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元スレ苗木「ボクは…………セレスさんが好きなんだ」 セレス「!?」
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【ある日】
ドサドサッ
十神「苗木、持ってきてやったぞ、ありがたく思え」
苗木「あ、うん、ありがとう十神クン!」ニコ
腐川「なななななな苗木が白夜様からプレゼントをおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ガクガク
十神「うるさい黙れ。コイツが帝王学を学びたいというから本を持ってきただけだ」
腐川「な、苗木が……帝王学……!? 身の程を知りなさいよ!!」ビシッ
苗木「あ、あはは……まぁその通りだと思うけど、何とか学んでみようかなって……」
十神「ふん、足掻くだけなら自由だしな」
腐川「……そういえばあんた、あたしにも文章の書き方とか聞いて来たわよね」
苗木「あの時はありがとうね! またお願いするかも」
腐川「別に……いいけど。いつも暇だし」
【ある日】
タッタッタ……
苗木「はぁ……はぁ……!!」ゼイゼイ
朝日奈「すごいすごい、苗木速くなってるじゃん!」ニコ
苗木「う、うん……ありがと……でもまだ朝日奈さんについていくだけで精一杯だよ……」
朝日奈「それでも十分すごいって! いやー、ついに苗木が運動の素晴らしさに気付いてくれて嬉しいよ!」ウンウン
大神「苗木よ、準備運動は終わったか?」
苗木「ご……ごめん……ちょっと待って」
朝日奈「あ、この後はさくらちゃんの格闘講座だっけ? 私も受けよっかな!」
大神「ふっ、しかしまさか苗木がこんな事を言ってくるとはな」
苗木「やっぱり今の時代そういう事は覚えておいたほうがいいかなってさ。絶望の事もあるし」
朝日奈「苗木えらい!! 褒めてあげる!!」バンバン!!
苗木「あ、あはは……どうも……あと背中痛いって……」
>>355
空気読めよ、な?
空気読めよ、な?
【ある日】
苗木「……どうかな?」
不二咲「えっと……これは……」カタカタ
七海『全然ダメなんじゃないかな。バグ多すぎでまともに動かない…………と思うよ?』
苗木「…………」ガクッ
不二咲「ちょ、ちょっとそんな言い方ダメだってば! プログラムなんてバグが出て当たり前なんだし!」
七海『でも苗木くんは急にどうしたの? なんか上の学年の人達にも色々教えてもらっているみたいだよね?』
苗木「うん……ボクも力になりたくてさ……」
不二咲「力に?」
山田「それはつまり、再びコスプレをして僕の販売会に出てくれるという事ですかな!!!」ヌッ
苗木「わっ、ビ、ビックリした……!! あれは変装の」
不二咲「コスプレ?」
山田「えぇ、そりゃもう大好評で。こちらが写真――」
苗木「わあああああああああああ!!!!!」グシャグシャ
>>356
別に分かった気がするって言っただけだが何か問題でも?
別に分かった気がするって言っただけだが何か問題でも?
【ある日】
石丸「さぁ、今日も真面目に勉強していこうではないか苗木君!!」
苗木「うん、よろしく!!」
大和田「にしても苗木の成績も随分上がったよな。ガリ勉に目覚めたか?」
石丸「むっ、そういう君はもっと頑張りたまえ!! この前の追試も前日に僕に泣きついてきただろう!!」
大和田「うっ……わ、分かったっつの……」
葉隠「へっへっへ、でも苗木っちは別にガリ勉になったわけでもねえべ」ニヤ
石丸「どういう事だ?」
葉隠「最近よく俺に聞いてくんぞ。借金取りからの逃げ方とかをな!!」
石丸「何だと!? 苗木君、借金があるのか!?」
苗木「い、いや、ないよ!! それは暗い部分も知っておかなきゃって思って……」
大和田「お、そういや苗木、単車にも興味出てきたみてえだよな。今度また行こうぜ!!」ニッ
石丸「コラァァあああああああああ!!!!! 君達そこに座れ、高校生が何たるかを教えこまなければいけないぞ!!!!!」ビシッ
………
……
…
セレス(最近、苗木君は様々な超高校級の人達と共に自分を高めようとしているようですわね)
セレス(その理由……わたくしには分かります。戦刃さんと約束、自分も絶望を追う立場でありたいという事からでしょう)
セレス(……それは、分かるのですが)
【教室】
セレス「苗木君」
苗木「ん……どうしたのセレスさん?」
セレス「今日お時間あります? ギャンブラーとしての心得、少しばかり教えてさしあげてもよろしいですわよ」
苗木「え……あ、その、ごめん。今日はちょっと用事が」
セレス「……それでは明日は?」
苗木「あ、明日も……用事が……あるかな」
セレス「…………」
セレス(これって……避けられていますわよね……? この前誘った時もこんな感じでしたし……)
苗木「あの、セレスさんの誘いは本当に嬉しいんだけど」
セレス「苗木君、ポーカーフェイスというものはギャンブルだけではなく、様々な場面で役に立ちますわ。覚えておいて損はありませんわよ」
苗木「うん、それはそうだと思う。でも、その」
セレス「…………」
苗木「えーと……」
セレス「……分かりましたわ」
苗木「えっ?」
セレス「苗木君はわたくしには習いたくない、そういう事でしょう」
苗木「っ……そ、それは!!」
セレス「もういいですわ。さようなら」
苗木「あ、セレスさん!!!」
スタスタ……
苗木「…………はぁ」
苗木「あの、セレスさんの誘いは本当に嬉しいんだけど」
セレス「苗木君、ポーカーフェイスというものはギャンブルだけではなく、様々な場面で役に立ちますわ。覚えておいて損はありませんわよ」
苗木「うん、それはそうだと思う。でも、その」
セレス「…………」
苗木「えーと……」
セレス「……分かりましたわ」
苗木「えっ?」
セレス「苗木君はわたくしには習いたくない、そういう事でしょう」
苗木「っ……そ、それは!!」
セレス「もういいですわ。さようなら」
苗木「あ、セレスさん!!!」
スタスタ……
苗木「…………はぁ」
【セレスの部屋】
ドカッ!!! バキッ!!!
セレス「あああああああああああ何なんだよクソがああああああああああああ!!!!!」ドスドスッ!!
ぬいぐるみ「解せぬ」ボロボロ
セレス「何で私だけダメなんだよ凡人のくせにこの私が不満だってのか!!!!!!!!!」ボゴォ!!!
枕「解せぬ」ボロボロ
セレス「はぁ……はぁ…………!!!」
シーン
セレス「…………」ウルッ
セレス(わたくし……なんて惨めなんでしょう……)グスッ
【ある日 教室】
セレス(気がつけばもう卒業が近付いてくる時期まで来てしまいました)
セレス(未だに苗木君はわたくしのナイトではありません……こんな屈辱は初めてですわ……)
セレス(しかも)
セレス「未来機関に?」
苗木「うん、絶望と戦う為に今まで頑張ってきたからね」
セレス(確かに体つきはしっかりしましたし、他の能力も以前とは段違いですわ……でも)
セレス「……理解できませんわね。なぜわざわざそんな危険な道に飛び込むのです」
苗木「うーん……やっぱり世界中に絶望に苦しんでいる人が居るって考えると、居ても立ってもいられないくて……」
セレス「はぁ……つまりあなたは根っからのお人好しという事ですわね」
苗木「あ、あはは……そうなのかな……」
セレス「…………あなたにもう一つ、道を示します」
苗木「道を示す?」
セレス「苗木君、あなたを正式なわたくしのナイトに任命しますわ。共に城まで来てください」
苗木「…………もしかして、お城が?」
セレス「えぇ、完成しました。もう夢はすぐそこです」
苗木「すごい!! おめでとうセレスさん!!!」
セレス「ですが、わたくしの夢は城を建てるだけではありませんわ。イケメン吸血鬼に囲まれていなくてはいけません!!」
苗木「あ、そ、そうだっけ……」
セレス「というわけで苗木君。あなたにはその吸血鬼……ナイトの一員になってもらいたいのです」ニコ
苗木「ボ、ボク吸血鬼にされちゃうの?」
セレス「はぁ……いえ本当に吸血鬼になるわけがないでしょう。格好だけですよ格好だけ」ジト
苗木「そっか……そうだよね……」
セレス「自分で言うのも何ですが、かなりの好待遇ではあると思いますわよ。
給与に文句は言わせません。大きな重労働もなし。何よりこのわたくしの近くに居ることができます」
苗木「…………」
セレス「他のCランクの方々にも募集はかけましたが、瞬く間に埋まってしまいましたわ。これからわたくしが選別する予定です。
そんな中で、苗木君。あなたには特別に一枠用意してさしあげると言っているのです」
苗木「えっと……ありがとう。セレスさんに認められたみたいで嬉しいよ」
セレス「ふふ、そうでしょう。ですから、未来機関などという危険な職場よりもわたくしの城でのんびり」
苗木「でも、ごめん。ボクは未来機関に行くよ」
セレス「…………」
苗木「…………」
セレス「……どうして」
苗木「それがボクの選んだ道……だから」
セレス「…………」
苗木「えっと……その、本当に悪いとは思ってる。わざわざボクの為に席を用意してくれたのに。でも」
セレス「ほんっっっっと、バカじゃねえの!?」
苗木「いっ!?」ビクッ
セレス「よく考えてみろよ、未来機関なんて聞こえはいいがブラックもブラックだぞ!? そんなとこにわざわざ行くのかよテメェ和民の社畜かよ!!!!!」
苗木「セ、セレスさん、落ち着いて……!!」
セレス「ふふ、そうでしょう。ですから、未来機関などという危険な職場よりもわたくしの城でのんびり」
苗木「でも、ごめん。ボクは未来機関に行くよ」
セレス「…………」
苗木「…………」
セレス「……どうして」
苗木「それがボクの選んだ道……だから」
セレス「…………」
苗木「えっと……その、本当に悪いとは思ってる。わざわざボクの為に席を用意してくれたのに。でも」
セレス「ほんっっっっと、バカじゃねえの!?」
苗木「いっ!?」ビクッ
セレス「よく考えてみろよ、未来機関なんて聞こえはいいがブラックもブラックだぞ!? そんなとこにわざわざ行くのかよテメェ和民の社畜かよ!!!!!」
苗木「セ、セレスさん、落ち着いて……!!」
セレス「いいから首縦に振っときゃいいんだよ!!! ほら、ほらほらほら!!!!!」ガシッ
苗木「ま、待った……ちょっと待ってって……!!」
セレス「来いって、私のナイトになれっつってんだ!!!!!!」
苗木「セレスさん!!!!!」
セレス「っ!!」ビクッ
苗木「……とにかく離してほしい」
セレス「え……あ……す、すみません……」パッ
苗木「…………」
セレス「…………」オロオロ
苗木「ごめん、ボクの気持ちは変わらない。だからこれ以上話すことなんてないんだ」
セレス「苗木君……!!」ウルッ
苗木「沢山の応募は来てるんだよね? それならきっとその中に良い人は沢山いるよ」
セレス「…………ぅぅ」
苗木「それじゃあ……またね」
【城】
セレス(……希望ヶ峰学園を卒業してから少し経ちました。わたくしは)
ナイトA「セレス様、紅茶です」スッ
セレス「…………」コクッ
パリーン!!!
セレス「次」
ナイトB「はっ!!」スッ
パリーン!!!
セレス「次」
ナイトC「こちらです」スッ
パリーン!!!
なんなの魯山人とか雄山気取りなの?
古城で皿でも焼いてるの?
古城で皿でも焼いてるの?
セレス「もう結構ですわ。わたくしは部屋に戻ります。あなた達は自由にしてください」
ナイト「「畏まりました」」
スタスタ…………ガチャ
【セレスの部屋】
シーン
セレス「…………」
セレス(夢というのも……叶えてみるとあっけないものですわね。お金を貯めている時はもっと高揚していたはずですのに)
セレス(……暇ですわね。ナイト達とカードやってもつまらないですし…………テレビでも観ますか)ピッ
『さて、今日はあの国民的アイドル、舞園さやかさんとの噂が絶えないあの人に突撃してみます!!』
セレス「……くっだらない」
セレス(平和なニュースも増えてきましたわね。これも未来機関のお陰……というわけですか)イライラ
セレス(それにしても、舞園さんもこんな連中に追い回されて不憫ですこと)
『あ、出てきました!! すみません、こちら突撃ドキュンです!!』ダダッ
苗木『え、なに!?』
セレス「ぶっ!!! ごほっ、ごほっ!!!」
『未来機関の苗木誠さんですよね! あなたと十神さんと霧切さんで期待の新人エースと噂の!! 既に数々の功績も残していますし!!』
苗木『あ、いや……そんな事ないですって……!!』アセアセ
『またまた謙遜しちゃって! それで、どうなんですか!?』
苗木『どうって?』
『舞園さやかさんとの熱愛報道の事ですよ!!!』
苗木『いっ!? だからそれは全くのデマだって言ってるじゃないか!!!』
『えー、本当ですかー?』
苗木『本当だよ!! ていうかそういうの舞園さんにも迷惑だからやめてって!!』
『でも、この間彼女の方に取材したら、ウインクして「秘密です☆」って言われましたよ?』
苗木『舞園さん……!!』ガクッ
>>390
かわいい
かわいい
セレス(苗木君……噂では聞いていましたが活躍しているのですね……)
セレス(……いえ!! 今更あの方が何だと言うのです!!
わたくしのありがたい誘いも無礼にも断って……彼の顔を見るだけで気分が悪くなってきますわ!!)スッ
セレス「…………」
セレス「せ、せっかくですので、もう少し観てみましょうか……」
苗木『だからですね、舞園さんもふざけてるだけで、本当に何も』
霧切『えぇ、その通りよ、彼女と苗木君は何もない』ヌッ
『あっ、霧切さんですね!! その能力だけではなく、美貌でも人気と評判の!!!』
霧切『私はどうでもいいでしょう。とにかく、彼と舞園さんは恋愛関係にはない。それだけは断言できるわ』
『うっ……あなたにそこまでハッキリ言われると納得するしか……ん、いや?』
苗木『今度は何……?』
『そういえば、霧切さんと苗木さんの熱愛疑惑もありましたよね!?』
苗木『だからそれもデマだってば!!!!!』
霧切『……ふふ、中々いい所に目を付けたわね』
『おっ……という事は!?』ワクワク
霧切『ふふ、そうね……どこまで言っていいのかしら。とりあえず私は彼のアパートに泊まった事があるわね』ドヤァァァ
『おおおおおおおおおおおお!!!!!』
苗木『それ霧切さんが物凄く悪酔いして帰れなくなった時じゃないか!!! 他の人達もボクに任せて帰っちゃうし!!!』
霧切『朝目覚めたら……その……衣服が乱れていて…………』
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』
苗木『それ自分で暑いって脱いでただけだから!!!!!』
霧切『ここまで言えば……分かるわね?』キリッ
『え、書いちゃいますよ!? 明日の一面載っちゃいますよ!?』
苗木『だああああああ!!!!! もう行くよ、ほら!!!!!』グイッ
霧切『あっ……もう、苗木君……乱暴ね///』ポッ
苗木『変な声出さないでよ!?』
『待ってくださいー!!!』
プツッ
苗木「ボクは…………セレナさんが好きなんだ」に見えた
ウィリアムズ姉妹好きとか渋いぜっておもった俺の感動を返せよ
ウィリアムズ姉妹好きとか渋いぜっておもった俺の感動を返せよ
プツッっていうのはTVを切った音か堪忍袋の緒が切れたのか・・・
セレス「…………」スタスタ
ドガァァァァァァァァァァ!!!!!
テレビ「解せぬ」
ガッシャァァァァァァァ!!!!!
食器棚「解せぬ」
ゴッシャァァァァァァァ!!!!!
シャンデリア「解せぬ」
ビリビリィィィィィィ!!!
ベッドシーツ「解せぬ」
セレス「はぁ……はぁ……!!!」
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