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    元スレ勇者「勝手に仲間増やさないでくれ……僧侶さん」

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    タグ : - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    僧侶「勇者……勇者……」クイクイ

    勇者「なんだ、服引っ張るな」

    僧侶「お腹すいた……」

    勇者「さっきご飯食べただろ」

    僧侶「パンの耳だけだった……」

    勇者「お金がないから我慢してくれ」

    僧侶「昨日も一昨日もだった……」

    勇者「ちなみに明日もだ」

    僧侶「お腹すいた……」

    勇者「俺の分もあげただろ」

    僧侶「勇者が死んじゃう……」

    勇者「俺は大丈夫だって。武士は食わねど高楊枝っていうだろ」

    グー

    2 = 1 :

    盗賊「ひゃはははは!かっこつけておいて自分の腹ならしてんじゃねぇよ。かっこわるぅ、ぷぷぷ」

    僧侶「……」コクコクッ

    勇者「え!?誰!?」

    僧侶「新しい仲間……」

    盗賊「俺盗賊!よろしくなっ!なっ!」バシバシッ

    勇者「ちょっ!叩くな!盗賊!?何勝手に仲間ふやしてるの!?」

    僧侶「これでお金の心配ない……」

    勇者「勝手に仲間増やさないでくれ……僧侶さん」

    4 :

    金なら商人だろ

    5 :

    まおゆうのせいで
    こういうスレを見るだけで笑えるようになってしまった

    6 = 1 :

    盗賊「まー俺様に任せておきなって。兄貴」

    勇者「兄貴じゃないし!盗賊ってあれだろ?シーフだろ?バンデッドだろ?要するに泥棒だろ?」

    盗賊「平たくいやそうだな、まぁ細かいこと気にすんなよ」

    勇者「これから世界を平和にしようって俺らがなんで盗賊仲間にするの!?」

    盗賊「あ、そうだ。間違えた」

    勇者「だ、だよね?何かの間違いだよね」

    盗賊「先に女将さんから伝言があったんだった」

    盗賊「冒険の宿デリバリーサービスをご利用ありがとうございます」

    勇者「デリバリーだったの!?」

    7 = 1 :

    僧侶「よろしく……」

    勇者「ちょっとま……」

    盗賊「大丈夫大丈夫!まぁ俺様にまかせておけって、じゃ、町戻ろうか」

    勇者「戻るの!?せっかくここまで来たのに!?」

    盗賊「いや、このままじゃだめだろ?飢えてそのうちしんじまうぞ?」

    勇者「うっ……」

    盗賊「さぁ、いこうぜ!獲物が俺たちを待ってるぜ!」

    8 = 1 :

    ―――町

    勇者「で、町で何をするんだ?」

    僧侶「……」コクコクッ

    盗賊「まぁ、見てなって。おっ、あいつなんて悪そうな顔してるしちょうどいいかなぁ」

    盗賊「おっと」ドンッ

    町人「いてぇ!てめぇ何しやがる!」

    盗賊「ん?」

    町人「ん?じゃねえよ!人の肩にぶつかっておいて挨拶なしかよ!」

    盗賊「あぁん?お前俺に言ったの?それ?」ギランッ

    町人「ひっ……ナ、ナイフ……」

    盗賊「そんな怖いこと言われたら俺、ナイフが震えて何しちゃうか分かんないなぁ?」ピタピタ

    町人「な、何する気だ……そ、そんなことしてサツが黙ってねぇぞ」

    10 = 1 :

    盗賊「あぁ?俺らを誰だと思ってんだ?」

    町人「え」

    盗賊「俺らを勇者ご一行と知っていってんのかっつってんだよ!」

    勇者「ちょっ!」

    盗賊「お前、俺らにかかってみろ、一瞬で消し炭だぞ?骨ものこらねぇぞ?」

    町人「ゆ、勇者!?あの!?ゆ、許して……」

    盗賊「謝ればすむってもんじゃねぇだろ?誠意をみせてくれねぇとなぁ」

    盗賊「っと勇者の兄貴が言ってんぞ、おらぁ」

    勇者「言ってないし!」

    町人「こ、この金で勘弁してくれ!頼む!殺さないで!」サッ

    僧侶「……許す」サッ

    町人「じゃ、じゃあ俺はこれで!」ダダダッ

    盗賊「なっ?こんなもんよ。金の心配はしなくていいぜ?」

    勇者「ただ強盗じゃないか!これ!」

    11 = 1 :

    盗賊「いや、俺ら勇者一行だろ?その立場利用しない手はねーだろ。魔王討伐のために協力してもらわないとな。それにあいつの面みただろ?どう見てもスジもんじゃねーか、罪悪感感じる必要ねーよ」

    勇者「協力じゃなく強制だろ」

    僧侶「強制はよくない……」モグモグ

    勇者「何食ってんの!?僧侶」

    僧侶「はい……勇者の分」スッ

    盗賊「ひゃははは!もう金使ってきたのか。いいねぇー、金は天下のまわりものってな」

    勇者「とにかく!強盗!だめ!絶対!」

    盗賊「ちぇっ、わぁったよ、そんなんだから金がなくて飢えるんだよ」

    グー

    盗賊「で、お前それ食わないの?」

    勇者「……食べるけど」モグモグ

    13 = 1 :

    ―――夜

    盗賊「今夜の獲物はあそこの屋敷だ」

    僧侶「……あいあいさー」

    勇者「……おい」

    盗賊「まぁ聞けって。あの屋敷はこの国の財務大臣の屋敷でな?賄賂もらいまくって悪さしてるって話だ」

    僧侶「……わるもの」

    盗賊「そんなやつをちょっととっちめてやろうって話さ」

    勇者「なるほど……不正はよくないな」

    盗賊「じゃ、いくぜ。音立てるなよ、3分以内で決めるぜ」スタッ

    僧侶「あいあいさー……」ササッ

    15 = 1 :

    勇者「ちょっ、ま……」(0:05)

    盗賊「よっと、調べのとおりこっちは手薄だな」(0:15)

    僧侶「金庫はあっち……」

    勇者「え?」

    盗賊「ふせろ……そこを右だ」

    僧侶「倉庫……」(1:00)

    勇者「おい、大臣は……?」

    盗賊「けけっ、ちゃちな鍵だぜ。こんなん俺様にかかれば……」カチッ

    僧侶「開いた……」

    盗賊「うっひょお、かなり溜め込んでやがるな。おっと全部もってたりするなよ。すぐバレないように奥のほうのだけ持っていこうぜ」(1:30)

    僧侶「あいあいさー……」

    盗賊「よし、じゃあ鍵をしめなおしてっと」ガチッ(2:30)

    盗賊「気を抜くなよ、最後まで」ササッ

    僧侶「……」コクコク

    盗賊「よし、ここまでくればオッケーだ。きっちり3分!」(3:00)

    16 :

    盗賊じゃなくて義賊や

    17 = 1 :

    勇者「オッケーじゃない!!大臣懲らしめるんじゃないの!?」

    盗賊「金がなくなれば悪さもそうできないだろ?それにこの金が世界を救う勇者パーティの資金になるんだ。いいことじゃねぇか」

    勇者「いや、ただの泥棒だよ」

    僧侶「プロの犯行……」

    勇者「お前ノリノリだったじゃん……」

    盗賊「まぁ、これで当面金の心配はないんだから安心だろ?」

    18 = 1 :

    ―――数日後

    僧侶「……勇者、お腹すいた」クイクイッ

    勇者「昨日パンの耳食っただろ?あと服ひっぱるな」

    盗賊「なぁなぁ、勇者、お腹すいた」クイクイッ

    勇者「服ひっぱんな!気持ち悪いわ!」

    勇者「あれだけお金があったのに数日でなくなるってどうなってるんだよ」

    盗賊「あー俺宵越しの金はもたねぇ主義だし?」

    勇者「意味ねー!お金の管理できない盗賊とか」

    商人「まったくですわ、お金は大切にせなあきません」

    勇者「誰!?」

    20 = 1 :

    商人「あ、私商人いいます。よろしゅう」

    勇者「こちらこそ……じゃねーよ!誰だよ!」

    商人「あ、そうでしたわ。先にこれ言うんでしたわ」

    商人「冒険の宿デリバリーサービスをご利用ありがとうございます BY女将」

    勇者「ま・た・お・ま・え・か」

    勇者「僧侶!」

    僧侶「これでお金の管理も安心……」ブイッ

    勇者「いや、お金より戦力的に難が……」

    商人「まぁまぁ勇者はん、私に任せてくださいや」

    盗賊「おっ?お前なんかできんの?」

    商人「まぁ見ていてくださいや、ふふふ」

    21 = 1 :

    ―――数日後

    僧侶「……」モグモグ

    商人「どうです!食事もちゃんと取れるようになったでしゃろ?」

    勇者「あれだけしかお金がなかったのになんで……」

    商人「要は倹約と運用ですわ。できるだけ使わないで増やすんですわ」

    盗賊「俺のカジノ費用が……くそ……」

    勇者「盗賊お前そんなことに使ってたのか」

    商人「それにさっき勇者はんが倒しはったこの魔物……使えまっせ」

    勇者「戦闘であんたと盗賊は一切使えなかったけどな」

    商人「そ、それは言いっこなしですわぁ……私商人ですし?商売命ですわ」

    盗賊「俺盗賊だし?盗み命だぜ」

    勇者「じゃあなんで魔王討伐のパーティに入ったんだよ!」

    22 :

    何て俗っぽいパーティーなのだろうか

    23 = 1 :

    商人「まぁまぁ、それの話題はこっちに置いておいて……この魔物の皮、売れまっせ」

    盗賊「おっ?マジ?」

    商人「ええ、結構な値になります。剥いでいきまひょ」

    盗賊「おっしゃ!俺のナイフにまかせとけ!」バリバリッ

    勇者「……」

    僧侶「……」モグモグ

    24 = 1 :

    ―――町

    道具屋「ほほぅ、これはなかなか見事な魔獣の皮だね」

    商人「せやろ?いやぁ、あの魔獣倒すのには苦労しましたわ」

    道具屋「倒したのかね!いやぁ、すごいね」

    商人「で、いくらでっか?」

    道具屋「そうだねぇ、これくらいでどうだい?」パチパチッ

    商人「あー、あかんあかん!これくらいはもらわな」パチッ

    道具屋「ちょっ!それはさすがにボリすぎだよ!相場の倍はするじゃないか!せいぜいこれくらいだよ」パチッ

    商人「……本気でっか?」

    道具屋「うちも商売だからね。これで駄目なら他所いってくれ」

    商人「あー、あかん、あかんわぁ。あんたもうどうなっても知らへんで?」

    25 = 1 :

    道具「突然何をいってるんだい?」

    商人「盗賊はん!」

    道具屋「え?」

    盗賊「おう!お前この毛皮が買えねーんだと?あぁ!?」ドンッ

    道具屋「ちょっ、お店荒らさないで」

    盗賊「お前俺らが誰かしらねーのか!?あぁん!?」

    道具屋「え?え?誰って?」

    商人「あー、あかん!もうあかん!早く謝ったほうがええ」

    盗賊「てめぇ!世界を救うのに協力する気がねーのか!俺らは泣く子も黙る勇者パーティだぞ、ごらぁ!」ドンッ

    道具屋「ゆ、勇者?」

    商人「世界を救うためにこれ買ってえな……と勇者はんは言ってはりますで?」

    盗賊「おらっ!どうすんだ?あぁん!?」

    勇者「……」

    26 = 1 :

    ―――冒険の宿

    「あら、勇者ちゃん。ひさしぶりー」

    勇者「盗賊と商人を返品します」

    商人「勇者はん!?何言ってますの!?」

    盗賊「ちょっ!待てよ!」

    「あらあら。でも二人ともいつもよりは長く使ってもらえたわね」

    商人「ま、待って!ほんま待って!なんでやねん!何があかんかったの!?」

    盗賊「そ、そうだ!俺が悪かったなら謝る!だからパーティーに……」

    勇者「お前らと一緒にいたら俺が討伐される側に回ることになる気がする……」

    勇者「行こうか、僧侶」

    僧侶「……」コクッ

    27 = 22 :

    さるよけ

    29 :

    僧侶ちゃんとのセクロス始まったら起こしてくれ

    30 = 1 :

    商人「僧侶はん!?待ってえな!おたくが私ら呼んだんでっしゃろ!?」

    盗賊「待ってくれ!せめて俺だけでも!」

    商人「何自分だけ仲間になろうとしてはるんや!盗賊はんずるいで!」

    盗賊「知るか!お前より俺のほうが使えるはずだ!」

    「ちょっと、静かにしなさい。二人ともいつもの窓際の席が空いてるわよ」

    盗賊「や、やだ!もうあの席で待つのはいやだ!」

    商人「せや!あそこで誰にも誘われずに待ち続けるのはもう嫌なんや!」

    「もう勇者ちゃん行っちゃったわよ。よかったじゃない、いつもより長く冒険できたんだし」

    商人「……」

    盗賊「商人……いつもの席行こうぜ……」ポンッ

    商人「……うん」

    31 = 22 :

    下らないのに切ない

    32 = 1 :

    ―――町

    勇者「結局、またお前と二人か」

    僧侶「……勇者は私と二人きりになりたかったの?」

    勇者「ばっ……ち、違うよ!」

    僧侶「……ロリコン」

    勇者「ロリコンちゃうわ!っていうかお前の体が成長してないだけで俺とたいして年変わらないだろ!」

    僧侶「……別に私のことなんて言ってない」

    勇者「なっ……そ、それはだな///」

    僧侶「……私のこと好きなの?」

    勇者「ば、ばっかじゃねーの!そんな幼児体型のお前に興味あるわけないだろ!」

    僧侶「……」シュン

    勇者「あ、いや、別にそういう意味じゃ……」

    僧侶「……もういい」スタスタ

    勇者「あ……」

    33 = 1 :

    ―――岩山

    勇者「ところで、僧侶、もうああいうの仲間にするのやめような」

    僧侶「?」

    勇者「いくらお金になってもなぁ……魔王を倒しにいくんだ。お前みたいに回復魔法使えるんならともかく、ある程度強くないとだめだ」

    僧侶「……わかった」

    僧侶「でも……これ……あの人たちが置いていった」スッ

    勇者「なにこれ?……お金?」ズシッ

    勇者「……まぁ、これはこれとして……」スッ

    僧侶「……ねこばば」

    勇者「ま、まぁあいつらもちょっとは役に立ったけど……とにかく仲間にするなら戦力になる人にすること!いい?」

    僧侶「……うん……だから」

    ドラゴン「ぐるるるるるる」バサッバサッ

    勇者「ん?なんだ?急に暗く……」

    ドラゴン「貴様か……我を仲間にしたいとか言うのは……」ドシーン

    35 :

    ドラゴン仲間で食費がヤバイ

    36 = 1 :

    勇者「でかっ!ってかドラゴン!?」

    ドラゴン「貴様かと聞いておるのだ!」

    勇者「し、知らない!」

    僧侶「……ドラゴンさんこいつです」スッ

    勇者「またお前か!」

    僧侶「……戦力になる人が欲しいって言った」

    勇者「戦力になるけど人じゃないよね!?」

    ドラゴン「おい!人間!きいておるのか!」

    勇者「あー……えっと、仲間になってくれるんですか?あ、あはは?」

    ドラゴン「そうだな、神の使いたる我を仲間にしようというのだ。それなりのものをいただかないとな」

    勇者「あ、お金?あ、あまり持ってないんだけど」

    37 = 1 :

    ドラゴン「人間の金などいるか!そうだな……ふむ、その娘でよい」

    勇者「は?」

    ドラゴン「なかなか柔らかくて美味そうだ」

    勇者「僧侶のことか?」

    ドラゴン「ああ、それで仲間になってやろう」

    勇者「断る!」

    ドラゴン「何?断るだと?我をここまで呼んでおいてそれですむと思っておるのか!」

    勇者「たとえ神の使いだろうと何だろうとそんな取引できるわけないだろう」

    ドラゴン「世界を救うために旅をしているのだろう?そんな娘と世界とどちらが大事かよく考えよ」

    勇者「断ると言っているだろう!」

    ドラゴン「我よりもそのような小娘を取るというのか!ならば二人ともここで我に食われるがいい!」ゴゴゴゴゴゴッ

    勇者「くっ……来るか。僧侶、お前は逃げろ!」

    39 :

    オモロイ

    40 = 1 :

    ドラゴン「いや、待て……おい、勇者」

    勇者「なんだ?」

    ドラゴン「もしかして……お前この娘に懸想しておるのか?」

    勇者「懸想?」

    ドラゴン「この娘を愛しておるのかと聞いておるのだ」

    勇者「ぶっ!?突然何を!?」

    ドラゴン「何、ふと疑問に思ってな。我のほうが魔王を倒すのに役に立とう。それなのにお前はその娘に固執する。だからはっきりさせておきたかったのだ」

    勇者「な、なんでお前にそんなことを言わないと……」

    ドラゴン「ならば二人とも我が胃袋に収まるのみよ」ゴゴゴゴゴ

    勇者「うっ……」

    41 = 1 :

    ドラゴン「どうなのだ?好きなのか?愛してるのか?言ってみろ。嘘は許さんぞ」

    勇者「す……す……」

    ドラゴン「ほれほれっ、どうした」

    勇者「あー好きだよ!これでいいのか!」

    ドラゴン「ぷっ……くくっ……どこが好きなのだ?」

    勇者「ちっちゃいとこも無口なとこも全部だよ!言わせんな!はずかしい///」

    ドラゴン「ぷははははははは!も、もうあたしだめ!おかしすぎる……」ボフンッ

    勇者「なっ……ドラゴンが人になった!?」

    魔法使い♀「あはははははははははは!いえーい!僧侶!」パシーン

    僧侶「……いえーい」パシーン

    勇者「え……え!?」

    42 :

    スレタイで僧侶がスライムか何か出産してんのかと思った

    43 = 22 :

    魔法使い(メス)きたか

    44 = 1 :

    魔法使い「いやぁ、やるねぇ、色男!このこのっ」ツンツンッ

    勇者「え?え?え?」

    魔法使い「僧侶!お前のことが好きだ!ちっちゃいところも無口なところも全部!」

    僧侶「……勇者ったら大胆///」

    魔法使い「あははははははは。あたし新しく仲間になる魔法使い。よろしくね」

    勇者「どういうことなの!?」

    魔法使い「勇者、この間あんた僧侶にひどいこといったでしょ」

    勇者「うっ……それは……」

    魔法使い「だからあたしがドラゴンに化けて本心を聞き出してみようって提案してみたわけ。名付けて勇者に好きって言わせよう大作戦!大成功ね」

    僧侶「……」コクコクッ

    魔法使い「あ、そうそう。言い忘れてたわ」

    魔法使い「冒険の宿デリバリーサービスをご利用ありがとうざいます」

    勇者「それはもういいよ!」

    45 = 1 :

    魔法使い「いやぁ、勇者の本音を聞きたいって僧侶が言うものだからね、ちょっとしたお芝居を」

    僧侶「……勇者」

    勇者「あーもう知らん!あーあーきーこーえーなーい///」ダダッ

    魔法使い「あはははは、顔真っ赤にして行っちゃった。面白いじゃない、あんたの彼氏」

    僧侶「……彼氏じゃない、勇者」

    魔法使い「あー、あんたたち面倒くさいわねぇ。もうチューしちゃえばいいのに」

    47 :

    チューで終えちゃう魔法使いは処女

    49 = 1 :

    ―――山脈

    勇者「登場はあんなだったけど、魔法使い、結構強いな」

    魔法使い「あはは、まぁね?魔法使いだし?」

    勇者「やっぱ戦力になるやつが一緒だと違うな。戦闘が格段に楽だ。盗賊と商人ときたらもう後ろに隠れてるだけだったからな」

    魔法使い「あいつら仲間にしてたんだ。苦労したのね」

    勇者「知り合いか?」

    魔法使い「職場同じだから顔は合わせるけど……あいつら辛気臭いのよね。あたしに仕事がくると恨めしそうに見てるし」

    勇者「あ、なんか分かる」

    魔法使い「でしょでしょ?妬みって嫌よね」

    勇者「でも戦力は増えたけど、あとはバランスだな。前衛がもう一人ほしいな」

    僧侶「……」クイクイッ

    勇者「なんだ?僧侶」

    僧侶「……もう呼んである」


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