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元スレあずさ「アイドルがプロデューサーを殺したんだ」

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タグ : - アイドルマスター + - ジョジョ + - 三浦あずさ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

代行

2 :

代行ありがと
用事できたから落としてちょうだい

3 :

代行ありがとうございます



私は二十歳でアイドルになった

アイドルにしたら遅咲きと言われても仕方がない年齢だが、社長はそんな私を事務所に向かえ入れてくれた

しかし事務所は人手不足でマネージャーやプロデューサーは居なく、私や他の娘達もセルフプロデュースで頑張っていくしかなかった

レッスンに飛び込みのオーディション

レッスンをいくら頑張ろうが私は結果を残せなかった

けどアイドルとしての道に迷いかけていた私の前に…彼が現れた

5 = 3 :

その男性はプロデューサーと名乗り、私の手を取り『トップアイドルになろう』と言ってくれた

最初はそこまでプロデューサーさんを信用していなかったんです

けれど彼が現れてから私は変わっていった

プロデューサーさんからレッスンのダメ出しをされ、そこを直そうと努力したら見違えるようにダンスも歌も上達した。

それに伴って今まで通らなかったオーディションも合格し、テレビに私が映し出される機会が増えた

初めてテレビに映った私の姿を観たら涙が出たのを今でも覚えています

6 :

誰がコマドリを殺したの

7 = 3 :

これで夢へ一歩近付いたんだと…

え? 夢ってなにかって?

私の夢は……ふふっ♪ 運命の人に出会う事です♪

色々なメディアを使えば運命の人に出会える確率が上がるんじゃないかと思ってまして

うふふ…不純な動機ですよね

けれどそのテレビ出演をきっかけに私はどんどん伸びていきました

ドラマのオファーやラジオ出演

CDを出せばトップテン入りは確実になっていきました

8 = 3 :

えぇ、全てプロデューサーさんのお陰です

この事をプロデューサーさんに言ったら『いえ、これはあずささんの力ですよ』ですって…

…その頃からですかね……私がプロデューサーさんを好きになっていたのは

テレビやラジオ、その他のメディアに取り上げられて嬉しかったんです

その嬉しさが最初とは変わっていました

『夢にまた一歩近付いた』って喜びじゃなく『これでプロデューサーさんの笑顔が見られる』って喜びへ

私何時も迷子になってしまうんです…けどプロデューサーさんは必ず私を迎えに来てくれる

なんか…王子様みたいだなって…

9 = 4 :

書き溜めなしか

10 = 3 :

…なんだか話が逸れてしまいましたね

それからは忙しい毎日でした

プロデューサーさんは嬉しい悲鳴と言ってましたけど…私はプロデューサーさんとゆっくりする時間が減ったので少し不満でした

そんな時急なオフが出来たんです

私は久しぶりのオフを満喫しようと友達へ連絡しようとしていました

けれどそんな時社長とプロデューサーさんが話してるのが聞こえたんです


『君も休みたまえ』


社長なりの労いだったんでしょうね

私はすぐさまプロデューサーさんに声をかけました


『一緒にお出かけしましょう』


最初は断られましたよ…今売れてきているアイドルが男とお出かけなんて危ないって

だけど衣装の買い付けっていう大義名分を使いなんとかプロデューサーさんを納得させました

…デートですね

11 :

初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、タ書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねぇ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

初春「結果スとして面白くないのは許せます。許せるだけで面白くはないんですが」

初春「パクリ二匹目のドジョウ百番煎じは許ケせませんね。書いてて恥ずかしくないんですか?」

初春「ドヤ顔してる暇があればとっとと首吊って死ねよ」

初春「まあ、一番の害悪はそういったSSを持テち上げてる人たちなんですが」

佐天「初春?」

初春「そうネットに書いてありました」

佐天「なんだネットか」

12 = 3 :

その日は楽しみ過ぎて寝付けませんでした

けれどいつの間にか眠ってしまったらしく、私は大量の目覚まし時計によって叩き起されました

遅刻しそうだったので急いで準備をし、家から飛び出しました……けれど家の前にはプロデューサーさんの車がありまして…


『迷子にならない様に迎えにきましたよ』


ですって

もう…顔が真っ赤になりましたよ…

そして私達は服を買いに街へ行きました

途中でお茶したりしながらゆっくりとした時間を過ごしてたんです

…手を繋ぎたいって気持ちを我慢しながらね

そして…そんな楽しい時間も終を迎えようとしていました

すっごい悲しくなってくるんです…これでデートも終わりかって思うと

少しでも楽しい時間を伸ばそうと私はプロデューサーさんに公園に行きましょうって誘いました

…夕焼けが綺麗でしたね

人も居なくて凄いロマンチックなムードでした

13 = 1 :

支援

14 = 3 :

私…安心しきったんでしょうね…気が付いたらプロデューサーさんの手を握っていました

気が付いた時に慌てて手を離したんですが…ふふっ♪ その時のプロデューサーさんの顔は真っ赤でした♪

そのままムードも相まってか…言っちゃったんです




『好きです』



プロデューサーさんは驚いてましたね

私も言っちゃったものは仕方がないと、誤魔化しの言葉を口に出さない様に俯いていました

そしてプロデューサーさんは俯いた私に言ったんです

15 = 3 :

...



『あずささんはアイドルで俺はプロデューサーです』



その後に続く言葉は私の告白を断る言葉でした

ショックでしたね

自信……あったんです

きっとプロデューサーさんも私の事が好きなんだって

ドラマや映画みたいに上手くいくんだって

だけど…そんな上手くいかないんですよね

私…気が付いたら泣いちゃってました

もう自分でも何がなんだか分かってなかったんだと思います

…抱き着いちゃったんです…プロデューサーさんに…

けど…それがダメだったんです

今でも後悔しています

17 = 3 :

抱き着いた瞬間を…写真に収められちゃったんです…

全て後の祭りでした

翌週のワイドショーや週刊誌で飛び出した文字






三浦あずさ熱愛発覚!相手はプロデューサー!?





事務所の電話は鳴りっぱなし

社長も小鳥さんも頭を抱えていました




『もっと早く手を打てればよかった』




社長が鳴りっぱなしの電話を目の前にしてよく言っていた言葉です

18 = 3 :

私はメディアへの露出を避け、家で一人寂しく引き篭る毎日

けれど…後悔はしていなかったんです

時間が全てを解決してくれる

解決されなくても私はアイドルを辞める覚悟を決めていましたし








…けど私は甘かったんです

売れ出し中のアイドルの熱愛報道はどんどんと増幅していき、報道の矛先はプロデューサーさんへと向けられていました

後から聞いたんですが、事務所に脅迫電話やプロデューサーさんの家が放火されかけた事もあったそうです

犯人は…私のファンの方々でした

けど謹慎中の私はそんな事は知らずに過ごしていました

19 = 4 :

というかスレタイからバッドエンドの臭いしかしない……

20 :

ハッピーエンドだといいな支援

21 = 3 :

プロデューサーさんにメールしたり

プロデューサーさんに電話したり

お気楽なものです

返ってくる返信は普段通りの優しい文面

電話越しのプロデューサーさんの声も普段通りの優しい声

このままでいればどんな事があっても私とプロデューサーさんは結ばれる運命だと思ってました

本当に馬鹿です……大馬鹿です

自意識過剰になっていたんでしょう

プロデューサーさんもきっと私を好きなんだ

私がアイドルって鎖で縛り付けられていて手出しが出来ないからそう言い訳したんだと…

勘違いしてました

一本の電話でそれを痛感しました

社長からでした

22 :

しえん

25 = 3 :

聞こえてくる話はしっかりと聞いていたんです

けど信じられませんでしたよ

信じられなかったですが…涙が止まらないんです…

だって…













プロデューサーさんが事務所を辞めただなんて

28 = 3 :

責任を全て被って辞めたそうです

社長も小鳥さんも必死に引き止めたそうですがプロデューサーさんの意思は強かったらしく、辞表を提出した翌日にはもう事務所に来なかったらしいです

電話も繋がりませんでした

メールも送った矢先に戻ってきました

私は事務所に向かおうと家を飛び出しました

ここでプロデューサーさんの車があれば綺麗な話でまとまったんですが…私を出迎えたのは大量のフラッシュと質問の嵐でした

あっけに取られた私は涙を流しながらそのフラッシュを浴び続けました



『プロデューサーさんとはどこまでいったんですか!!?』

『ファンの方々へ何か一言!!!』

『今後の活動はどうするおつもりですか!!!?』



確かこんな事を言われ続けた気がします

よく…覚えてないんです…

30 = 3 :

今思えば…それだけ注目される…それだけ私の人気が出てきていたって事なんですね

プロデューサーさんが最初に言った通り二人で出かけるのを止めておけば

あの時公園に行かなければ

私がアイドルにならなければ

後悔ばかりが私の頭を占領していました

そして恨んでいました

アイドルというものを

だって……アイドルがプロデューサーを殺したのだから

33 = 3 :

――――――――――――
―――――――
――――
――




高木「一応余熱は収まった…」

あずさ「…」

高木「…これからが大変だろうが…気を強く持ちたまえ…」

あずさ「…プロデューサーさんは…?」

高木「…電話で話した通りだよ」

あずさ「そう…ですか…」

高木「気持ちは分かるが耐えてくれたまえ…」

あずさ「……少し…少しでいいんです…時間をください…」

高木「…あぁ、分かった。 何かあったら連絡をくれたまえ」



私は何も言わずに一礼し、社長室を出た

34 = 3 :

黙ってデスクに座る小鳥さんは私の視線に気が付くと静かに頭を下げ、横に座る律子さんもつられて頭を下げてきた

落ち着き払った笑顔の小鳥さんの目の下には隈が出来ていた

律子さんにはその笑顔さえ無かったが、小鳥さんと同じく目の下に隈を作っていた



あずさ「ご迷惑を…お掛けしました…」



申し訳なさから私は頭を下げた



小鳥「そんな…気にしないでくださいあずささん」

律子「そうですよ、あずささんが気に病む事はありません」



頭を下げていて二人の表情は伺えなかったが、きっと無理をして笑顔を作ってくれていただろう

私は何も言わずに頭を上げ事務所から早足で逃げ出した

35 = 3 :

事務所の扉を開けるとそこには…美希ちゃんが立っていた



美希「…あんたのせいだ」



こんな表情の美希ちゃんは初めて見た

涙を流しながら私を睨み付けている



あずさ「…ごめんなさい…」



その言葉しか私の口からは出てこなかった



バシン



事務所前の踊り場に鈍い破裂音が響いた

36 = 4 :

まあそうなりますよね……

37 :

ババア

38 :

>>37
餓鬼は寝んねの時間だぜ?
消えな

39 = 3 :

その音を聞き付けてか、事務所から小鳥さんと律子さんが飛び出してきた

小鳥さんと律子さんは状況を把握していたかの様に、直様美希ちゃんを羽交い絞めにした



美希「離すの! そいつがハニーを辞めさせた! 皆が許せてもミキは絶対に許せないの!!」

律子「落ち着きなさい美希!」

小鳥「美希ちゃん!」

あずさ「…」



右頬がジンジンと痛む

私は涙を流す事なくその場から立ち去った

後ろからは美希ちゃんの怒号が聞こえてきたが私は脚を止める事は無かった

40 :

あずささんSS少ないよね

41 = 3 :

街を煌びやかに照らすネオンの明かりが私をここへ誘い出したのかもしれない

裏路地を頬を抑えながら歩く

プロデューサーさんなら『危ないから俺が付き合いますよ』と言って私の隣を歩いてくれたんだろうな…

ネオンの明かりが狭い裏路地の中に届かなくなった頃、私は寂しく光る看板の前まで来ていた

初めて訪れるお店

私はその淋しい光に引き寄せられていった

まるで一人ぼっちになってしまった自分と重ね合わせるかの様に



「いらっしゃいませ~」


落ち着いた店内にはJAZZが申し訳程度に流れていた

少し暗めで、大人の雰囲気に私は少し圧倒されていた

42 :

あずささん…幸せな結末を迎えてほしいのぅ

43 :

ですます調の統一だけ頼むよ

44 :

バーにいた黒人に輪姦されてアヘ顔ダブルピースビデオが送られてきたら読んでくれ

45 = 3 :

「こちらへどうぞ…って…あずささん…?」



薄暗くて私の名前を呼んだ男性の顔は見えなかったが、その声には聞き覚えがあった



あずさ「プ…プロデューサーさん…?」



ライトから照らされていない場所から現れたのは、アイドルの私が殺してしまったプロデューサーという男の人だった



P「なんでこんな所に…」

あずさ「あ…っ!」



反射的に抱き着きそうになった自分の身体を必死に押さえ付けた

感情的に動いてしまったあの事件以来トラウマとなってしまっているのだろう

46 :

47 = 3 :

あずさ「あ、あの…私…」



謝罪の言葉をプロデューサーさんに届けたい

その気持ちが先走ってか、それが私の喉に蓋をしてしまったかの様に声が出せなかった



P「…立ち話もなんですからどうぞお掛けになってください」



プロデューサーさんはそう言うとバーカウンターの中に入っていった

私は促されるまま椅子に腰掛けた



あずさ「…」



バーカウンターを挟んでプロデューサーさんが立っている。

今の状況を掴みきれていない私は俯いたまま彼の顔を見る事が出来なかった。

48 = 3 :

P「何か飲まれますか?」

あずさ「あ……何かオススメで…」



話し出す切っ掛けをくれたのは彼の好意だったのかもしれない

だが、私は当たり障りの無い返答しか出来なくてその好意を不意にした



P「…ではカシスオレンジで」



俯いてて彼の顔は見えないが、抑揚の無い声からきっと無表情だという事が感じ取れた

それに他人行儀な言葉遣いから私の心は締め付けられていた

苦しんでいる私を知ってか知らずか、プロデューサーさんは私の前にコースターを置き、その上に淡い紫色の液体で満たされたグラスを置いた

49 :

続けたまえくださいお願いします

50 = 3 :

P「どうぞ…」

あずさ「…」



声を掛けるタイミングが掴めない

グラスより上へ視線を移動出来ない

気が付いたら私は涙を流していた



あずさ「…うぅ…」

P「…」



そんな私にプロデューサーさんは黙ってハンカチを差し出してくれた

それをゆっくり受け取り、私はそのハンカチを顔に押し付けた

ハンカチからは懐かしい匂いがし、その匂いが私の涙腺を更に刺激した


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