元スレ苗木「僕が超高校級の幸運?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 93 :
石丸「とりあえず、今日はこれで解散か」
石丸「各自部屋に戻ろう。無いとは思うが、一応みんな戸締りは忘れないように」
セレス「それでは、また明日」
桑田「……おう」
苗木「舞園さん。行こうか」
舞園「ええ」
102 :
寝ちゃうからはよう
103 :
ぼっちさんマジぼっち
104 = 93 :
――苗木の部屋――
苗木「もうそろそろ夜時間か。お風呂にも入ったし。そろそろ」
ドンドンドン
苗木「ん? 誰だろう」
ガチャ
苗木「舞園さん……? どうしたの顔が青いよ」
舞園「お、音が。扉が……」
苗木「どうしたの舞園さん。しっかりして」
舞園「誰かが私の部屋に入ろうと、ドアノブを回していたんです。乱暴に」
舞園「私怖くなって、相手がドアを離れてから急いでここに」
苗木「だ、大丈夫?」
舞園「え、ええ。鍵はかかっていたので」
苗木「良かった。相手は誰か……分からないよね」
舞園「はい。私怖くて」
106 = 93 :
舞園「苗木君。お願いします、部屋を交換してくれませんか?」
苗木「え?」
舞園「お願いします。私このままじゃ怖くて眠れません」
苗木「……いいよ分かった。舞園さんよりは僕の方が力もあるしね」
舞園「ありがとうございます」
苗木「それじゃ、僕は隣で寝るから。戸締りはちゃんとしてね」
舞園「はい。それでは」
107 = 93 :
――舞園の部屋――
苗木「舞園さんの部屋か……いやいや、変なこと考えちゃ駄目だ」
苗木「とりあえず、寝ようかな」
苗木「……眠れない」
苗木「そういえば何かを忘れている気がするんだけど、何だろう」
苗木「えっと……」
109 :
しえんぞよ
110 = 93 :
苗木「はっ! やっと思い出した。お風呂場にパンツ置きっぱなしじゃないか!」
苗木「明日の朝、舞園さんがシャワーを浴びたら見られてしまう!」
苗木「仕方ない。もう遅いけど、パンツだけ回収させて貰おう……って入れてもらえるかな」
苗木「まぁ、いいやとりあえず行くだけ行ってみよう」
――苗木の部屋前――
苗木「舞園さん、ごめんちょっと入れてもらって良い?」
苗木「舞園さん?」ガチャ
舞園「くっ……」
桑田「よ、よせ!」
苗木「開いている。舞園さんちゃんとドアは閉めないと……舞園さん! 桑田君!」
舞園「な、苗木君!?」
111 :
お説教タイムくるか?
112 = 93 :
舞園「な、なぜ」
苗木「それはこっちの台詞だけど……まさか二人付き合ってたの?」ガーン
桑田「この状況見てどうしてそう思う!」
苗木「え? 違うの?」
桑田「俺は殺されかけてんだ! 馬鹿野朗!」
苗木「え? そうなの? てっきり何かのプレイかと」
桑田「お前どんな思考回路してんだ! 見りゃ分かるだろ!」
苗木「それじゃ舞園さん。まず包丁を置こうか」
舞園「……」
113 :
桑田
114 = 111 :
桑田ェ
116 = 93 :
舞園「苗木君……わ、私は……」
苗木「あのDVDでしょう?」
舞園「……ええ。私」
苗木「何か、あったんだね。家族? 友達? それとも、ああアイドルの仲間かな」
舞園「……苗木君」
苗木「モノクマが殺し合いの動機を作ろうとしたくらいだからね」
苗木「あのDVDの中身がそれ相応のものだって事は分かってる」
苗木「でも舞園さん。あのDVDが本物かどうか分からないよ?」
苗木「それなのに、こんなことしちゃ駄目だ。それじゃモノクマの思う壺だ」
117 = 93 :
舞園「……でも、一刻も早く確かめないと」
苗木「他に方法はあるよ」
舞園「どんな? どんな方法があるんですか?」
苗木「それを探そう。これから」
苗木「こんな事まで起きてしまった以上は、それを探さなきゃいけない」
舞園「それじゃ、遅いかもしれないんですよ」
苗木「遅くないかもしれない。誰も犠牲にならない、ハッピーエンドがあるかもしれない」
苗木「可能性があるなら諦めちゃ駄目だよ。舞園さん」
苗木「希望があるなら自分から捨てちゃ駄目だ」
舞園「……ううっ」バタッ
苗木「舞園さん!」
118 = 97 :
流石イケメン
119 :
桑田wwwww
120 = 111 :
桑田空気だなw
121 = 115 :
殺されかけても空気が読める桑田
122 :
桑田哀れw
123 :
桑田の扱いは相変わらずだな
124 = 93 :
苗木「舞園さん、大丈夫?」
舞園「……」
霧切「気を失っているだけよ。緊張の糸が切れて、疲れが出たんじゃない?」
苗木「うわ霧切さん、いつの間に」
霧切「苗木君が説教始めたあたりからいたわ。なかなかはったりが上手ね」
苗木「はったりって……」
125 = 93 :
霧切「ともあれ見事だったわ。殺人は未然に防がれたし」
桑田「お、おう。助かったぜ苗木」
苗木「うん、まぁ良かったよ……だけど」
霧切「どうする? この子、監禁でもしておく?」
桑田「と、とりあえず手足を縛っておけばいいんじゃねえか?」
苗木「そんな」
霧切「殺人未遂よ。あなたが運よくここに来なければ、殺人は起きていたわ」
苗木「そうだけど……でも、理由があったんだ」
126 = 93 :
霧切「理由があったら人を殺してもいいの?」
苗木「殺してはいないよ。未遂だ」
霧切「未遂でも何でも、一度起きてしまったことで」
霧切「私たちがここで生活する危険性は跳ね上がったわ」
霧切「二度目が起きる可能性もある」
苗木「そんな事言ったら、ここにいるみんな、殺人を犯さないという確証はないよ」
霧切「そうね。できればみんな部屋に閉じこもって生活するのが一番かもね」
苗木「そんな……そんなことは、無理だよ」
127 :
霧切さん酷いwww
129 = 93 :
霧切「そうね、無理だわ。人が集団で生きていく以上、信頼は必要」
霧切「それで、どうする?」
苗木「え?」
霧切「どうするって聞いているのよ。私はこの子を監視下に置いたほうが良いと思うけど」
霧切「苗木君はどう思うの?」
苗木「どうって……僕は舞園さんを信じたいよ。もう殺人はしないって」
桑田「お、おいマジでいってんのか?」
130 = 93 :
苗木「うん。僕が一番良いと思うのはみんな一緒にここから出る事だよ」
苗木「それを達成するには、信頼は大切だ」
苗木「みんなの信頼を得るためにはまずこっちが信頼しないと駄目だよ」
苗木「みんなの中には、もちろん舞園さんも入ってる」
霧切「この状況からみんなが手を取り合って外に出られるなんて」
霧切「あまりにも現実味が無いわ。理想よ」
苗木「そうだね。でも、それを言ったら一人だって出られるか分からないよ」
苗木「どうなるか分からないんだ。それならまずは一番良い理想に向かって行こうよ」
苗木「僕は舞園さんを、みんなを信じたい。希望を捨てたくないよ」
霧切「……分かった。あなたに任せるわ」
桑田「お、俺は助けられた側だしな。何もいえねえよ」
桑田「でも苗木。俺も、少なくともお前だけは信じるぜ」
苗木「ありがとう」
131 :
苗木君が監視係ですよね
132 = 93 :
苗木「僕たちの希望はこれからだ」
完
すんません。もう寝ます。
133 = 122 :
おい
おい
134 :
唐突に部屋に入ってきて仕切りだした、怪しさ満載な女生徒の言葉に対する信頼はあるのだろうか
135 :
あんまりだああああああ
137 = 115 :
え?
139 :
それは違うよ
140 :
期待を裏切ることがどれだけ罪深いことか
142 :
なんだこのおしおき
144 = 97 :
>>1は江ノ島の回し者
145 :
ロンパss書く奴って途中で投げ出さないと気が済まないの?は?
147 :
ふざけんな
148 = 93 :
すんません。
明日の朝ちょっと余裕あるのでもうチョイ続けます
149 = 95 :
イケメンや
150 = 147 :
俺は信じてたぜ(クルッ
みんなの評価 : ★★
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