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元スレエレン「クリスタって小さくて可愛いよな」
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やっぱりライナーはかっこいいな
エレンはライナーに任せるべき
エレンはライナーに任せるべき
「チッ」
「なに苛々してんのさ」
ライナーに支えられ、どうにか身体を起こして二人を見る。
あからさまに不愉快そうな顔のミカサとつまんなそうな顔のアニ。
「……大丈夫かな」
「アニなら、なんとかしてくれるだろ。
しかしうちの格闘術ワンツーが女子ってのは
男として情けねーなぁ」
僕を気遣ってか、わざとらしく軽口を叩いてみせるライナーに
僕も自然と笑みを浮かべる。痛みですぐ消えたけれども。
「ふっ!」
見詰め合ってしばらくミカサが仕掛けた。
なんの衒いも無い正拳。それをアニは外側に回るように避けて、
手首と肘を掴んで捻りあげようとする。
それをミカサは空中で前転をするようにして流し、
アニの腹部に向かって蹴りを放つもこれもまた回避。
お互いまた距離を置いて止まり、今度はアニが仕掛ける。
「なに苛々してんのさ」
ライナーに支えられ、どうにか身体を起こして二人を見る。
あからさまに不愉快そうな顔のミカサとつまんなそうな顔のアニ。
「……大丈夫かな」
「アニなら、なんとかしてくれるだろ。
しかしうちの格闘術ワンツーが女子ってのは
男として情けねーなぁ」
僕を気遣ってか、わざとらしく軽口を叩いてみせるライナーに
僕も自然と笑みを浮かべる。痛みですぐ消えたけれども。
「ふっ!」
見詰め合ってしばらくミカサが仕掛けた。
なんの衒いも無い正拳。それをアニは外側に回るように避けて、
手首と肘を掴んで捻りあげようとする。
それをミカサは空中で前転をするようにして流し、
アニの腹部に向かって蹴りを放つもこれもまた回避。
お互いまた距離を置いて止まり、今度はアニが仕掛ける。
離れた位置で見ているからギリギリ視認できるものの、
至近距離でやられたらあっという間に勝負が決まるような一撃を
お互い一進一退回避したり防いだりしながら戦っている。
「……エレンは?」
「多分まだクリスタと医務室だろうな。
まったく羨ましい奴だぜ」
「そっか」
できることなら。エレンの知らないところで終わらせたい。
ミカサのやったことは許されないけれど、
しかしバレて、エレンに本当に嫌われてしまったら
ミカサは今度こそどうなるかわからない。
いや、そんな建前は置いて単純にあの二人が
完全に仲違いする所を見たくないだけなのかもしれない。
「あんたさ、また三人でって言ったらしいね」
正面からお互いの手を組んで膠着したタイミングで、
おもむろにアニは口を開いた。
至近距離でやられたらあっという間に勝負が決まるような一撃を
お互い一進一退回避したり防いだりしながら戦っている。
「……エレンは?」
「多分まだクリスタと医務室だろうな。
まったく羨ましい奴だぜ」
「そっか」
できることなら。エレンの知らないところで終わらせたい。
ミカサのやったことは許されないけれど、
しかしバレて、エレンに本当に嫌われてしまったら
ミカサは今度こそどうなるかわからない。
いや、そんな建前は置いて単純にあの二人が
完全に仲違いする所を見たくないだけなのかもしれない。
「あんたさ、また三人でって言ったらしいね」
正面からお互いの手を組んで膠着したタイミングで、
おもむろにアニは口を開いた。
その表情にさっきまでの飄々とした態度は無く、
見ているこっちが怖くなるほど険しい顔だった。
「それが?」
対するミカサも、同様。
正直この場から逃げ出したくなる。
「その癖あんたは簡単にアルミンに殴る蹴るであそこで転がってる。
正直に言いなよ、あんたはエレンが居ればそれでいいんだろ?」
嘲笑するような物言いだった。
挑発する様でもある。この状況でこんな言葉をミカサに叩けるのは
アニだけだろう。
「……そう。そうだ! 私はエレンが居ればそれでいい!」
ミカサがアニの顔面目掛けて額を振り下ろしガンと鈍い音がした。
見ているこっちが怖くなるほど険しい顔だった。
「それが?」
対するミカサも、同様。
正直この場から逃げ出したくなる。
「その癖あんたは簡単にアルミンに殴る蹴るであそこで転がってる。
正直に言いなよ、あんたはエレンが居ればそれでいいんだろ?」
嘲笑するような物言いだった。
挑発する様でもある。この状況でこんな言葉をミカサに叩けるのは
アニだけだろう。
「……そう。そうだ! 私はエレンが居ればそれでいい!」
ミカサがアニの顔面目掛けて額を振り下ろしガンと鈍い音がした。
>>106
死体がどうやってry
死体がどうやってry
「他になにもいらない! エレンさえ居ればそれでいい!
邪魔する奴はみんな居なくなってしまえばいいんだ!」
いままで冷静さをまだ保っていたミカサが大声で叫ぶ。
でもそれは、怒鳴っているというより、悲鳴に近かった。
「居ればそれでいいってんなら! 祝福してやんなよ!
自分のものにしたいんだろ! いつまでも女々しく逃げるな!」
頭突きで鼻血を出しながら、アニも負けじとミカサのこめかみに肘鉄を入れる。
「なにがわかる! 私のなにが!」
先程までの高度な技術での格闘は、
打って変わってただの殴り合いの喧嘩になった。
「わかるよ。私も好きだった」
そしてそれはアニの一言でピタリととまった。
邪魔する奴はみんな居なくなってしまえばいいんだ!」
いままで冷静さをまだ保っていたミカサが大声で叫ぶ。
でもそれは、怒鳴っているというより、悲鳴に近かった。
「居ればそれでいいってんなら! 祝福してやんなよ!
自分のものにしたいんだろ! いつまでも女々しく逃げるな!」
頭突きで鼻血を出しながら、アニも負けじとミカサのこめかみに肘鉄を入れる。
「なにがわかる! 私のなにが!」
先程までの高度な技術での格闘は、
打って変わってただの殴り合いの喧嘩になった。
「わかるよ。私も好きだった」
そしてそれはアニの一言でピタリととまった。
エレ×クリはよく見る
エレ×アニも見る
エレ×ミカも見たことある
エレ×サシャもある
エレン×ユミルを見たことない
エレ×アニも見る
エレ×ミカも見たことある
エレ×サシャもある
エレン×ユミルを見たことない
両者ともに顔を腫らして、息を荒げて、
鼻や口の端から血を流して。
見詰め合っていた。
「でも、私はなにも言わなかったし。
だからクリスタにどうとも思わない、
抜かれたのは、自分が遅いからなんだ」
鼻から流れる血を手の甲でぬぐいながら、アニは語る。
騒ぎに人が集まってきたのも気にせず。
「認められないって、騒ぎ立てて暴れるほど
あんたなにかしたのかい? エレンが乗り換えたって言うなら話は変わるけど、
そうじゃないんだったら。結局あんたが悪いんだよ」
説教している。アニがミカサに。
「マジかよ……」ライナーがぼそっと呟いたのが聞こえた。
「それでも諦められないなら、
みっともない努力してないで振り向かせる努力を頑張りなよ」
鼻や口の端から血を流して。
見詰め合っていた。
「でも、私はなにも言わなかったし。
だからクリスタにどうとも思わない、
抜かれたのは、自分が遅いからなんだ」
鼻から流れる血を手の甲でぬぐいながら、アニは語る。
騒ぎに人が集まってきたのも気にせず。
「認められないって、騒ぎ立てて暴れるほど
あんたなにかしたのかい? エレンが乗り換えたって言うなら話は変わるけど、
そうじゃないんだったら。結局あんたが悪いんだよ」
説教している。アニがミカサに。
「マジかよ……」ライナーがぼそっと呟いたのが聞こえた。
「それでも諦められないなら、
みっともない努力してないで振り向かせる努力を頑張りなよ」
ミカサは何も返さない。
僕の時と違うのは、やはり立場の違いか。
境遇の違いか。性別の違いか。
「私は……どうすればいい?」
やがて、俯いいたまま地面に向かってポツリと呟いた。
「そんなの、本人に聞きな。そこまで面倒見切れないよ」
アニは言いながら後方を指差した。
集まった人の中、指差した先に呆然としたエレンが居た。
そしてアニは「もういいだろ?」とライナーに言い放ってどこかへ行ってしまった。
「……エレン」
「ミカサ……」
僕の時と違うのは、やはり立場の違いか。
境遇の違いか。性別の違いか。
「私は……どうすればいい?」
やがて、俯いいたまま地面に向かってポツリと呟いた。
「そんなの、本人に聞きな。そこまで面倒見切れないよ」
アニは言いながら後方を指差した。
集まった人の中、指差した先に呆然としたエレンが居た。
そしてアニは「もういいだろ?」とライナーに言い放ってどこかへ行ってしまった。
「……エレン」
「ミカサ……」
>>116
そういや芋子は何しとるねん
そういや芋子は何しとるねん
―――
あの後どうなったのか僕は知らない。
エレンに「少し二人きりで話させてくれ」と言われて
ライナーに支えられながら医務室へ行ったから。
あの場に居た他の人達も一緒にライナーに帰らされ、
二人がどんな会話をしたのか、どんな風に和解したのか
僕だけじゃなく二人以外の誰もが知らない事になる。
「ほら、あーん」
ミカサが望んだ未来にはならなかった。
「あー……ってもうっ! またっ!」
僕が望んだようにもならなかったし、
元通りにもならなかった。
「エレン、私もあーん」
「いやいやいや……」
「はぁ……馬鹿ばっかりだね」
ただ、いつものメンバーが三人から五人になった。
あの後どうなったのか僕は知らない。
エレンに「少し二人きりで話させてくれ」と言われて
ライナーに支えられながら医務室へ行ったから。
あの場に居た他の人達も一緒にライナーに帰らされ、
二人がどんな会話をしたのか、どんな風に和解したのか
僕だけじゃなく二人以外の誰もが知らない事になる。
「ほら、あーん」
ミカサが望んだ未来にはならなかった。
「あー……ってもうっ! またっ!」
僕が望んだようにもならなかったし、
元通りにもならなかった。
「エレン、私もあーん」
「いやいやいや……」
「はぁ……馬鹿ばっかりだね」
ただ、いつものメンバーが三人から五人になった。
「お、なんだアルミンこっちをじーっとみてるけど」
「ううん、なんでもないよ」
そう、なんでもない。
これから先、どうなるかわからないし。
この光景がどう変わっていくのか知らない。
「あ、わかったアルミンもエレンに食べさせて欲しいんでしょ」
「えぇっ!? なんでそうなるの!?」
「……」
「ちょっと! 誤解だからその目で僕を見ないでよ」
「あんた、そういう趣味だったんだね」
「違うってば!」
「ほれアルミンあーん」
「エレンもやめて!」
でも、いまはなんとか保つ平穏を楽しみたい。
「ううん、なんでもないよ」
そう、なんでもない。
これから先、どうなるかわからないし。
この光景がどう変わっていくのか知らない。
「あ、わかったアルミンもエレンに食べさせて欲しいんでしょ」
「えぇっ!? なんでそうなるの!?」
「……」
「ちょっと! 誤解だからその目で僕を見ないでよ」
「あんた、そういう趣味だったんだね」
「違うってば!」
「ほれアルミンあーん」
「エレンもやめて!」
でも、いまはなんとか保つ平穏を楽しみたい。
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
/⌒ヽ _,,-''"
_ ,(^ω^ ) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
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まじでマイクロソフトの自動インストールやめろよ
後でって言ってるんだからあと何分とか出すのやめろよ
そして最後の最後で書き込めなくなってなんでだよと思ってたら
●が勝手にログオフしてたでござるの巻き
後でって言ってるんだからあと何分とか出すのやめろよ
そして最後の最後で書き込めなくなってなんでだよと思ってたら
●が勝手にログオフしてたでござるの巻き
あ、なんか途中からかなり勢い任せで掻いたんで
色々ごめんなさいします
長い間ありがとうございました
色々ごめんなさいします
長い間ありがとうございました
みんなの評価 : ☆
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