元スレセレナ「お隣さん、ポケモン勝負してくれない?」カルム「・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 90 :
ブタぁあ!!
102 = 79 :
通訳も同罪だろ
103 :
これだからデブは
105 = 59 :
セレナの家
セレナ「今頃カルムはサナと・・・」
ピンポーン
セレナ「こんな時間に誰かしら?」
ピンポーン
セレナ「はいはーい、今いくわよ」
ガチャ
セレナ「全く・・・だれ」
サナ「・・・・・・」
セレナ「さ・・・な?」
106 = 84 :
ここがあの女のハウスね
107 = 59 :
セレナの部屋
セレナ「どうしたの?こんな遅くに」
サナ「・・・」
セレナ「黙ってても分からないわよ。カルムと何かあった?」
サナ「何で・・・」
セレナ「?」
サナ「何でカルムとパレード行かなかったの?」
108 = 59 :
セレナ「何だ・・・そんな事?」
サナ「そんな事って!」
セレナ「別に変な意味は無いわよ。ただ、私はパレードに興味がなかっただけ」
サナ「セレナ、何で嘘をつくの?」
セレナ「嘘?」
サナ「ティエルノが言ってたんだよ。カルムがセレナが好きなやつだから喜ぶかな?って言ってたって」
セレナ「!?」
109 :
寝れねえじゃねえかくそが
110 = 104 :
よく喋るなこの豚
111 = 59 :
セレナ「はぁ・・・認めるわ。確かに私はミッ◯ーが好きよ」
サナ「やっぱり・・・」
セレナ「でも、私だって知ってるわ。サナも好きでしょ?」
サナ「・・・・・・」
セレナ「ミッ◯ーのこと」
サナ「・・・・・・?」
112 :
どうでもいいけどカルムの一人称って「俺」だったろ
113 = 59 :
サナ「え、うん・・・確かに好きだよミッ◯ー」
セレナ「でしょう?私もミッ◯ーは好きだけど、サナほど好きじゃ無いのよ」
サナ「・・・?」
セレナ「だから、私よりもミッ◯ーが好きなサナをパレードに誘うように言ったのよ」
サナ「そ、そんな!嘘だよ私なんかよりもセレナの方がずっとミッ◯ーの事を好きだよ!!」
セレナ「いいえ!サナの方が私よりもミッ◯ーの事が好きだわ!」
サナ「いいや!セレナの方がミッ◯ーの事好きだよ!!」
114 :
指摘してる時点でお前にとってはどうでもよくない
115 = 59 :
サナ「セレナの方が私よりもミッ◯ー大好きだね!」
セレナ「サナの方が私よりもミッ◯ー大好きよ!」
サナ「セレナの方が私よりもミッ◯ー大好き!」
セレナ「サナの方が私よりもミッ◯ー大好き!」
サナ「セレナはミッ◯ー大好き!」
セレナ「サナもミッ◯ー大好き!」
サナ「セレナは!!」
セレナ「サナだって!!」
サナ「好きでしょ!カルムの事」
セレナ「サナだって!!」
サナ「・・・やっぱり」
セレナ「あ・・・」
116 :
俺が操作してるカルムはきっと僕だから問題ない
117 = 59 :
セレナ「い、今のは言葉のあやよ・・・」
サナ「・・・」 ジー
セレナ「卑怯だわ」
サナ「じゃあ、セレナはカルムの事が好きじゃないの?」
セレナ「・・・全く!何とも思ってないわ」
118 = 59 :
サナ「私、知ってるんだよ・・・」
セレナ「知ってるって何を?」
サナ「セレナ、カルムと二人だけだと名前で呼ぶよね?カルムの事・・・」
セレナ「あ・・・そ、それは・・・」
119 = 59 :
サナ「やっぱり・・・」
セレナ「違うの!それはー・・・」
サナ「・・・ゴメンなさい」
セレナ「サナ?」
サナ「分かってたんだよ私・・・二人がお互いに思っているの」
セレナ「・・・・・・」
サナ「分かってて気づかない振りしてたの、だって!気づいちゃったらもう三人じゃいられないじゃない!」
セレナ「サナ」
サナ「邪魔だよね?私・・・大丈夫、もうセレナとカルムの邪魔しないから」
120 = 59 :
おネェさん「ミアレガレットお買い上げありがとうございます!」
チリーン 所持金173200
カルム「ティエルノのおかげでパレードに行けたんだしお礼はこれでいいか」
プルルル~
カルム「セレナから?こんな時間にバトルの申し出かな?」
ガチャ
セレナ「カルム!!サナが!」
121 = 62 :
思えば主人公初期顔だわ
122 = 59 :
19番道路 橋の上
サナ「・・・・・・」
カルム「・・・サナ!」
サナ「カルム・・・どうして?」
カルム「全部セレナから聞いたよ・・・」
サナ「・・・・・・」
123 :
報われない役目はセレナで十分なんだが?
124 = 59 :
カルム「ここは危ないよ・・・」ギシッ
サナ「来ないで!」
カルム「・・・ッ!」
サナ「お願いそれ以上近づかないで」
カルム「・・・それはできない」ギシッ
カルム「(橋が古くなってる・・・早く安全なとこに)」
サナ「やめてよ・・・もう私はカルムと一緒にいられないよ」
125 = 79 :
セレナはサナと付き合ってるんだが?
126 = 59 :
サナ「来ないでって言ってるじゃない!」
カルム「ゴメン・・・」ギシッ
サナ「やめてよ・・・何でカルムが謝るの?」
カルム「・・・ゴメン」ギシッ
サナ「だから、カルムは謝らなくて良いんだよ!」
カルム「ゴメン・・・サナを泣かせてゴメン」
127 = 59 :
サナ「・・・・・・」
カルム「・・・・・」
サナ「カルム・・・セレナのこと好きでしょ?」
カルム「意識してる・・・」 ギシッ
サナ「やっぱり・・・」
カルム「でも・・・・・・」
サナ「・・・」
カルム「今はそれよりもサナの事を守りたいと思ってる!」
カルム「結婚してくれ・・・サナ」
128 :
おい
129 = 59 :
翌朝
自動販売機「おはようございます。今日もお仕事頑張ってください」
チリーン 所持金73000
カルム「やっぱり・・・MAXコーヒーが一番」
ヒトカゲ「カゲカゲ!」
130 :
?!
131 = 59 :
サナ「ゴメンなさい!」
セレナ「別にいいのよ。サナが無事でよかったわ」
サナ「本当にゴメンなさい。私自分勝手な理由で勝手に拗ねて・・・」
セレナ「サナ、大丈夫よ。気にして無いわ。私達はいつまでも一緒よ。離れたりなんかしないんだから」
サナ「ありがとう・・・セレナ」
カルム「よかった・・・」
セレナ「カルム、モンスターボールはあとで口の中に入れてあげるから覚悟しなさい」
カルム「!?」
132 = 59 :
セレナ「それにしても・・・私達まだ未成年なんだから結婚なんてできる訳ないじゃない」
サナ「えへへ、だよねー」
カルム「結婚できるのって数年先なんだよね・・・」
サナ「だから、今は婚約と言う形で落ち着きました」
セレナ「まぁ、それが無難ね」
133 = 59 :
セレナ「カルム・・・」
カルム「?」
セレナ「私の親友を宜しくね」
カルム「・・・うん」
サナ「セレナ・・・」
カルム(この時は全てが上手くいっていると思った)
カルム(皆が幸せで僕達はいつまでも三人でいられるはずだと)
カルム(上手くいっていると思ってたんだ・・・)
その日から、セレナは僕にポケモン勝負を挑まなくなった。
134 = 59 :
一年後
サナ「あれからもう一年か~」
カルム「早いね・・・」
サナ「もう一年立ったんだから、成人する日も直ぐに来るね!」
カルム「流石にそれは・・・気が早くない?」
サナ「もう・・・カルムは気が聞かないな」
ヒトカゲ「かーげ」
135 = 63 :
嫌な予感しかせん
136 = 59 :
サナ「でも、なんか寂しいの」
カルム「・・・セレナの事?」
サナ「うん、セレナったら最近あんまり会えないから」
カルム「仕方ないよ・・・セレナにも事情があるんだろうし」
サナ「そうだよね!一応、メールとかくれるしセレナはカルムを超えるトレーナーになる為に頑張ってるんだもん!」
カルム「(そうだ・・・セレナはトレーナーとして頑張ってるんだ・・・)」
カルム「うん・・・」
137 = 59 :
ピリピリ~
カルム「ん?ホロキャスターが鳴ってる。ティエルノだ・・・」
サナ「何だろう?」
ピッ
カルム「もしもし?」
ティエルノ「ブヒブヒ!ブーブーブゥウーーー!!」
カルム「なん・・・だと!」
サナ「どうしたの!カルム」
カルム「ティエルノが・・・何を言っているのか分からない」
138 = 59 :
トロバ「た、大変だよ~カルム!」
トロバ「驚かないで聞いてほしんだ・・・」
トロバ「じ、じつは・・・・実はね!!」
トロバ「な、なな、なーんと!」
トロバ「僕の体重が5キロも減ったんだよ!!」
トロバ「と、ティエルノ君は言っています」
カルム&サナ「「は?」」
139 = 59 :
カルム「何か真剣に聞いて損した・・・」
サナ「豚は所詮飛べない豚だったね」
ティエルノ「ブヒ」
トロバ「あと、セレナがトレーナーを辞めるらしいよ。って言ってます」
140 :
さらっとしすぎや
141 = 59 :
チャンピオンロード 跡地
セレナ「・・・・・・」
ザッ
セレナ「誰?」
カルム「・・・」
セレナ「カルム・・・」
カルム「久しぶりだね。セレナ」
142 = 59 :
カルム「トレーナーを辞めるって聞いた」
セレナ「そんな話・・・何処の豚から聞いたの?」
カルム「本当なのか?」
セレナ「・・・本当よ」
143 = 59 :
カルム「何で・・・」
セレナ「諦めたのよ。もう私は強くなれないわ」
カルム「嘘だよ・・・僕の知っているセレナはそんな事をいわない」
セレナ「貴方、私の事を何でも知っているの?」
カルム「そんな事はないけど・・・」
144 = 90 :
どきどき
145 = 59 :
セレナ「カルム、貴方はここにいるべきでは無いわ・・・サナの所に行ってあげて」
カルム「サナに言われたんだ」
セレナ「・・・え」
カルム「サナが・・・」
サナ(お願い!カルム、私の親友を助けてあげて!!)
カルム「そう言ったんだ」
セレナ「あの子・・・馬鹿なんだから」
カルム「勝負しよう・・・セレナの事を何でも知っている訳じゃないけど、勝負すれば何でも分かる!」
セレナ「普通に考えて、トレーナーを辞めるって言ってる人に勝負挑むかしら?」
カルム「・・・」
セレナ「いいわ、お隣さん・・・ポケモン勝負をしましょう」
146 = 59 :
カルム「・・・ヒトカゲ!」
ヒトカゲ「かー・・・」
メガ・リザードンY「ムダァムダァムダァアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
セレナ「ブリガロン!」
ブリガロン「ブリャァアアアア!ブリュブリュ!」
147 = 59 :
セレナ「ニードルガード!」
(カルム・・・私は本当に貴方の事が好きだったのよ)
セレナ「かわして!!」
(でも、それと同じくらいサナの事も大切なの)
セレナ「ストーンエッジ!!」
(だから、全てを失いたくないから全てを捨てたの)
(私に残ったのはポケモンだけ・・・でも、気づいてしまった)
セレナ「私は・・・貴方に認めて欲しくて!!」
セレナ「気づいたら・・・もう」
カルム「・・・」
セレナ「だって・・・もう何も残ってないじゃ無い!!」
148 = 59 :
カルム「セレナ・・・」
ヒトカゲ「かー・・・」
ブリガロン「ブリブリ?」
セレナ「お願い・・・カルム」
149 = 59 :
セレナの部屋
セレナ「カルム・・・ありがとう」
カルム「・・・」
セレナ「気にしないで、これは私のワガママよ。だから、貴方の罪じゃ無い」
カルム「・・・」
セレナ「それでも、貴方が罪を感じるなら・・・その分だけあの子を愛してあげて」
カルム「・・・」
セレナ「それで貴方の心が耐えられなくなった時は・・・私にぶつけて全てを」
セレナ「都合のいい女になりたいの・・・貴方に必要とされる。それだけで、また私は頑張れるから」
150 = 59 :
カルム(僕達三人は元に戻った。昔のように三人で笑って過ごせるようになったんだ)
カルム(僕はサナを愛し・・・罪に耐えられなくなったらセレナを求めた)
カルム(そんな生活が続いた・・・)
カルム(全てが上手く言っていた)
カルム(そんな訳は無く・・・綻びは少しずつ見えていた)
カルム(平気な訳がなかった。僕達は・・・僕達三人の心は確実に壊れていた)
みんなの評価 : ☆
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