さっさと準備する」
雪穂「えっ!なにっ!?用事ってマジなの!?だめー!今日は私も友達とー!」
穂乃果「はいはい時間無いんだから、今日は戻ってこれないかもよ」
雪穂「うっそおおおおおおん!!!!」
――――――――――――――――――――――――
雪穂「さすがお姉ちゃん、まずは2人を仲良くさせて後からサプライズなのかな?」
穂乃果「何言ってるの、ほら雪穂も行くよ、さっさと準備する」
雪穂「えっ!なにっ!?用事ってマジなの!?だめー!今日は私も友達とー!」
穂乃果「はいはい時間無いんだから、今日は戻ってこれないかもよ」
雪穂「うっそおおおおおおん!!!!」
――――――――――――――――――――――――
海未ちゃんアイス食べにいこーとか言われて浮かれ気分で準備していた自分がバカみたいだ
海未「わざわざ駅前まで来て今更帰るっていうのも……取り敢えず集合場所に行きますか」
数分後
集合場所にことりを見つける、すごいキョロキョロしていた
海未「ことりー!」
ことり「海未ちゃん!あー、良かったー、時間になっても誰も来ないから間違えたのかと」
海未「いえ私が遅れてしまっただけなので」
ことり「いや別にいいよいいよ、それでそれで、穂乃果ちゃんも遅れてるのかなー、かなー」
海未「あのー浮かれてキョロキョロしてるところ大変言いにくいのですが」
ことり「ええ?キョロキョロなんてしてないよー」
海未「穂乃果、来ませんよ」
ことり「え……?わ、わんもあー」
海未「だから、穂乃果は来ません」
海未「わざわざ駅前まで来て今更帰るっていうのも……取り敢えず集合場所に行きますか」
数分後
集合場所にことりを見つける、すごいキョロキョロしていた
海未「ことりー!」
ことり「海未ちゃん!あー、良かったー、時間になっても誰も来ないから間違えたのかと」
海未「いえ私が遅れてしまっただけなので」
ことり「いや別にいいよいいよ、それでそれで、穂乃果ちゃんも遅れてるのかなー、かなー」
海未「あのー浮かれてキョロキョロしてるところ大変言いにくいのですが」
ことり「ええ?キョロキョロなんてしてないよー」
海未「穂乃果、来ませんよ」
ことり「え……?わ、わんもあー」
海未「だから、穂乃果は来ません」
ことり「ど、どうして!?どうしてなの!?私悪いことした!?」
海未「そんな目で見ないでください、家庭の事情だとか」
ことり「そっかー、お家のことなら仕方ないねー」
海未「それにしてもドタキャンすぎる気もしますが」
ことり「海未ちゃんさ」
海未「はい?」
ことり「今日は気合入ってるねー、その服」
海未「んなぁ!!」
ことり「やっぱり穂乃果ちゃんと出かけるからー?」
海未「こ、ことりこそ!いつもの3倍ぐらい気合入りまくりじゃないですか!」
ことり「そ、そんなことないよー、やだー!」
海未「私こそそんなこと無いですよ!至って普通です!」
海未「そんな目で見ないでください、家庭の事情だとか」
ことり「そっかー、お家のことなら仕方ないねー」
海未「それにしてもドタキャンすぎる気もしますが」
ことり「海未ちゃんさ」
海未「はい?」
ことり「今日は気合入ってるねー、その服」
海未「んなぁ!!」
ことり「やっぱり穂乃果ちゃんと出かけるからー?」
海未「こ、ことりこそ!いつもの3倍ぐらい気合入りまくりじゃないですか!」
ことり「そ、そんなことないよー、やだー!」
海未「私こそそんなこと無いですよ!至って普通です!」
ことり「いや海未ちゃんこそーワイワイキャッキヤッ!!」
海未「ことりこそーワイワイキャッキヤッ!!」
ことり「……はぁ、はぁ」
海未「……はぁ、はぁ」
ことり「…………はぁ」
海未「…………はぁ」
ことり「なんかさ、違うよね」
海未「はい、私もこの感じもういいです、疲れました」
ことり「やっぱり穂乃果ちゃんがいてこそというか」
海未「なにか悲しいものがありますね」
ことり「やめて!もっと悲しくなるから!」
海未「取り敢えずせっかく来たのですし何か食べて行きますか?アイス」
ことり「あ、うん、そうだね、食べていこ」
海未「ことりこそーワイワイキャッキヤッ!!」
ことり「……はぁ、はぁ」
海未「……はぁ、はぁ」
ことり「…………はぁ」
海未「…………はぁ」
ことり「なんかさ、違うよね」
海未「はい、私もこの感じもういいです、疲れました」
ことり「やっぱり穂乃果ちゃんがいてこそというか」
海未「なにか悲しいものがありますね」
ことり「やめて!もっと悲しくなるから!」
海未「取り敢えずせっかく来たのですし何か食べて行きますか?アイス」
ことり「あ、うん、そうだね、食べていこ」
カランカラーン 店内
ことり「あ!そうだ海未ちゃん、1個だけおごるよ」
海未「え、いいですよ気とか使わなくて」
ことり「個人的なケジメだから気にしないで」
海未「はぁ……?そこまで言うならご好意に預かります」
ことり「食べてくよね?席そこ空いてるかな」
海未「私がここ取っておきますから」
ことり「うん、じゃあ私が2人分頼むね、味は……」
海未「ことりのセンスに任せます」
ことり「あはは、自信無いけど美味しいの選んでくるよ」
そういってことりは列に並びに行った
ことり「あ!そうだ海未ちゃん、1個だけおごるよ」
海未「え、いいですよ気とか使わなくて」
ことり「個人的なケジメだから気にしないで」
海未「はぁ……?そこまで言うならご好意に預かります」
ことり「食べてくよね?席そこ空いてるかな」
海未「私がここ取っておきますから」
ことり「うん、じゃあ私が2人分頼むね、味は……」
海未「ことりのセンスに任せます」
ことり「あはは、自信無いけど美味しいの選んでくるよ」
そういってことりは列に並びに行った
海未「日曜にしては空いてるほうなんですかね」
海未「ふぅ……」
海未「はぁ……(本当なら、穂乃果もここにいるはず……)」
海未「(全く、我ながら興味無いと言われた後なのになんでこんな格好を)」
まるで、何かまだ期待をしていたような
海未「滑稽すぎてまるでピエロですよ……」
ことり「いいんじゃない、ピエロ」
海未「ことり……早いですね」
ことり「これ海未ちゃんのね」
海未「どうも」
海未「ふぅ……」
海未「はぁ……(本当なら、穂乃果もここにいるはず……)」
海未「(全く、我ながら興味無いと言われた後なのになんでこんな格好を)」
まるで、何かまだ期待をしていたような
海未「滑稽すぎてまるでピエロですよ……」
ことり「いいんじゃない、ピエロ」
海未「ことり……早いですね」
ことり「これ海未ちゃんのね」
海未「どうも」
ことり「別にいいと思うよ、ピエロ2人で」
ことり「だってなんだか……楽しそうでしょ?お祭りっぽくて」
慰めなのか、ことりっぽくなくてつい吹き出してしまう
海未「ぷっ……ははは」
ことり「もー真面目なこと言ってるのに」
海未「ピエロなら笑われるのが本望じゃないんですか?」
ことり「確かに……ぷっ、はははは」
海未「もー、笑ってばかりじゃなくえアイスも食べましょう、あ!美味しい……!」
ことり「海未ちゃん、くく……アイス、鼻についてる……はははは」
海未「え、どこ!?どこですか!こう、えいっ!」
ことり「もー動かないで、取るから、ははっ!」
海未「こ、ことりぃ、そんなに笑わないでください!」
ことり「だってなんだか……楽しそうでしょ?お祭りっぽくて」
慰めなのか、ことりっぽくなくてつい吹き出してしまう
海未「ぷっ……ははは」
ことり「もー真面目なこと言ってるのに」
海未「ピエロなら笑われるのが本望じゃないんですか?」
ことり「確かに……ぷっ、はははは」
海未「もー、笑ってばかりじゃなくえアイスも食べましょう、あ!美味しい……!」
ことり「海未ちゃん、くく……アイス、鼻についてる……はははは」
海未「え、どこ!?どこですか!こう、えいっ!」
ことり「もー動かないで、取るから、ははっ!」
海未「こ、ことりぃ、そんなに笑わないでください!」
それが心から笑えていたのかは分からない
でもその日過ごした時間は確かに楽しかった
それだけは、本当だった
・
・
・
ことり「見てみて海未ちゃん!あれ可愛いよねー」
海未「でも取るの難しそうですよ」
ことり「ふふふー、ここはゲームセンター嵐と呼ばれた私の腕の見せ所だね」
海未「初耳ですよそれ」
・
・
・
海未「この服ことりにすごい似合うと思いますよ」
ことり「えー、少し派手すぎないかなー」
海未「試着してみたらどうです?」
ことり「そこまで言うなら……着てみちゃおうかな?」
でもその日過ごした時間は確かに楽しかった
それだけは、本当だった
・
・
・
ことり「見てみて海未ちゃん!あれ可愛いよねー」
海未「でも取るの難しそうですよ」
ことり「ふふふー、ここはゲームセンター嵐と呼ばれた私の腕の見せ所だね」
海未「初耳ですよそれ」
・
・
・
海未「この服ことりにすごい似合うと思いますよ」
ことり「えー、少し派手すぎないかなー」
海未「試着してみたらどうです?」
ことり「そこまで言うなら……着てみちゃおうかな?」
・
・
・
海未「穂乃果……!結局あれから一度も連絡よこさないで……!」
ことり「まぁまぁ、本当に忙しいんだよきっと」
・
・
・
海未「小腹がすいてきましたね」
ことり「あ、私あそこのお店入ってみたいかも!」
・
・
・
ことり「ねぇこの曲よくない?私好きかも」
海未「あのアーティストの新譜ですか、こういう曲もやってみたいですね」
ことり「後で真姫ちゃんに頼んでみよっか」
海未「そうですね、考えておきましょう」
・
・
海未「穂乃果……!結局あれから一度も連絡よこさないで……!」
ことり「まぁまぁ、本当に忙しいんだよきっと」
・
・
・
海未「小腹がすいてきましたね」
ことり「あ、私あそこのお店入ってみたいかも!」
・
・
・
ことり「ねぇこの曲よくない?私好きかも」
海未「あのアーティストの新譜ですか、こういう曲もやってみたいですね」
ことり「後で真姫ちゃんに頼んでみよっか」
海未「そうですね、考えておきましょう」
穂乃果がからむとほのキチになるけど、ことうみだと結構バランス良いのな
・
・
・
色々な場所をめぐり、最後は近くの公園に来た
ことり「ぷっはー!疲れたー!」
海未「結局なんだかんだ言ってもうこんな時間ですね」
ことり「まだ夕暮れって感じじゃないけど時間はすっかり夕方だね」
海未「でも……楽しかったですよ」
海未「たまにはことりと2人で遊ぶのも、いいものですね」
ことり「うん、そうだね」
海未「穂乃果が入ればもっと良かったのですが……」
ことり「うん……そうだね」
・
・
色々な場所をめぐり、最後は近くの公園に来た
ことり「ぷっはー!疲れたー!」
海未「結局なんだかんだ言ってもうこんな時間ですね」
ことり「まだ夕暮れって感じじゃないけど時間はすっかり夕方だね」
海未「でも……楽しかったですよ」
海未「たまにはことりと2人で遊ぶのも、いいものですね」
ことり「うん、そうだね」
海未「穂乃果が入ればもっと良かったのですが……」
ことり「うん……そうだね」
>>47
やっぱ二年生組は三人揃ってこそだよな
やっぱ二年生組は三人揃ってこそだよな
海未「…………」
ことり「あのさ……海未ちゃん」
海未「はい」
ことり「海未ちゃんはやっぱり……好きだった?」
海未「…………はい、今更、嘘を付くこともないでしょう」
ことり「じゃー仲間かー!どうする?滑り台で遊ぶ?独身宣言する?」
海未「それは穂乃果に彼氏が出来た時にしましょう」
ことり「ははは、それはもっとへこむだろうなー……」
海未「ですね」
そのことりの背中はとても寂しそうに見えた
海未「あの、ことり」
ことり「そうだ海未ちゃん!今からうち来る?」
海未「……え?」
ことり「あのさ……海未ちゃん」
海未「はい」
ことり「海未ちゃんはやっぱり……好きだった?」
海未「…………はい、今更、嘘を付くこともないでしょう」
ことり「じゃー仲間かー!どうする?滑り台で遊ぶ?独身宣言する?」
海未「それは穂乃果に彼氏が出来た時にしましょう」
ことり「ははは、それはもっとへこむだろうなー……」
海未「ですね」
そのことりの背中はとても寂しそうに見えた
海未「あの、ことり」
ことり「そうだ海未ちゃん!今からうち来る?」
海未「……え?」
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