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    元スレ唯「うさぎ山商店街?」

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    1 :

    ガラッ

    たまこ「寒っ」

    たまこ「すっかりまた商店街に人が少なくなっちゃったなぁ」

    たまこ「う~ん……そうだ! また前みたいに何かパーっと盛り上げる企画を用意するといいかも!」

    たまこ「となると何がいいかな?」

    たまこ「時期的にもお化け屋敷は無理だし……」

    たまこ「う~ん……? どうしよ」

    2 = 1 :

    「今日は結構いい感じだったんじゃないか?」

    「そうだな! 皆息が合ってた。ドラムが走らない律を見たのは久々だよ」

    「おぉ!? 何を~!」

    「わっ、やめろよ~!」

    「やっぱりスタジオでやると機材が高級だからか、音もいいですよね」

    「そうだねぇ~。あずにゃんのギターなんかいつもよりキッと締まってたよ」

    3 = 1 :

    「そうね~。皆プロみたいだったわぁ~」

    「武道館ライブも近い!」

    「もう、すぐ調子に乗る……。ムギ先輩もあんまり唯先輩を褒めないで下さいよ」

    「えぇ~! あずにゃん酷いよ~」

    「うふふ」

    「お前らー! 足が遅いぞー! もう電車乗り遅れても知らないぞ?」

    「あっ! 急げー」

    「手を引っ張らないで下さい!」

    5 = 1 :

    「ふぅ~。間に合った!」

    「別にあんなに急がなくても十分間に合ったのに」

    「えっ!? そうなの?」

    「ああ」

    「てっきりもう出発する寸前かと思っちゃってたよ~」

    「唯はおっちょこちょいだな~」

    「お前がはっきり言わなかったからだろ」

    「あれっ、梓と紬寝てないか?」

    「……本当だ」

    6 = 1 :

    「んふふ~、二人共可愛い寝顔だな~」

    「……なんだか私も眠くなってきた」

    「奇遇ですね! 私もです! りっちゃん隊長」

    「よし、一緒に寝るか!」

    「そうだね! おやすみ~りっちゃん」

    「おっ、おい……寝過ごしても知らないぞ」

    「くかー」

    「早っ! 皆寝ちゃってるし……」

    7 = 1 :

    「……なんだか私も眠たくなってしまったな」

    「ちょっとだけ……」

    8 = 1 :

    車掌「次は~うさぎ山~、うさぎ山~」

    「……! 寝過ごした! おい! 皆起きろ!」

    「んん……?」

    「ふわぁ~。あれっ」

    「よく寝た~」

    「乗り過ごしたぞ!」

    「えっ!? おい、唯起きろ~!」

    9 :


    みんな顔一緒じゃん!

    10 = 1 :

    「う~ん……憂ぃ~、後5分……」

    「おーいー!」

    「ケーキあげませんよ」

    「おはよう!」

    「おい」

    11 = 1 :

    「次の電車まで30分くらいあるな……。澪お前起きてたんじゃなかったのか?」

    「うるさい」

    「にしても、うさぎ山なんて初めて来ました」

    「私も~」

    「あ、それじゃあちょっとここの辺りを見物しようよ!」

    「それいいな! ここでずっと待ち続けるのも暇だし」

    12 = 1 :

    「うさぎ山商店街?」

    「結構大きな商店街ですね」

    「だな! あんま人通りは少ないけど」

    「だね~」グゥー

    「あ、お腹なっちゃった」

    「うふふ、唯ちゃん可愛い。あ、ならこの商店街で小腹を満たすのはどう?」

    「あ、いいね!」

    13 = 1 :

    「どっかに店がーっと……ん、あっちにたまやって店があるぞ」

    「何のお店なんですかね」

    「餅……かな?」

    「餅だな」

    「お餅いいね! 食べたい!」

    「あ、私も食べたいなぁ。お餅なんて久々だから」

    「じゃあ行こー」

    14 :

    珍しい

    15 = 1 :

     
     
    たまこ「う~ん……」

    「こんにちはー」

    たまこ「う~ん……。いや、あれもなぁ……」

    「あれっ?」

    「何だか凄い考え込んでるみたいだな」

    「すいませーん!!」

    17 = 1 :

    たまこ「あっ! ごっ、ごめんなさい! いらっしゃいませ」

    「餅買いたいんですけど、何かオススメはありますか?」

    たまこ「あぁー、そうですね。今ならこの豆大福なんかが美味しいと思います!」

    「じゃあ、それ5個下さい」

    たまこ「はーい、ありがとうございます」

    18 :

    天国みたいな世界や

    19 = 1 :

    「うわぁ~すっごいもちもち」

    「ここで食べてもいいですか?」

    たまこ「あ、どうぞどうぞ~」

    「唯先輩、ずっとお餅を突っついてるままだと食べられませんよ」

    「あっ! そうだね!」

    「じゃあ頂きます」パクッ

    「……! うまい!」

    21 = 1 :

    「本当……。甘さも程よくて、しっとりした口当たり……」

    「本当に美味いな! 舌の肥えた紬が言うならさらに間違いない」

    たまこ「えへへ、ありがとうございます!」

    「本当に美味しいですね。こんなのどうやって作るんだろ」

    たまこ「……あっ。もしかして皆さん高校生ですか?」

    「そうでふー」

    「口に物を入れながら喋るなよ」

    22 = 14 :

    唯達年上か

    23 = 1 :

    「どうして高校生だって分かったんだ?」

    たまこ「皆さん制服着てるから」

    「あぁ、そりゃそっか」

    「桜が丘高校の2年生です。こっちは後輩の」

    「あずにゃん!」

    「梓です!」

    たまこ「そうなんだ! 私も高2だよ! 同い年だね~」

    「おっ、そうなのか!」

    たまこ「さっきから皆が肩に担いでるのは……」

    「あぁ~、楽器だよ! 私達軽音部だから」

    24 = 1 :

    たまこ「へぇ~! 凄いねぇ」

    「そういえば名前は何て言うんだ?」

    たまこ「北白川たまこです!」

    「へぇ~、たまこちゃんかぁ~! あっ、私は平沢唯って言うんだよ~」

    「律でーす」

    「秋山澪です」

    「琴吹紬と言います」

    「中野梓です」

    たまこ「そっかぁ~、皆よろしくね!」

    25 :

    ほう

    27 :

    あずにゃんとあんこを早く会わせたい

    28 = 1 :

     
    「そういえばたまこはさっき何を唸ってたんだ?」

    たまこ「あぁ~、それはねぇ」

    たまこ「最近この商店街に活気が無くなってきちゃったから、こう何か盛り上がるイベントが無いかなーと思って」

    「なるほど~」

    たまこ「前の夏は皆でお化け屋敷をしたんだけどね?」

    「あっ! それどこかで聞いたことあります! 確か本当に幽霊が出たとか……」

    29 :

    うさぎ山商店街でライブやる話か

    30 = 1 :

    「ええっ!? 怖いよあずにゃん……」ギュッ

    「もう、一々抱きついて来ないで下さい!」

    たまこ「あぁ、でもそれはただの誤解だったんだよ!」

    「そうなの?」

    たまこ「うん。私の友達のかんなちゃんが仕組んでたり、偶然が重なったりしちゃって」

    「凄いな……」

    たまこ「でもそのお陰で、お化け屋敷は大盛況だし、商店街に来る人も増えたんだよね~」

    31 :

    あんこちゃんのこどもおまんちょペロペロ(^ω^)

    32 :

    たまこまーけっとみたことないけどけいおん好きなら楽しめる?

    34 = 27 :

    >>32
    十分楽しめる。早くフィギュアかねんどろ出してほしいぜ

    35 = 1 :

    たまこ「……まあ、今は季節のせいもあって人が少ないけど」

    「……あ!」

    「うわっ、何だよ唯! いきなり大声を出すなよ」

    「私達が商店街でライブをして盛り上げるってのはどうかな?」

    たまこ「えっ!? いいの?」

    「私達は全然いいよ! むしろやりたい!」

    「それはいいな」

    37 = 1 :

    「でも、そんな事勝手にやってもいいのか?」

    たまこ「それはまだ分からないけど、今日商店街の集会があるから、それで提案してみようかな?」

    「おぉ!」

    「あ、電車の時間大丈夫ですか?」

    「……あぁ! 後5分だぞ!」

    「えぇ!?」

    「残念、もうちょっとお話したかったんだけれど」

    38 = 32 :

    >>34
    サンクス
    堀口絵好きだし見てみるは

    40 = 1 :

    「よし、じゃあまたな!」

    たまこ「あ、はーい」

    「……あ! たまこちゃんアドレス交換しよ?」

    たまこ「そうだね! はい」ピロリロリーン

    「出来た出来た」

    「おーい、唯行くぞー! 今度は本当に間に合わなくなるぞー!」

    「あっ、じゃあごめん! もう帰るね」

    たまこ「またね唯ちゃん」

    「またねー」

    41 = 1 :

     
     
     
    長治「はい、それではうさぎ山商店街の会合を始めます! はい、うさぎぴょこぴょこ」

    全員「うさぎ山~」

    長治「今日も元気な」

    全員「商店街!」

    長治「では今日は、たまちゃんから提案があるそうです」

    豆大「またか……」

    たまこ「えっと、最近商店街の活気が少なくなってきたと思うんです!」

    信彦「そうだねぇ」

    42 = 1 :

    文子「なんてったってこの寒さだものねぇ」

    たまこ「実は今日、桜が丘高校の軽音部の人達がうちに来て、ライブを開いたらどうかって話になったんです」

    富雄「ライブってことはバンド?」

    たまこ「そう。それで商店街で後援して、さらに商店街を盛り上げられたらな~って」

    かおる「素敵ね~! 私は賛成だわ」

    長治「それでは、採決を取ります」

    長治「ライブ計画に賛成の方は拍手!」

    全員「」パチパチパチ

    43 :

    なんか普通にアニメ化出来そうな話だ

    44 :

    宗介「対象を窒息死させる暗殺兵器を製造しているというのはここか」

    45 = 27 :

    そういやPSPの放課後ライブでどっかの商店街で演奏するステージあったよな

    46 = 1 :

    長治「では、全員賛成で可決~!」

    文子「あら? 今回は大ちゃん反対しないのかい?」

    豆大「別に浮ついた餅を作らないなら俺は反対はしねえ。どこぞのチャラチャラした餅屋とは違ってな?」

    吾平「あぁん? そんなんだからお前ん所は時代に取り残されて行くんだ!」

    豆大「餅屋は餅を作ってりゃいいんだよ! なーにがライスケーキ大路だ」

    長治「まあまあ、二人共その辺で」

    忠直「しかし、そうなるとその子達の高校に許可を取る必要があるのでは?」

    長治「それなら心配に及ばんよ、私が取っておくから」

    たまこ「わぁ~! ありがとうございます!」

    47 = 14 :

    キャラ名出されても商店街メンバーはよくわからんな

    48 = 1 :

     
     
    たまこ「あっ、唯ちゃんにメールしとこ」ピッピッ

    たまこ「ライブ出来るよっと……」

    たまこ「送信!」

    49 = 1 :

     
     
    「ふーんふーんふーん」ジャカジャカ

    「あ、たまこちゃんだ」ピロリーン

    「……! えへへ~」

    「お姉ちゃんどうしたの? 何だか嬉しそうだけど」

    「この間ね、電車乗り過ごしてうさぎ山商店街って所に行ったんだけど、そこで仲良くなったたまこちゃんって子と計画して」

    「ライブを商店街でやらせてもらうことになったんだぁ~」

    「へぇ~。良かったね! お姉ちゃん」

    「うん!」

    50 = 26 :

    いいね
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