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    元スレ恒一「クラスの女子生徒が幼女化する現象!?」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - Another + - アナザー + - オールスター + - 見崎鳴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ※パラレルだと考えておかしいとこあっても目を瞑っていただけると幸いです

    「こらー!こういちくんからはなれなさいよ!」

    「……や」プイッ

    「な、なんですってー!」

    恒一「こらこら、仲良くしないとダメだよ二人とも」

    「だってみさきさんばっかりずるい!」

    「……」ベー

    「むきー!」

    恒一「こ、こら見崎ダメだよそんなことしたら!」

    3 = 1 :

    恒一(しかし……)

    「うぇぇぇぇん!!」

    杉浦「あらあらどうしたの恵ちゃん?」

    「ゆみちゃんが・・・グスッ、ぶったの」

    「あぁ!?ちょっとこづいただけだろ?それなのにぴーぴーなきやがって」

    4 = 1 :

    杉浦「くぉら!駄目でしょ叩いたりしたら!」

    杉浦「ほら、ちゃんと謝って」

    「……ん…なさい」

    杉浦「もっと大きな声で!」

    「あぁもうごめんなさい!」

    「……うん、いいよっ!」ニパー

    恒一(どうしてこうなった)

    5 = 2 :

    名前書いてくれないと分かりにくい

    6 = 1 :

    ~一週間前~

    桜木「きりーつ、礼」

    「さようならー」

    恒一(今日は見崎来なかったな)

    恒一(最近はちゃんと来てたのにどうしたんだろう)

    美神「榊原くん」

    恒一「?はい、なんでしょう」

    美神「これ、今日配ったプリントなんだけど見崎さんに届けてくれるかしら?」

    恒一「分かりました」

    恒一(様子も見に行きたかったし好都合だ)

    8 = 1 :

    恒一「取り敢えず前教えて貰った携帯電話の方に電話してみるか」

    トゥルルルルル…

    トゥルルルルル…

    恒一「……中々出ないな」

    ガチャッ

    「……もしもし、榊原、くん?」

    恒一「あ、ごめんね突然」

    恒一「もしかして寝てたりしたかな?」

    「うぅん、そんなことはない、けど」

    9 :

    >>7
    まあ名前はうん

    10 = 1 :

    >>6
    美神? 三神◯

    恒一「今日はどうしたの?風邪とか?」

    「ちょっと、ね……」

    恒一「今日配られたプリント届けようと思うんだけど今から大丈夫?」

    「………」

    恒一「見崎?」

    「………でも、榊原くんなら」

    恒一「え?」

    「いつもの場所で待ってるから」

    ガチャッ…ツーッツーッ

    11 = 1 :

    『夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。』 地下~

    恒一(いつもの場所と言われて来てはみたものの)

    恒一(見崎はどこにいるんだ?)クイクイ

    恒一「あ、見崎・・・・ッ!?」

    それは 中学3年生と言うには

    あまりにも小さすぎた

    小さく 平たく 軽く

    そして 幼すぎた

    それは 正に 小学生だった

    12 = 9 :

    元から平たいような気も

    13 :

    >>12
    無いものの話はよせ!

    14 = 1 :

    恒一(小さい子だ……小学2、3年くらいかな?)

    恒一(でもこの顔は……)

    恒一「……もしかして、見崎?」

    「………」コクコク

    恒一「なんだってこんな事に……」トゥルルルルル

    恒一「あれ?赤沢さんからだ」

    15 = 1 :

    恒一「はい、もしもし?」

    赤沢「もしもし恒一くん?今、見崎さんと一緒にいるわよね?」

    恒一「え?う、うん」

    赤沢「急で悪いんだけど今から見崎さんを連れてイノヤに来てくれないかしら?」

    恒一「見崎と一緒に……?」チラッ

    「………」

    恒一「えっと、それは僕だけじゃ駄目なのかな?」

    赤沢「……見崎さんなんだけど」

    赤沢「もしかして小さくなってないかしら?」

    16 :

    支援

    17 = 1 :


    恒一「!……なんでそれを?」

    赤沢「…やっぱりそうなのね」

    赤沢「詳しいことは後で説明するわ」

    赤沢「兎も角イノヤになるべく急いで来てね、じゃ」ガチャッ

    恒一「ちょ、ちょっと赤沢さん?」

    恒一「はぁ、一体どうなってるんだよ……」

    「……」ジー

    恒一「じゃあ、一緒に来てくれるかな?」

    「……うん、わかった」キュッ

    恒一(か、可愛い……!)

    18 :

    しえん

    20 = 18 :

    しえん

    21 = 1 :

    その後小さくなった見崎とイノヤに向かった

    道中霧果さんはどうしたのか聞いてみると、小さくなった見崎の姿を見て鼻血を流しながら卒倒したらしい

    放っておいて大丈夫なのか聞いてみると、まぁ大丈夫だろうとの事だった

    本当に変わった親子である

    イノヤに着く直前から見崎の様子がおかしくなった

    聞いてみるとどうもみんなに今の姿を見られるのが恥ずかしいらしい

    それも仕方ないだろう、だって…

    恒一(ゴシックロリータ、だもんなぁ……)

    22 = 1 :

    見崎の今着ている服は彼女の家に飾ってあるドールが着ているようなゴスロリ服だった

    決して似合っていないわけではない

    寧ろ見崎の雰囲気と合いすぎて見崎が本物のお人形さんみたいであった

    本人曰く今の体に合う服ですぐに出して来れそうな服がこれしかなかったそうだ

    服の方は霧果さんのお手製らしい

    幸い道中では人通りが少なかった為衆目に晒されることは無かったが流石にクラスメイトにこの格好を見せるのは抵抗があるのだろう

    遂には僕の後ろに隠れてしまった

    24 :

    さすが霧果さんやな

    25 :

    寧ろ鼻血出しながら卒倒する霧果さんの画像はよ

    26 = 1 :

    ~イノヤ~

    イノヤでは赤沢さんと杉浦さん、そして何処から話を聞きつけたのか勅使川原と望月までいた

    勅使川原「いよぅサカキ!」

    恒一「…なんでいるのさ?」

    勅使川原「いやぁ、今日は午前中授業で午後から暇だったんで望月とぶらぶらしてたら赤沢達に会って」

    恒一「それでついてきた訳か……」

    赤沢さんを少し恨めしい目で見たものの、本人は仕方ないじゃないという感じで肩を竦めるのみだった

    赤沢「遅かったわね……見崎さんは?」

    恒一「あー……、ほら見崎、出ておいでよ」

    「………///」コソッ

    全員(か……)

    全員(可愛い!!)

    27 = 1 :

    恒一「3年3組の呪い?」

    赤沢「そうよ」

    恒一「そのせいで見崎がこうなったと?」

    赤沢「えぇ」

    恒一「そんなバカな……と言いたいところだけどこう本当に見せられると信じざるを得ないね」

    赤沢「話が早くて助かるわ」

    恒一「でもなんだってこんな事が?」

    赤沢「……15年前の3年3組にね、『ミサキ』という子がいたの」

    赤沢「なんでも文武両道、おまけに容姿端麗の子だったらしいんだけどね」

    赤沢「ある日不慮の事故だか病気だかで亡くなったそうなの」

    赤沢「彼の死をみんなが悼んだらしいわ」

    29 :

    杉浦さんのエプロン姿似合うだろうなー

    30 = 1 :


    赤沢「それでね、その年の卒業写真にね、写ってたらしいの」

    赤沢「『ミサキ』が……ね」

    赤沢「そして、その翌年の3年3組でそれは起こった」

    赤沢「ある女生徒がある朝目を覚ますとね……小学生の頃の姿に戻っていたのよ」

    恒一「いやいやいやいや!」

    31 = 18 :

    みさき君関係ねえwwwww

    32 = 19 :

    ミサキロリコンか

    33 = 1 :

    赤沢「あら?何か分からないところでもあった?」

    恒一「いや色々とおかしいでしょ!?話も飛び過ぎだし!」

    杉浦「まぁどう考えてもおかしいのには同意なんだけどね……」

    恒一「なんでこんな漫画みたいなことが起こるのさ!?」

    「あるひとがおしえてくれたわ……」

    「これはそういう『現象』なんだって」(キリッ

    全員(可愛いなぁ……)

    35 :

    どうでもいいけど、始まりの三組は26年前じゃね

    36 = 1 :

    >>35
    ホントだなんで間違えてるんだ俺

    赤沢「……こほん、取り敢えず私達対策係がこの現象について伝え聞いていることは」

    赤沢「この現象が『ある年』には周期、及び対象となる女子生徒はランダムで女子生徒が幼女化していく」

    恒一「幼女化?男子生徒がなったことはないの?」

    杉浦「それが不思議なことに過去一度も男子生徒が小さくなったことはないらしいのよねぇ……」

    赤沢「幼女化する生徒は朝目が覚めたら幼女化しているみたいね」

    恒一「幼女化してしまった生徒はどうなるの?」

    赤沢「一応卒業すると解ける……みたいよ」

    恒一「そんな……みたいって?」

    杉浦「現象を止める方法があるのよ」

    恒一「それはどうするの?」

    赤沢「見つけ出すのよ…クラスに紛れ込んだ『ミサキ』をね」

    37 = 34 :

    止める方法は強制的に処女喪失して大人になるんですね、わかります

    ただし男子は死に返す

    38 :

    ちっちゃいかわいい

    39 = 1 :

    恒一「それは…どういう……?」

    赤沢「私は霊とか呪いとかあまり信じるほうじゃないんだけれど」

    赤沢「死んだ『ミサキ』の悪霊がクラスの誰かに取り憑いているらしいの」

    赤沢「取り憑かれてる方は自覚もないみたいなんだけどね」

    赤沢「けどその生徒に『ミサキ』であることを指摘すると『ミサキ』の方が表に出てくるらしいわ」

    赤沢「で、当の『ミサキ』に謝らせれば現象は止まるみたいよ」

    恒一「そんな……めちゃくちゃじゃないか」

    40 = 1 :

    杉浦「確かにめちゃくちゃだけど現に今まで全部この方法で止まってるのよ、現象は」

    赤沢「それに私たち自身伝え聞いているはさっき言ったことで全部」

    赤沢「止め方と大体の概要しか聞いてないの」

    恒一「そっか……死者の見分け方、みたいなのはないの?」

    杉浦「あったような話も聞いたけど……」

    赤沢「わからないわ」

    「………」

    41 = 29 :

    これは止めなくて良いな

    42 = 1 :


    勅使川原「しっかし噂には聞いてたけど本当に起こるとは思わなかったぜ」

    勅使川原「見崎がこんなちんちくりんになっちまうとはな!」ウリウリ

    「むっ……こどもあつかいしないで」ペシッ

    望月「でも凄く可愛いよね、服も似合っててお人形さんみたい」

    恒一「二人とも呑気なものだね、クラスメイトが大変な目に合ってるのに」

    勅使川原「だって俺達男だから関係ねーもん」

    望月「だよね、止め方も分かってる訳だし」

    赤沢「あ、そうそう言い忘れてたけど」

    43 = 28 :

    片っ端から決めつけていけば即日解決じゃね?

    45 = 1 :

    赤沢「『ミサキ』が取り憑いてたのは今まで全員男子だったらしいわ」

    赤沢「もしかしたらあなた達の誰かがミサキかもしれないわね……?」

    勅使川原「お、おいおいやめろよ赤沢!」

    46 = 1 :

    恒一「あれ?じゃあクラスの男子に手当たり次第お前はミサキだって指摘すればいいんじゃないの?」

    杉浦「勿論過去に試したらしいわ。実際何年かはそれで解決したみたいなんだけどね……」

    赤沢「ある時からそのやり方ではミサキは出てこなくなったの」

    恒一「なんで?」

    赤沢「さぁ…理由はわからない」

    赤沢「それでね、今度必要になったのは『ミサキを完全に屈服させること』」

    勅使川原「完全に屈服させるぅ?」

    47 = 1 :

    杉浦「手当たり次第のやり方で出てこなくなった年の対策係がね、その年のミサキを彼がミサキだという証拠を徹底的に集めて彼を問い詰めると、ミサキは出てきたらしいわ」

    恒一「つまりミサキ本人が認めざるを得なくなる状況を作ってから指摘する必要があるってこと?」

    赤沢「そういうことになるわね」

    望月「でもさ、じゃあ今までの対策係が集めてた証拠のメモなりなんなりを見ながらクラスを観察してたら結構すぐに分かるんじゃない?少しくらい残ってるんでしょう?」

    杉浦「そうだったらよかったんだけどね……」

    48 = 28 :

    江藤さんに征服されてぇなぁ

    50 = 1 :

    赤沢「残ってないのよ、全く」

    杉浦「人為的に消されたかのように金輪際ね」

    恒一「そんな……じゃあ何も手がかりがない状態でクラスに混じったミサキを見つけろってこと?」

    「……てがかりなら、あるわ」


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