元スレ竜児「お、おい…ここでなにやってんだ川嶋」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
夜
亜美「…高須くん」
竜児「おうっ!?」
亜美「こんばんわ…」
竜児「お、お前! こんな時間になにやってんだ!? しかも俺んちのアパート前で…びっくりするだろ…」
亜美「…ちょっとだけ、お願いがあるんだよね。イイかな」
竜児「はっ? お願いって、なんだよ、いきなり…」
亜美「お家にあがれせて、くれないかな」
竜児「へっ?」
亜美「だめ?」
2 :
あーみんキター
4 :
時系列どこだ
5 :
すみません寝るんで落としてください
6 :
ここでなにやってだ
7 :
竜児「……」
亜美「嫌なら別にいいよ、うん、私もこんな時間にお願いすることじゃないって分かるし」
竜児「…なんかあったのか?」
亜美「……」
竜児「えっとだな、おう、まぁ別に…かまやしねえが…家にアイツ居るぞ、大丈夫か?」
亜美「アイツ? ああ、チビトラのことね。うん、平気だから」
竜児「お、おう」
亜美「ありがと。高須くん」
竜児「…おう」
自宅
大河「ちょっと竜児おそっい! おたふくソース買ってくるだけにどんだけ時間かかってんのよ!」
竜児「近所に売ってなかったんだ、仕方ねえだろ。それよりも、ちょっと大河…」
8 = 2 :
大河は要らない子
9 :
大河「あん? なによ、え、待ってアンタ……なんでばかちーの匂いしてるわけ? えっ?」
竜児「鋭いなお前! いや、後ろを見てくれれば分かる…」
大河「はぁ? 後ろって………はっ?」
亜美「えへ。こんばんわ、逢坂さん」
大河「ば、ばかちー? え、なんでアンタ居るのよ?」
亜美「……」
竜児「詳しいことはまだわからん。けど、上がりたいって言ってるからあがらせる感じだ」
大河「なになに? どうしてそうなってんの? ちょっと竜児……」グイグイ
竜児「いいぞ上がってくれ」
亜美「…うん」
大河「りゅーぅじぃーってばぁー!」グイグイ
10 :
居間
大河「…」ブッスー
竜児「なんか飲むか? お茶ぐらい出すけど」
亜美「あ、うん。ありがと」
竜児「おう。あと大河、おたふくソースは無かったから、醤油で我慢な」
大河「えぇえええええ!?」
竜児「仕方ねえだろ。つか、一週間前にドバドバブニュブニュ使いまくってた奴が悪い! 何処のどいつだ? お前だろ!」
大河「竜児がいっぱい使って良いって言ったでしょ!」
竜児「限度があるだろ限度が! ったく、少し待ってろ…お手製醤油ベースのお手製とんかつダレ作ってやっから」
大河「なにそれ! ちょっと竜児、はじめからそれやんなさいよ!」
竜児「手間がかかんだよ。だからその間、なんだ……えっと、話聞いといてくれ、川嶋からよ」
11 :
大河「…やだ、めんどくさい匂い感じる」
竜児「お手製ダレ作らねえぞ」
大河「むぐ」
竜児「ほら行った行った。俺は忙しい、あとは頼んだ」
大河「…あーはいはい、わかったわよ、ったく」
亜美「……」
大河「んで、どーしたのばかちー。アンタこんな時間に出歩いてて言い訳?」
亜美「…駄目って思う」
大河「ふーん、あっそ。じゃあ帰りなさいよ、ちゃんと家に」
亜美「……」
大河「……。帰れ得ない理由とか、あるの?」
亜美「…うん」
12 = 2 :
誰ルート?
14 :
大河「なにそれ、だから竜児の家に来たの? なにそれ、意味分かんないから」
亜美「……」
大河「…意味分かんないついでに聞いとくけど、もしかして家出じゃないわよね?」
亜美「……」
大河「…………家出、したの?」
亜美「……家出した」
大河「えっ!? ほんとにっ!?」
亜美「そう、本当に」
大河「アンタ……ばかじゃないの……?」
亜美「馬鹿じゃないわよ、あんな家なんて……こっちから願い下げよ……ッ」
大河「お、おおう……」
竜児「…おい大声出すなよ、大家に怒られるだろ、なんだこの空気」
15 :
>>12
俺
16 :
とらドラ見てからずっと嫁はあーみん
どのアニメ見ても変わらんかったね
17 :
よしいいぞ頑張れ
18 :
お…お…っぱいぃぃぃぃ…
19 :
大河「ばかちー、家出したんだって」
竜児「はぁ!? い、家出ってお前…嘘だろ? なに、北村の真似?」
亜美「…違うわよ、全然違うっ!」
竜児「じょ、冗談だって。いや、本当に家出しちまったのか…?」
亜美「し、したわよ! なに、悪いっていいたいの!?」
竜児「悪いだろ! すげー悪いだろ!」
亜美「べっつに亜美ちゃん、悪い子としてないもん! あっちが悪いんだから、別にいいでしょ!?」
竜児「お、おうぅ…!?」
亜美「亜美ちゃんはずぅーと我慢してたの! あんなことも、こんなことも! ぜぇーんぶ我慢ガマンガマン!! もう我慢限界なわけ!!」
竜児「か、川嶋! ちょ、落ち着けって!」
大河「……ねぇばかちー、今日はどうするの?」
亜美「はぁっ!? なによ急に!?」
20 :
とらドラSSは珍しいな
21 :
あーみんメインのssの未完率は異常
22 :
大河「ばかちーはどうしたいのって、聞いてんの。アンタは今日、どこか泊まれる所あるの?」
亜美「…それはっ…」
大河「無いんでしょ。じゃあ泊まって行きなさい、ここに」
竜児「ん?」
亜美「え、ここにって……ここ?」
大河「そう。ここに」
亜美「………」
竜児「待て大河! ここって何処だ? もしかして、俺んちじゃないだろうなっ?」
大河「そうよ。なにか問題ある?」
竜児「ありまくりだろ! どうして俺んちなんだよ! お前の家に止まればいいだろ…っ?」
大河「だって今、ヤバイわよ。私んち」
竜児「は? なんだよやばいって…………まさか……お前………汚れ、てるのか……?」
23 = 18 :
そもそも独り暮らしじゃなかったっけ?
24 :
大河「うん。こうね、どーんっと氷山の一角ていうの? それが玄関に見えるぐらいに凄いかも」
竜児「お前……っ! お前お前お前! 掃除させろぉー! 洗浄だぁー!」
大河「はいはい。そんなわけだから、私も今日泊まるから」
竜児「はい? お、お前も?」
大河「そもそも、そのつもりでいたしね。ほら、歯磨きとかーシャンプーとかー」
竜児「そのバック、お泊り用具いれだったのかよ……」
亜美(元から…?)
竜児「はぁー…」
亜美「えっと、そのぉ」
大河「良いからつべこべいうな! とにかくばかちーは泊まらせる、わかった竜児!?」
亜美「私の意見はー……?」
25 :
大河いらん
26 :
なぜとらドラ
俺得だが
27 :
大河いないと竜児が泣く
でもこの大河はうぜえ
28 :
網って青か?
赤い子はなんだっけ
29 :
安美錦竜児かと思って期待した
30 :
亜美ちゃん一人暮らしなのになんで家出するん?
31 = 18 :
>>28
みのりん
32 = 13 :
大河かわいいやん
33 :
>>30
叔父さんの家に居候じゃなかったか?
34 :
あーみんが一番人間らしくて好きだ
35 :
あーみんssは完結しない法則
36 = 18 :
>>33
あれ?俺の記憶違いだっけ…
37 :
数十分後
竜児「はぁ~……」カチャカチャ
竜児(まさか本当に泊まることになるなんてな……泰子が遅番でよかった)
竜児(こんな女子二人を家に連れ込んでるのをバレたら……)
亜美「…なんかごめんね」
竜児「おう? あ、いや別にいい。つか洗い物手伝ってもらってすまねえな」
亜美「ううん。ごれぐらいしないと、ただのお邪魔者になっちゃうから」
竜児「…お邪魔者って」
亜美「だってさ、けっこー辛いよ? 高須くんと逢坂さんの愛の巣の中に居るのって」
竜児「おいなんだそのネーミングは」
亜美「え? だって付き合ってるんでしょ? やっとこさ?」
竜児「…ちげーよ。付き合ってない、勘違いするな」
38 = 33 :
あーみんって大河の事なんて呼んでたっけ
39 = 4 :
ゲイボルグ
40 :
亜美「えーうそーないない、だって泊まる準備とかしてたよね?」
竜児「…よくわからんが、そういうの一番敏感なのお前だろ。だったらわかんじゃねーか」
亜美「まーね」
竜児「からかうんじゃねえよ。ったく」
亜美「うふふ」
竜児「…水冷たくないか? けっこう肌荒れとかしやすいぞ」
亜美「えっ? あ、うん……平気、そんなのもう気にしないようにしたから」
竜児「え、だってモデルとかそういうの気にしないと駄目だろ…?」
亜美「ねえ高須くん。こういうのって、なんだか夫婦っぽいよね?」
竜児「…露骨にはなし逸らすなよ」
亜美「いいじゃん、ねっ? どう思う? いっしょに皿洗いとか、けっこー夢が広がらない?」
41 = 18 :
>>38
たいがーだっけな?
いろいろ変わったような気もする
42 = 13 :
逢坂さんじゃね?
43 :
竜児「…ま、まぁちっとは思わんでもない…」
亜美「でしょー? 高須くんってそういう所あるなって思うし」
竜児「そういう所?」
亜美「家事とか、洗濯物とか、お料理とか。夫婦揃って皆で頑張ってやりきって、部屋の中がいつも綺麗に」
竜児「…やべぇいいわ、それ」
亜美「やっぱりね。ま、私が出来るとは言えないけど?」
竜児「駄目じゃねえか…」
亜美「えへへ。…でも頑張るよ。きっと」
竜児「おう?」
亜美「亜美ちゃんは、絶対に好きな人の為になら……その人の思う私って人になるなら、努力は惜しまないと思うから」
竜児「……。なんからしくねえな川嶋、どうした?」
44 :
私怨
45 = 30 :
確認した。9巻時点ではタイガーって呼んでる
46 :
亜美「うん? 亜美ちゃんは亜美ちゃんだよ?」カチャカチャ
亜美「いつもどおり、みんなのアイドルで、みんなの人気者。ファンもいっぱいいる、そんな川嶋亜美なんだもん」
竜児「……」
亜美「変わらないよ。だって、そうやってずっと生きてきたから。今更変わることなんて、出来ないんだよ高須くん」
竜児「…川嶋、お前」
カチャン!
竜児「痛っ!?」
亜美「きゃあ!? ちょっと、高須くん!? 血が…!」
竜児「お、おう……すまん、油断した…絆創膏はどこだったっけか…」
亜美「それよりも流して! ほら、早く血を流して!」ぎゅっ
竜児「おおうっ!?」
亜美「やだやだ…っ! すごく血が出てるじゃん! なにやってるのよもぉー……っ」
47 = 26 :
支援
ゴールデンタイム見てみるかな
48 :
がんばってね♡
49 :
竜児「す、すまん。大丈夫だ、そんなひどい怪我じゃない…」
亜美「血が出てるんだよ! 跡が残ったら大変でしょ!」
竜児「別に気にしねえよっ。お前みたいに綺麗な手じゃないからよ!」
亜美「えっ?」
竜児「あ、えっと……なんだ、男だしよ、気にしたりしないってことだ……うん」
亜美「……う、うん、そっか、そうだよね」
竜児「…おう」
亜美「……」
竜児(なんだよこの空気、気まず過ぎる)
亜美「…私の手、綺麗?」
竜児「おうっ!? お、おお……まぁ一般レベルでは到底及ばない綺麗さだとは…」
50 :
亜美「ふーん、そうなんだぁへぇー……高須くんがそう思っててくれたなんて、思いもよらなかったなぁ」
竜児「な、なんだよ」
亜美「だってぇ、うふふ。んーん、なんでもない」
竜児「からかってるなら怒るぞっ」
亜美「からかってない、からかってない。ただ…少し嬉しかっただけ」
竜児「ウレシイってお前、こんなこと言われ慣れてるだろ?」
亜美「……嬉しいよ、高須くんから言われたら」ぎゅっ
竜児「あ、俺…?」
亜美「そういうのって、女の子はとっても嬉しい事なんだよ。高須くん」
竜児「そ、そうなのか?」
亜美「…うん」
みんなの評価 : ☆
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