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    元スレ右京「毛利探偵事務所の監視?」

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    1 :

    ――警視庁内――

    右京「それが我々の任務だと仰るのですか?」

    内村「そうだ。あの事務所の関係者周辺では、やたらと事件が頻発するからな」

    内村「本庁や所轄でも、不審がる声が相次いでいるんだ」

    中園「本庁も忙しくて人員を割けないのだが、暇なお前達なら適任だろうと思ってな」

    甲斐「監視対象は毛利探偵ってことですか?」

    中園「いや、今回の対象は彼ではない。江戸川コナンという居候の少年の方だ」

    右京「はいぃ?」

    2 :

    また光彦が犠牲になるのか

    3 = 1 :

    甲斐「江戸川コナンって……僕もニュースで見たことありますけど、彼はまだ小学生ですよ?」

    右京「家主の探偵ではなく居候の子供を監視とは、一体どういうことなのでしょう?」

    中園「コレを見ろ」カタカタ

    甲斐「何ですか? このサイト……『毛利小五郎の事件ファイル』?」

    内村「奴が世間で名を知られ始めた頃から、これまで解決した事件についてまとめたサイトだ」

    中園「問題は、この項目だ」カチッ

    右京「『江戸川コナンの関わった事件と死者の総数』……ですか」

    甲斐「……これ、全部そうですか?」

    中園「そうだ」

    4 = 1 :

    中園「あの少年が毛利小五郎の元に預けられたのは、半年ほど前のことだが……何せ事件の数が多すぎてな」

    内村「いくら小学生でも、それはさすがに怪しいと思わんか?」

    右京「確かに。ここまで事件遭遇率の高い小学生は、見たことがありませんねぇ……」

    甲斐「うわ、すっげぇ。コナン君が関わった事件の総死者数、900名を超えてますよ」

    内村「最近では、一課の高木や千葉と顔なじみになり、奴らをパシリにしているという噂まである」

    内村「仮にも警視庁捜査一課の刑事とあろう者が、小学生に良いように使われるなど情けない」

    5 :

    面白そう

    6 = 1 :

    内村「キッドキラーだか何だか知らんが、子供に大きな顔をされるのは不愉快だ!」

    中園「と、とにかくあの少年の周囲で事件が多発するのは、何か原因があるのではないかと思ってな」

    中園「明日から一週間ほど張り込みを続けて、江戸川コナンの周囲を探ってほしい」

    中園「言っておくが、我々はあの少年を疑っているわけじゃないぞ?」

    甲斐「……コナン君は、小田切さんと白馬警視総監のお気に入りですもんね」ボソッ

    内村「何か言ったか!?」ムッ

    甲斐「いえ、別に」

    右京「では、失礼させて頂きます」

    甲斐「失礼しました~」バタン

    7 :

    ついにバレたか

    8 = 1 :

    ――翌日・毛利探偵事務所近くの路上・甲斐の車内――

    甲斐「ったく……小学生を監視だなんて。これが警察の仕事ですか?」

    右京「しかし偶然とはいえ、これだけ多くの事件に遭遇する小学生は非常に興味深い存在です」

    甲斐「偶然だと分かってるなら、上の連中も割り切りゃいいのに」

    右京「上層部は、コナン君が事件に関わるのが余程嫌なようですねぇ」

    甲斐「小学生が事件に遭遇することを喜ぶ大人なんていませんって」

    右京「ところでカイト君は、工藤新一という名を聞いたことはありますか?」

    甲斐「あぁ……今、行方不明になってる高校生探偵ですよね」

    右京「ええ。昨日、参事官達の前を辞した後、僕なりにコナン君のことを調べてみました」

    9 = 1 :

    右京「江戸川コナン君は、工藤新一君の遠い親戚だと警視庁のデータファイルにありましたが……」

    右京「工藤君の親類縁者を調べた結果、江戸川コナンなる人物は存在していなかったのですよ」

    甲斐「え!?」

    右京「彼は現在小学一年生で、誕生日を迎えていますから、7歳のはず」

    右京「もう役所の電子化が進んだ頃に生まれている年齢です」

    右京「しかし7年前、役所に出された出生届のデータを閲覧・検索しましたが、彼のデータはなかった」

    右京「出生届が出されていない……つまり、コナン君は無戸籍児ということになります」

    甲斐「無戸籍児?」

    右京「ええ。普通はコナン君の母親が、夫との間に何らかの確執があったために」

    右京「コナン君の出生届を出せないままだったと考える所でしょうが……」

    10 = 2 :

    周囲で1日5人は死んでるのか

    11 = 1 :

    甲斐「いや、普通そうでしょ。警視庁のファイルでも、父親の情報は一切ありませんでしたし」

    右京「もう一つ、可能性があります」

    甲斐「もう一つ……?」

    右京「誰かが何らかの目的で、江戸川コナンという架空の人物を作り出した可能性です」

    右京「これならコナン君の出生届が出されていない、ひいては戸籍が無いのは当たり前ですし」

    右京「父親についての情報が無いことにも説明が付きます」

    右京「元々存在するはずのない人物の父親など、見つかるはずもありませんからねぇ」

    右京「同様に、母親も本当に存在しているか、かなり怪しいものです」

    甲斐「……杉下さんがそう考える根拠は、何ですか?」

    12 = 1 :

    右京「工藤新一君が行方不明になった日と、コナン君が米花町にやってきた日が同じなんですよ」

    甲斐「はぁ?」

    右京「消えた高校生探偵と、時期を同じくして毛利探偵事務所に表れた居候の少年」

    右京「毛利小五郎が、眠りの小五郎として名を馳せるようになったのは、その後すぐのことです」

    右京「もし工藤君が何らかの事件に巻き込まれて、その結果、コナン君になってしまったのだとしたら……」

    甲斐「す、杉下さん?」

    右京「おそらく何らかの理由で命の危険にさらされ、あの姿になって運良く生き延びたのでしょう」

    13 = 1 :

    右京「そして彼は、幼馴染みの父親で、私立探偵でもある毛利小五郎を頼った」

    右京「小さくなっても、探偵であることを止められなかった工藤君は」

    右京「毛利さんに陰で助言するなどして、探偵業を続けている……というのが僕の考えです」

    甲斐「いやいやいや。高校生があんなに小っちゃくなるなんて、あり得ないでしょ!」

    右京「ええ。あくまで、そう考えれば色々と辻褄が合うというだけの推論ですよ」

    右京「証拠は一切ありません。ですから、信じるか信じないかは君次第です」フッ

    14 = 1 :

    甲斐「……とても信じられませんね」

    甲斐「TVのキッド中継で見ただけですが、ちょっと頭の良い小学生としか思えませんよ」

    右京「ともかく、彼の周囲に怪しい人物がいないか、徹底的に調べてみましょう」

    右京「彼のすぐ傍に、事件を巻き起こす危険人物が潜んでいるかもしれませんよ?」

    甲斐「危険人物って……何ですか、それ」

    右京「実は角田課長から、面白い情報を聞きましてねぇ」

    甲斐「お。コナン君、帰ってきましたよ」

    右京「……まぁ、後でも良いでしょう」

    15 :

    逢う前にデータから確信突いちゃってるじゃんww

    16 :

    真実に辿り着くの早すぎワロタ

    17 = 1 :

    ――毛利探偵事務所前――

    歩美「ねぇねぇ。明日の土曜日、みんなでまた遊園地に行こうよ!」

    コナン「遊園地ィ?」

    元太「おっ、それ良いなぁ。賛成!!」

    光彦「トロピカルマリンランドで、新しいアトラクションができたそうですよ」

    灰原「私はパス」

    歩美「え~、哀ちゃんも行こうよ~」

    光彦「灰原さんも一緒じゃないと、楽しくありませんよ~」

    歩美「チケットは哀ちゃんの分ももらってあるの。だからお願い、一緒に行って!」

    18 = 1 :

    灰原「……分かったわよ。でも小嶋君の買い食いのお金、博士は一切出さないから」

    元太「ええ~!? 何でだよ!!」

    灰原「自分で稼いだお金を自由に使う分には、誰も文句言わないわ」

    灰原「でも、小嶋君が今まで好き勝手に飲み食いしてきたのは、他人のお金よ?」ジロッ

    光彦「確かに元太君、城崎温泉に行った時も、牛丼と中華まんを食べ過ぎて……」

    歩美「和葉お姉さんのお財布を空にして、怒らせちゃったもんねー」

    元太「う……」

    19 = 1 :

    灰原「いい加減、バクバク食べ過ぎる癖を直しなさい」

    灰原「このままだと健康にも良くないし、周りの人に嫌われちゃうわよ?」

    元太「……わ、分かったよ」チッ

    コナン(ぜってー分かってねぇな、こいつ……)

    21 = 1 :

    ――探偵事務所近くの路上・甲斐の車内――

    甲斐「……色々と、突っ込みどころの多い会話ですね」

    右京「見たところ、あの元太という少年は肥満と言うべき体格ですし」

    右京「あの茶髪のお嬢さんの言うことは、もっともだと思いますよ」

    甲斐「いや、それは否定しませんけど。あ、コナン君が事務所に入りましたね」

    甲斐「お友達はそれぞれ帰宅……至って平和ですね。監視の意味、あるんですか?」

    右京「まぁ、そう言わずに。しばらく張り込みを続けましょう」


    ~2時間経過~

    甲斐「さすがに日が落ちると、急激に冷えてきますね」ブルッ

    右京「事務所に動きもないようですし、あのポアロという喫茶店で休憩といきましょうか」

    甲斐「賛成でーす」

    22 = 1 :

    ――ポアロ店内――

    「いらっしゃいませ~。二名様ですね、こちらの席にどうぞ」

    右京「どうも」

    甲斐「……ここって、馴染みのお客さんが多いみたいですね」ヒソヒソ

    「そうなんです。昔から通って下さってる方がたくさんいますよ」

    甲斐「あ、聞こえてました?」ハハハ

    「お二人は、刑事さんなんでしょう?」

    右京「おや、お分かりになりましたか?」

    「兄が事件に巻き込まれて、一課の方々が店で張り込んでたことがあったんですけど」

    「その時、高木刑事から張り込み中の刑事さんの見分け方をこっそり聞いたんです」クスッ

    甲斐(高木さん……何やってんすか)

    23 = 1 :

    安室「毛利探偵事務所の方を見ていたようですが、何か事件でもあったんですか?」

    右京「……貴方は?」

    安室「失礼、こちらでウェイターをしている安室と言います」

    安室「三人の会話が聞こえてしまったもので……お気に障りましたか?」

    右京「いえいえ。私達も、ずっとここで立ち話をしていましたからね」

    甲斐「とりあえず、座りましょうか」ガタ

    右京「では、失礼」カタン

    右京「紅茶と、何かオススメのメニューを頂けますか」

    甲斐「俺はコーヒーとサンドイッチのセットで」

    「分かりました、少々お待ち下さい。安室君、お冷やをお願いね」

    安室「はい」

    24 :

    まーた光彦が強制射精スイッチだの強制脱糞スイッチだのの犠牲になってしまうのかな?

    25 = 1 :

    ~10分後~

    「はい、おまちどおさま」

    「当店自慢の、あんかけスパゲティです。こちらがサンドイッチです」

    右京「これは美味しそうですねぇ」

    甲斐「ホントですね、ちょっと意外……あ、失礼」

    「いえいえ。そういうお客様の反応も、店側の楽しみの一つですから」

    安室「ところで、お二人がどういう事件で張り込んでいるのかは……?」

    甲斐「守秘義務がありますんで、すみません」

    安室「ですよねー」ハハハ

    安室(チッ……この店に来る刑事は、結構口が軽いのに)

    26 = 1 :

    右京「やはり、気になりますか?」

    安室「ええ。僕、毛利先生の一番弟子の探偵でもあるんで」

    安室「先生、何か深刻な事件にでも巻き込まれたのかなって……」

    右京「なるほど、貴方も探偵でしたか」

    右京「毛利探偵とも師弟関係というなら、いくつかお聞きしたいのですが」

    安室「はい、何でしょう?」

    安室(よしよし、何とか事情を聞き出せそうだな)ホッ

    27 = 1 :

    右京「最近コナン君の周辺をうろつく、怪しい人物はいませんでしたか?」

    安室「コナン君の周りを……ですか?」

    右京「ええ。実は、警視庁内で不穏な噂を耳にしましてね」

    安室「噂?」

    右京「コナン君をつけ狙う輩がいる、と」

    安室「え!?」ギクッ

    甲斐(おいおい、守秘義務があるって言ったばっかなのに。一体何を喋るつもりだ?)ハラハラ

    28 :

    この2人のまわりでも結構事件起きるよな

    29 :

    博士「お前さんを追ってる人間を爆殺するスイッチじゃ、くれ悪じゃぞー」

    30 = 1 :

    右京「コナン君はキッドキラーとして、随分と有名になったでしょう」

    「そうですね。ウチの新規のお客さんにも、コナン君目当てで来てる方がいましたから」

    右京「一部の方々がストーカーじみた行為に走っているようだと、小田切警視長が心配されてましてねぇ」

    甲斐(うわぁ。この人、小田切さんの名前を勝手に使ってる……)

    「え、そうなんですか!?」

    右京「世の中には特殊な趣味の人もいますし、ここ最近の米花町内の不審者情報も多かったですし」

    右京「周辺の警護と実態調査のために、我々が来たというわけです」

    甲斐「ま、まぁ犯罪予防の一環っていうか……」ハハッ

    右京「お店でいる時には、周辺の人通りなどはよく見えますよね」

    右京「何か思い当たるようなことは、ありませんでしたか?」

    31 = 1 :

    安室「え、あぁ……僕は、そういう変な人を見かけたことは無いです」

    安室(……強いて言うなら僕自身だけど、これは仕事だしなぁ)

    右京「そうですか。梓さんはどうでしょう?」

    「私も無いですねぇ。これからは、ちょっと気をつけて見てみます」


    安室(この刑事達、一体誰を疑っている?)

    安室(僕か? いや、もしかすると赤井の妹や、FBIの奴らのことかも……)

    安室(いずれにせよ、警察の動きをもう一度確認した方が良さそうだ)

    32 = 1 :

    ~20分後~

    右京「では何か分かったことや、思い出したことがあったら、言って下さい」

    甲斐「張り込みの間は、ここを贔屓にさせてもらいますんで」ニコッ

    「はい。またお待ちしてます♪」

    右京「あ、そうそう。最後に、もう一つだけ」

    「何でしょう?」

    右京「以前、あの向かいのビルの屋上で」

    右京「毛利探偵をライフルで狙っていた黒服の集団を見たという情報があるのですが……」

    右京「当時のことを覚えていれば、お聞かせ願えませんか?」

    安室「!?」ギョッ

    34 = 1 :

    「すみません、私、その日は休んでたので。安室君は来る前のことだったし」

    「なので、知ってるのはマスターだけなんですけど……今日はお休みですし」

    右京「分かりました。では後日、改めてお話を伺いたいと、マスターにお伝え下さい」


    安室(……まずいな。ベルモットに連絡を取るか)

    安室(あの女に貸しを作るのは癪だが、やむを得ん)チッ

    35 = 1 :

    ――バーボンの潜伏先――

    安室「……というわけだ。どうにかできないか」

    ベルモット『私達が尻ぬぐいしてやる必要なんて無いわ。あれはジンのミスだもの』

    安室「だが、警察に組織のことを嗅ぎつけられるわけにはいかないだろう」

    ベルモット『大丈夫よ。あの場に私もいたけど、警察が掴んでいるのはその目撃証言だけ……』

    ベルモット『探偵事務所の近辺で、大学の映研サークルが映画を撮影してたってことにしといたから』

    ベルモット『一般人が組織の存在に感づくことは、まず無いわ』

    安室「しかし、妙に気に掛かるんだ。あの杉下という男……」

    36 = 1 :

    安室「せっかくシェリーを始末できたと思ったのに……こちらも問題ばかりだな」

    ベルモット『バーボン、気にしすぎじゃない?』

    ベルモット『刑事が張り付いてるなら、ポアロのマスターを始末するのは後じゃないと無理ね』

    安室「あぁ。こっちも江戸川コナンのことを調べ終わっていないから、それまでは……」

    ベルモット『彼、面白い子でしょう?』

    安室「とても興味深いよ。刑事達が帰るまで、動きが取りづらいのは仕方ないな」

    ベルモット『頑張ってね。あのお方も、良い報告を期待しているわ』ピッ

    安室「さて……当分は大人しくしておくか」

    37 = 2 :

    光彦大爆発

    38 = 1 :

    ――警視庁内・特命係――

    甲斐「一週間ず~っと事務所前で張り付いたけど、何も起きなかったじゃないですか」

    右京「ええ、今回は何も無かった。しかし、その内また……」

    『米花町で殺人事件発生!現場は三丁目の公園近く……』

    甲斐「これですか」ゲンナリ

    右京「やはりもう一度、張り付いた方が良いかもしれませんねぇ」

    甲斐「ですね。俺達がいなくなった矢先に、これじゃあ……」

    右京「今度はポアロの方々にも内緒にしておきましょう。梓さんが不安がってしまいますからね」

    甲斐「はーい……」

    甲斐(あそこのコーヒー、気に入ってたのになぁ……)

    39 = 1 :

    ――捜査一課――

    高木「コナン君、ストーカーに悩んでるってホントかい?」

    コナン「へ!?」

    高木「梓さんから聞いたんだけど、コナン君がキッドキラーとして有名になったせいで」

    高木「探偵事務所の周辺を、変な人がうろついてるらしいって……」

    コナン「え……ボク、知らないよ?」

    コナン「そういう人がいたら、小五郎のおじさんか蘭姉ちゃんに絶対言うもん」

    高木「だよねぇ。まぁ、一応心配だったからさ」ハハッ

    高木「何かあったら、ボクでも佐藤さんでも良いから、ちゃんと相談してね」

    コナン「うん!」


    コナン(……何なんだ、ストーカーって……)

    コナン(最近、事務所前に停まってる妙な車のことか?)

    40 :

    脳内再生余裕

    41 :

    今のところおもしろい

    42 = 1 :

    ――探偵事務所前――

    コナン(あの車だ……組織にしては目立つ行動だし、無いとおもったんだが)

    コナン(念のため、おっちゃんに言っとくか)



    ――事務所内――

    コナン「おじさん。事務所の前に停まってる、あの車……」

    小五郎「ん~?」チラッ

    小五郎「あぁ、気にすること無ぇって。どっかの営業マンの車だろ」

    小五郎「ガキは宿題でもしてこい」

    コナン(ダメだな……こりゃあ)

    コナン(しゃーねーなぁ。心配掛けたくねぇけど蘭に言うか)

    コナン(俺はともかく、蘭に妙なことしないか心配だし)

    45 :

    て右京の仮説がまんま真実でワロタwwwwww

    46 = 1 :

    ――毛利家・リビング――

    「も~。お父さんたら、またお酒飲んで寝ちゃって!」プンプン

    コナン「ねぇ、蘭姉ちゃん。ちょっと良い?」

    「どうしたの?」

    コナン「ここのところ、事務所の前にずっと車が停まってるの、知ってる?」

    「え?」

    コナン「何かね、高木刑事が言ってたんだけど、変な人がうろついてるんだって」

    「あ、それ梓さんから聞いたわ。コナン君にストーカーがいるって」ハッ

    「そうか……その車に乗ってる人が……」

    コナン「へ!?」

    47 :

    空手くるな

    48 = 1 :

    コナン「ら、蘭姉ちゃん……?」

    「許せないわ! とっつかまえてやる!!」

    コナン「蘭姉ちゃん、ちょっと待って!!」

    コナン「待ってって! らぁ―――ん!!」



    ――毛利探偵事務所前の路上――

    甲斐「杉下さん。ペットボトルですみませんが、紅茶です」

    杉下さん「どうも。……おやぁ?」

    甲斐「何でしょうね。事務所の方からすごい音が……」

    49 = 1 :

    杉下「どうかなさいましたか?」

    甲斐「何か、トラブルでも?」

    「……あの車、貴方達のですか?」キッ

    甲斐「ええ。俺のですけど……何か?」

    「この……変態!」バキィ!

    甲斐「ガフッ!!」

    「小学生をストーカーなんて、どういう神経してるの!?」

    コナン「ら、蘭姉ちゃん!」

    「コナン君、出てきちゃダメよ! このおじさん達、悪い人だから!!」

    右京「それは誤解というものです」

    「問答無用!」ヒュオッ

    右京「おっと」ヒョイ

    「私の蹴りを躱すなんて……!」

    右京「さすがは関東大会の優勝者。見事な体裁きです」

    右京「我々のことをストーカーだと思われているようですが、勘違いですよ」

    50 :

    数年ぶりに支援
    おもしろい


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