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元スレ藤岡「オレは南カナが好きだ!」保坂「それでは想いは届かない!」
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なんやかんやで藤岡がカナと付き合うようになったら
千秋はもう藤岡の膝上には座らなくなるのかな
千秋はもう藤岡の膝上には座らなくなるのかな
高校
保坂「さて、今日は多めにハンカチを持ってきた。これで南ハルカがハンカチを忘れていても、オレがすかさず差し出すわけだ」
保坂「そして、すかさず弁当を差し出すわけだ」
保坂「するとどうだ!! オレと南ハルカは友達になるわけだ!! そうなればオレが南ハルカの家でフランス料理を振舞うわけだ!!!」
保坂「そして南ハルカの家庭は笑顔で包まれるわけだ……。完璧だ」
保坂「さぁ、行くか……。オレも藤岡に後れを取るわけにはいかない。そう、師匠として!!」バッ!!!
春香「あ、あれ? あれ……?」
マキ「どうしたの?」
春香「ハンカチ……忘れちゃったみたい……」
マキ「そうなの?」
春香「どうしよう……」
アツコ「ハルカ、私のでよければ」
春香「ありがとう、アツコ。洗って返すね」
アツコ「いいよ」
保坂(そうか……。なるほど。ハンカチは必要ないということか……。そうか……。なるほど……。では次だな。次は南ハルカが消しゴムを落としたときにすかさずオレが――)
保坂「さて、今日は多めにハンカチを持ってきた。これで南ハルカがハンカチを忘れていても、オレがすかさず差し出すわけだ」
保坂「そして、すかさず弁当を差し出すわけだ」
保坂「するとどうだ!! オレと南ハルカは友達になるわけだ!! そうなればオレが南ハルカの家でフランス料理を振舞うわけだ!!!」
保坂「そして南ハルカの家庭は笑顔で包まれるわけだ……。完璧だ」
保坂「さぁ、行くか……。オレも藤岡に後れを取るわけにはいかない。そう、師匠として!!」バッ!!!
春香「あ、あれ? あれ……?」
マキ「どうしたの?」
春香「ハンカチ……忘れちゃったみたい……」
マキ「そうなの?」
春香「どうしよう……」
アツコ「ハルカ、私のでよければ」
春香「ありがとう、アツコ。洗って返すね」
アツコ「いいよ」
保坂(そうか……。なるほど。ハンカチは必要ないということか……。そうか……。なるほど……。では次だな。次は南ハルカが消しゴムを落としたときにすかさずオレが――)
日曜日 南家
藤岡「お邪魔します」
千秋「来たか。今日はまた料理を作ってくれるらしいな」
藤岡「うん。いっぱい買ってきたよ」
春香「ごめんね、気を遣わせちゃって」
藤岡「そんなことありません!!」
夏奈「藤岡ー。早く、こっちに来なさいよ」
藤岡「う、うん」
千秋「おい、カナ。藤岡がいるからいいけど、食えるものにするんだぞー。隠し味はちゃんと隠せよー」
夏奈「わかってるよ」
春香「藤岡くん、なんだかカナもやる気みたいだし、お願いね」
藤岡「はい。できる範囲でがんばります」
春香「よろしく」
夏奈「はやくしろってー」
藤岡「い、今行く!」
藤岡「お邪魔します」
千秋「来たか。今日はまた料理を作ってくれるらしいな」
藤岡「うん。いっぱい買ってきたよ」
春香「ごめんね、気を遣わせちゃって」
藤岡「そんなことありません!!」
夏奈「藤岡ー。早く、こっちに来なさいよ」
藤岡「う、うん」
千秋「おい、カナ。藤岡がいるからいいけど、食えるものにするんだぞー。隠し味はちゃんと隠せよー」
夏奈「わかってるよ」
春香「藤岡くん、なんだかカナもやる気みたいだし、お願いね」
藤岡「はい。できる範囲でがんばります」
春香「よろしく」
夏奈「はやくしろってー」
藤岡「い、今行く!」
藤岡「えっと、それじゃあ、野菜から切ってくれる?」
夏奈「野菜だね!! 任せなさい!!」ダンッ!!
藤岡「カ、カナ!! 危ないよ!! そんな乱暴な切りかたじゃあ!!」
夏奈「でも、硬いし、勢いつけて切っているところをテレビで見たぞ」
藤岡「指を切ったらどうするんだよ。こうもって」ギュッ
夏奈「……おい」
藤岡「あ、ご、ごめん!! ついっ!!」
夏奈「いや、別にいいぞ。握って教えてくれ」
藤岡「あ、うん……それじゃあ……」
夏奈「藤岡……私も好きだ」
藤岡「え?!」
夏奈「フランス料理」
藤岡「あ、そ、そう……」
夏奈「……こら、きちんと教えろ。何をうろたえている」
藤岡「ああ、うん……えっと、これはこうやって……」
夏奈「野菜だね!! 任せなさい!!」ダンッ!!
藤岡「カ、カナ!! 危ないよ!! そんな乱暴な切りかたじゃあ!!」
夏奈「でも、硬いし、勢いつけて切っているところをテレビで見たぞ」
藤岡「指を切ったらどうするんだよ。こうもって」ギュッ
夏奈「……おい」
藤岡「あ、ご、ごめん!! ついっ!!」
夏奈「いや、別にいいぞ。握って教えてくれ」
藤岡「あ、うん……それじゃあ……」
夏奈「藤岡……私も好きだ」
藤岡「え?!」
夏奈「フランス料理」
藤岡「あ、そ、そう……」
夏奈「……こら、きちんと教えろ。何をうろたえている」
藤岡「ああ、うん……えっと、これはこうやって……」
夏奈「なるほどな。こうするのか」
藤岡「そうそう。カナもできるじゃないか」
夏奈「なんだと?」
藤岡「あ、いや、そう言う意味じゃないんだ」
夏奈「ならどういう意味だ」
藤岡「えーと……」
夏奈「……私ははっきり言われるのは嫌いじゃないから」
藤岡「そうなんだ」
夏奈「うん、そうだぞ」
春香「うーん……。いい感じなのかどうか、わからないわね」
千秋「そうですね」
冬馬「おーい!! 藤岡の飯が食えるってきいてきたぞー!!」
内田「おじゃましまーす!!」
吉野「およばれしましたー」
千秋「おう、来たか」
藤岡「そうそう。カナもできるじゃないか」
夏奈「なんだと?」
藤岡「あ、いや、そう言う意味じゃないんだ」
夏奈「ならどういう意味だ」
藤岡「えーと……」
夏奈「……私ははっきり言われるのは嫌いじゃないから」
藤岡「そうなんだ」
夏奈「うん、そうだぞ」
春香「うーん……。いい感じなのかどうか、わからないわね」
千秋「そうですね」
冬馬「おーい!! 藤岡の飯が食えるってきいてきたぞー!!」
内田「おじゃましまーす!!」
吉野「およばれしましたー」
千秋「おう、来たか」
夏奈「なぁ、藤岡?」
藤岡「なに?」
夏奈「大声で言う必要はないから。きちんと聞こえる声で言ってくれればな」
藤岡「な……」
夏奈「……さぁ、お客さんが多いんだ!! しっかり作るぞ!!」
藤岡「……カナ」
夏奈「なんだよ……」
藤岡「オレ……カナのこと――」
冬馬「藤岡ー!! まだかぁー!!」
藤岡「あ、ト、トウマ……。うん、もう少しだから」
冬馬「待ってるからな!! チアキー、マコちゃんも来るんだろー?」
夏奈「……」
藤岡「あ、作ろう。南、うん……」
夏奈「本当にもう少しだな、お前。もう一度、公園行くか?」
藤岡「こ、今度こそ自分の力でなんとかするから!! 絶対!! もう少し待っててくれ!!」
藤岡「なに?」
夏奈「大声で言う必要はないから。きちんと聞こえる声で言ってくれればな」
藤岡「な……」
夏奈「……さぁ、お客さんが多いんだ!! しっかり作るぞ!!」
藤岡「……カナ」
夏奈「なんだよ……」
藤岡「オレ……カナのこと――」
冬馬「藤岡ー!! まだかぁー!!」
藤岡「あ、ト、トウマ……。うん、もう少しだから」
冬馬「待ってるからな!! チアキー、マコちゃんも来るんだろー?」
夏奈「……」
藤岡「あ、作ろう。南、うん……」
夏奈「本当にもう少しだな、お前。もう一度、公園行くか?」
藤岡「こ、今度こそ自分の力でなんとかするから!! 絶対!! もう少し待っててくれ!!」
公園
マコト「はぁ……。また、オレはマコちゃんにならなきゃいけないのか……。いつまでこんなことをしなきゃいけないんだ……」
マコト「オレの中の男らしさが号泣しているぞ……」
保坂「男が泣いていいのは、親と愛する人を亡くしたときだけだ」
マコト「……!?」
保坂「そう!! だから、オレは泣く事は許されない!! まだ愛する人がいるのだから!!!」
マコト(あの人、何してるんだ……?)
保坂「嘆くことはいつでもできる。置かれている現実を恨むことは誰にもできる。しかし、そこから光を見出すのは限られた人間にしかできない!!」
保坂「オレはその限られた人間でありたい」
マコト(そうだよ。自分の不幸を悲しむことはいつでもできるんだ。それよりも今、オレがどうするかじゃないか!!!)
保坂「己のやれることにベストを尽くさずして、何を得られてるというか!!! オレはまだまだ甘い!!!」
マコト(オレもあの人を見習わないと。オレもあの人みたいな男になるんだ!!)
マコ「――さぁ!! いくぞ!! 藤岡さんの手料理を食べにチアキの家へ!!!」
保坂「さぁ、行こう。明日こそ、想いを届けるぞ。あーっはっはっはっは!!」
おしまい。
マコト「はぁ……。また、オレはマコちゃんにならなきゃいけないのか……。いつまでこんなことをしなきゃいけないんだ……」
マコト「オレの中の男らしさが号泣しているぞ……」
保坂「男が泣いていいのは、親と愛する人を亡くしたときだけだ」
マコト「……!?」
保坂「そう!! だから、オレは泣く事は許されない!! まだ愛する人がいるのだから!!!」
マコト(あの人、何してるんだ……?)
保坂「嘆くことはいつでもできる。置かれている現実を恨むことは誰にもできる。しかし、そこから光を見出すのは限られた人間にしかできない!!」
保坂「オレはその限られた人間でありたい」
マコト(そうだよ。自分の不幸を悲しむことはいつでもできるんだ。それよりも今、オレがどうするかじゃないか!!!)
保坂「己のやれることにベストを尽くさずして、何を得られてるというか!!! オレはまだまだ甘い!!!」
マコト(オレもあの人を見習わないと。オレもあの人みたいな男になるんだ!!)
マコ「――さぁ!! いくぞ!! 藤岡さんの手料理を食べにチアキの家へ!!!」
保坂「さぁ、行こう。明日こそ、想いを届けるぞ。あーっはっはっはっは!!」
おしまい。
途中まで読んだ。
保坂とふじかなとか俺得すぎる。
藤岡は愛の塊だからな。
保坂も少しでいいから報われてほしい。
朝までこのスレ残ってて欲しいな…。
保坂とふじかなとか俺得すぎる。
藤岡は愛の塊だからな。
保坂も少しでいいから報われてほしい。
朝までこのスレ残ってて欲しいな…。
公園の出来事を見てから夏奈の口調が堅くなったのは藤岡を意識しているという表れなのか。
おつおつ。
おつおつ。
みんなの評価 : ★
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