元スレ苗木「僕が超高校級の幸運?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
苗木「そんなこと無いと思うけどなぁ……」
苗木「でも、あの希望ヶ峰に入れるのは幸運に間違いないし」
苗木「行ってみようかな」
――入学式 当日 朝――
苗木「ここが希望ヶ峰学園か。よし、行こう!」
苗木「玄関はここかな……えっと」
―――――
3 :
続きを
4 = 1 :
苗木「う、んん?」
苗木「ここは……教室? どうして」
苗木「何だろう。窓が鉄板で塞がれてる。外に出られないのか?」
苗木「……玄関ホールに行ってみよう」
――玄関ホール――
苗木「あ……」
セレス「まだ誰か来たようですわね」
5 = 1 :
苗木「あの……」
石丸「君、遅いじゃないか! 遅刻だぞ」
苗木「え? あ、すみません。朝早く来たんですけど」
苗木「その、なぜか教室にいて」
朝日奈「あなたも?」
苗木「え?」
舞園「私たちも気が付いたら教室にいたんですよ」
苗木「どういうこと?」
十神「こっちが聞きたいことだ」
腐川「一体、何がどうなってるのよ……」
6 :
どういう系の話なのかスレタイからじゃわからんよなあ
7 = 1 :
ざわざわ
苗木(みんな、何も知らないのかな……ちょっと話を聞いてみよう)
苗木「あの……」
江ノ島「なに?」
苗木「あなたは……江ノ島さん?」
江ノ島「そうだけど、あんたは?」
苗木「僕は苗木誠っていうんだ。君は読者モデルの」
江ノ島「そうだけど、よく知ってるね」
苗木「有名だから……でも雑誌で見るのとちょっと感じが違うような」
江ノ島「あ、あれは、色々いじってるからさ。最近のなんて大体やってるよ」
苗木「そうなんだ。でも、君の顔、雑誌以外のどこかで見たような」
8 = 1 :
江ノ島「え?」
苗木「あ、そうだ。ついこの間、道端で拾った鞄に入ってた書類の、あの女の子にそっくりだ」
江ノ島「は、はぁ? 誰それ」
苗木「確か名前は……戦刃むくろ、だったかな」
江ノ島「!?」
苗木「まぁ君とは関係ないけどね。そのむくろって人何か危険な人らしいし」
苗木「超高校生級の軍人? だったかな。でもさすがにこの学校にそんな危険人物いないよね」
江ノ島「……」
苗木「ごめんね変な事言って」
江ノ島「え? あ、ああそうだね。あはは」
苗木「それじゃ、またあとで」
9 = 3 :
残姉ェ
10 :
11 = 1 :
苗木(次は誰に声をかけようかな……)
セレス「どうも」
苗木「あなたは……」
セレス「セレスティア・ルーデンベルクです」
苗木「セレ……え?」
セレス「セレスとお呼びください」
苗木「セレス、さん。あなたは確か、ギャンブラーの?」
セレス「ええ。そうです」
苗木「……偽名ですか? ペンネームとかそんな感じの」
セレス「本名です」
苗木「……日本人?」
セレス「フランス人とドイツ人のハーフです」
12 = 1 :
苗木「日本語お上手ですね」
セレス「ありがとうございます」
苗木「案外、栃木県出身の多恵子さん、みたいな生粋の日本人だったりして」
セレス「……」
苗木「す、すみません。適当に言いました。忘れてください!」
セレス「当てずっぽうで名前当てるって、どれだけの確率……」
苗木(お、怒ってるのかな)
苗木「す、すみません。僕はこれで」
13 :
ちーたんやばい
14 = 3 :
モロバレル苗木かな(すっとぼけ
15 = 1 :
苗木(とりあえず、一通り話し終えた)
苗木(みんな凄い人ばかりだけど、そんなに話しづらいわけでもないな)
霧切「……」ジー
苗木(……霧切さん以外は。なんであの人こっち見てるんだろう)
17 :
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=17542854
18 = 1 :
ヴヴ・・・ヴヴ・・・
アナウンス「オマエら、入学式を行いますので、至急体育館まで来てください」
苗木「な、なんだ?」
山田「入学式、をやるようですね」
セレス「聞けば分かります。それで、行きますか?」
石丸「行くに決まっているだろう。入学式をサボるなんて許さないぞ」
大和田「そうだな、とりあえず行ってみないとはじまらねえ」
大和田「この状況に関しても、聞かなきゃいけねえしな」
苗木「……とりあえず、行ってみよう」
20 = 1 :
――体育館――
石丸「体育館は、ここだな」
大和田「どういうことだ、誰もいねえぞ」
モノクマ「やぁやぁ君たち、おっはようございまーす」
葉隠「う、うわ! びっくりした」
モノクマ「僕はこの――」
苗木「うわ、何か生徒たちに殺し合いを強要する黒幕が操る」
苗木「量産型で爆発とかもするロボット的なもの出てきた!」
苗木「まさかあれが学園長とか言わないよね!」
シーン
石丸「君、あまりふざけたことは言うものじゃないぞ」
舞園「そうですよ、殺し合いなんて冗談にしても酷いです」
腐川「ただでさえ混乱してるのに、ありえないこと言わないでよ!」
苗木「え? あ、そうだよねごめん。つい」
モノクマ「……」
21 = 3 :
私様カモン
22 = 10 :
モロバラス苗木
24 = 1 :
苗木「すみません。それで何ですか? 続けてください」
モノクマ「えっとね。何かね。その、学園長は僕なんだけど」
苗木「え? 何て?」
モノクマ「……苗木君。君少し黙って」
苗木「あ、すみません」
モノクマ「おほん。僕がこの学園の学園長です」
セレス「その冗談はもう苗木君が言いましたわ」
モノクマ「……この学園でお前たちに殺し合いをしてもらいます」
大神「その冗談もさっき苗木が言ったが」
モノクマ「……お姉ちゃん」ナミダメ
朝日奈「は? お姉ちゃん?」
江ノ島「……が、頑張れ」ボソ
25 :
狛枝以上か
26 = 3 :
この私様絶望的に打たれ弱いなw
27 :
あれが残姉なんかに助け求めようとするわけないから…
28 :
苗木in狛枝か
29 = 3 :
ほ
31 = 1 :
モノクマ「ともかく生徒手帳配るから、あとは好きにして」
大和田「は? てめえふざけたこと抜かしてんじゃねえぞ。まずこの状況説明しやがれ」ガッ
モノクマ「うわー暴力反対暴力反対!」ピピピ
霧切「危ない! 投げて!」
大和田「お、おう! しまった!」ヒョイ
苗木「な、なんでこっちに!?」キャッチ
霧切「危ない!」
ピピピ……
苗木「……あれ? 何も起こらないけど」
霧切「え?」
苗木「も、もう。脅かさないでよ。爆発するかと思った」
葉隠「な、なんだ。やっぱりただの人形か」
不二咲「びっくりしたぁ……」
大和田「てめぇ、脅かしてんじゃねえぞ。偽学園長」
モノクマ「故障した……」
32 :
姉妹揃って残念だなぁ
33 :
これぞまさしく幸運だな
34 = 3 :
残念な私様って可愛いな
35 = 1 :
苗木「……あのクマ。逃げて言っちゃったね」
舞園「これからどうしましょう?」
石丸「生徒手帳の地図を見ると、どうやら一人ずつ部屋が用意してあるらしい」
石丸「外の様子が分からないが。時計を見る限りではもう夜だ」
石丸「とりあえず部屋で寝て、明日また考えよう」
大和田「それでいいのか?」
セレス「仕方ありませんわ。この状況を説明できる方は一人もいませんし」
セレス「落ち着いて頭の中を整理することも必要でしょう」
十神「仕方あるまい。今日は解散して、また明日考えるか」
苗木「そうだね。それじゃ、部屋に行こう」
38 :
紫煙
39 = 1 :
――翌日 食堂――
苗木「……生徒手帳には物騒な事が書いてあるけど。でも」
舞園「信じられませんよね」
葉隠「また何かの茶番だべ」
石丸「とりあえず、この学園を手分けして探索してみよう。何か見つかるかもしれない」
苗木「そうだね。集合場所はまたここでいいよね」
舞園「苗木君、一緒に行きませんか?」
苗木「うん。いいよ」
舞園「それじゃ、行きましょう」
霧切「……」ジー
苗木(……また視線を感じる)
40 :
平和だな
41 :
面白い
似たようなssってない?
43 = 1 :
――数時間後――
苗木「みんな、何か見つかった?」
不二咲「食料はあるみたいだよ。モノクマが言うには補充もされるみたい」
苗木「モノクマ?」
不二咲「ああ、昨日のクマの人形」
不二咲「昨日自己紹介できなかったからって名乗ってきたよ」
大和田「あのクマは本当、意味がわからねえな。おちょくってんのか?」
苗木「他には何か……」
大神「あのクマはふざけたようにしか見えなかったが」
大神「どうやら出られないのは本当らしい」
朝日奈「あっちこっち見て回ったんだけど、どの窓も鉄板で塞がってたよ」
朝日奈「玄関ホールの扉はどうやって開ければ良いかも分からなかった」
大神「私の力でも破壊は出来なかった」
苗木「そっか……」
44 = 3 :
さくらちゃんについてはいつふれるんだろう、モロバラス苗木
45 = 25 :
さくらちゃんの一人称は我
46 = 1 :
桑田「部屋にはそれぞれ工具と裁縫があったぞ」
山田「男子には工具、女子には裁縫、らしいですな」
葉隠「なんだ? みんなで協力してここで暮らせって事か?」
石丸「なるほどありえるな。入学したばかりの新入生が」
石丸「サバイバルの中で友情を深め合うために」
石丸「こういうことをしているのかもしない」
江ノ島「え? いや違っ」
大和田「なんだ、そんなことか。くだらねえな」
十神「全くだ」
苗木「まぁまぁ、みんな。折角こういう機会を貰ったんだし、仲良くしようよ」
舞園「そうですよ。みんなここの生活を頑張りましょう」
不二咲「おとまり会ってことかな。ちょっと楽しそう」
葉隠「どっちかっていうと、合宿だべ」
江ノ島「……」
47 = 1 :
>>45
すまん
48 :
常時幸運か
49 :
スクールモード開始だな
50 = 1 :
石丸「よし。そういうことなら頑張ってここで暮らしていこう」
十神「仕方あるまい」
腐川「ど、どれくらい暮らせばいいのかしら」
朝日奈「一ヶ月くらい?」
桑田「今年一年かもな」
葉隠「さすがにそれはないべ」
江ノ島「……」
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