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    元スレ真姫「こ、こんな所になんかいられないわ!!」

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    みんなの評価 : ★★★
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    51 :

    失礼








    ブブブッブリ

    52 = 45 :

    うっ、漏れりゅぅぅぅぅぅ

    53 :

    もう…無理ッ!

    ブリブリブリブリブリ…ビチャッ

    54 :

    ああああはああああブボッ

    55 = 1 :

    「それは……えっと……」

    海未「朝に私と絵里が訪ねた時、返事はありませんでした」

    花陽「じゃあその頃にはもう!?」

    「でも寝てただけかもしれないよ? 」

    絵里「昨夜、私が真姫の部屋に行った時は返事してくれたわ」

    ことり「最後に真姫ちゃんと会話したのは絵里ちゃんってこと?」

    にこ「じゃあまさか絵里ちゃんが犯人!?」

    絵里「な、何でそうなるのよ!! 私は扉越しに話しただけで部屋に入ってないし真姫の顔も見てないわ」

    花陽「ということは真姫ちゃんが死んだのは昨日の夜、絵里ちゃんが部屋を訪ねた時からさっき絵里ちゃんたちが死体を発見するまでの間ってことだよね?」

    「そうなるにゃ」

    56 :

    ぶりぶり

    57 = 19 :

    なんかもう全員怪しい

    59 = 1 :

    「でもそれがわかってもスペアキーがないと部屋には入れんのやし」

    海未「スペアキーは誰にでも持ち出しは可能でしたよ」

    「それは無理だにゃ、だってリビングにはいつも誰かしらいたから」

    海未「そうですね、しかし」

    絵里「わかったわ、あの朝食の後の異常なまでの眠気……」

    海未「はい、あれは恐らく何者かによって睡眠を誘発する薬を盛られたと私は考えていました」

    ことり「あ、それでことりたちみんな眠っちゃって」

    「でもみんな眠っちゃってたなら真姫ちゃんの部屋には行けないにゃ」

    にこ「あんた馬鹿? 犯人なら自分だけ飲まないようにするでしょ」

    60 = 23 :

    これは……

    61 = 1 :

    海未「今朝の朝食は誰が作っていたのですか?」

    絵里「花陽とニコよ」

    にこ「まさかニコたちのこと疑ってるの!?」

    花陽「ひ、ひどいよ……海未ちゃん」

    海未「い、いえ……聞いてみただけです 。薬を入れる機会は誰にでもあったと思いますから。もちろん後から来た私とことりも含め」

    ことり「え?」

    「じゃあ結局、誰がやったかなんてわからんやん!」

    海未「はい……」

    62 :

    犯人な海未ちゃんと予想

    63 :

    俺やで!西の名探偵服部やで!

    64 :

    「「…………」」

    「これからどうするの?」

    にこ「真姫ちゃんが言ってたみたいにみんなで同じとこに寝るのはちょっと……」

    花陽「それにご飯も……」

    絵里「こうなってしまっては仕方ないわ、今日から各々自分の部屋で休むことにしましょう。必ず鍵はかけるようにして」

    「でもスペアキーはどうするん? ここに置いとったら誰でも使えるから鍵、かけてないも一緒やん!」

    海未「自分の部屋のスペアキーは自分で管理するというのはどうでしょう? 」

    「なるほどー」

    花陽「海未ちゃん、賢いね」

    「ええやん!」

    65 :

    おもしろい
    続けて

    66 :

    おもろい

    67 = 64 :

    海未「では、ちゃんと鍵をかけて眠るのですよ? ことり」

    ことり「……ねぇ、海未ちゃん」

    海未「何ですか?」

    ことり「今日もことりの部屋で一緒に寝てくれない?」

    海未「……構いませんよ」

    ことり「ありがと、海未ちゃん」

    68 = 65 :

    これは…

    70 = 64 :

    ━━ことりの部屋

    海未「ことり、もう寝ましたか?」

    ことり「起きてるよ」

    海未「ことりに聞きたいことがあります」

    ことり「何?」

    海未「朝食の後、私が目を覚ますまでのこと教えてください。知ってる範囲でいいので」

    ことり「えっと……何を話せばいいんだろ」

    海未「私が目を覚ました時、凛と花陽とニコは眠っていましたよね? そして絵里と希は真姫の部屋に向かっていた 」

    ことり「うん」

    海未「ことりが目を覚ました時、他に起きていた人はいましたか?」

    ことり「ことりが起きた時は、えっと ……絵里ちゃんと希ちゃんも一緒くらいに目を覚ましてたからいなかったかも 」

    海未「そうですか……」

    ことり「それがどうかしたの?」

    海未「いえ、もう寝ましょう。おやすみなさい」

    71 :

    エリチカおうちかえる! かえるのー! わーん!

    72 :

    >>71

    73 :

    なにこれこわい

    74 = 64 :

    翌朝 PM 13:36

    ━━ことりの部屋

    絵里「ことり!! ことり!! 開けて!!」

    海未「んっ……あ、朝ですか……」

    ことり「」

    海未「うわぁぁぁぁぁぁぁ !!!!!!!」

    絵里「その声は海未? どうしたの!? 海未!!」

    海未「ことり……? 何でこんな血塗れに……そんな……死んで……」

    絵里「海未!! 開けなさい!! 一体、何があったの!?」

    海未「ことり!! ことり……どうして……っ!!」

    ことり「」

    75 = 65 :

    どういうことだ?

    77 = 71 :

    海未ちゃんの第二の人格(まくら投げのときのアレ)が殺ったってことじゃないか?

    78 :

    いやああああああああああああ

    79 = 64 :

    海未「これじゃ……まるで、私がことりを殺したみたいに……」

    海未「だって鍵はここに……有り得ない……どうやって……」


    ━━リビング

    絵里「それで貴女が目を覚ました時には横でことりが殺されていた?」

    海未「……はい」

    花陽「海未ちゃん……何でことりちゃんを……?」

    「じゃあ穂乃果ちゃんと真姫ちゃんを殺したのも海未ちゃん……」

    海未「違います!! 私は誰も殺してなどいません!!」

    「でもことりちゃんの部屋の鍵はスペアキーも含め、ことりちゃんが持っとったんよ?」

    にこ「あんたしか犯行は不可能なのよ!! この人殺し!!」

    海未「ち、違います……これは何かの間違いです、私は何もやってません……!!」

    80 :

    学級裁判を開こう、おしおきは俺がしとく

    81 = 71 :

    >>80
    お前だけにいいカッコさせるかよ
    おれがやる

    82 = 64 :

    海未「信じてください!! 絵里……っ !!」

    絵里「……ごめんなさい、今の貴女の言葉を信用することは私にはできないわ 」

    海未「そんな……!!」

    絵里「警察が来るまで自分の部屋に閉じ籠ってもらう、当然中からは出られないようにするから」

    海未「わ、私は何もしていません!! 何故そんなこと……!!」

    にこ「大人しくしなさい!!」

    海未「や、やめてください!! 離してぇぇ!!」

    83 :

    海未ちゃんに死亡フラグがたった

    84 = 64 :

    ━━海未の部屋

    海未「開けてください!! 私の話を聞いてください!!」

    海未「はぁ……何で……ひぐっ……」

    海未「しかしあの状況では……私以外には誰も……本当に私がことりを……?」

    海未「そんなはずありません!! でもどうやって……」

    海未「昨日、私はことりと一緒にことりの部屋で眠りました……眠るまで話もしてました」

    海未「そして部屋の鍵は二本ともことりが持っていて……誰も外からは入ることができなかった」

    海未「わからない……わからない……っ!!」

    85 = 73 :

    ドキドキ

    86 :

    推理すべきなの?

    87 = 64 :

    海未「……」

    海未「……そうか、そう考えれば……ということは……」

    海未「私以外にことりを殺せた人物……それは、ことり自身……」

    海未「ことりは自殺……? しかも私に罪を被せるようにして、それは考えにくいです……」

    海未「とすればもう一人の……。確か私がことりの死体を見付けて悲鳴を上げた後、扉の鍵を破壊して絵里が入ってきました」

    海未「もしそれが演技だとしたら? 絵里が扉の鍵を壊す前にすでに鍵が壊されてたとすれば……」

    海未「私とことりに何かしらの方法で睡眠薬を盛ったとして、私たちが眠った後に鍵を壊してことりを殺害、そして翌朝私たちの部屋をさも鍵がかかっている体で訪問、その後破壊……これで一応は辻褄は通りますね」

    88 = 64 :

    海未「しかしことりの自殺の線も完全に無視するわけにはいきません」

    海未「あくまで推測の部類ですから証拠が無い以上は両方の線で考えなくては……」

    海未「もう一度、ことりの死体と部屋の状況を確認することができれば何かわかるかもしれないのですが」

    海未「ここに閉じ込められてる以上、どうすることも……くっ……!!」

    91 :

    ほぅ
    そうきたか

    92 = 64 :

    海未「窓から……」

    海未「地面は雪が積もってるとはいえ、二階から飛び降りるなど……やはり無茶なのでしょうか」

    海未「しかし……やるしか……覚悟を決めましょう!」

    海未「えいっ……!!」



    ━━建物 外

    海未「さ、寒いです……」

    海未「何とか無事に部屋からの脱出には成功しましたが、どうやって再び中に入れば……」

    93 = 64 :

    海未「くれぐれも見付からないようにしなくては……」

    海未「絵里が犯人だった場合、再びみんなを誘導して私を監禁するに決まっています」

    海未「この窓ならガラスを割り、鍵を開けることは可能ですね」

    海未「まぁ動くのは皆が寝静まった後です」

    海未「今しばらくこの極寒に耐えなくては……修行と思えばこれくらい」

    94 = 80 :

    アクティブだな

    96 = 64 :

    AM 2:06

    海未「そろそろいいでしょう」

    海未「なるべく音を立てない様、ガラスを割り……鍵を……よし」

    海未「侵入成功です、中は暖かいです」

    ━━ことりの部屋

    ことり「」

    海未「ことり……すみません」

    海未「詳しくはわかりませんが死因は何かの毒ですか……。後はドアの痕跡は……」

    海未「……よくわかりません、これがいつ壊されたものなのか」

    海未「収穫はあまりなかったです……」

    海未「後もう一つ、調べるところが。 それはもう少し時間が経ってからですね、私の考えが正しければ……」

    98 = 91 :

    何故か日本代表のSS思い出したわ

    99 :

    かまいたちの夜みたいだな

    100 = 64 :

    PM 12:19

    ━━絵里の部屋

    海未「……」

    海未「やはり鍵はかかっていない、油断していますね」

    海未「人の部屋を漁るというのは少し気が引けますが、仕方ありません」

    海未「こ、これは……!?」

    海未「やはり絵里が……、しかし絵里はこれからどうするつもり……」

    海未「私が絵里なら……恐らく、今夜……」

    海未「……」


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