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    元スレ芳佳「や、やめてくださいっ」エイラ「でも下のお口は正直ダナ」

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    1 :

    美緒「宮藤、今から501の隊員たちに挨拶をしてもらう」

    芳佳「は、はい!」

    美緒「ブリタニア語のほうは大丈夫か? 入隊する予定はなかったから、艦では語学習得など殆どさせていないが」

    芳佳「正直、不安です……」

    美緒「ふむ。まぁ、こちらで生活していれば自然と話せるようになるだろうから心配はいらない……いや、どうだろうな……」

    芳佳「どうかしたんですか?」

    美緒「実はな……」

    エイラ『少佐、帰ってきたノカ。オカエリー』

    美緒『今、戻ったところだ』

    エイラ『お。こいつが新人カ? ヨロシクナー』

    芳佳(坂本さんのブリタニア語は聞き取れないけど、この人のはすごく良く聞き取れる……。なんでだろう)

    美緒「スオムス出身者の殆どは流暢に喋ることができるはずなのだがな……。エイラだけはどうしていつまで経っても棒読みというか、拙いというか……」

    2 :

    エイラってぜかましに似てるヨナ

    3 = 1 :

    美緒『エイラ、語学のほうは真面目に勉強しているのか?』

    エイラ『当然ダロー。こんなに喋れてるじゃないカー。何か不自由でもあるノカ?』

    美緒『他の者と意思疎通ができないときもあるだろう』

    エイラ『ナイゾ。サーニャが分かってくれればソレでいいしナ』

    美緒『サーニャも時々難しい顔をしているだろう』

    エイラ『それはナイって。真剣に私のハナシを聴いてるだけナンダナ』

    美緒『サーニャも大変だな』

    エイラ『なんてことないっテ』

    芳佳「あの……」

    美緒「ああ、すまんな。とりあえずミーティングルームへいくか」

    芳佳「はい」

    エイラ『緊張しなくてイイゾー』

    芳佳「よ、よろしくお願いします」

    エイラ『ナンダッテ? ブリタニア語で話せヨナ』

    4 = 1 :

    芳佳『ハジメマシテ。私の、名前は、ミヤフジヨシカといいます』

    ミーナ『はい。ありがとう』

    バルクホルン『話は終わりか。私は失礼する』

    エーリカ『わたしもー』

    芳佳(あれ……? 怒ってるのかな。私、変なこと言ったかな……)

    シャーリー『よっ。新入り』

    芳佳「あ、ど、どうも」

    シャーリー『私はシャーロット・E・イェーガー。階級は中尉。よろしく』

    芳佳「しゃ、しゃーろっと?」

    シャーリー『あたしを呼ぶときはシャーリーでいいよ。そのほうが慣れてるしね』

    芳佳「……?」

    シャーリー『どうした? あたしの顔に何かついてるか?』

    ルッキーニ『きっとシャーリーに見とれてるんだよー』

    シャーリー『あははは。それは光栄だ。仲良くしような、宮藤っ』バンッバンッ

    芳佳(うぅ……。変なこと言われてないよね。こんなに笑ってるしきっと挨拶してるだけのはず……)

    5 :

    ここからどうスレタイに繋がるのか
    繋げなくてもいいけど

    6 :

    私はこのようなSSを待っていた!

    7 = 1 :

    エイラ『私はエイラ。エイラ・イルマタル・ユーティライネン。階級は少尉。ヨロシクな』

    芳佳『ハイ!』

    エイラ『元気だナ。で、こっちで寝てるのがサーニャ。サーニャ・V・リトヴャク。階級は中尉ダ』

    サーニャ「すぅ……すぅ……」

    芳佳『ソウナンデスカー』

    エイラ『ソウダゾー』

    ペリーヌ「……」

    芳佳「あ、えっと……」

    ペリーヌ『ペリーヌ。ペリーヌ・クロステルマン。いいですこと?』

    芳佳「な、なんですか?」

    ペリーヌ『坂本少佐に気に入られているのか知りませんが、ここでは調子にのらないように!!! いいですわね!!!』

    芳佳(なんだろ……すっごく怒ってるけど、どうして怒ってるのか全然、わかんないよぉ……)

    美緒『ペリーヌ。やめてやれ』

    ペリーヌ『も、申し訳ありません……』

    芳佳『ゴ、ゴメンナサイ』

    8 = 2 :

    カタカナオオクナッテキタナ

    9 :

    つづけろ



    つづけてくださいおねがいします

    10 = 1 :

    ミーナ『はい。自己紹介はその辺にして。リーネさん』

    リーネ『は、はい!』

    ミーナ『宮藤さんの基地案内を頼めるかしら?』

    リーネ『りょ、了解!』

    芳佳「あのぉ」

    ミーナ『リーネさんもここへ来て間もないの。話も合うと思うわ』

    芳佳「……」

    リーネ『よろしくお願いします、宮藤さん』

    芳佳『あ、ハジメマシテ』

    リーネ『え? は、はい。初めまして』

    エイラ『マタあとでナー』

    芳佳「あ……」

    芳佳(エイラさんの言葉はよく分かるから、エイラさんに案内されたかったなぁ……)

    リーネ『い、行きましょうか、宮藤さん』

    芳佳「あ、行くんですか?」

    11 :

    ブリタニア語って英語?

    12 = 1 :

    リーネ『私はリネット・ビショップです。階級は宮藤さんと同じ軍曹です』

    芳佳「え、えーと、宮藤芳佳です」

    リーネ『もう自分の部屋の場所は覚えてますか?』

    芳佳「えっと……」

    リーネ『どうかしましたか?』

    芳佳『ゴメンナサイ。私、あまりブリタニア語、話せない。だから、もう、すこしゆっくり、オネガイシマス』

    リーネ『ああ! ごめんなさい! そんなこと知らなくて!!』

    芳佳『ごめんなさい。怒らないでクダサイ』

    リーネ『あの、怒ってるわけじゃないですから!!』

    芳佳『ごめんなさい。リネットさん……』

    リーネ『だ、だから、違うんです!!』

    芳佳『これから、いっぱい、勉強するんで』

    リーネ『は、はい。がんばってくださいね。そ、それより、自分の部屋の位置は、覚えていますか?』

    芳佳『ハイ!!!』

    リーネ『よかった』

    13 :

    『ファンタぢっく』スレじゃない…だと……

    14 = 1 :

    芳佳「あ、リネットさん」

    リーネ『なんですか?』

    芳佳「あ、あの人たちは?」

    エーリカ「ふんふーん」

    バルクホルン「……」

    リーネ『ハルトマン中尉とバルクホルン大尉ですね。ネウロイ撃墜数も200を超えていて……』

    芳佳「……?」

    リーネ『あ、ごめんなさい。そうだ。この資料を見てもらえればすぐにわかるはずです』

    芳佳『ドウモ』

    芳佳(全部、ブリタニア語だ……)

    リーネ『もしかして、読むのも……?』

    芳佳「……」コクッ

    リーネ『ごめんなさい……』

    芳佳「……」

    16 = 1 :

    芳佳「さかもとさぁぁぁん!!!」

    美緒「どうした、宮藤?」

    芳佳「このままじゃ私……みんなと仲よくなれないような気がします……」

    美緒「初日から泣き言か?」

    芳佳「だって……」

    美緒「暫くは不便に思うことはあるだろうが、心配するな。そんなことでお前を嫌うような奴はいない」

    芳佳「だけど、ペリーヌさんだって怒ってましたし」

    美緒「あれは私でもよくわからない。安心しろ」

    芳佳「こまりますよぉ」

    美緒「無論、このままでは作戦伝達時に支障があるからな。このままにしておくというわけにもいくまい」

    芳佳「何かあるんですか?」

    美緒「第二言語の習得が急務だな。戦闘訓練と並行してやっていく。覚悟しておくようにな」

    芳佳「か、覚悟って……?」

    美緒「お前に寝る間はない、ということだ。はっはっはっは」

    芳佳「えぇぇ……。でも、仕方ないですよね……」

    17 = 1 :

    ~翌日~

    ミーナ『あの部屋で待っていてね。すぐに講義を始めるから』

    芳佳『リョ、リョウカイ!!』

    芳佳「はぁ……」

    芳佳(私だけなんて……かっこ悪いなぁ……)

    芳佳「……」ガチャ

    エイラ「ふわぁぁ」

    芳佳「あー!! エイラさん!!」

    エイラ『ナンダ? 宮藤カ。どうかしたのカー?』

    芳佳『エイラさんこそ、どうしたんデスカ? ここでなにしてるんデスカ?』

    エイラ『私もナ、ブリタニア語がヘタクソだから、勉強しなきゃイケナインだ。マッタク、イヤになる』

    芳佳「わぁ……」

    エイラ『ナンダヨ?』

    芳佳『私、エイラさんと、幸せです、一緒!』

    エイラ『はぁ? うるさいからあっちいけヨ』

    18 = 2 :

    はいハイHigh!!
    思ったけどリネット×ペリーヌでリネット攻めって興奮スルナ

    20 = 9 :

    >>18
    普段おとなしいリーネに積極的に攻められて手も足も出ないぺリーヌ…
    いいナソレ

    21 :

    三期の不安は、エイラが棒じゃなくなってしまうことだ

    22 = 1 :

    ミーナ『……あら?』

    エイラ『宮藤、アッチいけってー。椅子はいくらでもあんダロー』

    芳佳『そんなぁ。教えてください、私を』

    エイラ『お前、ブリタニア語、めちゃくちゃダナー。 バカなんじゃないのカ?』

    芳佳『そんなことないデス』

    ミーナ『随分と仲がいいわね、二人とも』

    芳佳『ミーナ中佐。オハヨウゴザイマス』

    エイラ『オハヨー』

    ミーナ『はい。おはようございます。それではブリタニア語講座を始めたいわけですが……』

    エイラ『なぁ、中佐ぁ。いい加減、私はイイダロー? もう十分、理解できてるっテ』

    ミーナ『発音がおかしいのに卒業の許可は出せないわ』

    エイラ『イジワルだナァ』

    芳佳「あはは」

    エイラ『なに笑ってんだヨ?』

    芳佳『エイラさんの英語、ホント、よく聞き取れるノデ。たのしい』

    23 = 1 :

    >>22
    芳佳『エイラさんの英語、ホント、よく聞き取れるノデ。たのしい』

    芳佳『エイラさんのブリタニア語、ホント、よく聞き取れるノデ。たのしい』

    24 = 1 :

    エイラ『なんだと? 生意気な口ダナー!!』

    芳佳「いふぁいでふ。あははは」

    エイラ『笑うナー!! 私は怒ってるんダゾ!!!』

    芳佳「ヘルプユー」

    エイラ「ノー!! アングリー!!」

    ミーナ『はいっ。じゃれあうのもそこまで。真面目に聞いてね』

    芳佳『ゴメンナサイ』

    エイラ『宮藤が悪い』

    ミーナ『どっちも悪いです。では、今から資料を配るから。よく読んでみてね』

    芳佳「教科書みたい……」

    エイラ『あぁー。面倒クサイなぁー』

    ミーナ『それでは宮藤さんから声に出して読んでみて。簡単な文章だから読めるはずよ』

    芳佳「え、えーと……」

    芳佳『あれはストライカーユニットですか? いいえ、坂本美緒です』

    ミーナ『はい。よくできました。次はエイラさんね』

    25 :

    そういやストパン世界って国名の当て字あるのかな?
    ブリタニアとかどう表記されるんだろ

    26 = 1 :

    ミーナ『――今日はここまでにしましょうか。ご苦労様』

    エイラ『オワッタカ。早くサーニャのところにいこっと』

    芳佳「エイラさん!! ちょっと待ってください!!」

    エイラ『どうした? ナニカあるのか?』

    芳佳『エイラさんと、居たいんです、一緒に』

    エイラ『ナンデ?』

    芳佳『安心、できるんです、傍にいるだけで』

    エイラ『私はしないケドな』

    芳佳『そんなぁ!!』

    エイラ『もっとブリタニア語を勉強してからダ。そんなんじゃ、仲良くデキないな』

    芳佳『でも、エイラさんのよく聞き取れるんです!!』

    エイラ『シルカァ』

    芳佳『エイラさんっ』

    エイラ『マタナー』

    芳佳「待ってくださいよぉ!!」

    27 = 1 :

    バルクホルン『……ん?』

    エーリカ『どうかしたの?』

    バルクホルン『いや……新人とエイラが……』

    エーリカ『んー?』

    エイラ『……』

    芳佳「……」テテテッ

    エイラ『ついてクンナヨ』

    芳佳「……」

    エイラ『私はこれから、サーニャと一緒にネルンだ。ナ? ワカルカー?』

    芳佳『ワカリマセン』

    エイラ『ナンダトー?』

    芳佳「……」

    エイラ『とにかく、ついてくるなヨ。ワカッタナ?』

    芳佳「……」テテテッ

    エーリカ『エイラのやつ、新人にえらく懐かれてるね』

    28 :

    かわいい

    29 = 1 :

    サーニャ「すぅ……すぅ……んぅ……?」

    エイラ『サーニャ、オキタカ?』

    サーニャ『エイラ……』

    芳佳『お邪魔シテマス』

    サーニャ『み、宮藤さん? どうしたの?』

    芳佳『えっと、今はエイラさんと一緒にいたくて』

    サーニャ『そうなんだ』

    エイラ『サーニャ!! 誤解するなヨ!! 勝手についてキタンダカンナ、宮藤が!!』

    サーニャ『うん。でも、宮藤さんはエイラのこと好きみたいだし、面倒見てあげたほうが……』

    エイラ『そんなことスルカ。私はサーニャの傍にイルンダ』

    サーニャ『でも……』

    芳佳『気にしないで。私、空気ダカラ。空気、空気』

    サーニャ『そういうわけにも……』

    エイラ『宮藤。デテイケッテー』

    芳佳『でも、エイラさん以外だと坂本さんぐらいしか、話す自信がないんです!!』

    30 :

    これは芳佳がブリタニア語マスターしてエイラが寂しくなるパターンだな
    素晴らしい

    31 :

    エイラが母国語でも流暢に喋ってるところを想像できない

    32 :

    空気w

    33 = 1 :

    芳佳「はぁ……結局、追い出されちゃった……」

    ルッキーニ「にゃはー!! ヨッシカー!!」

    芳佳「え? あ、ルッキーニちゃん!」

    ルッキーニ『こんなとこでなにしてんのー?』

    芳佳『エイラさん 追い出されて』

    ルッキーニ『エイラに追い出されたの? あぁー、そっかー。芳佳はダメダメー』

    芳佳『そうなの?』

    ルッキーニ『エイラはサーニャ、ラブだもんっ!!』

    芳佳『そっか。そういうことなんだ……』

    ルッキーニ『だっからぁ、芳佳が悪いよ』

    芳佳『うん。気をつける』

    ルッキーニ『それより!! 一緒にあそぼー!!』グイッ

    芳佳「え? な、なに!? どこにいくの!?」

    ルッキーニ『虫がいっぱいいるところ教えてあげるからー!!』

    芳佳『もっとゆっくり喋って、クダサイ!!』

    34 :

    >>30
    お前は天才

    35 = 19 :

    ルッキーニ扶桑語話してるぞ

    36 :

    しえん

    37 = 1 :

    ルッキーニ『ほらー!! みてみてー!! こんなにいっぱいいるんだよー!! かっちょいいでしょー?』

    芳佳『うん! すごいね!!』

    ルッキーニ『でしょー!! 芳佳はわかってるぅー!! これ、なんていう虫か知ってる?』

    芳佳「ノゥッ!」

    ルッキーニ『そうなの? えっとね、この虫はぁー』

    シャーリー『おぉ。ルッキーニ、楽しそうだな』

    ルッキーニ『にひぃ。たのしー』

    芳佳「しゃーろっと」

    シャーリー『シャーリーでいいって。ルッキーニと遊んでくれて、ありがと』

    芳佳『ルッキーニちゃんは、かわいいです』

    シャーリー『あははは。そうだな。うん』

    ルッキーニ『違うよー。私が芳佳と遊んであげてたんだよぉ?』

    シャーリー『そっかそっか。ルッキーニは新人の面倒見がいいな』

    ルッキーニ『私は面倒見がいいのだー。にゃはははは』

    芳佳(私のことを言ってるのはなんとなく分かるけど……。やっぱり、うまくききとれないよぉ……。助けて、エイラさん……)

    38 = 1 :

    シャーリー『……どうかした?』

    芳佳「え……?」

    シャーリー『こっちに来たばかりだし、ルッキーニの相手は疲れるか』

    芳佳『ルッキーニちゃんは、いい子です』

    シャーリー『気を遣う必要はないよ。ルッキーニは自由だからね』

    芳佳『あの、もうすこし、ゆっくり、喋って、クダサイ』

    シャーリー『ああ、そっか。宮藤はこっちの言葉まだ無理なんだっけ』

    芳佳『ごめんなさい』

    シャーリー『謝る必要はないけど。やっぱり辛いか?』

    芳佳『参加できないんで、会話』

    シャーリー『それもそうだな。あたしとルッキーニが笑ってても宮藤は訳がわからないし、つまらないよな』

    芳佳「……」

    シャーリー『大丈夫さ。すぐに慣れるよ。そしたらあたしと色々話そう』

    芳佳『ありがとうございます』

    芳佳(きっとシャーロットさんは私を励ましてくれてる……。なんとかして早く覚えたいな……)

    39 = 36 :

    しえん

    40 :

    シャーリーに抱き締められたい

    41 = 1 :

    芳佳(だけど、どうやればいいのかなぁ……。坂本さんはすぐに慣れるって言ってたけど……)

    エーリカ『そしたらさー、トゥルーデがコケちゃって』

    シャーリー『マジか。あはははは』

    バルクホルン『ハルトマン!! その話はするなと言っただろうが!!』

    ミーナ『うふふ』

    ペリーヌ『騒々しいですわね』

    ルッキーニ『おかわりぃー!!』

    リーネ『……』

    芳佳『リネットさん』

    リーネ『な、なんですか?』

    芳佳『あの、ハルトマンさんは何の話をしていタノ?』

    リーネ『えっと、バルクホルンさんは話はするなって言っていたので、私の口からはちょっと……』

    芳佳「……」

    リーネ『ごめんなさい』

    芳佳「ちぇんきゅー」

    42 :

    ちぇんきゅーwww

    43 = 1 :

    リーネ「ちぇんきゅー?」

    芳佳「どうしよう……。いつまでこのままでいなきゃいけないんだろう……はぁ……」

    リーネ『何か困っているんですか?』

    芳佳「え?」

    リーネ『よければ、その……私なんかじゃ、何もできないかもしれないけど……』

    芳佳『なんですか?』

    リーネ『ごめんなさい。なんでもないです』

    芳佳『あ、そうですか』

    リーネ「……」

    芳佳「ここはやっぱり」テテテッ

    エイラ『――サーニャと夜間飛行してぇ』

    芳佳「エイラさーん!!」

    エイラ『また、宮藤カ。ナンダ?』

    芳佳『勉強、一緒に!!! ブリタニア語、覚える!!』

    エイラ『イヤだヨ。ミーナ中佐の講義だけで十分ダ』

    44 :

    リーネ「シャーリーさんはリベリアン訛りなので真似ないほうがいいですよ」 ニッコリ

    45 = 6 :

    >>44
    黒い

    46 = 1 :

    美緒「――そうか、自主的にな」

    芳佳「それでエイラさんも誘ったんですけど……断られて……」

    美緒「何故、エイラだ?」

    芳佳「坂本さんは忙しいですから」

    美緒「リーネやバルクホルンはどうだ? いや、バルクホルンは少し問題があるか……」

    芳佳「エイラさんがいいんです!! あんなに聞き取れるブリタニア語なら、安心して会話できますし!!」

    美緒「そういうことか。まぁ、エイラの発音を考えればわからなくもないが……。それでは宮藤の成長を妨げるような気もするがな」

    芳佳「私の、ですか?」

    美緒「正しい発音、ネイティブの言葉は上達に不可欠な要素だ。ブリタニア出身のリーネと会話したほうがいいぞ」

    芳佳「それはそうかもしれませんが」

    美緒「エイラがいいのか?」

    芳佳「一緒に言語の講義だって受けてるんですし」

    美緒「とはいえ、エイラが自主的にやるとも思えないが……」

    芳佳「ダメですか……?」

    美緒「……考えてみよう」

    48 = 40 :

    ちぇんきゅー可愛い

    50 = 1 :

    ミーナ『宮藤さんが?』

    美緒『ああ。こちらとしては自分から学んでいこうとする姿勢に水を差したくも無くてな』

    ミーナ『シャーリーさんかリーネさんをつけるのではダメなのかしら?』

    美緒『講師の問題ではなく、エイラと一緒に学びたいという気持ちが勝っているようだ』

    ミーナ『そういうこと……』

    美緒『サーニャを利用するか?』

    ミーナ『ダメよ。エイラさんが怒るわ』

    美緒『それもそうか』

    ミーナ『飽くまでも自主訓練だし、命令するのも筋違いね』

    美緒『やはり、宮藤には一人で乗り切ってもらうしかないか』

    ミーナ『エイラさんの説得に関してはそれしかないわ』

    美緒『ならば、来るべき日に向けて私たちは準備をしておくしかないか』

    ミーナ『そうね。そっちは任せて』

    美緒『私もやろう。お前にだけ負担をかけるのも気が引けるからな』

    ミーナ『別にそんなことは……』


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