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元スレ夏奈「ケイコ、私たち親友だよね」ケイコ「……」
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>>49
原作だとモブ男子と一緒にいるシーンけっこうあるぞ
原作だとモブ男子と一緒にいるシーンけっこうあるぞ
春香「それでどうして落ち込んでたの?」
夏奈「私が親友だと思っていた奴が、悉く友達以下だった……」
春香「そうなの? ケイコちゃんのこと?」
夏奈「それだけじゃない。トウマや内田、吉野も……。私の親友はマコちゃんだけだった……」
春香「でも、親友って普通は一人か二人ぐらいじゃない? 何人もいる人のほうが人格を疑うけど」
千秋「ハルカ姉様の言うとおりです」
春香「チアキには何人いるの?」
千秋「今日、分かったことですが、私の親友は二人です」
春香「うん。そうよね。ほら、カナ。別に気にすることはないわ」
夏奈「ハルカ!! でも親友だと思っていた人から親友じゃないよって言われてごらんよ!! 気にするよ!! すごーく気にするよ!!」
春香「そうか……。まぁ、確かにね」
夏奈「普通は落ち込むだろぉ……」
春香「でも、友達なんでしょ? いいじゃない」
夏奈「私は親友でいたいんだぁー!!」
春香「カナはケイコちゃんのことが大好きなのね」
夏奈「私が親友だと思っていた奴が、悉く友達以下だった……」
春香「そうなの? ケイコちゃんのこと?」
夏奈「それだけじゃない。トウマや内田、吉野も……。私の親友はマコちゃんだけだった……」
春香「でも、親友って普通は一人か二人ぐらいじゃない? 何人もいる人のほうが人格を疑うけど」
千秋「ハルカ姉様の言うとおりです」
春香「チアキには何人いるの?」
千秋「今日、分かったことですが、私の親友は二人です」
春香「うん。そうよね。ほら、カナ。別に気にすることはないわ」
夏奈「ハルカ!! でも親友だと思っていた人から親友じゃないよって言われてごらんよ!! 気にするよ!! すごーく気にするよ!!」
春香「そうか……。まぁ、確かにね」
夏奈「普通は落ち込むだろぉ……」
春香「でも、友達なんでしょ? いいじゃない」
夏奈「私は親友でいたいんだぁー!!」
春香「カナはケイコちゃんのことが大好きなのね」
夏奈「好きとかそういうのより、私にはケイコがいないとダメなんだ。人間味溢れる点数から人間離れした点数になってしまうこともある」
春香「なんの点数?」
夏奈「だから、私はケイコとは親友でいたいんだ!!」
春香「ねえ、なんの点数?」
千秋「ふっ。所詮は貴様のエゴで親友という関係を維持したいだけか。それでは、相手がお前のことを親友だと思わないのも頷けるな」
夏奈「なんだと?」
千秋「利用することだけを考え、相手に『私とお前は親友だ』なんて言っても説得力もないもない」
夏奈「でも、私はケイコのことを信頼している!! あの機械のような点数を掻っ攫っていくケイコのことを!!」
春香「カナ、なんの点数なの?」
千秋「それがダメだっていってんだよ、バカ野郎」
夏奈「何がダメなんだよ!!」
千秋「だから、その利用することだけを考え――」
春香「食事中に喧嘩? 二人ともご馳走様はしたのかしら?」ガシッ!!!
夏奈「いたたた!!! ごめんなさい!!」
千秋「静かにたべますから……ハルカ姉様……アイアンクローだけはぁ……!」
春香「なんの点数?」
夏奈「だから、私はケイコとは親友でいたいんだ!!」
春香「ねえ、なんの点数?」
千秋「ふっ。所詮は貴様のエゴで親友という関係を維持したいだけか。それでは、相手がお前のことを親友だと思わないのも頷けるな」
夏奈「なんだと?」
千秋「利用することだけを考え、相手に『私とお前は親友だ』なんて言っても説得力もないもない」
夏奈「でも、私はケイコのことを信頼している!! あの機械のような点数を掻っ攫っていくケイコのことを!!」
春香「カナ、なんの点数なの?」
千秋「それがダメだっていってんだよ、バカ野郎」
夏奈「何がダメなんだよ!!」
千秋「だから、その利用することだけを考え――」
春香「食事中に喧嘩? 二人ともご馳走様はしたのかしら?」ガシッ!!!
夏奈「いたたた!!! ごめんなさい!!」
千秋「静かにたべますから……ハルカ姉様……アイアンクローだけはぁ……!」
春香「そもそも誰が親友とか気にしていたらキリがないわよ、カナ?」
夏奈「そういうハルカには親友いるのか?」
春香「え? それはマキとアツコだけど」
夏奈「それはハルカの片思いじゃないのか?」
春香「え……」
夏奈「どーなんだ。絶対の自信があるのか、ハルカ?」
春香「あ、ありますぅ」
夏奈「でも、二人はバレー部に所属しているわけだろ。もし意見が分かれたとき、ハルカは必ず孤立するんじゃないのか?」
春香「それは、意見が分かれたらでしょ?」
夏奈「親友なら意見が分かれても、誰かが孤立しないような案を出すはずだ」
春香「な、なら、マキもアツコもそうしてくれるし、私もそうするわ」
夏奈「ハルカはそう思っていても、マキちゃんとアツコは……ふっふっふっふ……」
春香「いやぁー、いわないでー!」
千秋「カナ!! ハルカ姉様になんてことをいうんだぁ!!」
夏奈「ハルカだけなんか達観してるからだろ!!」
夏奈「そういうハルカには親友いるのか?」
春香「え? それはマキとアツコだけど」
夏奈「それはハルカの片思いじゃないのか?」
春香「え……」
夏奈「どーなんだ。絶対の自信があるのか、ハルカ?」
春香「あ、ありますぅ」
夏奈「でも、二人はバレー部に所属しているわけだろ。もし意見が分かれたとき、ハルカは必ず孤立するんじゃないのか?」
春香「それは、意見が分かれたらでしょ?」
夏奈「親友なら意見が分かれても、誰かが孤立しないような案を出すはずだ」
春香「な、なら、マキもアツコもそうしてくれるし、私もそうするわ」
夏奈「ハルカはそう思っていても、マキちゃんとアツコは……ふっふっふっふ……」
春香「いやぁー、いわないでー!」
千秋「カナ!! ハルカ姉様になんてことをいうんだぁ!!」
夏奈「ハルカだけなんか達観してるからだろ!!」
夏奈「ごちそうさまでした」
千秋「ごちそうさまでした、ハルカ姉様。今日も美味しゅうございました」
春香「う、うん……」
夏奈「さーてと、風呂掃除でもするかー」
千秋「洗い物手伝います、ハルカ姉様」
春香「うん……」
千秋(よし。今日は緑の野菜を残しても何もいわれない……)
春香「野菜は食べてね」
千秋「……ぁい」
春香「はぁ……。マキとアツコには確かにいつも良くしてもらってるし、相談することもされることも多いけど……」
春香「二人はどう思ってるのかは分からない……」
千秋「ごちそうさまでした」
春香「残しちゃダメよ」
千秋「……ぁぃ」
春香「でも、直接訊くのも違う気がするし……うーん……」
千秋「ごちそうさまでした、ハルカ姉様。今日も美味しゅうございました」
春香「う、うん……」
夏奈「さーてと、風呂掃除でもするかー」
千秋「洗い物手伝います、ハルカ姉様」
春香「うん……」
千秋(よし。今日は緑の野菜を残しても何もいわれない……)
春香「野菜は食べてね」
千秋「……ぁい」
春香「はぁ……。マキとアツコには確かにいつも良くしてもらってるし、相談することもされることも多いけど……」
春香「二人はどう思ってるのかは分からない……」
千秋「ごちそうさまでした」
春香「残しちゃダメよ」
千秋「……ぁぃ」
春香「でも、直接訊くのも違う気がするし……うーん……」
南家
冬馬「なぁ、アニキたちに親友っているのか?」
アキラ「親友?」
ナツキ「それがなんだ?」
冬馬「いや、今日色々あってさ、親友はなんだろうって話になって」
ハルオ「親友か。確かに難しい問題だな。友人との境界線も分かりにくいからな」
アキラ「トウマは親友いるの?」
冬馬「オレか? まぁ、今日わかったけど二人は確実にいるな」
ナツキ「それはいいことだな」
冬馬「アキラにはいるのかよ?」
ナツキ「オレか……。親友とか背中で語るもんだろ」
ハルオ「ナツキ、いないのか」
アキラ「あははは。アニキは顔が怖いもんな。誰も近づいてこい――」
ナツキ「アキラ、こっちこい」
アキラ「あ、ごめんなさい」
冬馬「なぁ、アニキたちに親友っているのか?」
アキラ「親友?」
ナツキ「それがなんだ?」
冬馬「いや、今日色々あってさ、親友はなんだろうって話になって」
ハルオ「親友か。確かに難しい問題だな。友人との境界線も分かりにくいからな」
アキラ「トウマは親友いるの?」
冬馬「オレか? まぁ、今日わかったけど二人は確実にいるな」
ナツキ「それはいいことだな」
冬馬「アキラにはいるのかよ?」
ナツキ「オレか……。親友とか背中で語るもんだろ」
ハルオ「ナツキ、いないのか」
アキラ「あははは。アニキは顔が怖いもんな。誰も近づいてこい――」
ナツキ「アキラ、こっちこい」
アキラ「あ、ごめんなさい」
冬馬「なんだ。アニキたちもいないのかよー」
ハルオ「そもそも親友なんて重要なのか? 結局頼りになるのは男前な兄だと思うぞ、トウマ」
冬馬「何いってんだ。こっちくんなよ」
ナツキ「そうだぞ。別に親友とかいらねえだろ」
冬馬「お、おう、そうなのか?」
ナツキ「男に必要なのは己の拳だけだ」
アキラ「友達いないの?」
ナツキ「アキラは黙ってろよ!!」
冬馬「参考になりそうもないなぁー」
ハルオ「全く。不甲斐ない兄弟たちだ」
ナツキ「お前、自分だけ除外してんじゃねーよ」
ハルオ「なら、親友の一人ぐらい紹介してみろ」
ナツキ「親友は目でうったえるものだろーが」
アキラ「背中で語るんじゃないの?」
冬馬(やっぱり、アニキたちじゃだめだな……)
ハルオ「そもそも親友なんて重要なのか? 結局頼りになるのは男前な兄だと思うぞ、トウマ」
冬馬「何いってんだ。こっちくんなよ」
ナツキ「そうだぞ。別に親友とかいらねえだろ」
冬馬「お、おう、そうなのか?」
ナツキ「男に必要なのは己の拳だけだ」
アキラ「友達いないの?」
ナツキ「アキラは黙ってろよ!!」
冬馬「参考になりそうもないなぁー」
ハルオ「全く。不甲斐ない兄弟たちだ」
ナツキ「お前、自分だけ除外してんじゃねーよ」
ハルオ「なら、親友の一人ぐらい紹介してみろ」
ナツキ「親友は目でうったえるものだろーが」
アキラ「背中で語るんじゃないの?」
冬馬(やっぱり、アニキたちじゃだめだな……)
翌日 高校
ナツキ(全く……。トウマのやつめ、余計な話題を家族団欒の場に放り込みやがって。親友がいないとか、少し寂しいやつみてーじゃねえか)
ヒトミ「ナツ――はっ!!」
ナツキ「……」
ヒトミ(ナ、ナツキのあの目は寂しいと訴えている目だ)
ナツキ「ふぅ……」
ヒトミ(よし……)グッ
ヒトミ「ナツキ。どうしたんだよ」
ナツキ「ヒトミか。なんだ?」
ヒトミ「なんだじゃないだろ。何寂しがってるんだ?」
ナツキ「別に寂しいなんて思ったことねえよ」
ヒトミ「そういえば、ナツキってあまりクラスメイトと喋らないよな。どうしてだ?」
ナツキ「喋らないわけじゃない。喋ると相手が逃げるんだ」
ヒトミ「なんで? お前ほど話しかけやすい奴、いないのに」
ナツキ「それが分かれば苦労はない」
ナツキ(全く……。トウマのやつめ、余計な話題を家族団欒の場に放り込みやがって。親友がいないとか、少し寂しいやつみてーじゃねえか)
ヒトミ「ナツ――はっ!!」
ナツキ「……」
ヒトミ(ナ、ナツキのあの目は寂しいと訴えている目だ)
ナツキ「ふぅ……」
ヒトミ(よし……)グッ
ヒトミ「ナツキ。どうしたんだよ」
ナツキ「ヒトミか。なんだ?」
ヒトミ「なんだじゃないだろ。何寂しがってるんだ?」
ナツキ「別に寂しいなんて思ったことねえよ」
ヒトミ「そういえば、ナツキってあまりクラスメイトと喋らないよな。どうしてだ?」
ナツキ「喋らないわけじゃない。喋ると相手が逃げるんだ」
ヒトミ「なんで? お前ほど話しかけやすい奴、いないのに」
ナツキ「それが分かれば苦労はない」
ヒトミ「やっぱり寂しいって思ってるんじゃないか」ペシッ
ナツキ「……」
ヒトミ「……べ、別に寂しがることもないんじゃないか?」
ナツキ「あ?」
ヒトミ「こ、こうして……私が……その……」モジモジ
ナツキ「……」
ヒトミ「しゃ、喋ってやってるんだからぁー!!」ダダダッ
ナツキ「お、おい、ヒトミ」
ヒトミ(やべー!! すげーはずかしいこといってるぅー!!)
ナツキ「……やっぱり、逃げるんだよな」
ナツキ(アニキからも言われているが、やはり顔か……)
ナツキ(しかし、顔はどうしようもないんだが……)
ナツキ「はぁ……」
ナツキ「……今日の晩飯、どうすっかな」
ナツキ「……」
ヒトミ「……べ、別に寂しがることもないんじゃないか?」
ナツキ「あ?」
ヒトミ「こ、こうして……私が……その……」モジモジ
ナツキ「……」
ヒトミ「しゃ、喋ってやってるんだからぁー!!」ダダダッ
ナツキ「お、おい、ヒトミ」
ヒトミ(やべー!! すげーはずかしいこといってるぅー!!)
ナツキ「……やっぱり、逃げるんだよな」
ナツキ(アニキからも言われているが、やはり顔か……)
ナツキ(しかし、顔はどうしようもないんだが……)
ナツキ「はぁ……」
ナツキ「……今日の晩飯、どうすっかな」
昼休み
マキ「ハルカぁー、一緒にたべよー」
春香「うん」
アツコ「よいしょ」
マキ「うわ、アツコ。親父くさ」
アツコ「え?」
マキ「ねえ、きいたよね、ハルカ? よっこらしょーいちだって」
春香「え? あ、えっと、聞いてなかった」
アツコ「い、いってないよぉ、マキぃ」
マキ「いーや、言ったね」
アツコ「なんで、そんな意地悪いうのぉ……」
マキ「あ、ごめんごめん。泣かないでよぉ」
アツコ「うぅ……ぐすっ……」
春香「……二人って仲いいよね」
マキ「え? まぁ、うん。中学から友達だし」
マキ「ハルカぁー、一緒にたべよー」
春香「うん」
アツコ「よいしょ」
マキ「うわ、アツコ。親父くさ」
アツコ「え?」
マキ「ねえ、きいたよね、ハルカ? よっこらしょーいちだって」
春香「え? あ、えっと、聞いてなかった」
アツコ「い、いってないよぉ、マキぃ」
マキ「いーや、言ったね」
アツコ「なんで、そんな意地悪いうのぉ……」
マキ「あ、ごめんごめん。泣かないでよぉ」
アツコ「うぅ……ぐすっ……」
春香「……二人って仲いいよね」
マキ「え? まぁ、うん。中学から友達だし」
ケイコは今回かなりクール分プラスされたよね
1期のカナに振り回されるがままのケイコではなくなった
かわいい
1期のカナに振り回されるがままのケイコではなくなった
かわいい
春香「ねえ俺、私たちって親友?」
俺「えっ、何言ってるの・・・彼氏じゃなかったの俺!?もしかして別れたいとか・・・?」
春香「あ、ううん別にそういうのじゃないの、ゴメンネ気にしないで」
俺「えっ、何言ってるの・・・彼氏じゃなかったの俺!?もしかして別れたいとか・・・?」
春香「あ、ううん別にそういうのじゃないの、ゴメンネ気にしないで」
春香「やっぱり、親友なのかな?」
アツコ「え?」
マキ「もちろん!! ね、アツコ!?」
アツコ「う、うん……」
マキ「なんで歯切れがわるいの!? 奥歯に何か詰まってるんですか、アツコさん!!」
アツコ「い、いや……急に言われて、戸惑っただけで……」
マキ「戸惑うってなんでよ!! 即答できるでしょうがー!!」
アツコ「だ、だって……改めて確認されると……は、はずかしいし……」
マキ「ぜーんぜん、恥ずかしくないってー!! アツコー!!」ギュゥゥ
アツコ「なんで、だきつくの……」
春香「いいなぁ……」
マキ「え? なにが?」
春香「いや、私には入り込めない世界があるというか……」
アツコ「ハ、ハルカぁ!! わ、私とマキはそんな関係じゃ……!!」
マキ「え?」
アツコ「え?」
マキ「もちろん!! ね、アツコ!?」
アツコ「う、うん……」
マキ「なんで歯切れがわるいの!? 奥歯に何か詰まってるんですか、アツコさん!!」
アツコ「い、いや……急に言われて、戸惑っただけで……」
マキ「戸惑うってなんでよ!! 即答できるでしょうがー!!」
アツコ「だ、だって……改めて確認されると……は、はずかしいし……」
マキ「ぜーんぜん、恥ずかしくないってー!! アツコー!!」ギュゥゥ
アツコ「なんで、だきつくの……」
春香「いいなぁ……」
マキ「え? なにが?」
春香「いや、私には入り込めない世界があるというか……」
アツコ「ハ、ハルカぁ!! わ、私とマキはそんな関係じゃ……!!」
マキ「え?」
春香「考えてみたら、二人の時間のほうが長いもんね。しかたないよね……はぁーぁ……」
アツコ「いやいや。ハルカ。そんなことないから……私はむしろ……その……」オロオロ
マキ「ハルカ? どうかしたの?」
春香「親友ってなんだろう……」
マキ「哲学の話ですか?」
アツコ「親友?」
春香「考えてみたら、親友なんて呼べる人は私にはいなかったのかもしれない……」
アツコ「ハルカ!! 私がいるよ!!」
マキ「わたしもー」
春香「二人とも……親友……?」
アツコ「うん!」
マキ「もちろん!!」
春香「嬉しい……。じゃあ、質問なんだけど。私とマキが大喧嘩してたら、アツコはどっちの味方になってくれる?」
アツコ「ハルカ」
マキ「おぉぉーい!! なんじゃそらこら!!!」
アツコ「いやいや。ハルカ。そんなことないから……私はむしろ……その……」オロオロ
マキ「ハルカ? どうかしたの?」
春香「親友ってなんだろう……」
マキ「哲学の話ですか?」
アツコ「親友?」
春香「考えてみたら、親友なんて呼べる人は私にはいなかったのかもしれない……」
アツコ「ハルカ!! 私がいるよ!!」
マキ「わたしもー」
春香「二人とも……親友……?」
アツコ「うん!」
マキ「もちろん!!」
春香「嬉しい……。じゃあ、質問なんだけど。私とマキが大喧嘩してたら、アツコはどっちの味方になってくれる?」
アツコ「ハルカ」
マキ「おぉぉーい!! なんじゃそらこら!!!」
春香「アツコー」ギュッ
アツコ「ハルカー」ギュッ
マキ「今まで築きあげてきたものが音を立てて崩壊してるー!!!」
アツコ「冗談だから」
マキ「ホントぉ? ホントにホントぉ?」ウルウル
アツコ「う、うん」
マキ「私をすてないでよぉ……アツコぉぉ……」ギュゥゥ
アツコ「マキを見捨てるわけないよ。親友でしょ?」ナデナデ
マキ「アツコ……。また、胸が逞しくなりましたね」
アツコ「ご、ごめん」
春香「やっぱり、そうなんだ……。二人には敵わないなぁ……」
アツコ「えぇ?! いや、ハルカ、そんな話の流れじゃ……」
マキ「どーだ、参ったか!! 私とアツコは友情を超えた絆で結ばれているのよ!!」
アツコ「えぇぇ!? ないよ!! そんな絆ないよ!!」
春香「マキ……アツコ……お幸せに!!」
アツコ「ハルカー」ギュッ
マキ「今まで築きあげてきたものが音を立てて崩壊してるー!!!」
アツコ「冗談だから」
マキ「ホントぉ? ホントにホントぉ?」ウルウル
アツコ「う、うん」
マキ「私をすてないでよぉ……アツコぉぉ……」ギュゥゥ
アツコ「マキを見捨てるわけないよ。親友でしょ?」ナデナデ
マキ「アツコ……。また、胸が逞しくなりましたね」
アツコ「ご、ごめん」
春香「やっぱり、そうなんだ……。二人には敵わないなぁ……」
アツコ「えぇ?! いや、ハルカ、そんな話の流れじゃ……」
マキ「どーだ、参ったか!! 私とアツコは友情を超えた絆で結ばれているのよ!!」
アツコ「えぇぇ!? ないよ!! そんな絆ないよ!!」
春香「マキ……アツコ……お幸せに!!」
廊下
速水「――という、茶番劇をしたわけか」
マキ「そうなんです。ハルカが親友がどうのこうの言い出しまして」
速水「で、アツコがハルカちゃんの胸で号泣しているのは愛情表現かなにか?」
アツコ「もうお嫁にいけないよぉ……」
春香「もう、アツコ。別にみんな気にしてないって」ナデナデ
アツコ「だって……だって……マキがぁ……」
マキ「いやぁ、私が少し調子に乗った所為ですね」
速水「ふぅーん。ハルカちゃんは親友が欲しいの?」
春香「い、いえ。そういうわけじゃ」
速水「体が熱くなるジュースに合うものを毎晩用意してくれる親友が私は欲しいなぁ」
マキ「ああ。そうですか」
速水「まぁ、でも、親友っていっても難しいよねぇ。関係ないけど、マキと私は親友?」
マキ「え? 先輩と後輩ではないでしょうか?」
速水「ほほう。なるほど。今日はマキにだけスペシャルな特訓メニューを用意してあげよう」
速水「――という、茶番劇をしたわけか」
マキ「そうなんです。ハルカが親友がどうのこうの言い出しまして」
速水「で、アツコがハルカちゃんの胸で号泣しているのは愛情表現かなにか?」
アツコ「もうお嫁にいけないよぉ……」
春香「もう、アツコ。別にみんな気にしてないって」ナデナデ
アツコ「だって……だって……マキがぁ……」
マキ「いやぁ、私が少し調子に乗った所為ですね」
速水「ふぅーん。ハルカちゃんは親友が欲しいの?」
春香「い、いえ。そういうわけじゃ」
速水「体が熱くなるジュースに合うものを毎晩用意してくれる親友が私は欲しいなぁ」
マキ「ああ。そうですか」
速水「まぁ、でも、親友っていっても難しいよねぇ。関係ないけど、マキと私は親友?」
マキ「え? 先輩と後輩ではないでしょうか?」
速水「ほほう。なるほど。今日はマキにだけスペシャルな特訓メニューを用意してあげよう」
マキ「な、なんでぇ!?」
速水「まぁ、今みたいに親友かどうかなんて聞くだけトラブルの種になっちゃうし」
マキ「勝手にトラブルの種を撒いておいてなにいってるんですかぁー!!」
速水「ハルカちゃん。今、胸で泣いているアツコを見て何も思うところはないの?」
春香「え?」
アツコ「ぐすっ……うぅぅ……」
速水「親友でもなければ!! 胸を借りて泣いたりしないでしょう!!!」
春香「はっ!!」
速水「アツコのその行動こそ、親友の証じゃない」
春香「ア、アツコ……」
アツコ「はるかぁ……」
春香「アツコっ!!」ギュッ
アツコ「ハルカっ!!」
速水「これが青春!!!」
マキ「アツコ!! ハルカ!! こんなところで抱擁してたら変な噂が広まっちゃうって!!! やめてぇー!!!」
速水「まぁ、今みたいに親友かどうかなんて聞くだけトラブルの種になっちゃうし」
マキ「勝手にトラブルの種を撒いておいてなにいってるんですかぁー!!」
速水「ハルカちゃん。今、胸で泣いているアツコを見て何も思うところはないの?」
春香「え?」
アツコ「ぐすっ……うぅぅ……」
速水「親友でもなければ!! 胸を借りて泣いたりしないでしょう!!!」
春香「はっ!!」
速水「アツコのその行動こそ、親友の証じゃない」
春香「ア、アツコ……」
アツコ「はるかぁ……」
春香「アツコっ!!」ギュッ
アツコ「ハルカっ!!」
速水「これが青春!!!」
マキ「アツコ!! ハルカ!! こんなところで抱擁してたら変な噂が広まっちゃうって!!! やめてぇー!!!」
ケイコが出てくるSSなんてはじめてみた
ケイコと一緒に図書館で勉強したい・・
ケイコと一緒に図書館で勉強したい・・
春香「ああ……アツコ……。ごめんね、こんなに近くにいたのに……」
アツコ「ううん……。いいの……。私はハルカの傍にいれたら……それで……」
マキ「ちょっとぉー!! いい感じにならないでってばぁー!!」
速水「うんうん。いいじゃないの、こういうのも」
マキ「よくないですよ!!」
速水「さてと、私は教室にもーどろ」
マキ「あぁ!! また責任を放り投げて!!」
速水「ふんふーん」
保坂「……なるほど」
速水「うぉ!? ほ、保坂……!!」
保坂「南ハルカは親友を欲しているわけか……。なるほど……」
速水「な、何を考えているの? 言わなくてもわかるけど……」
保坂「オレは南ハルカにとって、唯一無二の親友になれるだろうか……。その方法を考えなくてはならない」
速水「保坂……」
保坂「親友か。親友になれば南ハルカはオレの胸を借りて泣くこともできるわけだ。そしてオレの汗を拭くこともできるわけだ。最高の関係じゃないか、親友は」バッ!!
アツコ「ううん……。いいの……。私はハルカの傍にいれたら……それで……」
マキ「ちょっとぉー!! いい感じにならないでってばぁー!!」
速水「うんうん。いいじゃないの、こういうのも」
マキ「よくないですよ!!」
速水「さてと、私は教室にもーどろ」
マキ「あぁ!! また責任を放り投げて!!」
速水「ふんふーん」
保坂「……なるほど」
速水「うぉ!? ほ、保坂……!!」
保坂「南ハルカは親友を欲しているわけか……。なるほど……」
速水「な、何を考えているの? 言わなくてもわかるけど……」
保坂「オレは南ハルカにとって、唯一無二の親友になれるだろうか……。その方法を考えなくてはならない」
速水「保坂……」
保坂「親友か。親友になれば南ハルカはオレの胸を借りて泣くこともできるわけだ。そしてオレの汗を拭くこともできるわけだ。最高の関係じゃないか、親友は」バッ!!
ナツキ(飲み物でも買いに行こう)
保坂「ナツキ。ちょっといいか?」
ナツキ「保坂先輩。うっす。なんでしょうか」
保坂「お前に親友はいるか?」
ナツキ「親友ですか……。いえ、生憎といません」
保坂「そうか。いないのか。親友とはなんだと思う?」
ナツキ「わかんないっす」
保坂「胸を借りて泣くことができる相手。そうは思わないか?」
ナツキ「うっす。或いはそうなのかもしれないっす」
保坂「そうだろう。ナツキはオレの胸を借りて泣けるか?」
ナツキ「は?」
保坂「どうなんだ?」
ナツキ「多分、泣けないっす」
保坂「何故だ!?」
ナツキ「悲しくないからっす!!」
保坂「ナツキ。ちょっといいか?」
ナツキ「保坂先輩。うっす。なんでしょうか」
保坂「お前に親友はいるか?」
ナツキ「親友ですか……。いえ、生憎といません」
保坂「そうか。いないのか。親友とはなんだと思う?」
ナツキ「わかんないっす」
保坂「胸を借りて泣くことができる相手。そうは思わないか?」
ナツキ「うっす。或いはそうなのかもしれないっす」
保坂「そうだろう。ナツキはオレの胸を借りて泣けるか?」
ナツキ「は?」
保坂「どうなんだ?」
ナツキ「多分、泣けないっす」
保坂「何故だ!?」
ナツキ「悲しくないからっす!!」
保坂「なるほど。確かに悲しくなければ泣くことは難しいな」
ナツキ「うっす。難しいっす」
保坂「では、お前が泣くほどの悲しいことが起こったとしよう」
ナツキ「うす」
保坂「そのとき、誰の胸で泣きたいと思う? 思い描いてみろ」
ナツキ(誰の胸で……)
春香『ナツキくん、おいで……優しく、してあげる』
ナツキ「……誰もいないっす!!」
保坂「そうか。関係ないが、ナツキ、鼻血がでているぞ」
ナツキ「いえ、出てないっす」
保坂「そうか。なら、いいんだ。オレは思う。純粋な気持ちで胸に飛び込んでいける相手こそが親友に相応しいのではないかとな」
ナツキ「純粋っすか」
保坂「ああ。例えば、想像しただけで興奮し鼻血をだしてしまうような相手は相応しくないだろう。それは親友とは別の次元にいる存在だ」
ナツキ「はっ……。確かに親友に興奮して鼻血はだしたりしないはず」
保坂「そうだ。考えろ、ナツキ。本当にそういう相手がいないのか?」
ナツキ「うっす。難しいっす」
保坂「では、お前が泣くほどの悲しいことが起こったとしよう」
ナツキ「うす」
保坂「そのとき、誰の胸で泣きたいと思う? 思い描いてみろ」
ナツキ(誰の胸で……)
春香『ナツキくん、おいで……優しく、してあげる』
ナツキ「……誰もいないっす!!」
保坂「そうか。関係ないが、ナツキ、鼻血がでているぞ」
ナツキ「いえ、出てないっす」
保坂「そうか。なら、いいんだ。オレは思う。純粋な気持ちで胸に飛び込んでいける相手こそが親友に相応しいのではないかとな」
ナツキ「純粋っすか」
保坂「ああ。例えば、想像しただけで興奮し鼻血をだしてしまうような相手は相応しくないだろう。それは親友とは別の次元にいる存在だ」
ナツキ「はっ……。確かに親友に興奮して鼻血はだしたりしないはず」
保坂「そうだ。考えろ、ナツキ。本当にそういう相手がいないのか?」
ナツキ(そういう相手になると……)
ヒトミ『ナツキ、元気出せよ』
ナツキ「……いました」
保坂「そうか。なら、こい」バッ
ナツキ「いえ、保坂先輩じゃないっす!!」
保坂「何故だ!?」
ナツキ「鼻血が出ているのが証拠っす!!」
保坂「そうか。確かに鼻血が出ていれば親友の定義から外れてしまうな……。そうか。残念だ。ナツキから親友作りを始めようと思ったが……どうもやり方が違うみたいだな……」
ナツキ「すんません」
保坂「ところでさっき出血を否定したが、なにかあったのか?」
ナツキ「いえ、否定なんてしてないっす」
保坂「そうか。ならいいんだ。邪魔をしたな」
ナツキ「いえ。それでは失礼します」
保坂「親友か……。どうしたら、親友は作ることができるのか……」
ナツキ「親友か……」
ヒトミ『ナツキ、元気出せよ』
ナツキ「……いました」
保坂「そうか。なら、こい」バッ
ナツキ「いえ、保坂先輩じゃないっす!!」
保坂「何故だ!?」
ナツキ「鼻血が出ているのが証拠っす!!」
保坂「そうか。確かに鼻血が出ていれば親友の定義から外れてしまうな……。そうか。残念だ。ナツキから親友作りを始めようと思ったが……どうもやり方が違うみたいだな……」
ナツキ「すんません」
保坂「ところでさっき出血を否定したが、なにかあったのか?」
ナツキ「いえ、否定なんてしてないっす」
保坂「そうか。ならいいんだ。邪魔をしたな」
ナツキ「いえ。それでは失礼します」
保坂「親友か……。どうしたら、親友は作ることができるのか……」
ナツキ「親友か……」
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