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    元スレ照「もしも転校や家の事情なんて無かったら」

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    みんなの評価 : ★★
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    251 = 1 :

    文化祭当日 麻雀部展示教室

    「午前中は私がこちらのお当番です!」

    「どうぞ見ていってくださいませー」

    「麻雀部の活動報告ですー」

    ……

    「おい、食堂の新メニューのやつ、食ってみた?」

    (! フフフ…早速噂になっていますね…)

    (ちょっと聞き耳を立てさせていただきますか…)

    「おう、買ったら投票券がもらえるやつだろ?それでうまかったら投票と」

    「どれがオススメ?俺、今から食いに行くんだけど」

    「どれも結構いけたぜ」

    「あー、でもタコスだけは食ってねーな」

    「あ、俺も」

    「!?」

    252 = 92 :

    タコス…

    253 :

    タコス!

    254 = 112 :

    タコス!?

    255 = 49 :

    売り切れだったんだよな…?

    256 = 1 :

    「何?タコスそんなにマズイの?」

    「いや、まずくはないっぽいけど」

    「小学生くらいの女の子が、物凄い勢いでタコス全部食っちゃってるんだとさ」

    「!」

    「そうそう、それで何十分待ちとか言ってたから諦めたんだ」

    「なん…ですと… まさか…」

    プルルル

    「! まこから電話!」

    まこ「ヘルプじゃ!そっちはええから大至急、追加の材料買うてこっち来とくれ!」

    257 = 253 :

    さすが!

    258 = 237 :

    原作もだけど清澄麻雀部の顧問は書類上だけなのに凄い評価されてそうだな

    259 = 1 :

    新メニューコンテスト会場

    優希「うまいじょ!タコスうまいじょー!!」ガツガツ

    まこ「な…なんなんじゃこいつは…作るんが追いつかん……」

    「もう材料なくなっちゃう」

    まこ「材料は今、煌が買いに行っとるから!もうちいっと辛抱じゃ!」

    客A「ねえマダー?」

    客B「早くしてー」

    客C「もう待てないよー」

    まこ「くっ…人手が足りん…」

    まこ「誰か…タコス焼ける人はおらんか…」

    260 :

    >>258
    生徒の自主性に任せてうんちゃらかんちゃら

    261 :

    別に京太郎いてもいなくても変わんないだろ
    雑用するだけなんだから

    262 = 1 :

    「材料買ってきましたよ!」

    まこ「おう、待っとった!」

    まこ「じゃあ入れ替わりで部長、ゴミ捨ててきとくれ!あとできれば誰か助っ人を!」

    「わかった」


    ゴミ捨て場

    ドサッ

    「ふう…」

    「…助っ人って言っても… どうしよう…」

    「…知らない人と話したら駄目って言われてるし…」

    フワッ

    「!」

    (今のは咲のシャンプーの香り…)

    (咲……?来てくれたの…?)キョロキョロ

    263 = 253 :

    そこまでか優希

    264 = 253 :

    でたソムリエ

    265 = 56 :

    ここでソムリエとは

    266 = 1 :

    京太郎「うっわーすげー行列だな!タコスの出店すげーじゃん!」

    「うん…忙しそうだね……後にしようか…」

    京太郎「いやいや、これが食いたくて来たんだろ? オレ、並んでおくか?」

    「えっと…別に食べたいわけじゃ…」モジモジ

    京太郎「?」

    (!…いた!)

    ザッ

    「あ、お姉ちゃん…」

    京太郎「お、宮永先輩だ」

    「咲……」

    267 = 67 :

    利きシャンプーとか冷静に考えたらど偉い変態趣味だよな

    268 = 1 :

    「あれ? 京ちゃん、お姉ちゃんのこと知ってるの?」

    京太郎「知ってるも何も、同じ中学だったろ。中1のとき見覚えあったし、テレビ出た有名人じゃん」

    (!……この人……)

    ギロッ

    京太郎「?」

    「あっ、えっと、ちがうの!京ちゃんはただのクラスメイトで、たまたま一緒に…」

    グワッ

    「お、お姉ちゃん…?」

    (照魔鏡…!この人は…)ゴゴゴゴゴ

    京太郎「な、なんですか?」

    (…タコス屋さん…!)

    269 :

    グルシャンまでいくとヤバイ

    271 = 253 :

    >>269
    あいつはほんとキチガイだったな……

    272 = 228 :

    タコス作りの才能が分かるとか照魔鏡便利だなー

    273 = 253 :

    つーか咲のシャンプーとか言ってるけどどうせ普通のシャンプーだろ

    274 = 67 :

    つまり京ちゃんはこの時点ですでにハギヨシレッスンを受けていると…

    275 = 1 :

    ギュッ

    京太郎「へっ?」

    「お姉ちゃん?」

    「……お願い……」

    「うちのお店を助けて…」ウルウル

    京太郎「えええ!?」

    「こっち!」グイッ

    京太郎「えっ、あっ、ちょっと!?」

    「ま、待ってー!」

    276 = 237 :

    京太郎の料理の才は能力レベルなのか

    277 :

    照魔鏡便利過ぎだろ

    278 :

    姉妹でシャンプーの種類って違うんですか?(33歳・童貞)

    279 = 1 :

    「連れてきた!タコス屋さん!」

    京太郎「ええー!?」

    まこ「おう、お前さんタコス焼けるんかい?というか焼け!手伝え!」

    京太郎「あ、は、はいぃ!」

    ……

    ジュゥゥ

    京太郎「こ、こうですか?」

    まこ「なかなか手際ええな!じゃあ次はこっち!あとこれとそれも!」

    優希「うまいじょ!もっと持ってくるじょー!!」

    京太郎「ひえぇぇぇ…」

    280 = 253 :

    が、頑張れ……

    281 = 112 :

    まだ入学もしてないのに、この扱いwww

    282 = 108 :

    >>278
    仲悪そうだし、日用品も何から何まで違う物使ってそう

    283 = 247 :

    >>273
    一緒に住んでるんだし、普通に姉妹同じのじゃないのかな
    わざと違うの使ってたりしたらお姉ちゃん寂しいだろうね

    284 :

    >>278
    嫌っている?相手と同じ臭いとか嫌だろ(21歳:童貞)

    285 = 141 :

    京太郎いらないとかいってすまんかった…

    286 = 1 :

    「大分お客様が捌けてきましたね…」

    客D「おい、あれ宮永照じゃねーの?」

    客E「なんでタコス売ってんだ?」

    「! これはすばらなチャンスですよ!」

    「部長!裏は私がやりますから、お客様の呼び込みをお願いします!」

    「わかった」

    「部長の知名度でお客様を集めて…」

    「さらにこの時間、お昼が過ぎてちょっと小腹がすいてくる頃…!」

    「ここで有利なおやつ系メニューはうちだけ…!ここからが勝負です!」

    287 :

    >>278
    俺と姉は違うシャンプー使ってるよ(20代男性)

    288 = 56 :

    京ちゃん部活のマネージャーとしては完璧超人だよな

    289 :

    もう童貞によるシャンプーの話はいい!
    良SSを支援するぞい!

    290 = 1 :

    タコス店裏

    「………」

    「あの、京ちゃん?」

    京太郎「どらっしゃぁぁぁ!トルティーヤ2枚返し!!」

    「………」

    「お姉ちゃんは…」

    「タコスいかがですかー? どうぞ寄っていってくださーい!」

    「………」

    「………することがない…」ポツーン

    「おや、タコスをお求めですか?それでしたら表のほうに並んでいただいて…」

    「あ、いえ、違うんです!実は…」

    291 = 253 :

    ノリノリじゃねえか

    292 :

    ハゲはボディーソープで頭洗うんでしょ?

    293 = 204 :

    部活のマネージャーというより
    優希のマネージャーとしてな

    294 = 141 :

    地区大会決勝戦を落丁なしでやってくれると信じて



    支援

    295 = 1 :

    「なんと!部長の妹さんですか!すばらです!」

    「ではこちらへお座りください!すぐ部長をお呼びしますから!」

    「あ、いいんです!やめてください!」

    「?」

    「ちょっと…事情があって…」

    「ずっと、お姉ちゃんには会わせる顔がないっていうか…」

    「会ってもきっと、ちゃんとお話できない気がするっていうか…」

    「ほう?」

    「私が…悪いんです…」

    「だから…いいんです、遠くで見てるだけで…」

    (ふむ…これはなかなかになかなかの…)

    296 = 250 :

    すばらが何とかしてくれるさ

    297 = 1 :

    「詳しい事情は存じ上げませんが…」

    「勇気を出して、お話されてみてはいかがですか?」

    「えっ…」

    「歩み寄る勇気があれば、きっと部長は応えてくれるはずですよ」

    「ちょーポンコツ…もとい、不器用なお方ですからわかりにくいかもしれませんが…」

    「部長が大切な人の気持ちを無碍にする方ではないことくらい、半年ほどのお付き合いでもよくわかりますよ」

    「……大切な人…そう思ってくれてるのかな?……」

    「部長がどう思っていらっしゃるのかは…私にはわかりませんが、」

    「あなたはお姉ちゃんのこと、大切なんですよね?」

    「……はい……」

    「すばらです!ならば大丈夫!」

    「何かあったら、この私にご相談なさい!どーんと解決して差し上げますよ!」

    「須原さん……」

    「花田煌と申します」

    298 = 253 :

    来ると思った

    299 :

    いいね
    もっと見たい

    300 = 1 :

    (これはなんとか、二人でお話しする時間を作って差し上げたいですね…)

    (とはいえ、無理に騒いで話し難くしてしまっては、すばらくありません…どうしましょうか)

    (なるべく自然に…ここを離れて部長を裏に…)チラッ

    まこ(煌はいつまでも何をやっとるんじゃ…この忙しいんに…って)

    「……」チラッ チラッ

    まこ(! あれは煌のアイコンタクト!)

    まこ(……了解じゃ!)キュピーン

    まこ「部長ー!ちょっと裏の方お願いするわー!」

    「…わかった」

    まこ「おーい煌よ!早ようこっち来て手伝うてくれやー!」

    「あ、はーい!只今!」

    (まこ…すばらです!)

    「では呼ばれましたので、ちょっと失礼しますね!ごゆっくりここでお待ちくださいませ!」

    「あ…はい…」


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