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元スレまゆり「ねぇねぇ、ダル君」 ダル「ん?」
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紅莉栖「だから言ってるじゃない。Dメールを送ったのはまゆりだって」
ダル「それが?」
紅莉栖「まゆり本人があの時そう言われていたら、岡部と相思相愛になれるんだって、
思ったからDメールを送ったのよ」
ダル「・・・・・・」
(まじでまゆ氏の犯行なのかな・・・・・・)
紅莉栖「それにあの優しい岡部の事だもの、『お前が好きだ、だから何処にも行かさない。
俺のそばにずっと居ろ』みたいな事を言ったら」
ダル「世界Aで言ったかもしれない、『何処にも行くなそばに居ろ』が世界Bにも
繋がるってことですね、わかります」
紅莉栖「ええ。そうなるのよ。岡部は・・・・・・優しいから・・・・・・」
ダル(牧瀬氏、言ってて恥ずかしくないのかな・・・・・・)
ダル「それが?」
紅莉栖「まゆり本人があの時そう言われていたら、岡部と相思相愛になれるんだって、
思ったからDメールを送ったのよ」
ダル「・・・・・・」
(まじでまゆ氏の犯行なのかな・・・・・・)
紅莉栖「それにあの優しい岡部の事だもの、『お前が好きだ、だから何処にも行かさない。
俺のそばにずっと居ろ』みたいな事を言ったら」
ダル「世界Aで言ったかもしれない、『何処にも行くなそばに居ろ』が世界Bにも
繋がるってことですね、わかります」
紅莉栖「ええ。そうなるのよ。岡部は・・・・・・優しいから・・・・・・」
ダル(牧瀬氏、言ってて恥ずかしくないのかな・・・・・・)
ダル「でもあくまで牧瀬氏の考えであってそれが正解かはわからなくね?」
紅莉栖「そうね。だから本人に確認しましょう」
ダル「え? まゆ氏に聞くん?」
紅莉栖「いいえ、岡部に聞くのよ。今の岡部ならまゆりとの馴れ初めをペラペラ喋ってくれそうだし」
ダル「・・・・・・」
紅莉栖「まゆりも夜には家に帰るでしょ。その時に岡部に聞くのよ」
ダル「わかったお。もう牧瀬氏に付いてくお」
紅莉栖「そうね。だから本人に確認しましょう」
ダル「え? まゆ氏に聞くん?」
紅莉栖「いいえ、岡部に聞くのよ。今の岡部ならまゆりとの馴れ初めをペラペラ喋ってくれそうだし」
ダル「・・・・・・」
紅莉栖「まゆりも夜には家に帰るでしょ。その時に岡部に聞くのよ」
ダル「わかったお。もう牧瀬氏に付いてくお」
ラボ 夕方
岡部「ふむ。バイト戦士達は帰ってしまったな」
まゆり「そうだねー。オカリン・・・・・・」ギュッ
岡部「こらこらまゆり。助手とダルが見てるぞ」
まゆり「オカリン、大好きだよ・・・・・・」
紅莉栖・ダル「・・・・・・」
岡部「まゆり・・・・・・俺もだ」ダキシメ
ダル「ねえ、牧瀬氏。なんで地獄に戻ってこようと思ったんだ・・・・・・」ヒソヒソ
紅莉栖「二人きりにして間違いが起きたらどう責任とるつもりだ橋田」ヒソヒソ
ダル(そっちの心配かお・・・・・・)
岡部「ふむ。バイト戦士達は帰ってしまったな」
まゆり「そうだねー。オカリン・・・・・・」ギュッ
岡部「こらこらまゆり。助手とダルが見てるぞ」
まゆり「オカリン、大好きだよ・・・・・・」
紅莉栖・ダル「・・・・・・」
岡部「まゆり・・・・・・俺もだ」ダキシメ
ダル「ねえ、牧瀬氏。なんで地獄に戻ってこようと思ったんだ・・・・・・」ヒソヒソ
紅莉栖「二人きりにして間違いが起きたらどう責任とるつもりだ橋田」ヒソヒソ
ダル(そっちの心配かお・・・・・・)
まゆり「オカリン。まゆしぃはそろそろ帰らないといけないのです・・・・・・」
紅莉栖・ダル(ついにきた!)
岡部「そうか・・・・・・寂しいが、気をつけて帰るのだぞまゆり。
俺はダル達と話すことがあるのでな」
紅莉栖・ダル(なんの事だ・・・・・・)
まゆり「うん、また明日ね・・・・・・オカリン・・・・・・」
紅莉栖・ダル(こっちは華麗にスルーか・・・・・・)
紅莉栖・ダル(ついにきた!)
岡部「そうか・・・・・・寂しいが、気をつけて帰るのだぞまゆり。
俺はダル達と話すことがあるのでな」
紅莉栖・ダル(なんの事だ・・・・・・)
まゆり「うん、また明日ね・・・・・・オカリン・・・・・・」
紅莉栖・ダル(こっちは華麗にスルーか・・・・・・)
ガチャ
タタタッ
ダル「オカリン、僕たちも話があるんだお」
岡部「あの事・・・・・・だろう?」
紅莉栖・ダル(まさか、全部分かってる!?)
岡部「ふむ。この暑さをどうにかしたいという事・・・・・・だな」キリッ
ダル「ちっげーよ! 今更そっちの話ぶりかえしてんじゃねえぞ!」
岡部「なに? 違うのか? 俺はその話をしたかったのだが」
ダル「牧瀬氏。たのむお」
タタタッ
ダル「オカリン、僕たちも話があるんだお」
岡部「あの事・・・・・・だろう?」
紅莉栖・ダル(まさか、全部分かってる!?)
岡部「ふむ。この暑さをどうにかしたいという事・・・・・・だな」キリッ
ダル「ちっげーよ! 今更そっちの話ぶりかえしてんじゃねえぞ!」
岡部「なに? 違うのか? 俺はその話をしたかったのだが」
ダル「牧瀬氏。たのむお」
紅莉栖「ええ。岡部? あんたとまゆりが・・・・・・その、いつからお互いを愛しあったのか
それが・・・・・・・聞きたくて・・・・・・うぅ・・・・・・」ポロポロ
ダル(牧瀬氏への精神的ダメージが大きすぎる)
ダル「そうだお! いつからイチャイチャなのか急に知りたいなーなんて」
岡部「なんだそんなことか。それはそうだな・・・・・・俺とまゆりが出会ったのは――」
ダル「いあ、出会いの場面とかいらないんで、イチャイチャしだすきっかけの話をして欲しいわけだが」
岡部「なんだと? 大事な話だぞ。俺とまゆりの出会いは」
ダル「オカリン、頼むお。これ以上牧瀬氏を泣かせるなお」
紅莉栖「うっ・・・・・・ううっ・・・・・・」ボロボロ
それが・・・・・・・聞きたくて・・・・・・うぅ・・・・・・」ポロポロ
ダル(牧瀬氏への精神的ダメージが大きすぎる)
ダル「そうだお! いつからイチャイチャなのか急に知りたいなーなんて」
岡部「なんだそんなことか。それはそうだな・・・・・・俺とまゆりが出会ったのは――」
ダル「いあ、出会いの場面とかいらないんで、イチャイチャしだすきっかけの話をして欲しいわけだが」
岡部「なんだと? 大事な話だぞ。俺とまゆりの出会いは」
ダル「オカリン、頼むお。これ以上牧瀬氏を泣かせるなお」
紅莉栖「うっ・・・・・・ううっ・・・・・・」ボロボロ
岡部「助手よ? なぜ泣いているのだ? お腹痛いのか?」
紅莉栖(ううっ・・・・・・岡部は優しいなぁ・・・・・・)
ダル「オカリン、牧瀬氏を泣き止ませるには、どうしてもイチャイチャのきっかけが必要なんだお。
だから手短にその部分だけ頼むお」
岡部「ふむ。あれは5年前の2月だったな。まゆりが精神的に落ち込んでてな。
俺はまゆりを助けたい一心で、まゆりに愛の告白をした」
ダル「なぜ助けたいってだけで、愛を告白しちゃったのかkwsk」
岡部「それはだな、神のお告げがあったのだ!」
ダル「なに言ってんだオカリン」
紅莉栖(ううっ・・・・・・岡部は優しいなぁ・・・・・・)
ダル「オカリン、牧瀬氏を泣き止ませるには、どうしてもイチャイチャのきっかけが必要なんだお。
だから手短にその部分だけ頼むお」
岡部「ふむ。あれは5年前の2月だったな。まゆりが精神的に落ち込んでてな。
俺はまゆりを助けたい一心で、まゆりに愛の告白をした」
ダル「なぜ助けたいってだけで、愛を告白しちゃったのかkwsk」
岡部「それはだな、神のお告げがあったのだ!」
ダル「なに言ってんだオカリン」
岡部「むっ? 信じてないな。これをみろ」
ダル「ん? 昔の携帯・・・・・・?」
岡部「ああ、差出人不明の宛先からこんな文が3回に分けて送られてきたのだ」
『まゆりに告白 彼女は貴方を 愛している』
ダル(おいおい、まじかよ・・・・・・)
岡部「俺は気付いたんだ。まゆりが俺を愛してくれているなら。
この俺が愛の告白をすれば、まゆりは元の元気なまゆりに戻ってくれると」
ダル「てことは、オカリンもまゆ氏の事その時から好きだったん?」
紅莉栖「うぅ・・・・・・ううっエーン」ボロボロ
ダル(やっべ、余計なこと聞いた・・・・・・)
ダル「ん? 昔の携帯・・・・・・?」
岡部「ああ、差出人不明の宛先からこんな文が3回に分けて送られてきたのだ」
『まゆりに告白 彼女は貴方を 愛している』
ダル(おいおい、まじかよ・・・・・・)
岡部「俺は気付いたんだ。まゆりが俺を愛してくれているなら。
この俺が愛の告白をすれば、まゆりは元の元気なまゆりに戻ってくれると」
ダル「てことは、オカリンもまゆ氏の事その時から好きだったん?」
紅莉栖「うぅ・・・・・・ううっエーン」ボロボロ
ダル(やっべ、余計なこと聞いた・・・・・・)
>紅莉栖「うっ・・・・・・ううっ・・・・・・」ボロボロ
福本絵の紅莉栖が浮かんでしまった。訴訟
福本絵の紅莉栖が浮かんでしまった。訴訟
岡部「いや、まゆりの事は妹のようにしか思っていなかった」
紅莉栖「!!」キタコレ!!
ダル「え? じゃあなんで今あんなラブラブなん?」
岡部「ああ。俺が告白してまゆりは確かに元気になった。だが、まゆりは――」
岡部「俺への愛情表現が激しくなったんだ」
紅莉栖・ダル「・・・・・・」
ダル「で、その愛情表現を受け続けているうちに、オカリンはまゆ氏が好きになったと?」
岡部「そうだ。もうまゆり無しでは生きていけない」
紅莉栖「うわあああああん」ボロボロ
紅莉栖「!!」キタコレ!!
ダル「え? じゃあなんで今あんなラブラブなん?」
岡部「ああ。俺が告白してまゆりは確かに元気になった。だが、まゆりは――」
岡部「俺への愛情表現が激しくなったんだ」
紅莉栖・ダル「・・・・・・」
ダル「で、その愛情表現を受け続けているうちに、オカリンはまゆ氏が好きになったと?」
岡部「そうだ。もうまゆり無しでは生きていけない」
紅莉栖「うわあああああん」ボロボロ
ダル「オカリィィン! 牧瀬氏にトドメさすんじゃないお!」
紅莉栖「マイフォーク・・・・・・」ポロポロ
ダル「牧瀬氏?」
岡部「という訳だが。こんなことを聞いてなにか意味があるのか?」
ダル「うん? あるんだよ。牧瀬氏には大いにあるんだよ。
オカリンその神のお告げメールもっかい見せてくれね?」
岡部「ふっ。ダルも信じる気になったか! フーッハハハ」
ダル(日付は・・・・・・2月20日・・・・・・13時か・・・・・・あとオカリンのメアドも)ピピッメモメモ
ダル「サンクス、オカリン。もう僕達の用事は終わったよ」
紅莉栖「・・・・・・橋田・・・・・・どう・・・・・・だった・・・・・・?」ウルウル
ダル「大丈夫だお、牧瀬氏。なんとかなりそうだお!」
紅莉栖「マイフォーク・・・・・・」ポロポロ
ダル「牧瀬氏?」
岡部「という訳だが。こんなことを聞いてなにか意味があるのか?」
ダル「うん? あるんだよ。牧瀬氏には大いにあるんだよ。
オカリンその神のお告げメールもっかい見せてくれね?」
岡部「ふっ。ダルも信じる気になったか! フーッハハハ」
ダル(日付は・・・・・・2月20日・・・・・・13時か・・・・・・あとオカリンのメアドも)ピピッメモメモ
ダル「サンクス、オカリン。もう僕達の用事は終わったよ」
紅莉栖「・・・・・・橋田・・・・・・どう・・・・・・だった・・・・・・?」ウルウル
ダル「大丈夫だお、牧瀬氏。なんとかなりそうだお!」
紅莉栖「よかった・・・・・・よかったよぉ・・・・・・」
岡部「では、俺の話も聞いてもらおうk」
ダル「クーラーでも買えばいいお、割とマジで」
岡部「なっ!? ダァールよぉ。真面目に考えてくれ」
ダル「あ、オカリンこれから牧瀬氏と話があるから、ラボから出てってくんない?
牧瀬氏泣かしたのオカリンなんだから、ちょっとくらい気使ってくれお」
岡部「・・・・・・なぜ、俺が出て行かねばならん! 話ならすればいいだろう!」
ダル「オカリン、今はただ、僕の頼みを聞いてくれ・・・・・・もうすぐ皆が笑える日が
手に入るんだお・・・・・・だから、邪魔しないでくれお」
岡部「む・・・・・・わかった。話が終わったら連絡をくれ。それまで時間を潰してくる」
ダル「オカリン、すまない・・・・・・」
岡部「では、俺の話も聞いてもらおうk」
ダル「クーラーでも買えばいいお、割とマジで」
岡部「なっ!? ダァールよぉ。真面目に考えてくれ」
ダル「あ、オカリンこれから牧瀬氏と話があるから、ラボから出てってくんない?
牧瀬氏泣かしたのオカリンなんだから、ちょっとくらい気使ってくれお」
岡部「・・・・・・なぜ、俺が出て行かねばならん! 話ならすればいいだろう!」
ダル「オカリン、今はただ、僕の頼みを聞いてくれ・・・・・・もうすぐ皆が笑える日が
手に入るんだお・・・・・・だから、邪魔しないでくれお」
岡部「む・・・・・・わかった。話が終わったら連絡をくれ。それまで時間を潰してくる」
ダル「オカリン、すまない・・・・・・」
ガチャ
テクテク
ダル「牧瀬氏? 落ち着いた?」
紅莉栖「グスッ・・・・・・ヒグッ・・・・・・うん・・・・・・」
ダル「牧瀬氏、君の考えは大当たりだったお。メールの内容がばっちり正解だったお」
紅莉栖「・・・・・・うん・・・・・・ズズッ」
ダル「牧瀬氏・・・・・・とりあえず顔洗ってきたほうがいいと思われ。
綺麗な顔が台無しだお」
紅莉栖「うん・・・・・・ちょっと行ってくる」ズズッ テクテク
ダル(はぁ・・・・・・なんて日だお・・・・・)
テクテク
ダル「牧瀬氏? 落ち着いた?」
紅莉栖「グスッ・・・・・・ヒグッ・・・・・・うん・・・・・・」
ダル「牧瀬氏、君の考えは大当たりだったお。メールの内容がばっちり正解だったお」
紅莉栖「・・・・・・うん・・・・・・ズズッ」
ダル「牧瀬氏・・・・・・とりあえず顔洗ってきたほうがいいと思われ。
綺麗な顔が台無しだお」
紅莉栖「うん・・・・・・ちょっと行ってくる」ズズッ テクテク
ダル(はぁ・・・・・・なんて日だお・・・・・)
数分後
紅莉栖「待たせたわね、橋田」
ダル「ううん、もう大丈夫そうだね牧瀬氏」
紅莉栖「ええ。恥ずかしい所みせちゃったわね」
ダル「いいんだお! それよりもうゴールは目の前なんだぜ?」
紅莉栖「説明をお願いするわ橋田」
ダル「まあぶっちゃけ、牧瀬氏の想像通りだったよ。Dメールの内容。
送られた日時は5年前の2月20日13時。
Dメールを見たオカリンが告白したせいで、
今のまゆ氏との関係が出来上がったで間違いないみたい」
紅莉栖「と言うことは、その日の13時過ぎに打ち消すためのDメールを送れば、
岡部は元に戻るのね」
紅莉栖「待たせたわね、橋田」
ダル「ううん、もう大丈夫そうだね牧瀬氏」
紅莉栖「ええ。恥ずかしい所みせちゃったわね」
ダル「いいんだお! それよりもうゴールは目の前なんだぜ?」
紅莉栖「説明をお願いするわ橋田」
ダル「まあぶっちゃけ、牧瀬氏の想像通りだったよ。Dメールの内容。
送られた日時は5年前の2月20日13時。
Dメールを見たオカリンが告白したせいで、
今のまゆ氏との関係が出来上がったで間違いないみたい」
紅莉栖「と言うことは、その日の13時過ぎに打ち消すためのDメールを送れば、
岡部は元に戻るのね」
ダル「そういう事になるお。送るメールの内容は牧瀬氏に任せるお」
紅莉栖「そうね。じゃあ『告白失敗する 今貴方が最善 と思う事を!』でどうだろ」
ダル「うん、いいんじゃね? 元々オカリンがDメールなんて見てない時には
普通にまゆ氏を助けることが出来たんだし。オカリンなら大丈夫だお」
紅莉栖「じゃあ、あとはメールを送るだけね、橋田」
ダル「うん、5年前にメール送る訳だし僕の携帯からDメール送っても身元バレないから
僕の携帯から送ろうか。電話レンジの設定しとくお」
紅莉栖「橋田・・・・・・ありがとね。あんたがいなかったら、きっと私は駄目だったわ・・・・・・」
ダル「ふふふ。牧瀬氏。僕もオカリンのあんな姿が嫌だっただけさ!
僕も牧瀬氏がいなかったらこれから先どうなってたか分からなかったお!」
紅莉栖「そうだわ。もし世界Aに戻って二人共記憶が残ってたらお祝いしましょう。二人で」
ダル「おうふ。それはデートのお誘いってことでおk?」
紅莉栖「ち、違うわよ!・・・・・・お礼よお礼!」
紅莉栖「そうね。じゃあ『告白失敗する 今貴方が最善 と思う事を!』でどうだろ」
ダル「うん、いいんじゃね? 元々オカリンがDメールなんて見てない時には
普通にまゆ氏を助けることが出来たんだし。オカリンなら大丈夫だお」
紅莉栖「じゃあ、あとはメールを送るだけね、橋田」
ダル「うん、5年前にメール送る訳だし僕の携帯からDメール送っても身元バレないから
僕の携帯から送ろうか。電話レンジの設定しとくお」
紅莉栖「橋田・・・・・・ありがとね。あんたがいなかったら、きっと私は駄目だったわ・・・・・・」
ダル「ふふふ。牧瀬氏。僕もオカリンのあんな姿が嫌だっただけさ!
僕も牧瀬氏がいなかったらこれから先どうなってたか分からなかったお!」
紅莉栖「そうだわ。もし世界Aに戻って二人共記憶が残ってたらお祝いしましょう。二人で」
ダル「おうふ。それはデートのお誘いってことでおk?」
紅莉栖「ち、違うわよ!・・・・・・お礼よお礼!」
ダル「おっけー設定完了だお! じゃあ合言葉を決めとこう、二人が記憶を持ってたら
それで分かるし、もし持ってなかったらその時は意味のない言葉だけど、
違う世界の相手に前の世界の事言って混乱させるのも悪いしね」
紅莉栖「そうね。なんて言葉にしましょうか」
ダル「じゃあどっちかが『Bの事覚えてる?』って聞いたら
聞かれた方が『お祝いはどこで?』って言おう」
紅莉栖「ふふっ。分かったわ。お互い記憶が残ってることを祈りましょう。
じゃあ、世界Aに向かって行くわよ! 橋田!」
ダル「オーキードーキー! メール送信は任せたお!」
バチバチバチッ
ガタガタ
ダル「ん?」
ピロリン
ちょっとトイレ行ってきます。
それで分かるし、もし持ってなかったらその時は意味のない言葉だけど、
違う世界の相手に前の世界の事言って混乱させるのも悪いしね」
紅莉栖「そうね。なんて言葉にしましょうか」
ダル「じゃあどっちかが『Bの事覚えてる?』って聞いたら
聞かれた方が『お祝いはどこで?』って言おう」
紅莉栖「ふふっ。分かったわ。お互い記憶が残ってることを祈りましょう。
じゃあ、世界Aに向かって行くわよ! 橋田!」
ダル「オーキードーキー! メール送信は任せたお!」
バチバチバチッ
ガタガタ
ダル「ん?」
ピロリン
ちょっとトイレ行ってきます。
ラボ
ワイワイ ガヤガヤ
ダル(ん・・・・・・んん・・・・・・)
ダル「はっ!」キョロキョロ
ダル(今いつなんだろ? 携帯携帯)ゴソゴソ
『8月20日 19時00分』
ダル(僕は覚えてる! 牧瀬氏とやったミッションを!)
ワイワイ ガヤガヤ
ダル(ん・・・・・・んん・・・・・・)
ダル「はっ!」キョロキョロ
ダル(今いつなんだろ? 携帯携帯)ゴソゴソ
『8月20日 19時00分』
ダル(僕は覚えてる! 牧瀬氏とやったミッションを!)
岡部「おい助手よ。そのケーキはダルの分だろう?」
紅莉栖「助手ってゆーな! だから橋田に取ってあげてるんじゃないの」
岡部「いや、食い意地を張ってる助手が食べるのではないかと思ってな」
まゆり「もーオカリン。紅莉栖ちゃんがそんな事するはずないよー。ねー? 紅莉栖ちゃん」
紅莉栖「そうよ! 橋田じゃないんだから食い意地なんてはらないわ!」
鈴羽「ねーアタシのケーキはー? 苺のショートケーキはー?」
フェイリス「鈴にゃんの分はこれだにゃー」
紅莉栖「助手ってゆーな! だから橋田に取ってあげてるんじゃないの」
岡部「いや、食い意地を張ってる助手が食べるのではないかと思ってな」
まゆり「もーオカリン。紅莉栖ちゃんがそんな事するはずないよー。ねー? 紅莉栖ちゃん」
紅莉栖「そうよ! 橋田じゃないんだから食い意地なんてはらないわ!」
鈴羽「ねーアタシのケーキはー? 苺のショートケーキはー?」
フェイリス「鈴にゃんの分はこれだにゃー」
萌郁「・・・・・・私は・・・・・・余ったので・・・・・・いい」
るか「でも、桐生さんが買ってきて下さったのに、余り物だなんて」
萌郁「みんな・・・・・・何が好きか・・・・・・分からなかったから・・・・・・いろんな、
種類買ったから・・・・・・好きなの・・・・・・取っていいよ・・・・・・」
岡部「ふっ。指圧師よ! よく言った! 余り物はこの鳳凰院凶真が引き受けよう!」
フェイリス「凶真優しいニャー。皆好きなの選ぶんだにゃー」
紅莉栖「橋田? あんたチョコレートケーキでいいのよね? 好きって言ってたし」
ダル「牧瀬氏!」
るか「でも、桐生さんが買ってきて下さったのに、余り物だなんて」
萌郁「みんな・・・・・・何が好きか・・・・・・分からなかったから・・・・・・いろんな、
種類買ったから・・・・・・好きなの・・・・・・取っていいよ・・・・・・」
岡部「ふっ。指圧師よ! よく言った! 余り物はこの鳳凰院凶真が引き受けよう!」
フェイリス「凶真優しいニャー。皆好きなの選ぶんだにゃー」
紅莉栖「橋田? あんたチョコレートケーキでいいのよね? 好きって言ってたし」
ダル「牧瀬氏!」
紅莉栖「ふぇ!? なによ急に大きい声だして。ビックリするじゃないの」
ダル(間違いない、世界を移動できたんだ!)
ダル(まゆ氏とオカリンも普通に戻ってる。成功したんだ・・・・・・)
ダル「ねえ、牧瀬氏。Bの事覚えてる?」
紅莉栖「・・・・・・」
ダル(牧瀬氏! 奇跡は起こせるんだお! 思い出すんだ!)
ダル(間違いない、世界を移動できたんだ!)
ダル(まゆ氏とオカリンも普通に戻ってる。成功したんだ・・・・・・)
ダル「ねえ、牧瀬氏。Bの事覚えてる?」
紅莉栖「・・・・・・」
ダル(牧瀬氏! 奇跡は起こせるんだお! 思い出すんだ!)
「お祝いはどこで?」
ダル「――――」
合言葉は聞こえたんだ。
でもその声は牧瀬氏の声じゃなくて
牧瀬氏は小首を傾げてるだけだった。
声の聞こえた方を見てみると、そこには
まゆ氏が笑顔で立っていた。
ダル「――――」
合言葉は聞こえたんだ。
でもその声は牧瀬氏の声じゃなくて
牧瀬氏は小首を傾げてるだけだった。
声の聞こえた方を見てみると、そこには
まゆ氏が笑顔で立っていた。
紅莉栖「はぁ? 橋田なんのこと? Bってなに?」
ダル「・・・・・・ううん、ごめん、寝ぼけてたみたい・・・・・・」
るか「まゆりちゃん、今なにか言わなかった?」
まゆり「んー? 新しいガジェット完成のお祝いはどこでするのかなーってまゆしぃは思ったのです」
岡部「おーそうだったな。しかし、まゆりよ。まだ完成はしてないんだぞ? 気が早いなまゆりは」
紅莉栖「そうね。まあお祝いって言ってもどうせラボでピザとか食べるだけでしょ?」
鈴羽「その時は苺のショートケーキもよろしく頼むよ! 岡部倫太郎」
ダル「・・・・・・ううん、ごめん、寝ぼけてたみたい・・・・・・」
るか「まゆりちゃん、今なにか言わなかった?」
まゆり「んー? 新しいガジェット完成のお祝いはどこでするのかなーってまゆしぃは思ったのです」
岡部「おーそうだったな。しかし、まゆりよ。まだ完成はしてないんだぞ? 気が早いなまゆりは」
紅莉栖「そうね。まあお祝いって言ってもどうせラボでピザとか食べるだけでしょ?」
鈴羽「その時は苺のショートケーキもよろしく頼むよ! 岡部倫太郎」
岡部「ふむ。任せておけバイト戦士よ!」
鈴羽「わーい! 絶対だからね! 岡部倫太郎!」
その時僕は気付いた。
僕だけが記憶を持ったまま過去が変わったんだと。
まゆ氏の言葉に一瞬ドキリとさせられたけど、
たまたま合言葉が合ってしまっただけだったんだ。
これで今まで通りのラボになる
そう分かっていても少しだけ未練がある
牧瀬氏の記憶が無い事だ。
鈴羽「わーい! 絶対だからね! 岡部倫太郎!」
その時僕は気付いた。
僕だけが記憶を持ったまま過去が変わったんだと。
まゆ氏の言葉に一瞬ドキリとさせられたけど、
たまたま合言葉が合ってしまっただけだったんだ。
これで今まで通りのラボになる
そう分かっていても少しだけ未練がある
牧瀬氏の記憶が無い事だ。
岡部「おいダル? どうした? 元気がないように見えるが」
ダル「う、ううん! なんでもないお! 牧瀬氏ナイスチョイスだお!」
紅莉栖「甘いものばっかり食べてたらもっと太るわよ? 橋田」
ダル「ケーキは別腹だって何度言えば分かってもらえるんかな」モグモグ
るか「橋田さん美味しそうにケーキ食べますね。動物みたいで可愛いです」
岡部「なんだ、るか子よぉ。貴様まさかダルに惚れたのか?」
るか「えっ!? ち、違いますよぉ。変な事言わないで下さい、おか、いえ凶真さん」///
ダル「う、ううん! なんでもないお! 牧瀬氏ナイスチョイスだお!」
紅莉栖「甘いものばっかり食べてたらもっと太るわよ? 橋田」
ダル「ケーキは別腹だって何度言えば分かってもらえるんかな」モグモグ
るか「橋田さん美味しそうにケーキ食べますね。動物みたいで可愛いです」
岡部「なんだ、るか子よぉ。貴様まさかダルに惚れたのか?」
るか「えっ!? ち、違いますよぉ。変な事言わないで下さい、おか、いえ凶真さん」///
フェイリス「ニャフフー。焼きもちかにゃ? 凶真ー?」
岡部「なにを言っているフェイリス。そんな事はないぞ」
紅莉栖「はいはい、わかったから大人しく食べなさいよ」
そうだ。
牧瀬氏と一緒に望んだ世界なんだ。
落ち込む必要なんてないんだ。
僕達はこの世界に来ることができたんだから。
牧瀬氏が楽しそうに笑って、皆で喋っていられるこの世界なら
誰も不幸になんてならないんだから。
岡部「なにを言っているフェイリス。そんな事はないぞ」
紅莉栖「はいはい、わかったから大人しく食べなさいよ」
そうだ。
牧瀬氏と一緒に望んだ世界なんだ。
落ち込む必要なんてないんだ。
僕達はこの世界に来ることができたんだから。
牧瀬氏が楽しそうに笑って、皆で喋っていられるこの世界なら
誰も不幸になんてならないんだから。
ラボ 8月20日 22時
まゆり「まゆしぃのカイチューが22時を指してるのです♪」
岡部「ふむ。そろそろ円卓会議も終わりにするか」
紅莉栖「そうね。今日も円卓会議という名の雑談会だったけど」
るか「ぼ、僕はこんな風に喋れる会は好きですよ! おか、凶真さん!」
岡部「フゥーッハハハ! ラボメン同士のコミュニケーションも大事だからな」
鈴羽「片付けも終わったしーそろそろ帰るよー」
フェイリス「そうだにゃ。あまり遅くなると電車もなくなっちゃうのニャ」
まゆり「まゆしぃのカイチューが22時を指してるのです♪」
岡部「ふむ。そろそろ円卓会議も終わりにするか」
紅莉栖「そうね。今日も円卓会議という名の雑談会だったけど」
るか「ぼ、僕はこんな風に喋れる会は好きですよ! おか、凶真さん!」
岡部「フゥーッハハハ! ラボメン同士のコミュニケーションも大事だからな」
鈴羽「片付けも終わったしーそろそろ帰るよー」
フェイリス「そうだにゃ。あまり遅くなると電車もなくなっちゃうのニャ」
紅莉栖「じゃあ、皆帰りましょうか。 岡部はラボに残るの?」
岡部「いや、今日は自宅に帰る。このところラボにずっと泊まっていたのでな」
萌郁「じゃあ・・・・・・みんな、一緒・・・・・・に、帰ろ・・・・・・」
ダル「あ、僕はちょっとPC使ってから帰るお。戸締りは任せてくれなんだお!」
岡部「ああ、じゃあ戸締りは頼むぞダル。まゆり、帰るぞ」
まゆり「あー。まゆしぃは冬のコミマの衣装をちょっとだけ作って帰るのです」
岡部「なに? こんな時間からか? ならば俺も残っていくが」
まゆり「ううん、大丈夫。ダル君もいるし、皆は先に帰ってていいよー」
紅莉栖「橋田。まゆりの事頼んだわよ。くれぐれもHENTAI行為はしないようにね」
岡部「いや、今日は自宅に帰る。このところラボにずっと泊まっていたのでな」
萌郁「じゃあ・・・・・・みんな、一緒・・・・・・に、帰ろ・・・・・・」
ダル「あ、僕はちょっとPC使ってから帰るお。戸締りは任せてくれなんだお!」
岡部「ああ、じゃあ戸締りは頼むぞダル。まゆり、帰るぞ」
まゆり「あー。まゆしぃは冬のコミマの衣装をちょっとだけ作って帰るのです」
岡部「なに? こんな時間からか? ならば俺も残っていくが」
まゆり「ううん、大丈夫。ダル君もいるし、皆は先に帰ってていいよー」
紅莉栖「橋田。まゆりの事頼んだわよ。くれぐれもHENTAI行為はしないようにね」
ダル「大丈夫だお! 戸締まりとまゆ氏は僕に任せて!」
岡部「うむ。あまり遅くならないようにな、二人共」
まゆり「うん! またねーみんなー」
僕は一人で気持ちを整理したかったんだけど。
まゆ氏の事頼まれちゃったし、
まゆ氏の裁縫が終わるまでPCで時間を潰そう。
まゆり「ねぇねぇ、ダル君」
ダル「ん?」
ソファから聞こえるはずの声はとても近くから聞こえた。
それもそうだ、まゆ氏は僕の真後ろに立っていたから。
岡部「うむ。あまり遅くならないようにな、二人共」
まゆり「うん! またねーみんなー」
僕は一人で気持ちを整理したかったんだけど。
まゆ氏の事頼まれちゃったし、
まゆ氏の裁縫が終わるまでPCで時間を潰そう。
まゆり「ねぇねぇ、ダル君」
ダル「ん?」
ソファから聞こえるはずの声はとても近くから聞こえた。
それもそうだ、まゆ氏は僕の真後ろに立っていたから。
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