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    元スレ苗木「クラスの女子全員に告白した結果」

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    1 :

    ―モノクマ劇場―

    モノクマ「このSSはまだ割と平和だった頃の希望ヶ峰学園を舞台にしているよ。コロシアイ学園生活なんてものは暗黒空間に飲み込んでおいたぜ」

    モノクマ「ところで、罰ゲーム告白ってあるよね?実はボクも昔それでクラスの嫌われ者に告白するハメになったんだよ」

    モノクマ「やつはボクの告白に対してOKしてきたけどね。すぐに罰ゲームだってバラしてやったけどね。うおんうおん泣いて気持ち悪くて余計に嫌われ者キャラになったけどね」

    モノクマ「で、それから時は流れて今度はボクが便所サンダルを履いたとある超高校級の才能を持つイケメンに告白されたんだけど…断っちゃった」

    モノクマ「だって、罰ゲーム告白かも知れないんだよ?OKしたらあの時の嫌われ者みたいに笑いものになるだけかも知れないじゃないか。人を呪わば穴二つって言うしね」

    モノクマ「そしてボクは気づいたのさ。これから先ボクは誰の告白に対しても真摯に受け止めることはできないって」

    モノクマ「人の信頼を裏切る行為を遊び半分でする人は、他人を信じる気持ちをなくしてしまうのです」

    2 = 1 :

    葉隠「暇だからみんなでババ抜きするべ」

    苗木「ババ抜き?面白そうだね」

    桑田「ババ抜きか。ただ勝負するだけじゃ詰まらないから、何か罰ゲーム用意しようぜ」

    「上等だコラ!男は黙って一本勝負!負けたら即罰ゲームだ!」

    石丸「学校でゲームをするのは言語道断だが…兄弟が言うのなら仕方ない。それに賛成だ!」

    十神「下らん。どうして俺が凡人の遊びに付き合わなければならない」

    山田「十神白夜殿。まさか勝つ自信がないのでは?」

    十神「なにぃ?」

    桑田「いいよ別に。こんなやつ放っておいてオレたちだけでもやろうぜ」

    葉隠「そうだべ。女子はこの場にいないから男子だけでやるべ」

    「おう。男同士の対決ってわけだな。あ、ってことは参加しないやつは男じゃねえな」

    十神「キサマら!!……いいだろう。この十神白夜をゲームに参加させたことを後悔させてやる!」

    山田「煽り耐性ゼロですな」ボソッ

    十神「何か言ったか?」

    山田「いえ、なにも」

    3 = 1 :

    苗木(こうして、ババ抜きをすることになったんだけど……)

    桑田「よっしゃー!あがったー!」

    十神「チッ二位あがりか。まあいいだろう。どうせただの遊びに過ぎん」

    山田「負け惜しみ乙。頂点取れなくて残念だったでござるなwwwwコポォwwwwでは、引きますぞ……おぉ!あがりしましたぞ」

    石丸「うーむ……みんな順当にあがって…あ、僕もあがりだ」

    葉隠「俺の占いだとここであがれるはず……よし、きた!」

    「よっし!あがった!っぶねー!危うく最下位になるところだったぜ」

    苗木「負けた……」

    山田「【悲報】苗木誠殿ババ抜きで敗北。罰ゲーム決定」

    十神「ツキのない超高校級の幸運とかただの凡人だな」

    苗木「ね、ねえ。本当に罰ゲームするの?」

    「苗木よぉ。男に二言はないはずだぜ」

    4 = 1 :

    桑田「ここは一位になったオレが罰ゲームを決めるってことでいいな?……そうだな。定番の罰ゲーム告白ってのはどうだ?」

    苗木「ば、罰ゲーム告白って……ちょっと待ってよ!」

    桑田「よし、クラスの女子全員に告白してこい」

    苗木「全員って…できるわけがない」

    桑田「ちなみに、告白をOKした女子にはゲーム終了つまり、全員に告白し終えるまでネタ晴らしは禁止な!」

    苗木「何そのルール!?」

    桑田「だって、その方が面白いし。大丈夫断られればその場でネタ晴らしできるって。へーきへーき大丈夫だって」

    苗木「確かに…ボクがフラれて済むならそれでいいかもいいや。こういう目に合うのはもう慣れてるし」

    5 = 1 :

    苗木(半ば強引に罰ゲームの内容が決定されてしまった……ここで待っていれば告白する相手を連れてきてくれるって話だけど…)

    舞園「苗木君?」

    苗木「ま、舞園さん!?」

    舞園「何驚いているんですか?私に話があるって聞いてきたんですけど」

    苗木(い、いきなり舞園さんか…舞園さんは超高校級のアイドルとして入学したから、在学中に男子と付き合ってアイドルの格を落とすことはできないはず。フラれることはほぼ確定だからある意味気楽かな)

    苗木「舞園さん…実はボクずっと前から……」

    舞園「ありがとうございます!私も同じ気持ちです!」

    苗木「ボクまだ何も言ってないよ!!」

    舞園「エスパーですから」

    苗木「いや、エスパーだとしてもね、そういうことはボクの口から言わないといけないことだから分かってても黙って聞いててよ」

    舞園「はい。では、お願いします」

    苗木(調子狂うな…あ、あれ?さっき舞園さんの返事は……)

    6 = 1 :

    舞園「もう!何考え込んでいるんですか!あんまり待たせないでください!」

    苗木「あ、うん。ボクは舞園さんのことが好きだったんだよ!(迫真)」

    舞園「アイドルとしてまだやりたいことが沢山あるから恋愛はずっと我慢しようって思ってたのに」

    苗木「なんかごめん」

    舞園「苗木君はズルいです。苗木君に告白されたら断れる訳ないじゃないですか」

    苗木「いや、本当にごめん。言い訳かも知れないけど悪気はなかったんだ」

    舞園「さっきから何謝っているんですか?今日の苗木君なんか変です」

    苗木「あ、もうこんな時間。そろそろ行かないと。じゃ、じゃあこの話はまた後でじっくりしよう」スタコラサッサ

    舞園「あ、苗木君待って下さい……行っちゃった」

    8 :

    誠氏ね待ったなし!

    9 = 1 :

    桑田「よし。苗木死のうか。とりあえず、金属バットで殴る刑で」

    苗木「桑田クンが言い出したことなのに凄い理不尽!!」

    石丸「コラ!苗木くん!高校生が交際するなんて不健全ではないか!」

    「オメーは罰ゲームの意図理解してなかったのかよ!」

    石丸「ぼくは告白って言うもんだから、てっきり誰にも言えない秘密を打ち明けるものだと思ってたんだ!」

    葉隠「救いようのない鈍感だべ」

    山田「鈍感というより俗っぽさがなさすぎて世捨て人の領域ですぞ。今流行りの仙人系男子?」

    10 :

    ちーたんも女子枠なのか

    11 = 1 :

    苗木「ねえ。もうこれで終里でいいんじゃないかな?」

    桑田「いいや。OKを貰ったとしても全員告白するまで続行するのが筋ってもんだろ!後8人残ってるぞ!」

    苗木「そんな困るよ。それじゃボクがただの浮気者じゃないか」

    十神「浮気者?どういうことだ?一夫多妻制が普通じゃないのか?十神家では代々当主が世界中の女に次期党首候補を生ませるのが慣例になっているはずだが」

    苗木「十神クンの家とボクらを一緒にしないでよ…」

    山田「もうハーレムルートでいいんじゃないかな?(適当)」

    「おい、そろそろ次の女子が来る時間じゃねえか?」

    桑田「そうだな。よし、苗木行ってこい!」

    苗木「はぁ……」

    12 :

    ちーたん攻略俺歓喜

    13 :

    破滅しか見えない

    14 :

    何でこのもやし野郎がモテるんだよ

    15 = 1 :

    不二咲「あのぅ……苗木君?話ってなぁに?」

    苗木(よりによって不二咲さんだよ……不二咲さんは女子の中で純粋な方だし、騙すのは気が引けるなあ…)

    不二咲「なんで黙ってるの……もしかして苗木君怒ってる?ご、ごめんなさい」

    苗木「違うよ。不二咲さんに対して全然怒ってないよ!怒りたいのはあのアポだよ!」

    不二咲「なんかよくわからないけど、よかったぁ。苗木君は怒ってないんだね」

    苗木「あのさぁ…」

    不二咲「ん?」

    苗木「ボクは不二咲さんのことが好きなんだよ」

    不二咲「…………?……工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工」

    苗木「そんなに驚かなくても…」

    不二咲「ほ、本気なの?」

    苗木「そうだよ」

    16 = 1 :

    不二咲「あわわわわ…ご、ごめんなさい。苗木君と付き合うなんて出来ないよ……だって……」

    苗木「ああ、そうなんだ。急に呼び出してごめんね。それじゃあボクはいくね」

    不二咲「軽っ!……じゃなくて、ちょっと待ってぇ」

    苗木「どうしたの?ボクと付き合えないんだったら、それでこの話は終わると思うけど」

    不二咲「付き合えない理由は聞かないの?」

    苗木「うーん…それって単純にボクのことが好きじゃないからだよね?もし、他に理由があったとしても多分言いにくいことだろうし、深く聞かないよ」

    不二咲「そ、それじゃダメだよ!!」

    苗木「えっ」

    不二咲「苗木君が勇気を出して告白してくれたのに、自分だけ秘密を隠したままだなんて……そんなんじゃいつまでたっても変われないと思う」

    苗木「あ、うん。へーそうなんだ(無関心)じゃあ一応理由聞くよ」

    不二咲「実は……男なんだ」

    苗木「ファッ!?」

    不二咲「ぼくは女子の格好しているけど男なんだ!」デデドン

    苗木「これマジ?」

    17 :

    ちーちゃんはok

    18 = 1 :

    不二咲「だ、だから…苗木君とは付き合えないんだ。ごめんねぇ」

    苗木「そっか。でも性別なんて関係ないよ(どうせ罰ゲーム告白だし)」

    不二咲「え…引かないの?」

    苗木「引かないよ。むしろ逆に不二咲さんが男子で良かったって思ってるよ」

    不二咲「あっ…(察し)」

    苗木「このことは皆には内緒にしておいた方がいいよね?(後ろで聞き耳立ててる男子達にはもうバレてると思うけど)」

    不二咲「そうなんだ……苗木君ってそっちの趣味が……なら大丈夫かな?」

    苗木「不二咲さん?」

    不二咲「やっぱり、ぼくは苗木君の告白受けるよ!」

    苗木「」

    19 = 17 :

    ガタッ

    20 = 1 :

    苗木「どうしてこうなった……」

    桑田「まあ、なんだ。ドンマイ」

    十神「あ、ありえん……あいつが男だなんて、この俺が今の体型を維持できないくらいにありえん」

    「マジかよ…あの女…いや、あいつは男だったのか」

    山田「NEGMKT殿はホモ」

    苗木「それは違うよ!」

    葉隠「大丈夫。俺の占いだと不二咲っちは女って出ている。俺の占いは3割当たるから、不二咲っちの3割は女で構成されているべ!」

    苗木「意味わかんないよ!」

    石丸「だが待って欲しい!男子が女子の制服を着るのは校則違反じゃないのか!」

    山田「二次元の世界では女子高に男の娘が入るのは日常茶飯事なので、許されるはずぞ」

    石丸「そういうものなのか?」

    山田「そういうものですぞ。石丸清多夏殿はまだまだ勉強が足りませんな」

    石丸「ぐぬぬ。すまない。僕が勉強不足だったばっかりに……」

    苗木「なんかもうどうでもいいや。とっとと全員に告白して早く終わらせよう(諦観)」

    21 = 14 :

    苗木はこんなゴミみたいな性格じゃないぞ

    22 :

    >山田「NEGMKT殿はホモ」

    >苗木「それは違うよ!」

    ホモは嘘つき

    23 = 1 :

    大神「苗木!我に何の用だ?」

    苗木(大神さんは好きな人がいるはずだから、絶対に告白は成功しないはず……三股回避余裕でした)

    苗木「うん。実はボクは大神さんのことが好きなんだ」

    大神「なぬ!」

    苗木「でも…大神さんにはケンイチロウさんがいるよね……」

    大神「それはそうだが…」

    苗木「だから諦めるよ……でも、気持ちだけでも伝えておきたかったんだ」

    苗木(よし、完璧。ミッションコンプリート。後はネタ晴らしをすれば終われる)

    24 :

    さくらちゃんにこんなことしたら男子全員死亡だな

    25 :

    苗床にみえたわ

    26 = 1 :

    大神「苗木よ……我がお主の告白を受けないと勝手に決めておるようだが、そんなことはないぞ」

    苗木「え」

    大神「前にも話をしたはずだ。苗木とケンイチロウがよく似ていると……」

    苗木「まさか」

    大神「我のケンイチロウへの想いはもう届かぬのかも知れん。初恋はこの胸の中に思い出としてしまって、新しい恋をするというのも悪くはない」

    苗木「え、ちょ、そ、それでいいの?」

    大神「相手は誰でもいいというわけではない。実は苗木にケンイチロウの面影を見出した時から既に我の胸はときめいていた」

    苗木(終わった)

    大神「我は女であることを捨て、武術に身をおいた手前…苗木にこの気持ちを伝えると迷惑がかかってしまうのではないかと思い、ずっと言えなかった」

    大神「だからこそ、我は苗木が告白してきてくれて嬉しく思うぞ!!!」

    苗木「ハハ…そうなんだ……」

    苗木(罰ゲーム告白だってバラしたら絶対に殺される……)ガクブル

    27 = 1 :

    苗木「………………」

    「な、苗木…そ、そのまあ気にすんなって。その内いいことあると思うぜ…ハハハ」

    十神「やめておけ。やつの精神はもう再起不能状態だ」

    葉隠「な、なあ。これって下手したら俺たち全員オーガに…」

    桑田「や、やめろぉ!それ以上は聞きたくない!」

    「元はと言えば桑田!テメーがこんな罰ゲーム提案したんだろうが!責任取れ!」

    桑田「んだと!大和田だって面白がって見てたじゃねえか!止めなかった時点で同罪だ!コラ!」

    石丸「キミたち!やめるんだ!言い争ったところで何も問題は解決しないぞ!」

    山田「私にいい考えがある!」ピロリン

    十神「いい考えだと?フン。話してみろ」

    28 = 1 :

    苗木(山田君の作戦で本当にうまくいくのかな……失敗したときのリスクが大きすぎて正直不安だよ)

    戦刃「苗木君……私に何か用?」

    苗木「戦刃さん…実は困ったことがあって……」

    戦刃「困ったことって何?私でよければ相談に乗る」

    苗木「うん……実は今ボクは罰ゲーム告白ってのをやらされているんだ」

    戦刃「……ば、罰ゲーム告白って言うと……もも、もしかして私を呼び出した理由って……」

    苗木「ごめん。クラスの女子全員に告白しろって言われてたんだ…」

    戦刃「そうなんだ……」

    苗木「それで困っているって言うのは……ボクは戦刃さんが一番好きなのに既に他の女子にOKを貰っちゃったんだ」

    戦刃「!!!!!!!」

    29 = 17 :

    ひでぇ

    30 = 22 :

    先に言っとく 誠死ね

    31 = 1 :

    戦刃「な、な、苗木君……?今、私が好きって……」

    苗木「そうだよ」

    戦刃「本当に!?嘘じゃない??嘘付いたら手榴弾1000個飲ます……」

    苗木「ほ、本当だよ。だから、他の女子にOK貰って困ってるんだよ」

    戦刃「誰にOK貰ったの?」

    苗木「今のところ……舞園さんと不二咲ク、さんと……大神さん」

    戦刃「あー……それは確かに困る……」

    苗木「きっと罰ゲーム告白で嘘ついたことがバレたら大神さんに殺されちゃうよ」

    戦刃「……苗木君は本当に私のことが好き?」

    苗木「本当だよ!嘘じゃない!」

    戦刃「わかった。大神さんが相手でも苗木君は私が守る」

    苗木「ありがとう戦刃さん!」

    32 = 17 :

    さすがに苗木死ね

    33 :

    むくろちゃんがかわいいから許す

    34 = 1 :

    苗木「ふぅ……これで、もしもの時の安全策は一応取れたけど、これで良かったのかな」

    山田「苗木誠殿が生還する道は2つ。1つは大神さくら殿と付き合って他の女子からの怒りから守ってもらうこと。もう1つの道は戦刃むくろ殿と付き合って同様に守ってもらうこと」

    葉隠「オーガと戦刃っちとどっちを選ぶかって話だべ」

    苗木「やっぱり、こんな騙すようなこと良くないよ。今からでも正直に話して謝れば許してくれるかも…」

    桑田「アホか!お前自分から死ににいくつもりか!!それに罰ゲームが終わるまではネタ晴らしは禁止だ」

    石丸「でも今回の場合どうなるんだ?先に罰ゲームだってバラしているじゃないか!」

    十神「戦刃が一番好きだって言ったのが嘘だったってことにすればいい」

    苗木「それじゃ今度は戦刃さんに殺されちゃうよ!」

    山田「むふふ。ドキ☆ヤンデレだらけのハーレムルート並に地雷処理が大変なことになってきましたな」

    桑田「とにかく、身の安全は確保されたから次行くぞ」

    35 :

    そういえば昨日あった、苗木「絶望チャット」ってスレどうなったか知ってる人いる?

    36 = 1 :

    セレス「苗木君?私に何の用ですか?」

    苗木(セレスさんは異性の好みの基準が高そうだし、ボクなんか相手にするはずないな)

    苗木「セレスさん。ボクは君のことが好きだ」

    セレス「はい?今なんとおっしゃいましたか?」

    苗木「え…だから……」

    セレス「下賎な存在の苗木君が身の程を知らずにこのわたくしに好きと?」

    苗木「えー…告白しただけでそこまで言われるの?」

    37 = 17 :

    >>35
    霧義自殺

    38 = 1 :

    セレス「いいでしょう。その勇気に免じて…苗木君の告白を承諾いたしましょう」

    苗木「はい?」

    セレス「二度同じことは言わせないでくれますか?苗木君の告白を受けると言っているのですよ」

    苗木「はあ…」

    セレス「あまり嬉しくなさそうですわね」

    苗木「いや…なんか意外な展開に…」

    セレス「これで苗木君はCランクのナイトからBランクに昇格しましたわ」

    苗木(そういえばそんな設定あったな)

    39 :

    >>37
    死んだのが霧切だと決まったわけではない

    40 = 35 :

    >>37>>39
    サンクス

    41 :

    セレス「では早速参りましょうか?」

    苗木「え?どこに?」

    セレス「デートですわ」

    苗木「デート!?」

    セレス「ええ。わたくし達希望ヶ峰学園の生徒は希望の象徴。それに相応しい名前の船が丁度今夜出航するのです」

    苗木「初デートで船って…なんか嫌な予感がするけど」

    セレス「さあ。一緒に希望の船エスポワールに乗りましょうか。超高校級の幸運である苗木君を乗せればわたくしにツキが回ってくると思いますし」

    苗木「流石にそれは断るよ。どうしても連れていくんだったら希望厨の方の超高校級の幸運連れてってよ。船の名前を聞いたら泣いて喜ぶと思うよ」

    42 = 41 :

    苗木「ふぅ…危ないギャンブルに参加させられるところだった…」

    葉隠「エスポワールなら俺も乗せられかけたことがあるべ」

    山田「ざわ・・・ざわ・・・」

    苗木「葉隠クンも大変だね」

    葉隠「そう思うならこの書類にサインしてくれ」

    苗木「連帯保証人のサインじゃないか!やだよ!」

    葉隠「チッ」

    石丸「コラ!高校生が借金なんてしてはいけないぞ!」

    葉隠「俺はハタチだから問題ねーべ!」

    「そういやそうだったな」

    山田「20歳なんですけど。福祉…の大学?に通ってるんですけど」

    桑田「っつーか今のところ全員OKしてんじゃねえか!ふざけんな!」

    苗木「桑田クンが言い出したことじゃないか」

    桑田「うるせえ!とっととフラれろ!このアホ!アホアホアホアホアホー!!」

    43 :

    霧切さんは振りそう

    44 :

    霧切さんのデレが見たいです

    45 = 41 :

    朝日奈「苗木ー!アタシになんの用?ドーナッツくれるの?それとも別のプレゼントかな?」

    苗木「何でボク=プレゼントみたいな図式が成り立ってるの!?期待しても何も用意してないよ!」

    朝日奈「なんだー。残念…ってことはなにか別の用事でもあるの?」

    苗木「うん。朝日奈さんに告白しにきたんだ」

    朝日奈「え!?」

    苗木「朝日奈さん。好きだよ」

    朝日奈「……………」

    朝日奈「ああ!この前、苗木に頼んだ告白の練習のやつ?そうならそうって最初から言ってよもう!」

    苗木「それは違うよ!ボクの気持ちは本気だよ!」

    朝日奈「ウソ……」

    苗木「もう一回言うよ。ボクは朝日奈さんが好きだ!」

    朝日奈「あ、あはは。ゴメン。ちょっと頭が混乱してきた。ちょっと考えさせてくれないかな?」

    苗木「わかった。待ってるよ」

    46 = 43 :

    さくらちゃんに殺されます

    47 :

    (オマエラ腐川の事も思い出してやれよ…)

    48 = 43 :

    断る人いて良かったな

    49 = 41 :

    山田「むむ。ここに来てまさかの保留……!戦績は5勝0敗1分ってところですかね」

    「オイ!苗木!テメーッ!告白の練習ってどういうことだ!」

    苗木「前に朝日奈さんに頼まれたことがあったんだよ。ボクを相手に見立てて告白の練習をするってのを」

    山田「それなんてエロゲ?」

    「その手があったか…そうすりゃ俺も告白の時に怒鳴る癖なくなるはずだ!」

    桑田「告白なんて軽くやっちまえばいいんだよ」

    「るせえ!それができねえから苦労してんだろうが!」

    苗木「そろそろフラれないかな。ネタばらしできたらどんなに気が楽か」

    山田「誠死ね」

    十神「つべこべ言わずにとっとと行ってこい。次の相手が来るぞ」

    50 :

    >>47
    とがみがいる時点で振られるに決まってるからな


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