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中学校 教室
夏奈「はぁー退屈だなぁ。何か面白いことはないかな、ケイコ?」
ケイコ「もうすぐ試験だけど勉強はどうなの?」
夏奈「ケイコ。何を言っているんだ?」
ケイコ「え?」
夏奈「私はね、面白いことはないかと訊いたんだよ? どうしてそれが勉強に繋がるんだ?」
ケイコ「でも……」
夏奈「全く!!ケイコは面白いことも思いつけないほど勉強が好きなのか!! なら勉強と結婚してしまえ!!」
ケイコ「……」
夏奈「ケイコは勉強という恋人がいるから毎日楽しいんだろうけど、私には毎日が楽しくなるほどの恋人はいないからなぁ……」
ケイコ「――何様さっ!!!」
夏奈「……!?」
夏奈「はぁー退屈だなぁ。何か面白いことはないかな、ケイコ?」
ケイコ「もうすぐ試験だけど勉強はどうなの?」
夏奈「ケイコ。何を言っているんだ?」
ケイコ「え?」
夏奈「私はね、面白いことはないかと訊いたんだよ? どうしてそれが勉強に繋がるんだ?」
ケイコ「でも……」
夏奈「全く!!ケイコは面白いことも思いつけないほど勉強が好きなのか!! なら勉強と結婚してしまえ!!」
ケイコ「……」
夏奈「ケイコは勉強という恋人がいるから毎日楽しいんだろうけど、私には毎日が楽しくなるほどの恋人はいないからなぁ……」
ケイコ「――何様さっ!!!」
夏奈「……!?」
ケイコ「もう知らない」
夏奈「じょ、冗談だよ、ケイコぉ……」
ケイコ「……勉強が恋人なんて……あるわけないじゃない……」
夏奈「ケイコさん、機嫌を直して。ね?」
ケイコ「ふんっ」
夏奈「あやまるよぉ……」
ケイコ「……面白いことってカナにとってはどんなことなの?」
夏奈「え? うーん……。やっぱり、楽しくならないとね」
ケイコ「どうやれば楽しくなるの?」
夏奈「え? んー……。やっぱり、ハッピーになれるのがいいよね」
ケイコ「どうやればハッピーになれるの?」
夏奈「え? そ、それは……あの……。って、ケイコ。私が面白いこととは何かを訊いてるんだけど」
ケイコ「だって、カナは何をしていても面白そうなんだもの。いいよね、カナは何に対しても幸せになれて」
夏奈「あれ? まだ怒ってる?」
ケイコ「別に怒ってないけど」
夏奈「じょ、冗談だよ、ケイコぉ……」
ケイコ「……勉強が恋人なんて……あるわけないじゃない……」
夏奈「ケイコさん、機嫌を直して。ね?」
ケイコ「ふんっ」
夏奈「あやまるよぉ……」
ケイコ「……面白いことってカナにとってはどんなことなの?」
夏奈「え? うーん……。やっぱり、楽しくならないとね」
ケイコ「どうやれば楽しくなるの?」
夏奈「え? んー……。やっぱり、ハッピーになれるのがいいよね」
ケイコ「どうやればハッピーになれるの?」
夏奈「え? そ、それは……あの……。って、ケイコ。私が面白いこととは何かを訊いてるんだけど」
ケイコ「だって、カナは何をしていても面白そうなんだもの。いいよね、カナは何に対しても幸せになれて」
夏奈「あれ? まだ怒ってる?」
ケイコ「別に怒ってないけど」
夏奈「ケイコ、悪かったよぉ」
ケイコ「少なくとも私とこうして喋っているよりは、藤岡くんと話をしているほうがいいんじゃないの?」
夏奈「どうしてそうなるの? 私はケイコと喋っているこのときが一番楽しいよ」
ケイコ「……」
夏奈「むしろ、1日中ケイコと喋っておきたいぐらいだ」
ケイコ「ふーん」
夏奈「あれ? このお世辞もケイコには効果がないのか」
ケイコ「いや、ちょっと嬉しいけど」
夏奈「よし。効果アリか。ケイコの機嫌が少し平行に近づいたな」
ケイコ「私もカナと喋るのは退屈しないけど、カナはもう少し藤岡くんと話をしたほうがいいと思うよ」
夏奈「でも、藤岡と話してもトウマやチアキほど盛り上がらないからなぁ。いつも会ってるし」
ケイコ「何気ない会話じゃだめなの?」
夏奈「それ面白いのか?」
ケイコ「どうだろう。少なくとも藤岡くんは楽しいんじゃない?」
夏奈「私が楽しくないと意味ないでしょう?」
ケイコ「少なくとも私とこうして喋っているよりは、藤岡くんと話をしているほうがいいんじゃないの?」
夏奈「どうしてそうなるの? 私はケイコと喋っているこのときが一番楽しいよ」
ケイコ「……」
夏奈「むしろ、1日中ケイコと喋っておきたいぐらいだ」
ケイコ「ふーん」
夏奈「あれ? このお世辞もケイコには効果がないのか」
ケイコ「いや、ちょっと嬉しいけど」
夏奈「よし。効果アリか。ケイコの機嫌が少し平行に近づいたな」
ケイコ「私もカナと喋るのは退屈しないけど、カナはもう少し藤岡くんと話をしたほうがいいと思うよ」
夏奈「でも、藤岡と話してもトウマやチアキほど盛り上がらないからなぁ。いつも会ってるし」
ケイコ「何気ない会話じゃだめなの?」
夏奈「それ面白いのか?」
ケイコ「どうだろう。少なくとも藤岡くんは楽しいんじゃない?」
夏奈「私が楽しくないと意味ないでしょう?」
ケイコ「なら、藤岡くんと遊べばいいんじゃないかな?」
夏奈「ケイコはやたら私と藤岡を遊ばせたいみたいだけど、何かあるの?」
ケイコ「別にないけど」
夏奈「そう。なら、今は藤岡の話題はなしで」
ケイコ(藤岡くんとケンカでもしてるのかなぁ……)
夏奈「それにね、一人でも面白くないとダメだと思うんだよ」
ケイコ「一人でも?」
夏奈「いつまでもケイコとばっかり一緒に居たら、ちょっと嫌な思いをさせるかもしれないでしょ?」
ケイコ「あ、よかった。カナもそんな風に気を遣えるんだね」
夏奈「ケイコよ。その眼鏡、度があってないんじゃないか?」
ケイコ「ううん。ぴったりだけど」
夏奈「そうか。まぁ、そんなことはどうでもいい。とにかく一人で面白くなれるなら、時と場所を選ばずに面白くなれるでしょう?」
ケイコ「そうだね。でも、そうなると趣味を持つのが一番いいと思うよ?」
夏奈「趣味か……。例えば?」
ケイコ「定番と言えば、読書とかテレビゲームとか散歩とか勉強とかかな?」
夏奈「ケイコはやたら私と藤岡を遊ばせたいみたいだけど、何かあるの?」
ケイコ「別にないけど」
夏奈「そう。なら、今は藤岡の話題はなしで」
ケイコ(藤岡くんとケンカでもしてるのかなぁ……)
夏奈「それにね、一人でも面白くないとダメだと思うんだよ」
ケイコ「一人でも?」
夏奈「いつまでもケイコとばっかり一緒に居たら、ちょっと嫌な思いをさせるかもしれないでしょ?」
ケイコ「あ、よかった。カナもそんな風に気を遣えるんだね」
夏奈「ケイコよ。その眼鏡、度があってないんじゃないか?」
ケイコ「ううん。ぴったりだけど」
夏奈「そうか。まぁ、そんなことはどうでもいい。とにかく一人で面白くなれるなら、時と場所を選ばずに面白くなれるでしょう?」
ケイコ「そうだね。でも、そうなると趣味を持つのが一番いいと思うよ?」
夏奈「趣味か……。例えば?」
ケイコ「定番と言えば、読書とかテレビゲームとか散歩とか勉強とかかな?」
夏奈「散歩とテレビゲームか……。なるほど」
ケイコ「読書と勉強も言ったよ?」
夏奈「散歩は面倒だしな。テレビゲームなら家でもできるし、よし、テレビゲームでもしてみるか」
ケイコ「動かないでいいもんね」
夏奈「というわけで、ケイコ。私にくれる勢いでゲームを貸してー!!」
ケイコ「ノートを貸すのとは訳が違うから、ダメ」
夏奈「ケイコなは面白いゲーム一つも持ってないのかぁー!?」
ケイコ「少しはあるけど、カナには合わないと思うよ?」
夏奈「なんだと? そんなのやってみないと合うかどうかわかんないでしょー!?」
ケイコ「どうだろう……」
夏奈「よし!! 今日の放課後は帰りにケイコの家にいこう!!」
ケイコ「えぇ……? そんな勝手に……」
夏奈「問答無用!! ケイコオススメのゲームを借りて、今日は1日楽しく過ごしてやるぞー!!」
ケイコ「……何様さっ!!」
夏奈「……!?」
ケイコ「読書と勉強も言ったよ?」
夏奈「散歩は面倒だしな。テレビゲームなら家でもできるし、よし、テレビゲームでもしてみるか」
ケイコ「動かないでいいもんね」
夏奈「というわけで、ケイコ。私にくれる勢いでゲームを貸してー!!」
ケイコ「ノートを貸すのとは訳が違うから、ダメ」
夏奈「ケイコなは面白いゲーム一つも持ってないのかぁー!?」
ケイコ「少しはあるけど、カナには合わないと思うよ?」
夏奈「なんだと? そんなのやってみないと合うかどうかわかんないでしょー!?」
ケイコ「どうだろう……」
夏奈「よし!! 今日の放課後は帰りにケイコの家にいこう!!」
ケイコ「えぇ……? そんな勝手に……」
夏奈「問答無用!! ケイコオススメのゲームを借りて、今日は1日楽しく過ごしてやるぞー!!」
ケイコ「……何様さっ!!」
夏奈「……!?」
放課後 ケイコの家
ケイコ「はい、これ。そういえば本体は持ってるの?」
夏奈「ないよ」
ケイコ「じゃあ、どうやって遊ぶの?」
夏奈「ケイコ……?」
ケイコ「え……」
夏奈「ケイコぉ……お願いっ」
ケイコ「はぁ……。ちょっと待ってて」
夏奈「おぉ!!」
ケイコ「――はい。どうぞ。カナ、お願いだから壊さないでね?」
夏奈「壊すわけないよ。ありがとう、ケイコ!!」
ケイコ「うん」
夏奈「愛してる!! ケイコぉー!!」
ケイコ「し、しずかに!! 恥ずかしいから!!」
夏奈「それじゃあ、借りていくね」
ケイコ「はい、これ。そういえば本体は持ってるの?」
夏奈「ないよ」
ケイコ「じゃあ、どうやって遊ぶの?」
夏奈「ケイコ……?」
ケイコ「え……」
夏奈「ケイコぉ……お願いっ」
ケイコ「はぁ……。ちょっと待ってて」
夏奈「おぉ!!」
ケイコ「――はい。どうぞ。カナ、お願いだから壊さないでね?」
夏奈「壊すわけないよ。ありがとう、ケイコ!!」
ケイコ「うん」
夏奈「愛してる!! ケイコぉー!!」
ケイコ「し、しずかに!! 恥ずかしいから!!」
夏奈「それじゃあ、借りていくね」
ケイコとやりたいケイコとやりたいケイコとやりたいケイコとやりたい
南家
千秋「ただいまー」
夏奈「……」
千秋「ん? おい、カナ。そのゲーム機、どうした?」
夏奈「……チアキか。おかえり」
千秋「なぁ、カナ。このゲーム機どうした? 買ったのか? 私にもやらせてくれ。いや、やらせてください」
夏奈「……わからない」
千秋「カナ? どうした?」
夏奈「このゲーム、やり方がわからんっ!! なんだこれはぁー!!!」
千秋「どうした? 武将を動かして統一を目指すゲームだろ?」
夏奈「私の武将がすぐにやられてしまうんだよぉ!! 弱すぎるだろ!! というか、このろふとかいう奴が強すぎるんだよぉー!!!」
千秋「それはリョフと読む」
夏奈「そんなことどうでもいいんだよぉー!!」
千秋「しかし、カナ。シミュレーションゲームを選ぶとは、中々通だな」
夏奈「こんなのどこが面白いんだぁー!! おのれ、ケイコめぇ!!」
千秋「ただいまー」
夏奈「……」
千秋「ん? おい、カナ。そのゲーム機、どうした?」
夏奈「……チアキか。おかえり」
千秋「なぁ、カナ。このゲーム機どうした? 買ったのか? 私にもやらせてくれ。いや、やらせてください」
夏奈「……わからない」
千秋「カナ? どうした?」
夏奈「このゲーム、やり方がわからんっ!! なんだこれはぁー!!!」
千秋「どうした? 武将を動かして統一を目指すゲームだろ?」
夏奈「私の武将がすぐにやられてしまうんだよぉ!! 弱すぎるだろ!! というか、このろふとかいう奴が強すぎるんだよぉー!!!」
千秋「それはリョフと読む」
夏奈「そんなことどうでもいいんだよぉー!!」
千秋「しかし、カナ。シミュレーションゲームを選ぶとは、中々通だな」
夏奈「こんなのどこが面白いんだぁー!! おのれ、ケイコめぇ!!」
千秋「私にやらせてくれよ」
夏奈「勝手にやればいい!! そしてどれほど面白味のないゲームか肌で感じればいい!!」
千秋「さてと……」
夏奈「ふんっ。ケイコに文句を言ってやる」
千秋「おい、カナ。このゲームはシステムを理解すれば面白いぞ」
夏奈「私はもっと分かりやすいのがいいんだ!! こんな分厚い説明書なんて読みたくない!! こんなの読むぐらいなら漫画を読む! というか、説明書も漫画にしたらいい!!」
千秋「辛辣だな。まぁ、バカ野郎には少し難易度が高いか」
夏奈「この口かぁー!? この口が無礼なことをいったのかぁー!!」グニッ
千秋「やめりょー……!!」
夏奈「チアキ!! 姉はもっと分かりやすくて面白いゲームを所望している!!」
千秋「例えば?」
夏奈「説明書を読まなくてもいいやつ!!」
千秋「説明書は読めよ」
夏奈「分かりやすくて面白いやつがいいんだ!! チアキ、どこかに落ちてないか?」
千秋「ないよ。でも、確かに宿題の合間にやるには疲れるな。もっと爽快感のあるゲームも欲しいところだ」
夏奈「勝手にやればいい!! そしてどれほど面白味のないゲームか肌で感じればいい!!」
千秋「さてと……」
夏奈「ふんっ。ケイコに文句を言ってやる」
千秋「おい、カナ。このゲームはシステムを理解すれば面白いぞ」
夏奈「私はもっと分かりやすいのがいいんだ!! こんな分厚い説明書なんて読みたくない!! こんなの読むぐらいなら漫画を読む! というか、説明書も漫画にしたらいい!!」
千秋「辛辣だな。まぁ、バカ野郎には少し難易度が高いか」
夏奈「この口かぁー!? この口が無礼なことをいったのかぁー!!」グニッ
千秋「やめりょー……!!」
夏奈「チアキ!! 姉はもっと分かりやすくて面白いゲームを所望している!!」
千秋「例えば?」
夏奈「説明書を読まなくてもいいやつ!!」
千秋「説明書は読めよ」
夏奈「分かりやすくて面白いやつがいいんだ!! チアキ、どこかに落ちてないか?」
千秋「ないよ。でも、確かに宿題の合間にやるには疲れるな。もっと爽快感のあるゲームも欲しいところだ」
冬馬「チアキー、きたぞー」
千秋「来たか、トウマ。約束のものは持ってきたか?」
冬馬「おう、持ってきぞ。さっそくやるか?」
千秋「うむ」
夏奈「トウマは面白そうなゲームをいっぱい持っているんだな」
冬馬「アニキたちもやるからな」
千秋「あとは……」
ピンポーン
夏奈「きたかっ!!」
内田「チアキー!! カナちゃーん!! きたよー!!」
吉野「お邪魔します」
夏奈「おー! はいれはいれ。で、言ったものは持ってきたか?」
内田「うんっ。はい、これ。私のオススメー」
千秋「おい、内田。このソフトはゲーム機が違うぞ」
内田「え? なんでもいいんじゃなかったの……?」
千秋「来たか、トウマ。約束のものは持ってきたか?」
冬馬「おう、持ってきぞ。さっそくやるか?」
千秋「うむ」
夏奈「トウマは面白そうなゲームをいっぱい持っているんだな」
冬馬「アニキたちもやるからな」
千秋「あとは……」
ピンポーン
夏奈「きたかっ!!」
内田「チアキー!! カナちゃーん!! きたよー!!」
吉野「お邪魔します」
夏奈「おー! はいれはいれ。で、言ったものは持ってきたか?」
内田「うんっ。はい、これ。私のオススメー」
千秋「おい、内田。このソフトはゲーム機が違うぞ」
内田「え? なんでもいいんじゃなかったの……?」
千秋「なにやってんだよ」
内田「だって……。それじゃあ、もう一度家に帰るよ!!!」
千秋「あ、おい」
内田「ちょっと待ってて!!」
吉野「私はこれ」
夏奈「これは……。見たことがあるね」
吉野「落ち物パズルゲームだよ。何時間もできるゲームって言ったらこれしか思い浮かばなくて」
冬馬「おーい。早くやろうぜー」
千秋「そうだな」
夏奈「おいおい、チアキ。私がプレイするのがメインだぞ? それは分かっているんだろうな?」
千秋「そうだったのか?」
夏奈「私が楽しく1日を過ごすために借りてきたんだから、当然だ」
冬馬「なら、カナ。オレと格ゲーからやってみようぜ。すげー面白いから」
夏奈「いいだろう。やってやる」
冬馬「アニキ以外とあまりやらないから楽しみだ」
内田「だって……。それじゃあ、もう一度家に帰るよ!!!」
千秋「あ、おい」
内田「ちょっと待ってて!!」
吉野「私はこれ」
夏奈「これは……。見たことがあるね」
吉野「落ち物パズルゲームだよ。何時間もできるゲームって言ったらこれしか思い浮かばなくて」
冬馬「おーい。早くやろうぜー」
千秋「そうだな」
夏奈「おいおい、チアキ。私がプレイするのがメインだぞ? それは分かっているんだろうな?」
千秋「そうだったのか?」
夏奈「私が楽しく1日を過ごすために借りてきたんだから、当然だ」
冬馬「なら、カナ。オレと格ゲーからやってみようぜ。すげー面白いから」
夏奈「いいだろう。やってやる」
冬馬「アニキ以外とあまりやらないから楽しみだ」
『K.O.!!!』
冬馬「よっしゃー!!」
夏奈「お前!! 私が空中にいるときにずっと攻撃するとか卑怯だろぉー!?」
冬馬「あれも技なんだよ……」
夏奈「ええい!! つまらん!! 姉はお気に召さなかった!! 次だ!! 次のものをここへ!!」
冬馬「なんだよ……」
吉野「なら、私と対戦する?」
夏奈「いいぞ。こい、吉野!!」
吉野「お手柔らかにおねがいします」
夏奈「いえいえ、こちらこそ」
千秋「まるで将棋か囲碁が始まりそうな雰囲気だな」
冬馬「というか、吉野ってゲームやるんだな」
吉野「これだけは得意なんだ」
冬馬「へぇ……」
夏奈「吉野をばたんきゅーにしてやる!!」
冬馬「よっしゃー!!」
夏奈「お前!! 私が空中にいるときにずっと攻撃するとか卑怯だろぉー!?」
冬馬「あれも技なんだよ……」
夏奈「ええい!! つまらん!! 姉はお気に召さなかった!! 次だ!! 次のものをここへ!!」
冬馬「なんだよ……」
吉野「なら、私と対戦する?」
夏奈「いいぞ。こい、吉野!!」
吉野「お手柔らかにおねがいします」
夏奈「いえいえ、こちらこそ」
千秋「まるで将棋か囲碁が始まりそうな雰囲気だな」
冬馬「というか、吉野ってゲームやるんだな」
吉野「これだけは得意なんだ」
冬馬「へぇ……」
夏奈「吉野をばたんきゅーにしてやる!!」
夏奈「――ばんたきゅ~」
吉野「やった」
千秋「18連鎖までできるんだな」
冬馬「すげぇ……」
夏奈「なんだよ、吉野ぉー!! 私が消そうとしたところに消えないものを落としてくるんじゃないよぉー!!」
吉野「そういうゲームだから……」
夏奈「全く、つまらん!! なんだこれは!! もっとマシなゲームはないのか!!」
千秋「お前のいう面白いゲームとは、お前の思い通りになるゲームのことか?」
夏奈「私が負けてちゃ意味ないでしょー!!!」
冬馬「カナが弱いだけだろ……」
内田「きたよー!!!」
千秋「内田。早かったな」
内田「うん! みんなでこれやろっか!!」
冬馬「おぉ! レースゲームか! やろうぜ!!」
夏奈「レースか。ふっ。遂に私の独壇場になるわけだね」
吉野「やった」
千秋「18連鎖までできるんだな」
冬馬「すげぇ……」
夏奈「なんだよ、吉野ぉー!! 私が消そうとしたところに消えないものを落としてくるんじゃないよぉー!!」
吉野「そういうゲームだから……」
夏奈「全く、つまらん!! なんだこれは!! もっとマシなゲームはないのか!!」
千秋「お前のいう面白いゲームとは、お前の思い通りになるゲームのことか?」
夏奈「私が負けてちゃ意味ないでしょー!!!」
冬馬「カナが弱いだけだろ……」
内田「きたよー!!!」
千秋「内田。早かったな」
内田「うん! みんなでこれやろっか!!」
冬馬「おぉ! レースゲームか! やろうぜ!!」
夏奈「レースか。ふっ。遂に私の独壇場になるわけだね」
冬馬「よっしゃー!! 一着ぅ!!」
吉野「負けちゃった」
千秋「まさか、吉野に負けるなんて……」
内田「よしのぉー!! あんなところに罠をしかけられたら避けられないよぉー!!」
吉野「そういうゲームだから」
夏奈「入賞者たちは意気揚々のコメントを振りまいて、楽しそうだね……」
内田「カ、カナちゃん……?」
吉野「あ、あの、元気だして」
冬馬「た、たかがゲームだろ?」
千秋「どうした、悔しいか。ビリ野郎」
夏奈「このやろう!!! なんだその言い方はぁー!!! いつもの5割り増しで腹立つよー!!!」
内田「うわぁぁ!! ゲーム外でバトルがはじまっちゃったよぉ!!」
千秋「うるさいよ」ゴンッ
夏奈「あんっ」
冬馬「カナ、バーチャルでもリアルでも負けるんだな」
吉野「負けちゃった」
千秋「まさか、吉野に負けるなんて……」
内田「よしのぉー!! あんなところに罠をしかけられたら避けられないよぉー!!」
吉野「そういうゲームだから」
夏奈「入賞者たちは意気揚々のコメントを振りまいて、楽しそうだね……」
内田「カ、カナちゃん……?」
吉野「あ、あの、元気だして」
冬馬「た、たかがゲームだろ?」
千秋「どうした、悔しいか。ビリ野郎」
夏奈「このやろう!!! なんだその言い方はぁー!!! いつもの5割り増しで腹立つよー!!!」
内田「うわぁぁ!! ゲーム外でバトルがはじまっちゃったよぉ!!」
千秋「うるさいよ」ゴンッ
夏奈「あんっ」
冬馬「カナ、バーチャルでもリアルでも負けるんだな」
夏奈「くそ……。なんて惨めなんだ……。ゲームは私を惨めにさせる……うぅ……」
内田「チアキ、カナちゃんが膝を抱えちゃったよ?」
千秋「なるほど、こう積んでいけば10連鎖は確実なのか」
吉野「そーそー」
冬馬「すげぇな。オレも参考にしよう」
内田「チアキってばぁ!! カナちゃんが落ち込んでるよ!!」
千秋「好きなだけ落ち込ませておけばいい。死して屍拾うものなしだ」
冬馬「弱肉強食ってやつだな」
吉野「でも、カナちゃんでもできるゲームって何かあるのかなぁ」
冬馬「別に特別下手ってわけじゃないから、練習すりゃあいいだけと思うけどな」
千秋「カナの場合、最初から強くありたいんだろ」
冬馬「それは我侭だな」
千秋「うむ」
内田「トウマー。ゲームいっぱい持ってるなら、カナちゃんにオススメのゲームを紹介してあげたら?」
冬馬「オレよりアキラのほうが知ってるからなぁ。カナ、アキラに訊いてみたらどうだ? オレからも今日のことを説明しとくからさ」
内田「チアキ、カナちゃんが膝を抱えちゃったよ?」
千秋「なるほど、こう積んでいけば10連鎖は確実なのか」
吉野「そーそー」
冬馬「すげぇな。オレも参考にしよう」
内田「チアキってばぁ!! カナちゃんが落ち込んでるよ!!」
千秋「好きなだけ落ち込ませておけばいい。死して屍拾うものなしだ」
冬馬「弱肉強食ってやつだな」
吉野「でも、カナちゃんでもできるゲームって何かあるのかなぁ」
冬馬「別に特別下手ってわけじゃないから、練習すりゃあいいだけと思うけどな」
千秋「カナの場合、最初から強くありたいんだろ」
冬馬「それは我侭だな」
千秋「うむ」
内田「トウマー。ゲームいっぱい持ってるなら、カナちゃんにオススメのゲームを紹介してあげたら?」
冬馬「オレよりアキラのほうが知ってるからなぁ。カナ、アキラに訊いてみたらどうだ? オレからも今日のことを説明しとくからさ」
翌日 中学校
夏奈「というわけだ。話が大体知っているはずだな、アキラ?」
アキラ「ええ。聞きました。カナさんの弱さをたっぷりと」
夏奈「……」ドガッ
アキラ「いたっ!? カ、カナさん……?」
夏奈「私は弱くないよ。ただ、ホームじゃなかっただけだよ。そこを間違えるんじゃないよ」
アキラ「ホームでゲームをしたんじゃなかったんですか……?」
夏奈「あれはホームでアウェーだったんだ」
アキラ「そうですか。事情も知らず、すいません」
夏奈「気をつけろよ。で、アキラ。面白いゲーム貸して」
アキラ「そんなアウェー戦を余儀なくされるカナさん、ギャルゲはどうです?」
夏奈「ギャルゲ?」
アキラ「はい」
夏奈「どんなゲームなの? 説明書なくてもできるの?」
アキラ「できます。日本語さえ読めれば簡単ですから」
夏奈「というわけだ。話が大体知っているはずだな、アキラ?」
アキラ「ええ。聞きました。カナさんの弱さをたっぷりと」
夏奈「……」ドガッ
アキラ「いたっ!? カ、カナさん……?」
夏奈「私は弱くないよ。ただ、ホームじゃなかっただけだよ。そこを間違えるんじゃないよ」
アキラ「ホームでゲームをしたんじゃなかったんですか……?」
夏奈「あれはホームでアウェーだったんだ」
アキラ「そうですか。事情も知らず、すいません」
夏奈「気をつけろよ。で、アキラ。面白いゲーム貸して」
アキラ「そんなアウェー戦を余儀なくされるカナさん、ギャルゲはどうです?」
夏奈「ギャルゲ?」
アキラ「はい」
夏奈「どんなゲームなの? 説明書なくてもできるの?」
アキラ「できます。日本語さえ読めれば簡単ですから」
夏奈「お前、私を小馬鹿にしてないか?」
アキラ「し、してませんから!!」
夏奈「ブツはあるの?」
アキラ「は、はい。持ってきてます。どうぞ」
夏奈「これが……ギャルゲ……」
アキラ「最初は面食らうかもしれませんが、きっとハマるはずです」
夏奈「本当だろうね? 私はもう昨日の一件でゲーム嫌いが加速してるんだけど」
アキラ「そ、そうなんですか。うちの妹がすいません」
夏奈「全くだ。お前からも注意しておけよ」
アキラ「わ、わかりました」
夏奈「じゃ、借りてくから」
アキラ「は、はい! がんばってください!!」
アキラ(あのゲーム、シナリオは普通だけど女の子が可愛いんだよなぁ)
藤岡「……ねえ」
アキラ「……!!」
アキラ「し、してませんから!!」
夏奈「ブツはあるの?」
アキラ「は、はい。持ってきてます。どうぞ」
夏奈「これが……ギャルゲ……」
アキラ「最初は面食らうかもしれませんが、きっとハマるはずです」
夏奈「本当だろうね? 私はもう昨日の一件でゲーム嫌いが加速してるんだけど」
アキラ「そ、そうなんですか。うちの妹がすいません」
夏奈「全くだ。お前からも注意しておけよ」
アキラ「わ、わかりました」
夏奈「じゃ、借りてくから」
アキラ「は、はい! がんばってください!!」
アキラ(あのゲーム、シナリオは普通だけど女の子が可愛いんだよなぁ)
藤岡「……ねえ」
アキラ「……!!」
>>1はよく漫画読み込んでそうだな
藤岡「今、何を話していたのかな?」
アキラ「ふ、ふじおかさん……!!!」
藤岡「南に何か渡していたみたいだけど……?」
アキラ「あ、えっと、面白いゲームを貸して欲しいって言われて!! ゲームを貸しました!!」
藤岡「ゲームだって!? どうして!?」
アキラ「面白いゲームがやりたいみたいでぇ!!」
藤岡「南はゲームをするのか!?」
アキラ「みたいですね!!!」
藤岡「そうなのか……ゲームを……」
藤岡(アキラはどうして南の趣味趣向を理解しているんだ……? そんなに距離が近いのか……)
アキラ(藤岡さんもゲームするのかな……)
藤岡「ちなみに、どんなゲームを南に貸したんだ?」
アキラ「あ、えっと、恋愛シミュレーションゲームを……」
藤岡「れ、恋愛シミュレーションだって!? それはどんなゲームなんだ!!」
アキラ「そ、その名の通り、恋愛をシミュレーションするゲームですぅ!!」
アキラ「ふ、ふじおかさん……!!!」
藤岡「南に何か渡していたみたいだけど……?」
アキラ「あ、えっと、面白いゲームを貸して欲しいって言われて!! ゲームを貸しました!!」
藤岡「ゲームだって!? どうして!?」
アキラ「面白いゲームがやりたいみたいでぇ!!」
藤岡「南はゲームをするのか!?」
アキラ「みたいですね!!!」
藤岡「そうなのか……ゲームを……」
藤岡(アキラはどうして南の趣味趣向を理解しているんだ……? そんなに距離が近いのか……)
アキラ(藤岡さんもゲームするのかな……)
藤岡「ちなみに、どんなゲームを南に貸したんだ?」
アキラ「あ、えっと、恋愛シミュレーションゲームを……」
藤岡「れ、恋愛シミュレーションだって!? それはどんなゲームなんだ!!」
アキラ「そ、その名の通り、恋愛をシミュレーションするゲームですぅ!!」
レースゲームで、
千秋「体を横に倒したって車は横に曲がらないんだ、バカヤロウ」ってセリフを想像してしまった…
千秋「体を横に倒したって車は横に曲がらないんだ、バカヤロウ」ってセリフを想像してしまった…
藤岡「南が……恋愛を……そんな……どうして……」
アキラ「藤岡さんも興味あるんですか?」
藤岡「……」
アキラ「あ、すいません。いきなりプライベートを覗き見るような質問をしてしまって、すいません」
藤岡「そのゲーム……面白いのか?」
アキラ「ええ。オレがプレイした中では五本の指に入りますね」
藤岡「そうか……」
藤岡(このままじゃオレと南の距離は離れるばかり。共通の話題はもっておかないと……)
藤岡「アキラ、そのゲームのタイトル、教えてくれないか?」
アキラ「え? 藤岡さん……」
藤岡「今、オレに必要なのはゲームだ。それも恋愛をシミュレーションするゲームが!!」
アキラ「藤岡さん、本気なんですね」
藤岡「勿論だ。生半可な気持ちで言っていない」
アキラ「分かりました。なら、教えます」
藤岡(これで南とオレの距離を縮めるんだ……!!)
アキラ「藤岡さんも興味あるんですか?」
藤岡「……」
アキラ「あ、すいません。いきなりプライベートを覗き見るような質問をしてしまって、すいません」
藤岡「そのゲーム……面白いのか?」
アキラ「ええ。オレがプレイした中では五本の指に入りますね」
藤岡「そうか……」
藤岡(このままじゃオレと南の距離は離れるばかり。共通の話題はもっておかないと……)
藤岡「アキラ、そのゲームのタイトル、教えてくれないか?」
アキラ「え? 藤岡さん……」
藤岡「今、オレに必要なのはゲームだ。それも恋愛をシミュレーションするゲームが!!」
アキラ「藤岡さん、本気なんですね」
藤岡「勿論だ。生半可な気持ちで言っていない」
アキラ「分かりました。なら、教えます」
藤岡(これで南とオレの距離を縮めるんだ……!!)
夏奈「これがねぇ……」
ケイコ「カナ。貸したゲームどう? 一章ぐらいは終わった?」
夏奈「え?」
ケイコ「何か困ったところがあれば教えてあげるよ。難しいところも多いし」
夏奈「難しい……?」
ケイコ「色々なテクニックも教えてあげようか?」
夏奈「ケイコ、あれはね、難しいって言わないんだよ」
ケイコ「え? カナ……。うん、そうだよね、奥が深いっていったほうがいいよね」
夏奈「つまらないって言うんだ!!」
ケイコ「え……」
夏奈「なんだ、あの分厚い説明書は!! ケースを開けたときに出鼻を挫かれたね!!」
ケイコ「……」
夏奈「私はもっと分かりやすくて爽快感があって負けないゲームが好きなんだよ!!」
ケイコ「――何様さ!!!」
夏奈「……!?」
ケイコ「カナ。貸したゲームどう? 一章ぐらいは終わった?」
夏奈「え?」
ケイコ「何か困ったところがあれば教えてあげるよ。難しいところも多いし」
夏奈「難しい……?」
ケイコ「色々なテクニックも教えてあげようか?」
夏奈「ケイコ、あれはね、難しいって言わないんだよ」
ケイコ「え? カナ……。うん、そうだよね、奥が深いっていったほうがいいよね」
夏奈「つまらないって言うんだ!!」
ケイコ「え……」
夏奈「なんだ、あの分厚い説明書は!! ケースを開けたときに出鼻を挫かれたね!!」
ケイコ「……」
夏奈「私はもっと分かりやすくて爽快感があって負けないゲームが好きなんだよ!!」
ケイコ「――何様さ!!!」
夏奈「……!?」
南家
夏奈「ただいまぁー」
春香「おかえり、カナ」
夏奈「ハルカ、テレビ見てる?」
春香「ううん。見てないけど。なぁに、見たい番組でもあるの?」
夏奈「いや、やりたいテレビゲームがあるんだ」
春香「昨日、借りてきたゲーム? あれ、すごく難しそうよね」
夏奈「あれはね、奥が深いっていうんだよ」
春香「そうなの?」
夏奈「じゃ、ゲームしよっと」ピッ
春香「カナ、手洗いうがいに着替えてね」
夏奈「はいはぁーい」
春香「もう……」
春香「あ、ゲームが始まったみたいね」
春香「……説明書は……これね」ペラッ
夏奈「ただいまぁー」
春香「おかえり、カナ」
夏奈「ハルカ、テレビ見てる?」
春香「ううん。見てないけど。なぁに、見たい番組でもあるの?」
夏奈「いや、やりたいテレビゲームがあるんだ」
春香「昨日、借りてきたゲーム? あれ、すごく難しそうよね」
夏奈「あれはね、奥が深いっていうんだよ」
春香「そうなの?」
夏奈「じゃ、ゲームしよっと」ピッ
春香「カナ、手洗いうがいに着替えてね」
夏奈「はいはぁーい」
春香「もう……」
春香「あ、ゲームが始まったみたいね」
春香「……説明書は……これね」ペラッ
夏奈「さぁーてと、やろうかなぁ」
春香「えーと……名前入力……は……は……あかさた……あった、は。……る……る……」
夏奈「ちょっと!! ハルカぁ!! 何やってるの!?」
春香「え? ああ。名前入力しようと思って」
夏奈「どーして、自分の名前を入れようとしているの!? 普通は私の名前でしょー!?」
春香「そ、そうなの? ごめん」
夏奈「もう」
春香「でも、説明書読んでみたら私もやりたくなってきちゃって」
夏奈「そうなの? どんなところに興味を持ったの?」
春香「このゲーム、色んな女の子と話したりデートしたりして、最後に意中の子と付き合えたら成功らしいの」
夏奈「それは楽しいの?」
春香「でも、ほら、この子見て。アツコに似てない?」
夏奈「ん? まぁ、いわれて見れば」
春香「ゲームのアツコがどんな感じなのか見てみたくなっちゃって」
夏奈「いや、アツコがゲーム内にいるわけじゃないでしょう」
春香「えーと……名前入力……は……は……あかさた……あった、は。……る……る……」
夏奈「ちょっと!! ハルカぁ!! 何やってるの!?」
春香「え? ああ。名前入力しようと思って」
夏奈「どーして、自分の名前を入れようとしているの!? 普通は私の名前でしょー!?」
春香「そ、そうなの? ごめん」
夏奈「もう」
春香「でも、説明書読んでみたら私もやりたくなってきちゃって」
夏奈「そうなの? どんなところに興味を持ったの?」
春香「このゲーム、色んな女の子と話したりデートしたりして、最後に意中の子と付き合えたら成功らしいの」
夏奈「それは楽しいの?」
春香「でも、ほら、この子見て。アツコに似てない?」
夏奈「ん? まぁ、いわれて見れば」
春香「ゲームのアツコがどんな感じなのか見てみたくなっちゃって」
夏奈「いや、アツコがゲーム内にいるわけじゃないでしょう」
夏奈「よし。私の個人情報は入力し終えたね。始めるか」
春香「この子は速水先輩に似てるなぁ……。この子はカナに似てるかも。こっちは、ヒトミかなぁ?」
夏奈「そんな無理やり似ている人を探さなくても」
春香「あ、カナ。始まったみたいよ」
夏奈「おぉ……。なるほど、入学式からか」
春香「ねえ、カナ。アツコと仲良くなってみて」
夏奈「どうやったら出会えるのかわからないけど」
春香「読書家って書いてあるから図書室に行ってみたら会えるんじゃない?」
夏奈「図書室か……。どうやっていけばいいの? まだ無駄話が続いているだけなんだけど」
春香「ちょっと待ってね……。会話が終わったら場所移動できるみたい」
夏奈「わかった。とにかく連打だな」ポチポチポチ
春香「カ、カナ。だめよぉ、ちゃんと読まないと。作った人に申し訳ないでしょ?」
夏奈「ハルカ……。そんなこと考えるのか」
春香「え? 普通じゃないの?」
夏奈「わ、わかったよ。じっくり、読んでいこう」
春香「この子は速水先輩に似てるなぁ……。この子はカナに似てるかも。こっちは、ヒトミかなぁ?」
夏奈「そんな無理やり似ている人を探さなくても」
春香「あ、カナ。始まったみたいよ」
夏奈「おぉ……。なるほど、入学式からか」
春香「ねえ、カナ。アツコと仲良くなってみて」
夏奈「どうやったら出会えるのかわからないけど」
春香「読書家って書いてあるから図書室に行ってみたら会えるんじゃない?」
夏奈「図書室か……。どうやっていけばいいの? まだ無駄話が続いているだけなんだけど」
春香「ちょっと待ってね……。会話が終わったら場所移動できるみたい」
夏奈「わかった。とにかく連打だな」ポチポチポチ
春香「カ、カナ。だめよぉ、ちゃんと読まないと。作った人に申し訳ないでしょ?」
夏奈「ハルカ……。そんなこと考えるのか」
春香「え? 普通じゃないの?」
夏奈「わ、わかったよ。じっくり、読んでいこう」
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