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    元スレ穂乃果「裏技があるの。安価で何でも出来る裏技がねっ!」

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    タグ : - レズライブ ×2+ - えりりんぱな + - ほのうみ + - ほのえり + - ほのキチ + - りんぱな + - ママスレ + - ママライブ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    -そして-



    にこ「…まさか、老人ホームに職場体験をする事になるなんて…」

    花陽「にこちゃん!」

    にこ「花陽?何でアンタまでここに?」

    花陽「え?花陽もここに職場体験に来たんだけど…」

    にこ「…?これって三年生だけじゃないの?」

    花陽「う、うん…この三日間は生徒全員だけど」

    にこ「…知らなかった」

    花陽「えぇ!?ちゃんと配布されたプリントに書いてあったはずだけど…」

    にこ「そ、それより老人ホームよ!老人ホーム!絶対大変よ!」

    花陽「そ、そうかな…花陽はちょっと楽しみだけど…」

    にこ「何で楽しみなのよ…はぁ、早く三日間終わらないかなぁ」

    152 = 1 :

    >>150
    さる食らったんだろ
    色んなスレに書き込みがよろし

    153 = 72 :

    >>152
    びっくりした
    さるさんだったか
    スマヒョだとエラーとしか表示されなくて

    ありがとうございます
    レス失礼しました

    154 = 72 :

    155 = 1 :

    -養護施設-


    「…以上が大まかな仕事内容です。何か質問はありますか?」


    にこ「えっと…私達は利用者のお話し相手をすればいいのでしょうか?」

    「はい。色んな方とお話をしてもらって結構です。若い人が来てくれると、それだけで利用者さんも喜んでくださるのですよ」

    花陽「わ、分かりました、頑張ります!」

    「では、ジャージに着替えたらロビーに集合してください。簡単な自己紹介をして貰いますね」

    にこ「はい」



    -更衣室-

    にこ「なーんだ、ただおしゃべりするだけでいいのね」

    花陽「大丈夫かな…花陽知らない人と話すの苦手だから…」

    にこ「大丈夫よ。テキトーに話合わせておけばうんうんって言ってくれるんじゃないの?」

    花陽「に、にこちゃん…」

    にこ「ほら、余計な心配してないでさっさと行くわよ」

    156 = 12 :

    158 = 1 :

    にこ「はじめまして!音乃木坂高校から来ました矢澤にこです。にこって呼んでくださいっ」

    花陽「こ、小泉花陽です…よ、よろしくお願いします」モジモジ

    爺1「お~お~えらいべっぴんさんじゃのぉ~」プルプル

    爺2「ウチの孫も小学生の時はあんなんじゃったかのぉ…」

    にこ(小学生じゃないわよ!高校って言ったでしょ!)ピクピク

    花陽(にこちゃん…抑えて抑えて)

    職員「では矢澤さんはあちらの席に。小泉さんはこちらでお願いします」

    にこ「はいっ」

    花陽「は、はいっ!」

    159 = 72 :

    落ちたからこっち集中

    160 = 23 :

    >>159
    立て直しを要求する!

    162 = 1 :

    -そして-


    にこ「えっと…実はにこ、アイドルをやってるんです。今のにこは仮の姿…かな?」

    お婆さん「ほぉ~アイドルさやってんね」

    お婆さん「じゃああれかいね。バナナで滑って転んだりしてるんね?」

    にこ「えっと、そういう事はしてないかな…あはは」

    爺2「ばきゃろうおめぇさんアイドルつーのはアレだろう?ほら…ボケとーボケとー」

    爺3「ツッコミ?」

    「そーそーボケとツッコミがでけるんじゃいろ?いっちょやってみせてくんろ!」

    にこ「それはお笑い芸人よ!」ビシッ

    花陽「わぁ…このお米。すっごく綺麗です」

    お婆さん「そうやろそうやろ…うちの畑は栄養さたーっぷり入ってるから稲もグングン育つんよ」

    花陽「はい!このお米の光沢は、化学肥料じゃ出せないと思います!」

    お婆さん「明日嫁子がうちのお米もってくるさに、一緒におにぎり作って食べんね」

    花陽「いいんですか?うわぁ…楽しみ」

    にこ「……」

    163 = 1 :

    -休憩室-


    にこ「…はぁ、疲れた」

    花陽「でも、お年寄りの人たちみんないい人ばっかりだね」

    にこ「話が全っ然噛み合わないけどね」

    花陽「あはは…」

    にこ「こんなのがあと二日もあるだなんて…憂鬱だわ」ズーン

    花陽「まぁまぁ、そんなに落ち込まないで…楽しもう?」

    にこ「そうねぇ…」

    164 = 1 :

    -そして-


    花陽「えっと、じゃあ花陽歌います」パチパチパチ

    花陽「わーれーわうーみのーこーしーらなーみーのー♪」


    ホイッ、ホイッ ホイッ 


    にこ「…ふぅ、こっちは花陽に任せておけばいいわね」

    にこ「にこは外の空気でも吸いに…ん?」



    バサッ…バサッ…バサッ…


    にこ「…この時期に、凧揚げ?遊びでやってるのかしら?」

    165 :

    そっちのたこかwwww

    166 = 1 :

    -園庭-


    「……」バサッ

    にこ「…あの。凧揚げですか?」

    「…?」

    にこ「あ、えっと…楽しそうだなぁ~って」

    「……」

    「……」ゴソゴソ

    「……」ヒョイ

    にこ「…え?私もしていいんですか?」

    「……」

    にこ「えと…じゃあ」バサッ

    にこ「うわっ!?何これ!?風の影響受けすぎじゃない!?」バサバサバサッ!!

    にこ「ちょっと!言う事聞きなさいよ…この…!」グググ

    にこ「うわっ!」

    167 = 72 :

    そう来たかwwwww

    168 = 1 :

    にこ「…あ」

    にこ「ご、ごめんなさい…そっちの凧と絡まっちゃって…」

    「……」ゴソゴソ

    「……」ヒョイヒョイ

    「……」バサッ

    にこ「ええっ!?もう解けたの!?早すぎじゃ…」

    「……」バサッバサッ

    にこ「……」


    職員「矢澤さーん、時間になりましたので今日は上がっていいですよー」

    にこ「あっ、はーい!」

    「……」バッサバッサ

    にこ「えっと…じゃあ、また明日…」

    「……」バッサバッサ

    169 = 12 :

    傑作の予感

    170 :

    俺今までずっとにこ×にこだと思ってた…

    171 = 1 :

    -帰り道-

    花陽「あぁ…恥ずがしかった」

    にこ「なーに言ってるのよ。ノリノリだったじゃない」

    花陽「だ、だってみなさんがアンコールばっかりするから!」カァァ

    にこ「こっちはへんてこりんなツッコミさせられるし散々だったわよ」

    花陽「あれ?でもにこちゃん最後の方は外に言ってたよね?何してたの?」

    にこ「え?えっと…凧揚げ」

    花陽「凧揚げ?」

    にこ「うん」

    花陽「ど、どうして?」

    にこ「いや…何となく」

    花陽「そ、そっか…」




    「おーい!かよちーん!にこちーゃん!」

    花陽「あっ!凛ちゃん!」

    173 = 1 :

    「一日目お疲れ様!どうだった?」

    花陽「お疲れ様!花陽はすっごく楽しかったよ!」

    「いいなー凛は一日中稲刈りしてたからもうヘトヘトだにゃー」

    花陽「稲刈り!?楽しそう!」パァァ

    「かよちんからしたらそうなんだろうけど、凛からしたらただの重労働だよ!」

    「にこちゃんは…あれ?何かすごく疲れた顔してるね」

    にこ「…えぇ、もう早く帰って寝たいわ」

    にこ「じゃあ、にここっちだから…また明日」トボトボ

    花陽「じゃ、じゃあねにこちゃん」

    「ばいばーい」

    175 = 1 :

    -次の日-

    爺1「んじゃああれか!矢島さんはあいどる研究部っつーのにはいっとるんか!」

    にこ「矢島じゃなくて矢澤です!もう何回目ですか!」

    爺2「そっかそっか~アイドルも大変じゃろうて、毎回タライ落とされにゃいかんからのぉ」カッカッカ

    にこ「だからそれはお笑い芸人だってば!いい加減にして下さいよ!」

    爺3「ええのぉええのぉ…わしの孫もにこちゃんみたいな時は色々やりおったのぉ…あれは確か小学校の発表会じゃった」

    にこ「高校生言うとるだろうがぁーっ!」ギャー!!


    花陽「すごい!これ、とっても美味しいです!」

    お婆さん「そうかい?いい土で採れたお米はいい味のおにぎりが出来るんよ」

    お婆さん「今日は嫁子がいっぱい持ってきたからたーんとお食べ」

    花陽「はいっ!でもまさかお婆さんの家が凛ちゃんの職場先だったなんて…」

    「凛もびっくりしたにゃー!でも凛は今から帰って稲刈りの続きだって…」

    花陽「凛ちゃん、ファイトだよ!」

    花陽「」

    176 :

    177 = 138 :

    お婆さん息子夫婦に老人ホームに放り込まれちゃったのか

    178 = 1 :

    にこ「も、もう無理…ちょっと外行ってくる」ヨロヨロ



    -園庭-

    「……」バサッバサッ

    にこ「あ、今日もやってるんだ…」

    「……」チラッ

    にこ「こ、こんにちはー」

    にこ「いつもここで凧揚げしてるのですか?」





    「……」バッサバッサ

    にこ「む、無視された…」

    180 = 72 :

    凧をことりちゃんに置き換えたらお腹痛くなった

    181 = 107 :

    182 = 1 :

    「……」ゴソゴソ

    「……」ポイッ

    にこ「え?に、にこもするの?」

    「……」バッサバッサ

    にこ「…でもこれ、にこの力じゃまともに上げる事出来ないし」

    「……」ヒョイ

    にこ「えっ?な、何!?」ビクッ

    「……」ギュッ…ギュッ

    にこ「…え?この持ち方?…へぇ」

    にこ「ここを…こうして?」バサッ

    にこ「ぬっ!…あれ?昨日より凧が重くない」

    「……」バッサバッサ

    にこ「……」バッサバッサ

    183 :

    184 = 1 :

    にこ「うわぁ…あんな遠くにまで凧が飛んでいってる」

    「……」

    にこ「…あんなに高く飛べたら、とっても気持ちいいんだろうなぁ」

    「……」バッサバッサ

    にこ「凧揚げって、面白いですね!」ニコッ

    「……」バッサバッサ

    にこ(な、中々喋ってくれない…)


    職員「矢澤さーん!そろそろ昼食の時間なので戻ってきてくださーい」

    にこ「はーい!今行きます!」

    にこ「えっと…あれ?これどうやって下ろせばいいの?」

    にこ「とりあえず紐を緩めて…うわっ!」バサバサッ!!

    にこ「あっ」

    「……」

    にこ「ご、ごめんなさい。また絡まっちゃった…」

    185 = 1 :

    「……」ヒョイヒョイ

    「……」バサァ

    にこ「…で、すぐに解いて揚げちゃうんだから…すごいわね」

    にこ「あの~今からお昼みたいですけど…行かなくていいのですか?」

    「……」バッサバッサ

    にこ「…はぁ」

    職員「矢澤さん…あら」

    にこ「あっすいません。すぐ行きますから」

    職員「はい、じゃあ一緒に行きましょうから」

    にこ「えっ…でも」チラッ

    職員「あの方vはいいんですよ。さっ、こっちです」

    にこ「は、はい」

    「……」バッサバッサ

    186 :

    187 = 72 :

    なんかにこ先輩がイケメンになりそう

    188 = 33 :

    にこちゃんはいつだってかわいいしかっこいいわよ

    189 = 72 :

    真姫ちゃんがおるな

    190 = 1 :

    職員「…矢澤さん、裸足さんにすっごく気に入られていますね」クスッ

    にこ「裸足さん?」

    職員「あっごめんなさい。職員の間ではそう呼んでるの…内緒ね?」

    にこ「はぁ…」

    職員「あの方、いつも外で凧揚げしてるでしょ?その時いつも裸足だからそう呼ばれてるの」

    にこ(全然気が付かなかった…)

    職員「私達が近付くと何だか不機嫌になってしまわれるから…好きなことが出来るようにしてるの」

    にこ「えっと…話しかけても全然答えてくれなかったのですけど…」

    職員「うーん、あまりお喋りが好きな方じゃないから…私たちでもあまり会話をした記憶がないわね」

    にこ「…そうなんですか」

    職員「でも矢澤さん、何だか気に入られてるみたいだからもしかしたらお話しできるかもね」

    にこ「…はい」

    191 :

    >>189
    こんなとこでなにやってんだ続きを書きなさい

    192 = 140 :

    !?

    193 = 72 :

    >>191
    はい




    まさか裸足さんとは

    194 = 1 :

    -そして-


    にこ「ぬぬぬ…もっと…もっと高く!」バッサバッサ

    ブチッ

    にこ「ああっ!糸が!」

    裸足「……」サッ

    裸足「……」グイグイ

    にこ「す、素手であんな重たい凧糸を引っ張ってる…」

    裸足「……」クルクル

    裸足「……」ヒョイ

    にこ「あっ、ありがとうございます!」

    裸足「……」バッサバッサ

    にこ「…あの、いつも裸足で痛くないですか?」

    裸足「……」バッサバッサ

    にこ「…そうですか」

    195 = 183 :

    197 = 72 :

    198 = 1 :

    花陽「にこちゃん」タッタッタッタ

    にこ「……」バッサバッサ

    花陽「…凧揚げ?」

    にこ「…よっ!」クルンッ

    花陽「わわっ!凧が回った!」

    にこ「すごい!何これ!?めちゃめちゃ面白い!」

    にこ「凧揚げにこんな遊びがあるなんて…ふふふっ!」

    裸足「……」バッサバッサ

    花陽「…あっ!にこちゃんそろそろ帰る時間だよ?」

    にこ「えっ?…嘘っ!?もうこんな時間!?」

    花陽「花陽は先に更衣室言ってるね」

    にこ「うん、分かった」

    にこ「…よっ。ほっと」クルクル

    にこ「…ふぅ、楽しかったです!これ、ありがとうございました!」

    199 = 1 :

    裸足「……」

    にこ「えっと、明日も遊びに来ていいですか?」

    裸足「……」

    にこ「はい、じゃあお借りした凧はここに…」

    裸足「持っていけ」

    にこ「……え?」

    裸足「お前さんにやる。…持っていけ」

    にこ「……!」

    裸足「……」バッサバッサ

    にこ「あ、ありがとうございます!」

    にこ「じゃあ…失礼します!」


    タッタッタッタ…





    裸足「……」バッサバッサ

    200 = 191 :


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