ギャグなのかまじめな話なのかわからんな

～白糸台高校～

菫「……………」ｱﾀﾏｶｶｴ

淡「何をそんなに悩み苦しんでるんですか～？スミレ先輩」ｱﾜｯ

菫「淡か…。そりゃ苦しみもするだろう」ﾊｧ

淡「大丈夫だって。たかが麻雀をやらない事くらい」

淡「何の種目だろうが、私が高校百年生の実力で蹴散らしちゃいますから」ﾄﾞﾔｯ

菫「そううまくいけばいいがな…」

淡「も～何をそんなに心配してるの？天才は何やらしても天才って言うじゃん」

菫「…その台詞、ウチの先鋒を目の前にしても言えるか？」

淡「あー……」ﾀﾗﾘ

４

④

てるてる…

菫「…別に、三連覇とかは良いんだ。狙って出来るものでも無し」

菫「麻雀部が麻雀以外の勝負で勝つ事に、何の意味があるのか甚だ疑問だしな」

菫「ただアイツの作り上げられた完璧超人みたいなイメージが音を立てて崩れるのは余りにも不憫で…」

淡「まぁ、スミレも大概だと思うけどね」

菫「なんだと！？」

淡「まーでも大丈夫じゃない？さっき競技候補リスト見てたら『利きシャンプー』も候補にあったし」

淡「スポーツ系でもウチには筋肉担当の亦野先輩も居るんだから大丈夫ですって」ポンッ

菫「麻雀がしたい……」

～開会式～

姉帯「わーわー！雑誌やテレビで見た人がいっぱいだよー！」

胡桃「少しは落ちつきなって」

塞「そうか…ちょっと忘れてたけど、予選は普通に麻雀やってたんだから」

塞「ここに居るのは全部、麻雀が強い麻雀部の部員なんだよね…」

シロ「そうだね。多分ここには麻雀が強い人しか居ないと思うよ」

胡桃「麻雀だけは絶対にやらないから、そんな事に全く意味は無いけどね」

利きシャンプーｗ

塞「改めて、絶対何かおかしいよね…。勿体無いっていうか何ていうか…」

シロ「何もかもおかしいけど、それにツッコんだら負けだって話したでしょ？」ﾀﾞﾙｰ

エイス「ア。ダレカデテキタ！」

姉帯「！！！あ、あれは…！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


はやり「みんなーー！！はやりんだよーー☆！！」


　　　シーン………　　　どんよよよよーん………

ガキ使かよ

はやり「あれー？どうしたのみんな～？元気が足りないよー☆」


塞「…まぁそりゃあこんな反応になるよね」

胡桃「来てビックリしたけど、この空間の空気の澱み方尋常じゃないもんね」

胡桃「基本的に目が合ったら、お互いに同情の目と乾いた笑みを返すという」

シロ「ある意味凄く一体感はあるけど…落ち着く」ﾀﾞﾙｰ

エイス「モタレナイ！」ぷんすか

姉帯「わーわー！！はやりーん！！サイン書いてーーっ！！」ｷｬｰｷｬｰｯ!!!

塞「トヨネは優しいなぁ」

高校生クイズみたいだな

はやり「まぁまぁ気持ちは分かるけど、人生なんて理不尽な事の連続だから切り替えが大事だよ☆？」

はやり「麻雀が強い事と、女として幸せになるかは全くの別問題という事を証明してる某プロも居るんだからね☆！」

　　　　「「「「「「……………………」」」」」」」

はやり「うん。今こっち見た奴全員覚えとけよ☆」

はやり「コホン。だからはやりは、これを良い機会と捉えて麻雀以外の自分磨きをして貰いたいと思います」

はやり「『麻雀が強いからどうした』なんて言われない様にね！」


塞「少なくとも麻雀部でそれを言う人は居ないと思うけど…」

シロ「何かあの人から恣意を感じるなぁ…」

はやりんさんこえぇ……

胡桃「えーと、その後に行われたルール説明をまとめると」

胡桃「対戦は基本的に1vs1のトーナメント方式で行われて」

胡桃「試合形式は種目ごとでそれぞれ違う」

胡桃「例えば『バスケ』なら普通に5対5で試合をして勝敗を決めるし」

胡桃「『剣道』なら1対1を五回やって、勝ち星の多い方の勝ち」

塞「試合種目は毎回変更する。一回戦と二回戦で違う～とかじゃなくて」

塞「同じ一回戦でも、それぞれ全然別の事をやると。腕相撲やってる横の会場で百人一首やってると」

塞「今更だけど言わせて。なんじゃコレ」

シロ「凄いトライアスロンみたいなものじゃない？」

一万人以上の高校生の夢を奪っておいて自分磨きとか頭わいてるんですかねぇ……

姉帯「対戦相手は毎回ランダムで決めるんだって！ドキドキするねっ」

姉帯「白糸台と永水と臨海と千里山はシードだから当たる事は無いけど！」

胡桃「別にシードにしなくても良いんじゃないかなそれ」

胡桃「多分だけど白糸台とか余裕で勝てるよ。種目によっては」

塞「そうとも言えないんじゃない？」

塞「あれだけの部員数の中でレギュラーになってるんだから、麻雀が強いだけじゃなくて」

塞「人間として凄い人が集まってるんだろうし…。強豪校はこの大会でも普通に強豪なのかも」

エイス「ホントニソウオモッテル？」

塞「そうでも思わないとやってられない…」ずーん

牌のお姉さん杯か…

シロ「…まぁ、一理はあると思うけど」

姉帯「そうだね。チャンピオンの宮永照さんとか」

姉帯「何をやってもそつなくハイレベルにこなしそうだよー」

胡桃「そうかな？あれだけの天才なら、麻雀以外は何にも出来ないポンコツのへっぽこって事もあるんじゃない？」

姉帯「まっさかー」アハハ

胡桃「トヨネみたく」

姉帯「もうっ！」ぽかぽかっ

麻雀頑張ってきた人間ほど麻雀以外に裂いた時間は必然的に少なくなるからなあ

シロ「そんな事話してる間に、ウチの番だね」

胡桃「部長！楽な相手頼むよっ」

塞「無茶言うな。競技が何かもまだ分かんないのに…」テクテク


塞（うぉっ！ちゃちゃのんが目の前に居る…）

塞（帰ったらトヨネに質問責めにされそうだなぁ…）フフッ

はやり「じゃあ次は岩手代表の宮守女子高校！番号を引いてね」

塞「は、はいっ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ　スッ！

はやり「出ました！宮守女子高校の一回戦の相手は…>>75です☆！」

豊音×胡桃は良いですなぁ

姫松

姫松

もんぶち

永水

清澄敗退！

おいどーすんだこれ

清澄

全国出て無い高校は除外。シード校も除外です。
再安価>>81

>>70
哩姫「せやな」
シズ「せやせや」

あちが

すまん安価とってしまった
安価下で

ｇｄｇｄすぎる

永水

劔谷高校ｗ

>>85
シードは除外って書いてあるのが読めないのか永水がシードってしらないニワカかどっちか知らんが黙れ

胡桃「一回戦の相手は阿知賀女子学院かぁ」

姉帯「奈良の代表校だね。10年振りの出場で、10年前は準決勝まで勝ち進んでるんだって！」

胡桃「へー古豪なんだね。10年前って言えば小鍛治プロが高校生の時でしょ？」

姉帯「うん。しかもその時に小鍛治プロと戦った人が今の監督をやってるとか！」ｷﾗｷﾗ

塞「おぉ…。なんか主人公チームみたいな感じの経歴だね。強そう…」

シロ「ダルい試合になりそうだなぁ…」

トシ（…まさか、いきなり相まみえる事になるとはね）ﾌﾌｯ


組み合わせ抽選終了後、対戦種目の発表が行われ
宮守女子高校（岩手）vs阿知賀女子学院（奈良）の対戦種目は『>>95』となった

有珠山とかもまだ無理だよな

オセロ

フェンシング

kskst

囲碁

カバディ

ロードレース

実弾を使ったロシアンルーレット

た、卓球？

胡桃はクライマーだろうな（体格的に考えて）

宮守敗退待ったなし！

と思いきや、阿知賀にもおねーちゃーというお荷物が

>>96
とんでもない鬼畜野郎だな