私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ右京「毛利探偵事務所の監視?」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
――杯戸港・空き倉庫――
ジン「杉下右京……?」
ベルモット「ええ。以前、毛利探偵事務所を狙った時、一般人に見られたでしょ?」
ジン「あれは映画撮影ってことで、ごまかしたはずじゃなかったのか」
ベルモット「杉下という男、警視庁きっての切れ者でね」
ベルモット「少ない証拠や証言から多くの情報を読み取ることに長けていて」
ベルモット「……どうやら組織の存在にも感づいたようなの」
ウオッカ「なるほど。そいつぁ目障りですね」
ジン「本当に感づいているかどうかは関係ねぇ。疑わしきは……だな」
ジン「杉下右京……?」
ベルモット「ええ。以前、毛利探偵事務所を狙った時、一般人に見られたでしょ?」
ジン「あれは映画撮影ってことで、ごまかしたはずじゃなかったのか」
ベルモット「杉下という男、警視庁きっての切れ者でね」
ベルモット「少ない証拠や証言から多くの情報を読み取ることに長けていて」
ベルモット「……どうやら組織の存在にも感づいたようなの」
ウオッカ「なるほど。そいつぁ目障りですね」
ジン「本当に感づいているかどうかは関係ねぇ。疑わしきは……だな」
ベルモット「杉下は現場主義で、多くの殺人現場にも足を運んでいるわ」
ウオッカ「狙うのは簡単ってことか。しかし、兄貴が出張らなくたっていいんじゃ……」
ジン「あの時、ターゲットを変更して毛利探偵事務所に向かったのは俺だ」
ジン「そのせいで不審を抱き、組織に気付いた奴がいる」
ジン「要はテメェの尻はテメェで拭えってのが、あのお方の意志……そういうことだろ?」
ベルモット「ええ。杉下右京を消せば、この件は不問に付すそうよ」
ジン「チッ……面倒くせぇが、あのお方の命令なら仕方ねぇ」
ウオッカ「狙うのは簡単ってことか。しかし、兄貴が出張らなくたっていいんじゃ……」
ジン「あの時、ターゲットを変更して毛利探偵事務所に向かったのは俺だ」
ジン「そのせいで不審を抱き、組織に気付いた奴がいる」
ジン「要はテメェの尻はテメェで拭えってのが、あのお方の意志……そういうことだろ?」
ベルモット「ええ。杉下右京を消せば、この件は不問に付すそうよ」
ジン「チッ……面倒くせぇが、あのお方の命令なら仕方ねぇ」
――警視庁内・特命係――
右京「おはようございます」
甲斐「おはようございま~す」
右京「おや、今日は珍しく早いじゃありませんか」
甲斐「杉下警部こそ、随分早いご出勤で」
右京「いや何、気になることがありましてね」
甲斐「例の組織のことですか?」
右京「ええ」
右京「おはようございます」
甲斐「おはようございま~す」
右京「おや、今日は珍しく早いじゃありませんか」
甲斐「杉下警部こそ、随分早いご出勤で」
右京「いや何、気になることがありましてね」
甲斐「例の組織のことですか?」
右京「ええ」
角田「よぉ! お前ら、早いな~」
甲斐「何の用ですか? ちなみに僕達、今は暇じゃないですから」
角田「杉下宛に、郵便が届いてるぞ」
右京「はいぃ?」
角田「……これだよ。香水付きの封筒なんて、色っぽいじゃねーか!」
右京・甲斐「「………………」」
甲斐「杉下さん、これって……」
右京「……脅迫状の類でしょうかねぇ」
甲斐「届くの、随分早くないですか?」
右京「それだけ警察内部の動きを察知しやすい組織である……」
右京「つまり、スパイや変装による潜入が多いということでしょうねぇ」
角田「何? 何の話?」
甲斐「何の用ですか? ちなみに僕達、今は暇じゃないですから」
角田「杉下宛に、郵便が届いてるぞ」
右京「はいぃ?」
角田「……これだよ。香水付きの封筒なんて、色っぽいじゃねーか!」
右京・甲斐「「………………」」
甲斐「杉下さん、これって……」
右京「……脅迫状の類でしょうかねぇ」
甲斐「届くの、随分早くないですか?」
右京「それだけ警察内部の動きを察知しやすい組織である……」
右京「つまり、スパイや変装による潜入が多いということでしょうねぇ」
角田「何? 何の話?」
甲斐「あぁ、課長は知らない方が良い世界のことですから」
角田「な……何だよ、一体。危ない連中?」
右京「組対でも、おそらく担当できる範囲を超えているでしょうねぇ」
角田「……何か、やばそうだな。俺戻るわ」
甲斐「は~い、そうして下さい」バイバイ
右京「さて……中身は何でしょうねぇ」ビリビリ
甲斐「……って、いきなり開けてるし」
角田「な……何だよ、一体。危ない連中?」
右京「組対でも、おそらく担当できる範囲を超えているでしょうねぇ」
角田「……何か、やばそうだな。俺戻るわ」
甲斐「は~い、そうして下さい」バイバイ
右京「さて……中身は何でしょうねぇ」ビリビリ
甲斐「……って、いきなり開けてるし」
甲斐「何が書いてあったんですか?」
右京「内容としては、果たし状のようなものでしょうか」
甲斐「果たし状……ですか」
右京「ええ。今夜七時、米花シティーホール屋上にて待つ、とあります」
甲斐「行くんですか?」
右京「向こうからわざわざ接触してきてくれるんですよ?チャンスではありませんか」
甲斐「いや、杉下さん? 貴方、狙われてるって分かってます?」
右京「分かっていますよ。撃たれた経験もありますし」
甲斐「そういう問題じゃなくてですね……」
右京「内容としては、果たし状のようなものでしょうか」
甲斐「果たし状……ですか」
右京「ええ。今夜七時、米花シティーホール屋上にて待つ、とあります」
甲斐「行くんですか?」
右京「向こうからわざわざ接触してきてくれるんですよ?チャンスではありませんか」
甲斐「いや、杉下さん? 貴方、狙われてるって分かってます?」
右京「分かっていますよ。撃たれた経験もありますし」
甲斐「そういう問題じゃなくてですね……」
甲斐「このこと、コナン君に伝えます?」
右京「いいえ。彼には言わない方が良いでしょう」
右京「彼にはまだやることが残っていますし……」
右京「おそらく、彼の生存こそ組織の存亡を握る鍵となる」
右京「僕には、そんな気がしてなりません」
甲斐「……彼を殺させるわけにはいかない、ってことですか」
右京「ええ。だから、行くのは僕一人で……と言いたい所ですが」
右京「どうせ君も、付いてくるのでしょう?」
甲斐「そりゃもちろん。相棒ですから」
右京「いいえ。彼には言わない方が良いでしょう」
右京「彼にはまだやることが残っていますし……」
右京「おそらく、彼の生存こそ組織の存亡を握る鍵となる」
右京「僕には、そんな気がしてなりません」
甲斐「……彼を殺させるわけにはいかない、ってことですか」
右京「ええ。だから、行くのは僕一人で……と言いたい所ですが」
右京「どうせ君も、付いてくるのでしょう?」
甲斐「そりゃもちろん。相棒ですから」
――米花シティーホール屋上――
右京「さて……やってきたは良いですが、いささか寒いですねぇ」
甲斐「当たり前でしょ。11月下旬なんですから」ブルブル
右京「さて、どこから狙ってくるでしょうか」
甲斐「防弾チョッキは着てますけど、いきなり頭だったらアウトですからね」
右京「カイト君、伏せて!」チュイン
甲斐「おわっ!!」キィン!
右京「やはり近隣のビルから狙撃ですか」
甲斐「僕にも容赦なしですねー」
右京「分かっていて付いてきたのに、今更何を言いますか」
右京「さて……やってきたは良いですが、いささか寒いですねぇ」
甲斐「当たり前でしょ。11月下旬なんですから」ブルブル
右京「さて、どこから狙ってくるでしょうか」
甲斐「防弾チョッキは着てますけど、いきなり頭だったらアウトですからね」
右京「カイト君、伏せて!」チュイン
甲斐「おわっ!!」キィン!
右京「やはり近隣のビルから狙撃ですか」
甲斐「僕にも容赦なしですねー」
右京「分かっていて付いてきたのに、今更何を言いますか」
甲斐「どうします? 一課や機動隊に連絡して、応援を呼んだ方が良いんじゃ」
右京「いえ。コナン君も犠牲者を増やしたくない、と言っていたでしょう」
甲斐「それじゃあ、どうやってここから生還するつもりで?」
右京「今、考えている途中ですよ」キュイン
甲斐「んな、適当な!!」チュイーン
右京「いえ。コナン君も犠牲者を増やしたくない、と言っていたでしょう」
甲斐「それじゃあ、どうやってここから生還するつもりで?」
右京「今、考えている途中ですよ」キュイン
甲斐「んな、適当な!!」チュイーン
――米花ホテル屋上――
ジン「チッ……ちょこまかと」
キャンティ「あたいらが変わってやろうか?」
コルン「俺も撃ちたい……」
ジン「ダメだ。奴らは俺の獲物だ」
ジン「手ぇ出したら、許さねぇぞ」ギロッ
キャンティ「フン……」
コルン「…………」チッ
ジン「チッ……ちょこまかと」
キャンティ「あたいらが変わってやろうか?」
コルン「俺も撃ちたい……」
ジン「ダメだ。奴らは俺の獲物だ」
ジン「手ぇ出したら、許さねぇぞ」ギロッ
キャンティ「フン……」
コルン「…………」チッ
――米花シティーホール屋上――
右京「さぁて、あちらが痺れを切らすのが先か」
甲斐「こっちが殺られるのが先か、ですか!」パキュン
甲斐「杉下さん、自分だけタンクの裏なんて安全圏に逃げるなんてずるいですよ!」
右京「ならば君もこちらに来れば良いではありませんか」
甲斐「そうしたいんですけどねぇ!」キィン!
右京「さぁて、あちらが痺れを切らすのが先か」
甲斐「こっちが殺られるのが先か、ですか!」パキュン
甲斐「杉下さん、自分だけタンクの裏なんて安全圏に逃げるなんてずるいですよ!」
右京「ならば君もこちらに来れば良いではありませんか」
甲斐「そうしたいんですけどねぇ!」キィン!
右京「中々凄腕のスナイパーのようですねぇ……」
甲斐「しみじみ言ってないで、助けて下さいよ!」カァン!
甲斐「俺の体力だって、無限じゃないんですから!!」
右京「そうしたいのはやまやまですがねぇ……」
甲斐「鬼――――!!」キュイーン
甲斐「しみじみ言ってないで、助けて下さいよ!」カァン!
甲斐「俺の体力だって、無限じゃないんですから!!」
右京「そうしたいのはやまやまですがねぇ……」
甲斐「鬼――――!!」キュイーン
こち亀とコナンのクロスSSは短かったけどおもしろい
いつが現実でも実現してほしい
ルパンVSコナンVSこち亀VSゴルゴVS相棒VS西部警察とかかなりカオスなのが見たい
いつが現実でも実現してほしい
ルパンVSコナンVSこち亀VSゴルゴVS相棒VS西部警察とかかなりカオスなのが見たい
SSにすると多少違和感の無くなるカイト君
でもボクは神戸尊が好きです
でもボクは神戸尊が好きです
――ポアロ店内・バックヤード――
安室「……着信?」ピッ
安室「ベルモットか?仕事中に電話するなと言っただろ」
ベルモット『杉下右京抹殺作戦を、実行に移した所なんだけど』
ベルモット『彼ら、中々しぶとくて面白いの。貴方も見に来ない?』
安室「表の仕事がまだ残ってるんだが……」
ベルモット『あら、シフトはそろそろ終わりのはずでしょ?』
安室「分かった、行けば良いんだろう。場所は?」
ベルモット『ウサギ狩りは米花ホテルの上でやってるわ』
安室「獲物は、米花シティーホールの屋上……だな?」ニッ
ベルモット『ええ』
安室「あの杉下という男、僕が行くまでに生き残っているといいがね……」
ベルモット『それぐらいは持つでしょう』
安室「フン……切るぞ」プツッ
安室「……着信?」ピッ
安室「ベルモットか?仕事中に電話するなと言っただろ」
ベルモット『杉下右京抹殺作戦を、実行に移した所なんだけど』
ベルモット『彼ら、中々しぶとくて面白いの。貴方も見に来ない?』
安室「表の仕事がまだ残ってるんだが……」
ベルモット『あら、シフトはそろそろ終わりのはずでしょ?』
安室「分かった、行けば良いんだろう。場所は?」
ベルモット『ウサギ狩りは米花ホテルの上でやってるわ』
安室「獲物は、米花シティーホールの屋上……だな?」ニッ
ベルモット『ええ』
安室「あの杉下という男、僕が行くまでに生き残っているといいがね……」
ベルモット『それぐらいは持つでしょう』
安室「フン……切るぞ」プツッ
――ポアロ・トイレ近く――
コナン(獲物は……米花シティーホール屋上……だと!?)
コナン(杉下警部が危ない!)ダッ
蘭「あ、ちょっとコナン君! どこ行くの!?」
小五郎「ほっとけほっとけ。どうせすぐ戻ってくるって」
蘭「でも、お父さん……」
――探偵事務所内――
コナン「スケボー、どこだっけ」
コナン(杉下警部……組織に関わるなって言ったのに)
コナン(いや、もしかすると奴らが警部を邪魔に思う要素があったからか?)
コナン(って、そんなことどうでもいい! 早く行かねーと!!)
コナン(獲物は……米花シティーホール屋上……だと!?)
コナン(杉下警部が危ない!)ダッ
蘭「あ、ちょっとコナン君! どこ行くの!?」
小五郎「ほっとけほっとけ。どうせすぐ戻ってくるって」
蘭「でも、お父さん……」
――探偵事務所内――
コナン「スケボー、どこだっけ」
コナン(杉下警部……組織に関わるなって言ったのに)
コナン(いや、もしかすると奴らが警部を邪魔に思う要素があったからか?)
コナン(って、そんなことどうでもいい! 早く行かねーと!!)
――米花シティーホール屋上――
甲斐「ハァ……ハァ……もうダメっす」
右京「さすがの君も、タンク裏に隠れた時点で体力切れでしたか」
甲斐「……狙撃、止みましたね」
右京「ええ。ですが、まだ虎視眈々と狙われているでしょうねぇ」
甲斐「それが冗談じゃない辺り、すっげー嫌なんですけど」
右京「しかし、ホール内に戻る入口にたどり着くには」
右京「もう一度、あの狙撃の嵐を切り抜けないといけませんからねぇ」
甲斐「奴らも、それを待ってるんでしょうね。くそっ……」
甲斐「ハァ……ハァ……もうダメっす」
右京「さすがの君も、タンク裏に隠れた時点で体力切れでしたか」
甲斐「……狙撃、止みましたね」
右京「ええ。ですが、まだ虎視眈々と狙われているでしょうねぇ」
甲斐「それが冗談じゃない辺り、すっげー嫌なんですけど」
右京「しかし、ホール内に戻る入口にたどり着くには」
右京「もう一度、あの狙撃の嵐を切り抜けないといけませんからねぇ」
甲斐「奴らも、それを待ってるんでしょうね。くそっ……」
――米花ホテル屋上――
ジン「……フン」チャキッ
キャンティ「あーあ、隠れんぼしたっきりでやんのー」
コルン「俺、代わる……」
ジン「うっせーぞ。この駆け引きが良いんじゃねーか」
ジン「獲物を撃ち抜くまでの、この瞬間がなぁ……」ニィィ
コルン「俺もやりたい……」
キャンティ「ダメだよ、あの方の命令だ。あたいらはあくまで見届け人」
ジン「……フン」チャキッ
キャンティ「あーあ、隠れんぼしたっきりでやんのー」
コルン「俺、代わる……」
ジン「うっせーぞ。この駆け引きが良いんじゃねーか」
ジン「獲物を撃ち抜くまでの、この瞬間がなぁ……」ニィィ
コルン「俺もやりたい……」
キャンティ「ダメだよ、あの方の命令だ。あたいらはあくまで見届け人」
――米花シティーホール屋上――
…カンカンカンカンカンカン
右京「おやぁ?」
甲斐「誰か……屋上への非常階段を昇ってくる?」
コナン「杉下警部!!」
甲斐「コナン君!?」
右京「危ない!」
コナン「……わっ!」パァン
右京「どうして来たんです?」
コナン「奴らの仲間が、杉下警部達を殺そうとしてるって聞いちまったんだ」
右京「そうでしたか。しかし、この状況はどうしたものですかねぇ……」
コナン「望遠機能で……と」ウィーン
コナン「やはりジンか。キャンティにコルン、ベルモットまでいやがる」
コナン(ウオッカの姿が見えねぇな……何故だ?)
…カンカンカンカンカンカン
右京「おやぁ?」
甲斐「誰か……屋上への非常階段を昇ってくる?」
コナン「杉下警部!!」
甲斐「コナン君!?」
右京「危ない!」
コナン「……わっ!」パァン
右京「どうして来たんです?」
コナン「奴らの仲間が、杉下警部達を殺そうとしてるって聞いちまったんだ」
右京「そうでしたか。しかし、この状況はどうしたものですかねぇ……」
コナン「望遠機能で……と」ウィーン
コナン「やはりジンか。キャンティにコルン、ベルモットまでいやがる」
コナン(ウオッカの姿が見えねぇな……何故だ?)
コナン(まさか……!)
バラバラバラバラ…
甲斐「この音……」
右京「ヘリ……ですが、味方とは思えませんね」
ババババババババ…
コナン「くそぉ! また奴らの戦闘ヘリかよ!!」
甲斐(『また』って……おいおい。どんだけハードボイルドだよ)
右京「こんなものまで所持していて、よく存在がばれないものです」
コナン「あのマシンガンであぶり出す気だ!」
甲斐「とにかく避けろってことね! ハイハイ!!」ズガガガガッ
バラバラバラバラ…
甲斐「この音……」
右京「ヘリ……ですが、味方とは思えませんね」
ババババババババ…
コナン「くそぉ! また奴らの戦闘ヘリかよ!!」
甲斐(『また』って……おいおい。どんだけハードボイルドだよ)
右京「こんなものまで所持していて、よく存在がばれないものです」
コナン「あのマシンガンであぶり出す気だ!」
甲斐「とにかく避けろってことね! ハイハイ!!」ズガガガガッ
――米花ホテル屋上――
ウオッカ『兄貴、このまま俺が始末しましょうか?』
ジン「ウオッカ。テメェ、俺の獲物を勝手に横取りする気か」
ウオッカ『い、いえ……すんません』
ジン「チッ……下手くそ。あれじゃ隠れる場所が増えすぎて狙えねぇじゃねーか」
ジン「まぁ良い。楽しみは最後に取っておくものだからなぁ……」クックック
ウオッカ『兄貴、このまま俺が始末しましょうか?』
ジン「ウオッカ。テメェ、俺の獲物を勝手に横取りする気か」
ウオッカ『い、いえ……すんません』
ジン「チッ……下手くそ。あれじゃ隠れる場所が増えすぎて狙えねぇじゃねーか」
ジン「まぁ良い。楽しみは最後に取っておくものだからなぁ……」クックック
――米花シティーホール屋上――
右京「カイト君、生きてますか?」パキュン!
甲斐「何とかね!」ズガガッ! キュイン!
コナン「俺が囮になるから、二人とも逃げろ!!」パァン!
右京「何を言いますか!」
甲斐「そうだぜ! それにこの状況じゃどのみち無理だって!!」ズガガガッ
コナン(くそっ……こうなるのが嫌だったのに!)
コナン(この状況を、どうにか逆転できる方法は無いのか!?)
右京「カイト君、生きてますか?」パキュン!
甲斐「何とかね!」ズガガッ! キュイン!
コナン「俺が囮になるから、二人とも逃げろ!!」パァン!
右京「何を言いますか!」
甲斐「そうだぜ! それにこの状況じゃどのみち無理だって!!」ズガガガッ
コナン(くそっ……こうなるのが嫌だったのに!)
コナン(この状況を、どうにか逆転できる方法は無いのか!?)
――米花ホテル屋上――
ベルモット「いらっしゃい、バーボン」
安室「獲物はまだ元気なのか?」
ベルモット「見ての通りよ」
安室「あの甲斐とかいう刑事……随分な体力バカだな」
キャンティ「ひたすら走ってマシンガンを避ける奴なんて、見たのは二人目だよ」
コルン「一人目……東都タワーの時の奴」
バーボン「ベルモット、どうした?」
ベルモット「……分かりました。伝えます、ボス」プツッ
ベルモット「ジン。残念だけど、時間切れよ」
ベルモット「いらっしゃい、バーボン」
安室「獲物はまだ元気なのか?」
ベルモット「見ての通りよ」
安室「あの甲斐とかいう刑事……随分な体力バカだな」
キャンティ「ひたすら走ってマシンガンを避ける奴なんて、見たのは二人目だよ」
コルン「一人目……東都タワーの時の奴」
バーボン「ベルモット、どうした?」
ベルモット「……分かりました。伝えます、ボス」プツッ
ベルモット「ジン。残念だけど、時間切れよ」
ジン「あぁ? 今、良いとこなんだが」
ベルモット「ヘリでの狙撃は二度目だし、周辺住民の目も厳しいみたいでね」
キャンティ「通報されちまったのかい?」
コルン「システム……止めてなかった?」
ベルモット「これ以上はまずいから、今回は脅しだけで下がれ、だそうよ」
ジン「次に探りを入れてきた時には、容赦せずに始末を……ってか?」
ジン「あのお方にしちゃあ、随分甘いご判断だな」
ベルモット「とにかく引き揚げよ。もうすぐ警察のヘリが来てしまうわ」
ベルモット「ヘリでの狙撃は二度目だし、周辺住民の目も厳しいみたいでね」
キャンティ「通報されちまったのかい?」
コルン「システム……止めてなかった?」
ベルモット「これ以上はまずいから、今回は脅しだけで下がれ、だそうよ」
ジン「次に探りを入れてきた時には、容赦せずに始末を……ってか?」
ジン「あのお方にしちゃあ、随分甘いご判断だな」
ベルモット「とにかく引き揚げよ。もうすぐ警察のヘリが来てしまうわ」
ジン「チッ……残念だな。あのしたり顔の脳天、ぶち抜いてやりたかったが」
バーボン「良いじゃないか。次の楽しみができたと思えば」
ジン「テメェに言われたくはねーな……」
ベルモット「さ、行きましょ」
――米花シティーホール屋上――
右京「おや、ヘリが引き揚げていきますねぇ」
甲斐「ハァ……ハァ……お、俺達、助かったんですか?」
コナン「今回はね……でも、次は無いってだと思う」
バーボン「良いじゃないか。次の楽しみができたと思えば」
ジン「テメェに言われたくはねーな……」
ベルモット「さ、行きましょ」
――米花シティーホール屋上――
右京「おや、ヘリが引き揚げていきますねぇ」
甲斐「ハァ……ハァ……お、俺達、助かったんですか?」
コナン「今回はね……でも、次は無いってだと思う」
右京「仕方ありませんね。奴らからは、一旦手を引いて様子を見ましょう」
コナン「そのまま金輪際関わらない方が良いぜ?」
コナン「奴らも警戒して、あんたらの前では姿を見せなくなるだろうし」
右京「ですが、油断というのは誰に出もあること。機を待ちますよ」
甲斐「……それに付き合わされる俺の身にもなってください」
右京「おや、君は自分から付いてきたはずでは?」
甲斐「今回はそうですけど、次からは考えさせてもらいます!」プイッ
コナン(ま、生き残れたのは奇跡みたいなもんだな……)
コナン(あ~あ。この状況、捜査一課に何て言い訳しよう……)ガックリ
――完――
今度こそマジで終わり
迷惑掛けてすまんかった
コナン「そのまま金輪際関わらない方が良いぜ?」
コナン「奴らも警戒して、あんたらの前では姿を見せなくなるだろうし」
右京「ですが、油断というのは誰に出もあること。機を待ちますよ」
甲斐「……それに付き合わされる俺の身にもなってください」
右京「おや、君は自分から付いてきたはずでは?」
甲斐「今回はそうですけど、次からは考えさせてもらいます!」プイッ
コナン(ま、生き残れたのは奇跡みたいなもんだな……)
コナン(あ~あ。この状況、捜査一課に何て言い訳しよう……)ガックリ
――完――
今度こそマジで終わり
迷惑掛けてすまんかった
類似してるかもしれないスレッド
- 恒一「クラスの男子が死ぬ現象?」 (113) - [35%] - 2012/3/11 5:30 ★
- 冬馬「朝起きたら女になってた」 (124) - [33%] - 2013/3/3 11:45 ☆
- 千早「……なぜ事務所にヤ○ザが……?」 (140) - [33%] - 2012/7/9 10:45 ★★
- 執事「お嬢様に婚約者?」 (114) - [33%] - 2012/5/6 10:45 ○
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について