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    元スレ真奥「俺の宿敵がこんなに可愛いわけがない」

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    タグ : - はたらく魔王さま! + - 遊佐恵美 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 43 :

    最近エミリアメインのSS地味に見てなかったからいい補充帰還だわ~

    52 = 1 :

    「っていうかさー、なにそれ?」

    恵美「買い物の帰りなの」

    恵美「あと、お願いだから隣を歩かないでくれる?手が滑って殺してしまいそうだわ」

    「手が滑るってレベルじゃねーぞ!」

    恵美「あーはいはい」


    ヒョイっ


    「って、何だこれ!?重い!!」

    恵美「なっ!人の荷物を取って…まさか泥棒!?」

    恵美「品行方正だと思っていたのに!所詮は悪魔の魔王だったわけね!」

    「いや、勘違いするな。荷物多いから持ってやるよ」

    恵美「え?は?」

    「勘違いすんなよ。世間体だよ。世間体。女にだけ荷物持たせる訳にはいかないだろ」

    恵美「ああはいはい。魔王様は世間体なんかをお気になされるのね」

    「うっせぇ」

    53 = 1 :

    恵美「ちなみにそれ。お米30kだから」

    「だから妙にでかい袋だとは思っていたが…重い」

    恵美「男でしょ?それくらい頑張りなさい」

    「聖法気で強化してるてめえと一緒にすんな」

    恵美「ん?別に今は強化してないわよ」

    「…え?」

    54 = 1 :

    恵美「…でも、まだ買い物はあるし…正直…」

    「ん?」

    恵美「いや、その…助かったわ」ボソッ

    「素直にありがとうも言えねーのかよ」


    恵美「うるさい!せっかく人が……もうっ、言わなければよかったわ」

    「へいへい。どういたしまして。ほら次に行くんだろ?」

    恵美「ええ、こうなった以上、今日はとことん荷物持ちをしてもらうわよ」

    「あー、これずっと持つの?」

    恵美「男でしょ?それくらい頑張りなさい」

    「ぐっ」

    55 = 43 :

    ツンデレエミたん

    56 :

    誰もいらないなら巨乳後輩JKは俺がもらっておきますね

    57 = 1 :

    「その後、これでもか!ってぐらいこき使われた…」

    「あいつ…なんでか上機嫌だったな」

    「魔王をこき使うのがそんなに嬉しいのかよ!」


    「まあ、俺もアラス・ラムスが起きてくれたから、嬉しかったが…」


    恵美『いや、その…助かったわ』


    「あの時の恵美…下を向いて…もじもじして…」

    「いや、そんなはずねー!」

    「俺の宿敵がこんなに可愛いわけがない!!!」

    58 = 1 :

    ■恵美「真奥と恋人関係になった」

    漆原「それにしても真奥とエミリアが恋人同士になって1ヶ月か…」

    千穂「」

    芦屋「」

    鈴乃「おい、やめろ!その話題は禁止だとあれほど!」

    「何か勘違いしてないか?」

    「別に俺と恵美が好きあってるわけじゃなく」

    「恋人がいないと職場でバカにされるから仕方なくだな!」

    千穂「へー。そうなんですかー。へー」

    芦屋「佐々木さん息をしましょう。一緒に。すーはー………うっ」

    59 = 43 :

    ちーちゃんェ……

    61 = 1 :

    「…いい加減信じてくれ」

    鈴乃「素直に言えば祝福してやるものを」

    「俺は素直に言ってるだろうが!」


    芦屋「魔王様!私というものがありながら!勇者なぞに!」

    「いや、だからと言ってお前と付き合ってるとかにしたら、変な噂が立つだろ?」

    芦屋「私は気にしません!」

    「俺が気にするんだよ!」

    62 = 16 :

    もはや様式美

    63 = 1 :

     
    ガチャッ


    恵美「来たわよー。まったくこの部屋は相変わらず暑いわねー」

    「ちっ。また来やがった」

    恵美「いい挨拶ね…」

    「お前と一緒にいるとロクな事がねーんだよ」

    恵美「はあ!?あなたが呼んだんでしょ?」

    「呼んでねーよ」


    恵美「じゃあ、次はいつくるんだ?ってメールが毎日のように来るのは何なのよ!?」

    「それは…ほらあれだ。アラス・ラムスはいつ来るのかな~って」

    恵美「残念ね。今はお寝んね中よ」

    「な、なんだと!?」

    恵美「さあ、悔しがりなさい。あなたの悔しい顔を見るのが、私の生きがいなの」

    「ぐぬぬぬぬぬぬ」

    64 = 43 :

    誰かちーちゃん報われる話書いてやれよ

    65 = 1 :

    恵美「…なんで、顔は悔しそうじゃないの?」

    漆原「さっしてあげなよ。エミリアが来たのが嬉しいんだよ。真奥は」

    恵美「なっ!?」

    「漆原!!」


    「恵美!勘違いするなよ。違うんだからなっ!」

    恵美「そ、そうよね。勇者が来て喜ぶ魔王なんているわけないわよね」

    「そうだそうだ」

    漆原「って言いながらも、真奥は魔王城なのに正装だし、エミリアは美容院に行った後だよね?」

    「なっ!?」

    恵美「黙らないと斬るわよ!」

    漆原「はいはい」

    66 = 43 :

    なにこのツンデレ夫婦

    68 = 1 :

    「…」

    恵美「…」

    「その…似合ってるぞ?」

    恵美「…そ、そうかしら…」

    「か、勘違いするなよ!これは社交辞令なんだからなっ!」

    恵美「わかってるわよ!そのくらい!」

    芦屋「ではなぜ、お二人は顔が真っ赤なのでしょうか?」

    恵美「っ!?」

    「芦屋!てめえまで!」

    69 = 1 :

    芦屋「冗談です」

    「だ、だよなー。何で恵美が俺に会うだけの為に、美容院に行ったりするはずないだろ」

    恵美「そうよねー。何で真奥が私に会うだけの為に、ユニシロ以外の服を着たりするわけないしね」

    鈴乃「何で二人ともニヤけてるんだ?」

    恵美「ベル!?」

    「べ、別にニヤけてなんかねーぞ!」

    70 = 32 :

    あんた何個SS掛け持ちしてんだwwww

    71 = 1 :

    漆原「そういえば、今日はどこに行くの?」

    「映画だ」

    恵美「へぇ~。面白い映画なの?」

    「ああ、下調べ済みだからな!絶対に時間泥棒されるくらい面白いぜ!」

    恵美「そうなの?それは楽しみね」

    「ああ、覚悟しておけよ!」

    恵美「ふふっ♪」

    72 = 16 :

    いつの間にか誰かフェードアウトしてるような……

    73 :

    >>67
    全部読んでたわw

    そういえば、前にもこんなことあったな

    74 = 2 :

    千里ちゃん・・・

    75 = 43 :

    灰になったんだろ

    76 = 1 :

    漆原「へぇ~」ニヤニヤ

    「って、勘違いすんなよ!俺は面白いから2回見るだけで!てめえと行きたいわけじゃないんだからな!」

    恵美「当たり前じゃない!私だってあなたと行きたくないけど、一人で行くのがあれだから仕方なく一緒に行ってあげるだけなんだからねっ!」

    鈴乃「貴様らは理由がないと映画も行けないのか?」

    「うっせえ!」


    漆原「そんなに面白い映画なら、僕も行こうかなー」

    鈴乃「では、私はエミリアと行くとしよう」

    「あ?」
    恵美「え?」

    漆原「別に誰でもいいんでしょう?真奥がそんなに絶賛するなら僕も行ってみたいなー」

    鈴乃「エミリアも一人で行くのがあれなだけなんだろ?では、私と一緒に行こう」

    77 = 1 :

    「そ、それはだな」

    恵美「え、えーとね…ベル?」

    芦屋「漆原もベルもそこまでにしておけ」

    漆原「はいはい」

    鈴乃「すまん。悪ふざけがすきたな」


    芦屋「二人には私が着いていく!保護者として!」

    「おい!」

    78 = 1 :

     
    ……………


    「じゃあ、行ってくる。帰りは遅くなるからな」

    芦屋「遅……………………」

    恵美「ベル。アラス・ラムスの事よろしくね」

    鈴乃「ゆっくり楽しんでこい」


    「じゃあ、行くぞ。恵美」

    恵美「ええ」

    ギュっ

    千穂「恋人繋ぎしてる…そんな…真奥さんは私にしてくれた事もないのに…」

    79 :

    ラスボス来たか…

    80 = 1 :

    「あっ…ちーちゃん!これは違うんだ!」

    恵美「そ、そうよ!いつもやってるから、ついついやっちゃうだけで!」

    「違う!恋人のふりするのに手っ取り早くて!」

    恵美「あっ、そうそう。その通りなの!普通に繋ぐより面倒だけど、幸せになれるっていうか」

    「そうその通りなんだ…って、何を言ってるんだよ!」

    恵美「ごめんなさい。つい本音が…って、違うのよ千穂ちゃん!」

    千穂「へー。そうなんですかー。へー」

    芦屋「」

    漆原「もう早く行きなよ。芦屋が死んじゃうと僕の晩ごはんがうどんになっちゃうしさー」

    鈴乃「おい、どういう意味だ?」

    「ああそうする。じゃあな」

    恵美「あっ、映画の時間がヤバいわ。急ぐわよ!」

    「おう」

    81 = 16 :

    いけません魔王様朝帰りだけは、朝帰りだけは……

    82 = 32 :

    鈴乃も我慢してたり

    83 = 1 :

    ■別の日

    アルバート「おう。魔王が俺に電話なんて珍しいな」

    『実は恵美…エミリア、いや他の奴らに黙っていて欲しい事があるんだが』

    アルバート「何だ?俺は口が堅い方で通っているから、何でも相談してくれていいぞ」

    『エミリアには、アラス・ラムスの件で、結構世話になってるしプレゼントをしたいんだが、何か趣味とか知ってるか?』

    アルバート(けっこうせわ?…ああ、結婚…プロポーズってわけか。地球語難しいな)

    アルバート「やるな!お前の事、すっげー草食系もやしって思ってたけど見なおしたぞ」

    「『おい!俺は魔王だぞ!!』

    アルバート「よしよしわかったわかった。エメラダに聞いてみる」

    『あ?いや、おい!他の奴らには喋るな!』

    ブチッ

    アルバート「ボタンを押したら切れちまった…いまいち使い方が難しいな」

    84 = 1 :

     
    …………


    エメラダ「エミリアが欲しいものですか~?」

    アルバート「ああ、魔王が結婚のプロポーズに使いたいんらしいんだ」

    エメラダ「エミリアも遂に結婚ですか~。幸せになって欲しいものです~」

    アルバート「ああ、年齢的にも俺らの娘みたいなもんだしな?」

    エメラダ「あ?」

    アルバート「いや、すまん。お前とエミリアは歳が近いし、何かわからないか?」

    エメラダ「そうですね~。面倒なんでエミリアに聞いてみます~」

    アルバート「そうだな。最初からそうすればよかった」

    85 = 16 :

    エメラダさん恐いです

    86 = 79 :

    エメラダばあs…誰だ?こんな時間に……

    87 = 1 :

     
    …………


    エメラダ『というわけでして~』

    恵美「…え?真奥が私にプロポーズ?」

    エメラダ『おめでとう~。エミリア~。心から祝福します~』

    恵美「なっ、何か勘違いしてるわよ!」

    エメラダ『え~?』

    恵美「私はあいつの事なんて全然好きじゃなくて、それに結婚なんかしないわよ!」

    エメラダ『そうだったんですか~。じゃあ、プロポーズを受ける事すらウザいでしょうから』

    エメラダ『私が魔王に直接、ストーカーウザいキモっ死ね勘違いすんなって言っておきますね~』

    恵美「いや、ちょっと待って!」

    エメラダ『はい~?』

    88 = 1 :

    恵美「真奥の絶望する表情が見たいから、私が直接フッてやるわ!」

    恵美「だから、エメラダは知らないふりをしておいて!」

    エメラダ『ははあ~。本当はプロポーズを受ける……んじゃなくて、わざわざそんな事をするなんてエミリアも鬼畜ですね~』

    恵美「あははははは。あいつの間抜け面が楽しみだわ。じゃあ切るわね」

    エメラダ『わかりました~。魔王には高級レストランにでも連れて行けって言っておきます~』

    エメラダ『お幸せに~』


    ブチッ



    へなへなへな~

    恵美「ど、どうしよう」

    89 = 43 :

    かわいい

    90 = 1 :

    恵美「真奥がプロポーズなんて…い、いつかしら!?」

    恵美「ああでもあいつ、なんでこんな重要な事を他の人に相談してるのよ!」

    恵美「こんな頼りないやつなんて思わなかったわ」


    恵美「だから、仕方なく面倒を見てあげるしかないみたいね」

    恵美「頼りないなら仕方ないわ!奥さんの私がしっかりしいてあげないと!



    恵美「…」

    恵美「ふ、夫婦か…」

    恵美「えへへ」

    91 = 56 :

    ちーちゃんは俺がしあわせにしておくわ

    92 :

     
    ………………


    (今日の恵美の様子はおかしい…というか変だ)

    (まず上機嫌)

    (次に服装が…なぜか超オシャレ…友達の結婚式に行くような格好?)

    (最後に俺が話しかける度に、ビクッとする…なにかを待っているみたいに)

    (普通に食事に誘っただけなのに、どうなってるんだ?)



    恵美(うーん。プロポーズされるタイミングが中々ないわ)

    恵美(っていうより、夕日とかなんか考えなさいよ!)

    恵美(普通に人が多いレストランで食事って…どれだけ私浮いてんのよ!)

    恵美(…まったくこれじゃ先が思いやられるわね…)

    恵美(…)

    恵美(先か…えへへへへ//)

    93 :

    紫炎

    94 :

    勇者可愛すぎだろ、尋常じゃないんだが

    95 = 92 :

    恵美「あっ、公園」

    「まだ、時間があるし、ちょっと休憩していかないか?」

    恵美(き、きたー!!!!)

    恵美「ええ、そうしましょう」



    「…」

    恵美「…」

    (いつもお喋りのくせに…今日は静かだな)

    恵美(ま、まだかしら?)

    96 :

    3つのスレでそれぞれ別のやつのタイトルパロディってるのか
    よくやるわ

    97 :

    相変わらずこの人の勇者は可愛い。アニメのキレ顔が嘘のようだ。

    98 = 92 :

    「星綺麗だな…」

    恵美「エンテ・イスラの方が綺麗だけどね」

    「そ、そうだな」


    恵美(って、私なにを言ってるのよおおおおお!)

    恵美(せっかくこいつが雰囲気を作ってくれそうだったのに)

    99 = 92 :

     
    ………


    (ずっと黙ってるな…調子悪そうだし帰るか)

    「そろそろ帰るぞ。みんな心配するかもしれんしな」

    恵美「あっ…うん」

    恵美(あ、あれ?)

    恵美(真奥…プロポーズは?)

    100 = 92 :

    恵美(あっ、もしかしてこの服が気に入らなかったから?)

    恵美(美容院にいったんだけど、もしかして失敗しちゃってたとか?)

    恵美(大人っぽく見られるから、ポニーテールにしてみたんだけど、好みじゃなかったから?)

    恵美(いつもより甘めの香水付けてたんだけど、合わなかったから?)

    恵美(それともさっき雰囲気作りを邪魔しちゃったから?)

    恵美(もしかして、私に幻滅しちゃったとか?)

    恵美(…)

    恵美(あ、あれ?何で私…泣いてるんだろう…)

    恵美(おかしいな、涙が止まらない)


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