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元スレカレン「アヤヤ、私と付き合うデス!」
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>>99
そりゃもともとそういう漫画じゃないし
そりゃもともとそういう漫画じゃないし
陽子「じゃーなー」
綾「また明日」
―――――
コツ コツ
綾(よく分からない相手のことよりも、先に自分のことから考えるべき、か……)
綾(陽子の言うことも一理あるかもしれないわね)
綾(……そうよ。私は今までずっとカレンの気持ちがどうなのか考えてたけど)
綾(カレンの気持ちなんて、本人に聞かないと分かるわけないわ)
綾(無理に他人の気持ちを推し量るより、まず私自身の気持ちを考えよう)
綾(私の気持ち……)
綾(私の気持ちって、何だろう)
綾(カレンに……キスされて、どう思ったか?)
綾「また明日」
―――――
コツ コツ
綾(よく分からない相手のことよりも、先に自分のことから考えるべき、か……)
綾(陽子の言うことも一理あるかもしれないわね)
綾(……そうよ。私は今までずっとカレンの気持ちがどうなのか考えてたけど)
綾(カレンの気持ちなんて、本人に聞かないと分かるわけないわ)
綾(無理に他人の気持ちを推し量るより、まず私自身の気持ちを考えよう)
綾(私の気持ち……)
綾(私の気持ちって、何だろう)
綾(カレンに……キスされて、どう思ったか?)
綾(キスされて、凄く驚いたけど)
綾(よく考えたら、不思議と嫌な感じはしなかったような……)
綾「……」
そっ
綾(カレンのくちびる、柔らかかったなぁ……)
綾(……)
綾(……舌入れるのはさすがにどうかと思うけど)
綾(よく考えたら、不思議と嫌な感じはしなかったような……)
綾「……」
そっ
綾(カレンのくちびる、柔らかかったなぁ……)
綾(……)
綾(……舌入れるのはさすがにどうかと思うけど)
綾(初キスの想像は度々してたけど、まさかカレンがその相手になるなんて思わなかったわね)
綾(でもなんだか……今となっては、そう悪い気はしないかも)
綾(そういや、そもそも初キスの想像って、どんなこと考えてたっけ……?)
綾(……)
綾(陽……)
ハッ
綾(ち、違う! 違うわよ! 陽子で妄想なんてしてないから! ///)
綾(ただ、なんとなく理想の相手を思い浮かべると、うっすら陽子が重なって……)
綾(でもなんだか……今となっては、そう悪い気はしないかも)
綾(そういや、そもそも初キスの想像って、どんなこと考えてたっけ……?)
綾(……)
綾(陽……)
ハッ
綾(ち、違う! 違うわよ! 陽子で妄想なんてしてないから! ///)
綾(ただ、なんとなく理想の相手を思い浮かべると、うっすら陽子が重なって……)
綾(……はぁ。私って軽い女なのかしら)
綾(今まで深く考えずにいたけれど、私が陽子のこと、ちょっと気になってるのはどうも確かみたい……)
綾(カレンも、そのことを見抜いて今まで私を応援してくれてたんだから)
綾(……でも今は)
綾(カレンのことも確かに気になってる自分がいる……)
綾(私の気持ちって、一体なんなの?)
綾「……」ウーン
綾(……分からないや)
綾(この迷いにもいずれ決着をつけなきゃいけないときが来るのかしら……)
タッ タッ タッ……
綾(今まで深く考えずにいたけれど、私が陽子のこと、ちょっと気になってるのはどうも確かみたい……)
綾(カレンも、そのことを見抜いて今まで私を応援してくれてたんだから)
綾(……でも今は)
綾(カレンのことも確かに気になってる自分がいる……)
綾(私の気持ちって、一体なんなの?)
綾「……」ウーン
綾(……分からないや)
綾(この迷いにもいずれ決着をつけなきゃいけないときが来るのかしら……)
タッ タッ タッ……
ー綾の部屋ー
綾(……)モンモン
綾(……分からないことをいちいち悩んでてもしょうがないわね)
綾(よし! 決めた!)
綾(この分からない状態も含めて、明日きっちりカレンに会って話そう!)
綾(カレンの気持ちを聞いて見えてくることもあるでしょう)
綾(その結果どうなるかは分からないけど)
綾(とりあえずはカレンが元気を取り戻してくれたら)
綾(またみんなで楽しく過ごせる、いつもの日常が戻ってくる)
綾(とりあえずはそれで、十分じゃない)
綾(そしたら、あの遊園地に今度はみんなで遊びに行くのもいいかも……)
綾(みんなで行くとしたら……どんなコースがいいかしら……)ウツラウツラ
綾(ジェットコースターやお化け屋敷は避けたいけど……動物ショーや観覧車なら……)ウトウト
綾(……)スヤァ……
綾(……)モンモン
綾(……分からないことをいちいち悩んでてもしょうがないわね)
綾(よし! 決めた!)
綾(この分からない状態も含めて、明日きっちりカレンに会って話そう!)
綾(カレンの気持ちを聞いて見えてくることもあるでしょう)
綾(その結果どうなるかは分からないけど)
綾(とりあえずはカレンが元気を取り戻してくれたら)
綾(またみんなで楽しく過ごせる、いつもの日常が戻ってくる)
綾(とりあえずはそれで、十分じゃない)
綾(そしたら、あの遊園地に今度はみんなで遊びに行くのもいいかも……)
綾(みんなで行くとしたら……どんなコースがいいかしら……)ウツラウツラ
綾(ジェットコースターやお化け屋敷は避けたいけど……動物ショーや観覧車なら……)ウトウト
綾(……)スヤァ……
ー1-B教室ー
綾「えっ……」
綾「カレン、休み……?」
陽子「そうだって。A組の担任が言ってた」
アリス「今まで一応学校には来てたはずなのに……」
忍「大丈夫なんでしょうか、カレン……」
綾「……」ポカーン
綾「えっ……」
綾「カレン、休み……?」
陽子「そうだって。A組の担任が言ってた」
アリス「今まで一応学校には来てたはずなのに……」
忍「大丈夫なんでしょうか、カレン……」
綾「……」ポカーン
綾(カレン、どうしちゃったのかしら)
綾(日曜のこと、気にしすぎて学校も来れなくなった……?)
綾(でも、いつものカレンじゃそんな様子想像できないわ)
綾(じゃあ、カレンの身に何か……?)
先生「えー、次の問題を……」
綾(……嫌だわ。そんなこと、考えたくもない……)
先生「小路さん」
綾「えっ、あっ、はい」
綾(日曜のこと、気にしすぎて学校も来れなくなった……?)
綾(でも、いつものカレンじゃそんな様子想像できないわ)
綾(じゃあ、カレンの身に何か……?)
先生「えー、次の問題を……」
綾(……嫌だわ。そんなこと、考えたくもない……)
先生「小路さん」
綾「えっ、あっ、はい」
綾「……」
先生「どうしたの?」
綾「すみません、聞いてませんでした……」
先生「あら、仕方ないわね……」
先生「今度はちゃんと聞いててね?」
綾「……はい、すみません」
先生「じゃあ、次の人―――」
綾「……」ハァ
陽子「……」
先生「どうしたの?」
綾「すみません、聞いてませんでした……」
先生「あら、仕方ないわね……」
先生「今度はちゃんと聞いててね?」
綾「……はい、すみません」
先生「じゃあ、次の人―――」
綾「……」ハァ
陽子「……」
ー帰り道ー
陽子「じゃあ綾、またね」
綾「ええ」
――――――
綾(結局、今日一日全く集中できなかった……)ハァ
綾(ダメだわ、こんなのじゃ)
綾(カレンのことが気になって仕方がない)
綾(学校で直接会うつもりだったけど、それができないならもうしょうがない)
綾(カレンに直接電話しよう)
綾(このままじゃ私の方がダメになる)
綾(それに何より私……)
綾(カレンの声が聞きたい!)
陽子「じゃあ綾、またね」
綾「ええ」
――――――
綾(結局、今日一日全く集中できなかった……)ハァ
綾(ダメだわ、こんなのじゃ)
綾(カレンのことが気になって仕方がない)
綾(学校で直接会うつもりだったけど、それができないならもうしょうがない)
綾(カレンに直接電話しよう)
綾(このままじゃ私の方がダメになる)
綾(それに何より私……)
綾(カレンの声が聞きたい!)
ー綾の部屋ー
「……電波の届かないところにいるか、電源が……」プチッ
綾(……ダメね。携帯は繋がらない)
綾(……しかたないわ。カレンの家のほうに電話しましょう)
プルルルルル…… プルルルルル……
綾(……)ドキドキ
ガチャ
「もしもし九条デス」
綾「!!」
綾「ももももしもし!? カレン!?」
綾「あああああやややややだけど!?」
「あら、カレンのお友達?」
綾(カレンじゃなかったーーー!)ガーン
「……電波の届かないところにいるか、電源が……」プチッ
綾(……ダメね。携帯は繋がらない)
綾(……しかたないわ。カレンの家のほうに電話しましょう)
プルルルルル…… プルルルルル……
綾(……)ドキドキ
ガチャ
「もしもし九条デス」
綾「!!」
綾「ももももしもし!? カレン!?」
綾「あああああやややややだけど!?」
「あら、カレンのお友達?」
綾(カレンじゃなかったーーー!)ガーン
綾「……」シュン
「……もしもし?」
綾「あ、はい。私カレンさんの同級生の小路綾と申します」
「あ、ハイどうも」
綾(……このカレンに似た英国訛りの日本語)
綾(そして、カレンよりもちょっぴり大人びて、どこか艶のある声……)
綾(……もしかしてカレンの……)
綾「お姉ちゃんですか!?」
カレン母「母です」
「……もしもし?」
綾「あ、はい。私カレンさんの同級生の小路綾と申します」
「あ、ハイどうも」
綾(……このカレンに似た英国訛りの日本語)
綾(そして、カレンよりもちょっぴり大人びて、どこか艶のある声……)
綾(……もしかしてカレンの……)
綾「お姉ちゃんですか!?」
カレン母「母です」
カレン母「……カレンに何かご用事?」
綾「あ、はい」
綾「カレンさん、今日は学校を休んでいたのでちょっと心配になって……」
カレン母「そうなの。わざわざありがとうね」
カレン母「でもごめんね。今日はカレン、昼にふらっと外に出て行ったっきり、まだ帰ってなくて……」
綾「えっ……」
カレン母「カレン、今日は朝体調が悪いって言って学校休んだのよ」
カレン母「昼にはちょっと回復したみたいで、そのとき散歩に行ってくるって言って出掛けて、そのまま……」
綾「……」チラッ
<5時>
綾「……」
綾「あ、はい」
綾「カレンさん、今日は学校を休んでいたのでちょっと心配になって……」
カレン母「そうなの。わざわざありがとうね」
カレン母「でもごめんね。今日はカレン、昼にふらっと外に出て行ったっきり、まだ帰ってなくて……」
綾「えっ……」
カレン母「カレン、今日は朝体調が悪いって言って学校休んだのよ」
カレン母「昼にはちょっと回復したみたいで、そのとき散歩に行ってくるって言って出掛けて、そのまま……」
綾「……」チラッ
<5時>
綾「……」
カレン母「ごめんね? うちの娘がいつも迷惑かけっぱなしでしょ?」
綾「い、いえ」
カレン母「今日だってせっかくお友達が心配して電話までかけてきてくれたのに……」
カレン母「そんなことも知らず、カレンったら一体どこいっちゃったのかしら」
綾「……」
カレン母「携帯にかけても出てくれないから、わざわざ家にまでかけてくれたんでしょ?」
カレン母「それなのに、まったくカレンったら友達のこと考えられない子でごめんね?」
綾「……!」
綾「それは違いますよ!」ガタッ
カレン母「!」
綾「い、いえ」
カレン母「今日だってせっかくお友達が心配して電話までかけてきてくれたのに……」
カレン母「そんなことも知らず、カレンったら一体どこいっちゃったのかしら」
綾「……」
カレン母「携帯にかけても出てくれないから、わざわざ家にまでかけてくれたんでしょ?」
カレン母「それなのに、まったくカレンったら友達のこと考えられない子でごめんね?」
綾「……!」
綾「それは違いますよ!」ガタッ
カレン母「!」
綾「カレンは、とっても友達思いな子です!」
綾「人が何か悩みごとを抱えてるときは、それに真っ先に気づいてくれて」
綾「相談ごとも進んで聞いてくれる」
綾「誰かのために積極的に行動できる、優しい子です!」
カレン母「……」
綾「そんなカレンが今日、出掛けたまま帰ってこないのも」
綾「きっと、私とのことで、何か深い考えがあるから……」
綾「それを、友達のことも考えられないなんて、絶対ありえません!」
綾「私、カレンの、そういう友達思いなところ」
綾「す……」
綾「好きですから……!」
綾「人が何か悩みごとを抱えてるときは、それに真っ先に気づいてくれて」
綾「相談ごとも進んで聞いてくれる」
綾「誰かのために積極的に行動できる、優しい子です!」
カレン母「……」
綾「そんなカレンが今日、出掛けたまま帰ってこないのも」
綾「きっと、私とのことで、何か深い考えがあるから……」
綾「それを、友達のことも考えられないなんて、絶対ありえません!」
綾「私、カレンの、そういう友達思いなところ」
綾「す……」
綾「好きですから……!」
カレン母「……」
綾「……」
綾「」ハッ
綾(私ったら、勢いに任せて何を……!)
綾「ご、ごめんなさい!」バッ
綾「お母さんについ、失礼なことを……!」
カレン母「……」
カレン母「」クスッ
カレン母「いいのよ」
綾「えっ……」
綾「……」
綾「」ハッ
綾(私ったら、勢いに任せて何を……!)
綾「ご、ごめんなさい!」バッ
綾「お母さんについ、失礼なことを……!」
カレン母「……」
カレン母「」クスッ
カレン母「いいのよ」
綾「えっ……」
カレン母「あなたが、カレンのこと大切に思ってるのが分かったから」
綾「は、はぁ……」
カレン母「私も、イギリスから日本へ環境がガラリと変わって、カレンが馴染めてるかどうか心配だったの」
カレン母「今日ももしかして、そのストレスが溜まったせいで体調を崩したのかも……と少し思ってたけど」
カレン母「その様子じゃ学校生活の方は心配なさそうね」
カレン母「小路綾ちゃん、だっけ」
綾「は、はい!」
カレン母「これからも、カレンのことよろしくね」
綾「……はい!」
綾「は、はぁ……」
カレン母「私も、イギリスから日本へ環境がガラリと変わって、カレンが馴染めてるかどうか心配だったの」
カレン母「今日ももしかして、そのストレスが溜まったせいで体調を崩したのかも……と少し思ってたけど」
カレン母「その様子じゃ学校生活の方は心配なさそうね」
カレン母「小路綾ちゃん、だっけ」
綾「は、はい!」
カレン母「これからも、カレンのことよろしくね」
綾「……はい!」
カレン母「カレンがまだ帰ってきてないことは、私達も心配してるの」
カレン母「こっちはこっちで探してみるから、見つかったら綾ちゃんにも連絡するわね」
綾「分かりました」
カレン母「それじゃあ、お電話ありがとう」
ガチャ ツーツーツー
綾「……」
綾「……ふぅ」
カレン母「こっちはこっちで探してみるから、見つかったら綾ちゃんにも連絡するわね」
綾「分かりました」
カレン母「それじゃあ、お電話ありがとう」
ガチャ ツーツーツー
綾「……」
綾「……ふぅ」
綾「……」ポツン
綾(……カレン、あなた一体どこへ行ってしまったの……?)
綾(学校を休んだのに、昼に出て行ってまだ帰ってないなんて……心配だわ)
綾(……まさか、自分で自分を傷つけるような真似してないでしょうね)
綾(あなたに万が一のことがあったら、私、私……)ウルッ
綾「……」グスン
綾(こうしちゃいられない……!)ガタッ
綾(……カレン、あなた一体どこへ行ってしまったの……?)
綾(学校を休んだのに、昼に出て行ってまだ帰ってないなんて……心配だわ)
綾(……まさか、自分で自分を傷つけるような真似してないでしょうね)
綾(あなたに万が一のことがあったら、私、私……)ウルッ
綾「……」グスン
綾(こうしちゃいられない……!)ガタッ
バン
綾(外は曇り模様……いつ雨が降るとも分からない様子)
綾(こんな天気でどこに出掛けるっていうの?)
綾(カレンがどこに行ったかなんて、全く想像もつかないけど)
綾(行くしかない)
綾(カレンを迎えに行かなきゃ)
綾(……いえ、違うかも)
綾(私が、カレンに会いたいの!)
ダッ
綾(外は曇り模様……いつ雨が降るとも分からない様子)
綾(こんな天気でどこに出掛けるっていうの?)
綾(カレンがどこに行ったかなんて、全く想像もつかないけど)
綾(行くしかない)
綾(カレンを迎えに行かなきゃ)
綾(……いえ、違うかも)
綾(私が、カレンに会いたいの!)
ダッ
ワイワイガヤガヤ
綾(……カレン)キョロキョロ
――――――
プァーン ガタンゴトン ガタンゴトン
綾(カレン)
――――――
ザワザワ ザワザワ
綾(……カレン!)
綾(……カレン)キョロキョロ
――――――
プァーン ガタンゴトン ガタンゴトン
綾(カレン)
――――――
ザワザワ ザワザワ
綾(……カレン!)
綾「はぁ、はぁ……」
綾(……ダメ。こんな広いエリア、あてもなくさまよって見つかるはずがない)
綾(ちょっと、落ち着こう)
綾「……はぁ」
綾(……だいたい私、カレンに会ってどうしたいんだろう)
綾(前から考えてたけど、カレンに会って何を伝えればいいの?)
綾(……今の私の気持ち?)
綾(……そんなの、決まってる)
綾(……ダメ。こんな広いエリア、あてもなくさまよって見つかるはずがない)
綾(ちょっと、落ち着こう)
綾「……はぁ」
綾(……だいたい私、カレンに会ってどうしたいんだろう)
綾(前から考えてたけど、カレンに会って何を伝えればいいの?)
綾(……今の私の気持ち?)
綾(……そんなの、決まってる)
綾(……でも、そのためには、カレンに会う前にやっておくべきことがあるんじゃない?)
綾(そうよ。私には先にやっておかなくちゃいけないことがある)
綾(今まで応援してくれたカレンのためにも)
綾(この想いだけは……しっかり伝えなくちゃ!)
ダッ
綾(そうよ。私には先にやっておかなくちゃいけないことがある)
綾(今まで応援してくれたカレンのためにも)
綾(この想いだけは……しっかり伝えなくちゃ!)
ダッ
ピンポーン
綾(……居るかしら)ドキドキ
「はーい」
綾(き、来たっ!)ピーン
ガチャ
綾「……こ、こんばんは」
陽子「おう、綾じゃん。入って入って」
綾(……居るかしら)ドキドキ
「はーい」
綾(き、来たっ!)ピーン
ガチャ
綾「……こ、こんばんは」
陽子「おう、綾じゃん。入って入って」
―陽子の部屋―
陽子「そこのベッド座っていいよ」
綾「ありがとう」
ギシッ
陽子「……それで、どうしたの? こんな時間に」
綾「そ、それは……」ドキドキ
綾(うう……陽子の前だとやっぱり緊張しちゃう)
綾(それに話す内容が内容だものね……もうすでに心臓が飛び出そうだわ)ドキドキ
綾「あ、あの……」
陽子「……」
陽子「……緊張しなくていいよ」
綾「えっ、あっ……」
陽子「先にココアでも飲む?」
綾「……はい」
陽子「そこのベッド座っていいよ」
綾「ありがとう」
ギシッ
陽子「……それで、どうしたの? こんな時間に」
綾「そ、それは……」ドキドキ
綾(うう……陽子の前だとやっぱり緊張しちゃう)
綾(それに話す内容が内容だものね……もうすでに心臓が飛び出そうだわ)ドキドキ
綾「あ、あの……」
陽子「……」
陽子「……緊張しなくていいよ」
綾「えっ、あっ……」
陽子「先にココアでも飲む?」
綾「……はい」
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