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    元スレれんげ「お年玉もらったから駄菓子屋いくんっ!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - お年玉 + - のんのんびより + - れんげ + - 駄菓子屋 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 91 :


    一穂「あの日…あの日のこと聞いてもいいかい?」

    「…ああ…」

    一穂「…あの日、あの子、れんちょんな、『駄菓子屋のところにいくんっ!』っていって外を出て行ったんよ」

    「…そうなのか」

    一穂「『謝るん』だーっていってね」

    「…」

    一穂「あの日、なんでれんちょんはあんな、ここから遠い街にいたんだい?」

    「…」

    一穂「いやー、ごめんね、こんなこときいて…」

    「わ、わたしが…」

    一穂「うん?」

    152 = 125 :

    のんのんって鬱しかないのかよ
    鬱多すぎ

    153 = 91 :


    「わたしが…連れてったんだ…買い物しようっていって」

    一穂「うん」

    「…目を離したすきにさ、ほらここだと車ほとんど通らないだろ?」

    一穂「…」

    「だから、それとおんなじ感覚であっちでも道路を渡ろうとしてさ」

    一穂「…」

    「そしたら、その…ひかれて」

    一穂「うん。ごめんね、つらい思いさせて」

    一穂「あのときのこと、思い出させてごめんなー」

    一穂「知りたかったんよ」

    一穂「大事な、大切な妹がどうやって死んだのか」

    一穂「はっきりさせたかったんよ」

    一穂「でも、そのときのことが聞けてよかった。安心したよ」

    154 :

    れんげ「お年玉もらったから駄菓子屋いくんっ!」

    このスレタイからこんなことになろうとはてないと

    156 = 91 :


    「―――!…あの、実は、その…」

    一穂「…ん?実は…?どうしたんだい?」

    「…その…」

    一穂「うん」

    「…」

    一穂「…」

    「いや、なんでもないんだ…」

    一穂「そうかい…いいよ…わかったよ」

    「ごめん…」

    一穂「なーんで謝るかねー。れんちょんが道路に飛び出しちゃったのが原因だから、なーんも悪くないんだよ」

    157 :

    駄菓子屋が援交で生活してるのは子供以外はみんな感づいてるんだろうな

    158 = 94 :

    支援…

    159 = 92 :

    一穂さん…なんか怖いっすよ

    160 = 91 :


    「そうじゃなくて!」

    一穂「うん?」

    「じゃなくて、じゃなくて…」

    一穂「…」

    「ごめんなさい…」

    一穂「…」

    「…」

    一穂「で、あの子は謝れたのかい?」

    「え?」

    一穂「あの子の最後にしたかったことは、叶ったのかい?」

    161 :

    ねーねは全部気づいてそうだな

    遺影が駄菓子屋との絵だったら…
    駄菓子屋が後追いか

    162 = 94 :

    姉貴は駄菓子屋更生させたらしいし、よくわからない人だね

    163 = 92 :

    目が線のキャラってやっぱり怖えな

    164 = 91 :


    「あ、ああ…」

    「れんげのやつ、私にちゃんと謝ってくれたよ…ハハ…」

    一穂「そうかい、ならよかった」

    「…」

    一穂「…」

    「あ、あのこれ…」

    一穂「ん?お香典かい?だったら受付で」

    「いや、じゃなくて…お年玉…」

    一穂「?」

    「れんげのやつに渡せなくてしまってたんだ…棺の中に入れてもいいか?」

    一穂「…うん、別にかまわないよ」

    「本当は渡せる身分じゃねーんだけどな、ははは」

    165 = 92 :

    (あかん。中は見ちゃあかん。)

    166 = 94 :

    姉ちゃんいきなり殴りそうで怖い

    168 = 91 :


    一穂「…」

    一穂「あ、そういえば」

    「?」

    一穂「れんちょん、こんなの握りしめてたんだ(ピラッ」

    「!!!」

    「こ、これって…わたしと…」

    一穂「うん、れんちょんの絵だね」

    一穂「『だがしやへ』って書いてあるから、あげるよ」

    「ううっ…形見の品だろ…だって、これ…」

    一穂「だからやるんだよ」

    一穂「大事にするんだよ」

    169 = 157 :

    お金燃やしたら犯罪じゃね?

    170 :

    >>169
    紙幣は問題ない
    引換券みたいなもんだから

    171 = 92 :

    絶対声のトーン下がってますよ姉さん

    172 = 94 :

    怖すぎワロタ

    173 = 91 :


    「うう、くそっ!くそっ!なんで私はっ!」

    一穂「最後の最後にさ」

    一穂「れんちょんの願い通り、仲直りして、それで逝けたってのはさ」

    一穂「あの子にとって、幸せだったと思うよ」

    「ううっ…ううっ…れんげ…れんげぇ…」

    「れんげ…れんげ…ごめんな…れんげぇ…」

    「ううっ…ううっ…」

    (終)

    174 = 94 :

    鬱エンドやめれ…姉貴絶対知ってるだろ

    175 = 140 :

    のんのんびより
    都会人でも子供の頃は田舎に住んでいた事がある
    都会人でも人生に一度は田舎に憧れた事がある
    そんなノスタルジーともいえない願望をアニメという枠組みに落とし込んだ
    今期覇権である SSS

    176 = 161 :

    はい、別ルートいこうか

    177 = 92 :

    偉大な奴ほど早く逝く







    希望はないんですか

    178 = 106 :

    乙。謎が解けた

    179 = 91 :


    れんげ「っていう物語つくったん!」

    「なんつーもの正月から読ますんだよ!」

    れんげ「いんすぴれーしょんが湧いてきたん」

    「なんだよこの私、どんだけお前のこと大好きなんだよ」

    れんげ「うちのこと嫌いなん?」

    「い、いや、き、嫌いじゃねーけどさあ」

    れんげ「うち、駄菓子屋好きなん!」

    「あー、もういいってそういうの!」

    180 :

    という夢を見たのん

    181 = 92 :

    っしゃおらああああああああああああああああああああああああああいやほおおおおおおおおおい

    182 = 106 :

    良かった、全て架空の話だったん

    183 = 91 :


    れんげ「で、本当はどうやって稼いでるん?」

    「ああ?」

    「お前、そりゃこの辺一体の商業を寡占してるようなもんだからな」

    「駄菓子屋なんて暇つぶしみたいなもんよ」

    れんげ「駄菓子屋すごいん?」

    「まーな

    184 = 92 :

    れんげ「そんなことより駄菓子屋!うちにお年玉ちょうだい!」

    185 :

    >>1の『から仕込むとはこの>>1出来るな(手のひらクルクル

    186 = 91 :


    れんげ「…」

    「な、なんだよ…」

    れんげ「駄菓子屋お年玉くれないん?」

    「…お、おい…」

    れんげ「物語に登場させてあげたん!」

    「ずいぶんひどい役どころだったぞ」

    れんげ「お菓子買うん!」

    「ちぇっ…しょうがないな…ほら…(ペラッ」

    れんげ「おお!一万円とは太っ腹なのん!」

    「げっ!!っておい、千円じゃねーか」

    れんげ「ひっかかったのん」

    187 = 125 :

    普通に鬱で終わってよかった

    188 = 92 :

    >>185
    そんな馬鹿なと思ったらマジだった

    189 :

    >>185
    マジじゃねえか

    190 = 91 :


    「はあ…」

    れんげ「はい(チャリン」

    「ん?」

    れんげ「100円なん!これでお菓子2つかうん!一緒に食べるん!」

    「ったくしょーがねーな、ほれ」

    れんげ「うおおおおおおおおおおお(モグモグモグ」

    「ふふ…まったく…(モグッゴクッ」

    れんげ「もにょもにょのん!(モグモグモグ」

    191 = 92 :

    のんしか聞き取れないな

    193 :

    完全に>>1の掌の上で踊らされていたってことか

    194 = 91 :


    「なんだって?」

    れんげ「あとな!うち、絵描いてきたん!」

    れんげ「駄菓子屋とうちの絵なん!駄菓子屋にあげるん!」

    「あー、はい、ありがとな」

    れんげ「飾っとくといいん!」

    「はいはい」

    れんげ「…!駄菓子屋!今何時なん!」

    「ん?もうそろそろ3時だな」

    れんげ「グレートマンのお正月スペシャルがやるんっ!」

    195 = 92 :

    平和っていいな

    196 = 91 :


    「へー、そうなのか」

    れんげ「そうなんっ!」

    「…」

    「一緒にみるか?」

    れんげ「一緒にみるんっ!」

    「じゃあ奥いくか」

    れんげ「いくんっ!」

    「はーあ。今日はこれで店じまいか」

    「テレビ見ながらせんべいも食われて」

    「…」

    198 = 91 :


    「ま、こういう日もいいかもな」

    れんげ「駄菓子屋!はやくくるんっ!」

    「あーはいはーい」

    「れんげー、お雑煮くうかー?」

    れんげ「食べるんっ!」

    れんげ「お餅は2個でいいんっ!」

    「はいよーっと」

    「よっこらせっと」



    今回はここまで

    199 :

    詰まらせるんだろ?餅

    200 = 115 :

    おつ


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