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    元スレ咲「部室に来たら金髪の女の子が倒れてた」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    京子「あのー……」

    「あら、どうしたの京子?」

    京子「もう7時ですけどみんな帰らなくていいんですか?」

    まこ「ありゃ、聞いとらんかったんか? こいつら最初から泊まるつもりで家に乗り込んできたんじゃと」

    京子「ええっ?」

    「だって明日になったら京子は帰っちゃってるかもしれないじゃない? だから出来るだけ一緒にいたいのよ」

    優希「京子も私達の仲間だからな!」

    「そういう事だよ、京ちゃん!」

    「元々仲間外れにしていた覚えはありませんけど……須賀君ではなく京子さんとして関わったのはこれが初めてですからね。 そういう意味では京子さんは七人目の部員というわけです」

    京子「みんな……ありがとう!」

    102 = 4 :

    京太郎は優希とお似合いだしな

    103 = 1 :

    「よーし、今日は京子の歓迎パーティー! 目一杯楽しむわよー!」

    まこ「あんまし騒がんようになー」

    優希「よっしゃー! ドンチャン騒ぎの酒池肉林だじぇー!」

    「ゆーき、意味わかって言ってますかそれ」

    優希「えっーと、楽しく騒ごうって意味か?」

    「違います」

    「ねぇねぇ、京ちゃんはお料理出来るんだよね?」

    京子「うん、出来るよ」

    「じゃあ一緒に作ろう? 私、京ちゃんにお料理教えてほしいな」

    京子「いいよ! 師匠仕込みの私の料理、しっかり伝授しちゃうからね!」

    「ありがとう、京ちゃん!」

    優希「そういえば京子はタコスを作れるのか?」

    京子「もちろん!」

    優希「それじゃあタコスもよろしく頼むじぇ!」

    京子「ご注文承りました!」

    104 :

    ふむ

    105 = 24 :

    寝る前最後支援

    106 = 1 :

    京子「お待たせしました! 特製タコスです!」

    優希「おぉ、待ってました!」

    まこ「歓迎パーティーの主役に料理をさせてどうするんじゃ、全く」

    「残念だけどまこ、あれは聞いてないわね」

    まこ「わしはあんたにも言っちょるんじゃが?」

    「えっ、何の話かしら?」

    まこ「あんたらっちゅうやつは……京子もそいつらをあんまり甘やかしてやるな」

    京子「いやあ、うちの男達に比べたらかわいいものですよ」

    「そんなにひどいの?」

    107 = 59 :

    女子力高え

    108 = 1 :

    京子「上半身裸を見た回数とか男性の下着を洗った数なら負けない自信があるね! 合宿だってそのためだけに連れていかれたし!」

    「あらあら、それはまた……」

    京子「中には服の体をなしてない布切れ着てる人もいるんですよ! 時々みえちゃいけないものが見えてるしあれセクハラで訴えたら絶対勝てますね!」

    (ああ、あの子ね)

    (あの人だ……)

    優希(あいつだじぇ)

    まこ(1人しかおらんなあ)

    (京子さんは合宿に来てないはずなんですが……)

    ――……

    「くしゅん! 風邪ひいたかな……?」

    (そりゃそんな格好なら風邪もひくだろうよ……)

    109 :

    んん

    110 = 1 :

    京子「もうね、あいつらはいったい何なんでしょうね……あんなんだから私も……」

    「私も?」

    京子「あ……わ、私も世話を焼かざるをえないんですよ!」

    「働き者というか将来ブラック企業に勤めそうな思考ね」

    まこ「いざという時は家で雇ってやるけぇ、変なところには就職するなよ? ほれ、卵焼きをやろう」

    京子「あむっ……お、美味しい……!」

    まこ「わしの自慢じゃからな」

    優希「京子ー、もっとタコスー!」

    「ゆーきは少し遠慮しなさい!」

    優希「だって京子のタコス美味しいんだもん! ……京太郎には負けるけど」

    111 :

    京太郎大好きだな

    112 :

    京子「えっ!? こっちの私はそんなにタコス作りがうまいの……?」

    「い、いや、でも京ちゃんはその代わり他の料理はあんまりだから……」

    京子「なんか悔しい!」

    「安心しなさい京子、優希の評価は色眼鏡かかってるから」

    優希「んぐっ!?」

    京子「えっ、それってもしかして……」

    まこ「優希はな、京太郎の事が……」

    優希「わー、わー、わあああああ!!」

    京子「そ、そうなんだ……」

    優希「ううっ……これは何のいじめだじぇ……」

    「優希ちゃん、ガンバだよ!」

    京子「なんか複雑だけど私も応援するよ!」

    優希「恥ずかしいからやめてくれー!」

    113 :

    だがホモ

    114 :

    もうすでに京太郎の身も心もハギヨシのものだと思うとタコス可哀想

    115 :

    女体化は素晴らしいな
    しかしなぜここまで素晴らしく感じるのだろう

    116 :

    >>101だと調教されて無いみたいだけど向こうで執事(♀)に骨抜きにされてるかもね

    117 = 112 :

    ――……

    優希「もう食べらんないじぇ……」

    「もう、恥ずかしいからってやけ食いするからです」

    「お茶美味しいね、京ちゃん」

    京子「うん、やっぱり料理は奥が深いよ……染谷先輩の卵焼きの境地にはまだまだたどり着けそうにないや」

    まこ「くくっ、今日は京子に驚かされっぱなしだったからのう。 これで一矢は報いさせてもろうたわ」

    「ねぇねぇ、みんな! 写真撮らない?」

    京子「写真ですか?」

    まこ「いないと思ったらカメラを引っ張り出しとったんか」

    「ふふっ、なんだか無性に写真撮りたくなってね。 いいでしょ、みんな?」

    118 = 112 :

    京子「私はいいですよ!」

    「うん、私も撮りたいです!」

    優希「断る理由はないな!」

    「そうですね、私も写真を撮りたい気分です」

    まこ「満場一致じゃな」

    「じゃあみんな並んで……あっ、京子は主役だから真ん中ね!」

    京子「は、はい! 写真の真ん中なんて久しぶりだなあ……」

    「きょ、京ちゃん……」

    「ほらほら咲、暗い顔しないの! 久しぶりの京子が主役の写真なんだからみんなも笑顔で!」

    「あっ……はい!」

    「それじゃあタイマーセットするわよ……よし」

    まこ「久、早くせい!」

    「わかってる! よし、いくわよー……はい、チーズ!」

    パシャッ

    119 = 112 :

    (それはすごく楽しい時間でした)

    (女の子の京ちゃんと一緒に笑ったその時間……)

    (私は、男の子の京ちゃんも戻ってきて一緒に過ごしたいなあなんて思って)

    (だけど私は……いいえ、きっとみんなわかってたんです)

    (だからみんな集まって、写真まで撮ったんだと思うから)

    (――これは1日限りの夢、女の子の京ちゃんとの別れはもうすぐそこまで来てるって)

    (みんな、きっとわかってたんです……)

    121 = 112 :

    「すー……」

    優希「くかー……」

    「すう……すう……」

    「んっ……」

    まこ「むにゃむにゃ……」

    京子「……」

    京子「よいしょっと……」

    京子「――ありがとうございました」

    ガチャッ、パタンッ……


    「……」

    「……」ゴソゴソ


    ガチャッ、パタンッ……

    122 = 112 :

    ――清澄高校・麻雀部部室……

    京子「さあて、そろそろ時間かな……」

    京子「もうちょっといたかったんだけど、さすがに都合よくはいかなかったね」

    京子「楽しかったなあ……男の子の私も結構愛されてるみたいだしそれがわかっただけでも良かった」

    「なにが、いいんですか?」

    京子「……起こさないようにしたんだけどな」

    「お忘れですか? 私――」

    「エトペンを抱かないと上手く眠れないんですよ」

    京子「そういえば、そうだったね……」

    「どこに行くつもりですか、京子さん」

    京子「帰るんだよ、私がいるべき世界へ」

    「……あなたが別世界の人間だなんて、そんなオカルトありえません」

    京子「だけど――」

    「そんなオカルトありえませんっ!!」

    124 :

    しえんぬ

    127 :

    一時になったらリセットされるみたいよ

    128 = 112 :

    京子「和……」

    「そんな、ありえません、あっちゃいけないんです……! 最初からこんな別れが決められた出会い、あっていいわけないんです!」

    京子「……」

    「京子さん、お願いです! 明日からも、いいえ、これから先も私達と一緒に……!」

    京子「――じゃあ、こっちの世界の私はどうなるの?」

    「あ……」

    京子「たぶん、残ろうと思えば残れるとは思うよ? だけどその場合こっちの世界の私……須賀京太郎は戻ってこられない」

    京子「京太郎を待ってる優希の気持ちを和は踏みにじるの?」

    129 = 123 :

    しえん

    131 = 112 :

    「それ、は……」

    京子「……ごめん。 ちょっと酷い言い草だったね。 実はね、こっちに優希がいるように私には向こうに会いたい人がいるの」

    「……師匠さん、ですか?」

    京子「気付いてたんだ……」

    「だって京子さん、その人の事を話すときすごく優しい顔をするんですよ? わかるに決まってるじゃないですか」

    京子「不覚にもこっちの部長に一瞬ドキッとしちゃったけどね……私もまだまだだよ」

    「そんな事……」

    京子「ねぇ、和、1つ聞いていい?」

    「なんでしょう……?」

    京子「――女の子同士の恋愛って、上手くいかないのかな?」

    132 :

    レズスレと見せかけたホモスレと見せかけた京タコスレと見せかけて京和レズスレか

    133 = 123 :

    なんか京太郎の妹って感じだな

    134 = 112 :

    「えっ……」

    京子「私が会いたい師匠って女の人なんだ。 家事は完璧、美人でスタイルもいい私が相手な事が申し訳なく思うくらいの人なんだけど……」

    京子「――師匠は、未だに私にキスしてくれないんだよね」

    「……」

    京子「どうしてなんだろう、私はこんなに師匠……萩原さんが好きなのに。 やっぱり向こうからしたら私なんて子供って事なのかな」

    「私は、その人の事をよく知りません……ですが、なんとなく気持ちがわかる気がします」

    京子「本当に!? お、教えて! なんで萩原さんは……」

    「――怖いんだと、思います」

    136 :

    京太郎も同じこと考えてるんだろうか・・・

    137 = 112 :

    京子「こ、怖い……?」

    「お二人の間に何があったかはわかりませんが……その様子だと相当深い仲だと察します」

    京子「う、うん……」

    「恐らく、京子さんを深く好きになっていくにしたがって萩原さんは怖くなってしまったんです」

    京子「何を……」

    「あなたを、そっちの道に進ませてしまう事がです」

    京子「!?」

    「須賀君と同じなら京子さん、あなたは最初から女性に恋をする人ではなかったはずです」

    京子「そうだね……」

    「ここは未だに同性愛について厳しい世界。 そんな道にあなたを連れていってしまうのが怖くて、つらい目にあわせたらどうしようって悩んで、最後の一線だけは越えないようにしてる……そう、私は推察します」

    138 = 123 :

    和師匠…

    139 = 132 :

    綺麗なピンク

    140 = 112 :

    京子「なに、それ……」

    「おそらくですが深い行為を行う時に、萩原さんはなにか別の表現をしていませんか?」

    京子「あ……確かに、萩原さんはいつもご褒美って……」

    「やはりそうですか……それは逃げ道を残してる証拠です。 いざという時アレはご褒美であり、それ以上の意味なんかないのだと言い訳するための」

    京子「――そんなの、勝手だよ!」

    「えぇ、勝手です」

    京子「私は、私はもうあの人なしじゃ生きていけないのに! たくさん私を愛し合ったはずなのに、そんな逃げ道残してくれなくていいのに……」

    「――そう思うなら、京子さんからその気持ちを叩きつけてやりなさい」

    141 = 123 :

    しえん

    142 = 112 :

    京子「えっ……」

    「その様子だと京子さん、受け身に回ってばかりなんでしょう?」

    京子「あ、うん……」

    「だからたまには自分から抱きついて、押し倒して、唇を奪って、愛してますと言ってやるんです」

    「――両想いのあなた達なら、それで一歩進めるはずです」

    (そう、まだそこにすら至れない私と違って……)

    京子「……そっか、私も意識しない部分で進むのが怖くて逃げてたんだね」

    「そうなのかもしれませんね」

    京子「わかった、私頑張ってみる! 想像しただけで恥ずかしいし、泣きたくなるけど……それでも私、お姉様が好きだから!」

    「いい顔です、京子さん。 そんなあなたに1ついい事を教えてさしあげます」

    京子「いい事……?」

    「はい!」

    「――iPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです!」

    143 = 124 :

    台無しやがなww

    144 = 123 :

    さすがぶれない

    145 = 112 :

    ――……


    京子「そろそろ、だね」

    「そう、ですか」

    京子「もう否定しないんだね、そんなオカルトありえませんって」

    「パラレルワールドの理論を立証してしまえば、これはオカルトではありませんからね」

    京子「あはは、そういう自分を貫く姿勢、尊敬するよ!」

    「不器用なだけ、ですよ」

    京子「だから咲にも告白出来ない?」

    「そうです……って京子さん!?」

    京子「わかるんだよね、私達同類だから! こっちの和の事は応援するから頑張ってね!」

    「……はい!」

    146 = 123 :

    違う、これは京太郎ではない何かだ!

    147 = 112 :

    ドタバタ……

    京子「あっ、みんなも来たみたい」

    「さすがですね」

    京子「じゃあ行くね……さようなら、和」

    「違いますよ京子さん」

    京子「えっ」

    「――また会いましょう、京子さん!」

    京子「――うん、またね和!」


    (その言葉を最後に私達を強い光が包み込みました)

    (でも、そんな目も開けられない光の中で私は確かに見たんです)

    (――満面の笑みを浮かべる私の新しい親友の姿を)

    149 :

    一くんと初美くんの露出が本格的にヤバいな

    あと私服の和くんも

    150 = 113 :

    >>149
    想像したら吐いた


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