私的良スレ書庫
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元スレ苗木「ボクの恋人を紹介するよ」
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朝――希望ヶ峰学園>南地区
>ショッピングセンター
霧切(日用品の買い出しはコレでオシマイ――それにしても)
霧切(ホームパーティーを開くのかと疑われてしまう程の量を
一度に購入するのは無理があったかしら 両肩が重いわ……)
霧切(もし、今ここに苗木くんが通りがかったら……きっと)
苗木「霧切さーん!」
霧切「え――」
>ショッピングセンター
霧切(日用品の買い出しはコレでオシマイ――それにしても)
霧切(ホームパーティーを開くのかと疑われてしまう程の量を
一度に購入するのは無理があったかしら 両肩が重いわ……)
霧切(もし、今ここに苗木くんが通りがかったら……きっと)
苗木「霧切さーん!」
霧切「え――」
霧切「な、苗木くん……」
苗木「え? ――どうかした?」
霧切「い、いえ……なんでもないわ」
霧切(私の想いが届いたのかしら)
苗木「わぁ、こんなにたくさん買い物したんだね」
霧切「えぇ、ところで苗木くん 女性の買い物袋の中身を
ジロジロと見るのは感心しないと思うわよ」
苗木「た、他人行儀だなぁ ボクと霧切さんの仲じゃないか」
霧切「え……?」
苗木「一つ屋根の下で日用品を共有する同棲カップルでしょ? ボクたち」
苗木「え? ――どうかした?」
霧切「い、いえ……なんでもないわ」
霧切(私の想いが届いたのかしら)
苗木「わぁ、こんなにたくさん買い物したんだね」
霧切「えぇ、ところで苗木くん 女性の買い物袋の中身を
ジロジロと見るのは感心しないと思うわよ」
苗木「た、他人行儀だなぁ ボクと霧切さんの仲じゃないか」
霧切「え……?」
苗木「一つ屋根の下で日用品を共有する同棲カップルでしょ? ボクたち」
霧切「」
霧切「え゛っ!?」
苗木「ほら、その袋 一つ貸してよ――ボクがもつから」
霧切(ひ、一つ屋根の下? 寄宿舎で生活してるだけよね……
しかも別々の部屋のハズじゃない! こんなの絶対おかしいわ!)
霧切(そうよ 私は探偵一族《霧切家》の末裔――霧切響子
嘘を暴き……真実を曲解せずに守る使命がある!)
霧切(だから私は今すぐ苗木くんの発言をロンパすら義務が――)
>ギュッ
霧切「……ふぇ?」
苗木「せっかくだし手を繋いで行こうよ」
苗木「ボクと霧切さんの手がちょうど一つずつ余ったことだし」
霧切「……」
霧切「……」
霧切「……」
霧切(もう探偵とかどうでもいいや……)
霧切「え゛っ!?」
苗木「ほら、その袋 一つ貸してよ――ボクがもつから」
霧切(ひ、一つ屋根の下? 寄宿舎で生活してるだけよね……
しかも別々の部屋のハズじゃない! こんなの絶対おかしいわ!)
霧切(そうよ 私は探偵一族《霧切家》の末裔――霧切響子
嘘を暴き……真実を曲解せずに守る使命がある!)
霧切(だから私は今すぐ苗木くんの発言をロンパすら義務が――)
>ギュッ
霧切「……ふぇ?」
苗木「せっかくだし手を繋いで行こうよ」
苗木「ボクと霧切さんの手がちょうど一つずつ余ったことだし」
霧切「……」
霧切「……」
霧切「……」
霧切(もう探偵とかどうでもいいや……)
―
――
―――
霧切「えへ、えへへへ……苗木くんってば生意気なんだから」
不二咲「ねぇねぇ大和田くん……霧切さん
なんで棒立ちしながら独り言つぶやいてるんだろ……」
大和田「しっ、見ちゃいけねえ」
霧切「あっ……苗木君、ダメよ……玄関でなんて――んっ」
――
―――
霧切「えへ、えへへへ……苗木くんってば生意気なんだから」
不二咲「ねぇねぇ大和田くん……霧切さん
なんで棒立ちしながら独り言つぶやいてるんだろ……」
大和田「しっ、見ちゃいけねえ」
霧切「あっ……苗木君、ダメよ……玄関でなんて――んっ」
霧切「……」
霧切「死にたい……orz」←我にかえった
霧切「……まぁ過ぎたことは前向きに捉えましょう――それに」
霧切(私の脳内設定の苗木くんによれば、彼の好物は
チーズをふんだんに使用したハンバーグで間違えないわけだし)
霧切(いつさっきの妄想が現実になるか分からない今
私は早急にハンバーグの材料を揃えなければならない)
霧切(そうよ! わたしは苗木きゅん一族《苗木家》のお嫁さん――苗木響子
苗木君の肢体を暴き 苗木君にペロペロされる使命があるのだから!)
霧切「……」
霧切「さっきのお店に戻るのは恥ずかしいから
少し遠くなるけどコンビニで揃えましょう……」
霧切「死にたい……orz」←我にかえった
霧切「……まぁ過ぎたことは前向きに捉えましょう――それに」
霧切(私の脳内設定の苗木くんによれば、彼の好物は
チーズをふんだんに使用したハンバーグで間違えないわけだし)
霧切(いつさっきの妄想が現実になるか分からない今
私は早急にハンバーグの材料を揃えなければならない)
霧切(そうよ! わたしは苗木きゅん一族《苗木家》のお嫁さん――苗木響子
苗木君の肢体を暴き 苗木君にペロペロされる使命があるのだから!)
霧切「……」
霧切「さっきのお店に戻るのは恥ずかしいから
少し遠くなるけどコンビニで揃えましょう……」
十分後――朝 希望ヶ峰学園>南地区
>コンビニ前
霧切(無事に材料も買えたし帰宅しましょう――あ)
苗木「~♪」
霧切(ほ、ほんとに会えるなんて絶好の好機!
私と苗木きゅんが歩むヴァージンロードの序章が……今ついに開かれるのね!!)
霧切「苗木く――」
苗木「あ、セレスさんから電話だ」
霧切「!?」
苗木「もしもし、セレスさん――」
霧切(つ、つい反射的に隠れてしまったわ……)
霧切(陰でコソコソ聞き耳をたてだかる
探偵の職業病はこれだから……)
霧切(はやく探偵やめてお嫁さんになりたい……)
>コンビニ前
霧切(無事に材料も買えたし帰宅しましょう――あ)
苗木「~♪」
霧切(ほ、ほんとに会えるなんて絶好の好機!
私と苗木きゅんが歩むヴァージンロードの序章が……今ついに開かれるのね!!)
霧切「苗木く――」
苗木「あ、セレスさんから電話だ」
霧切「!?」
苗木「もしもし、セレスさん――」
霧切(つ、つい反射的に隠れてしまったわ……)
霧切(陰でコソコソ聞き耳をたてだかる
探偵の職業病はこれだから……)
霧切(はやく探偵やめてお嫁さんになりたい……)
霧切(それにしてもセレスさんが私の苗木君と電話を……
うぅ……私でさえ番号を知らないのにっ)
苗木「うん、いまコンビニの前にいるんだ」
霧切(ま、まぁ番号なんて目に見えた繋がりに頼らなくても
私と苗木くんは運命の赤い糸で亀甲縛りされてるんだから)
苗木「あはは、モチロン忘れてないよ
明日だよね――うん、楽しみにしてる」
霧切(何も心配することなんてないの そうよ
苗木くんは私を好きで逆もまた然りであることは
この世が始まった時から決まっていた真実なんだから)
苗木「――えっ! それって今ココで言わなくちゃダメ?
わ、分かったよセレスさん……」
苗木「あ、愛してるよ セレスさんのこと」
霧切「…………」
霧切「……」
霧切「」
うぅ……私でさえ番号を知らないのにっ)
苗木「うん、いまコンビニの前にいるんだ」
霧切(ま、まぁ番号なんて目に見えた繋がりに頼らなくても
私と苗木くんは運命の赤い糸で亀甲縛りされてるんだから)
苗木「あはは、モチロン忘れてないよ
明日だよね――うん、楽しみにしてる」
霧切(何も心配することなんてないの そうよ
苗木くんは私を好きで逆もまた然りであることは
この世が始まった時から決まっていた真実なんだから)
苗木「――えっ! それって今ココで言わなくちゃダメ?
わ、分かったよセレスさん……」
苗木「あ、愛してるよ セレスさんのこと」
霧切「…………」
霧切「……」
霧切「」
これは苗木君は霧切さんに気付いていじわるしているだけね
男の子は好きな人をいじめたくなるというし
男の子は好きな人をいじめたくなるというし
これは苗木君がセレスさんにギャンブルで負けて罰ゲームとして付き合わされてるだけです
私にはわかります!エスパーですから
私にはわかります!エスパーですから
――同刻 希望ヶ峰学園>南地区
>ショッピングセンター
セレス(――さて、私物や餃子のストックはあらかた補充できましたわね)
セレス(なにより、ふふっ――オーダーメイドで注文していた
苗木君の執事服も引き取ることが出来ましたし)
セレス(あぁ……体育の時間をサボってコッソリ教室に赴き
苗木君の制服を嗅いで頬ずりもしてサイズを覚えた甲斐がありましたわ)
セレス(採寸なしという不安要素はありましたけれど
仕立ててくれた人は超高校級ですし きっと何とかしてくれたハズです――あぁ)
セレス「もしも苗木君が ここを通りかかった暁には――きっと」
苗木「セレスさーん!」
セレス「え……?」
>ショッピングセンター
セレス(――さて、私物や餃子のストックはあらかた補充できましたわね)
セレス(なにより、ふふっ――オーダーメイドで注文していた
苗木君の執事服も引き取ることが出来ましたし)
セレス(あぁ……体育の時間をサボってコッソリ教室に赴き
苗木君の制服を嗅いで頬ずりもしてサイズを覚えた甲斐がありましたわ)
セレス(採寸なしという不安要素はありましたけれど
仕立ててくれた人は超高校級ですし きっと何とかしてくれたハズです――あぁ)
セレス「もしも苗木君が ここを通りかかった暁には――きっと」
苗木「セレスさーん!」
セレス「え……?」
苗木「おはようセレスさん 奇遇だね」
セレス「え、えぇ……そうですわね」
苗木「じゃあ行こうか」
セレス「え!? 行くって……一体どちらに?」
苗木「ボク達の居城だよ! やっと用意できたんだ」
セレス「あの、苗木君……? 話があまり掴めないのですが」
苗木「え? だってほら、約束したよね いつかボク達二人が
末永く暮らすことのできるお城を建てようって」
苗木「苦労したけどやっと完成したんだ
十神クンや葉隠クンにお金の集め方を習ってね」
セレス「え、えぇ……そうですわね」
苗木「じゃあ行こうか」
セレス「え!? 行くって……一体どちらに?」
苗木「ボク達の居城だよ! やっと用意できたんだ」
セレス「あの、苗木君……? 話があまり掴めないのですが」
苗木「え? だってほら、約束したよね いつかボク達二人が
末永く暮らすことのできるお城を建てようって」
苗木「苦労したけどやっと完成したんだ
十神クンや葉隠クンにお金の集め方を習ってね」
セレス「……」
セレス「本当、ですの?」
苗木「うん!」
セレス「で……ですが、わたくしは何もしておりません
苗木君一人に任せっきりで――」
苗木「それは違うよ セレスさん――右手に抱えてるソレ
ボクの服なんだよね?」
セレス「え? は、はい……ですけど」
苗木「それで充分じゃないか
セレスさんがボクのために用意したモノがあって
ボクがセレスさんのために用意した場所がある」
苗木「ボク達二人が互いを想いあっているのは確かなんだから
それ以外の事を考えるなんて、今は無粋なだけだよ――ね?」
セレス「本当、ですの?」
苗木「うん!」
セレス「で……ですが、わたくしは何もしておりません
苗木君一人に任せっきりで――」
苗木「それは違うよ セレスさん――右手に抱えてるソレ
ボクの服なんだよね?」
セレス「え? は、はい……ですけど」
苗木「それで充分じゃないか
セレスさんがボクのために用意したモノがあって
ボクがセレスさんのために用意した場所がある」
苗木「ボク達二人が互いを想いあっているのは確かなんだから
それ以外の事を考えるなんて、今は無粋なだけだよ――ね?」
セレス「……そう、ですわね」
セレス「ふふっ――苗木君に言い負かされてしまいましたわ
これ以上ないくらい心地よい敗北感でしたけど」
セレス「では、エスコートしてくださりますか? わたくしのナイト様」
苗木「どうぞ――セレスさん」
セレス「うふ、うふふふ……苗木君の手の平は
思った以上に男らしいのですね――」
セレス「ふふっ――苗木君に言い負かされてしまいましたわ
これ以上ないくらい心地よい敗北感でしたけど」
セレス「では、エスコートしてくださりますか? わたくしのナイト様」
苗木「どうぞ――セレスさん」
セレス「うふ、うふふふ……苗木君の手の平は
思った以上に男らしいのですね――」
―
――
―――
セレス「ふふ……馬車に乗るなんて久しぶりですわね」
西園寺「うっわ、小泉おねぇ小泉おねぇ 見てよあのエセツインテール
公共の場で独り言なんてさっみしーい」
小泉「こらっ、そんなこと言っちゃ可哀想でしょ?」
セレス「苗木君のうなじ……とてもキレイですわ
歯をたてて傷つけてやりたいくらい……ん、チュ――」
――
―――
セレス「ふふ……馬車に乗るなんて久しぶりですわね」
西園寺「うっわ、小泉おねぇ小泉おねぇ 見てよあのエセツインテール
公共の場で独り言なんてさっみしーい」
小泉「こらっ、そんなこと言っちゃ可哀想でしょ?」
セレス「苗木君のうなじ……とてもキレイですわ
歯をたてて傷つけてやりたいくらい……ん、チュ――」
お前ら目を覚ませよ
一回立ち上がって屈伸しよう
そしたら窓をあけて外みてみよう
深呼吸しよう
んでもう一回このSSみてみろよ
非常に痛々しいぞこれ
お前ら目を覚ましてくれよ
一回立ち上がって屈伸しよう
そしたら窓をあけて外みてみよう
深呼吸しよう
んでもう一回このSSみてみろよ
非常に痛々しいぞこれ
お前ら目を覚ましてくれよ
セレス「……」
セレス「絶えてしまいたいですわ……orz」←我にかえった
セレス(自らの想像にのぼせてしまうなんて情けない)
セレス(……今日はもう寄宿舎に戻って休みましょう)
セレス「ん――アレは霧切さん……ですわね
コンビニの外壁に背を預けてなにを――」
セレス(……怪しい事この上ありませんわ
あまり関わりたくはありませんが、気になりますし――)
セレス「絶えてしまいたいですわ……orz」←我にかえった
セレス(自らの想像にのぼせてしまうなんて情けない)
セレス(……今日はもう寄宿舎に戻って休みましょう)
セレス「ん――アレは霧切さん……ですわね
コンビニの外壁に背を預けてなにを――」
セレス(……怪しい事この上ありませんわ
あまり関わりたくはありませんが、気になりますし――)
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