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    元スレ八幡「ホワイトアルバム2?」

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    1 :

    由比ヶ浜「ヒッキ―パソコンで何やってんの?うわ、なんかオタクっぽい!」

    雪ノ下「ゴミヶ谷君、部室でいかがわしいゲームをするのは死んで、いえ、辞めてくれないかしら」

    八幡「別にやりたくてやってるわけじゃねえよ。材木座に押し付けられたんだ。それに俺はこういうのはあんまり好きじゃねえしな」

    由比ヶ浜「そうなの?でもヒッキ―プリキュア見て泣いてるんでしょ?」

    八幡「ばっかプリキュアはいいんだよプリキュアは。でもこの手のゲームは大抵リア充のリア充による痴話話だからな。つまんねえんだ」

    八幡「大体設定にリアリティがねえよな。黒髪ロングで近寄りがたい雰囲気の天才美少女と学校中の人気者の明るい美少女に同時に好意を寄せられるなんてありえねえよ」

    雪ノ下・由比ヶ浜「……」

    雪ノ下「ねえ、比企谷君」

    由比ヶ浜「それ、ちょっと貸してくれない?」

    八幡「……え?」

    3 :

    あー

    4 :

    いいね

    6 = 1 :

    翌日
    八幡「うっす」

    雪ノ下「なんだ、比企谷か、ノックもせずに入ってくるなよ」

    八幡「いや俺部員なんだけど……てかなに?その喋り方?」

    雪ノ下「は?何言ってんのお前。別にいつも通りなのだけれ……だけど?」

    八幡「いやいやおかしいよね。今言い直しましたよね」

    雪ノ下「……久しぶりにさ、ピアノ、弾いてみようかなって思うんだ……」

    八幡「あっそう。いいんじゃね別に……」

    雪ノ下「……」

    10 :

    面白い続けて

    11 = 1 :

    由比ヶ浜「やっはろー!」

    雪ノ下「由比ヶ浜、来たのか」

    八幡「おい由比ヶ浜、なんか雪ノ下の喋り方がおかしいんだが、心当たりはないか?」

    由比ヶ浜「もー八幡君、私のことは、結衣がいいって言ったじゃない!もう忘れちゃったの?」

    八幡(こいつもかよ……)

    12 :

    影響受けやすいのか

    13 :

    たて逃げじゃなかった
    支援

    14 = 1 :

    八幡「……いや、俺がお前を名前で呼んだことなんて一度もないんだが……葉山辺りと間違えてないか?」

    由比ヶ浜「約束したのに……忘れちゃったの?」

    八幡「いつするんだよ。大体俺達教室では話さないだろうが」

    由比ヶ浜「ごめん……馴れ馴れしかったよね……実は私中学校の頃に……」

    八幡(なんかよく分からん過去を語り始めたぞ。果てしなく嘘っぽいけど)

    八幡「あー分かった、結衣って呼ぶからもう黙れめんどくさい」

    由比ヶ浜「ホント!?ありがとうヒッ、八幡君!」ダキ!

    八幡「うお!何すんだ」

    由比ヶ浜「あ、嬉しくってつい……」

    雪ノ下「……」ギリ・・・・・・

    15 :

    続けて

    16 :

    つまり学園生活中は黒髪ロングは負け犬・・

    18 = 10 :

    ゆきのんががんばってイケボ出してるとこ想像したらかわいかった

    19 = 4 :

    しえん

    20 = 1 :

    八幡(二人そろってどうしたんだ?何か言動がおかしいぞ)

    八幡(それに雪ノ下が珍しく小説ではなく雑誌、しかも音楽雑誌読んでるし)

    平塚「失礼する。雪ノ下、お前に荷物が届いてるぞ」

    「ちわっす!お届け物です」

    由比ヶ浜「うわ!何その大きな荷物?」

    雪ノ下「グランドピアノ。ちょっと弾きたくなってさ……ネットで頼んだんだ」

    八幡「いや、自宅に送れよ。なんで学校に配送するんだよ」

    雪ノ下「家にはもうある……。一日16時間練習するためには学校にも一台欲しかったんだ」

    八幡(音楽家にでもなるつもりですか……)

    21 = 12 :

    ゆきのんに勝てる要素が見当たらない

    22 = 1 :

    由比ヶ浜「へー!ゆきのんピアノ上手だね!」

    雪ノ下「別に、全然。ずっとやってなかったから鈍りまくってる。こんなんで上手いとか言ったら本当にうまい奴に失礼だ」

    八幡「俺も上手いと思うけどな。普段ピアノ聞かないからよく分からんけど」

    雪ノ下「あ、ありがと……はっ、素人に褒められても嬉しくないよ」

    由比ヶ浜「あ!ゆきのん照れてる!可愛い!」ダキツキ!

    雪ノ下「うわ!放せ由比ヶ浜!何なんだお前!」

    由比ヶ浜「ゆきのんも、私のことは結衣、がいいなあ」

    雪ノ下「うう……結衣、いいから離れてくれ。暑苦しいって……」

    由比ヶ浜「はーい♪」

    23 = 1 :

    由比ヶ浜「二人ともまた明日!」

    八幡「おう」

    雪ノ下「ああ」

    八幡「全くなんなんだあいつは。いつも以上に馴れ馴れしかったぞ」

    八幡(まぁ百戦錬磨のプロボッチたる俺には通用しないが。通用しないからな!)

    雪ノ下「じゃ、行こうか」

    八幡「珍しいな。お前が一緒に帰りたがるなんて」

    雪ノ下「はぁ、どうせ同じ場所に行くんだからそりゃそうだろ」

    八幡「は?何お前小町にに何か用事でもあんの?」

    雪ノ下「ギターの練習。今日も私の家でしていくんだろ?」

    八幡「……は?」

    24 :

    だんだん痛い子になってきた

    25 :

    大和何してんだよ

    26 = 7 :

    ギターwww

    27 :

    というかよくあれやって真似する気になるな

    28 = 1 :

    八幡「いや俺ギターなんてやったことないけど」

    雪ノ下「原作三巻の特典でちょっと弾いてたじゃない」

    八幡「メタな発言すんなよ……」

    雪ノ下「大丈夫。私がお前をかっこいい男にしてやるからさ……」

    八幡「いや、でも小町が夕飯作って待って」

    雪ノ下「……ようやく来たわね」

    都築「お迎えに上がりました」

    雪ノ下「彼をトランクに」

    都築「失礼」ボコ!

    八幡「うっ」ガク

    30 :

    胸が足りn

    31 = 1 :

    八幡「で、気が付いたら雪ノ下に家でギター担がされていました。」

    雪ノ下「しっかし分かってたけどお前下手だなあ」

    八幡「ねえこれいつまで続くの?もう帰りたいんですけど……」

    雪ノ下「終電過ぎてるし、泊まって行ったら?もう学際まで時間ないんだし」

    八幡「んーあと10か月はあるよね」

    雪ノ下「ホラここはこうやって押さえて」

    八幡「ねえ聞いてる?雪ノ下さーん?」

    32 = 1 :

    翌朝

    八幡「結局泊まってしまった……。午前三時くらいまでギター弾かされてクソ眠い……」

    八幡「おーい雪ノ下どこにいるんだ」ガラ

    雪ノ下(Yシャツ一枚)「……」

    八幡「……」

    雪ノ下「ひっ、ひっ、比企谷君……!」

    八幡「いやすまん!わざとじゃないんだ!これは不可抗力というか」

    雪ノ下「すぐにドアを閉めて出てって!」

    八幡「はい!」

    八幡(なにこのベタな青春ラブコメ……)

    33 :

    文化祭でるのか?

    35 = 1 :

    八幡(家に帰る時間的余裕もなくそのまま学校に来たわけだが)

    八幡「やっぱりダルいし帰ろうかな……」

    由比ヶ浜「やっはろーヒッ、八幡君!」

    八幡「由比ヶ……か……俺昨日風呂入れてねえから近寄らない方がいいぞ」

    由比ヶ浜「んーどれどれ?クンクン……全然臭くないよ?でも髪の毛はゴワゴワだね!サブレの毛より硬いかも」

    八幡(近い近い……)

    八幡「そんなわけだから、じゃあな」

    由比ヶ浜「あーもうまってよお!同じ教室なんだし一緒に行こうよ!」

    36 :

    やはり俺の童貞チンポは右まがっている

    37 = 33 :

    おせーよ

    38 = 1 :

    教室

    葉山「やあ、ヒキタニくん……」

    八幡「……なんだよ」

    八幡(葉山はいつものさわやかフェイスが曇って疲れた表情をしていた)

    葉山「実は、雪ノ下さんのことなんだけど……なんか変わったこととかなかったかい?」

    八幡「変わったことだ?なんか急に音楽をやり始めたけどそれくらいだな……なんかあったのか」

    葉山「昨日7時くらいかな。部活が終わった後に雪ノ下さんからメールが来てね。命が惜しくばこの曲の打ち込みを完成させろとかなんとか。それで全然眠れてないんだ……」

    八幡「そ、そうか……大変だな(あいつ葉山まで巻き込んでんのかよ……)」

    39 = 15 :

    学祭は奉仕部の名で出るのか?

    40 :

    >>39
    雪ノ下「終電過ぎてるし、泊まって行ったら?もう学際まで時間ないんだし」
    八幡「んーあと10か月はあるよね」

    41 :

    そこまでやるんじゃないの

    42 = 1 :

    昼休み
    八幡「そろそろここで昼飯食うのも辛くなってきたな……寒い」

    iphone「ピロリン!」

    八幡「ん?アマゾンからメールか?」

    ★★☆★☆☆☆ゆい★★☆★☆☆☆
    話したいことがあるので今日の4時に千葉駅まで来てください

    八幡「……」

    43 = 24 :

    まだかよ

    44 = 1 :

    八幡(雪ノ下とも顔合わせづらいし今日は奉仕部休むか……まだ由比ヶ浜の方が普段通りだしなんか分かるかもしれない)

    八幡「さて、千葉にくるのもなんだかんだ久々だな……葉山との一件以来か」

    由比ヶ浜「お待たせ!」

    八幡「……で、何の用だよ。俺眠いんだけど」

    由比ヶ浜「カラオケ、行こ!」

    八幡「はぁ?なんで俺がそんなリア充の遊びをせにゃならんのだ。そういうのは三浦辺りと行けば……」

    由比ヶ浜「ねえ……だめ?」ウワメヅカイ

    八幡「……俺は早く帰って寝たいんだよ。いくにしてもまた今度で……」

    由比ヶ浜「ゆきのんの家に泊まったからだよね」

    八幡「そうだから……え?」

    45 = 1 :

    由比ヶ浜「知ってるよ。八幡君昨日ゆきのんの家に泊まったんでしょ。私だけ仲間外れにして。奉仕部のメンバーなのに」

    八幡(何で知ってんだよ。こえーよ。あと怖い)

    由比ヶ浜「ずるいよ……ゆきのんばっかり……」

    八幡「あー分かった分かったから、泣くなよ。とりあえずカラオケついていけばいいんだろ」

    由比ヶ浜「うん……疲れてるのにわがまま言ってごめんね……」

    46 :

    ゆいゆい

    47 = 1 :

    由比ヶ浜「♪~」

    八幡(ずっとこいつ歌いっぱなしじゃん。俺要る意味なくね?)

    由比ヶ浜「ふぅ。歌ったらすっきりした」

    八幡「そりゃ結構。んじゃ俺もう帰っていいか?」

    由比ヶ浜「あ、待って。八幡君、最近気になっていることあるでしょ」

    八幡「あん?」

    由比ヶ浜「……私と、それにゆきのんが変わった理由」

    八幡「……」

    由比ヶ浜「それをね、伝えたかったんだ。」

    由比ヶ浜「八幡君、いやここは自分の言葉で言うね。ヒッキ―、私は貴方が好きです」

    八幡「……由比ヶ浜、お前、何言って……」

    由比ヶ浜「これが私のたった一つの秘密……。でもこれで貴方に全部知られてしまった……ヒッキ―答えてよ」

    49 = 1 :

    八幡「……罰ゲームだよな?どうせそこらに戸部か大岡辺りがスタンバってんだろ?」

    由比ヶ浜「違う!違うよ!私は本気でヒッキ―、比企谷八幡が好きなの!」

    由比ヶ浜「サブレを助けてくれた。クッキー作りでアドバイスしてくれた、他にもいろいろあったよね。出会ってからずっと、いつも不器用なやり方で私を助けてくれた貴方を愛しています……」

    八幡「……」

    八幡(罰ゲームだなんて本気で言ったわけじゃない……今までの付き合いでこいつがそういうことをしてきた根本みたいな連中と違うことくらいボッチの俺にもわかる。だけど俺は……)

    由比ヶ浜「だめ?かな……?」

    八幡「……いや別に駄目じゃない。ハハ、罰ゲーム以外で告白されたのなんて初めてだ。嬉しいよ」

    由比ヶ浜「じゃあ!」

    八幡「ああ、よろしくな……結衣」ボソ

    由比ヶ浜「ヒッキ―!」ダキツキ

    八幡(この選択は、間違ってないよな……?)

    50 = 1 :

    奉仕部部室
    平塚「何だ雪ノ下だけか。何時まで残ってるんだお前は。さっさと帰れよ」

    雪ノ下「・・・・・・・・・・・・・」ギリッ!

    平塚「あ、あんまり遅くならないようになー」

    千葉駅
    八幡「でも本当に良かったのか?俺なんかで。周りから見たら」

    由比ヶ浜「周りなんてどうでもいいよ。私は周囲よりヒッキ―を優先したいの!ヒッキ―さえいれば幸せだよ!」

    八幡「由比ヶ浜……」


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