こっちの春香さんも心が読めるのかな

響「ま、待ってた……？　じ、自分に何する気だ？」

春香「ぶー……もう、人聞き悪いなぁ……」

響「……」

春香「私、響ちゃんともっと仲良くないと思ってるの」

響「そ、そうか……」

>>52
仲良くない？なんだわかってるじゃないか春香さん

響「ま、待ってた……？　じ、自分に何する気だ？」

春香「ぶー……もう、人聞き悪いなぁ……」

響「……」

春香「私、響ちゃんともっと仲良くなりたいと思ってるの」

響「そ、そうか……」

群馬県民にケンカ売った奴か
背後に気をつけろよ

春香「響ちゃん、甘いもの好き？」

響「好きだけど……」

春香「はいこれ！」

響「？」

春香「クッキー、焼いてきたの！」

響（……美味しそう）

春香「よかったら食べて？」

響「あ、ありがと」

支援

響「……」ｻｸｻｸｻｸ

響「ん、美味しい」

春香「ホント？　良かった」

春香「実はちょっとだけ粉の分量多く入れちゃって……味は問題ないんだけど少しパサパサするかも。だから、ほら……」

春香「何か喉渇いてこない？」

響「…………」


【後日　某ファミレス】

響「自分、春香のことが苦手ってレベルじゃないぞ……」

真「ええっ？」

なんでや！春香さんは気を使ってるだけやろ！

愛液飲ませたいんだよ察しろよ響

こえーよ春香さん

メソ仕方ない

遠回しに新入りが茶を入れろと催促してる可能性が

真「クッキーもらったんでしょ？」

響「妙にパサパサのね」

真「……水分は？」

響「…………」ｽｯ


『驚くほどちくわぶだらけ　おでん缶』


真「…………」

響「飲み物ですらないよ！」ﾊﾞﾝｯ

真「」ﾋﾞｸｯ

響「何が『下の自販機で買ってきたからまだ温かいよ』だよ！　余計なお世話だよ！」

この春香ちょっと怖い

ちくわぶだらけにセンスを感じる

そのおでん缶欲しい

ちくわぶって何ぞ
竹輪なのか麩なのかはっきりしたまえよ

ちくわぶ知らねーとかおでん食ったことあんのかｗｗｗ

クソワロタ

響「『さんぴん茶の方が良かったかな』って！　どっちかっていったら迷わずそっちだろ！」

真「ひ、響落ち着いて……」

響「……はっ！　ご、ごめん真……」

真「ううん、大丈夫……」

真「ほ、ほら、春香だって悪気があるわけじゃないんだから……」

響「それは……そうなんだろうけど……」

響「うぅ……なんか春香のこと考えるともやもやするぞ……なんなんだこれ……」

恋

恋か

なんでや竹輪麩美味いやろ！

これはスターリンでも同僚知人を大切にするレベル

>>69
俺の知ってるおでんにはそんなもん無いね

変態を分解すると恋になるんだよ我那覇君

こういう悪い人じゃない人苦手になるとしんどいよな

>>69
関西はちくわぶ入れないよ

>>76
調べたらちくわぶって西日本では知らない人が多いそうだ
うまいからオススメ

関東でも竹輪麩嫌いだわ

卵の次にちくわぶ好き

これははるひびに見せかけたひびまこ……
俺得だな

【後日　765プロ】

響（今日からもう主導権は握らせないぞ……まずはその小馬鹿にした『はいさい』をやめさせてやる！）

響「…………すぅ」

響「おはよう春香っ！」ｶﾞﾁｬｯ

ｼｰﾝ

響「いないのかよ！」

響→春香← 真ですね

（はいさーい！）

これは絶対に死角にいるパターン

油断させておいて……？

まあ真は男だし女なら相手が春香だろうとなんでもいいわな

>>88
相手が女なら誰でもいいってのはおかしい

響「ﾋｨｯ天井にぃ！」

相変わらずツッコミが冴えわたっている

響「くそっ……とんだ拍子抜けだぞ……」

響「まあでもこれで今日は平和に……ん？」

響「なんだこれ……封筒？」ﾋｮｲ


『響ちゃんへ　春香より』


響（イヤな予感しかしないけど……開けてみるか）

響「…………」ﾋﾞﾘｯ　ｶｻｶｻ

響「…………」ﾍﾟﾗｯ


『もやし（裏声）』


響「…………」

？

ガキ使かよw

響「今までの春香の行動の中で……一番意味がわからない……」

響「捨てていいよな、これ……」ﾎﾟｲｯ

響「はぁ……」ﾄﾞｻｯ

響「それにしても……今日は春香いないのか……」

響「……いないのか……」



【翌日　学校】

先生「……えー、体細胞分裂では、1個の母細胞から母細胞と同じ染色体を持つ2個の娘細胞ができ……」

響「ふわぁ……」

響（眠い……）ｺﾞｼｺﾞｼ

やよい「もやし(裏声)」

もやもやする…

!?