元スレ菫「暇だから宥を監禁してみるか」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 45 :
シズモンキラー
52 = 1 :
ナース室には簡単な調理器具とガスコンロを用意してあった。
時計は九時を回る。
パスタにでもしよう。
鍋を用意し水を貯めている間、玄の対処のことだけで頭がいっぱいになる。
今日はネットカフェで泊まると聞いた。しかしその生活も長くは続けられないだろう。
一人暮らしの菫のアパートに転がり込んでくる可能性はありうる。そもそも菫がそれを断る理由はないからだ。
菫が事件の犯人でなければ、である。
奈良へ帰そうとなだめても、菫の話術ではどうも玄を納得させることはできなかった。
むしろ玄との会話の節々には菫を一番に疑っているのだと言いたげな、棘のある言葉が姿をのぞかせた。
どうにかしないと……、どうしたら……。
湯気が顎を撫でてようやく気付く。鍋の水はいつの間にか沸騰していた。馴れた手つきで塩を振り、麺を落としていった。
食後に借りてきた映画を宥と観賞した。
画面の向こうで恋愛に勤しむ男女の行方に、宥は涙を流していた。
54 = 8 :
宥姉が堕ちてきてる
55 = 45 :
これはもう依存しちゃってますわー
56 = 1 :
九月二十九日
今日で一週間になる。
人間の適応とは恐ろしく、宥が私に懐く早さもまた、予想と違った。
悪いことではないが少し不気味だ。なぜだか宥が感情のないロボットに感じる。ボタン一つで私の言う事をきいてるような、そんな感覚。
過去にインターネットで正常度テストなるものを受けたのを思い出した。
判定は“F”。結果と共に表示された一文に、気狂いの域で精神科医に通えと書かれていた。
私は自覚している。
こんな風に日記をつけているのもそれを忘れないためだ。
異常が異常であり続けるためには、肯定し続けなければならない。
宥を拘束したいからしている。理由なんてものはそれでいい。私は狂っている。
玄を、
57 = 45 :
クロチャー「ぐわああああ」
59 = 1 :
※白糸台の設定を二期制にしてます
宥「弘世さんは、ちゃんと学校行ってるんですか?」
菫「もちろん。選択科目は最低単位分だけとって、ほとんど午前に回している」
宥「計画的ですね。もしかして私を誘拐するために?」
菫「元々自習のほうが捗るから、前期の終わりには決めていた」
宥「そうですか……。なぜ、私なのでしょう」
菫「言ったろう? 好きになったから」
宥「人を好きになったらいつもこんなことするんですか」
菫「今まで人を好きになったことなんてない」
菫「初めて心の底から綺麗だと思った。君は私にとって完璧だ」
宥「あはは、こんなぐーたらコタツ女がですか……? 玄ちゃんのほうがずっと……あっ、」チラ
菫「それでも君を選んだ」
菫の言葉に、宥はまんざらでもないような表情を作った。
宥「一週間かぁ……」
61 = 21 :
>>60
すいません
62 :
>>58
時々咲スレでもいるけどそれ対して面白くないから
止めてくれない?
63 = 21 :
>>62
すいません
64 = 1 :
菫「土曜だからずっと一緒にいてあげられる」
宥「それは、ありがたい……のかな。ここから出してもらえるのが一番だけど……」
菫「それは無理だ」
宥「……」
宥「私、弘世さんがこんなことしなくても、弘世さんに告白されていれば、弘世さんを好きになっていました」
菫「なんで?」
宥「なんでって……、か、かっこいいし、普通にしていれば優しいし、」
菫「?」
宥「東京まで遊びに来たのも、ただのメル友じゃありえないですよね。私、会いたかったんです。あなたに」
菫「???」
菫「――――……トイレ行ってくる」
催してなどいなかった。ただ、意味不明な不安から逃げたかった。
菫にとって理解できなかったのは、彼女が自分に惚れていたという事実ではなく、それを口にした行動だった。
機嫌取りのためであれば逆効果だ。より束縛を強めることぐらい宥にもわかるはずだろうと菫は思う。
宥は“ここ”に慣れた。そうと考えるしかあるまい。
ただそれが予想とずいぶん剥離していて、気違いの菫には到底納得のいくものではなかった。
65 = 1 :
ガチャリ
宥「おかえりなさい」
菫「え、そんなに長かったかな」
宥「あ、いえ、……なんでだろう」
菫「寂しかったとか?」
宥「そんなこと……っ」
菫と宥の視線が外れた。
宥「そうですよ……、寂しかったです。こんなところに放り込んだあなたがいなくて、不安で、」
宥「……私を一人にしないで……」
菫「うん」ナデナデ
宥「あぅ」
菫は顔を近づける。涙目の宥は緊張の面持ちで顎をあげた。
舌を入れ、キスをする。
スカートをたくしあげると、宥の股間に右手を滑り込ませた。
短く茂った陰毛を掻き分け、恥部の谷間を人指しでなぞる。
宥は軽く身震いすると、拒否の意思表示なのか、震える両手で菫の手をおしやろうとした。
唇を離し、二人は見つめあう。唾液が橋を作り、ゆったりと二次関数曲線を描きながら、宥の豊満な胸元へ垂らしていった。
66 :
やばい面白い
67 = 45 :
しえんぬ
68 :
ふんふむ~
69 :
どう転がってもハッピエンドになりそうにない
71 = 1 :
宥「ベ、ベッドで……」
菫は無言で抱えあげると、割れ物を扱うように音も立てずベッドへ寝かせた。
体重がかからないように膝を立てて馬乗りになる。宥は顔を逸らし胸元を抑えるようにして菫のアクションを待った。
菫「手、楽にして」
両腕を投げ出させ、季節はずれのセーターをめくっていく。
若葉色のブラが姿を現した。
セーターを完全に脱がすと、背に手をまわしてホックをはずし、なすがままの宥に脱いでくれと耳元で囁く。
紅潮していく宥の頬に舌を這わした。驚いた顔でこちらを見返したが、笑いかけるとますます顔を赤らめた。
胸がはだけると菫は顔近づけて桃色の乳首を齧った。
宥「痛い」
肩を押し返される。
菫「悪かった」
宥をここに連れてきて、初めての謝罪だった。意識して口にしないようにしていたわけではなく、元から他人の嫌悪に共感できる性質ではなかったからだ。
頭で考えれば解るが、直感的ではない。聖書にガソリンをかけて平気で火をつけるようなその性格は、今まで知られたことはなかった。
だから「悪かった」の一言も、心からの言葉とはほど遠い。
菫「綺麗だ」
宥は目をつぶっていた。獲物が全てを諦める捕食者への服従のポーズ。初日の宥の面影はなかった。
72 = 45 :
外道スミレ
74 = 21 :
クロチャーは?
75 = 1 :
ヘソに指をつきたててみる。が、反応はない。
少しだけ押し込む。
宥「怖い……」フルフル
そうだよね、と言って手を引くとスカートのジッパーをおろしていく。
ロングスカートをベッド脇に投げ捨て、オムツ替えのように膝を持ち上げて、するするとショーツを脱がした。
菫「指、入れるよ」
間髪なかった。
宥が拒否すればそこまでだったから。強引にでも事を進めれば、受けざるをえない。
宥が呼吸したと同時に人差し指と中指を第一間接まで入れた。
宥「やっ」
身体をよじらせて逃げようとする宥の肩を空いた手でつかみ、そして後頭部にまわす。
強引にキスをして安心感を与える。
宥の涙が頬に伝わり、そのまま菫の口元へ流れ込んできた。
膣へ挿入した二本の指は探検を続ける。
少しの動作で跳ね上がる宥を肌で感じるのは愉快だった。
粘性を持った液体は、思っていたよりも音をたてた。
宥の顔は完全にとろけていて、緩んだ口から唾液が流れていく。
宥「あの、」
菫「ん?」
宥「トイレに行きたい……です」
76 = 68 :
スーパー聖水タイムか
77 = 21 :
飲むんじゃないだろうな
78 = 1 :
だからなんだと、菫は続けた。
宥「トイレ、あっ、」
親指で器用に陰核を弾き、身体を起こそうとした宥の自由を奪う。
宥「おねが、行か、って」
びくついてろくに呂律のまわらない宥に追い撃ちをかけるように、二本の指を先ほどよりも激しく出し入れする。
指へ脈打った震動が伝わってくる。もうそろそろ、というところで、
――ジョロロ
溜まっていたのだろう。少々健康とは言い難い、濃い目のはちみつ色をした小水が溢れ出た。
宥「やだ、こんなの、ヒグッ、嫌っ……」
指を引き抜くと、尿道を押さえていたわけでもないのにさらに勢いを増した。
漏らさせたのはわざとだ。行為を中断させられるのは気持ちを冷まさせてしまう。
そういや自分がいたせいで、半日近くトイレへ行ってなかったなと菫は冷静に頭を動かす。
排泄をしたいなら事が始まる前に言えばいいのに。宥は被害者なんだから。他人は本当によくわからない。聞こえないほどの声量でそうつぶやくと、むせび泣く宥を置いて部屋を出た。
三分後、隣室に用意していた替えの服や下着、タオルにシーツ、そして布団まで持ってきた。
震えながら泣き声をあげる宥にタオルで目隠しをした。
自分の服が汚れることも気にせず、宥を抱えて浴室へと向かった。
余韻は無かった。隣室に転がる玄の処理はどうしようかとそれだけが思考を支配していた。
79 = 21 :
クロチャーァァァ!
80 = 39 :
クロチャー死亡
81 = 45 :
コロチャー
82 = 1 :
九月三十日
昨日の出来事だが、日記を書いた後だったのでここへ記すことができなかった。
宥の抵抗は弱いが、流れにゆだねようとすることもない。だが、それはそれでいい。思い通りになることなんて何一つない。
足枷は外した。今の宥には必要ない。
他人の恥部をいじったのは初めてだった。強引に為すのも含めてなかなかに愉悦だ。
中途半端に才を持った私には、そうは味わえないだろう。
世間一般の清い交際では絶対に体験することはできないはずだ。
彼女は私のものだ。
誰の視界にも入ってほしくない。
私が死んだら、彼女にも死んでほしい。
83 = 21 :
クロチャーはSSだとそんな役回り
84 = 45 :
菫さんも放課後愉悦部の一員か…
85 = 13 :
なあにクロチャーは睡眠薬で寝てるだけさ
そうだろ?あれ?
86 = 21 :
たちあがれクロチャー
87 = 1 :
@
リクライニングシートに宥を膝に乗せて菫は座っていた。
15センチの身長差はなくなり、宥の肩から顔を覗かせ二人してテレビを眺める怠惰な午後を過ごしていた。
強制したわけではない。座るかという問いに宥が応じた結果がこれだった。
宥「私達、普通の日常を送っていればいい恋人同士になれたと思います」
菫「そうかな」
宥「だってあんなことをされたのに、私はあなたのことが嫌いにならなかったんですから」
菫「好きってこと?」
宥「たぶん、そうです」
菫「そっか」
88 :
いい感じで狂気だ
89 = 21 :
ほ
90 = 15 :
クロチャー……
91 = 1 :
形式通りに頭を撫でる。
喜ぶはずだから。
宥「……」スリスリ
猫みたいだな、と菫は思った。
宥「あれ?」
宥は菫のタイツにひっかかった何かを拾い上げた。
丁度それは菫の死角で、さっと隠した宥のせいで何かはわからなかった。
気に留めることはないだろうと菫はテレビに視線を戻す。
それが崩壊の引き金になるなんてわからなかったし、
宥が誰のかを判別できるだなんて普通は思わない。
うかつだった。
宥が慌てて隠したそれは、玄を処理した際に付着した髪の毛だった。
93 = 45 :
おぉう…
94 :
クロチャー・・・
95 = 69 :
クロチャーに陰毛なんてあるわけないだろ!!なにが処理だよ!!!ぶち転がすぞ!!
96 = 30 :
>>95
髪の毛や、良く見てみ?
97 = 45 :
処理って、ぶつ切りにして排水口に流すみたいな…
98 = 1 :
#
菫は死の間際に走馬灯を見た。
麻雀部に入部したころの二年と半年前の記憶。
入部した理由は流行り物だったから。確かそれだけ。
別段興味あったわけではないが、入部したからには真面目に取り組んでいった。
菫の隣には宮永照がいた。卓に入れば魔人の如き強さを誇り、たとえ先輩連中だろうが容赦なく潰していった。
麻雀には非合理が存在する。確率論などあってはないようなものだと、そいつを見て思った。
こうして徐々に麻雀にのめりこんでいき、悪魔の角はなりを潜めた。
そして一ヶ月前のインターハイ、白糸台が三連覇を決めたその夜。菫は祝賀会を抜け、公園の隅で一匹の猫を殺した。
首をしめあげ、骨の折れる音が聞こえたとき菫の心拍数は平常時と変わりはなかった。
ようやく喧騒から逃れてきたのに、足にまとわりつくそいつが邪魔に感じて殺したのだ。
菫にしてみればなんてことはない行動だったが、きっかけとしては十分だった。隠れ続けていた菫の本性は青春の終わりと共に再び姿を現す。
対象は松実宥。小柄な肉体に秘めた強靭な精神を持つ彼女を屈服させることができれば、どんな境地を知ることができるのか。
つまるところ宥への一目惚れなど菫の勘違いで、一連の行動原理は日常では知りえない「人を飼うこと」への知識欲と菫に内蔵されたサディズムだった。
「今わかった。私は君のことが好きではなかった」
頚動脈から溢れ出る血を抑えることもせず、安らかな顔でそう言った。
一分後、弘世菫は循環性ショックにより絶命する。
99 = 21 :
超展開
100 = 1 :
10月1日 1日目
さっき見つけたこの日記に記録をつけていきます。
そうでもしないと冷静でいられないから。
弘世さんを殺しました
でも弘世さんは玄ちゃんを殺しました
私は悪くない誰か助けて
みんなの評価 : ☆
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