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    元スレハルヒ「あれ? 私の言動ってキチガイじみてない……?」

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    タグ : - 真夏の夜の淫夢 ×2+ - 涼宮ハルヒの憂鬱 ×2+ - 神スレ + - ハルヒ + - ホモ + - レズ + - 厨二病 + - 女装子 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 592 :

    翌日

    キョン「…………」

    ハルヒ「…………」

    ハルヒ(何よキョンの奴、今日は音楽も聞かないで真面目な顔して……何かこっちから話を……)

    ハルヒ「キョン……君、あの、今日って部活は……」

    キョン「ハルヒ」

    ハルヒ「えっ、何?」

    キョン「ちょっと……話がある」

    652 :

    もりあがってkt

    653 = 592 :

    部室

    ハルヒ「えっと……キョン君、何の話? 今日の部活についてとか?」

    キョン「…………」

    ハルヒ「それだったらまだ誰も来てないからみんな集まる放課後とかのほうがいいんじゃ……」

    キョン「…………」

    ハルヒ「もしそうじゃないなら……まさか告白! なんちゃって」

    キョン「…………」

    ハルヒ「…………」

    ハルヒ「……な」

    キョン「…………」

    ハルヒ「何か喋りなさいよアンタ! 一方通行で言葉ぶつけてるあたしが馬鹿みたいじゃない!」

    キョン「やっぱりお前はまともか、ハルヒ」

    655 :

    まさかまだあるとは!支援

    657 :

    いい感じになってきたな!支援!!!

    658 = 625 :

    面白くなってきたな

    659 = 592 :

    ハルヒ「えっ……?」

    キョン「お前は覚えてるかハルヒ。五人で不思議探索をしたこと、映画を作ったこと、孤島や雪山に行ったことを」

    ハルヒ「キョン……アンタまさか……いつものキョンに戻ったの?」

    キョン「……しかし、我ながらEOE団なんて不可思議極まりない名前を付けたもんだな」

    キョン「いつもならお前に『ふざけんな! 死刑!』とでも言われてるところだろうに」

    ハルヒ「キョン……キョン!」

    キョン「悪かったな、妙な行動しちまってて」

    ハルヒ「良かった……あたしの知ってるキョンになってくれてて……」

    660 :

    やっと追いついた

    支援

    663 = 592 :

    ハルヒ「あれ……でも、何かおかしいような……今は入学したばっかりの時期だったはずなのに、なんでキョンは……」

    キョン「…………」

    キョン(マズいな、無人島がどうとかは言うべきじゃなかったか)

    キョン(時系列で言えば今の俺は北高に入学したばかりのはずだ……当然、SOS団の存在も何も知ってるはずがない)

    キョン(元の性格に戻るだけなら良かったが……つい調子に乗ってペラペラと……なら)

    キョン「やれやれ……どうにも、俺とハルヒは同じ夢を見てるらしいな」

    664 = 503 :

    お?
    まさかの夢オチエンド?

    666 = 592 :

    ハルヒ「は、はぁ!? アンタと同じ夢!?」

    キョン「それしか考えられんだろう、まさか俺とお前以外の世界がタイムスリップしたわけじゃあるまいし」

    ハルヒ「ま、まあそう言われてみればそうだけども……」

    キョン「なら、早いとこ起きなきゃな。いつまでも寝てて遅刻でもしたらかなわん」

    ハルヒ「起きるって……どうやって?」

    キョン「さあ?」

    ハルヒ「何よそれ、結局何の解決にもなってないじゃない、この馬鹿キョン」

    キョン「何にしてもだ俺はこんな世界はゴメンだな……長門や朝比奈さん、古泉が普通じゃなくなってる世界なんて」

    ハルヒ「……そうね、やっぱりみくるちゃんたちは前のままのほうが良かったわよね」

    669 = 592 :

    放課後

    キョン(とりあえず、ハルヒはもうこの世界に未練はないだろう……元の世界に戻りたいと思ってるはずだ)

    キョン(仮にこの世界がハルヒの願いによって生まれたものであるとするなら……明日の朝には何とかなってる、か)

    キョン「やれやれ、まったく……」

    古泉「まったく、困ったことをしてくれましたね」

    キョン「!」

    672 = 592 :

    同時刻

    ハルヒ「はぁ……よく分からないけど、何か今日はどっと疲れたわね」

    ハルヒ(しっかしアレだわ、まさかこんなリアルな夢を見るなんて……しかもキョンもまったく同じ夢見てるし)

    ハルヒ(何かキョンと二人で変な世界に行っちゃう夢って前にも見たような……)

    ハルヒ「はぁ、夢の中でも疲れるなんて冗談じゃないわ……今日は早く寝たほうがいいかもしれないわね」

    みくる「寝るのなら、私と一緒に寝なさい。涼宮ハルヒ」

    ハルヒ「!」

    673 = 580 :

    しえーん

    674 = 592 :

    キョン「古泉……何の用だ?」

    古泉「これはこれはお厳しい……あなたの作ったEOE団の仲間ではありませんか」

    キョン「……あー、すまんがそのEOE団はもう解散だ。面倒な話に巻き込んで悪かったな」

    古泉「困るのですよ、それでは……涼宮ハルヒを機関の手中に収めることが出来なくなってしまう」

    キョン「……お前、今何て言った?」

    古泉「涼宮ハルヒを巡って行われている、未来人や宇宙人との競合に負けてしまうことになると言ったのですよ」

    676 :

    なるほどみんな急進派なのかな

    677 = 592 :

    キョン「ハルヒを手に入れるだと……?」

    古泉「あなたも知っているのでしょう? 彼女には願望を実現する能力がある」

    古泉「一般人たるあなたがどうやってその知識を得たのかは知りませんが……彼女と親しいあなたを利用しない手はない」

    古泉「だから僕はあなたに近付いたのですよ」

    キョン(お前の近付き方はまったくもって逆効果だったがな)

    キョン「……俺に近付くより、ハルヒ自身を狙ったほうが早いんじゃなかったのか?」

    古泉「彼女を巡る攻防は激しいですからね……未来人や宇宙人と直接やり合うのはいかがなものでしょう?」

    古泉「それに……幸運なことに、あなたが『鍵』であることも分かりましたからね」

    678 = 667 :

    おいおいキョンと古泉は心の友だろう?

    679 :

    まだこのスレあったんか

    680 = 626 :

    >>678
    おいそれは別スレの話だろ(笑)

    682 :

    子供のくせに 分かったような口を利きおって・・・!
    ・・・あの・・・・・・バカが・・・!!

    685 = 592 :

    キョン(俺はどうにも思い違いをしていたらしい……性格の変わっちまってるSOS団の面々)

    キョン(変わったのは性格だけじゃない……その性質まで変わっちまってたのか)

    キョン(元の世界じゃ互いを利用しあいながらも時には手を組んだり、みたいなこともあったはずだ……)

    キョン(だが今の古泉たちは純然たる敵同士で、そして……)

    キョン「俺やハルヒにとっても……敵ってわけか!」ダッ!!

    古泉「おや、逃げられてしまいましたか……まあ予定通りですが」

    ピッピッ

    古泉「僕です……ええ、では手筈通りにお願いします」

    686 = 544 :

    なんか壮大になってきた

    690 = 592 :

    キョン「ハルヒ……どこだ……!」

    「さあ、どこでしょうね?」

    キョン「あなた……森さん……!」

    「……やはり、どういうわけかあなたは私たち機関の存在を知っているようですね」

    キョン(古泉がああいう状態なら……当然この人も……)

    「『鍵』であるあなたには一緒に来てもらいます……念のために言っておきますが、抵抗はしないほうがいいかと」

    キョン「…………!」

    692 = 592 :

    「だから気をつけなって言ったじゃないか、キョン。下手をすれば体に穴が空くかもしれないよって」

    キョン「お、お前……!」

    国木田「僕、参上」

    693 :

    いけめん杉www

    695 :

    まだ12時だってのに・・・

    697 = 592 :

    国木田「なーんて、一度はやってみたかったんだよね」

    キョン「いや、お前……なんで……?」

    国木田「何でってことはないんじゃない? これでも助けに来たんだから」

    キョン「いや助けにって……」

    国木田「キョンさぁ、これでも僕はキョンに対してそれなりの友情は持ってるんだよ」

    国木田「その友達が困っているんだ、助けるのに理由なんて必要ないだろう?」

    キョン(いい台詞なんだが国木田には凄まじく似合ってないな)

    国木田「それに、僕一人じゃないからね」

    キョン「……?」

    佐々木「くっくっ、まさに救いのヒーローと言ったところかな?」

    700 :

    佐々木「そういうわけさ……キョン、ここは僕たちに任せて早く行きたまえ」

    キョン「いくら二人でも……」

    国木田「確かにね、カッコつけといてアレだけどちょっと僕は勝てる気がしないな。あのメイドさん、なんか強そうだし」

    キョン「だったら……」

    佐々木「発想の転換だよ、別に彼女を打ち倒す必要はないんだ……キョンを追わせないように妨害をする」

    佐々木「それなら、数で利のある僕たちなら出来ると思わないかい?」

    キョン「…………」

    佐々木「もう一度だけ言うよキョン、ここは僕たちに任せて早く行きたまえ」

    キョン「……悪い、二人とも」


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