元スレ真美「真美はもう、手遅れなのかもしれない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
公園
真美「ハァ......」
あれからどれくらい時間が経ったんだろうか
事務所を飛び出してきたから、携帯もお金も持ってない
真美「家に帰ろうかな......」
でもツアーから戻ったってことは、
家で亜美と会うことになってしまう
真美「亜美、絶対怒ってるよね......」
どうしてこんなことしちゃったんだろうか
なぜ素直に《亜美、ガンバったね》って言えなかったんだろう
真美「今更後悔したってもう遅いよ......」
亜美はもう真美の顔なんて見たくないだろう
それならもう真美は......
真美「......真美なんて、ここから居なくなれば良いんだ」
52 = 29 :
こっから学会員ルートに
53 :
よく送られてきたあの漫画を彷彿とさせる
54 :
IDかわるのでトリップ
事務所
亜美「......ってことだよ」
伊織「なるほどね......」
律子「確かに、それなら成績が伸びるのも頷けるわね」
伊織「......正直、もしかしたらそうなんじゃないかと思ってたのよ」
亜美「いおりん、知ってたの?」
伊織「確信は無かったけど、私の知っている中ではそれが一番成績を伸ばす方法よ」
あずさ「伊織ちゃんは物知りね~」
伊織「......ちょっと、心当たりがあっただけよ(特に私と......)」
伊織「さてと、亜美」
亜美「......?」
55 :
記憶術か…
56 :
進研ゼミか
58 = 54 :
伊織「真美にも、この方法を教えてあげない?」
亜美「......うん」
亜美「驚かせようとした亜美がバカだった......それに」
亜美「真美と一緒に輝く事が、亜美の一番の幸せ、って気づいたから」
小鳥「亜美ちゃん......!」
亜美「気づくのが本当に遅かったよ、やっぱり亜美はまだまだおバカさんだね」
亜美「それに、あんなに怒ってた真美が亜美のことを許してくれるのかな......」
「それは大丈夫だと思うな」
59 :
成績の話が出てきた辺りでアレかと思ってたが、マジでアレなのか
60 :
亜美「あっ.......」
小鳥「美希ちゃん」
美希「亜美と真美ならきっと大丈夫なの!」
伊織「アンタ......いつから居たのよ」
美希「ちょっと前から居たの、でこちゃん達が真剣にお話ししてて気づかなかっただけじゃない?」
伊織「うっ......」
あずさ「美希ちゃん、大丈夫ってどういうこと?」
美希「ミキは直接見てないけど、真美は心の底から怒ってる訳じゃないの」
亜美「でも、真美は......その、亜美のことぶったんだよ?」
美希「自分でもよく分からない気持ちを抑えられなかったんだと思うな」
美希「成長したっていってもまだまだ亜美と真美はお子さまなの」
美希「それに一番の理由は......」チラッ
伊織「......」
美希「今からでもまだ遅くないと思うからかな、アハッ☆」
61 :
進研ゼミのステマか・・・
62 :
本当にあれだったらシリアスじゃない
63 = 54 :
伊織「!」
美希「確かにふたりがいつまでも後ろを見ていたら、仲直りするのは難しいの」
美希「でも、亜美は今もしっかり前を向いているでしょ?」
亜美「......」
美希「亜美はしっかり前を向いて、真美の事を見てるの」
美希「どちらかが前を見ている限り、ふたりの間に完全な壁は出来ないの」
美希「ふたりとも後ろを見ない限り、《手遅れ》だなんてある訳ないの!」
亜美「ミキミキ......」
律子「その通りよ、亜美」
律子「私だってさっきは真美に強くあたりすぎたけど、あなた達が本気で離れるだなんて思っていないわ」
小鳥「亜美ちゃんと真美ちゃんなら、大丈夫よ」
あずさ「きっと、また前の仲良しなふたりに戻れるわ」
亜美「みんな......」
65 = 56 :
意表を突いてベルリッツかも
66 = 57 :
やっぱりアレっぽいな
67 = 54 :
亜美「......亜美、また真美と一緒にキラキラしたい!」
亜美「だから、真美が戻ってきたらいっぱいいっぱい謝るよ!」
亜美「真美が許してくれるかは分からないけど......」
小鳥「心を込めれば、きっとその思いは伝わるわよ」
伊織「私たちだってついてるわ、安心しなさい」
亜美「......うん、でも真美は今どこに居るんだろう?」
美希「亜美のアレ、ハニーは知ってるんでしょ?」
亜美「うん、アレを亜美に勧めてくれたのは兄ちゃんだったから」
美希「じゃあ大丈夫なの、ハニーは絶対に真美を連れてくるの」
伊織「そうよ、アイツなら大丈夫よ」
68 = 54 :
伊織「アイツなら必ず、真美をここに連れて帰ってくるわよ」
美希「でこちゃん、ハニーの事とっても信頼してるんだね」
伊織「......ええ、そうよ」
伊織「私はアイツの事を心の底から信じてるわ」
美希「......おぉ、でこちゃんもずいぶん素直になったね」
伊織「......アンタこそ、あの言葉覚えてたのね」
――――――
......ねえ美希。まだ遅くないわ
――――――
美希「......何のことか分からないの、ただミキは昔のミキを見てるみたいで嫌だっただけなの」
伊織「ふふっ、アンタの方こそ素直じゃないわね」
69 = 54 :
美希「でこちゃんだって早くハニーに告白しないと、ミキが結婚しちゃうよ?」
伊織「ア、アンタまたそれ......!」
美希「......あふぅ、今日は喋りすぎて疲れたの。おやすみ~」
伊織「待ちなさい!話はまだ」
美希「......」
伊織「あぁ!......ったくもう!」
美希「.....」
伊織「......ありがとう、美希」
伊織「(後は頼んだわよ......プロデューサー)」
70 :
オチが気になるというかもう分かり切ってる感があるから早く安心させて欲しい
71 :
支援は紳士のつとめ
72 :
公園
真美「真美はもう、《手遅れ》なんだ」
真美「勉強も、そして......」
真美「亜美と、仲直りすることも」
真美「真美にはもう、おそかったんだよ.........!」
「......そんなわけ無いだろ」
真美「あっ......」
P「やっと見つけたぞ、真美」
73 = 54 :
公園
P「探したぞ真美、さぁ......」
真美「来ないで!」
P「!」
真美「真美はもういらないんだ!バカだし、亜美に手をあげたし......」
P「......さっきも言っただろう?それは」
真美「違くないよ!真美は」
P「違うっ!!!」
真美「!」
P「...........今から数年前、あるアイドルがとてつもなくテストの成績が悪かった」
真美「......?」
74 = 54 :
P「だから俺は、《あるもの》を勧めた」
P「それからソイツは驚くほどに成績が伸びて、気がつけば学年でも上位になってたよ」
P「ソイツは毎日、空いた僅な時間にソレを使っていただけだ」
真美「......そ、その話と真美に何の関係が」
P「......今から1年前、同じ物を亜美にも勧めた」
真美「!!!」
75 = 57 :
どれだよ
76 = 71 :
支援は紳士のつとめ
77 = 54 :
P「亜美には皆を驚かせたいから黙っていてくれって言われていたが......」
P「亜美の成績は何の前兆もなく伸びた訳じゃない」
P「しっかりとした《理由》があるんだ」
真美「......」
P「もちろん本人の努力も必要だが......そこでだ」
真美「?」
P「その方法を真美にも教えてやる」
真美「えっ......」
P「ただし、ひとつだけ条件がある」
真美「じ、条件......?」
P「事務所に戻って、亜美に謝るんだ(すまない真美、モノで釣るみたいなマネたが......)」
78 :
「手遅れ」がかっこで強調されてる時点で気づくべきだった
79 = 54 :
真美「......無理だよ、兄ちゃん」
真美「亜美にあんなことしちゃったんだよ?今更許してくれないよ......」
P「お前達は産まれてから今までずっとずっと一緒に過ごしてきたんだ」
P「それこそ親よりも長い時間かもしれない」
真美「......」
P「それだけの深い絆が、たった1日の出来事で壊れる訳がないだろう?」
80 = 54 :
真美「そうなのかな......」
P「ああ、俺だってずっとお前達を見てきてるんだ」
P「それは真美だって知ってるだろう?」
真美「......うん」
P「自信を持て、お前達をトップアイドルにした俺が言ってるんだぞ」
真美「兄ちゃん......自分でそれを言う......?」
P「えっ?あ、あー、えーと......」
81 = 54 :
真美「......ふふっ」
P「......おっ、やっと笑ったな」
真美「兄ちゃん......ありがとう」
P「俺は何もしてないよ」
真美「んーん、兄ちゃんのおかげ......真美、まだ間に合うのかな?」
P「......ああ、間に合うさ」
真美「......わかった、亜美に謝るよ、いっぱいいっぱい謝る」
真美「亜美は許してくれないかもしれないけど、それでもずっと」
P「真美、一生懸命気持ちを伝えれば、きっと分かってくれる」
P「前を向いている限り、《手遅れ》なんて事はありえないんだ」
真美「......うん!」
82 = 54 :
P「それじゃあ、事務所に戻るか!」
真美「うん!あと、兄ちゃん」
P「ん?」
真美「亜美に勧めた《ソレ》って?」
P「ああ、そうだな」
真美「その......真美にも教えてほしいな」
P「そうだな、約束だからな」
真美「お願い、兄ちゃん!」
P「あぁ、実はな.......」
83 = 71 :
悩んでも仕方ない
84 = 54 :
事務所
小鳥「......遅いですね」
律子「ええ......」
亜美「お家に電話してみたけど、帰ってきてないって......」
亜美「真美、兄ちゃん......」
美希「......」
律子「私!今からでも探して」
ガチャッ
伊織「!」
P「ただいま戻りました」
小鳥「プロデューサーさん!」
あずさ「真美ちゃんは......?あっ」
真美「......」
亜美「真美......」
85 = 54 :
亜美「真美......」
真美「......」
亜美「真美、その、ごめんなさ」
真美「ごめんなさい!!!」
亜美「!」
真美「亜美の成績はちゃんと頑張った結果なのに、それを真美は......」
真美「亜美、ごめんね......」
亜美「真美......」
真美「謝っても許してもらえないのは分かってるよ、でも......ごめん!」
亜美「......ううん、亜美の方こそごめんね」
亜美「真美が悩んでるのも知らないで、あんなことして......」
亜美「本当にごめんなさい」
86 :
結局一番悪いのは、亜美に勧めたソレを真美には教えなかったPってことだね
87 = 56 :
ホントだP最低だな
88 = 57 :
亜美>真美という風潮
89 :
亜美真美は俳優もこなすから
90 = 54 :
真美「そんな、亜美が謝る必要はないよ」
真美「悪いのは真美の方なんだから」
亜美「......それじゃあ、真美、その、よかったら」
亜美「もう1回......亜美の側に居てくれる?」
真美「......また、真美が居てもいいの?亜美と一緒に」
亜美「うん、今までも、これからも亜美の隣は真美だよ!」
真美「亜美......!」
真美「本当に......グスッ......ありがとう.....ありがとう!」
真美「これからまた...グスッ......よろしくね......!」
亜美「亜美の方こそありがとう!これからもまたよろしくね!」
91 :
よく分からんが響って子を叩けばいい流れか?
92 = 54 :
真美「う、うん!よろしくね!」
真美「それと、りっちゃん......」
律子「......」
真美「さっきはごめんなさい、せっかく止めてくれたのにあんなこと言っちゃって」
真美「りっちゃんに許してもらえるなら、真美は何でもする」
真美「それこそ、アイドルを辞めて欲しいのなら真美は」
律子「バカっ!」
真美「!」
律子「......」スッ
真美「ごめんなさい!もう悪いことしないから叩かないで......あっ」
律子「心配したのよ.....真美」ギュッ
真美「りっちゃん......」
93 :
おいステマはまだかまだか
94 :
進研ゼミの中学講座!
95 = 54 :
律子「私の方こそ強く言い過ぎたわ」
律子「謝るわ、真美」
真美「な、なんでりっちゃんが謝るのさ!」
律子「真美がこんなに悩んでることを知らないで......私はひどいことを」
真美「ううん、あの時りっちゃんが止めてくれなかったら真美はこうして亜美と仲直り出来なかったよ」
真美「ありがとう、りっちゃん」
律子「真美......!」
小鳥「よかったですね......」
あずさ「はい、私もそう思います」
P「......」
96 :
公文式かもしれない
97 :
40
小鳥「それにしても、流石プロデューサーさんですね」
あずさ「真美ちゃんを本当に連れてきてくれたんですもの~」
P「......俺は何もしてません、そもそも真美が悩んでいる事を知っていればすぐにでもアレを教えました」
P「今回は......俺の責任です」
伊織「......アンタ」
P「伊織、お前も亜美に何か言ってくれたんだろう?」
伊織「別に私は........前の私を見てるみたいで嫌だったの、それだけ」
伊織「それに亜美の心を勇気づけたのは美希の方よ」
P「......そうか」
伊織「......何笑ってるのよ、気持ち悪いわね」
P「伊織」
伊織「何よ?」
P「ありがとう」
伊織「............フン」
美希「...zzz」
98 :
P「それに、美希も」
美希「...zzz」
P「あの時、美希が教えてくれなければ俺は真美を見つけられなかったかもしれない」
美希「...zzz」
P「.........最近の美希は眠っている時、そんなに大きな寝息をたてないぞ」
美希「...」
美希「......」
美希「.........ハニーは流石だね」
P「亜美や真美だけじゃない、お前だってずっと見てきたんだ」
美希「そのセリフだけ聞くと変態さんみたいなの」
P「今回は本当に助けられたよ」
P「やっと、ふたりが《前を向き合う》事が出来たんだ」
P「ありがとう、美希」
美希「......うん、どーいたしましてなの!」
99 = 54 :
美希「でも、ハニーはやっぱりハニーなの!」
美希「せっかく寝たふりしてオクテなでこちゃんに手柄を譲ってあげようとしたのに」
伊織「ちょっ、どういうことよそれ!」
美希「でこちゃんはハニーの前じゃ恥ずかしがりやさんすぎるの」
伊織「べ、別にそんなつもりじゃ......」
美希「それとも何?やっぱりミキがハニーと結婚していいの?」
伊織「それはダメ!」
P「お、おい......いったい何の話なんだ」
伊織「ハァ......美希に素直に感謝してた私がバカだったわ!」
美希「むっ、それは失礼なの!」
美希「それに今のでこちゃんはもうおバカさんじゃないと思うな」
伊織「......アンタ、一体なんなのよさっきから私を褒めたりからかったり」
美希「アハッ☆」
伊織「ったく......にひひっ♪」
100 :
美希「なんだか体が変なの!」
ジョンレノン「まじオノヨーコかわいい」
伊織「ちょっと!いきなりなんなのよ」
ひろゆき「嘘をウソと見抜ける人でないと掲示板を使うのは難しい」
シンジ「ねぇアスカ、クリトリスってどんな形なの?」
ドラえもん「ぐふふふふ。のびたくーん」
みんなの評価 : ☆
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