元スレ誠子「大星とチューしたら強くなった」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
101 = 5 :
照「元から誠子にはほとんどの魔物に通じるものがあった」
照「それが、開花したのが魚拓のような能力だよ」
菫「それ、無理がないか?」
照「いや、そんな事無い」
菫「そうか、で、どん位強いんだ?」
照「うーん、この能力は手数が多いからね」
照「磨けばそこそこ」
菫「それじゃあ勝てない事もないんじゃないか?」
照「いや、敵が悪いいね、能力である以上それ以上の能力と戦ったら負ける」
菫「そうか」
102 = 5 :
菫「そういえばなんで、いきなり力が生まれたんだ?」
照「結果的に淡、理由は誰かと繋がったから」
菫「淡?何がどうして」
照「たぶん淡が告白でもしたんじゃない?」
菫「そうか、その鏡怖いな」
照「うん、たまに住所とか電話番号とか見えるよ」
菫「えー、キモッ」
照「ひどいね」
104 = 5 :
菫「そう言えば結果的に淡って事は他の誰でも良かったのか?」
照「うん、重要なのはトリガーを引く人じゃない」
照「誰が打とうとピストルからは同じ速さでダンガンが出る」
照「だから、淡じゃなくても覚醒はしたと思う」
菫「へー、教えてやらないのか?」
照「....それは淡が可哀想」
菫「何でだ?別に亦野の面倒見の良さなら別に知っても」
照「いや...強い人間と弱い人間は全然違う人間だよ」
照「それこそ人が変わったように」
菫「淡..亦野....」
照「まあ、私達は私達に出来る事をやるだけだよ」
菫「勉強とかな」
照「・・・」
106 = 5 :
数日後
誠子「ツモ、これで逆転だな」
モブA「くそー、いきなり強くなったなー」
モブB「ほんとだよ」
誠子「ふふん、全国を経験したからな」
淡「セイコー」ギュッ
モブC「あ、あと淡のおかげかな?」ニヤニヤ
誠子「なっ///」
淡「そうだよ、私は誠子に勝利を導く天使なんだよ」
「あははは」
菫「淡もすぐ治ってよかったな」
照「うん、ほんとに」
照「・・・」
菫「そんなに気がかりか?」
107 = 5 :
照「違うよ、二人の関係が良くやってるなと思ってさ」
菫「そっちか、確かに二人とも仲良くやってるな」
照「それと今のところは二人とも気付いてないみたいだね」
菫「そうだな、見てるだけでこっちが熱くなってしまう」
照「多分休日とかはデートしてたり」
菫「買い物して」
照「カップル割で安くパフェ食べたり」
菫「また甘い物か」
108 = 1 :
支援
109 = 5 :
その夜
淡「もしもーし」
誠子『どうしたんだ?』
淡「明日デートしない?せっかくの休日だし」
誠子『ごめん明日も雀荘で練習するつもりだから』
淡「そうなんだ、なら仕方ないよね。頑張ってね」
誠子『ああ、私もっと強くなるから』
淡「うん、じゃあね」
誠子『ああ、おやすみ』
カチッ
淡「......またなの?」
淡「この頃麻雀ばっかり」
111 = 1 :
④
112 = 5 :
ゴロンッ
淡「仕方ないよね、誠子は私の代わりに来年も大将やるんだもん」
淡「仕方ないよね...うん」
淡「でも...それでも」
淡「さびしいよ...私ね...今すっごくさびしいよ...」ジワッ
淡「欲しかったのは私じゃなくて力の方だとか変な事考えちゃうし」ポロポロ
淡「ダメダメ、誠子は私の恋人だもん信じてあげなくちゃ」グシグシ
淡「よーし、明日はオシャレの本を読破するぞー」
113 = 1 :
④
114 = 5 :
照「誠子、この頃強くなったね」
誠子「そうですか?ありがとうございます」
淡「ふふん、セイコはまだまだ強くなってテルーなんて目じゃい位強くなるんだから」
誠子「いや、そんな」
照「楽しみだね」
誠子「ははは、えーと、マジですか?」
照「まあ、誠子のやりたいときで良いよ」
誠子「そうしてくれるとありがたいです」
115 = 5 :
また数日後
淡「はあー、寒い」
誠子「まったくだよ、寒くていられない」
淡「もう冬だね」
誠子「ああ冬だな」
淡「ねえ、セイコ」
誠子「どうしたんだ?」
淡「セイコって本当に私の事好き?」
誠子「どうしたんだよいきなり」
淡「セイコはただ私のとキスして能力使いたいだけじゃないよね?」
誠子「当たり前だろ」
淡「そう、よかった」ギュッ
誠子(そうだよな....)
116 = 50 :
あわあわけなげ…
117 = 5 :
誠子「なあ、淡、私と付き合ってて楽しいか?」
淡「うーん、楽しくは無いかな?」
誠子「え?楽しくないの?」
淡「うん、休日とか全然遊んでくれないし」
誠子「.....ごめん」
淡「でも、私はセイコが好きだよ?」
誠子「なんで?」
淡「だって、誠子は優しいもん」
誠子「......そうか、ありがとう」ナデナデ
淡「えへへへへへ」ニコニコ
118 = 5 :
誠子「そうだ、明後日一緒にどっか遊びに行こうか」
淡「いいの?やったー」
誠子「どこか行きたいところある?」
淡「私ね、色々雑誌読んだから面白そうなとこいっぱい知ってるよ」
誠子「そうか、それは楽しみだな」
淡「すっごい可愛い服で行くからね」
誠子「でも、あんまり寒い恰好では来るなよ?」
淡「.....やっぱりセイコは優しいね」ボソッ
誠子「どうした?」
淡「いや、セイコの事悩殺してやろうと思ってね」
誠子「いや、殺しちゃダメだろ」
119 = 1 :
④
121 = 5 :
次の日
菫「次の月曜日に来年の選抜を行う」
ザワザワ
え? この時期に? しかも来週って
尭深「すいません、どういう事ですか?」
ザワザワ
一軍にも知らされてないのか? 全軍含めて?
菫「簡単に説明したら、来年照が抜けるから、そのかわり全チームから強い奴らを集めようって事になったんだ」
誠子「・・・」
淡「いきなりだね」
誠子「すみません」
菫「.....どうした?亦野」
誠子「それは宮永先輩とも戦うんですか?」
淡「え?」
122 = 5 :
淡「どうしたの?いきなり」
菫「何でだ?」
誠子「いえ、ただ聞きたかっただけです」
菫「......ああ、むしろほとんど決めるのは照だ」
照「ピース」
誠子「....ありがとうございます」
淡「セイコ...」
菫「詳しくは今から配るプリントに書いてある、それじゃあ、解散」
ガヤガヤ ガヤガヤ
123 = 5 :
テクテク テクテク
淡「凄い事になったね」
誠子「ああ」
淡「それより、明日の事なんだけどさ」
誠子「ああ」
淡「話聞いてる?」
誠子「なあ、淡」
淡「?、どうしたの?」
誠子「私、宮永先輩に勝てるかな?」
淡「......分かんない」
誠子「そうか」
テクテク テクテク
124 = 5 :
淡「明日の服どうしようかなー?」フンフン
淡「思いっきり可愛い服着て」
淡(そういえば、明日が初めてのデートだったな)
淡「よしっ頑張るぞ」
prrrr
淡「あ、セイコからだ」
淡「もしもーしセイコ?」
誠子『ああ、そうだよ』
淡「明日のデートだけどね」
誠子『その事なんだけどさ』
125 :
誠子『明日のデートは無しにもらいたいんだけど」
淡「え?」
誠子『月曜に選抜あるだろ?そのために練習したいんだ』
淡「ふーん.....そうなんだ」
誠子『ごめんな、いきなり』
淡「いや...大丈夫だよ」
誠子『それじゃあ、淡も練習しろよ?レギュラーとられちゃうぞ?』
淡「うん、わかた....」
誠子『それじゃあ』
淡「うん、バイバイ」
カチッ
淡「・・・」
127 :
これは誠子さんが悪い
128 = 125 :
淡「....ふぇ」プルプル
淡「ふぇ」プルプル
淡「ふぇーーーん...うぇーん」ポロポロ
淡「ばかー...セイコのばかー...」ポロポロ
淡「嫌い、もう嫌いだ」グスッグスッ
淡「何で、何で」グスッグスッ
淡「セイコは私の事なんて好きじゃないんだ」グスグス
淡「いらない、こんな物いらない」雑誌バサア
淡「はあ...はあ...」
淡「セイコの馬鹿...」
129 :
あかんで誠子さn
130 :
じゃああわあわは俺が貰って行きますね
131 = 125 :
月曜日
誠子「今日が決戦だ」
誠子「よしっ」
誠子(今までずっと頑張って来たもんな)
誠子「そういえば、淡はどうなったかな?」
誠子「まあ、いつもの場所で待っててくれるだろ」
132 = 125 :
待ち合わせ場所
誠子「来ないな、いつもは私より先に来てるのに」
誠子「・・・」
キーンコーンカーン
誠子「予鈴...」
誠子「何かに巻き込まれてなきゃいいけど」
134 = 125 :
放課後
誠子「昼も来なかったな」テクテク
誠子「なんだ?部室が騒がしい」
ガヤガヤ ガヤガヤ
誠子「ごめんどうしたんだ?」
モブ「あれ?誠子もまだ聞いてなかったんだ?」
誠子「え?何の事?」
モブ「淡ちゃん今日休んだでしょ?、だから今日これなかったって事で来年のレギュラーはもう無しだって」
誠子「は?」
136 :
淡、それでいいの?
137 = 125 :
誠子「なんで?淡が休んだんだ?」
モブ「誠子知らないの?無断欠勤だって」
誠子「無断欠勤?」
モブ「うん、連絡入ってなかったから」
誠子「なんで、どうして?」
誠子「まさか、昨日の?」
モブ「もうすぐはじまるよ」
誠子「ごめん、私帰る」
モブ「は?なんで?」
誠子「無断欠勤」
モブ「はぁ」
138 = 125 :
タッタッタッタ
誠子「はぁ...はぁ...」pppppp
誠子(つながるか?)
電源が入っていないか
誠子「くそっ」
誠子(ごめん、ごめん)
誠子「ごめんな、淡」
タッタッタッタ
140 = 125 :
淡「...グス.....グス....」
淡「....嫌い....嫌い....」
「淡ー」
淡「え?セイコ?」
淡「一体どこから?」
「いるかー、おーい」ドンドン
淡「窓?」
「こうなったら」ドンドンドン
淡「ちょっダメダメ」ガラッ
誠子「うわっと」マエノメリ
淡「危ない」ガシッ
141 = 127 :
しえん
142 = 129 :
盛り上がってまいりました
143 = 125 :
淡「どうして?今選抜が」
誠子「そんな事どうでも良いんだよ」
淡「だって誠子このために頑張ってたじゃん」
誠子「そんな事より淡が大切だよ」
淡「あ、ありがとう///」
誠子「こんなに目が腫れて、髪もボサボサ」
淡「...デートに来てくれなったじゃん」
誠子「.....ごめん」
144 = 125 :
淡「それで?何しに来たの?」
誠子「いや、何が?」
淡「私の事連れ戻しにきたの?」
誠子「いや?ちがうよ」
淡「それじゃあ、何?」
誠子「そのー、ひじょー言いづらい事なのですが」
淡「な、なに?」
誠子「これからデートしない?」
淡「はい?」
145 = 129 :
イヤッッホォォォオオォオウ
146 = 127 :
そうこなくちゃ
147 = 125 :
誠子「もう、戻っても仕方ないしさ」
淡「・・・」
誠子「前の事もあるじゃん?」
淡「・・・」
誠子「...だめ?」
淡「そのかわり、ちゃんとエスコートしてね」
誠子「......ああ、任せろっ」ニッ
誠子「それじゃあ」
淡「ま、まって、一回お風呂入って来るから」
誠子「うん、分かった」
トトトトト
淡「うおー」
誠子(......これで、よかったんだよな)
誠子「.....ああ、私は淡が好きなんだ」
148 :
咲ちゃんを悪者扱いしないでくれ
149 = 125 :
淡「ふんふふーん♪」
誠子「おいおい、どんだけご機嫌なんだよ」
淡「だって初めてだよ?」
誠子「そういえば、そうだったな」
淡「セイコ」
誠子「ん?どうした?」
淡「大好き」ニッ
誠子「な///」
淡「えへへ///」
誠子「わ、私も好きだよ///」
淡「両思いだね」
誠子「ああ」
150 = 125 :
誠子「それじゃあ、行こうか」
淡「うん」
キャッキャッキャ
照「あれ?見付けたらひっぱたいて連れ戻すんじゃなかったの?」
菫「そんな事出来るかあんなの見せられて」
照「そうだよねー」
照「そう言えば、選抜は明日いつになるの?」
菫「今日はもう無理だろ」
照「ねえ、菫」
菫「なんだ?」
照「今日は寝かせないぜ」キリッ
菫「そうか、やっと勉強する気になったか」
照「いや、そう言うわけじゃ」
「いやあああ」
みんなの評価 : ○
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