私的良スレ書庫
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元スレ苗木「ボクの恋人を紹介するよ」
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――同刻 希望ヶ峰学園>南地区
>コンビニ前
霧切「…………」
霧切「……」
霧切「」
セレス「……!?」
セレス「き、霧切さん……なぜ泣いておられますの?」
霧切「え……?」
>コンビニ前
霧切「…………」
霧切「……」
霧切「」
セレス「……!?」
セレス「き、霧切さん……なぜ泣いておられますの?」
霧切「え……?」
>うん、またね セレスさん
セレス「あら……! もしやこの先に苗木君がいらっしゃいますの?
少しばかり挨拶を――」
霧切「待ちなさい」
セレス「むぐっ……」
霧切「端的に聞くわ アナタいま携帯電話を持ってる?」
セレス「ぷはぁ……! そ、そのような機器
生まれてこの方、持ち歩いたこと等ありませんわ」
霧切「今、苗木君はそこで電話をしていた
その相手の名を“セレス”と呼びかけながらね」
セレス「……」
セレス「はい?」
セレス「あら……! もしやこの先に苗木君がいらっしゃいますの?
少しばかり挨拶を――」
霧切「待ちなさい」
セレス「むぐっ……」
霧切「端的に聞くわ アナタいま携帯電話を持ってる?」
セレス「ぷはぁ……! そ、そのような機器
生まれてこの方、持ち歩いたこと等ありませんわ」
霧切「今、苗木君はそこで電話をしていた
その相手の名を“セレス”と呼びかけながらね」
セレス「……」
セレス「はい?」
セレス「……一体全体どういった趣向ですの? コレは」
セレス「わたくしを謀るためのおふざけであるのなら
それ相応の報いを霧切さんにお与えしたいのですが……」
霧切「それを為したいのであれば真実を突き止めるべきね
少なくとも私はそうするわ」
セレス「ちなみに、先ほど泣いておられたのは何故でしょう」
霧切「あぁ、あれはね
『霧切さんの事を愛してるから セレスさんとは二度と顔を合わせたくない』
って苗木君がいうものだから、感涙していたの」
セレス「わたくしを謀るためのおふざけであるのなら
それ相応の報いを霧切さんにお与えしたいのですが……」
霧切「それを為したいのであれば真実を突き止めるべきね
少なくとも私はそうするわ」
セレス「ちなみに、先ほど泣いておられたのは何故でしょう」
霧切「あぁ、あれはね
『霧切さんの事を愛してるから セレスさんとは二度と顔を合わせたくない』
って苗木君がいうものだから、感涙していたの」
苗木は苗木でセレスさんを妄想の相手として、エアー恋人と会話をしていたのか?
セレス「そうでしたか 嘘つきは泥棒のハジマリですわよ?」
霧切「泥棒に探偵――どちらでも構いやしないわ わたし、霧切響子のジョブは
苗木君のお嫁さんという永久就職の内定によって確立されているの」
セレス「それは有り得ません 何故ならわたくしと苗木君は
騎士と姫の契りを交わしたいわば国家公認の仲 アナタがのたまう
安っぽい関係では到底及びはしない絆が、わたくしと苗木君にはあるのです」
霧切「あえて山田くん風に言うわ ウソ乙であると」
セレス「あえて山田君のように述べましょう ウソ乙ですわね」
霧切・セレス「ぐぬぬぬ」
※どっちもウソです
霧切「泥棒に探偵――どちらでも構いやしないわ わたし、霧切響子のジョブは
苗木君のお嫁さんという永久就職の内定によって確立されているの」
セレス「それは有り得ません 何故ならわたくしと苗木君は
騎士と姫の契りを交わしたいわば国家公認の仲 アナタがのたまう
安っぽい関係では到底及びはしない絆が、わたくしと苗木君にはあるのです」
霧切「あえて山田くん風に言うわ ウソ乙であると」
セレス「あえて山田君のように述べましょう ウソ乙ですわね」
霧切・セレス「ぐぬぬぬ」
※どっちもウソです
霧切「……はぁ」
セレス「……はぁ」
霧切「やめましょう、今は苗木君の尻尾を掴むのが先よ……」
セレス「ですわね……その苗木君はいま何を?」
霧切「電話を終えてコンビニに入っていったわ」
セレス「あっ――出てきましたわよ グッドタイミングですわね」
苗木「~♪」
霧切「――ここから見ても
苗木君が何を買ったかまでは分からないわね」
セレス「でしたら店員さんに直接ききに行きましょうか
最悪――脅しつけてでも吐かせてみせましょう」
霧切「賛成するわ」
霧切・セレス(この乱暴者め……つくづく苗木君に相応しくない人――)
セレス「……はぁ」
霧切「やめましょう、今は苗木君の尻尾を掴むのが先よ……」
セレス「ですわね……その苗木君はいま何を?」
霧切「電話を終えてコンビニに入っていったわ」
セレス「あっ――出てきましたわよ グッドタイミングですわね」
苗木「~♪」
霧切「――ここから見ても
苗木君が何を買ったかまでは分からないわね」
セレス「でしたら店員さんに直接ききに行きましょうか
最悪――脅しつけてでも吐かせてみせましょう」
霧切「賛成するわ」
霧切・セレス(この乱暴者め……つくづく苗木君に相応しくない人――)
枕園「最悪――>>1を脅しつけてでも私ルートにしてみせましょう」
>>67
枕園さんちーっす
枕園さんちーっす
>>67
???「わ、私の苗木くんが枕アイドルごときに惚れるはずがない…」
???「わ、私の苗木くんが枕アイドルごときに惚れるはずがない…」
十秒後――朝 希望ヶ峰学園>南地区
>コンビニ店内
左右田(よう! オレの名前は左右田和一! 血液型はAの蟹座!
歯医者も羨む良質な歯並び系男子だ!)
左右田(好きなモノはソニアさん! いまはそのソニアさんが
よく訪れるコンビニでバイトをしてるんだ!)
霧切「ねぇ――」
左右田(超高校級の権限ってマジでスゲェな!
頼みこんだらコンビニのシフトを、全部オレにしてもらえたしよ)
セレス「あの――」
左右田(客がいなけりゃ片手間で機械もいじれるって
意外と天職かもなぁ オレの営業スマイルって
生まれつきイケてるし)
セレス「無視してんじゃねえぞ三下がぁあああ!!!」
左右田「うわぁああああああああ!!?!??」
>コンビニ店内
左右田(よう! オレの名前は左右田和一! 血液型はAの蟹座!
歯医者も羨む良質な歯並び系男子だ!)
左右田(好きなモノはソニアさん! いまはそのソニアさんが
よく訪れるコンビニでバイトをしてるんだ!)
霧切「ねぇ――」
左右田(超高校級の権限ってマジでスゲェな!
頼みこんだらコンビニのシフトを、全部オレにしてもらえたしよ)
セレス「あの――」
左右田(客がいなけりゃ片手間で機械もいじれるって
意外と天職かもなぁ オレの営業スマイルって
生まれつきイケてるし)
セレス「無視してんじゃねえぞ三下がぁあああ!!!」
左右田「うわぁああああああああ!!?!??」
霧切「ちょっと聞きたいのだけど」
左右田「あ……ぐ、ヒュー……ヒュー」
霧切「あまり締め上げないで、彼 喋れなくなってるわよ」
セレス「あ、失礼いたしました」
霧切「で、さっきココにきた究極プリチーな男の子は
何を購入していったの? はやく答えなさい
苗木君が遠ざかってしまう前に さぁ」
左右田「えっ――そういうのは守秘義務で、その」
セレス「あ゛?」
左右田「近藤さんです!」
左右田「あ……ぐ、ヒュー……ヒュー」
霧切「あまり締め上げないで、彼 喋れなくなってるわよ」
セレス「あ、失礼いたしました」
霧切「で、さっきココにきた究極プリチーな男の子は
何を購入していったの? はやく答えなさい
苗木君が遠ざかってしまう前に さぁ」
左右田「えっ――そういうのは守秘義務で、その」
セレス「あ゛?」
左右田「近藤さんです!」
スレタイで1のSSだと思ったら2のネタバレも含んでいたりするから油断できないな
2未プレイなのに……
2未プレイなのに……
霧切「隠語は分かりにくいから世界観に即して
全角カタカナで復唱 さんはい」
左右田「コンドーさんです!」
セレス「ご協力感謝しますわ それと――」
セレス「先程から手荷物がカサばってしょうがないんですの
どうしましょうか?」
左右田「お預かりします!」
霧切「わたしのもお願い じゃあ行くわよ」
セレス「はい」
>チリンチリーン
左右田「……」
左右田「たまにはソニアさん以外の人にクビ締められるのもイイなぁ……」
全角カタカナで復唱 さんはい」
左右田「コンドーさんです!」
セレス「ご協力感謝しますわ それと――」
セレス「先程から手荷物がカサばってしょうがないんですの
どうしましょうか?」
左右田「お預かりします!」
霧切「わたしのもお願い じゃあ行くわよ」
セレス「はい」
>チリンチリーン
左右田「……」
左右田「たまにはソニアさん以外の人にクビ締められるのもイイなぁ……」
五分後――朝 希望ヶ峰学園>南地区
>カラオケ店内
苗木「――」
セレス「店員さんとなにやらお話中のようですわね」
霧切「そしてそのまま廊下の奥へ、か
苗木君が生徒手帳の提示もせずに入れた理由は――」
霧切「苗木君とカラオケの一室で待ち合わせていた第三者
謎の人物“A”がいた」
霧切「ソイツがあらかじめ苗木くんより先にココにたどり着き 自分の生徒手帳を提示する」
霧切「そして追加人員の苗木君が後でくることを伝えれば
苗木くんは生徒手帳をだす手間がはぶけるって寸法ね」
セレス「苗木君が向かった部屋は二人部屋ですものね
その推理が妥当でしょう」
霧切「……詳しいわね」
セレス「……そちらこそ」
霧切・セレス(言えない、たまに一人カラオケしに来てるなんて言えない……)
>カラオケ店内
苗木「――」
セレス「店員さんとなにやらお話中のようですわね」
霧切「そしてそのまま廊下の奥へ、か
苗木君が生徒手帳の提示もせずに入れた理由は――」
霧切「苗木君とカラオケの一室で待ち合わせていた第三者
謎の人物“A”がいた」
霧切「ソイツがあらかじめ苗木くんより先にココにたどり着き 自分の生徒手帳を提示する」
霧切「そして追加人員の苗木君が後でくることを伝えれば
苗木くんは生徒手帳をだす手間がはぶけるって寸法ね」
セレス「苗木君が向かった部屋は二人部屋ですものね
その推理が妥当でしょう」
霧切「……詳しいわね」
セレス「……そちらこそ」
霧切・セレス(言えない、たまに一人カラオケしに来てるなんて言えない……)
霧切「さぁ、私たちも部屋に入るわよ」
セレス「えぇ」
澪田「おやおやー? 二名様で濡れ濡れの百合世界っスか?
いやぁ今日は、そういった組合せが多い日っスねぇ」
霧切「冗談はやめてちょうだい……」
澪田「なるほどなるほど、ぼっちカラオケ愛好者の二人でこそ
通じ合うモノがあったと」
霧切・セレス「ぼっちっていうな!!!」
セレス「えぇ」
澪田「おやおやー? 二名様で濡れ濡れの百合世界っスか?
いやぁ今日は、そういった組合せが多い日っスねぇ」
霧切「冗談はやめてちょうだい……」
澪田「なるほどなるほど、ぼっちカラオケ愛好者の二人でこそ
通じ合うモノがあったと」
霧切・セレス「ぼっちっていうな!!!」
霧切「それにしてもアナタ達77期生の間では
アルバイトが流行ってるの? さっきも見掛けたけれど」
澪田「知らねーっス♪」
セレス「随分と小気味のいい返事ですこと」
澪田「金はドブに全力投球できる程もってるし
唯吹てきには単なる暇つぶしっスよ」
澪田「ラブバラードを熱唱するカップルの部屋に乗り込み
持参したマイクに向かって『けしてぇえええええええ!!』
と叫ぶだけの簡単なお仕事ですけどね☆」
セレス「これ以上ない外道ですがグッジョブですわ」
霧切「……」←一人で歌ってたら何故か乱入された人
アルバイトが流行ってるの? さっきも見掛けたけれど」
澪田「知らねーっス♪」
セレス「随分と小気味のいい返事ですこと」
澪田「金はドブに全力投球できる程もってるし
唯吹てきには単なる暇つぶしっスよ」
澪田「ラブバラードを熱唱するカップルの部屋に乗り込み
持参したマイクに向かって『けしてぇえええええええ!!』
と叫ぶだけの簡単なお仕事ですけどね☆」
セレス「これ以上ない外道ですがグッジョブですわ」
霧切「……」←一人で歌ってたら何故か乱入された人
唯吹もでちゃったっすか!これはキャラ食っちゃうほどの大活躍確定っすね!
澪田「それじゃあ二人部屋でいいっスか?
アナタらのどっちか生徒手帳をプリーズ!」
セレス「どうぞ――毎度ながら面倒くさい行程ですわね」
澪田「唯吹もホントはしたくないんスけど
これしないと部屋の開閉すらままならないっスからね」
澪田「その電子ロックの操作も
店の外にいる学園の職員が管理してるみたいなんで」
霧切「ふうん……あ、場所は苗木君の隣部屋にしてちょうだいね」
澪田「ラジャー! 唯吹が行くまで持ちこたえてねっ」
霧切・セレス「絶対くるな」
澪田「(´・ω・`)」
アナタらのどっちか生徒手帳をプリーズ!」
セレス「どうぞ――毎度ながら面倒くさい行程ですわね」
澪田「唯吹もホントはしたくないんスけど
これしないと部屋の開閉すらままならないっスからね」
澪田「その電子ロックの操作も
店の外にいる学園の職員が管理してるみたいなんで」
霧切「ふうん……あ、場所は苗木君の隣部屋にしてちょうだいね」
澪田「ラジャー! 唯吹が行くまで持ちこたえてねっ」
霧切・セレス「絶対くるな」
澪田「(´・ω・`)」
五分後――朝 希望ヶ峰学園>南地区
>カラオケ店内>512号室
セレス「さて、どうしますの?」
霧切「この指向性マイクを部屋の機材につなげて
隣部屋の音を拾いながらスピーカーに流しましょう」
霧切「カラオケ店の防音壁なんかやすやす突破するわよ
私が扱う探偵の七つ道具は」
スピーカー『ブツンッ――』
セレス「なるほど、電話先の正体は掴めなくとも
いま苗木君の隣にいる人物Aは掴めますわね」
霧切「そういう事 さぁ、Let's 盗聴よ」
セレス「……」←ちょっとワクワクしてる
>カラオケ店内>512号室
セレス「さて、どうしますの?」
霧切「この指向性マイクを部屋の機材につなげて
隣部屋の音を拾いながらスピーカーに流しましょう」
霧切「カラオケ店の防音壁なんかやすやす突破するわよ
私が扱う探偵の七つ道具は」
スピーカー『ブツンッ――』
セレス「なるほど、電話先の正体は掴めなくとも
いま苗木君の隣にいる人物Aは掴めますわね」
霧切「そういう事 さぁ、Let's 盗聴よ」
セレス「……」←ちょっとワクワクしてる
スピーカー『どう? ――舞園さん 拡声器として使うべきマイクを
ココにブチ込まれる気分は』
スピーカー『あっ、やめ――音、出て……恥ずかし、いっ――です!』
スピーカー『ヤダよ このマイク用にわざわざ
コンビニで近藤さんを引き取ってきたんだから
友好活用しないと、さっ――!』
スピーカー『んっ~~!』
スピーカー『スゴいね こんなに広がって
舞園さんのココはもうマイク専用でいいんじゃないかな』
スピーカー『やだぁ……! 苗木君のがイイですぅう!!
苗木君じゃなきゃ――やぁあ……!』
霧切「…………」
セレス「…………」
霧切「……」
セレス「……」
霧切「」
セレス「」
ココにブチ込まれる気分は』
スピーカー『あっ、やめ――音、出て……恥ずかし、いっ――です!』
スピーカー『ヤダよ このマイク用にわざわざ
コンビニで近藤さんを引き取ってきたんだから
友好活用しないと、さっ――!』
スピーカー『んっ~~!』
スピーカー『スゴいね こんなに広がって
舞園さんのココはもうマイク専用でいいんじゃないかな』
スピーカー『やだぁ……! 苗木君のがイイですぅう!!
苗木君じゃなきゃ――やぁあ……!』
霧切「…………」
セレス「…………」
霧切「……」
セレス「……」
霧切「」
セレス「」
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