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元スレ芳佳「バルクホルンさんのズボン、くっさ!」バルクホルン「ほう?」
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バルクホルン「これぐらいでいいだろう」
エーリカ「うぇーい」
芳佳「バルクホルンさん」
バルクホルン「どうした、宮藤」
芳佳「匂いを嗅がせてください!!」
バルクホルン「え……。ああ、でも、今は汗臭いから、風呂にはいってからに……」
芳佳「失礼します!!」
バルクホルン「あぁ!! こらぁ!!」
芳佳「……」クンクン
バルクホルン「……どうだ?」モジモジ
芳佳「……ハルトマンさん」
エーリカ「なに?」
芳佳「ちょっと嗅いでみてください」
エーリカ「えー?」クンクン
エーリカ「……別にいつも通りの汗臭さだけど?」
エーリカ「うぇーい」
芳佳「バルクホルンさん」
バルクホルン「どうした、宮藤」
芳佳「匂いを嗅がせてください!!」
バルクホルン「え……。ああ、でも、今は汗臭いから、風呂にはいってからに……」
芳佳「失礼します!!」
バルクホルン「あぁ!! こらぁ!!」
芳佳「……」クンクン
バルクホルン「……どうだ?」モジモジ
芳佳「……ハルトマンさん」
エーリカ「なに?」
芳佳「ちょっと嗅いでみてください」
エーリカ「えー?」クンクン
エーリカ「……別にいつも通りの汗臭さだけど?」
芳佳「やっぱり異臭はしませんね」
バルクホルン「それはそうだろう」
芳佳「たまたま、あんな臭いが出てしまうなんてことあるんでしょうか?」
バルクホルン「原因はあるだろうが、今のところ検討もつかないからな」
芳佳「あの、以前ルッキーニちゃんのズボンもかなり臭かったことがあるみたいなんですけど、覚えてませんか?」
バルクホルン「ああ。だが、あれはルッキーニの衛生管理が原因だったはずだ」
芳佳「でも、ルッキーニちゃんは違うっていってます」
エーリカ「……トゥルーデ。そういえばさ、少佐の服がとんでもなく臭かったことなかったっけ?」
芳佳「え!?」
バルクホルン「ああ。ペリーヌがそんなことを言っていたこともあったな」
エーリカ「ペリーヌはむしろ喜んでたから、気にもしなかったけど」
芳佳「ちょっとペリーヌさんに聞いてきます!!」
バルクホルン「あ、宮藤」
エーリカ「よっぽど、トゥルーデのことが心配なんだねぇ」
バルクホルン「……早く風呂に入るか。宮藤だけに任せておけないからな」
バルクホルン「それはそうだろう」
芳佳「たまたま、あんな臭いが出てしまうなんてことあるんでしょうか?」
バルクホルン「原因はあるだろうが、今のところ検討もつかないからな」
芳佳「あの、以前ルッキーニちゃんのズボンもかなり臭かったことがあるみたいなんですけど、覚えてませんか?」
バルクホルン「ああ。だが、あれはルッキーニの衛生管理が原因だったはずだ」
芳佳「でも、ルッキーニちゃんは違うっていってます」
エーリカ「……トゥルーデ。そういえばさ、少佐の服がとんでもなく臭かったことなかったっけ?」
芳佳「え!?」
バルクホルン「ああ。ペリーヌがそんなことを言っていたこともあったな」
エーリカ「ペリーヌはむしろ喜んでたから、気にもしなかったけど」
芳佳「ちょっとペリーヌさんに聞いてきます!!」
バルクホルン「あ、宮藤」
エーリカ「よっぽど、トゥルーデのことが心配なんだねぇ」
バルクホルン「……早く風呂に入るか。宮藤だけに任せておけないからな」
食堂
ペリーヌ「ふぅ……。おいしい」
リーネ「よかった。エイラさんはどうですか?」
エイラ「それじゃ、おかわり」
芳佳「ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「ぶふっ!! な、なんですか!?」
芳佳「訊きたいことがあるんですけど!!」
ペリーヌ「は、はい?」
芳佳「坂本さんの服から異臭がしたって本当ですか!?」
ペリーヌ「え、ええ。欧州でのことですわね。洗濯を任されてたときに少佐の服を嗅いでみたら……」
エイラ「なんで嗅ぐんだよ」
サーニャ「くさいから?」
エイラ「なるほど。サーニャの言うとおりだ。臭いものって嗅ぎたくなるもんな」
ペリーヌ「さ、坂本少佐のは臭くありませんでしたわ!! 個性的な匂いでしたの!! まるでラフレシアの花の香りのような……」
リーネ「それって……あの……う……ち……の臭いじゃ……」
ペリーヌ「ふぅ……。おいしい」
リーネ「よかった。エイラさんはどうですか?」
エイラ「それじゃ、おかわり」
芳佳「ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「ぶふっ!! な、なんですか!?」
芳佳「訊きたいことがあるんですけど!!」
ペリーヌ「は、はい?」
芳佳「坂本さんの服から異臭がしたって本当ですか!?」
ペリーヌ「え、ええ。欧州でのことですわね。洗濯を任されてたときに少佐の服を嗅いでみたら……」
エイラ「なんで嗅ぐんだよ」
サーニャ「くさいから?」
エイラ「なるほど。サーニャの言うとおりだ。臭いものって嗅ぎたくなるもんな」
ペリーヌ「さ、坂本少佐のは臭くありませんでしたわ!! 個性的な匂いでしたの!! まるでラフレシアの花の香りのような……」
リーネ「それって……あの……う……ち……の臭いじゃ……」
芳佳「ペリーヌさん。そのとき坂本さんに何か異常というか、体を壊していたとかはなかったですか?」
ペリーヌ「いいえ。そんなことはありませんでしたわね」
芳佳「……」
リーネ「芳佳ちゃん?」
芳佳「それじゃあ、あの、坂本さんの周りで何かありませんでしたか?」
ペリーヌ「坂本少佐の……? うーん……」
芳佳「何かをかけられたとか!! 服をなにかで汚したとか!!」
ペリーヌ「いえ。なかったと思いますけど……」
芳佳「そうですかぁ」
エイラ「何が気になるんだ?」
サーニャ「服が汚れたら、少佐も気がつくと思うけど」
芳佳「エイラさん、サーニャちゃん。ズボンや服が臭くなった経験はある?」
エイラ「私はないな」
サーニャ「私も」
芳佳「そっかぁ……。あー、なんだろー? きになるよー」
ペリーヌ「いいえ。そんなことはありませんでしたわね」
芳佳「……」
リーネ「芳佳ちゃん?」
芳佳「それじゃあ、あの、坂本さんの周りで何かありませんでしたか?」
ペリーヌ「坂本少佐の……? うーん……」
芳佳「何かをかけられたとか!! 服をなにかで汚したとか!!」
ペリーヌ「いえ。なかったと思いますけど……」
芳佳「そうですかぁ」
エイラ「何が気になるんだ?」
サーニャ「服が汚れたら、少佐も気がつくと思うけど」
芳佳「エイラさん、サーニャちゃん。ズボンや服が臭くなった経験はある?」
エイラ「私はないな」
サーニャ「私も」
芳佳「そっかぁ……。あー、なんだろー? きになるよー」
格納庫
シャーリー「よっし!! 整備完了!!」
ルッキーニ「シャーリー、あそぼっ」
シャーリー「はいはい。何して遊ぶんだ?」
ルッキーニ「えっとねー」
美緒「シャーリー、ルッキーニ。宮藤を見なかったか?」
シャーリー「え? ああ、食堂にいると思うけど」
美緒「そうか。ん? なんだ、整備中だったか。すまんな」
シャーリー「いや、今終わったところですよ。最近、調子が悪かったんで」
美緒「そんな風には見えなかったがな」
シャーリー「いやぁ。思うように速度が上がらなかったし。それに前のルッキーニみたいに空中でエンジンが停止したら敵わないですからね」
美緒「はっはっはっは。そんなこともあったな」
ルッキーニ「うじゅぅ……あれはあたしの所為じゃないしぃ……」
シャーリー「知ってるよ。でも、前兆に気がつけなかったお前も悪いんだぞ?」
美緒「そうだな。実はいうと宮藤にもそのことを伝えておきたかったのだ。あいつはまだストライカーの変調を感じ取れるほどではないからな」
シャーリー「よっし!! 整備完了!!」
ルッキーニ「シャーリー、あそぼっ」
シャーリー「はいはい。何して遊ぶんだ?」
ルッキーニ「えっとねー」
美緒「シャーリー、ルッキーニ。宮藤を見なかったか?」
シャーリー「え? ああ、食堂にいると思うけど」
美緒「そうか。ん? なんだ、整備中だったか。すまんな」
シャーリー「いや、今終わったところですよ。最近、調子が悪かったんで」
美緒「そんな風には見えなかったがな」
シャーリー「いやぁ。思うように速度が上がらなかったし。それに前のルッキーニみたいに空中でエンジンが停止したら敵わないですからね」
美緒「はっはっはっは。そんなこともあったな」
ルッキーニ「うじゅぅ……あれはあたしの所為じゃないしぃ……」
シャーリー「知ってるよ。でも、前兆に気がつけなかったお前も悪いんだぞ?」
美緒「そうだな。実はいうと宮藤にもそのことを伝えておきたかったのだ。あいつはまだストライカーの変調を感じ取れるほどではないからな」
食堂
バルクホルン「そうか。分からないままか」
芳佳「すいません。バルクホルンさん」
バルクホルン「どうして宮藤が謝る?」
芳佳「だって、私――」
美緒「宮藤」
芳佳「あ、坂本さん。どうしたんですか?」
美緒「これを渡しておこうと思ってな」
芳佳「これって……。ストライカーの……」
美緒「整備班が常に見てくれてはいるが、何があるかはわからん。その資料を参考に、細かな異変にも気がつけるようになっておけ」
芳佳「はい。わかりました」
美緒「私も何度が異変に気がつかないまま飛んだときがあってな。そのときは大変だった」
バルクホルン「思い出した。欧州でも少佐は1度やらかしていたな。突然、エンジンが停止して……」
美緒「あれは訓練でだ。実戦ではない」
バルクホルン「そういう問題だろうか?」
バルクホルン「そうか。分からないままか」
芳佳「すいません。バルクホルンさん」
バルクホルン「どうして宮藤が謝る?」
芳佳「だって、私――」
美緒「宮藤」
芳佳「あ、坂本さん。どうしたんですか?」
美緒「これを渡しておこうと思ってな」
芳佳「これって……。ストライカーの……」
美緒「整備班が常に見てくれてはいるが、何があるかはわからん。その資料を参考に、細かな異変にも気がつけるようになっておけ」
芳佳「はい。わかりました」
美緒「私も何度が異変に気がつかないまま飛んだときがあってな。そのときは大変だった」
バルクホルン「思い出した。欧州でも少佐は1度やらかしていたな。突然、エンジンが停止して……」
美緒「あれは訓練でだ。実戦ではない」
バルクホルン「そういう問題だろうか?」
格納庫
芳佳「よっと」ブゥゥゥン
芳佳「……異常はなし……かな?」
ミーナ「あら? どうしたの? 非番なのに」
芳佳「あ、ミーナさん。いえ、ストライカーの調子を見ていたんです」
ミーナ「そう。感心ね。宮藤さんもそういうことを気にするようになったのね」
芳佳「坂本さんに言われただけで……」
ミーナ「それで、癇癪を起こしたりはしてない?」
芳佳「はい!」
ミーナ「よかったわね。宮藤さんはストライカーにも気に入られているのかしら」
芳佳「そ、そうでしょうか。自信ないですけど……」
ミーナ「それじゃあね」
芳佳「はい!!」
芳佳「うーん」ブゥゥゥン
芳佳「……よし。大丈夫。これぐらいしよう」
芳佳「よっと」ブゥゥゥン
芳佳「……異常はなし……かな?」
ミーナ「あら? どうしたの? 非番なのに」
芳佳「あ、ミーナさん。いえ、ストライカーの調子を見ていたんです」
ミーナ「そう。感心ね。宮藤さんもそういうことを気にするようになったのね」
芳佳「坂本さんに言われただけで……」
ミーナ「それで、癇癪を起こしたりはしてない?」
芳佳「はい!」
ミーナ「よかったわね。宮藤さんはストライカーにも気に入られているのかしら」
芳佳「そ、そうでしょうか。自信ないですけど……」
ミーナ「それじゃあね」
芳佳「はい!!」
芳佳「うーん」ブゥゥゥン
芳佳「……よし。大丈夫。これぐらいしよう」
翌日
エイラ「うぇー……なんで、私がぁ……」
シャーリー「ルッキーニが逃げたんだから仕方ない」
エイラ「おかしいだろ……。廊下歩いてただけなのに……」
シャーリー「あとで肩ぐらいなら揉んでやるって」
エイラ「別にいいけど……。なんで、洗濯しなきゃいけないんだぁ」ゴシゴシ
シャーリー「ルッキーニが逃げたからだって言ってるだろー」
エイラ「それはきいたぞー」
シャーリー「はいはい。手を動かし――ん?」
エイラ「どうした?」
シャーリー「……」クンクン
エイラ「それ、宮藤の服だな」
シャーリー「うぇ!! くっさ!!」
エイラ「え?」
シャーリー「なんだ、これ!? 骨の髄まで不快になる臭いだ!! 宮藤のやつなにしたんだ!?」
エイラ「うぇー……なんで、私がぁ……」
シャーリー「ルッキーニが逃げたんだから仕方ない」
エイラ「おかしいだろ……。廊下歩いてただけなのに……」
シャーリー「あとで肩ぐらいなら揉んでやるって」
エイラ「別にいいけど……。なんで、洗濯しなきゃいけないんだぁ」ゴシゴシ
シャーリー「ルッキーニが逃げたからだって言ってるだろー」
エイラ「それはきいたぞー」
シャーリー「はいはい。手を動かし――ん?」
エイラ「どうした?」
シャーリー「……」クンクン
エイラ「それ、宮藤の服だな」
シャーリー「うぇ!! くっさ!!」
エイラ「え?」
シャーリー「なんだ、これ!? 骨の髄まで不快になる臭いだ!! 宮藤のやつなにしたんだ!?」
食堂
芳佳「え? 私の服が?」
シャーリー「あぁ。もうなんというか……これだけど……」
エイラ「ゴムを焼いたような臭いが……」
芳佳「えぇぇ!? ――どれどれ」クンクン
芳佳「はぐぅ!? くっさ!!!」
リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫?」
芳佳「わ、私、病気なんでしょうか!?」
シャーリー「いや、昨日なんかしたか? お前、非番だっただろ?」
芳佳「えーと……。昨日したのはストライカーの調子を確認したぐらいで……」
バルクホルン「朝から騒々しいな、シャーリー」
シャーリー「ほら」ポイッ
バルクホルン「これは宮藤の……」クンクン
バルクホルン「……独創的な臭いだが……悪くはないぞ……好きな奴は好きだとおもう……」
芳佳「あの! 無理に褒めなくてもいいですからぁ!!」
芳佳「え? 私の服が?」
シャーリー「あぁ。もうなんというか……これだけど……」
エイラ「ゴムを焼いたような臭いが……」
芳佳「えぇぇ!? ――どれどれ」クンクン
芳佳「はぐぅ!? くっさ!!!」
リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫?」
芳佳「わ、私、病気なんでしょうか!?」
シャーリー「いや、昨日なんかしたか? お前、非番だっただろ?」
芳佳「えーと……。昨日したのはストライカーの調子を確認したぐらいで……」
バルクホルン「朝から騒々しいな、シャーリー」
シャーリー「ほら」ポイッ
バルクホルン「これは宮藤の……」クンクン
バルクホルン「……独創的な臭いだが……悪くはないぞ……好きな奴は好きだとおもう……」
芳佳「あの! 無理に褒めなくてもいいですからぁ!!」
シャーリー「訓練したわけでもないのか」
芳佳「はい」
エイラ「何日か出さなかった服じゃないだろうな?」
芳佳「違います!! 私のはきちんと毎日洗濯してますから!!」
シャーリー「宮藤の服だけが臭かったんだよなぁ……」
エイラ「何か変なもんでも食ったんだろ?」
芳佳「そんなことしてません!!」
バルクホルン「……昨日、ストライカーユニットを使用したのは?」
芳佳「私と……」
エイラ「多分、サーニャだな」
シャーリー「あたしも弄ってはいたけど……」
バルクホルン「少佐とルッキーニ……それに私と宮藤か……」
リーネ「バルクホルン大尉?」
バルクホルン「宮藤、今から飛行訓練を行うぞ。ついてこい」
芳佳「え!? それ午後からの予定ですけど!?」
芳佳「はい」
エイラ「何日か出さなかった服じゃないだろうな?」
芳佳「違います!! 私のはきちんと毎日洗濯してますから!!」
シャーリー「宮藤の服だけが臭かったんだよなぁ……」
エイラ「何か変なもんでも食ったんだろ?」
芳佳「そんなことしてません!!」
バルクホルン「……昨日、ストライカーユニットを使用したのは?」
芳佳「私と……」
エイラ「多分、サーニャだな」
シャーリー「あたしも弄ってはいたけど……」
バルクホルン「少佐とルッキーニ……それに私と宮藤か……」
リーネ「バルクホルン大尉?」
バルクホルン「宮藤、今から飛行訓練を行うぞ。ついてこい」
芳佳「え!? それ午後からの予定ですけど!?」
格納庫
バルクホルン「エンジン、始動!!」
芳佳「は、はい!!!」
シャーリー「急にどうしたんだ?」
エイラ「さぁ……」
バルクホルン「いくぞ!!!」ブゥゥゥン!!!!
芳佳「は、はい!!!」ブゥゥゥン!!!!
シャーリー「おー。良い感じだな」
エイラ「だな」
リーネ「よしかちゃーん!! 納豆、どうするー!?」
芳佳「だしておいてー!!!」
リーネ「わかったー!!」
バルクホルン「――よし。もういいだろう。戻るぞ」
芳佳「もうですか!?」
バルクホルン「ああ。十分のはずだ」
バルクホルン「エンジン、始動!!」
芳佳「は、はい!!!」
シャーリー「急にどうしたんだ?」
エイラ「さぁ……」
バルクホルン「いくぞ!!!」ブゥゥゥン!!!!
芳佳「は、はい!!!」ブゥゥゥン!!!!
シャーリー「おー。良い感じだな」
エイラ「だな」
リーネ「よしかちゃーん!! 納豆、どうするー!?」
芳佳「だしておいてー!!!」
リーネ「わかったー!!」
バルクホルン「――よし。もういいだろう。戻るぞ」
芳佳「もうですか!?」
バルクホルン「ああ。十分のはずだ」
バルクホルン「……ふぅ」
芳佳「あの……飛行訓練にはなっていなかったような……」
バルクホルン「……ふんっ」スルッ
芳佳「えぇぇぇぇ!?!?! バ、バルクホルンさん!!! どうしてズボンをぉぉ!!!」
バルクホルン「……」クンクン
バルクホルン「……宮藤」
芳佳「な、なんですか!?」
バルクホルン「嗅いでみろ」
芳佳「えぇぇぇ!?! そんな脱ぎたてはちょっとぉ!!!」
バルクホルン「いいから」
芳佳「だ、だめですよぉ!!!」
バルクホルン「上官命令だ!!」
芳佳「その命令はきけませーん!!!」
バルクホルン「なら、無理やりにでも……!!」
シャーリー「おい!! こら!!! なにやってんだ!!!」
芳佳「あの……飛行訓練にはなっていなかったような……」
バルクホルン「……ふんっ」スルッ
芳佳「えぇぇぇぇ!?!?! バ、バルクホルンさん!!! どうしてズボンをぉぉ!!!」
バルクホルン「……」クンクン
バルクホルン「……宮藤」
芳佳「な、なんですか!?」
バルクホルン「嗅いでみろ」
芳佳「えぇぇぇ!?! そんな脱ぎたてはちょっとぉ!!!」
バルクホルン「いいから」
芳佳「だ、だめですよぉ!!!」
バルクホルン「上官命令だ!!」
芳佳「その命令はきけませーん!!!」
バルクホルン「なら、無理やりにでも……!!」
シャーリー「おい!! こら!!! なにやってんだ!!!」
バルクホルン「シャーリーでもいい。嗅いでくれ」
シャーリー「な、なんで……」
バルクホルン「いいから」
シャーリー「……」クンクン
シャーリー「くっさ!!! なんだこれ!!!」
芳佳「え?」
バルクホルン「シャーリー。一つ聞かせてくれ。かなり前の話だが、ルッキーニがストライカーで航行中、エンジンが停止してしまったことがあったな?」
シャーリー「あ、ああ……」
バルクホルン「その少し前にルッキーニのズボンが臭くなったときがあったな?」
シャーリー「そうだ。そうだ。三日前ぐらいだったかな」
芳佳「あの……どういうことですか……?」
バルクホルン「坂本少佐にも訊いてみるか。恐らく、同じような答えがきけるはずだ」
シャーリー「おい。それって」
バルクホルン「この悪臭の正体はストライカーユニットが原因だ」
芳佳「ストライカーユニットが……?」
シャーリー「な、なんで……」
バルクホルン「いいから」
シャーリー「……」クンクン
シャーリー「くっさ!!! なんだこれ!!!」
芳佳「え?」
バルクホルン「シャーリー。一つ聞かせてくれ。かなり前の話だが、ルッキーニがストライカーで航行中、エンジンが停止してしまったことがあったな?」
シャーリー「あ、ああ……」
バルクホルン「その少し前にルッキーニのズボンが臭くなったときがあったな?」
シャーリー「そうだ。そうだ。三日前ぐらいだったかな」
芳佳「あの……どういうことですか……?」
バルクホルン「坂本少佐にも訊いてみるか。恐らく、同じような答えがきけるはずだ」
シャーリー「おい。それって」
バルクホルン「この悪臭の正体はストライカーユニットが原因だ」
芳佳「ストライカーユニットが……?」
ブリーフィングルーム
美緒「確かに。私の服が臭くなったのは、丁度エンジンが不調を訴える数日前だった気がするな」
バルクホルン「やはりか」
ミーナ「バルクホルン大尉。どういうこと?」
バルクホルン「まだはっきりと分からないが、衣服が異様に臭くなる原因はストライカーユニットが何らかの不調が発生する前兆ではないかと考えている」
エーリカ「へぇー。よくわかったねぇ」
ルッキーニ「あたしのあれはそういうことだったんだー!?」
シャーリー「オイルもれ……? 何かが焼け尽きた……? うーん……」
美緒「ふむ。調査をする必要があるな」
ミーナ「そうね。みなさん、もし衣服から異臭がする場合はすぐに報告してください」
エイラ「了解」
サーニャ「わかりました」
リーネ「そうだったんだぁ……」
ペリーヌ「わ、わたくしのは……」クンクン
エイラ「こんなところで嗅ぐなよなぁ」
美緒「確かに。私の服が臭くなったのは、丁度エンジンが不調を訴える数日前だった気がするな」
バルクホルン「やはりか」
ミーナ「バルクホルン大尉。どういうこと?」
バルクホルン「まだはっきりと分からないが、衣服が異様に臭くなる原因はストライカーユニットが何らかの不調が発生する前兆ではないかと考えている」
エーリカ「へぇー。よくわかったねぇ」
ルッキーニ「あたしのあれはそういうことだったんだー!?」
シャーリー「オイルもれ……? 何かが焼け尽きた……? うーん……」
美緒「ふむ。調査をする必要があるな」
ミーナ「そうね。みなさん、もし衣服から異臭がする場合はすぐに報告してください」
エイラ「了解」
サーニャ「わかりました」
リーネ「そうだったんだぁ……」
ペリーヌ「わ、わたくしのは……」クンクン
エイラ「こんなところで嗅ぐなよなぁ」
格納庫
サーニャ「……」ブゥゥゥン
サーニャ「……どうかな?」
エイラ「今、嗅ぐぞ!!」ギュッ
サーニャ「あ……エイラ……ちょっと……」
エイラ「サーニャ……サーニャァ……」ハァハァ
サーニャ「ま、まじめに……やって……」
エイラ「うん……うん……いい匂いしかしない……」スーハー
サーニャ「な、なら……もうはなれて……!!」ググッ
エイラ「まだ、まだ嗅ぎ足りない……!!」
美緒「……なにをやっとるか」
ペリーヌ「……」ブゥゥゥン!!!
ペリーヌ「リーネさん!! どうですか!?」
リーネ「んー……」クンクン
リーネ「大丈夫です。若干、納豆くさ――いえ、いつものペリーヌさんの臭いです」
サーニャ「……」ブゥゥゥン
サーニャ「……どうかな?」
エイラ「今、嗅ぐぞ!!」ギュッ
サーニャ「あ……エイラ……ちょっと……」
エイラ「サーニャ……サーニャァ……」ハァハァ
サーニャ「ま、まじめに……やって……」
エイラ「うん……うん……いい匂いしかしない……」スーハー
サーニャ「な、なら……もうはなれて……!!」ググッ
エイラ「まだ、まだ嗅ぎ足りない……!!」
美緒「……なにをやっとるか」
ペリーヌ「……」ブゥゥゥン!!!
ペリーヌ「リーネさん!! どうですか!?」
リーネ「んー……」クンクン
リーネ「大丈夫です。若干、納豆くさ――いえ、いつものペリーヌさんの臭いです」
誰かふたなりキャラがいて夜な夜なぶっかけてるとかもしくはおりものとかそういう展開かと思ったのに
ミーナ「……」ブゥゥゥン
ミーナ「坂本少佐、確認してもらえるかしら?」
美緒「ああ。構わんぞ」クンクン
ミーナ「ど、どう?」
美緒「ん!? これは……!!」
ミーナ「な、なに!?」
美緒「はっはっはっはっは。たまらんな。いい香りだ」
ミーナ「もう、美緒!! 真面目にして!!」
ルッキーニ「どうどう!?」
エーリカ「んー……心配ないんじゃない? でも、トイレのあとはしっかり拭いたほうがいいね。匂いは残るし」
ルッキーニ「えぇ!? そっち!?」
シャーリー「ルッキーニ。ちゃんと拭けっていつも言ってるだろ」
ルッキーニ「た、たまたま、めんどくさくて……」
バルクホルン「これからは服から異臭がした場合は、出撃を控えたほうがいいかもしれんな」
美緒「そうだな。整備班にこのことは伝えておかねばな」
ミーナ「坂本少佐、確認してもらえるかしら?」
美緒「ああ。構わんぞ」クンクン
ミーナ「ど、どう?」
美緒「ん!? これは……!!」
ミーナ「な、なに!?」
美緒「はっはっはっはっは。たまらんな。いい香りだ」
ミーナ「もう、美緒!! 真面目にして!!」
ルッキーニ「どうどう!?」
エーリカ「んー……心配ないんじゃない? でも、トイレのあとはしっかり拭いたほうがいいね。匂いは残るし」
ルッキーニ「えぇ!? そっち!?」
シャーリー「ルッキーニ。ちゃんと拭けっていつも言ってるだろ」
ルッキーニ「た、たまたま、めんどくさくて……」
バルクホルン「これからは服から異臭がした場合は、出撃を控えたほうがいいかもしれんな」
美緒「そうだな。整備班にこのことは伝えておかねばな」
>>46
ミーナとかもう既にやばいことなってんだろ
ミーナとかもう既にやばいことなってんだろ
食堂
芳佳「これでもう大丈夫だね」
リーネ「うん。原因も分かってよかったね」
バルクホルン「そうだな」
芳佳「あ、バルクホルンさん。ありがとうございます」
バルクホルン「なにがだ?」
芳佳「だって、異臭の原因を突き止めてくれましたから」
バルクホルン「宮藤がストライカーの点検をしていなければわからなかったことだ。お前の手柄でもある」
芳佳「そんなこと……」
バルクホルン「どうした?」
芳佳「あの……私、バルクホルンさんに酷いことを……」
バルクホルン「なんのことだ?」
芳佳「バルクホルンさんのズボンを臭いだなんて言っちゃって、それで……なんとかして原因を……」
バルクホルン「そうか。罪悪感からあんなに必死になっていたのか。宮藤、私は何も気にしていない」
芳佳「わ、私が気にします!」
芳佳「これでもう大丈夫だね」
リーネ「うん。原因も分かってよかったね」
バルクホルン「そうだな」
芳佳「あ、バルクホルンさん。ありがとうございます」
バルクホルン「なにがだ?」
芳佳「だって、異臭の原因を突き止めてくれましたから」
バルクホルン「宮藤がストライカーの点検をしていなければわからなかったことだ。お前の手柄でもある」
芳佳「そんなこと……」
バルクホルン「どうした?」
芳佳「あの……私、バルクホルンさんに酷いことを……」
バルクホルン「なんのことだ?」
芳佳「バルクホルンさんのズボンを臭いだなんて言っちゃって、それで……なんとかして原因を……」
バルクホルン「そうか。罪悪感からあんなに必死になっていたのか。宮藤、私は何も気にしていない」
芳佳「わ、私が気にします!」
芳佳「お役に立てずにすいません……」
リーネ「そ、そんなことないよ。芳佳ちゃん!」
バルクホルン「リーネの言うとおりだ。宮藤」
芳佳「でも……」
バルクホルン「そもそもだ。お前があんなに必死にならなければ、異臭に件とストライカーユニットの不備を結びつけようなどと誰が思う?」
芳佳「バルクホルンさん……」
バルクホルン「お前はよくやった。胸を張れ」
芳佳「……はいっ!」
バルクホルン「よしっ。いい顔だ。夕食、楽しみにしているからな」
芳佳「がんばります!!!」
リーネ「やろう、芳佳ちゃん」
芳佳「うん!! おいしい夕食にしなきゃ!!」
リーネ「そうだね!!」
バルクホルン「……」
バルクホルン(宮藤……。褒めるときは抱きしめたほうがよかったか……。いや、でも……しかし……あるいは……うーん……)
リーネ「そ、そんなことないよ。芳佳ちゃん!」
バルクホルン「リーネの言うとおりだ。宮藤」
芳佳「でも……」
バルクホルン「そもそもだ。お前があんなに必死にならなければ、異臭に件とストライカーユニットの不備を結びつけようなどと誰が思う?」
芳佳「バルクホルンさん……」
バルクホルン「お前はよくやった。胸を張れ」
芳佳「……はいっ!」
バルクホルン「よしっ。いい顔だ。夕食、楽しみにしているからな」
芳佳「がんばります!!!」
リーネ「やろう、芳佳ちゃん」
芳佳「うん!! おいしい夕食にしなきゃ!!」
リーネ「そうだね!!」
バルクホルン「……」
バルクホルン(宮藤……。褒めるときは抱きしめたほうがよかったか……。いや、でも……しかし……あるいは……うーん……)
数日後
芳佳「リーネちゃん。洗濯物はこれで全部だから」
リーネ「ありがとう。芳佳ちゃん」
ルッキーニ「……リーネぇ」
リーネ「ミーナ中佐が見張ってるから」
ルッキーニ「ふぇ!?」
ミーナ「……」
ルッキーニ「うぇぇ……」
リーネ「がんばろ。はやく終わったら、お昼寝もいっぱい出来るよ」
ルッキーニ「うん……」
リーネ「さ、やらなきゃ」ゴシゴシ
ルッキーニ「はぁ……ねたいよぉ……」
ルッキーニ「んん!?」
リーネ「どうしたの?」
ルッキーニ「……くちゃい。バルクホルン大尉のズボン、くちゃい……」
芳佳「リーネちゃん。洗濯物はこれで全部だから」
リーネ「ありがとう。芳佳ちゃん」
ルッキーニ「……リーネぇ」
リーネ「ミーナ中佐が見張ってるから」
ルッキーニ「ふぇ!?」
ミーナ「……」
ルッキーニ「うぇぇ……」
リーネ「がんばろ。はやく終わったら、お昼寝もいっぱい出来るよ」
ルッキーニ「うん……」
リーネ「さ、やらなきゃ」ゴシゴシ
ルッキーニ「はぁ……ねたいよぉ……」
ルッキーニ「んん!?」
リーネ「どうしたの?」
ルッキーニ「……くちゃい。バルクホルン大尉のズボン、くちゃい……」
格納庫
バルクホルン「なんだと!? また、異臭がしたのか!?」
美緒「ああ。ルッキーニとリーネからの報告だ」
バルクホルン「数日前にオーバーホールしたばかりなのに……!!」
美緒「だが、異臭がした以上、放っておくこともできまい」
バルクホルン「……1日で終わらせるようにと伝えてくれ」
美緒「分かっている」
バルクホルン「はぁ……」
エーリカ「トゥルーデ。なにしてんのー? はやく、飛行訓練しよー」
バルクホルン「私は基礎トレーニングをする……」
エーリカ「え? なんでさ?」
バルクホルン「ズボンから異臭がしたらしい……」
エーリカ「そう……」
バルクホルン「なぜだ……ストライカーユニットが限界なのか……?」
美緒「うむ。エースが飛べなくては困るな……」
バルクホルン「なんだと!? また、異臭がしたのか!?」
美緒「ああ。ルッキーニとリーネからの報告だ」
バルクホルン「数日前にオーバーホールしたばかりなのに……!!」
美緒「だが、異臭がした以上、放っておくこともできまい」
バルクホルン「……1日で終わらせるようにと伝えてくれ」
美緒「分かっている」
バルクホルン「はぁ……」
エーリカ「トゥルーデ。なにしてんのー? はやく、飛行訓練しよー」
バルクホルン「私は基礎トレーニングをする……」
エーリカ「え? なんでさ?」
バルクホルン「ズボンから異臭がしたらしい……」
エーリカ「そう……」
バルクホルン「なぜだ……ストライカーユニットが限界なのか……?」
美緒「うむ。エースが飛べなくては困るな……」
食堂
バルクホルン「……」
リーネ「……芳佳ちゃん、バルクホルン大尉をなんとか元気付けられないかなぁ」
芳佳「うん。そうしたいけど」
ペリーヌ「あまり腫れ物を扱うようにするのも失礼なことですわよ」
芳佳「でも、このままにはできませんよ」
リーネ「はい!!」
ペリーヌ「それは、そうですけど」
エイラ「可哀想だなぁ」
サーニャ「……芳佳ちゃん」
芳佳「なに?」
サーニャ「あのね……」
芳佳「うん……うん……」
エイラ「なに私に内緒ではなしてるんだぁー!!!」
バルクホルン(時間に余裕ができたし……宮藤と二人でずっとお喋りしたいっていったら……いや、そんなことを言ってみろ、気味が悪いと思われるだけだ……)
バルクホルン「……」
リーネ「……芳佳ちゃん、バルクホルン大尉をなんとか元気付けられないかなぁ」
芳佳「うん。そうしたいけど」
ペリーヌ「あまり腫れ物を扱うようにするのも失礼なことですわよ」
芳佳「でも、このままにはできませんよ」
リーネ「はい!!」
ペリーヌ「それは、そうですけど」
エイラ「可哀想だなぁ」
サーニャ「……芳佳ちゃん」
芳佳「なに?」
サーニャ「あのね……」
芳佳「うん……うん……」
エイラ「なに私に内緒ではなしてるんだぁー!!!」
バルクホルン(時間に余裕ができたし……宮藤と二人でずっとお喋りしたいっていったら……いや、そんなことを言ってみろ、気味が悪いと思われるだけだ……)
芳佳「バルクホルンさん!!」
バルクホルン「どうした?」
芳佳「あの!! 今からお掃除しようと思います!!」
バルクホルン「掃除……? どこのだ?」
サーニャ「大尉の部屋」
バルクホルン「私の? いや、その必要はない。散らかっているのはハルトマンの領土だけだ」
芳佳「そのハルトマンさんのところを掃除させてください」
バルクホルン「なに?」
サーニャ「綺麗な部屋になれば、気持ちも晴れやかになるって思って」
エイラ「サーニャの提案だからな!! 宮藤は同意しただけで!!」
リーネ「できれば、私も……」
ペリーヌ「わたくしも掃除ぐらいなら、手伝えますから」
バルクホルン「気持ちは嬉しいが……」
芳佳「お願いします。バルクホルンさん」
バルクホルン「……ちょっと待っててくれ」
バルクホルン「どうした?」
芳佳「あの!! 今からお掃除しようと思います!!」
バルクホルン「掃除……? どこのだ?」
サーニャ「大尉の部屋」
バルクホルン「私の? いや、その必要はない。散らかっているのはハルトマンの領土だけだ」
芳佳「そのハルトマンさんのところを掃除させてください」
バルクホルン「なに?」
サーニャ「綺麗な部屋になれば、気持ちも晴れやかになるって思って」
エイラ「サーニャの提案だからな!! 宮藤は同意しただけで!!」
リーネ「できれば、私も……」
ペリーヌ「わたくしも掃除ぐらいなら、手伝えますから」
バルクホルン「気持ちは嬉しいが……」
芳佳「お願いします。バルクホルンさん」
バルクホルン「……ちょっと待っててくれ」
バルクホルン・ハルトマンの部屋
バルクホルン「ハルトマン、いいな?」
エーリカ「うん。綺麗にしてくれるなら、やってよ」
芳佳「よーし!! がんばります!!」
ペリーヌ「こうして改めてみると……中々の惨状ですわね……」
エイラ「どこから手をつけたらいいんだ……」
サーニャ「とにかく、片付けなきゃ」
エイラ「そうだな。やるか」
リーネ「ハルトマン中尉、これは捨ててもいいんですか?」
エーリカ「あー。それはダメ。捨てないで」
リーネ「はーい」
芳佳「ハルトマンさん!! この牛乳の空き瓶は!?」
エーリカ「すててー」
バルクホルン「……宮藤にはあとでどんな礼をしたらいいだろうか」
エーリカ「抱きしめてあげれば? 喜ぶだろうし」
バルクホルン「ハルトマン、いいな?」
エーリカ「うん。綺麗にしてくれるなら、やってよ」
芳佳「よーし!! がんばります!!」
ペリーヌ「こうして改めてみると……中々の惨状ですわね……」
エイラ「どこから手をつけたらいいんだ……」
サーニャ「とにかく、片付けなきゃ」
エイラ「そうだな。やるか」
リーネ「ハルトマン中尉、これは捨ててもいいんですか?」
エーリカ「あー。それはダメ。捨てないで」
リーネ「はーい」
芳佳「ハルトマンさん!! この牛乳の空き瓶は!?」
エーリカ「すててー」
バルクホルン「……宮藤にはあとでどんな礼をしたらいいだろうか」
エーリカ「抱きしめてあげれば? 喜ぶだろうし」
バルクホルン「だ、だきしめる!? な、なにを言っている……!! そ、そんなこと……そんなこと……!!!」
バルクホルン『宮藤……。私のためにこんなに汚れて……。辛かっただろう?』ギュッ
芳佳『バルクホルンさん……。あったかい……』
バルクホルン『今だけ、お姉ちゃんって呼んでもいいんだぞ?』
芳佳『それじゃあ……お姉ちゃん、大好き……』
バルクホルン「――うおぉぉ!!!! そんなの!!! だめだぁぁぁ!!!!」
エーリカ「何興奮してんだ」
リーネ「あ、ここ。汚れてる……。何かがこぼれたのかな……」
芳佳「拭かないとダメだね。ペリーヌさん、雑巾ありますか?」
ペリーヌ「ええと……」
サーニャ「ごめんなさい。今、使ってるの」
芳佳「あぁ、そうなんだ……。それじゃあ、あとででいいかな」
エーリカ「宮藤ー。雑巾なら、そっちに落ちてない?」
芳佳「え? そっちって……この白い布ですか?」
エーリカ「そうそう。それ使っていいから」
バルクホルン『宮藤……。私のためにこんなに汚れて……。辛かっただろう?』ギュッ
芳佳『バルクホルンさん……。あったかい……』
バルクホルン『今だけ、お姉ちゃんって呼んでもいいんだぞ?』
芳佳『それじゃあ……お姉ちゃん、大好き……』
バルクホルン「――うおぉぉ!!!! そんなの!!! だめだぁぁぁ!!!!」
エーリカ「何興奮してんだ」
リーネ「あ、ここ。汚れてる……。何かがこぼれたのかな……」
芳佳「拭かないとダメだね。ペリーヌさん、雑巾ありますか?」
ペリーヌ「ええと……」
サーニャ「ごめんなさい。今、使ってるの」
芳佳「あぁ、そうなんだ……。それじゃあ、あとででいいかな」
エーリカ「宮藤ー。雑巾なら、そっちに落ちてない?」
芳佳「え? そっちって……この白い布ですか?」
エーリカ「そうそう。それ使っていいから」
バルクホルン「……ん?」
芳佳「よいしょっと」
リーネ「……雑巾?」
芳佳「……ううん、ズボンだよ」
ペリーヌ「しかも、大尉のズボン……ですわね……」
エイラ「なんで、こんなところに大尉のズボンが?」
芳佳「あのー。ハルトマンさん、これって……」
エーリカ「あれ?」
バルクホルン「ハルトマン中尉……。何がどうなっている……?」
エーリカ「あぁー。そうだった。昨日、牛乳を零しちゃって、拭く物が手元になかったからトゥルーデのズボンを代用したんだった」
芳佳「えぇぇ!?!?」
エーリカ「そのときに数枚拝借したんだよねー」
リーネ「それじゃあ、今朝の異臭って……」
ペリーヌ「牛乳を拭けば、まぁ最悪の臭いがつきますわね」
サーニャ「おぇ」
芳佳「よいしょっと」
リーネ「……雑巾?」
芳佳「……ううん、ズボンだよ」
ペリーヌ「しかも、大尉のズボン……ですわね……」
エイラ「なんで、こんなところに大尉のズボンが?」
芳佳「あのー。ハルトマンさん、これって……」
エーリカ「あれ?」
バルクホルン「ハルトマン中尉……。何がどうなっている……?」
エーリカ「あぁー。そうだった。昨日、牛乳を零しちゃって、拭く物が手元になかったからトゥルーデのズボンを代用したんだった」
芳佳「えぇぇ!?!?」
エーリカ「そのときに数枚拝借したんだよねー」
リーネ「それじゃあ、今朝の異臭って……」
ペリーヌ「牛乳を拭けば、まぁ最悪の臭いがつきますわね」
サーニャ「おぇ」
バルクホルン「……一つ、訊くが。これが初犯か?」
エーリカ「ううん。何回か借りたよー」
バルクホルン「……」
芳佳「それじゃあ、バルクホルンさんのズボンの異臭って……」
リーネ「ストライカーユニットの不調以外でも……?」
エイラ「あーあ」
エーリカ「ごっめん。トゥルーデ。言っておけばよかったね。洗濯に出せばいいやって思って――」
バルクホルン「エーリカぁ……」
エリーカ「なにぃ?」
バルクホルン「ちょっと、こい……」
エーリカ「はいはーい」
芳佳「あ、あの!!」
エーリカ「掃除はやっておいてねー」
バルクホルン「早くしろ……」
エーリカ「分かってるってぇ。トゥルーデはこわいなぁー」
エーリカ「ううん。何回か借りたよー」
バルクホルン「……」
芳佳「それじゃあ、バルクホルンさんのズボンの異臭って……」
リーネ「ストライカーユニットの不調以外でも……?」
エイラ「あーあ」
エーリカ「ごっめん。トゥルーデ。言っておけばよかったね。洗濯に出せばいいやって思って――」
バルクホルン「エーリカぁ……」
エリーカ「なにぃ?」
バルクホルン「ちょっと、こい……」
エーリカ「はいはーい」
芳佳「あ、あの!!」
エーリカ「掃除はやっておいてねー」
バルクホルン「早くしろ……」
エーリカ「分かってるってぇ。トゥルーデはこわいなぁー」
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