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元スレ咲「ここどこ?」憧「あれは……」

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101 = 1 :

「ほら、窓の外」

「そと?」

「――」

「――」

「あれは!? みんな?」

優希「のどちゃん相変わらず体力ないじぇー」

優希「急に走り出したかと思ったら、すぐにバテバテになるなんて」

「はあ……はあ……、ゆーきが、元気すぎるだけです」

「そんな急がなくても咲は逃げたりしないわよ」

103 = 1 :

「なんでここに?」

「もしかしてみんな迷子に?」

「いやいやいやいや、咲じゃないんだから」

「きっと咲ちゃんを迎えに来てくれたんだね」

(あれ? もしかしてさっきの話みんなに聞かれてた?)

(ここが部室だということを忘れてたのです)

(でもまあいいよね)

「長野と奈良って、結構遠い?らしいのに……」

「その遠い距離を、大切な誰かさんのためにわざわざ来たってことでしょ」

104 = 1 :

がちゃっ

「こんにちわ」

まこ「こんにちわ」

優希「咲ちゃん迎えにきたじぇ!」

京太郎「失礼しまーすっと」

「みなさんお久しぶりです」

赤土「うっす」

「みんな……」

「はるちゃんも」

赤土「ああ、丁度廊下をうろうろしてるとこで会ってな」

106 = 1 :

穏乃「和!」

「おっひさしぶりー」

「穏乃、憧、お久しぶりです」ぺこっ

「それで咲さん……」

「本当になにをやっているんですかっ!!!」

「ひっ」びくっ

「私、本当に……本当に心配したんですよ!!」

穏乃「和、そんな怒鳴らなくても……」

「そうだよ」

(和ちゃん、本気で怒ってる……)

(でもそれは、それだけ私のことを心配してるってことで……)

「穏乃たちは黙っててください!」

穏乃「は、はい」びくっ

107 = 1 :

「咲さん、私がどれだけ不安だったかわかりますか?」

「私、咲さんが事故や事件に巻き込まれたんじゃないかって気が気じゃなかったんですよ!」

「本当にもう……」

「はい、ごめんなさい……」

(こんなにも、本気で叱って)

(本気で思ってくれてる人がいるのに……それに気付かなかったなんて……)

(バカだな、私……)じわっ

(そして、なんて幸せ者なんだろ……)うるっ

「ごめん、ごめんね……ぐすっ」

「え、咲さん?」

穏乃「あー、和が咲を泣かした!」

「いーけないんだ! いけないんだ!」

「ぅっ」

108 = 1 :

「あの咲さん、別に責めてるわけではなくて……いや、少しは責めてたかもしれませんが」

「そこまで深刻に捉える必要はないというか、その……、次から気をつけてくれればいいので……」

「和ちゃん、ごめんね」ぐすっ

「そしてありがとう」ぎゅっ

「えええ? 咲さん急に抱きついたりしてどどどどうしたんですか?」

「私としても嫌ではありませんが、さすがに人前でされるのは」

「本当に、今までありがとう……そしてこれからも……ぅぅっ」

「あらあら」

優希「きっと咲ちゃんも不安だったんだじぇ」

まこ「和の姿を見て、緊張の糸が切れたのかもしれんのう」

「……」ぽんぽん

109 = 1 :

「安心してください、咲さん」

「咲さんが迷った時は、私が見つけ出してあげます」

「何度だって必ず」

「和ちゃん……」

「……」

「さあ」

「帰りましょうか」

「私たちの、清澄麻雀部へ」

「うん!」


カン!

112 :

実に良かった
乙乙

114 = 110 :

乙やったか

115 = 1 :

おまけ

穏乃「いやー、実に感動的な光景ですなー」

「茶化すな茶化すな」

「よかったよかった」

穏乃「でも和もう帰っちゃうの?」

「少し遊んで行けばいいのに」

「あら、私はついでに奈良観光もしていく予定だったのだけど」

「和だって阿知賀のみんなと積もる話があるんじゃない?」

「まあ……部長がそう言うのなら、多少遊んで行くことにやぶさかではありません」

「最初からそのつもりだったくせに」

「なっ! そんなこ……まあそういうことでいいです」

116 = 1 :

穏乃「やったー!」

「良かったね咲、もう少し遊んで行けるよ」

穏乃「うんうん」

「咲ちゃん咲ちゃん、奈良の案内なら、このくろおねーちゃんにおまかせあれ!」

「……」

「なんか咲さん、阿知賀のみなさんと、妙に仲良くなってません?」ジトー

「へっ?」びくっ

「あの和ちゃん……そんなに睨まないで……あとそんなに強く掴まないで……」

「うわっ、和、眼こわっ」

「部長、やっぱ今すぐ帰りましょう」

「ここは咲さんの精神衛生上、あまりよろしくないようです」

「いやいや」

穏乃「そりゃないよー」

「……」

「冗談です」

118 = 1 :

「なんてわかりづらい冗談……」

優希「のどちゃん眼が、半分以上本気だったじぇ」

「あはは……」

穏乃「そうだ! みんなでボーリング行きません?」

「ボウリング……」

「面白そうね、清澄と阿知賀の親睦を深めるのに、丁度いいし」

「みんなで仲良く、ボウリング楽しそうだよー」

「でもどうせやるなら、6対6の、清澄VS阿知賀で競わない?」

優希「おおー!」

穏乃「いいですね! それ」

「面白そうじゃん」

119 = 1 :

穏乃「燃えて来た!」

「負けない」

「あわわ、足ひっぱっちゃうかも」

「大丈夫だよ、おねーちゃん」

穏乃「ん?」じーっ

まこ「……」

「……」

「……」

穏乃「勝った!」

「シズ、今、とてつもなく失礼なこと考えたでしょ?」

京太郎(俺が、人数にカウントされてる……なんだろう、当たり前のことなのにすごく嬉しいかも)

優希「善は急げ! さっそく行くじぇ!」

「え? 今からですか?」

穏乃「おお!」

……

121 = 2 :

初瀬にLINEで呼び出されたとはなんだったのか

122 = 92 :

いいよいいよー

123 = 2 :

さる規制かな?

125 :

127 = 1 :

てくてく

「この先が鷺森ボウルなのです」

「鷺森って……」

「うん、灼ちゃんのおばあちゃんが経営してるの」

まこ「こりゃあ、手強そうじゃのう……」

「相手のホームグラウンドってことね」

「6対6ってことは、はるちゃんも人数に入ってる」

「はるちゃんと一緒に戦うって新鮮」

穏乃「そうですね!」

「これは絶対に負けられない」

赤土「ふっ、大丈夫だ灼」

赤土「私の実力は、プロボウリニスト並だ!」

「…………わずらわし」

「その言い方でもうニワカ確定なんだけど」

128 = 1 :

優希「のどちゃんはボウリング上手そうだじぇ」

「いえ、私はあまり経験がないので……」

優希「ええー、ボウリングの玉を二つぶらさげてるのにー」

「はい?」

「……」

優希「」じー

「これはボウリングの玉ではありません!」

「もうゆーき!」

優希「わー、のどちゃんが怒ったじぇ!」

「おもち……」

130 = 1 :

京太郎「なあ……」

京太郎「咲の姿がさっきから見当たらないんだけど」

「……」

「……」

穏乃「……」

「……」

「???」

……




大阪

「ここどこ?」

末原「あれは……」




カン!

131 = 2 :


大阪編も期待

132 = 125 :

終わりか、乙

133 = 112 :

乙乙

135 :

読む前ほ

136 :

乙乙

137 :

おつ

138 = 22 :

おつほ

140 :

おつかれちん

141 = 136 :

乙した

142 = 135 :

乙乙
定番だが良いオチだww

143 = 29 :

乙乙

144 = 136 :

乙した

145 = 136 :

てす

146 = 136 :

てす


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