元スレモバP「ま、まゆぅぅぅ……」 まゆ「はぁい♪」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 :
>>96
俺はあった方が分かりやすくていいと思うけど
102 = 96 :
>>101
ごもっとも、ただ皆律儀だなと
103 = 1 :
―――――
まゆ「終わりましたぁ」
P「おう!まゆ。すまなかったな」
まゆ「いいえ。追い出したのは私ですし」
P「……あーそうだったな、それよりあのUSB」
まゆ「はぁい。そうですよ。泉ちゃんに頼んで作ってもらいました」
P「(あれを一日くらいで作った泉も凄いな)
もしかして……オフの日にか?」
まゆ「……そうですよぉ」
P「まったく……お前も無理するのが好きだな。ちゃんと寝たのか?」
まゆ「うふ……ご心配ありがとうございます。でもPさんよりはちゃんと寝てるので
心配しないでくださいね?」
P「……それを言われるとなんとも言えないな。これからはしっかり寝るよ」
まゆ「……体調管理もプロデューサーの仕事、ですよ?」
P「……その台詞、どこかで」
まゆ「……昔、体調を崩した私に言ってくれたじゃないですか。
『体調管理も、読者モデルの仕事』って」
105 = 1 :
P「……あっ」
まゆ「あの頃から……いえ、なんでもないです。
さぁ、事務所に戻りましょう?」
P「……おう」
ガチャ
バタム
ブロロロロ……
―――――――
P「さてと、まゆは今日終わりだったな、送っていくよ」
まゆ「お願いしますねぇ。じゃあ鍵しめますよ」
P「えっ」
まゆ「……まさか、私一人を家に帰して、今日も徹夜で仕事しようなんて思ってませんよね?」
P「……いや、あのプログラムのおかげで随分進んだんだ、だからもうちょっとで終わるかなって」
まゆ「……懲りない人ですねぇ」
106 :
なんだこの正妻
107 = 82 :
このままゆは正妻としか形容出来ないから困る
108 = 1 :
P「……いやいや!?仕事しないとさ!?ほら!?」
まゆ「……不調で仕事をすれば、それはそのまま仕事効率の低下につながります。
ちょっと仕事でもして待っててください」
スタスタ
P「えっ……まゆ?」
――――
P「……」
カタカタカタカタ……
P「(なんだろうか……普段より仕事の進みが早い)」
カタカタカタカカタ……
P「(プログラムのおかげ……睡眠もとってるし、
最近食事もしっかり食べてる)」
カタカタカカタカタ……
P「(やっぱり健康管理って大切なんだなぁ……)」
まゆ「Pさん」
P「うおっびっくりした。音もなく近づくな」
109 = 106 :
まゆゆに看取られて死にたい
110 = 1 :
まゆ「すみません。できましたよぉ」
P「できた?」
まゆ「はい、お夕飯です」
P「……晩御飯を作ってたのか」
まゆ「……さ、座ってください。二人で食べましょう?」
P「……何か事務所でアイドルと二人で晩御飯って変な気分だな」
まゆ「……Pさん」
P「なんだ」
まゆ「私、一人暮らしなんです」
P「ああ、知ってるぞ」
まゆ「……だから、こうして、誰かと一緒に食べる事ってなくて」
P「……えっ」
まゆ「……うふ、久しぶりに、ご飯が楽しいんです」
P「……(なんやこの天使)」
111 :
天使
112 :
まゆ「さ、食べましょう。今日は豆腐ハンバーグですよ」
P「(ヘルシーかつボリューミー。まゆの底の深さがうかがえる……)」
P「いただきます!!」
モグモグ
P「……うまい!!」
まゆ「本当ですかぁ?」
P「ああ!こんな美味い物を食べたのは久しぶりだ!」ガツガツ
まゆ「……うふ、Pさんったら」
P「あはは……!」
P「……(あれ?何か忘れてないか?)」
P「(仕事?違うな。仕事はもう少しで終わる。今日は12時には就寝できる)」
P「(明日のスケジュール……問題ない。ちゃんと連絡もしてある)」
P「(なんだろう……まぁいっか!)」
まゆ「うふ……」
113 :
男性を捕まえるにはまず胃袋を捕まえる、といいます
114 :
まゆは可愛いな
115 = 112 :
―――――――
P「おはようございまーす!」
凛「おはよう。プロデューサー」
P「おうおはよう凛!今日も元気そうだな!」
凛「……そんなことわかるの?」
P「はっはっは!当たり前じゃないか!」
凛「……そっか」
響子「おはようございまーす!」
P「おう響子おはよう!」
響子「プロデューサー!はいこれ!愛妻弁当です!」
P「あ、うんありがとう……」
凛「……」
P「(もうやめようよ、このシチュエーション……!!)」
116 = 113 :
ま、まだだ正妻といえば凛という風潮がある今なら……!
117 = 112 :
凛「(これは……)」
凛「(……これは、負けられない!!私も明日はお弁当を)」
まゆ「……Pさんって意外と食が細いんですよねぇ」
凛「……まゆ?」
P「えっ」
まゆ「あれ?Pさん、今日は杏さんを迎えに行かなくていいんですか?」
P「あっ忘れてた!!行ってくる!!」
ガッチャンバッタン
凛「……ちょっと詳しく聞かせてもらえるかな」
まゆ「……うふ、それでこそ凛ちゃん」
118 :
天使かと思ったら女神だった
119 = 111 :
このまゆになら掘られてもいい
121 = 112 :
まゆ「……明日凛ちゃんがお弁当を作ってきたとする」
凛「……」
まゆ「……響子ちゃんもお弁当を作ってきたとする」
凛「……」
まゆ「……Pさんは、どうすると思う?」
凛「……頑張って、両方食べる」
まゆ「正解。Pさんは……アイドルの前ではボロを出さない。
そして明日は?」
凛「……バレンタインデー!」
まゆ「……大正解。たくさんのアイドルからチョコを貰ったPさんは」
凛「……できる限り、その場で食べる」
まゆ「その通り。じゃあPさんが明日、本当に欲しいものは?」
凛「……ブラックコーヒー!!」
まゆ「だいせいかぁい」
凛「……ありがとうね、まゆ」
まゆ「うふ……当然よぉ。だって私たち……『仲間』じゃない……」ニコ
122 = 112 :
まゆ「……あと」
凛「……ん?」
まゆ「……Pさん、最近悩んでるみたい」
凛「何を?」
まゆ「どうも……アイドルのキャラが一定で、お仕事が定量しかこないって」
凛「……それは、つまり?」
まゆ「……たとえばクールなのにすごく可愛い事をしてくれるアイドルなんかいたら、
嬉しいと思うんだけどな」
凛「……!!」
まゆ「……あ、明日凛ちゃん、バレンタインイベントで生放送だっけ?」
凛「……」
まゆ「そこで思わぬキャラを発揮したら……Pさん喜ぶかも……」
凛「……まぁ、あくまで可能性の話だよね」
まゆ「そうね♪」
凛「……」
まゆ「……(うふ)」
123 :
ただの女神じゃないぞ
124 :
なにを考えているんだ...
125 :
もうまゆがプロデューサーやれよ
126 :
仕事面でも正妻なんですなぁ
127 = 112 :
――――――――
P「……(今日はバレンタイン……!)」
P「……(普通の男なら、チョコがどうとかで騒ぐところだろうが……そんな場合じゃない)」
P「……(今日放送の収録がいくつか控えてる上、生放送もある……!)」
P「……(今日は、失敗できない!)」
凛「……おはよう」
P「おうおはよう!凛!今日も頑張っていこうな!」
響子「おはようございます!」
P「おうおはよう響子!今日は放映日だぞ!」
響子「あとこれ、どうぞ!」
P「ああ、べん……えっ二つ?」
響子「バレンタインチョコです!愛をこめて作りました!」
P「(あっ……)」チラッ
凛「良かったじゃん、プロデューサー」
P「え、あ、うんありがとうな響子」
129 = 112 :
響子「はい!じゃあ今日もレッスン行ってきまーす!」
P「おうがんばれー」
凛「……がんばってねー」
P「……凛」
凛「どうしたの?」
P「なんかあった?」
凛「何も?」
P「……そうか」
―――――
P「……(まさかこんなにチョコをもらうことになるとはな)」
ドッサリ
凛「モテモテだね、プロデューサー」
P「職場柄ってやつかな。俺が別段モテてるわけじゃない」
凛「(凄い鈍感だなぁ……)」
P「にしても口の中が甘い……」
130 :
モバマスに必要なものそれは…
マネージャー♀だと思う
131 :
まさか正妻の後ろで正妻が操ってたとは
132 :
>>131
これは制裁しなきゃですね
ふふっ
133 = 112 :
凛「……プロデューサー、これ」
P「凛もか!ありが――――えっ?」
凛「……はじめて作ったから、おいしいかわからないけど」
P「……ぽ、ポテトチップス?」
凛「……どうかな」
P「……いただきます」
サクッ
P「……ウメエエエエエエエエエエッ!」
凛「……そっか」ニコ
P「ありがとう!ありがとう凛ー!!」
凛「……ううん。いいよ」
凛「それより……」
P「それより?」
凛「……なんでもない。さ、仕事いこっか」
134 :
>>132
楓さんこっちですよ
135 :
>>130
それで百合展開を希望したいところだな
136 :
まゆさんはガチ天使だから
137 :
>>132
あなたのダジャレは精彩を放ってますね
138 :
冷静に考えると非の打ち所が無いですよねまゆさんて
139 = 112 :
――――――――
P「……おお緊張してきた」
凛「なんでプロデューサーが……」
P「だだだって、大物司会に生放送だって!」
凛「それでも、いつも通り、仕事をこなすだけだよ」
P「……凛ちゅわん」
凛「次その呼び方したら踏むよ」
P「ごめんなさい」
凛「……ん」
スッ
P「……これは?」
カチャッ
スンッ……
P「……コーヒー?」
凛「……甘い物ばっかり、だったでしょ?今日」
140 = 112 :
P「り、凛ちゅわぁぁぁん!!」
グシッ
P「オギャアア!!」
―――――
司会「さぁ始まりました。アイドル大感謝祭!バレンタイン!
様々なプロダクションから、有名アイドルのみなさんにお越しいただいてます!」
卯月「わーすごいね凛ちゃんねー見てほら!すごい!有名な人ばっかり!」
凛「卯月、もう少し静かに……」
未央「本当だー凄いすごいー!!」
凛「……もういっか」
―――
司会「さぁ、次の戦いは……チョコレート渡し対決ー!!」
ワアアアアアアアアアア!!!
司会「チョコレートを審査員の方に渡してもらい、
その可愛さを競います」
141 = 112 :
142 :
まゆこそ正妻
まゆの愛情は束縛というより献身
143 = 112 :
卯月「島村卯月です!がんばります!!」
アイドル「(いちいちフルネーム……この子……できる!)」
司会「ではどうぞ」
卯月「はい!!」
スッ
卯月「頑張って作りました!どうぞ!!」
審査員「ありがとう!!がんばって食べるよ!!」
ドッ
P「(おお……うけてるうけてる。いいぞ卯月)」
審査員「では続いて~」
アイドル「はーい!」
144 :
まゆを好きになりました
みくにゃんのファンは続けられません
145 = 112 :
――――
未央「どうぞ……先輩!」
審査員「ありがとう……大切にするよ」
ワアアアアアアアアアアア
P「(素晴らしい盛り上がりだ……これは予想以上だぞ)」
―――
P「(次は凛の番か)」
司会「クールでスタイリッシュ!尻に敷かれたいアイドルナンバーワン!
渋谷凛ちゃん!」
凛「はい」
P「(どんなふうに渡すか……。ここは勝負所だな)」
凛「……ご主人様!」
P「え」
審査員「えっ」
凛「私の愛情いっぱいのチョコ……受け取ってほしいわん!」
P「(……わん!?)」
146 :
えっ
147 :
こいつぁーわんだふるですね! ……あれ?
148 :
ハナコ「お、おう……(ワン!)」
149 = 112 :
司会者「……えっ」
審査員「……えっ」
シンッ……
凛「(やばっ……失敗したかな)」
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!
凛「ひっ!?」
司会「ひゃっほおおおおおおおおおおおおおう!!!」
審査員「宴じゃあああああああああああああああ!!!」
凛「えっ」
凛「なにこれ」
150 :
宴吹いたwwwww
みんなの評価 : ★★
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