元スレ竜児「お、おい…ここでなにやってんだ川嶋」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
102 :
竜児「…なんだよ寝てなかったのか」
亜美「うん」
竜児「……。なんで毛布から顔出さないんだ」
亜美「……」
竜児「おいって」
亜美「…み、見れないからっ」
竜児「どういう意味だよ。俺の顔が怖いってか、今更だろ」
亜美「違うの、全然違う、そうじゃなくって……あーもう、逆にどうしてそんな普通なのよ高須くんはっ」
竜児「へ?」
亜美「だって! だって……す…しちゃったから」
竜児「え、あっ…ああ! あーうん、でもあれはノーカウントだろ。事故だ事故」
103 :
櫛枝派の俺もこれにはノックアウト
104 :
亜美「事故ぉ!? そんなのありえなくないっ!?」がばぁ!
竜児「おうっ!?」
亜美「あ…」カァアア
竜児「…よ、よお」
亜美「っ…!」
がばっ!
竜児(また毛布の中に戻った…)
亜美「…ばか」
竜児「すまん」
亜美「…ばかばかばか、ばか」
竜児「すまん、本当に」
亜美「ぐす…ファーストキスなんだからね、私の大切な…キスなんだよ…っ」
105 :
とらドラ?
しかも亜美ちゃん!可愛いなぁ
106 = 4 :
吐きそう・・・
107 :
竜児「……ホントにすまん」
亜美「んもう知らないっ。ばーか!」
竜児「……」すっ
ぽんぽん
竜児「その、なんだ。あの時の言葉は……事故だとか、ノーカウントだなんて言わないからよ」
竜児「お前を背負ってやる、なんて大げさなこと言っちまったけど。ん、本気だからよ」
ナデナデ
竜児「色々と頑張ろうぜ。川嶋」
竜児「んー……じゃあ俺は自分の部屋で寝るわ。明日早朝に起こすから、櫛枝と大河に謝罪の言葉を考えておけよ」すっ
「──待って」
108 = 93 :
チンコ脱いだ
109 :
皮を着た
110 :
ぎゅっ ぐい…
竜児「っ…!?」
どさ…
竜児「おう…っ!」
亜美「……」ぎゅっ
竜児「か、川嶋…っ…なんだ、手を離せって…!」
亜美「…高須くん」
竜児「っ…!」
亜美「私はあなたのこと、本気で信用しちゃうかもだよ」
竜児「…な、なんだよ急に…」
亜美「お願いだから聞いて。私はあなたのために、努力をしちゃうかもなんだよ」
111 = 103 :
あーみん!あーみん!
112 = 110 :
竜児「なんだ、まだ酔がさめてねえのか…?」
亜美「………」
竜児「…川嶋?」
亜美「そうかもね、私はまだ酔いが冷めてないのかもしれないね。だから、だから──」
すっ
亜美「──亜美ちゃんはもっと凄いこと、したくなるのかもしれない」
竜児「ちょ、待て…!」
亜美「高須くん」ぎゅっ
竜児「抱きついて、本当になにしてるんだっ」
亜美「好きだよ」
竜児「っ…───…え…?」
亜美「私は高須くんのこと好き。本当に好き、なにもかもが好きで、言葉に出来ないぐらいに…」
亜美「大好き」
113 = 105 :
あみちゅわああああああああああああああん
114 :
竜児「…川嶋…?」
亜美「高須くんは私のこと、嫌い?」
竜児「嫌いなわけ…」
亜美「じゃあ好き?」
竜児「……っ…」
亜美「んふふ」
竜児「…からかってるわけじゃ、ないよな」
亜美「本当はとってもからかってあげたい。けどね、うん、本当に思っちゃってるの」
亜美「川嶋亜美は、あなたのことが大好きなんだって」
竜児「……どうしていきなり」
亜美「もう、変わらなくちゃいけないから。昔のあたしは、もう乗り越えなくちゃ駄目なの」
115 :
竜児「それが……俺に告白する理由なのか?」
亜美「ううん、これはただの我侭だよ。あたしの勇気付けのためのわがまま」
亜美「高須くんに告白できる勇気があれば、変わるための勇気も持てるって、そんな都合のいい考えなだけ」
亜美「だけどね、本気だよ」
亜美「逃げなくなったわたしは、繕うことをしなくなったわたしは、完璧超人だから」
亜美「高須くんがどんな好きな子ができても、亜美ちゃんだけを見てられるほどに──」
亜美「──わたしは強くなる」
竜児「……」
亜美「…だから返事は言わないで。次また会う時に、わたしは強くなってるから」
亜美「──その時なら、どんな答えでもわたしは……受け止められるはずだから」
116 :
次の日
竜児(朝起きると、川嶋の姿は無かった。書き置きあり、大河と櫛枝に向けた謝罪が書かれていた)
竜児(大河は憤慨していたが、持ち込んだ私が悪いと櫛枝は反省していた)
竜児(今朝がたに帰ってくる泰子から難を逃させる為に、二人を大河マンションへと送り出し)
竜児「……川嶋」
夕方
竜児「買い物行ってくるからよ。留守番頼んだ」
大河「あいよ」
竜児「なんか買ってきて欲しいもんあるか?」
大河「……」
竜児「なんだよ?」
117 :
大河「あんた、ここに痣ができてるわよ」
竜児「どこだよ? ここ?」
大河「ここ」
竜児「いや何処だよ。もうちょっと詳しく指差せって」
大河「ここだってば!」ぐいっ
ちゅっ
竜児「おうっ!? お、お前…!?」
大河「っ……なによっ!?」
竜児「い、今の……なに?」
大河「せ、せんせんふこく…!」
竜児「だ、誰に?」
大河「はやくいけっ!」げしげしっ
118 :
~~~
櫛枝「よーっす!」
竜児「お、おお。なんだもうバイトしてんのか」
櫛枝「あったりまえよー! たかが炭酸の強いジュースでへばってらんねぇぜ!」
竜児「おう。やっぱ凄いなお前は」
櫛枝「んーん、そんなことねーさね」
竜児「お? どうした?」
櫛枝「…高須くん」
竜児「おう?」
櫛枝「…悲しませるぐらいなら、櫛枝実乃梨だけを悲しませるんだよ」
竜児「…それどういう意味だ?」
櫛枝「んー? わっかんね! そんじゃ、まったねー!」だだだだ
竜児「お、おう…」
119 :
~~~~
竜児「……お」
亜美「ん? あれ高須くんじゃん」
竜児「おう。どうだ調子は」
亜美「なにそれ~? 変な聞き方、今日の朝までいっしょに居たじゃない」
竜児「そりゃそうだが。色々とどうなったと思ってな」
亜美「うん。終わらせたよ、踏ん切りつけたから。ぜーんぶ、おしまいにさせた」
竜児「…モデルやめたのか?」
亜美「やめたよ。やめてやったった、あーこれで体重気にしなくてすむ~きゃー! もしかしてバイキング行き放題? マッジで!? やっべー!」
竜児「はは、なんだよ。いきなり飛ばすなぁ」
亜美「あったりまえ! だって、今まで我慢してきたこといっぱい出来るんだよ? じゃあするに決まってるじゃない!」
竜児「おう。そっか、そうだよな」
120 :
おいおい素晴らしいな
121 :
亜美「うんっ!」
竜児「…それでだな」
亜美「うん」
竜児「返事…だけどよ」
亜美「…うん」
竜児「俺は……」
亜美「──高須くん」
竜児「…おうっ?」
亜美「あたしは大好きだよ。高須くんのこと、一番誰よりも好き」
亜美「こんなあたしを認めてくれた人の為に、あたしは生きていくと信じても、絶対に後悔しないと思う」
竜児「お前、川嶋……卑怯だな本当に」
亜美「そお?」
竜児「…くっそ、なんだよ、なんかもう…」
竜児「俺はお前のこと───」
122 = 97 :
ここで終わり
告白の答えはご想像に任せる
支援ありがと
ではではノシ
123 = 80 :
え?
125 = 120 :
そうきたか……
126 :
よかった
127 :
おっつ
ID凄い変わるな
129 :
おもしろかった!とらドラまた見直すわ
130 = 105 :
乙
亜美ちゃんは天使!
133 :
乙
でも続き書いてもいいのよ
134 :
櫛枝が性奴隷になってるSSはよかったな
みんなの評価 : ☆
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