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元スレれんげ「こまちゃんライターでのオ○ニーは危ないからやめるのん」
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れんげ「それでピクニックってなにするん?」
れんげ「田植え祭りなん? 畑仕事の手伝いなのん?」
れんげ「それとも道の掃除するん?」
楓「れんげ……」
夏海「れんちょん……」
卓「」
一穂「えっと……なんでみんなこっち見るかなー?」
蛍「れんちゃん、ピクニックっていうのはね、お弁当食べたり、遊んだりすることなんだよ」
れんげ「知ってるん」
れんげ「ちょっとした小粋な冗談なのん」
夏海「ブラックジョーク過ぎるよ!」
このみ「あはは」
……
…
れんげ「田植え祭りなん? 畑仕事の手伝いなのん?」
れんげ「それとも道の掃除するん?」
楓「れんげ……」
夏海「れんちょん……」
卓「」
一穂「えっと……なんでみんなこっち見るかなー?」
蛍「れんちゃん、ピクニックっていうのはね、お弁当食べたり、遊んだりすることなんだよ」
れんげ「知ってるん」
れんげ「ちょっとした小粋な冗談なのん」
夏海「ブラックジョーク過ぎるよ!」
このみ「あはは」
……
…
れんげ「みんなでこれやるん」ジャーン
夏海「お、竹とんぼか」
れんげ「人数分持って来たん」
れんげ「駄菓子屋もやるん!」
楓「いや、私はいいよ……」
れんげ「やるん!!」
楓「お、おう」
夏海「れんちょんほんとテンションたっかいねー」
楓「えっと、こうして」ヒュルル……ポテッ
夏海「ぷっ」クスクス
楓「笑うな」
れんげ「駄菓子屋、下手クソなんな……」
楓「っかしいなー、昔はもっとこう……」
……
…
夏海「お、竹とんぼか」
れんげ「人数分持って来たん」
れんげ「駄菓子屋もやるん!」
楓「いや、私はいいよ……」
れんげ「やるん!!」
楓「お、おう」
夏海「れんちょんほんとテンションたっかいねー」
楓「えっと、こうして」ヒュルル……ポテッ
夏海「ぷっ」クスクス
楓「笑うな」
れんげ「駄菓子屋、下手クソなんな……」
楓「っかしいなー、昔はもっとこう……」
……
…
…
……
れんげ「ウチが一番高く飛んだのん」
小鞠「え~、どう見てもわたしでしょー」
このみ「またやってる……」
蛍「あはは……」
小鞠「れんげは、真下から見てたからわかんなかったんじゃないの?」
小鞠「わたしは横から見てたからハッキリわかったよ、わたしのやつのほうが、20cmくらい、高く飛んでたから」
れんげ「ウチも横から見てたん」
小鞠「えー、じゃあ蛍に聞いてみようか」
小鞠「蛍~」
小鞠「わたしの竹とんぼとれんげの竹とんぼ、どっちが高くまで飛んでた?」
蛍「えっと……同じくらいですか――――」
小鞠「ほらー、蛍もこう言ってる」
蛍「ええ!?」
……
れんげ「ウチが一番高く飛んだのん」
小鞠「え~、どう見てもわたしでしょー」
このみ「またやってる……」
蛍「あはは……」
小鞠「れんげは、真下から見てたからわかんなかったんじゃないの?」
小鞠「わたしは横から見てたからハッキリわかったよ、わたしのやつのほうが、20cmくらい、高く飛んでたから」
れんげ「ウチも横から見てたん」
小鞠「えー、じゃあ蛍に聞いてみようか」
小鞠「蛍~」
小鞠「わたしの竹とんぼとれんげの竹とんぼ、どっちが高くまで飛んでた?」
蛍「えっと……同じくらいですか――――」
小鞠「ほらー、蛍もこう言ってる」
蛍「ええ!?」
れんげ「ほたるん、同じくらいって言ってたのん」
れんげ「じゃあもういいのん、今回はこまちゃんの勝ちでいいのん」
夏海「おー、れんちょんは大人だなー」ヨシヨシ
小鞠「ぅぅ……なにこの勝負に勝って試合に負けた感」
蛍(センパイ、それ使い方逆です……)
れんげ「次は負けないのん」
夏海「よし、今度はウチも参加するよ」
蛍(センパイ、頑張ってください)
一穂「はい、麦茶」
蛍「え、あ、いただきます」
一穂「いやー長閑だねー」
一穂「こうやって芝生の上に寝転んで、お日様の陽に当たりながらごろごろするの気持ちいいわー」ゴロゴロ
一穂「ずっとこうしていたくなるよー」
蛍「あはは……」
一穂「ずっとこんな日々が、続くといいねえー」
れんげ「じゃあもういいのん、今回はこまちゃんの勝ちでいいのん」
夏海「おー、れんちょんは大人だなー」ヨシヨシ
小鞠「ぅぅ……なにこの勝負に勝って試合に負けた感」
蛍(センパイ、それ使い方逆です……)
れんげ「次は負けないのん」
夏海「よし、今度はウチも参加するよ」
蛍(センパイ、頑張ってください)
一穂「はい、麦茶」
蛍「え、あ、いただきます」
一穂「いやー長閑だねー」
一穂「こうやって芝生の上に寝転んで、お日様の陽に当たりながらごろごろするの気持ちいいわー」ゴロゴロ
一穂「ずっとこうしていたくなるよー」
蛍「あはは……」
一穂「ずっとこんな日々が、続くといいねえー」
ちゃんちゃちゃちゃちゃちゃんwwwwww
たーいようがーしーずーみそうなのーーんww
たーいようがーしーずーみそうなのーーんww
…
……
小鞠「蛍、疲れちゃった?」
蛍「はい、ちょっと」
蛍「少しはしゃすぎたみたいです」
小鞠「あはは、でも楽しんでくれてるなら良かった」
蛍「はい、楽しいです」
蛍「やっぱりこういうのもいいですね」
小鞠「そだねー」
小鞠「……」
小鞠「ねえ、蛍はさ、都会に帰りたいって思ったことはある?」
蛍「え?」
蛍「いえ、特にそう思ったことはありませんね」
蛍「毎日が楽しくて、あまりそういうことを考えたことがありませんでした」
小鞠「そう……」
……
小鞠「蛍、疲れちゃった?」
蛍「はい、ちょっと」
蛍「少しはしゃすぎたみたいです」
小鞠「あはは、でも楽しんでくれてるなら良かった」
蛍「はい、楽しいです」
蛍「やっぱりこういうのもいいですね」
小鞠「そだねー」
小鞠「……」
小鞠「ねえ、蛍はさ、都会に帰りたいって思ったことはある?」
蛍「え?」
蛍「いえ、特にそう思ったことはありませんね」
蛍「毎日が楽しくて、あまりそういうことを考えたことがありませんでした」
小鞠「そう……」
蛍「ここは良い所ですよね」
蛍「ほんのちょっと……不便なとこはありますけど……」
蛍「水や空気が綺麗で、自然は豊かだし、人はやさしいし」
蛍「そしてなにより、小鞠センパイ、夏海先輩、れんちゃんや、みんながいます」
小鞠「うん……本当に、いいところだよ……」
蛍「でも私がここに来てまだ一年も経ってないんですよね」
蛍「なんかもう、みんなと二、三年以上、過ごしたような気になるんですよ」
蛍「えへへ、変ですよね」
小鞠「…………」
小鞠「うううん、わたしもそんな感じがする」
小鞠「きっとみんなもそう思ってるよ」
蛍「だと嬉しいですね」
蛍「ほんのちょっと……不便なとこはありますけど……」
蛍「水や空気が綺麗で、自然は豊かだし、人はやさしいし」
蛍「そしてなにより、小鞠センパイ、夏海先輩、れんちゃんや、みんながいます」
小鞠「うん……本当に、いいところだよ……」
蛍「でも私がここに来てまだ一年も経ってないんですよね」
蛍「なんかもう、みんなと二、三年以上、過ごしたような気になるんですよ」
蛍「えへへ、変ですよね」
小鞠「…………」
小鞠「うううん、わたしもそんな感じがする」
小鞠「きっとみんなもそう思ってるよ」
蛍「だと嬉しいですね」
なーまえもっwしらない、はーーなーーをーーwつーんーでwwww
小鞠「……」
小鞠「わたしはね、蛍がここに来てくれて良かったと思ってる」
小鞠「蛍と出会えて、本当に良かったよ」
蛍「センパイ……」
蛍「嬉しいですっ!! センパイにそう言ってもらえるなんてっ!!!」ガシッ
小鞠「わわっ!」ビクッ
蛍「私もっ! ここに来て、センパイに出会えて本当に良かったです!!!」ギュッ
蛍「私、センパイに出会えて、本当に幸せです!!」
蛍「あ……すみません、急に手を握ったりして……」
蛍「センパイにそう言われたのが嬉しくて」
小鞠「いや、別にいいよ……」
小鞠「ちょっとびっくりしたけど」ボソッ
蛍(ああ、ついセンパイの手を握っちゃった……)
蛍(えへへ、センパイの手、柔らかかったな……)
蛍(ずっと握っていたいな、センパイの手)
小鞠「わたしはね、蛍がここに来てくれて良かったと思ってる」
小鞠「蛍と出会えて、本当に良かったよ」
蛍「センパイ……」
蛍「嬉しいですっ!! センパイにそう言ってもらえるなんてっ!!!」ガシッ
小鞠「わわっ!」ビクッ
蛍「私もっ! ここに来て、センパイに出会えて本当に良かったです!!!」ギュッ
蛍「私、センパイに出会えて、本当に幸せです!!」
蛍「あ……すみません、急に手を握ったりして……」
蛍「センパイにそう言われたのが嬉しくて」
小鞠「いや、別にいいよ……」
小鞠「ちょっとびっくりしたけど」ボソッ
蛍(ああ、ついセンパイの手を握っちゃった……)
蛍(えへへ、センパイの手、柔らかかったな……)
蛍(ずっと握っていたいな、センパイの手)
蛍(ハッ、今はそんなことじゃなく……)
蛍「センパイはあの……」
小鞠「うん?」
蛍(踏み込んでいいのかな……)
蛍(わからない……)
蛍(この前の、このみさんとの会話で聞こえた、『出ていく』という言葉の意味が気になるけど……)
蛍(もしかすると、私たちには触れて欲しくないことなのかもしれない……)
蛍(けど、私はセンパイのことが、もっと知りたいから……)
蛍「センパイは…………都会に行きたいんですか?」
小鞠「うーん、そうだねぇ」
小鞠「昔は憧れてたけど……」
小鞠「というか今も少し憧れてるけど」
小鞠「それでも、少し遊びに行ってみたい程度かなあ……」
蛍「そうなんですか……」ホッ
蛍「センパイはあの……」
小鞠「うん?」
蛍(踏み込んでいいのかな……)
蛍(わからない……)
蛍(この前の、このみさんとの会話で聞こえた、『出ていく』という言葉の意味が気になるけど……)
蛍(もしかすると、私たちには触れて欲しくないことなのかもしれない……)
蛍(けど、私はセンパイのことが、もっと知りたいから……)
蛍「センパイは…………都会に行きたいんですか?」
小鞠「うーん、そうだねぇ」
小鞠「昔は憧れてたけど……」
小鞠「というか今も少し憧れてるけど」
小鞠「それでも、少し遊びに行ってみたい程度かなあ……」
蛍「そうなんですか……」ホッ
小鞠「わたしは、できることならずっとここにいたいよ」
小鞠「だけどそれは――――」
夏海「あ、姉ちゃんとほたるんいたー!」
夏海「そんなとこで休んでないで、せっかくピクニックに来てるんだからもっと遊ぼうよ!」
れんげ「ほたるんもこまちゃんも一緒に桃太郎ごっこやるん!」
蛍「桃太郎ごっこ?」
小鞠「なにそれ?」
夏海「ウチも説明を要求しまーす!」
れんげ「ふっふ、よくぞ聞いてくれましたん」
れんげ「ルールは簡単」
れんげ「まずじゃんけんで一人、桃太郎を決めるん」
れんげ「それ以外は鬼役をやるん」
小鞠「だけどそれは――――」
夏海「あ、姉ちゃんとほたるんいたー!」
夏海「そんなとこで休んでないで、せっかくピクニックに来てるんだからもっと遊ぼうよ!」
れんげ「ほたるんもこまちゃんも一緒に桃太郎ごっこやるん!」
蛍「桃太郎ごっこ?」
小鞠「なにそれ?」
夏海「ウチも説明を要求しまーす!」
れんげ「ふっふ、よくぞ聞いてくれましたん」
れんげ「ルールは簡単」
れんげ「まずじゃんけんで一人、桃太郎を決めるん」
れんげ「それ以外は鬼役をやるん」
れんげ「桃太郎は、鬼を追いかけて、鬼は桃太郎から逃げるん」
小鞠「それって普通の鬼ごっこと同じじゃ……」
れんげ「桃太郎に触られたら、鬼は桃太郎に感染するん」
夏海「感染!?」
小鞠「桃太郎さんは何者なの!?」
れんげ「桃太郎に感染した鬼は、桃太郎になるん」
れんげ「それでオリジナル桃太郎と一緒に、残りの鬼を追いかけるん」
小鞠「こわっ! 桃太郎さんこわっ!」
夏海「絶対この桃太郎は、正義の味方じゃないよ!」
夏海「桃から生まれた、異世界の生物かなにかだよ!」
小鞠「それって普通の鬼ごっこと同じじゃ……」
れんげ「桃太郎に触られたら、鬼は桃太郎に感染するん」
夏海「感染!?」
小鞠「桃太郎さんは何者なの!?」
れんげ「桃太郎に感染した鬼は、桃太郎になるん」
れんげ「それでオリジナル桃太郎と一緒に、残りの鬼を追いかけるん」
小鞠「こわっ! 桃太郎さんこわっ!」
夏海「絶対この桃太郎は、正義の味方じゃないよ!」
夏海「桃から生まれた、異世界の生物かなにかだよ!」
れんげ「鬼が全員感染して桃太郎になったら、桃太郎側の勝ちなのん」
小鞠「全員桃太郎さんになったのに、全くハッピーエンドって感じがしないよ!」
蛍「えっと、それじゃあ、鬼の勝利条件は?」
れんげ「鬼が勝つことはないのん」
小鞠「なにそれ酷い!」
れんげ「鬼は、鬼として生まれた時から、退治されることを運命づけられてるん」
れんげ「退治されるのが遅いか早いか、の違いがあるだけなのん」
夏海「鬼せつねえ!!」
小鞠「全員桃太郎さんになったのに、全くハッピーエンドって感じがしないよ!」
蛍「えっと、それじゃあ、鬼の勝利条件は?」
れんげ「鬼が勝つことはないのん」
小鞠「なにそれ酷い!」
れんげ「鬼は、鬼として生まれた時から、退治されることを運命づけられてるん」
れんげ「退治されるのが遅いか早いか、の違いがあるだけなのん」
夏海「鬼せつねえ!!」
小鞠「あ、でも最終的にみんな桃太郎さんになるんだから、全員が勝者ってことになるのかな?」
夏海「おお!」
夏海「すごいよれんちょん! このゲームには敗者がいないんだ!」
れんげ「ふふん、もっと褒めていいのん」エッヘン
蛍「あはは……」
…
……
楓「段々コツを思い出してきた」
楓「力むとダメなんだな」
楓「こう、平行にして」シュッ
夏海「意外とハマってる……」
れんげ「駄菓子屋独りでなにやってるん?」
このみ「もう帰るよー」
………
……
…
夏海「おお!」
夏海「すごいよれんちょん! このゲームには敗者がいないんだ!」
れんげ「ふふん、もっと褒めていいのん」エッヘン
蛍「あはは……」
…
……
楓「段々コツを思い出してきた」
楓「力むとダメなんだな」
楓「こう、平行にして」シュッ
夏海「意外とハマってる……」
れんげ「駄菓子屋独りでなにやってるん?」
このみ「もう帰るよー」
………
……
…
…
……
………
学校
蛍「あ、れんちゃんおはよー」
れんげ「にゃんぱすー」
蛍「にゃんぱすー」
蛍(あれ、机が……)
れんげ「そっか……こまちゃんは『答え』を見つけたんな……」
蛍「?」
…
一穂「あー、夏海はまた遅刻かー」
蛍「あの、小鞠センパイも――」
ガラッ
夏海「セーフ! セーフ! ギリギリセーフ!」
夏海「姉ちゃん、なんで起こしてくれないんだよ!?」
夏海「って姉ちゃんいないし!」
……
………
学校
蛍「あ、れんちゃんおはよー」
れんげ「にゃんぱすー」
蛍「にゃんぱすー」
蛍(あれ、机が……)
れんげ「そっか……こまちゃんは『答え』を見つけたんな……」
蛍「?」
…
一穂「あー、夏海はまた遅刻かー」
蛍「あの、小鞠センパイも――」
ガラッ
夏海「セーフ! セーフ! ギリギリセーフ!」
夏海「姉ちゃん、なんで起こしてくれないんだよ!?」
夏海「って姉ちゃんいないし!」
一穂「全員揃ったみたいね」
蛍「小鞠センパイがまだ……」
夏海「ウチのこまっちゃんがまだ来てませんー」
夏海「ウチを起こさないで先に出たはずなのに、なにやってんだろうね」
一穂「あー、こまちゃんはもういないよ」
蛍「え?」
夏海「はっ?」
れんげ「……」
一穂「都会の学校に転校しちゃったから」
蛍「……」
夏海「……」
れんげ「……」
蛍「小鞠センパイがまだ……」
夏海「ウチのこまっちゃんがまだ来てませんー」
夏海「ウチを起こさないで先に出たはずなのに、なにやってんだろうね」
一穂「あー、こまちゃんはもういないよ」
蛍「え?」
夏海「はっ?」
れんげ「……」
一穂「都会の学校に転校しちゃったから」
蛍「……」
夏海「……」
れんげ「……」
夏海「いやいや、かずねえ、なに言ってんのさ」
夏海「冗談にしてもそれは酷いって」
夏海「あはは、嘘つくならもっとマシな嘘つこうよ」
一穂「嘘じゃないだけどなあ……」
夏海「いやいや、もういいって」
蛍「あの……センパイが転校したって本当なんですか?」
夏海「嘘に決まってんじゃん、ほたるんかずねえに騙されたらだめだよ」
一穂「本当だよ」
夏海「ちょっとかずねえ、マジ顔でそういうタチの悪い冗談言うのやめてよ」
一穂「だから冗談じゃないだって」
夏海「嘘……でしょ……?」
夏海「マジで言ってるん?」
一穂「うんマジで」
一穂「さすがにウチも、こんな嘘はつかないよ」
夏海「いやいやだっておかしいでしょ?」
夏海「冗談にしてもそれは酷いって」
夏海「あはは、嘘つくならもっとマシな嘘つこうよ」
一穂「嘘じゃないだけどなあ……」
夏海「いやいや、もういいって」
蛍「あの……センパイが転校したって本当なんですか?」
夏海「嘘に決まってんじゃん、ほたるんかずねえに騙されたらだめだよ」
一穂「本当だよ」
夏海「ちょっとかずねえ、マジ顔でそういうタチの悪い冗談言うのやめてよ」
一穂「だから冗談じゃないだって」
夏海「嘘……でしょ……?」
夏海「マジで言ってるん?」
一穂「うんマジで」
一穂「さすがにウチも、こんな嘘はつかないよ」
夏海「いやいやだっておかしいでしょ?」
夏海「ウチ何も聞いてない!!」
夏海「兄ちゃんは?」
卓「」フルフル
夏海「ほらっ! ウチらが何も聞かされてないのに転校とかおかしいじゃん!」
一穂「そう言われてもねえ……」
夏海「ちょっとウチ、母ちゃんに聞いてくる!」ダッ
一穂「あ、ちょっと夏海」
一穂「あー、行っちゃった」
蛍「あの……」
蛍「本当に小鞠センパイはいないんですか?」
一穂「うん、残念だけど……」
蛍「そんな…………いくらなんでも、急過ぎますよ…………」
れんげ「ほたるん……」
……
…
夏海「兄ちゃんは?」
卓「」フルフル
夏海「ほらっ! ウチらが何も聞かされてないのに転校とかおかしいじゃん!」
一穂「そう言われてもねえ……」
夏海「ちょっとウチ、母ちゃんに聞いてくる!」ダッ
一穂「あ、ちょっと夏海」
一穂「あー、行っちゃった」
蛍「あの……」
蛍「本当に小鞠センパイはいないんですか?」
一穂「うん、残念だけど……」
蛍「そんな…………いくらなんでも、急過ぎますよ…………」
れんげ「ほたるん……」
……
…
…
……
………
蛍(センパイがいなくなってから、もう一週間か……)
れんげ「最近なっつん元気ないん……」
蛍「センパイが転校して一番ショックだったなのは多分、夏海先輩だから……」
蛍「何も聞かされてなかったみたいだし……」
れんげ「うちもびっくりしたけど、きっとなっつんはもっとびっくりしたん」
蛍「そうだね」
蛍「だから私たちが、元気づけてあげないとだね!」
れんげ「……ほたるんはエラいんな」
れんげ「ほたるんだって、こまちゃんがいなくなって、ショックだったはずなのん」
蛍「私は……」
蛍「夏海先輩ほど、不意打ちじゃなかったから……」
蛍「それでも驚いたし、悲しかったけどね」
蛍「それに、未だにひょっこり帰って来てくれるんじゃないかと思っちゃう……」
蛍「多分、小鞠センパイが転校したってこと、頭ではわかってても、ちゃんと理解できてないんだと思う」
……
………
蛍(センパイがいなくなってから、もう一週間か……)
れんげ「最近なっつん元気ないん……」
蛍「センパイが転校して一番ショックだったなのは多分、夏海先輩だから……」
蛍「何も聞かされてなかったみたいだし……」
れんげ「うちもびっくりしたけど、きっとなっつんはもっとびっくりしたん」
蛍「そうだね」
蛍「だから私たちが、元気づけてあげないとだね!」
れんげ「……ほたるんはエラいんな」
れんげ「ほたるんだって、こまちゃんがいなくなって、ショックだったはずなのん」
蛍「私は……」
蛍「夏海先輩ほど、不意打ちじゃなかったから……」
蛍「それでも驚いたし、悲しかったけどね」
蛍「それに、未だにひょっこり帰って来てくれるんじゃないかと思っちゃう……」
蛍「多分、小鞠センパイが転校したってこと、頭ではわかってても、ちゃんと理解できてないんだと思う」
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