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元スレ女「ねぇ男ー」男「男って誰だよ」
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彼女「……貴方は、誰ですか?」
俺「えっ!?彼氏を忘れたの!?」
友「忘れられてやんのー!だっせー!」
バンッ
彼女「違う!」
女「え、ちょ、ちょっと、彼女ちゃん……?」
彼女「……わかってるよ。外見もそっくりだし、役割も同じ位置だよね」
友「え?何?どうしたの?今度は彼女ちゃん?」
俺「……じゃあ、わかってるよな?ええ?『俺の彼女』よ」
彼女「……」ギリッ
女「(何この険悪な空気)」
生活指導「おっと、そろそろ授業の準備をしなくては」
友「あー!先生逃げたー!」
生活指導「はっはっは」
女「もう朝っぱらから痴話喧嘩に巻き込むのやめてよ」
俺「えっ!?彼氏を忘れたの!?」
友「忘れられてやんのー!だっせー!」
バンッ
彼女「違う!」
女「え、ちょ、ちょっと、彼女ちゃん……?」
彼女「……わかってるよ。外見もそっくりだし、役割も同じ位置だよね」
友「え?何?どうしたの?今度は彼女ちゃん?」
俺「……じゃあ、わかってるよな?ええ?『俺の彼女』よ」
彼女「……」ギリッ
女「(何この険悪な空気)」
生活指導「おっと、そろそろ授業の準備をしなくては」
友「あー!先生逃げたー!」
生活指導「はっはっは」
女「もう朝っぱらから痴話喧嘩に巻き込むのやめてよ」
彼女「……返して!」
俺「何をだ」
彼女「彼を……」
俺「彼って誰だ」
彼女「彼は……そりゃ彼は!」
俺「……彼って、『誰』だ?」ニコッ
彼女「……あ、う」
友「おい俺、そんなに彼女を苛めてやるなよ……」
女「朝っぱらから趣味悪いー」
彼女「……彼は」
俺「……かれは?」
彼女「……誰、だっけ?」
俺「何をだ」
彼女「彼を……」
俺「彼って誰だ」
彼女「彼は……そりゃ彼は!」
俺「……彼って、『誰』だ?」ニコッ
彼女「……あ、う」
友「おい俺、そんなに彼女を苛めてやるなよ……」
女「朝っぱらから趣味悪いー」
彼女「……彼は」
俺「……かれは?」
彼女「……誰、だっけ?」
>>106
まだ寝取られてないしセーフだ
まだ寝取られてないしセーフだ
俺「んー。もちろんわかってるよ。俺は俺。そう君の彼氏だ。
昨日俺から告白して、オーケーしてくれたよね」
彼女「……」コクリ
俺「もちろん自分の事も良く知っている。19××年の×月○日に△市で生まれ、
健康だが頭の良くない子だった。そして苦手だった英語をなんとか克服し、この高校に入り」
彼女「……」
俺「君と初めて出会ったのは一年の夏……俺が、君が落とした書類を拾ったことから」
彼女「……!」
俺「描いているが描いてないかはしらないが、この世界にだってちゃんと『歴史』がある。
徳川家がほろんでちゃんと戦争が起きて、そのあとなんやらあってこの世界があるんだ。
何もなしにできたわけじゃない」
友「お、おい?」
俺「その上で、俺は君の良く知っている『彼氏』なんだよ。どうだ?何か反論してみろ」
彼女「……いいえ」
俺「おうそうか。じゃあ授業が始まるな。座ろうか」
彼女「……はい」
女「(な、何この空気……?)」
昨日俺から告白して、オーケーしてくれたよね」
彼女「……」コクリ
俺「もちろん自分の事も良く知っている。19××年の×月○日に△市で生まれ、
健康だが頭の良くない子だった。そして苦手だった英語をなんとか克服し、この高校に入り」
彼女「……」
俺「君と初めて出会ったのは一年の夏……俺が、君が落とした書類を拾ったことから」
彼女「……!」
俺「描いているが描いてないかはしらないが、この世界にだってちゃんと『歴史』がある。
徳川家がほろんでちゃんと戦争が起きて、そのあとなんやらあってこの世界があるんだ。
何もなしにできたわけじゃない」
友「お、おい?」
俺「その上で、俺は君の良く知っている『彼氏』なんだよ。どうだ?何か反論してみろ」
彼女「……いいえ」
俺「おうそうか。じゃあ授業が始まるな。座ろうか」
彼女「……はい」
女「(な、何この空気……?)」
>>109
セウトくらいになってんぞこら
セウトくらいになってんぞこら
―――――――――
先生「つまりだ。この時の文章を日本語に直すと
『メアリーは缶けりの最中にケン君を蹴り倒した、よってケン君は死亡した』となる」
先生「『よって』などの接続語は得てして間違えやすい。But、because、however。
複数あるからちゃんと覚えておいてくれ」
コンッ
彼女「……?」
カサカサ
彼女「……(なにこれ、メモ?)」
先生「じゃあ次のページの最初から、彼女ー」
彼女「は、はい!」
ガタンッ
先生「つまりだ。この時の文章を日本語に直すと
『メアリーは缶けりの最中にケン君を蹴り倒した、よってケン君は死亡した』となる」
先生「『よって』などの接続語は得てして間違えやすい。But、because、however。
複数あるからちゃんと覚えておいてくれ」
コンッ
彼女「……?」
カサカサ
彼女「……(なにこれ、メモ?)」
先生「じゃあ次のページの最初から、彼女ー」
彼女「は、はい!」
ガタンッ
――――――――――
キーンコーンカーンコーン……
友「やっと授業終わったぁぁああ!!やったぁ解放されたぁあぁ!!」
女「あんたは大げさなのよ、いちいち……」
友「おーい俺!遊びに行こうぜ!」
俺「んー?いいぜ!どこ行くよ!」
友「はっはっは……それは後で話すよ」
俺「おいおい、もったいぶるなぁ……」
女「何よそれ、私も行く」
友「だめでーす!!だめでーすはいだめでーす!」
女「うざっ!?」
キーンコーンカーンコーン……
友「やっと授業終わったぁぁああ!!やったぁ解放されたぁあぁ!!」
女「あんたは大げさなのよ、いちいち……」
友「おーい俺!遊びに行こうぜ!」
俺「んー?いいぜ!どこ行くよ!」
友「はっはっは……それは後で話すよ」
俺「おいおい、もったいぶるなぁ……」
女「何よそれ、私も行く」
友「だめでーす!!だめでーすはいだめでーす!」
女「うざっ!?」
友「これはなぁ……女の子には教えられないとこなんだよ」
俺「おいおい……そんな事ここで好評しちゃっていいのかよ」
友「グフフッ……いいんだよ。俺たちは18歳の、血気盛んな男子高校生だからなぁ……
多少なりけりたまるものがあるってのさ」
彼女「……」
女「ほら!彼女ちゃん絶句してるよ」
友「仕方ないよなー。俺だって男なんだから。たまるものはたまるよ」
女「うわ、ひどい下ネタ」
友「下ネタじゃないしー」
彼女「……ですね」
女「え?」
俺「おいおい……そんな事ここで好評しちゃっていいのかよ」
友「グフフッ……いいんだよ。俺たちは18歳の、血気盛んな男子高校生だからなぁ……
多少なりけりたまるものがあるってのさ」
彼女「……」
女「ほら!彼女ちゃん絶句してるよ」
友「仕方ないよなー。俺だって男なんだから。たまるものはたまるよ」
女「うわ、ひどい下ネタ」
友「下ネタじゃないしー」
彼女「……ですね」
女「え?」
彼女「彼だって、男なんです。そりゃ溜まりますよ。色々と」
女「た、達観してるぅ……」
俺「流石俺の彼女、理解あるな……」
友「な!お前も男だもんな!」
俺「おう!俺だって男だ!こればっかりは仕方な……」
俺「……ん?」
彼女「……」ニコッ
友「言ったな?」
俺「……は?お前ら、何を言ってるんだよ」
友「お前、今なんて言った」
俺「はっ?」
女「そりゃ人を騙しても、自分が騙されるなんて思ってないよね。だって見てなかったもの」
女「た、達観してるぅ……」
俺「流石俺の彼女、理解あるな……」
友「な!お前も男だもんな!」
俺「おう!俺だって男だ!こればっかりは仕方な……」
俺「……ん?」
彼女「……」ニコッ
友「言ったな?」
俺「……は?お前ら、何を言ってるんだよ」
友「お前、今なんて言った」
俺「はっ?」
女「そりゃ人を騙しても、自分が騙されるなんて思ってないよね。だって見てなかったもの」
俺「お前ら……何言ってんだ」
友「たとえばだよ?お前さ、俺達が帰った後の話知ってる?」
俺「は?そりゃ、俺が彼女に告白して……」
女「その前だよ」
俺「……何言ってるんだよ」
友「そりゃ知らねぇよな。だってどこにも『書いてない』もんな」
俺「……おい、まさか」
女「反則とか言わないよね?だって私たちにも『歴史がある』」
友「俺たちはこの舞台にいないときは死んでるってわけじゃねぇんだ。
普通に生活するし、今の時代は……」ピッ
『もしも彼女の様子がおかしければ』
俺「……まさか」
友「たとえばだよ?お前さ、俺達が帰った後の話知ってる?」
俺「は?そりゃ、俺が彼女に告白して……」
女「その前だよ」
俺「……何言ってるんだよ」
友「そりゃ知らねぇよな。だってどこにも『書いてない』もんな」
俺「……おい、まさか」
女「反則とか言わないよね?だって私たちにも『歴史がある』」
友「俺たちはこの舞台にいないときは死んでるってわけじゃねぇんだ。
普通に生活するし、今の時代は……」ピッ
『もしも彼女の様子がおかしければ』
俺「……まさか」
友「俺たちだってこんなことになるとは思わなかった」
女「油断したよね。彼はもう完全に『主人公』の立ち位置なのに」
彼女「その後に出てきたポッと出野郎なんて……こうなる運命に決まってるじゃないですか」
俺「……きさまらァ!!」
男「よう」
俺「俺を……ハメやがったな!?」
男「……え?」
俺「……ちょ、ちょっとまて、これは、え?つまり……
男「残念だったな。つまり『そういうことだ』
俺「
――――――――――――
キーンコーンカーンコーン……
女「油断したよね。彼はもう完全に『主人公』の立ち位置なのに」
彼女「その後に出てきたポッと出野郎なんて……こうなる運命に決まってるじゃないですか」
俺「……きさまらァ!!」
男「よう」
俺「俺を……ハメやがったな!?」
男「……え?」
俺「……ちょ、ちょっとまて、これは、え?つまり……
男「残念だったな。つまり『そういうことだ』
俺「
――――――――――――
キーンコーンカーンコーン……
女「……で、よかったの?これ?」
男「……おう」
友「……何が変わったの。マジで」
彼女「全然違いますよ。見てくださいほら、目つきとか」
女「……(わかんない)」
友「(微塵もわからない)」
女「で、これからどうするの?何かと戦うの?」
男「もうやめだ」
女「え?」
男「確かにこの世界はおかしい。俺は本当はこんな名前じゃないかもしれない。
でもいいんだよ」
友「いいって、昨日あんな騒いでたのに……」
男「一度自分の役割を取られて気が付いたんだよ。もうずっとこうして生きてきたんだって」
彼女「描かれてはないですけどね」
女「……何か二人、通じ合ってるね」
男「そうか?」
男「……おう」
友「……何が変わったの。マジで」
彼女「全然違いますよ。見てくださいほら、目つきとか」
女「……(わかんない)」
友「(微塵もわからない)」
女「で、これからどうするの?何かと戦うの?」
男「もうやめだ」
女「え?」
男「確かにこの世界はおかしい。俺は本当はこんな名前じゃないかもしれない。
でもいいんだよ」
友「いいって、昨日あんな騒いでたのに……」
男「一度自分の役割を取られて気が付いたんだよ。もうずっとこうして生きてきたんだって」
彼女「描かれてはないですけどね」
女「……何か二人、通じ合ってるね」
男「そうか?」
友「なんかムカツクな……リア充め」
男「お前も彼女ができるとこうなるさ」
友「この上から目線!!!」
女「何その呼び方!」
男「ははは……」
彼女「……こうやって、」
男「そう、こうやってずっと」
友「……終わりなのか?」
男「いや、終わらないさ、俺たちは前からずっとこうだったじゃないか。
高校生活をすごして、大学に行って、そして就職して、色んな人生があるんだよ」
女「……」
男「だから俺たちは、いつも通り、この人生を続けるだけなんだよ。
つまり、一言で言うとだな――――」
おわり
男「お前も彼女ができるとこうなるさ」
友「この上から目線!!!」
女「何その呼び方!」
男「ははは……」
彼女「……こうやって、」
男「そう、こうやってずっと」
友「……終わりなのか?」
男「いや、終わらないさ、俺たちは前からずっとこうだったじゃないか。
高校生活をすごして、大学に行って、そして就職して、色んな人生があるんだよ」
女「……」
男「だから俺たちは、いつも通り、この人生を続けるだけなんだよ。
つまり、一言で言うとだな――――」
おわり
で、お前らの役割は何よ
お前ら1「」
お前ら2「」
じゃないだろうな
お前ら1「」
お前ら2「」
じゃないだろうな
いつもいつも『男』とか『女』とか呼び合ってて本人達は気にならないのかなって思って立てました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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