元スレ男「グヒヒ、エルフの奴隷を買って無理やりご奉仕させちゃうぞ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
――奴隷市場
男「グヘヘ……奴隷を買いに来たぞ」
商人「これはこれは。ようこそおいでくださいました。
ささ、どうぞ、こちらが我が商館よりすぐりの奴隷たちでございます」
男「ここにいるので全部かな?」
商人「そうですね。これ以上になりますと、管理が大変なもので……お気に召さない場合は誠に申し訳ありません」
男「いやいや、じっくり選ぶよ~、ゲフフ」
エルフ「……」グッタリ
男「……ん?」
商人「おお、お気に召されましたか?」
男「いや?こいつは元気がないんだな、と……」
商人「おやぁ……?これはこれは……」
エルフ「……」
商人「オイッ!!お客様がおみえだぞ!!立て!!」
エルフ「……ッ!」バッ
2 :
グヒヒ
5 :
ふむ
6 :
立て逃げは許さん
7 = 1 :
男「いや、そこまでしなくても」
商人「ああ、すみません。ついつい……」
男「いつもこうなのかね?」
商人「どちらが上かは、良く思い知らせておかないと。
反抗してくるものもいますゆえ」
男「そうか……じゃあこの子をいただこうかな」
商人「はっ!あのですね、この子、純血統で、
外見も美しく、瞳の色もありまして……」
男「高くなると」
商人「あはは、大変申し上げにくいのですが……」
男「……はっはっは!私を誰だと思っている?」
商人「おほ?」
男「ほれ」
ドサッ
商人「……!!」
男「最近ここに新しい別荘を買ったばかりでね。
8 :
10 :
>>8
これを見に来た
11 :
>>8
これを見に来た
12 = 1 :
男「そうか、私の事を知らないものもいたのだな……」
商人「ここここれは失礼しました!
どうぞどうぞ!なんなら一人や二人おまけします!」
男「そのおまけ、今は良い。しかし書類でくれないか?」
商人「書類……?」
男「そうだ、無償で奴隷を一人か二人、私にくれるという契約書だ」
商人「ええもちろん!お引き取りはいつでも構いません!」
男「ふふふ、ありがたい」
商人「ありがとうございます!!おいお前ら~ッ!鍵を開けろ!
お買い上げだ!」
召使いA「……」
ガチャガチャ
13 = 6 :
>>8
これだいすき
14 = 1 :
召使いB「……」
スッ
男「はは、お茶はいいよ」
召使いB「はい。ありがとうございます」
商人「それと、これもおまけしておきますね」
男「これは……?」
商人「いざという時に便利なアイテムです。なんせ相手はエルフですから……」
男「ふむ、もらっておこう」
――――――――――――
男「オラッ!ついたぞ!!」
エルフ「……」
男「おいどうした、言葉が喋れないのか?」
エルフ「あ、すみません。そんなことはありません。申し訳ありません……」
男「……すげぇ喋れるじゃん。まぁいい。どうした?間抜けなツラして」
15 :
>>8
これを見に来た
16 = 1 :
エルフ「……あの、私の足かせは」
男「邪魔じゃね?」
エルフ「……え」
男「……何か文句でもあるのか?俺はご主人様だぞ?」
エルフ「いえ、まったくありませんが……その、私が暴れて逃げないとは限りませんが」
男「逃げてどうするんだよ」
エルフ「……」
男「里に戻ろうとすると捕まるのはわかってるんじゃないのか?」
エルフ「……そうですが」
男「なら逃げないだろ」
エルフ「でも貴方や商人を殺すためにこう、なんかしないとも」
男「ならとっくに殺されてる」
17 :
奴隷スレっていつも買う奴がいい奴でワンパだよね
18 = 10 :
この流れは......まさか
19 = 1 :
エルフ「……」
男「はい論破。とりあえず体洗ってこい」
エルフ「体を洗う?」
男「お前が臭いんだよ!わかれよ!まったく……奴隷とはいえ、
ろくな管理されてないな。あそこは」
エルフ「……水、川でしょうか」
男「風呂がある」
エルフ「……風呂」
男「知らないのか?湯桶に湯をためて体を洗うものだ。
異国の分化が……」
エルフ「いえ、それは知ってます」
男「なんだ、教養もないのかと思ったがそうではないみたいだな」
エルフ「しかし、私がですか?」
男「何だよ、入りたくないのかよ」
エルフ「そんなことはありません!ただ」
男「ただ?」
22 = 1 :
エルフ「あの、最初にひとつだけ聞いてもよろしいでしょうか」
男「許可する」
エルフ「私は奴隷としてここに買われてきたんですよね?」
男「そうだ」
エルフ「そうですよね。そう……」コクコク
男「何だよ、文句でもあるのか」
エルフ「違うんです。なんというかその」
男「ハッキリ言え!」ドン
エルフ「ひぁ、違うんです。お姫様みたいだなと」
男「……は?」
エルフ「だ、だってお風呂なんて、貴族か王族が入るものじゃないですか!」
男「俺は金持ちだからな」
エルフ「わ、私も使って構わないんですか?奴隷なのに」
男「俺の所有物だからな」
24 = 10 :
>>17
お前の目は肥えてるな
26 :
いいやつでいいじゃん
28 = 1 :
エルフ「……」ニヘラー
男「何ニヤニヤしてんだよ」
エルフ「あ、すみません!す、すぐにお風呂に入ってきます!」
男「まてまてまだ沸かしてない」
エルフ「沸かすんですか!?」
男「当たり前だろ」
―――――――――
ガチャ……
エルフ「……ここが、お風呂場」
男「そうだ。排水機構もあるぞ」
モフ
エルフ「わ……!この布!すごくふわふわしてますね!
こ、これを着ていいんですか?」
男「は?」
エルフ「す、すみません!調子に乗りました」
30 :
良い奴であることをどうやって魅せるかで
作者の腕が解る
31 :
かわいい
32 = 3 :
かわゆい
33 :
買う側がいいやつで需要があるからいいんじゃねえの
34 = 10 :
さあどっちに傾くかなー 上げて落とすのかな
そのままなのかなー どちらにせよ楽しみ
35 :
>>8
遅かったじゃないか
36 = 1 :
男「いや、それはタオルだ」
エルフ「……タオル」
男「おう、体を拭く布だ」
エルフ「……え?それだけですか」
男「それだけだけど……」
エルフ「……」
男「さっさと入れよ」
エルフ「あっ、私一人ですか!?」
男「そりゃそうだろ」
エルフ「あ、はい……」
男「なんでちょっと残念そうなんだよ」
エルフ「あ、いや別に残念ではないんですが、その」
男「なんだよ」
エルフ「こう、熱湯をかけられたりしないのかな、と……」
男「……お前もしかしてドMなの?」
37 :
わっほいわっほい
38 = 10 :
男のざっくばらんな対応いい
エルフ困惑w
40 = 1 :
エルフ「ち、違います!」
男「わかったらさっさと入れよ」
エルフ「つ、使い方を教えてもらっても構いませんか?」
男「……え、その桶でお湯を救って、体にかけたり、
あとはそこの石鹸とタオルで体を洗うだけだが」
エルフ「……石鹸とタオルですか?」
男「こう……」
ジャブ
ゴシゴシ
エルフ「……!?」
男「!?」
エルフ「えっと……タオルが泡立ちましたが」
男「これを体につけるんだよ」
エルフ「そ、そして!?」ワクワク
男「テンション高いな。全身につけてなじませて、
洗い流すんだよ」
41 :
テンションかわいい
42 :
私怨
43 = 1 :
エルフ「洗い流すんですか……勿体ないですね」
男「当たり前だろ。泡まみれで帰ってきたら解雇だ」
エルフ「奴隷の解雇ってよくわかりません」
男「口答えはいいからさっさと入れ」
エルフ「は、はい!」
―――――――――――――
エルフ「あ、あがりました」
男「早いな」
エルフ「何分勝手がわからなくて……あの、それより」
男「なんだ」
エルフ「あの……着るものがなかったので、
置いてあったものを着てしまったのですが……私の服は」
男「いやそれだよ、今着てるの」
エルフ「!?」
男「何が『!?』だよ。女物の服なんて俺着ねぇから。お前用に一着買っておいたんだよ」
エルフ「え、でもこれ……」
46 = 1 :
男「不満か?ご主人様にたてつく気か?」
エルフ「違います違います!でもこれ、なんだかお姫様みたいで……!」
男「え、普通の町娘服だと思うんだけど」
エルフ「最近の子ってこんなにきれいな服着てるんですか!?」
男「いや……普通だろ」
エルフ「……」
男「とりあえず料理でも作ってもらおうか!」
エルフ「は、はい!」
―――――――――
エルフ「で、できました」
男「ほほう、中々旨そうじゃないか」
エルフ「ありがとうございます。家事の類は、もともとやっておりましたので……」
男「……よし、まずは教育だな」
エルフ「教育?」
47 = 5 :
ど
49 :
ど
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