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元スレ春香「765アイドル襲撃事件」

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~~~~~
「……どういうおつもりですか」
「フフフ……お前には私の計画につきあってもらう」
「計画?
そのようなものに乗るとでも……」
「いや、正確にはお前を少し借りるだけだな」
「借りる?」
「こいつを見ろ」
「なっ……!?」
「フフフ……奴らの怯える顔が目に浮かぶわ……ハハハハハ……!」
~~~~~
「……どういうおつもりですか」
「フフフ……お前には私の計画につきあってもらう」
「計画?
そのようなものに乗るとでも……」
「いや、正確にはお前を少し借りるだけだな」
「借りる?」
「こいつを見ろ」
「なっ……!?」
「フフフ……奴らの怯える顔が目に浮かぶわ……ハハハハハ……!」
~~~~~
小鳥「これで……よし!
はー、お掃除おしまい!今日はいつもより早く帰れそうね」
雪歩「お疲れ様ですぅ。小鳥さんはもうお帰りになられるんですか?」
小鳥「ええ。今日はプロデューサーさんは泊りだし、他に帰ってくる人もいないしね」
雪歩「じゃあ、一緒に帰りませんか?」
千早「では私もご一緒します」
小鳥「あら、いいわよ。ちょっと待っててね、着替えてくるから」
雪歩「わかりましたぁ」
はー、お掃除おしまい!今日はいつもより早く帰れそうね」
雪歩「お疲れ様ですぅ。小鳥さんはもうお帰りになられるんですか?」
小鳥「ええ。今日はプロデューサーさんは泊りだし、他に帰ってくる人もいないしね」
雪歩「じゃあ、一緒に帰りませんか?」
千早「では私もご一緒します」
小鳥「あら、いいわよ。ちょっと待っててね、着替えてくるから」
雪歩「わかりましたぁ」
小鳥「お待たせ。じゃあ帰りましょうか」
雪歩「はい」
千早「はい」
小鳥「ちゃんと鍵をかけて……と。うん、これでよし」
雪歩「小鳥さん、明日は何時ぐらいに事務所に?」
小鳥「えーと、いつもと同じくらいね。どうして?」
雪歩「明日私、朝にお仕事があるんです。だから、事務所にも朝早く行かないとなーと思って」
千早「直接現場に行けばいいんじゃない?」
雪歩「それも思ったんだけど、何だか一度事務所に行った方が気合が入るというか」
千早「まあ、それもそうね」
雪歩「はい」
千早「はい」
小鳥「ちゃんと鍵をかけて……と。うん、これでよし」
雪歩「小鳥さん、明日は何時ぐらいに事務所に?」
小鳥「えーと、いつもと同じくらいね。どうして?」
雪歩「明日私、朝にお仕事があるんです。だから、事務所にも朝早く行かないとなーと思って」
千早「直接現場に行けばいいんじゃない?」
雪歩「それも思ったんだけど、何だか一度事務所に行った方が気合が入るというか」
千早「まあ、それもそうね」
小鳥「あら、それなら明日朝早く……」
雪歩「あ、いえそんな、小鳥さんにご迷惑をかけるわけには……」
小鳥「そう?」
雪歩「はい、私が勝手に言ってるだけですし。ちゃんとみんなで作った合鍵もありますよ」
小鳥「それなら大丈夫ね。千早ちゃんは明日の予定は?」
千早「OFFですけど、春香と一緒にレッスンをする約束をしたので朝から事務所に行こうかと思ってます」
小鳥「なら、千早ちゃんたちが来るまでには開けておかないとね」
千早「私も合鍵は持ってますけど……」
小鳥「それに、あんまり遅いと私の帰りも遅くなるのよね…だから明日は私も気持ち早めに行くことにするわ」
雪歩「あ、いえそんな、小鳥さんにご迷惑をかけるわけには……」
小鳥「そう?」
雪歩「はい、私が勝手に言ってるだけですし。ちゃんとみんなで作った合鍵もありますよ」
小鳥「それなら大丈夫ね。千早ちゃんは明日の予定は?」
千早「OFFですけど、春香と一緒にレッスンをする約束をしたので朝から事務所に行こうかと思ってます」
小鳥「なら、千早ちゃんたちが来るまでには開けておかないとね」
千早「私も合鍵は持ってますけど……」
小鳥「それに、あんまり遅いと私の帰りも遅くなるのよね…だから明日は私も気持ち早めに行くことにするわ」
千早「わかりました。それでは私はこの辺りで」
雪歩「バイバイ千早ちゃん」
小鳥「また明日ね」
千早「はい、さようなら二人とも」スタスタ
雪歩「ふぅ~……手が冷たいですぅ」
小鳥「まだまだ夜は寒いわねー」
雪歩「手袋が欠かせないですね」
小鳥「まあ、寒いのは厚着すればある程度は何とかなるんだけどね」
雪歩「そうですね。あ、私はこっちなので」
小鳥「さようなら雪歩ちゃん、明日のお仕事、頑張ってね」
雪歩「はい!」
雪歩「バイバイ千早ちゃん」
小鳥「また明日ね」
千早「はい、さようなら二人とも」スタスタ
雪歩「ふぅ~……手が冷たいですぅ」
小鳥「まだまだ夜は寒いわねー」
雪歩「手袋が欠かせないですね」
小鳥「まあ、寒いのは厚着すればある程度は何とかなるんだけどね」
雪歩「そうですね。あ、私はこっちなので」
小鳥「さようなら雪歩ちゃん、明日のお仕事、頑張ってね」
雪歩「はい!」
翌朝 早朝
雪歩「はふぅ、寒いなぁ……」
雪歩「こんな日は温かいお茶に限ります。早く事務所に行って温まりたいです~」
雪歩「えっと鍵は……」
ガチャ
雪歩「……あれ?開いてる…?」
雪歩「小鳥さんかな?大丈夫ですって言ったのに……」キイィ
雪歩「はふぅ、寒いなぁ……」
雪歩「こんな日は温かいお茶に限ります。早く事務所に行って温まりたいです~」
雪歩「えっと鍵は……」
ガチャ
雪歩「……あれ?開いてる…?」
雪歩「小鳥さんかな?大丈夫ですって言ったのに……」キイィ
雪歩「おはようございますぅ」
シーン……
雪歩「……誰もいない?」
雪歩「そんなはずは……昨日の夜はちゃんと鍵をかけてたのに……」
雪歩「じゃあ誰が鍵を開けたんだろう……もしかして泥棒!?」
雪歩「……でも窓を割られたりはしてないし……」
ガタッ
雪歩「ひぅっ!?」
シーン……
雪歩「……誰もいない?」
雪歩「そんなはずは……昨日の夜はちゃんと鍵をかけてたのに……」
雪歩「じゃあ誰が鍵を開けたんだろう……もしかして泥棒!?」
雪歩「……でも窓を割られたりはしてないし……」
ガタッ
雪歩「ひぅっ!?」
雪歩「だ、誰かいるんですかぁ……?」
雪歩「…………気のせい、かな?」
ゴソゴソ
雪歩「ひぃん!?」
雪歩(や、やっぱり誰かいる…!)
ぬぅ
雪歩「っ!!?」
雪歩(つ、机の下から出てくるなんて……!)
雪歩「だ、誰ですかあなたは!?」
雪歩「…………気のせい、かな?」
ゴソゴソ
雪歩「ひぃん!?」
雪歩(や、やっぱり誰かいる…!)
ぬぅ
雪歩「っ!!?」
雪歩(つ、机の下から出てくるなんて……!)
雪歩「だ、誰ですかあなたは!?」
雪歩(覆面で顔がわからない……)
雪歩(それに、全身黒タイツなんて……)
雪歩(……あ、もしかして何かのドッキリ?)
雪歩(だとしても、何だか怖い……)
雪歩「ぁあの、どちら様で……?」
「……………」
雪歩「うう、何か言ってくださいよぅ……?」
雪歩(あれ、右手に何か持って……!?)
雪歩「……包……丁………!?」
雪歩(それに、全身黒タイツなんて……)
雪歩(……あ、もしかして何かのドッキリ?)
雪歩(だとしても、何だか怖い……)
雪歩「ぁあの、どちら様で……?」
「……………」
雪歩「うう、何か言ってくださいよぅ……?」
雪歩(あれ、右手に何か持って……!?)
雪歩「……包……丁………!?」
外
春香「あ、小鳥さん!おはようございます!」
小鳥「あら春香ちゃん、おはよう。今日は早いのね」
春香「はい、今日は午前のOFFに千早ちゃんとレッスンする約束してるんです!だから一番乗りに来ようと思って」
小鳥「昨日千早ちゃんも言ってたわ。でも、今日は一番乗りじゃないかもね」
春香「え?」
小鳥「今日は雪歩ちゃんが朝のお仕事なんですって。それで朝事務所に寄ってから行くらしいわ」
春香「そうなんですか。じゃあ今もう事務所にいるのかな?」
小鳥「そうかもしれな……」
『キャアアアアアアアアア!!!』
2人「!?」
春香「あ、小鳥さん!おはようございます!」
小鳥「あら春香ちゃん、おはよう。今日は早いのね」
春香「はい、今日は午前のOFFに千早ちゃんとレッスンする約束してるんです!だから一番乗りに来ようと思って」
小鳥「昨日千早ちゃんも言ってたわ。でも、今日は一番乗りじゃないかもね」
春香「え?」
小鳥「今日は雪歩ちゃんが朝のお仕事なんですって。それで朝事務所に寄ってから行くらしいわ」
春香「そうなんですか。じゃあ今もう事務所にいるのかな?」
小鳥「そうかもしれな……」
『キャアアアアアアアアア!!!』
2人「!?」
春香「今のは…雪歩の!?」
小鳥「事務所の方から聞こえたわ、何かあったのかもしれない!急ぐわよ春香ちゃん!」
春香「は、はい!」
~~~~~
雪歩「な、何ですか!何なんですか!」
「……………」ジリジリ
雪歩「こ、来ないでください!来ないでぇ!!」
「……………」ジリジリ
雪歩「い、いや……いやだ……!!」
「……………」ジリジリ
雪歩「いや……来ないで……来ないでぇ……!!!」
小鳥「事務所の方から聞こえたわ、何かあったのかもしれない!急ぐわよ春香ちゃん!」
春香「は、はい!」
~~~~~
雪歩「な、何ですか!何なんですか!」
「……………」ジリジリ
雪歩「こ、来ないでください!来ないでぇ!!」
「……………」ジリジリ
雪歩「い、いや……いやだ……!!」
「……………」ジリジリ
雪歩「いや……来ないで……来ないでぇ……!!!」
ドッ
雪歩「!?」
雪歩(そんな…いつの間に壁に……!)
「……………」ジリジリ
雪歩「あ、あ…………!!」ジワァ
バァン!
春香「雪歩!!」
小鳥「雪歩ちゃん!!」
雪歩「………あ……」
2人「!?」
雪歩「たす……け………」
ドスッ
雪歩「!!!!」
雪歩「!?」
雪歩(そんな…いつの間に壁に……!)
「……………」ジリジリ
雪歩「あ、あ…………!!」ジワァ
バァン!
春香「雪歩!!」
小鳥「雪歩ちゃん!!」
雪歩「………あ……」
2人「!?」
雪歩「たす……け………」
ドスッ
雪歩「!!!!」
「……………」
ズッ
雪歩「……か………は……?」
春香「ゆ……雪……歩………?」
雪歩「は……はる………か……ちゃ………
に……げ………」フラッ
ドサァ
春香「雪歩!!!」
小鳥「雪歩ちゃん!!!」
ズッ
雪歩「……か………は……?」
春香「ゆ……雪……歩………?」
雪歩「は……はる………か……ちゃ………
に……げ………」フラッ
ドサァ
春香「雪歩!!!」
小鳥「雪歩ちゃん!!!」
「……………」タタタッ
春香「あっ!ま、待て!」
小鳥「春香ちゃん、そっちは放っておきなさい!先に雪歩ちゃんを!」
春香「え?」
雪歩「…は……ぁ……っ……!」ゲホッ
小鳥「雪歩ちゃん、大丈夫!?しっかりして!
春香ちゃん、すぐに救急車を!それからプロデューサーさんに連絡!」
春香「は、はい!」
小鳥「雪歩ちゃん、大丈夫だからね!頑張って!」
雪歩「………こ……と…り……さ………」
小鳥「喋らないの!とにかく落ち着いて!」
ガチャ
伊織「……な、何よこれ……!?」
春香「あっ!ま、待て!」
小鳥「春香ちゃん、そっちは放っておきなさい!先に雪歩ちゃんを!」
春香「え?」
雪歩「…は……ぁ……っ……!」ゲホッ
小鳥「雪歩ちゃん、大丈夫!?しっかりして!
春香ちゃん、すぐに救急車を!それからプロデューサーさんに連絡!」
春香「は、はい!」
小鳥「雪歩ちゃん、大丈夫だからね!頑張って!」
雪歩「………こ……と…り……さ………」
小鳥「喋らないの!とにかく落ち着いて!」
ガチャ
伊織「……な、何よこれ……!?」
病院
春香「……………」
小鳥「雪歩ちゃん………」
ガララッ
伊織「………」
小鳥「伊織ちゃん!」
春香「雪歩は!?」
伊織「……大丈夫よ。何とか一命はとりとめたわ」
小鳥「そう、よかった……」
春香「よかった……本当に……」
伊織「ただ、しばらくは目を覚ましそうにないわ。仕事も出来ないかもしれないわね」
小鳥「そう………」
春香「……………」
小鳥「雪歩ちゃん………」
ガララッ
伊織「………」
小鳥「伊織ちゃん!」
春香「雪歩は!?」
伊織「……大丈夫よ。何とか一命はとりとめたわ」
小鳥「そう、よかった……」
春香「よかった……本当に……」
伊織「ただ、しばらくは目を覚ましそうにないわ。仕事も出来ないかもしれないわね」
小鳥「そう………」
ガチャッ
P「すいません遅くなりましたァ!!」
真「雪歩!!大丈夫!?」
伊織「うるさいわよアンタ達!病院なんだから静かにしなさいよね!」
P「あ、ああ、すまん。気が動転しててな……」
真「ご、ごめんよ伊織……」
伊織「……まあ、仕方ないわよね」
真「それで、雪歩は?」
伊織「さっき手術が終わって、今はこの中で寝てるわ。命に別状とか、そういうのはないわよ」
真「そっか、よかった……」
P「すいません遅くなりましたァ!!」
真「雪歩!!大丈夫!?」
伊織「うるさいわよアンタ達!病院なんだから静かにしなさいよね!」
P「あ、ああ、すまん。気が動転しててな……」
真「ご、ごめんよ伊織……」
伊織「……まあ、仕方ないわよね」
真「それで、雪歩は?」
伊織「さっき手術が終わって、今はこの中で寝てるわ。命に別状とか、そういうのはないわよ」
真「そっか、よかった……」
P「……しかし、どうして雪歩が……」
小鳥「わかりません……雪歩ちゃんに限って、誰かの恨みを買うようなことはないと思うんですけど……」
P「狂的なファンとか?一昔前のジョン・レノンみたいな」
小鳥「さあ、どうでしょう……」
伊織「どこにでも頭のおかしい奴はいるものよ。
だからと言って許せるわけがないけど……」
真「ああ、絶対に許せない。
犯人め、絶対にボクが捕まえてみせる!」
P「おいおい、馬鹿なことはするなよ?」
春香「……………」
小鳥「わかりません……雪歩ちゃんに限って、誰かの恨みを買うようなことはないと思うんですけど……」
P「狂的なファンとか?一昔前のジョン・レノンみたいな」
小鳥「さあ、どうでしょう……」
伊織「どこにでも頭のおかしい奴はいるものよ。
だからと言って許せるわけがないけど……」
真「ああ、絶対に許せない。
犯人め、絶対にボクが捕まえてみせる!」
P「おいおい、馬鹿なことはするなよ?」
春香「……………」
P「………春香?」
春香「え?」
P「どうしたずっと下向いて、具合でも悪いのか?」
春香「あ、いえ、大丈夫です。気にしないでください」
P「そうか?何かあったらすぐに言えよ」
春香「はい、ありがとうございます」
春香(……どうして私は、あの時立っていることしか出来なかったんだろう)
春香(目の前で仲間が襲われてるのに、何で何もできなかったんだろう)
春香(足がすくんでたわけでも、怖かったわけでもない)
春香(……なのに動けなかった)
春香「え?」
P「どうしたずっと下向いて、具合でも悪いのか?」
春香「あ、いえ、大丈夫です。気にしないでください」
P「そうか?何かあったらすぐに言えよ」
春香「はい、ありがとうございます」
春香(……どうして私は、あの時立っていることしか出来なかったんだろう)
春香(目の前で仲間が襲われてるのに、何で何もできなかったんだろう)
春香(足がすくんでたわけでも、怖かったわけでもない)
春香(……なのに動けなかった)
春香(あんなに怯えてたのに……)
春香(あの雪歩の顔、絶対忘れられないだろうな……)
春香(……………)
春香(………真じゃないけど)
春香(犯人は絶対、私が……!!)
P「春香、お前やっぱりおかしいぞ」
春香「え?」
伊織「アンタさっきからずっとブツブツ言ってるわよ、気づいてないかもしれないけど」
春香「そ、そうだった?」
小鳥「何だか顔色も悪いみたいだし……」
P「悪いこと言わないから今日はもう休め、な?現場には俺から言っておくから」
春香「………はい」
春香(あの雪歩の顔、絶対忘れられないだろうな……)
春香(……………)
春香(………真じゃないけど)
春香(犯人は絶対、私が……!!)
P「春香、お前やっぱりおかしいぞ」
春香「え?」
伊織「アンタさっきからずっとブツブツ言ってるわよ、気づいてないかもしれないけど」
春香「そ、そうだった?」
小鳥「何だか顔色も悪いみたいだし……」
P「悪いこと言わないから今日はもう休め、な?現場には俺から言っておくから」
春香「………はい」
真「………春香……」
小鳥「……仕方ないかもしれないわね」
P「?」
小鳥「春香ちゃん、直接見ちゃったから……
雪歩ちゃんが……」
P「…そうですか……」
伊織「……とりあえず、雪歩のことは私に任せて。アンタ達は事務所に戻んなさい」
真「任せていいのかい、伊織?」
伊織「いつまでもここにいたってしょうがないでしょ。社長達にも何も言ってないじゃない」
P「わかった、頼んだぞ伊織。何かあったらまた連絡してくれ」
伊織「わかったわ」
小鳥「……仕方ないかもしれないわね」
P「?」
小鳥「春香ちゃん、直接見ちゃったから……
雪歩ちゃんが……」
P「…そうですか……」
伊織「……とりあえず、雪歩のことは私に任せて。アンタ達は事務所に戻んなさい」
真「任せていいのかい、伊織?」
伊織「いつまでもここにいたってしょうがないでしょ。社長達にも何も言ってないじゃない」
P「わかった、頼んだぞ伊織。何かあったらまた連絡してくれ」
伊織「わかったわ」
事務所前
真美「……ねえ亜美」
亜美「……何?」
真美「これどうなってんの?」
亜美「わかんない」
真美「何で事務所がパトカーに囲まれてるんだろうね→」
亜美「ね→」
真美「泥棒でも入ったのかな?」
亜美「かもしんないね→」
真美「とりあえず入ろっか?」
亜美「そだね」
P「何やってんだこんなとこで?」
亜美「あっ、兄ちゃん」
真美「……ねえ亜美」
亜美「……何?」
真美「これどうなってんの?」
亜美「わかんない」
真美「何で事務所がパトカーに囲まれてるんだろうね→」
亜美「ね→」
真美「泥棒でも入ったのかな?」
亜美「かもしんないね→」
真美「とりあえず入ろっか?」
亜美「そだね」
P「何やってんだこんなとこで?」
亜美「あっ、兄ちゃん」
社長「さて、どういうことか説明してくれるかね」
亜美「そうだぞ兄ちゃん」
律子「事務所は立ち入り禁止になってるし……」
あずさ「パトカーがいっぱいで、何だか物騒だわ~」
美希「警察に何があったって聞かれたけど、ミキ達何にも知らないの」
千早「春香どころか、誰とも連絡が取れないし」
貴音「一体、事務所で何があったのですか?」
真美「大人しく白状しろー!」
P「……………っ」フルフル
社長「………?」
真美「に、兄ちゃん?」
小鳥「……私から話します」
亜美「そうだぞ兄ちゃん」
律子「事務所は立ち入り禁止になってるし……」
あずさ「パトカーがいっぱいで、何だか物騒だわ~」
美希「警察に何があったって聞かれたけど、ミキ達何にも知らないの」
千早「春香どころか、誰とも連絡が取れないし」
貴音「一体、事務所で何があったのですか?」
真美「大人しく白状しろー!」
P「……………っ」フルフル
社長「………?」
真美「に、兄ちゃん?」
小鳥「……私から話します」
淡々とテンポ良く投下して一言「飯」
かっけぇわ
俺らが求めるSS書き手の理想がここにあるような気がしないでもない
かっけぇわ
俺らが求めるSS書き手の理想がここにあるような気がしないでもない
小鳥「……以上です」
P「……………」
社長「な………」
亜美「ゆ、ゆきぴょんが……」
真美「う、嘘だよね?ねえ兄ちゃん?」
P「嘘ならどれだけよかったか……」
千早「どういうことなんですか?何故萩原さんが……」
P「俺が聞きたいくらいだ」
真「……どうしてよりにもよって雪歩が……」
美希「………なんなの」
貴音「……………」
P「……………」
社長「な………」
亜美「ゆ、ゆきぴょんが……」
真美「う、嘘だよね?ねえ兄ちゃん?」
P「嘘ならどれだけよかったか……」
千早「どういうことなんですか?何故萩原さんが……」
P「俺が聞きたいくらいだ」
真「……どうしてよりにもよって雪歩が……」
美希「………なんなの」
貴音「……………」
社長「……にわかには信じられんが、本当のようだな……」
P「春香もかなりショックを受けていたようなので、今日は帰らせました。
皆もショックだろうが、雪歩には今は伊織がついてる。そこは心配しなくていい」
小鳥「心配なのは、あなた達なの」
あずさ「私達ですか?」
P「ああ。雪歩が狙われた理由はわからんが、もし犯人の狙いが765プロそのものなら、お前達も危険にさらされるかもしれん」
社長「なるほど。ならば念入りに警戒せねばな。しかし、プロデューサー君と律子君が全員について回ることは……かといってこれ以上被害者を増やすわけにもいかない……そうだ!」
律子「?」
社長「これから諸君らには、出来るだけ単独行動を控えてもらう。幸いしばらくはソロの仕事は少ないようだしな」
律子「それで、どうしてもソロの仕事が入っているアイドルには、私かプロデューサーがつきそう、と」
社長「そういうことだ。もし手が足りないようなら私も手伝おう。さて、納得してくれるか君達?」
P「春香もかなりショックを受けていたようなので、今日は帰らせました。
皆もショックだろうが、雪歩には今は伊織がついてる。そこは心配しなくていい」
小鳥「心配なのは、あなた達なの」
あずさ「私達ですか?」
P「ああ。雪歩が狙われた理由はわからんが、もし犯人の狙いが765プロそのものなら、お前達も危険にさらされるかもしれん」
社長「なるほど。ならば念入りに警戒せねばな。しかし、プロデューサー君と律子君が全員について回ることは……かといってこれ以上被害者を増やすわけにもいかない……そうだ!」
律子「?」
社長「これから諸君らには、出来るだけ単独行動を控えてもらう。幸いしばらくはソロの仕事は少ないようだしな」
律子「それで、どうしてもソロの仕事が入っているアイドルには、私かプロデューサーがつきそう、と」
社長「そういうことだ。もし手が足りないようなら私も手伝おう。さて、納得してくれるか君達?」
千早「わかりました。出来るだけ他の皆と行動を共にすることにします」
美希「ミキもわかったの。一人で帰るのはやめるの」
貴音「承知しました。ここにいない者には私から伝えておきます」
社長「よし。
それにしても、今日は事務所は使えそうにないな……」
P「そうですね……」
貴音「……………」ピピッ
亜美「お姫ちん誰に電話してんの?」
貴音「今この場にいない響への連絡です。何も伝えずに響を危険に晒すわけにはいきません」
真美「そだね。じゃあ真美はやよいっちに連絡するよ」ピピッ
貴音「お願いします」
美希「ミキもわかったの。一人で帰るのはやめるの」
貴音「承知しました。ここにいない者には私から伝えておきます」
社長「よし。
それにしても、今日は事務所は使えそうにないな……」
P「そうですね……」
貴音「……………」ピピッ
亜美「お姫ちん誰に電話してんの?」
貴音「今この場にいない響への連絡です。何も伝えずに響を危険に晒すわけにはいきません」
真美「そだね。じゃあ真美はやよいっちに連絡するよ」ピピッ
貴音「お願いします」
響「ええ!?雪歩が!?」
貴音『ええ、そうです』
やよい「雪歩さんが!?」
真美『そうなんだよ…』
響「何てこった……」
やよい「そんな……」
響「……何となくだけど、このまま放っておくと、事務所の皆まで危ない気がするぞ」
貴音『ですから連絡したのです。高木殿から、単独行動は控えるように、と』
真美『だからやよいっちもさ、一人で現場に行ったり帰ったりするのはできるだけやめよって話ー。今日も律っちゃんが迎えに行くらしいからヨロシクねい』
やよい「はーい、わかったよー」ピッ
やよい「……雪歩さん……」
貴音『ええ、そうです』
やよい「雪歩さんが!?」
真美『そうなんだよ…』
響「何てこった……」
やよい「そんな……」
響「……何となくだけど、このまま放っておくと、事務所の皆まで危ない気がするぞ」
貴音『ですから連絡したのです。高木殿から、単独行動は控えるように、と』
真美『だからやよいっちもさ、一人で現場に行ったり帰ったりするのはできるだけやめよって話ー。今日も律っちゃんが迎えに行くらしいからヨロシクねい』
やよい「はーい、わかったよー」ピッ
やよい「……雪歩さん……」
数日後
雪歩「……………」
ガララッ
雪歩「!」
伊織「調子はどう?」
雪歩「伊織ちゃん……大丈夫、気分はよくなったよ」
伊織「しっかり安静にしてなさいよ、さっき目が覚めたばかりなんだから」
雪歩「うん、ありがとう伊織ちゃん」
伊織「お礼なんていらないわよ。ホントもう調子狂うんだから」
雪歩「ふふふ、伊織ちゃんも相変わらずだね」
雪歩「……………」
ガララッ
雪歩「!」
伊織「調子はどう?」
雪歩「伊織ちゃん……大丈夫、気分はよくなったよ」
伊織「しっかり安静にしてなさいよ、さっき目が覚めたばかりなんだから」
雪歩「うん、ありがとう伊織ちゃん」
伊織「お礼なんていらないわよ。ホントもう調子狂うんだから」
雪歩「ふふふ、伊織ちゃんも相変わらずだね」
伊織「そろそろ包帯代えた方がいいんじゃない?」
雪歩「そうかな?」
伊織「そうよ、ずっとその包帯のままじゃない。今代えてあげるから」
雪歩「そ、そんな悪いよぅ、伊織ちゃんにやってもらうなんて……」
伊織「う…うるさいわね!私だってやりたくてやってるわけじゃないわよ!
ただ、アンタがあんまりにも汚らしい格好してるから、見るに堪えなくなっただけよ!」
雪歩「そうかな?」
伊織「そうよ、ずっとその包帯のままじゃない。今代えてあげるから」
雪歩「そ、そんな悪いよぅ、伊織ちゃんにやってもらうなんて……」
伊織「う…うるさいわね!私だってやりたくてやってるわけじゃないわよ!
ただ、アンタがあんまりにも汚らしい格好してるから、見るに堪えなくなっただけよ!」
雪歩「伊織ちゃん……」
伊織「わ、わかったらさっさとしなさいよ!」
雪歩「えへへ、ありがとう伊織ちゃん」
伊織「だからお礼なんてやめなさいっては……まったく」スッ
雪歩「っ」ビクッ
伊織「……?」
伊織「わ、わかったらさっさとしなさいよ!」
雪歩「えへへ、ありがとう伊織ちゃん」
伊織「だからお礼なんてやめなさいっては……まったく」スッ
雪歩「っ」ビクッ
伊織「……?」
伊織「どうかした?」
雪歩「え?何が?」
伊織「(気のせいかしら……)
……何でもないわ。じゃあ……」スッ
雪歩「っ!」ビクッ
伊織「(やっぱり気のせいじゃない……)
……………」スウッ
雪歩「ひっ!?」ビクゥッ
雪歩「……あ、ご、ごめんね!?大丈夫だか……」
伊織「ねえ、アンタもしかして……
触られるのが……恐いの?」
雪歩「え?何が?」
伊織「(気のせいかしら……)
……何でもないわ。じゃあ……」スッ
雪歩「っ!」ビクッ
伊織「(やっぱり気のせいじゃない……)
……………」スウッ
雪歩「ひっ!?」ビクゥッ
雪歩「……あ、ご、ごめんね!?大丈夫だか……」
伊織「ねえ、アンタもしかして……
触られるのが……恐いの?」
雪歩「えっ!?そ、そんなことないよ!」
伊織「じゃあ何でさっきから私にビクビクしてるのよ。男だったらまだしも」
雪歩「ほ、本当に大丈夫だから……」
伊織「………」スッ
雪歩「ひぅ!」ビクッ
伊織「……全然大丈夫じゃないじゃない」
雪歩「……うぅ……」
伊織「よくそんなんで今まで笑えてたわね……私だったら、誰も部屋に入れずに追い返してると思うわ」
雪歩「だって……せっかく伊織ちゃんが優しくしてくれてるのに……私の…勝手な都合で………」ポロポロ
伊織「ちょ、泣かないでよ!」
伊織「じゃあ何でさっきから私にビクビクしてるのよ。男だったらまだしも」
雪歩「ほ、本当に大丈夫だから……」
伊織「………」スッ
雪歩「ひぅ!」ビクッ
伊織「……全然大丈夫じゃないじゃない」
雪歩「……うぅ……」
伊織「よくそんなんで今まで笑えてたわね……私だったら、誰も部屋に入れずに追い返してると思うわ」
雪歩「だって……せっかく伊織ちゃんが優しくしてくれてるのに……私の…勝手な都合で………」ポロポロ
伊織「ちょ、泣かないでよ!」
雪歩「ごめんね……ごめんね伊織ちゃん……」ポロポロ
伊織「何でアンタが泣くのよ。アンタには何の罪もないじゃない」
雪歩「でも、でもぉ……」ポロポロ
伊織「そんな泣いてばっかりだと、アンタいつかホントに涙枯れちゃうわよ?」
雪歩「……うぅ……」
伊織「ほら、いつまでも泣いてたってしょうがないでしょ。勝手な都合とか言ってるけど、無理なものは無理なんだからしょうがないじゃない」
雪歩「……………」
伊織「意地はらないで頼んなさいよ。アンタにだけ辛い思いなんてさせないんだから」
雪歩「……伊織ちゃぁ……ふえぇぇ」
伊織「ちょっと、だから泣かないでってば!」
伊織「何でアンタが泣くのよ。アンタには何の罪もないじゃない」
雪歩「でも、でもぉ……」ポロポロ
伊織「そんな泣いてばっかりだと、アンタいつかホントに涙枯れちゃうわよ?」
雪歩「……うぅ……」
伊織「ほら、いつまでも泣いてたってしょうがないでしょ。勝手な都合とか言ってるけど、無理なものは無理なんだからしょうがないじゃない」
雪歩「……………」
伊織「意地はらないで頼んなさいよ。アンタにだけ辛い思いなんてさせないんだから」
雪歩「……伊織ちゃぁ……ふえぇぇ」
伊織「ちょっと、だから泣かないでってば!」
伊織「じゃ、大人しくしてなさいよ」ガラララ
伊織「ふぅ、全く世話が焼けるわね……あれ?」
春香「……伊織……」
伊織「春香じゃない、何やってるのよこんなとこで。仕事はどうしたの?」
春香「お見舞い……かな。雪歩が目を覚ましたって連絡があったから。お仕事はもう今日は終わったよ」
伊織「そ。じゃあせっかくだから顔見せて行きなさいよ。」
春香「うん、そうするよ」
伊織「あと、あれ、えーと……」
春香「?」
伊織「……ううん、やっぱり本人から聞いた方がいいわ。それじゃあね」
伊織「ふぅ、全く世話が焼けるわね……あれ?」
春香「……伊織……」
伊織「春香じゃない、何やってるのよこんなとこで。仕事はどうしたの?」
春香「お見舞い……かな。雪歩が目を覚ましたって連絡があったから。お仕事はもう今日は終わったよ」
伊織「そ。じゃあせっかくだから顔見せて行きなさいよ。」
春香「うん、そうするよ」
伊織「あと、あれ、えーと……」
春香「?」
伊織「……ううん、やっぱり本人から聞いた方がいいわ。それじゃあね」
ガララッ
雪歩「?……あ、春香ちゃん」
春香「………雪歩」
雪歩「お見舞い来てくれたの?ありがとう」
春香「傷は大丈夫なの?」
雪歩「うん、しばらく安静にしてたらちゃんと塞がるって。やっぱり水瀬財閥はすごいね」
春香「流石だね」
雪歩「本当は早く復帰したいんだけどね。ずっとベットの上じゃ、みんなにどんどん置いてかれちゃうよぅ」
春香「焦らなくてもいいよ、雪歩のファンはちゃんと待ってるよ」
雪歩「えへへ、そうかな」
春香「……………」
雪歩「……春香ちゃん?」
春香「………さっき、伊織と話してたよね」
雪歩「?……あ、春香ちゃん」
春香「………雪歩」
雪歩「お見舞い来てくれたの?ありがとう」
春香「傷は大丈夫なの?」
雪歩「うん、しばらく安静にしてたらちゃんと塞がるって。やっぱり水瀬財閥はすごいね」
春香「流石だね」
雪歩「本当は早く復帰したいんだけどね。ずっとベットの上じゃ、みんなにどんどん置いてかれちゃうよぅ」
春香「焦らなくてもいいよ、雪歩のファンはちゃんと待ってるよ」
雪歩「えへへ、そうかな」
春香「……………」
雪歩「……春香ちゃん?」
春香「………さっき、伊織と話してたよね」
雪歩「え?……あ、聞かれてたんだ……」
春香「聞こえてたよ……全部」
雪歩「は、恥ずかしいな……目、赤くないかな」
春香「…本当なの?触られるのが怖いって……」
雪歩「……ここで嘘ついてもしょうがないか。
うん、怖い。すごく怖い」
春香「………」
雪歩「765プロのみんながそんなことするわけがないってことはわかってるんだけど、誰かの体が近づいて来ると、どうしてもあの光景を思い出しちゃって……」
春香「……雪歩………」
雪歩「……やっぱり、ダメダメだな私。またトラウマが増えちゃうなんて……」
春香「………私のせいで……」
雪歩「え?」
春香「聞こえてたよ……全部」
雪歩「は、恥ずかしいな……目、赤くないかな」
春香「…本当なの?触られるのが怖いって……」
雪歩「……ここで嘘ついてもしょうがないか。
うん、怖い。すごく怖い」
春香「………」
雪歩「765プロのみんながそんなことするわけがないってことはわかってるんだけど、誰かの体が近づいて来ると、どうしてもあの光景を思い出しちゃって……」
春香「……雪歩………」
雪歩「……やっぱり、ダメダメだな私。またトラウマが増えちゃうなんて……」
春香「………私のせいで……」
雪歩「え?」
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