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    元スレクド「リキの様子がおかしいのですっ」

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    151 = 1 :

    謙吾「恭介。そのシチュエーションとやらの具体的な方針は決まったのか?」

    佳奈多(シチュエーション……?)

    恭介「いーや、サッパリだな。理樹はテンパってダメなようだし能美もさっきの一件でダウンときてる」

    恭介「まずは二人を落ち着かせることから始めるか……」

    「まったく、理樹はだらしないな」

    恭介「そこが可愛いんだろ。……ここは鈴を送ってみるか」

    「なにっ!? なんであたしがっ」

    恭介「俺ら野郎じゃ下心丸出しで対応しちまうからな」

    来ヶ谷「鈴君を放っても恭介氏の、その下心が透けて見られるんじゃないか?」

    恭介「ん、そうだな……」

    恭介「それじゃ……二木か」

    佳奈多「え?」

    152 = 1 :

    美魚「なるほど。常に直枝さんに対し辛辣な態度で臨む二木さんなら」

    「何かあっても逆ギレして誤魔化せるな」

    小毬「理樹君がかなちゃんから逃げちゃうんじゃないか心配だけど……」

    謙吾「その点は問題ない。二木はこう見えても礼節は弁えてる」

    葉留佳「万事解決ってわけですネ! お姉ちゃん、やるぅ~」

    佳奈多「ちょっと、何勝手に話を進めてんのよ。しかも逆ギレして礼節弁えるって何なのよ」

    恭介「んーーー……まとまらねえな」

    佳奈多「それよりあなた達、一体何を企んで……」

    理樹「真人、ただいま」

    一同「!!?」

    153 = 21 :

    こまりまっくす~

    154 = 1 :

    理樹「うわっ、全員集合? 二木さんもいるし……」

    小毬「お、お邪魔してま~す」

    葉留佳「コ、コンニチハー」

    理樹「恭介、今度は一体何思いついたの?」

    恭介「い、いや、まだ何も考えてないさ。それより遅かったな」

    理樹「あーうん……。何というか、今日は町をぶらつきたかったから……」

    理樹「そのせいで歩き疲れちゃったよ」

    理樹「ごめん、行儀が悪いけどちょっとベッドで休ませて……」

    一同「!!?」

    恭介「ま、待て理樹っ! そこには……!」

    155 = 21 :

    こまりまっくす~

    156 = 1 :

    理樹「よいしょ」

    理樹「……? 何か入ってる……?」

    理樹「もう、真人。筋トレグッズは自分のベッドにおいてよ……ふわぁ」

    理樹「うぅ……眠い」

    クド「わふっ」

    理樹「………」

    クド「きもちいいのですー」

    理樹「………………………」

    クド「くんかくんか」

    理樹「……………………………………………」

    157 :

    なかなかですね

    158 = 21 :

    こまりまっくす~

    159 = 1 :

    理樹「……ハハ、夢か……」

    理樹「落ちていく……どこまでも続く闇を……」

    クド「…………ふぁぁ」

    クド「……あれ? リキが目の前にいるのです」

    クド「……夢なのでしょうか……?」

    クド「…………え?」

    理樹「う……」

    理樹&クド「うわあああぁあああぁあっっ!!?」

    理樹&クド「………………」

    理樹&クド「うわあああぁあああぁああぁああぁあっっ!!?」

    160 = 21 :

    こまりまっくす~

    161 = 1 :

    理樹「なっ、なんでっ!? なんでクドが僕のベッドに!?」

    恭介「落ち着け理樹っ! まずは深呼吸だっ!」

    理樹「できないよっ!!」

    クド「ごめんなさいですっ、ごめんなさいですっ! 私が勝手に使ってしまって!」

    理樹「うわああぁああぁ、もう僕はおしまいだっ、おしまいだぁっ!」

    理樹「うわあああぁあああぁあああっ……!!」

    「すごいな。こんなに取り乱す理樹は初めて見るぞ」

    小毬「ふ、二人ともとにかく落ち着いて~っ」

    理樹「みんなごめーーんっ!!」

    恭介「! まずい、誰か止めっ……!」

    葉留佳「ひゃうっ!」

    162 = 21 :

    こまりまっくす~

    163 = 1 :

    謙吾「くそっ、逃げられたかっ!」

    恭介「仕方ない、能美はいるか!?」

    美魚「……! いませんっ」

    「理樹を追いかけに行っちまったのか!」

    来ヶ谷「チィ……油断していたッ」

    葉留佳「これはかなりマズイですネ……!」

    佳奈多「…………」

    「なんだ? なんでお前らそんな必死になってるんだ?」

    佳奈多「直枝が逃げてクドリャフカが追っていっただけでしょうに」

    恭介「……雰囲気作りだよっ! とにかく俺たちも追うぞっ!」

    164 = 21 :

    おやすみ小毬ちゃん

    165 = 72 :

    わふー!クドは貰いますね!

    166 = 1 :

    中庭――


    理樹「はぁっ、はぁっ」

    クド「リ……リキー! はぁ、はぁっ……!」

    理樹「……!」

    クド「わふっ!? 急に止まっ……!」

    クド「むぎゅ!」

    理樹「わっ」

    理樹「ク……クド、ごめんっ……」

    クド「へ……ヘイチャラなのですっ……!」

    167 = 1 :

    クド「それよりリキっ……お尋ねしたいことがあるのです」

    理樹「……な、何でしょうか、ハイ」

    クド「なんで逃げるですかーっ!」

    理樹「えっ……そ、それは……反射的というか」

    理樹「ほら、パブロフ、パブロフの犬」

    クド「わふーっ!? いつの間に条件付けなんてされたのですかっ!?」

    理樹「うっ……ゴメン」

    169 = 1 :

    クド「リキから避けられるということは……」

    クド「私が気づかない内に何かご迷惑をお掛けしたのでしょうか……」

    理樹「そ、それは違うっ、違うんだ」

    クド「それなら、なぜですかっ」

    理樹「……っ」

    クド(本当にリキは、私のことが好きなのでしょうか……)

    クド(どきどき)

    理樹「じ、自分に……嫌気が差したんだよ」

    クド「え?」

    170 :

    ほらキスしろキスやって後悔する方が良いぞ

    171 = 72 :

    わふー!クドは貰いますね!

    172 :

    おいたわしやな佐々美様おいたわしや

    173 = 1 :

    理樹「僕は……僕は、ある女の子と出会った」

    理樹「その子は妙に外国っぽさに憧れててさ……」

    理樹「初対面のときも、日本語が通じないように振る舞うほどだった」

    理樹「本当は僕よりずっと日本語が堪能だったのにね」

    クド「リキ……それは……」

    理樹「……何となく、気になってた」

    理樹「あるとき、その子が僕たちの仲間に加わった」

    理樹「リトルバスターズだ」

    理樹「初めは野球中心だった。その子は小さい体で一所懸命ボールを追った」

    理樹「時間が経つにつれ、僕の中でその小さな女の子はどんどん大きくなっていった……」

    クド(……)



    「なにポエムってるんだあいつ」

    恭介「シッ! 勘付かれるだろ」

    174 :

    やっぱり理樹ってポエマーだよな

    175 = 1 :

    理樹「最近になって……時間がかかったけど」

    理樹「ようやくそれが恋だったんだって、自覚できた」

    クド「!」

    クド「リ……リキっ……!」

    クド「う……嬉しいのですっ! 私、私も本当はっ」

    理樹「けど、ダメなんだっ!!」

    クド「わふっ!?」




    謙吾「おお、告白か? 理樹、やるなあ」

    美魚「ダメ……とは」

    来ヶ谷「何か理由があるのか。気になるところだ」

    小毬「二人とも、頑張れっ」

    176 = 1 :

    クド「リ、リキ……? だめ、というのは……」

    理樹「ああ! もう言っちゃうけどさっ!」

    理樹「僕はクドが好きだ、大好きなんだっ!!」

    クド「わふーーーっ!? 大胆にこくはくされましたーーーっ!?」

    理樹「けど、考えてもみてよっ……!」

    理樹「クドはっ……僕の好きなクドはっ……!」

    理樹「こんなにちっこいじゃないかっ!!」

    クド「…………」

    クド「わふ?」




    一同「…………?」

    177 = 1 :

    理樹「僕の気持ちは本当だっ、真実だっ、まごころだっ!」

    理樹「もう四六時中クドのことばっかり考えてるっ! 妄想の中でキスも済ませたっ!」

    クド「わふーーーーっ!? リ、リキがまたおかしくなりましたっ!?」

    理樹「クドを狂おしいほど愛してる、もう今すぐ挙式したいっ!」

    理樹「でもっ……! それでもっ……!」

    理樹「クドはちっこいんだっ!!」

    理樹「この事実は……覆りようがないっ……!!」

    理樹「なんて……なんて残酷なんだ、世界はっ!!」

    理樹「僕は……僕は神を怨むっ!!!」




    「何だあいつ」

    葉留佳「と、突然人が変わりましたネ……」

    佳奈多「なるほど……あれがクドリャフカの悩みの種だったのね」

    美魚「それは違うのでは……」

    恭介(……)

    178 :

    こます

    180 :

    寝ることは許されない

    181 = 1 :

    クド「あのー……リキ?」

    理樹「ふぅ……。何、クド?」

    クド「た、確かに私は……からだは大きくありません」

    クド「けれどっ、それがどうしてだめになるんですか……?」

    クド「来ヶ谷さんのような……すたいるの良い立派なからだではありませんがっ」

    クド「私の、リキへの気持ちは、誰にも負けませんっ!」

    理樹「……」

    理樹「クド、よくお聞き」

    理樹「僕が君と付き合ってしまったら」

    理樹「僕は、ロリ好きのド変態になってしまうんだよ……」

    クド「!?」




    来ヶ谷「いや確かにクドリャフカ君はミニマムサイズだが……」

    「理樹ってあんなに馬鹿だったのか?」

    恭介「……分かるぞ、理樹」

    182 = 178 :

    こす

    184 :

    恭介と同じになっちゃうもんね

    185 = 170 :

    ロリコン疑惑ではなくロリ疑惑だぞ

    186 = 1 :

    理樹「確かに、僕はクドが好きなんだ」

    理樹「そして今……クドが僕のことを想ってくれてると言った」

    理樹「嬉しいよ……僕の全てを君に捧げたいくらいだ」

    理樹「……でも。現実は」

    理樹「……非情だ」

    クド「リキ……」

    理樹「この広大無辺な世界にとって、僕という存在なんて無力でちっぽけなものなんだ」

    理樹「哀れな子羊を……許してやってほしい」

    クド「……」




    葉留佳「よく分からないけど……クド公ピンチ?」

    佳奈多「本当に訳が分からないわね……頭が痛くなる」

    恭介「分かるぞ理樹。ああ、年下……幼子……」

    「さっきからぶつぶつ何言ってんだてめーは」

    187 :

    変態でもいいじゃない

    188 = 1 :

    クド「……リキ」

    理樹「なに、クド?」

    クド「私は、それでも良いと思うのです」

    理樹「……!」

    クド「本当に好きなら……大切だと思うのであれば」

    クド「私は、例え世界が許さなくとも、平気なのです」

    クド「……ロリでいいじゃないですか」

    理樹「ク……クド……!」

    理樹「い、いや……! クドはそう言っても……」




    小毬「クーちゃんが受け入れたっ!?」

    美魚「素晴らしい精神力……適応力です」

    謙吾「やるじゃないか、能美」

    恭介「い、いいのかっ……? 能美、お前は許してくれるのかっ……!?」

    来ヶ谷「……何やら先ほどから、不穏な呟きが漏れているのだが……」

    189 :

    クドわふ理樹「…」

    190 = 1 :

    クド「リキ」

    理樹「あ……」

    クド「私は、ずっとあなたの傍にいたいです」

    クド「後ろ指を指されようとも……リキを恋い慕う気持ちは変わらないでしょう」

    クド「大好きですよ、リキ……」

    理樹「クドっ……僕は、僕はっ……!」

    理樹「……うわああぁああぁん……」

    クド「よしよし。リキはいい子なのです」




    佳奈多「せ、説得した……」

    「はー。すげーなクー公」

    小毬「やったね、クーちゃん!」

    恭介「小学生は最高、これは世界の常識だろ」

    恭介「これを排除する動きがあるということはつまり……ぶつぶつ」

    191 :

    こまりまっくすの人いないとなんか変な気分
    毒されてきてる

    192 = 1 :

    理樹「クド……」

    クド「なんですか、リキ……っ!?」

    クド「んーっ!?」

    理樹「ちゅっ……ちゅぷっ」

    クド「んー!」




    小毬「ひえええっ! ききき、きっすしちゃってるよ!」

    謙吾「さっきまでの臆病風はどこへやらじゃないか」

    佳奈多「ふっ……風紀を乱しているッ! 直枝理樹、今行くわッ……!」

    葉留佳「ちょっ、お姉ちゃんダメ! 今イイトコなんだから!」

    恭介「そうだよ、とどのつまり『幼女は可愛い』、この本質を見失う奴が多いことが問題なんだよな」

    来ヶ谷「……」

    193 :

    いきなり

    194 = 1 :

    クド「ちゅぱっ……リ、リキ! いきなり過ぎですっ」

    理樹「ご、ごめん……余りにも神々しい天使がそこにいたからつい……」

    クド「ぷんぷんですっ。……き、きすの前に」

    クド「リキの方から返事はないのですかっ」

    理樹「あ……」

    理樹「……クド。僕と……付き合ってほしい」

    クド「……リキ。喜んで……ちゅっ」

    理樹「ちゅぱっ……」




    美魚「……またキスですか」

    葉留佳「しょうがないよ、夢中になっちゃうのは。……それよりさ」

    恭介「ランドセルによっ、キーホルダーじゃなくてブザーってのは何なんだよ畜生!」

    来ヶ谷「何なのだ一体……」

    「まーた始まったか恭介の発作が」

    196 = 1 :

    理樹「幸せだ……この世に、こんな幸せがあったなんて」

    クド「私も、まだ人生を語るのに早すぎますが」

    クド「今まで生きてきた中で、一番幸せな時間ですっ……わふー」

    理樹「クド……もう一回……」

    クド「あ、はいっ……ちゅっ、ちゅぷっ」




    恭介「俺たちは極力、欲望を抑えつけてるってのに、制動が効かない一部の馬鹿のせいでよっ……!」

    恭介「俺ら全体が槍玉に挙げられ苦痛を強いられているんじゃないかっ……!」

    佳奈多「宮沢。これはどういうことよ」

    謙吾「つまり、恭介はいわゆる『真性ロリ』という病気なんだ」

    葉留佳「うわぁ……」

    197 = 1 :

    理樹「はあっ……こんな世界が広がっていたなんて」

    理樹「なんて素晴らしい……なんて美しいんだろう」

    クド「私も嬉しいのですっ」

    理樹「あ、クド、もう一回ね」

    クド「ま、またですかっ。もう、リキったら……ちゅっ」

    理樹「ちゅうっ……」




    美魚「……あの二人はいつになったらキスを終えるのでしょうか」

    小毬「さ、さっきからずっとだね……」

    恭介「理樹……俺の遺志は受け取ったか」

    恭介「それでいい……自分で選びとった道を進め……!」

    198 = 1 :

    理樹「ああ……頭が蕩けそう……」

    クド「も、もうっ。リキ、そんなにされたら息が続かないのですっ」

    理樹「き、気持ち良すぎてつい……」

    クド「……わ、私も気持ち良かったですけど……ごにょごにょ」

    理樹「クド……」

    クド「あ……リキ……」

    佳奈多「あなた達っ、いつまでやってるのっ!」

    理樹「うわぁっ!」

    クド「わふーっ!?」

    200 = 193 :

    おう


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