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元スレP「余命半年・・・?」
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律子「嘘・・・ですよね・・・?」
P「嘘ならどれだけよかったか・・・わざわざ社長達にも集まってもらって・・・盛大なドッキリと言いたいよ」
小鳥「・・・そんな、プロデューサーさんがどうして・・・」
社長「それはもう、確実なのかね?」
P「はい、もう○×病院で診ていただいてかなり前に精密検査もしてもらいましたので・・・自分でも信じられなくて・・・今まで黙っていてすみませんでした」
社長「そうか・・・ではアイドル達にこのことh」
P「言わないで下さい」
P「嘘ならどれだけよかったか・・・わざわざ社長達にも集まってもらって・・・盛大なドッキリと言いたいよ」
小鳥「・・・そんな、プロデューサーさんがどうして・・・」
社長「それはもう、確実なのかね?」
P「はい、もう○×病院で診ていただいてかなり前に精密検査もしてもらいましたので・・・自分でも信じられなくて・・・今まで黙っていてすみませんでした」
社長「そうか・・・ではアイドル達にこのことh」
P「言わないで下さい」
律子「えっ・・・」
P「みんなは今本当に大事な時期です」
P「これからのアイドル人生を今、この瞬間が左右していると行っても過言ではないと思うんです」
P「僕はあくまで裏方です、裏方が日の目を見る彼女たちに悪い影響を与えてどうするんですか?」
小鳥「でもプロデューサーさん!みんなはプロデューサーさんのことを・・・」
P「わかってます、全て」
小鳥「・・・!」
P「みんなは今本当に大事な時期です」
P「これからのアイドル人生を今、この瞬間が左右していると行っても過言ではないと思うんです」
P「僕はあくまで裏方です、裏方が日の目を見る彼女たちに悪い影響を与えてどうするんですか?」
小鳥「でもプロデューサーさん!みんなはプロデューサーさんのことを・・・」
P「わかってます、全て」
小鳥「・・・!」
小鳥「・・・!」
P「美希だけじゃなく、みんなが俺に好意を向けてくれていることはわかってます」
P「昔から恋愛関係で気持ちを表現するのが苦手でよく鈍感だって言われるんですよね」
P「もちろん俺もみんなのことは大好きですよ、別に気持ちに気づいてて無視していたわけじゃないです」
P「ただ、プロデューサーという立場と俺の恋愛下手もあって自分が何をすればいいのかわからなかったんです」
P「ははっ、大人なのに何言ってるんだって感じですよね、あの子達の方がよっぽど大人だ」
P「ずっと1人でこのこと悩んでたんですけど人に言ってスッキリしました・・・あっ、死んだら悩むこともできないんですよね・・・」
P「美希だけじゃなく、みんなが俺に好意を向けてくれていることはわかってます」
P「昔から恋愛関係で気持ちを表現するのが苦手でよく鈍感だって言われるんですよね」
P「もちろん俺もみんなのことは大好きですよ、別に気持ちに気づいてて無視していたわけじゃないです」
P「ただ、プロデューサーという立場と俺の恋愛下手もあって自分が何をすればいいのかわからなかったんです」
P「ははっ、大人なのに何言ってるんだって感じですよね、あの子達の方がよっぽど大人だ」
P「ずっと1人でこのこと悩んでたんですけど人に言ってスッキリしました・・・あっ、死んだら悩むこともできないんですよね・・・」
律子「・・・!」
律子「プロデューサーは・・・」
P「んっ?」
律子「プロデューサーはそれでいいんですか?」
P「・・・」
律子「あの子達がプロデューサーに好意をもっているのは知ってるんですよね?そしてプロデューサーには時間がない」
律子「大好きなプロデューサーと接することができる貴重な時間を犠牲にしてまであの子達にがんばってほしいですか?」
P「あぁ、がんばってほしいね」
律子「・・・どうして、そんなことが言えるんですか・・・」
P「どうして・・・って言われるとなぁ、理由はさっき言った通りだし、俺は今まで通り体が動く内はプロデューサーとしてやっていきたいと思っている、彼女達とふれあう機会が減るってわけでもないし・・・それに」
律子「・・・それに?」
P「みんなの泣き顔は見たくないからな」
律子「プロデューサーは・・・」
P「んっ?」
律子「プロデューサーはそれでいいんですか?」
P「・・・」
律子「あの子達がプロデューサーに好意をもっているのは知ってるんですよね?そしてプロデューサーには時間がない」
律子「大好きなプロデューサーと接することができる貴重な時間を犠牲にしてまであの子達にがんばってほしいですか?」
P「あぁ、がんばってほしいね」
律子「・・・どうして、そんなことが言えるんですか・・・」
P「どうして・・・って言われるとなぁ、理由はさっき言った通りだし、俺は今まで通り体が動く内はプロデューサーとしてやっていきたいと思っている、彼女達とふれあう機会が減るってわけでもないし・・・それに」
律子「・・・それに?」
P「みんなの泣き顔は見たくないからな」
律子「・・・!・・・わかりました、でも、最後まで言わないなんてことはないですよね?」
P「あぁ、それは大丈夫だ、俺もタイミングを見計らってみんなにはちゃんと説明するつもりだ」
P「勝手に今後のことを話してすみません社長、音無さん」
社長「いや、いいんだ、君がしっかり考えて出した結論だろう・・・私はそれを尊重するよ」
小鳥「私もプロデューサーさんを信じます」
P「みんな・・・ありがとうございます」
P「あぁ、それは大丈夫だ、俺もタイミングを見計らってみんなにはちゃんと説明するつもりだ」
P「勝手に今後のことを話してすみません社長、音無さん」
社長「いや、いいんだ、君がしっかり考えて出した結論だろう・・・私はそれを尊重するよ」
小鳥「私もプロデューサーさんを信じます」
P「みんな・・・ありがとうございます」
――――――――
――――
1週間後
亜真美「「兄ちゃーん!おはよー!」」
P「おはよう亜美、真美」
雪歩「プロデューサー、お茶ですぅ」
P「いつもありがとうな、雪歩」
春香「プロデューサーさん!今日はクッキー焼いてきたんですよ!クッキー!食べて下さい!」
P「パクッ・・・おー、やっぱり春香はお菓子作りが上手だな、うまいぞ」
P(あれから俺は普通に仕事をしている、今のところ仕事に影響は出ていない)
小鳥「プロデューサーさん、来週の響ちゃんの収録のことなんですけど・・・」
P「はい、えーっとここに資料が・・・」
P(これでいいんだ・・・今まで通り過ごしていくことがみんなのためなんだ・・・)
――――
1週間後
亜真美「「兄ちゃーん!おはよー!」」
P「おはよう亜美、真美」
雪歩「プロデューサー、お茶ですぅ」
P「いつもありがとうな、雪歩」
春香「プロデューサーさん!今日はクッキー焼いてきたんですよ!クッキー!食べて下さい!」
P「パクッ・・・おー、やっぱり春香はお菓子作りが上手だな、うまいぞ」
P(あれから俺は普通に仕事をしている、今のところ仕事に影響は出ていない)
小鳥「プロデューサーさん、来週の響ちゃんの収録のことなんですけど・・・」
P「はい、えーっとここに資料が・・・」
P(これでいいんだ・・・今まで通り過ごしていくことがみんなのためなんだ・・・)
――――――――
――――
~1ヶ月後~
朝
P「ん・・・ふわぁ~」
P「うーんなんか今日は体が重いなぁ・・・まだそんな時期じゃないと思うんだけどな・・・」
P「でもそんなこと言ってられないな!今日は朝から春香と美希の仕事について行くんだった、よし今日もがんばるぞ」
――――
~1ヶ月後~
朝
P「ん・・・ふわぁ~」
P「うーんなんか今日は体が重いなぁ・・・まだそんな時期じゃないと思うんだけどな・・・」
P「でもそんなこと言ってられないな!今日は朝から春香と美希の仕事について行くんだった、よし今日もがんばるぞ」
春香「今日は一緒ですね!プロデューサーさん!」
美希「ハニーを独り占めできるの!」
春香「美希!私もいるのに独り占めはないでしょ!」
美希「ハニーはとっくにミキのものだからそんなの関係ないって思うな、ねっ、ハニー!」
P「ははっ、2人とも、頼むから現場で今みたいな会話はしないでくれよ、いいからさっさと行くぞ」
――――――――
テレビ局
美希「~♪」
春香「~♪」
P(2人とももうすっかりアイドルとして仕事をこなせるようになってきたな、売れ始めた頃のかたさは全然ない・・・って美希は最初からなかったか・・・本当、すごいやつだよ美希は)
美希「ハニーを独り占めできるの!」
春香「美希!私もいるのに独り占めはないでしょ!」
美希「ハニーはとっくにミキのものだからそんなの関係ないって思うな、ねっ、ハニー!」
P「ははっ、2人とも、頼むから現場で今みたいな会話はしないでくれよ、いいからさっさと行くぞ」
――――――――
テレビ局
美希「~♪」
春香「~♪」
P(2人とももうすっかりアイドルとして仕事をこなせるようになってきたな、売れ始めた頃のかたさは全然ない・・・って美希は最初からなかったか・・・本当、すごいやつだよ美希は)
>>7
あったっけ?
あったっけ?
P(こんなところでくすぶってる器じゃない、俺が絶対にトップアイドルにしてやる・・・!美希だけじゃない、他のみんなもだ)
P(それまで生きていたら・・・って話になるんだろうけどな・・・)
P「2人とも、お疲れ様」
春香「お疲れ様です!」
美希「お疲れなのー!ハニー、ミキどうだった?」
P「現場ではその呼び方はよせって言ってるだろ、でもだいぶよくなってきたじゃないか、2人とも仕事をこなす毎に成長していくもんなぁ」
P(それまで生きていたら・・・って話になるんだろうけどな・・・)
P「2人とも、お疲れ様」
春香「お疲れ様です!」
美希「お疲れなのー!ハニー、ミキどうだった?」
P「現場ではその呼び方はよせって言ってるだろ、でもだいぶよくなってきたじゃないか、2人とも仕事をこなす毎に成長していくもんなぁ」
美希「ハニーがいるからトーゼンなの!春香もハニーがいる時といない時で気合いが全然違うの!」
春香「ちょっ、ちょっと美希~・・・」
P「はは、気合いを入れてくれるのは嬉しいけどできれば普段からそうしてほしいな」
P「でもそういう風に思ってくれてることは嬉しいよ、ありがとう2人とも」
P「よし、じゃあ昼からも仕事あるし帰るか、2人は着替えて車に行っててくれ、俺はディレクターさん達に挨拶してから行くか・・・ら・・・」グラッ
バタッ
春香「ちょっ、ちょっと美希~・・・」
P「はは、気合いを入れてくれるのは嬉しいけどできれば普段からそうしてほしいな」
P「でもそういう風に思ってくれてることは嬉しいよ、ありがとう2人とも」
P「よし、じゃあ昼からも仕事あるし帰るか、2人は着替えて車に行っててくれ、俺はディレクターさん達に挨拶してから行くか・・・ら・・・」グラッ
バタッ
――――――――
――――
~病院~
P「(うっ・・・)」
P「(ここは・・・どこだ・・・)」
P「(そうだ・・・俺は・・・収録が終わった直後、倒れて・・・)」
小鳥「あっ、目が覚めました!?」
P「・・・音無さん?」
小鳥「気分は大丈夫ですか?今すぐ先生呼びますね!」
P「・・・すみません・・・」
――――
~病院~
P「(うっ・・・)」
P「(ここは・・・どこだ・・・)」
P「(そうだ・・・俺は・・・収録が終わった直後、倒れて・・・)」
小鳥「あっ、目が覚めました!?」
P「・・・音無さん?」
小鳥「気分は大丈夫ですか?今すぐ先生呼びますね!」
P「・・・すみません・・・」
P「(どうやら俺は予想以上はやく病気が進行しているようだった・・・それに加えて焦りからか仕事をいつも以上にがんばりすぎてることが原因で倒れてしまったらしい)」
小鳥「プロデューサーさん・・・」
小鳥「みんな・・・心配してますよ」
P「・・・」
小鳥「みんなにはまだ原因はよくわからない、とだけ言っておきました・・・でも、みんな何かあると気づいてると思います」
小鳥「いつまで意地を張り続けるんですか?」
P「・・・」
小鳥「そろそろ、あの子達のことをちゃんと考えてあげてくれませんか?」
P「・・・!そんな、俺はみんなのことを考えて」
小鳥「違います」
小鳥「プロデューサーさん・・・」
小鳥「みんな・・・心配してますよ」
P「・・・」
小鳥「みんなにはまだ原因はよくわからない、とだけ言っておきました・・・でも、みんな何かあると気づいてると思います」
小鳥「いつまで意地を張り続けるんですか?」
P「・・・」
小鳥「そろそろ、あの子達のことをちゃんと考えてあげてくれませんか?」
P「・・・!そんな、俺はみんなのことを考えて」
小鳥「違います」
小鳥「プロデューサーさんのやってることは自分のためです」
小鳥「あの日、言いましたよね、『みんなの泣き顔はみたくない』って」
小鳥「あなたはアイドル達のためと言いつつ結局は自分がみんなを悲しませること、その現実から逃げてるだけです」
P「・・・」
小鳥「美希ちゃん、泣いてました」
P「・・・!」
小鳥「もちろん美希ちゃんだけが悲しんでるんじゃありませんよ、でも、他の子達よりもプロデューサーさんに普段から依存している分、自責の念が強いんでしょうね」
P「俺は・・・」
小鳥「プロデューサーさんの思う彼女達はそんなに弱いですか?」
小鳥「・・・」
P「・・・ありがとうございます、音無さん」
小鳥「あの日、言いましたよね、『みんなの泣き顔はみたくない』って」
小鳥「あなたはアイドル達のためと言いつつ結局は自分がみんなを悲しませること、その現実から逃げてるだけです」
P「・・・」
小鳥「美希ちゃん、泣いてました」
P「・・・!」
小鳥「もちろん美希ちゃんだけが悲しんでるんじゃありませんよ、でも、他の子達よりもプロデューサーさんに普段から依存している分、自責の念が強いんでしょうね」
P「俺は・・・」
小鳥「プロデューサーさんの思う彼女達はそんなに弱いですか?」
小鳥「・・・」
P「・・・ありがとうございます、音無さん」
――――――――
――――
P(病状の悪化もあってか検査も含めて退院には1週間かかった)
P(音無さんも忙しいはずなのに毎日来てくれたのには驚いたなぁ、社長は俺の代わりに現場を周ってくれてるらしい、そろそろ新しいプロデューサーを雇わないとダメなんじゃないか?)
P(中途半端にみんなに伝えるのがいやだったからまだ誰にも病気のことは言ってない、もちろん黙ってるつもりはない、退院して一番にみんなにはちゃんと説明するつもりだ)
P(忙しいスケジュールの合間を縫ってみんなもお見舞いに来てくれた)
P(ただ1人・・・美希を除いて・・・)
――――
P(病状の悪化もあってか検査も含めて退院には1週間かかった)
P(音無さんも忙しいはずなのに毎日来てくれたのには驚いたなぁ、社長は俺の代わりに現場を周ってくれてるらしい、そろそろ新しいプロデューサーを雇わないとダメなんじゃないか?)
P(中途半端にみんなに伝えるのがいやだったからまだ誰にも病気のことは言ってない、もちろん黙ってるつもりはない、退院して一番にみんなにはちゃんと説明するつもりだ)
P(忙しいスケジュールの合間を縫ってみんなもお見舞いに来てくれた)
P(ただ1人・・・美希を除いて・・・)
一同「お帰りなさい!プロデューサー!」
P「ただいま、みんな」
響「プロデューサー!みんな心配してたぞ!」
あずさ「本当ですよ~、突然倒れたって聞いて本当にこわかったんですから・・・」
真「プロデューサー、お見舞いの時にはちゃんと教えてくれませんでしたけど・・・言ってくれますよね?」
貴音「あなた様・・・どこか体に深刻な異常をきたしているのではありませんか?」
千早「スケジュール調整してまでみんなを集めたってことは・・・何か説明があるんですよね・・・」
P「ああ、もちろんそのことでみんなに集まってもらったんだ、実はな・・・」
――――――――
――――
P「ただいま、みんな」
響「プロデューサー!みんな心配してたぞ!」
あずさ「本当ですよ~、突然倒れたって聞いて本当にこわかったんですから・・・」
真「プロデューサー、お見舞いの時にはちゃんと教えてくれませんでしたけど・・・言ってくれますよね?」
貴音「あなた様・・・どこか体に深刻な異常をきたしているのではありませんか?」
千早「スケジュール調整してまでみんなを集めたってことは・・・何か説明があるんですよね・・・」
P「ああ、もちろんそのことでみんなに集まってもらったんだ、実はな・・・」
――――――――
――――
春香「そ・・・そんなプロデューサーさんが・・・」
やよい「う・・・ぅぅー・・・」ポロポロ
雪歩「うぇぇ・・・プロデューサー・・・」ボロボロ
亜美「兄ちゃん・・・」
P「なんだ、亜美」
亜美「兄ちゃん死んじゃうの?」
P「・・・・・・ああ」
亜美「・・・」
真美「真美・・・そんなのヤダよ・・・」
P「・・・すまん」
やよい「う・・・ぅぅー・・・」ポロポロ
雪歩「うぇぇ・・・プロデューサー・・・」ボロボロ
亜美「兄ちゃん・・・」
P「なんだ、亜美」
亜美「兄ちゃん死んじゃうの?」
P「・・・・・・ああ」
亜美「・・・」
真美「真美・・・そんなのヤダよ・・・」
P「・・・すまん」
必要なのは泣くことでも倒れることでも隠すことでもなくて死ぬ前に後続雇って育てることだろ
社長なにしてんの
社長なにしてんの
伊織「・・・アンタ、それでいいわけ?」
P「何がだ?」
伊織「まるで生きるのを諦めたみたいな口ぶりじゃない・・・もっとさ」
P「生きたいに決まってるだろ」
伊織「・・・!」
P「生きたくないわけないじゃないか・・・俺だって人間だ、死ぬのは怖い・・・それに俺は、まだお前達との約束を何も果たせてないんだ」
一同「・・・」
P「みんな、黙ってて悪かったな・・・さ、辛気くさい話は終わりだ、俺にはまだお前達との約束を果たす義務がある」
P「何がだ?」
伊織「まるで生きるのを諦めたみたいな口ぶりじゃない・・・もっとさ」
P「生きたいに決まってるだろ」
伊織「・・・!」
P「生きたくないわけないじゃないか・・・俺だって人間だ、死ぬのは怖い・・・それに俺は、まだお前達との約束を何も果たせてないんだ」
一同「・・・」
P「みんな、黙ってて悪かったな・・・さ、辛気くさい話は終わりだ、俺にはまだお前達との約束を果たす義務がある」
P「やよい、雪歩・・・泣くな、俺はお前達に泣かれることが一番辛いんだ」
P「ほら、仕事だぞ、みんな準備しろ」
春香「どうして!」
P「・・・」
春香「どうしてそんなに気丈でいられるんですか!自分が死んじゃうかも知れないのに、どうして私達なんかに・・・」
P「決まってるだろ」
P「お前達が俺の1番の宝物だからだよ」
P「ほら、仕事だぞ、みんな準備しろ」
春香「どうして!」
P「・・・」
春香「どうしてそんなに気丈でいられるんですか!自分が死んじゃうかも知れないのに、どうして私達なんかに・・・」
P「決まってるだろ」
P「お前達が俺の1番の宝物だからだよ」
――――――――
――――
~1週間後~
P「(最初こそみんな戸惑っていたがさすがはプロだな、まぁ俺が退院以降調子がよくて実感がわかないってこともあるのかもしれないが、それにしても・・・)」
小鳥「美希ちゃん・・・ずっと元気ないですね」
P「・・・はい、今日も収録で何度もミスしてましたし、その後レッスンに送る時も終始無言だったんですよね・・・」
ガチャ
美希「ただいまなの」
P「おかえり、美希」
小鳥「お帰りなさい、美希ちゃん」
――――
~1週間後~
P「(最初こそみんな戸惑っていたがさすがはプロだな、まぁ俺が退院以降調子がよくて実感がわかないってこともあるのかもしれないが、それにしても・・・)」
小鳥「美希ちゃん・・・ずっと元気ないですね」
P「・・・はい、今日も収録で何度もミスしてましたし、その後レッスンに送る時も終始無言だったんですよね・・・」
ガチャ
美希「ただいまなの」
P「おかえり、美希」
小鳥「お帰りなさい、美希ちゃん」
P「・・・なあ美希?」
美希「・・・なぁに?ハニー」
P「その・・・1週間前からずっと調子悪いよな、今日も収録でミスしちゃったし・・・」
美希「ごめんなさいなの、次から気をつけるの」
P「いや、そういうことじゃなくてな・・・」
美希「・・・」
P「俺の病気のこt」
美希「信じないの」
P・小鳥「・・・え?」
美希「ミキはハニーの病気のことなんて信じないの・・・」
美希「・・・なぁに?ハニー」
P「その・・・1週間前からずっと調子悪いよな、今日も収録でミスしちゃったし・・・」
美希「ごめんなさいなの、次から気をつけるの」
P「いや、そういうことじゃなくてな・・・」
美希「・・・」
P「俺の病気のこt」
美希「信じないの」
P・小鳥「・・・え?」
美希「ミキはハニーの病気のことなんて信じないの・・・」
P「いや、そうは言ってもな・・・」
美希「信じないもん!!!」
美希「お医者さんがそう言っても!」ウルウル
美希「みんな、春香達が信じてもミキだけは、ぜっだい・・・信じないもん!」ブワッ
P「・・・美希・・・」
美希「ぅぅ・・・ぅ、ぁ・・・」ポロポロ
小鳥「美希ちゃん、あのね」
美希「うっさいの!小鳥は黙ってるの!」
P「美希!!」
美希「!・・・ぅぅ・・・ハニーのばかぁ・・・」ダッ
P「あっ、美希!・・・音無さん・・・」
小鳥「すみません・・・私は大丈夫です、それよりも美希ちゃんを・・・」
P「・・・はい」
美希「信じないもん!!!」
美希「お医者さんがそう言っても!」ウルウル
美希「みんな、春香達が信じてもミキだけは、ぜっだい・・・信じないもん!」ブワッ
P「・・・美希・・・」
美希「ぅぅ・・・ぅ、ぁ・・・」ポロポロ
小鳥「美希ちゃん、あのね」
美希「うっさいの!小鳥は黙ってるの!」
P「美希!!」
美希「!・・・ぅぅ・・・ハニーのばかぁ・・・」ダッ
P「あっ、美希!・・・音無さん・・・」
小鳥「すみません・・・私は大丈夫です、それよりも美希ちゃんを・・・」
P「・・・はい」
――――――――
――――
~近場の公園~
美希「ぅぅ・・・はにぃ・・・」ポロポロ
P「こんなところにいたのか、探したぞ、美希」
美希「・・・」
P「ほら、帰ろう、そろそろ寒くなってきたのにいつまでもこんなとこにいてたら風邪引くぞ」
美希「・・・ミキは信じないの・・・」
P「・・・」
――――
~近場の公園~
美希「ぅぅ・・・はにぃ・・・」ポロポロ
P「こんなところにいたのか、探したぞ、美希」
美希「・・・」
P「ほら、帰ろう、そろそろ寒くなってきたのにいつまでもこんなとこにいてたら風邪引くぞ」
美希「・・・ミキは信じないの・・・」
P「・・・」
美希「ハニーは・・・ミキ達を『トップアイドルにする』って約束したもん!ハニーは約束を破るような人じゃないもん!」
P「約束は・・・守るよ」
美希「嘘!」
P「嘘じゃない!」
美希「!」ビクッ
P「俺を信じろ!絶対にお前達をトップアイドルにする!それまで這ってだって生きてやるよ」
P「約束は・・・守るよ」
美希「嘘!」
P「嘘じゃない!」
美希「!」ビクッ
P「俺を信じろ!絶対にお前達をトップアイドルにする!それまで這ってだって生きてやるよ」
美希「・・・」
P「美希・・・俺はお前のことが好きだ・・・」
美希「!・・・」
美希「・・・そんなの嘘なの」
P「違う、病気になってから気づいたんだ、自分の本当の気持ちに・・・俺は本当に・・・」
美希「ハニーはミキのやる気を出させるためにそんなことを言ってるだけなの」
P「ち、ちが」
美希「もうアイドル辞めるの」
P「美希・・・俺はお前のことが好きだ・・・」
美希「!・・・」
美希「・・・そんなの嘘なの」
P「違う、病気になってから気づいたんだ、自分の本当の気持ちに・・・俺は本当に・・・」
美希「ハニーはミキのやる気を出させるためにそんなことを言ってるだけなの」
P「ち、ちが」
美希「もうアイドル辞めるの」
P「!?美希・・・何を」
美希「ハニーもいなくなっちゃうし、お仕事で失敗ばかりしちゃうし、なんかもうキラキラできる自信ないの」
P「美希・・・」
美希「・・・なーんてね」
P「美希・・・?」
美希「冗談だよ・・・ごめんねハニー、今までお仕事失敗ばっかりしちゃって」
美希「でももう大丈夫なの!あ、あとでさっきのことちゃんと小鳥にも謝っておくから安心して!」
美希「じゃあ帰ろう!ハニー」
美希「ハニーもいなくなっちゃうし、お仕事で失敗ばかりしちゃうし、なんかもうキラキラできる自信ないの」
P「美希・・・」
美希「・・・なーんてね」
P「美希・・・?」
美希「冗談だよ・・・ごめんねハニー、今までお仕事失敗ばっかりしちゃって」
美希「でももう大丈夫なの!あ、あとでさっきのことちゃんと小鳥にも謝っておくから安心して!」
美希「じゃあ帰ろう!ハニー」
――――――――
――――
P「(それからの美希はこれまでの1週間とは見違えるように元気になった・・・というか今まで通りに戻っただけなんだがな)」
春香「プロデューサーさん!クッキー焼いてきちゃいました!」
P「(春香はお菓子を作ってきてくれるし)」
雪歩「プロデューサー、お茶ですぅ」
P「(雪歩はお茶を入れてくれる)」
小鳥「はい、765プロ・・・あっ、あずささん・・・えっ、またですか?」
P「(あずささんは相変わらず迷子癖が治らないし)」
伊織「ちょっとアンタ!迎えに行ってあげなさいよ!」
P「(伊織はいつも通りツンデレだ)」
P「(俺はこんな日常が大好きで・・・そして俺が病気を打ち明けてからもこんな日常を送れることが心の底から嬉しかった)」
――――
P「(それからの美希はこれまでの1週間とは見違えるように元気になった・・・というか今まで通りに戻っただけなんだがな)」
春香「プロデューサーさん!クッキー焼いてきちゃいました!」
P「(春香はお菓子を作ってきてくれるし)」
雪歩「プロデューサー、お茶ですぅ」
P「(雪歩はお茶を入れてくれる)」
小鳥「はい、765プロ・・・あっ、あずささん・・・えっ、またですか?」
P「(あずささんは相変わらず迷子癖が治らないし)」
伊織「ちょっとアンタ!迎えに行ってあげなさいよ!」
P「(伊織はいつも通りツンデレだ)」
P「(俺はこんな日常が大好きで・・・そして俺が病気を打ち明けてからもこんな日常を送れることが心の底から嬉しかった)」
――――――――
――――
~2週間後~
P「お疲れ春香」
春香「お疲れ様です!」
P「よし、じゃあ時間も昼くらいだしメシでも食って帰るか」
春香「・・・」
――――
~2週間後~
P「お疲れ春香」
春香「お疲れ様です!」
P「よし、じゃあ時間も昼くらいだしメシでも食って帰るか」
春香「・・・」
~車内~
春香「あの、プロデューサーさん」
P「んー?」
春香「体・・・大丈夫なんですか?」
P「・・・」
春香「もう・・・あれから随分経ちますよね」
春香「あのカミングアウトまでにも結構期間はあったはずです」
春香「もしかしたら・・・明日にでもプロデューサーさんがいなくなっちゃうんじゃないかって考えたら私・・・グスッ」
春香「あの、プロデューサーさん」
P「んー?」
春香「体・・・大丈夫なんですか?」
P「・・・」
春香「もう・・・あれから随分経ちますよね」
春香「あのカミングアウトまでにも結構期間はあったはずです」
春香「もしかしたら・・・明日にでもプロデューサーさんがいなくなっちゃうんじゃないかって考えたら私・・・グスッ」
春香「・・・私だけじゃありません、事務所のみんなも、表面は今まで通りにしてるけど、みんなこわいんですよ・・・プロデューサーさんがいなくなることが・・・」
P「・・・ありがとう、春香」
P「大丈夫だよ、最近はずっと調子がいいからさ」
春香「ほ、本当ですか?」
P「ああ、この前なんて居酒屋で音無さんの愚痴に4時間も付き合わされたんだぜ?」
春香「えっ?お酒飲んで大丈夫なんですか?」
P「飲むわけないだろ、俺はソフトドリンクで音無さんの恋愛感を聞いてただけだよ」
P「・・・ありがとう、春香」
P「大丈夫だよ、最近はずっと調子がいいからさ」
春香「ほ、本当ですか?」
P「ああ、この前なんて居酒屋で音無さんの愚痴に4時間も付き合わされたんだぜ?」
春香「えっ?お酒飲んで大丈夫なんですか?」
P「飲むわけないだろ、俺はソフトドリンクで音無さんの恋愛感を聞いてただけだよ」
春香「音無さん美人なのになんで彼氏できないんでしょうね」
P「な・・・まぁ4時間も延々と自分の恋愛の持論を彼氏でもない男に語るくらいだからな・・・」
春香「ははは・・・」
春香「プロデューサーさん、ちょっと車停めてもらっていいですか?」
P「え?どうした?具合悪いのか?」
春香「そんなんじゃないですよ、ちょっと話したいことがあるんです」
P「な・・・まぁ4時間も延々と自分の恋愛の持論を彼氏でもない男に語るくらいだからな・・・」
春香「ははは・・・」
春香「プロデューサーさん、ちょっと車停めてもらっていいですか?」
P「え?どうした?具合悪いのか?」
春香「そんなんじゃないですよ、ちょっと話したいことがあるんです」
P「・・・わかった」
キッ
春香「すみません突然」
P「なぁに、気にすんな・・・で、話したいことって?」
春香「・・・・・・」スゥーハァー
春香「私、プロデューサーさんのことが好きです」
P「・・・」
キッ
春香「すみません突然」
P「なぁに、気にすんな・・・で、話したいことって?」
春香「・・・・・・」スゥーハァー
春香「私、プロデューサーさんのことが好きです」
P「・・・」
春香「もちろん男の人として・・・って意味ですよ?」
春香「こんなこと言われて困るのはわかってます、これは私のただの自己満足なんです、ごめんなさい」
春香「でも・・・このまま自分の気持ちを伝えずにお別れするのはいやなんです」
春香「だから・・・この気持ち受け取って下さい」
P「春香・・・ありがとう」
P「・・・でも、その気持ちを受け取ることはできない」
春香「・・・」
P「俺は・・・」
春香「こんなこと言われて困るのはわかってます、これは私のただの自己満足なんです、ごめんなさい」
春香「でも・・・このまま自分の気持ちを伝えずにお別れするのはいやなんです」
春香「だから・・・この気持ち受け取って下さい」
P「春香・・・ありがとう」
P「・・・でも、その気持ちを受け取ることはできない」
春香「・・・」
P「俺は・・・」
P「美希のことが好きなんだ」
春香「・・・・・・テヘッ(ペロッ)」
P「春香?」
春香「あーもう全部知ってました!」
P「えっ?」
春香「だーかーらー、プロデューサーさんが私の告白を断ることも、美希のことを好きなことも全部知ってました!それを知ってて告白したんです!だから言ったでしょ、『自己満足』って」
春香「・・・・・・テヘッ(ペロッ)」
P「春香?」
春香「あーもう全部知ってました!」
P「えっ?」
春香「だーかーらー、プロデューサーさんが私の告白を断ることも、美希のことを好きなことも全部知ってました!それを知ってて告白したんです!だから言ったでしょ、『自己満足』って」
P「な、なんで・・・」
春香「なんでってそんなの事務所での雰囲気とか美希への態度とか見てたらわかりますよ、女の子を甘く見ちゃダメですよ?」
P「そうなのか・・・」
春香「・・・で、これからどうするんですか?」
P「・・・何が?」
春香「・・・はぁ・・・プロデューサーさん、どうして私が告白したかわかりますか?断られるとわかってて」
P「・・・」
春香「美希のこと、このまま放っておいていいんですか?」
春香「なんでってそんなの事務所での雰囲気とか美希への態度とか見てたらわかりますよ、女の子を甘く見ちゃダメですよ?」
P「そうなのか・・・」
春香「・・・で、これからどうするんですか?」
P「・・・何が?」
春香「・・・はぁ・・・プロデューサーさん、どうして私が告白したかわかりますか?断られるとわかってて」
P「・・・」
春香「美希のこと、このまま放っておいていいんですか?」
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