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    元スレ貴音「……ちょろQ?」

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    51 = 1 :

    貴音「いきますよ!!」ポチッ

    「はいっ!!」サッ






    「……あれ?」

    「これ自分は」

    ジュワアァン キラリキラリキラリキラリ ジュワアァン

    「うぎゃあああああああああ!!」

    「卑怯だぞたか」

    フィユッ キラリキラリ フォンフォフォオォン フォオオン

    「ああああああああああああ!!」

    52 :

    俺も嫌いだったこれ

    53 = 1 :

    貴音「なんとか耐える事が出来ました……」

    「もう自分、一人じゃトイレ行けない……」

    貴音「は、始まりましたよ響!!」






    貴音「なんと、楽しげなすたぁと画面なのでしょう……!!」キラキラ

    「……ふふっ」

    54 = 1 :

    貴音「なんと!! 車が選べますよ!!」

    貴音「もちろん名前は『めんようごう』で」

    「『チョロまる』じゃないのか?」

    貴音「『ふりぃらん』、『すぷりんとれぇす』、『ちょろQしてぃ』、どれにしましょうか……」

    (ヒビキ、無視なんて酷過ぎると思うぞ)

    貴音「『すぷりんとれぇす』にしてみましょう」

    「『オーバルサーキット』しかないね」

    貴音「ただ楕円で見るからに初心者向け、楽勝です」

    「……貴音ってゲームしたことあるの?」

    貴音「この前『まりお』殿に初めてお目見えしました」ドヤァ

    「」

    55 = 1 :

    『GO!!』

    貴音「すたぁとです!!」

    「いけぇ貴音!!」

    貴音「早くも三位ですよ、三位!!」

    「貴音曲がらなきゃ!!」

    ガガガガガガガガガン!!

    貴音「くっ、この……」

    「……短い天下だったな」

    貴音「まだ、ここからです」

    56 = 1 :

    クルクルクルクル

    貴音「ど、どうして回っているのです!!」

    「貴音、い、いっかいブレーキを」



    プップー!!

    貴音「何奴!?」

    「……一周、くふっ、お、遅れ、ふひっ」



    ブウウウウン

    貴音「漸く調子が出て来ました!!」

    「逆……、たか、ね、逆だって……」フルフル

    57 = 1 :

    『10th』

    貴音「」

    「あははははははは!!!! ふふっ、くくくくっ!!!!」バンバン

    「いくらなんでも酷過ぎるぞ!!!! 最下位なんて、あははは!!!!」

    貴音「ぐぬぬ」






    「自分がお手本を見せるから、貴音はちゃんと学ぶが良いさー!!」

    貴音「……っ!!」

    58 = 1 :

    「いくらなんでもこの清掃車に負けるのは有り得ないぞ」ケラケラ

    貴音「……始まりますよ」



    『GO!!』

    「いけぇ、チョロ丸!!」

    「開始早々三位だぞ!! ふっふっふっ、怖い、自分の才能が怖すぎる!! やっぱり自分はカンペキ」






    ガガガガガガガガガン!!

    「」

    59 = 1 :

    「あ、あれ、ちょっと、ちゃんと曲がっ」

    「よし、ここから」



    クルクルクルクル

    「うぎゃああああああああああ!!」

    「何で!! このっ!!」



    ガガガン!! ガンッ!! プップー!!

    「ああああああああああああああ!!」

    60 = 1 :

    『10th』

    「」

    貴音「く、くくく……」プルプル

    貴音「随分と……、早かったではないですか……」

    貴音「清掃車にも大きく離されながらの……、素晴らしい走りでしたよ……、くふっ」

    「ぐっ……!!」カアァ






    「……車が悪かったんだぞ!!」

    貴音「なっ!?」

    61 = 1 :

    「面妖号なんて変な名前だったから笑いが止まらなくてちゃんと運転できなかったさー!!」

    貴音「すたぁと時に『いけぇ、ちょろ丸!!』などと抜かしていたごぉや娘はどこのどいつですか!!」

    「あー、どうりで自分のイン・アウト・インのテクニックがちゃんと出せないと思ったら……、まったく車が悪くちゃ仕方ないさー」

    貴音「許しません!! 罪の無い面妖号を馬鹿にするなんてついに頭の中までごぉやで一杯になりましたか!!」

    「んがっ!? そ、そっちこそ頭の中にはラーメンが詰まってるくせに!!」

    貴音「本望です!!」

    「バカだな!? やっぱり貴音はバカなんだな!?」

    貴音「その減らず口を毟り取ってやりましょう!!」

    「なんだと!!」

    貴音「なにを!!」

    ギャー ギャー

    62 = 1 :

    「……ケンカは良くないぞ、はいさい、やめやめ」ボロッ

    貴音「……わたくし達、仲良しあいどる」ボロッ

    「やってみると想像以上に難しいぞ、これ」

    貴音「運転がここまで技術のいるものとは……、ぷろでゅうさぁは凄いのですね」

    「……実際の運転とはちょっと違うと思うぞ」

    貴音「この『ちょろQしてぃ』とはいったい?」

    「『街に出る』?」






    「うおっ」

    貴音「街の中です!!」

    63 = 1 :

    貴音「『ぺいんとしょっぷ』?」

    「車の色を変えられるんじゃない?」

    貴音「面妖号を美しくしましょう」






    「何故に紅白カラー……」

    貴音「らぁめんぺいんとです」

    「なんだか救急車ちっくだぞ」

    貴音「」

    64 = 1 :

    貴音「響!! 駅です!!」

    「やったぞ!!」



    貴音「響!! 下水道です!!」

    「やったぞ!!」



    貴音「響!! お城ですよ!!!!」

    「やったぞ貴音えええええ!!!!」



    貴音「何奴!?」

    「落石だ!!」

    『クラッシュしました』

    65 = 52 :

    レースやってもあの一位の黒いのに勝てないんだよなぁ

    67 = 1 :

    「選べるコースが増えたね」

    貴音「沢山回りましたからね」

    「でも、まずは『オーバルサーキット』をちゃんと走れるようになってからだぞ」

    貴音「街内を駆け巡って来た今のわたくしなら!!」









    『10th』

    「街もかなりぶつかりながら回ってたもんね……」

    貴音「ぐぬぬ」

    68 = 1 :

    『10th』

    貴音「いったい何が悪いのでしょうか」

    「うーん」



    『10th』

    貴音「路面の状態が良く無かったのですね……」

    「関係……、無いぞ……」



    『10th』

    貴音「しかし、この敗北でわたくしは何かを……」ウツラウツラ

    「……うん」コクリコクリ

    69 = 1 :

    貴音「や、やりました……」

    貴音「ついに……、ついにわたくしは……」

    「……zzz」









    『8th』

    貴音「……zzz」

    70 = 1 :

    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

    ピンポーン

    「はいさい、貴音!! 今日は決闘を申し込みに来たんだぞ!!」

    貴音「なんと!! まさか右手のそれは……」

    「ふっ、コントローラーさー」チラッ

    貴音「……分かりました、受けて立ちましょう」

    貴音「響が来ない間、わたくしは鍛練に鍛練を重ねてきたのです……!!」

    「たかだか二日じゃあ、あって無いようなものだぞ」

    貴音「今ではもう、『してぃ』の皆から『おぉばるのしゅうまっは』と恐れられるまでになったのですから」

    「なっ!? じゃあ、最高順位は……」

    貴音「『ふぃふす』、ですかね」ファサ

    「そ、そんな!!」

    71 = 29 :

    マリカーでアクセル押しっぱに慣れてた私にとってチョロQは新鮮だったわ

    73 = 1 :

    「どうして……、身体が震えて……」ガクガク

    貴音「ふふっ、今なら取り下げたって構わないのですよ?」

    「まだだ……、まだ自分には取って置きがある!!」バッ

    貴音「ま、まさかっ!!」






    貴音「めもりぃかぁど!!」

    「ふっふっふ」

    「今から自分は決闘の準備をするから、貴音は最後の晩餐でも楽しんでいればいいさー!!」

    貴音「くっ、ここは従う他ありません……!!」グゥ

    74 = 1 :

    「データをコピーして、と」

    「おっ、なかなかお金も貯まってる」

    「こんなアンポンタンな車は乗り捨ててやるさー!!」

    貴音「ずるずる!!」






    「完成さー!!」

    「パーツも買い揃えたし、見た目も見るからに速そうだぞ!!」

    貴音「ふぅ……、こちらも準備は整いましたよ」

    75 = 1 :

    「早速勝負だ!!」

    貴音「信じていますよ、面妖号」

    「いくぞ……」



    『GO!!』

    貴音「たあっ!!」

    「いっけぇ!!」

    ガンガンガンガン!!

    76 = 1 :

    ガガガン!! ガンガン!!

    「こ、このっ」

    貴音「そぉれ!!」



    キキーッ!! クルクルクルクル!!

    「おっと!!」

    貴音「しまった!!」



    ガシャン!! ガガガガ!!

    「ぬぬぬぬ」グイーム

    貴音「むむむむ」グイーム

    77 = 1 :

    貴音「……っ!!」

    「……っ!!」









    「やったああああああああああああ!!」1st

    貴音「」2nd



    貴音「も、もう一度!!」

    78 = 1 :

    『GO!!』

    「ここだ!!」グイーム

    貴音「くっ!!」グイーム









    「連勝だぞ!!」1st

    貴音「」2nd



    貴音「……響!!」

    79 :

    支援は紳士のつとめ

    80 = 1 :

    『GO!!』

    「何度やっても同じさー!!」グイーム

    貴音「ああっ!!」グイーム









    「よしっ!!」1st

    貴音「」

    81 = 1 :

    「まあ、自分はカンペキだからな!! 余裕で勝て」

    貴音「」ジワッ

    「えっ」

    貴音「……っ!!」バシッ

    「た、貴音?」

    貴音「……っ!! っ!!」バシッバシッ

    「痛い!! 痛いぞ貴音!!」






    貴音「うわああああああああん!!!!」

    82 = 1 :

    貴音「どうして……!! わたくしは練習したのに……!!」ポロポロ

    「貴音……」ギュッ

    貴音「わたくしは……、わたくしは……!!」

    「おー、よしよし」ポンポン

    貴音「ひぐっ、……うぅ」

    「もう一回、な?」

    貴音「……もういやです」

    「次は分かんないぞ?」

    貴音「……はい」

    83 = 1 :

    『GO!!』

    貴音「っ!! すたぁと直後でもうこのような差が……」

    「……ん?」

    「面妖号異常に遅くない?」

    貴音「いえ、全てはわたくしの腕が未熟な故……」

    「……もしかして」

    「貴音、ちゃんとパーツで面妖号強化した?」

    貴音「はい、それなりのぱぁつを買いました」

    「……装備させた?」

    貴音「えっ」

    「一回中断して」






    「……ほら、面妖号初期仕様のままだぞ!!」

    貴音「」

    84 = 1 :

    「貴音はおっちょこちょいだなー」

    貴音「むむむ」カアァ

    貴音「……新生面妖号です!! 響、再戦を!!」

    「受けて立つさー!!」

    『GO!!』

    「うぎゃあ!!」

    貴音「なんという速さ……!!」









    貴音「やりましたあああああああ!!」1st

    「くぁー、負けたかー」2nd

    85 = 1 :

    貴音「もしかして今のわたくしなら……」

    貴音「響!!」

    「分かってる、『オーバルサーキット』に挑みにいくんでしょ?」

    「今の貴音なら狙えるよ、……表彰台」ニカッ







    貴音「……ありがとうございます!!」

    86 :

    今さらだけど残念賞でチョロQは豪華なクジだよな

    87 = 1 :

    『GO!!』

    「スタート!! ダッシュだ貴音!!」

    貴音「今までのわたくしとは違うのですよ!!」




    ブウウウウウウウン!!

    「速い、速いよ貴音!!」

    貴音「落ち着いて、押し過ぎず……」

    キュッキュッキュッキュッ!!

    88 = 1 :

    「こんなに、短いコースだったのか……」

    貴音「漸く本性を現したようですね、『おぉばる』」



    「そのまま!! いけるぞ!!」

    貴音「はあっ、はあっ!!」

    ググググググググ!!



    「貴音!! ラスト1周だぞ!!」

    貴音「くっ、んんっ!!」

    89 :

    きさまこのゲームやり込んでいるなッ!

    90 = 1 :

    「なるべく内側を!! 最短距離を意識して!!」

    貴音「分かっています!! こうでしょう!!」






    貴音「っ!! しまっ」

    ク、クル

    「っ!!」

    91 = 1 :

    『よろしくお願いしますね、面妖号』

    『次は必ずや、きちんと走破してみせますから』

    『どのちょろQよりも、面妖号、あなたが一番ですよ』

    『信じていますよ、面妖号』






    ―――――――面妖号!!






    貴音「はあっ!!!!!!」グッ

    キイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!

    92 = 1 :

    「これは、もしかして……、ドリフトってやつじゃ……」

    貴音「面妖号!!!!」

    ビュウウウウウウウウウン!!

    『FINISH』ピコン









    『2nd』パッ

    「やったああああああああああああああ!!!!」ダキッ

    貴音「あああああああああああああああああ!!!!」フルフル

    93 = 1 :

    貴音「やりました!! わたくしは遂に!!」

    「見てた!! 自分ちゃんと見てたぞ!!」

    貴音「この時をどんなにっ……!!」ポロポロ

    「うん……、うん……!!」グスッ






    貴音「面妖号……!!」

    95 = 1 :

    「でも、これで終わり、……じゃないぞ」

    貴音「ええ、ここからはいよいよ、他のこぉすへの挑戦が始まります」

    「いけるさ、……貴音なら」

    貴音「響、あなたも共に、ですよ」

    「面妖号とチョロ丸も……!!」

    貴音「ふふっ、頼もしい限りです」

    「早速、次のコースだぞ!!」

    貴音「はいっ!!」






    貴音「わたくし達の戦いは、まだまだこれからです!!」

                              終

    96 = 9 :

    すばらしい

    97 = 1 :

    チョロQ展開終了は本当にショック、冗談抜きで涙が溢れた


    あとキャッスルヴァニアって765じゃなくて573だったぞ……




    書き溜めは無いけど番外編のようなものを投下していきたい

    98 :

    子供の俺にはこのゲームよくわからなかった
    街でぶつかるとコインがもらえたんだ
    ひたすらにぶつかって回ったよね

    99 = 1 :

    『都市伝説』

    真美「ねぇねぇはるるん、三回聞くと死んじゃう曲ってなんだっけ? あのゆーめいなやつ」

    春香「それ聞いたことある、なんだっけ……」

    春香「あ、『エリーゼのために』だよ」

    真美「それそれ!! でも、そんなの信じられないよね→」

    春香「そんな事いったら私なんか十数回聞いてるよ?」

    真美「不死身のはるるん」ドヤッ

    春香「えー、かわいくないなぁ」



    『テレテレテレテレレン♪』

    貴音『くっ……』10th



    貴音「清掃車に抜かれた回数など百は超えて……」ガクガク

    100 :

    チョロQのゲームは64のしかやったことない
    ミサイルとかスタンガンとかジェットエンジンとか装備出来て楽しかった


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