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元スレ探偵「>>5さんが死んだ事件……ですか」
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探偵「まず、あなたは阿笠博士の自宅へ訪問した。理由はわかりませんが、まあ何気なく遊びに行った程度でしょう」
探偵「そこで阿笠博士の首吊り死体を発見した」
探偵「以前から阿笠博士が光彦君に恋愛感情を抱いていたことを知っていたあなたは、これは失恋の自殺だと察し……」
探偵「光彦君に恨みを抱いた……」
探偵「そしてあなたは考えたんだ。この事件を他殺に見せかけ、その犯人を光彦君に仕立て上げよう、とね……」
探偵「そしてあなたは被害者を降ろし、まずは服を脱がして写真を撮影した」
助手「え!? 何で!?」
探偵「いいかい? ベッドの上に被害者の死体があり、殺されていたらどう思う?」
助手「……レイプ犯罪?」
探偵「そうだ……おそらくレイプ犯罪に見せかけることで、光彦君に対するダメージをさらに大きくしようとしたんだ」
探偵「その後、ロープの跡に沿って首を切断」
探偵「それから、何かもっと光彦君の決定的な証拠を用意しようと思い、一旦家から離れた」
探偵「そこで阿笠博士の首吊り死体を発見した」
探偵「以前から阿笠博士が光彦君に恋愛感情を抱いていたことを知っていたあなたは、これは失恋の自殺だと察し……」
探偵「光彦君に恨みを抱いた……」
探偵「そしてあなたは考えたんだ。この事件を他殺に見せかけ、その犯人を光彦君に仕立て上げよう、とね……」
探偵「そしてあなたは被害者を降ろし、まずは服を脱がして写真を撮影した」
助手「え!? 何で!?」
探偵「いいかい? ベッドの上に被害者の死体があり、殺されていたらどう思う?」
助手「……レイプ犯罪?」
探偵「そうだ……おそらくレイプ犯罪に見せかけることで、光彦君に対するダメージをさらに大きくしようとしたんだ」
探偵「その後、ロープの跡に沿って首を切断」
探偵「それから、何かもっと光彦君の決定的な証拠を用意しようと思い、一旦家から離れた」
探偵「そして、おそらくコンビニか何かで見つけたんだ。漫画雑誌を立ち読みする光彦君を」
探偵「そこで、その立ち読みしていた雑誌を棚に戻したところを買い、現場に置こうとしたが……」
探偵「ここで二つの不測の事態が起きた」
探偵「一つは、光彦君の立ち読みしていた漫画雑誌を取り違えてしまったこと」
探偵「おそらく……同じコンビニで助手が立ち読みしていたんだろうね。だから助手の指紋が付いていたんだ」
助手「なるほど!」
探偵「そしてもう一つ……」
探偵「隕石の落下だ」
探偵「そこで、その立ち読みしていた雑誌を棚に戻したところを買い、現場に置こうとしたが……」
探偵「ここで二つの不測の事態が起きた」
探偵「一つは、光彦君の立ち読みしていた漫画雑誌を取り違えてしまったこと」
探偵「おそらく……同じコンビニで助手が立ち読みしていたんだろうね。だから助手の指紋が付いていたんだ」
助手「なるほど!」
探偵「そしてもう一つ……」
探偵「隕石の落下だ」
>>1の才能がもっと活かせる場所が確実にあるはずww
探偵「隕石の落下で、現場は酷い有様となった」
探偵「もはやレイプ犯罪の痕跡なんかなくなるくらいにね」
探偵「仕方なく、現場に雑誌を置き」
探偵「撮影した写真は、光彦君の家にこっそり置き、レイプ犯罪を確定させようとしたが……」
探偵「隕石の衝撃で金庫が破損し、中にあった遺書が警察に見つかってしまった」
探偵「金庫の中にあったから依頼人も気付かなかったんだろうね」
探偵「結果、自殺として片づけられてしまった……このままでは光彦君に罪を着せられない」
探偵「そう思い、あなたは僕等……探偵事務所に依頼したんだ」
探偵「撮影した写真を、今度は資料に混ぜ、『もしかしたらレイプ殺人の可能性もあるかも』と思わせる仕込みをしてね」
探偵「もはやレイプ犯罪の痕跡なんかなくなるくらいにね」
探偵「仕方なく、現場に雑誌を置き」
探偵「撮影した写真は、光彦君の家にこっそり置き、レイプ犯罪を確定させようとしたが……」
探偵「隕石の衝撃で金庫が破損し、中にあった遺書が警察に見つかってしまった」
探偵「金庫の中にあったから依頼人も気付かなかったんだろうね」
探偵「結果、自殺として片づけられてしまった……このままでは光彦君に罪を着せられない」
探偵「そう思い、あなたは僕等……探偵事務所に依頼したんだ」
探偵「撮影した写真を、今度は資料に混ぜ、『もしかしたらレイプ殺人の可能性もあるかも』と思わせる仕込みをしてね」
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>>465
もう載ってる
もう載ってる
凄い
論理的思考がしっかりしてる
ガチのミステリ書いたことあるのかな・・・
むちゃくちゃSS書き慣れてそう
論理的思考がしっかりしてる
ガチのミステリ書いたことあるのかな・・・
むちゃくちゃSS書き慣れてそう
探偵「ところがあなたは、事務所に来る途中で気付いてしまったんだ」
探偵「写真に写った阿笠博士の首に……ロープの跡が付いていることに」
探偵「慌てて資料から写真のあったページをすべて抜き取り、ロープの跡がわからないようにした」
助手「だから資料からページが抜けてたんですか!」
探偵「それだけじゃない……助手君に相談し、改めて事務所で話を聞くことになった際……」
探偵「あなたはまっすぐ事務所には行かず、一旦、現場に向かった」
探偵「現場で……彫刻『右ストレート』を盗み出したんだ」
助手「何で……『右ストレート』を?」
探偵「資産家である彼があの有名な彫刻を知らないはずはない」
探偵「おそらく……アレが隠し金庫になっていることも知っていた」
探偵「その情報を得た上で……警察の調査の結果、阿笠博士の家の金庫から遺書が見つかったとなれば……」
助手「隠し金庫の中には、もっとマズい遺書があるかもしれない!」
探偵「そう思い、とっさに盗み出したってわけさ」
探偵「写真に写った阿笠博士の首に……ロープの跡が付いていることに」
探偵「慌てて資料から写真のあったページをすべて抜き取り、ロープの跡がわからないようにした」
助手「だから資料からページが抜けてたんですか!」
探偵「それだけじゃない……助手君に相談し、改めて事務所で話を聞くことになった際……」
探偵「あなたはまっすぐ事務所には行かず、一旦、現場に向かった」
探偵「現場で……彫刻『右ストレート』を盗み出したんだ」
助手「何で……『右ストレート』を?」
探偵「資産家である彼があの有名な彫刻を知らないはずはない」
探偵「おそらく……アレが隠し金庫になっていることも知っていた」
探偵「その情報を得た上で……警察の調査の結果、阿笠博士の家の金庫から遺書が見つかったとなれば……」
助手「隠し金庫の中には、もっとマズい遺書があるかもしれない!」
探偵「そう思い、とっさに盗み出したってわけさ」
探偵「そして僕等の事務所に来て、一緒に現場に行く……」
探偵「途中で神だの何だの騒ぎ、僕等をドン引きさせて遠ざけ……」
探偵「その間に、ポケットにでも丸めて潰しておいた資料を燃やしたんじゃないかな?」
探偵「そして戻ってきた頃に、ヤギに食われたと言い訳する」
助手「そして、自宅へ案内し、ヤギを印象付けさせたってわけですね!」
探偵「それだけじゃない……」
探偵「パソコンに残っていた写真のデータを……資料ごと末梢したのさ」
助手「あ! そうか!」
助手「資料を印刷するって言って僕等から離れたあの瞬間なら、自由にパソコンからデータを消せる!」
探偵「そう……あの時は一見、助手君だけがデータを消せるような話になりましたが……」
探偵「他の誰でもない、あなた自身にはもっとデータを消すチャンスがあったんですよ」
探偵「途中で神だの何だの騒ぎ、僕等をドン引きさせて遠ざけ……」
探偵「その間に、ポケットにでも丸めて潰しておいた資料を燃やしたんじゃないかな?」
探偵「そして戻ってきた頃に、ヤギに食われたと言い訳する」
助手「そして、自宅へ案内し、ヤギを印象付けさせたってわけですね!」
探偵「それだけじゃない……」
探偵「パソコンに残っていた写真のデータを……資料ごと末梢したのさ」
助手「あ! そうか!」
助手「資料を印刷するって言って僕等から離れたあの瞬間なら、自由にパソコンからデータを消せる!」
探偵「そう……あの時は一見、助手君だけがデータを消せるような話になりましたが……」
探偵「他の誰でもない、あなた自身にはもっとデータを消すチャンスがあったんですよ」
全ての伏線を回収してる…すごいこの>>1
料理人っていうかもう発明家レベルだわこの>>1
ここまで才能の溢れる>>1と夏休み明けのクソガキがお送りしております
>>482
お前もな
お前もな
探偵「その後、我々は光彦君に話を聞きに行った」
探偵「そのとき、依頼人さんは自分の家で待機していたように見えましたが……実は私たちのあとをついてきたんですよね?」
探偵「そして、私たちが光彦君の家から去り、依頼人の家に行くまでの間に……光彦君を家から呼び出した」
助手「何のために?」
探偵「あの彫刻さ」
探偵「あの彫刻が現場にあったものだと発覚したのを、依頼人も聞いていたんだ」
探偵「おそらく中には遺書なんて入ってなかったんだろうが、このままだと自分が死体に手を加えたことがバレるかもしれない」
探偵「そうならないよう、さっさと光彦君を犯人に仕立てようと、とりあえず拉致し、後々から偽の証拠と一緒に出そうとした」
探偵「だが……光彦君に顔を見られたか、抵抗されたかして……光彦君を殺害する結果となってしまった」
探偵「早く自宅に帰らないと、我々が再び自宅に来る。しかしどこに死体を隠せばいいのか」
探偵「錯乱していたあなたは、隠すという単語から、ある場所しか思いつけなくなってしまった」
助手「『隠し』金庫!」
探偵「そのとき、依頼人さんは自分の家で待機していたように見えましたが……実は私たちのあとをついてきたんですよね?」
探偵「そして、私たちが光彦君の家から去り、依頼人の家に行くまでの間に……光彦君を家から呼び出した」
助手「何のために?」
探偵「あの彫刻さ」
探偵「あの彫刻が現場にあったものだと発覚したのを、依頼人も聞いていたんだ」
探偵「おそらく中には遺書なんて入ってなかったんだろうが、このままだと自分が死体に手を加えたことがバレるかもしれない」
探偵「そうならないよう、さっさと光彦君を犯人に仕立てようと、とりあえず拉致し、後々から偽の証拠と一緒に出そうとした」
探偵「だが……光彦君に顔を見られたか、抵抗されたかして……光彦君を殺害する結果となってしまった」
探偵「早く自宅に帰らないと、我々が再び自宅に来る。しかしどこに死体を隠せばいいのか」
探偵「錯乱していたあなたは、隠すという単語から、ある場所しか思いつけなくなってしまった」
助手「『隠し』金庫!」
探偵「僕らが出会った光彦君は本物だった」
探偵「そして死体となって隠し金庫から出てきた光彦君も本物だった」
探偵「光彦君は、僕らと別れ、隠し金庫から発見されるまでの間に殺されたのだから!」
依頼人「!!」
探偵「そして死体となって隠し金庫から出てきた光彦君も本物だった」
探偵「光彦君は、僕らと別れ、隠し金庫から発見されるまでの間に殺されたのだから!」
依頼人「!!」
依頼人「ど……どこにそんな証拠が!」
探偵「光彦君とあなたの自宅はある程度離れている……その間を、我々と同じスピードで移動して、殺害と死体隠しをするのは不可能……」
探偵「つまり……車を使って移動したはず」
依頼人「!」
探偵「あなたの車を調べればきっと出てくるはずだ」
探偵「殺害された光彦君の血痕が!」
こうして依頼人は逮捕され、事件は幕を下ろした。
今日も探偵は助手と共に、町の小さな探偵事務所で謎を待っている。
おわり
探偵「光彦君とあなたの自宅はある程度離れている……その間を、我々と同じスピードで移動して、殺害と死体隠しをするのは不可能……」
探偵「つまり……車を使って移動したはず」
依頼人「!」
探偵「あなたの車を調べればきっと出てくるはずだ」
探偵「殺害された光彦君の血痕が!」
こうして依頼人は逮捕され、事件は幕を下ろした。
今日も探偵は助手と共に、町の小さな探偵事務所で謎を待っている。
おわり
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