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    元スレ勇太「凸守の執事になった……」

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    101 = 58 :

    かわかわ

    102 = 1 :

    凸守「さすが我が執事!気が利き…………って。ミルクティー???」

    勇太「はい」ニッコリ

    凸守「あ、あの……勇太さん?わたし、その、牛乳は……」

    勇太「もちろん知っておりますとも。けれど厳密には普段飲んでいる牛乳と紅茶に使用するミルクは違うのでご安心を」

    凸守「で、でもぉ…」

    勇太「実は執事長からお嬢さまの牛乳嫌いを治せと前々から言われていたもので……」

    勇太「ですのでこうして少しずつ近しいものから慣らしていこうかと」

    凸守「爺やが……」

    勇太「お嬢さまに辛い思いをさせるのはこの富樫勇太にとっても身が引き裂かれんばかりの苦痛でございます!」

    勇太「どうか…どうか!この愚かで哀れな執事をお救いくださいお嬢さま……」

    凸守「う……。わ……わかりました。執事を助けるのも主人の務めです……」

    104 = 25 :

    股間から出るミルクとかそういう

    105 = 1 :

    勇太「では……(本当は生乳7:紅茶3のブレンドですが頑張れお嬢さま!)」

    凸守「……………………うぅ。~~~っえい!」ゴクリ

    勇太「おお!(9:1だったっけな…?)」

    凸守「ングッ……ング……ング、ングッ、ングッ、ングッ、~~~ぷはっ」

    勇太「さすがは我が主。感服いたしました」

    凸守「ハーッ、ハーッ、……ふふーん。ハーッ、と、当然デース。この凸守が勇太さんからもらったものを無下にするわけないデスよ……っ」

    勇太「お嬢さま、キャラが」

    凸守「ハッ?!」

    凸守「…………いえ。ちょうどいいデス。ミョルニルを装着するデス我が執事」

    勇太「?……はい」

     

    107 = 1 :

    勇太「……お嬢さまの髪は相も変わらずお美しいです」ファサァ

    凸守「ふふっ……ありがとうございます」

    勇太「……?し、失礼ですがお嬢さま。今はどちらの人格なのでしょうか…?」

    凸守「───ミョルニルハンマーの遣い手のサーヴァントはどうだったデスかDFM」

    勇太「えっ…?」

    凸守「───凸守の……私の執事は楽しかったですか勇太さん」

    勇太「お嬢さまなにを…」

    凸守「私は……楽しかったし、…………苦しかったデス」

    勇太「…………」

    凸守「だからもう───終わりにするデス」

    勇太「っ!お嬢…」

    凸守「何も言わないで。…………勇太さん。今まで本当にあり────」


    森夏「まーたあんたはそうやって逃げるわけ?」

     

    110 = 1 :

    凸守「!!……………………ニセさ、……丹生谷先輩」ジトォー

    森夏「(なんかすごく恨みがましそうに睨まれてる)」

    勇太「丹生谷……何しにきたんだ」

    森夏「ちょっとね。くっそ生意気な中坊にお灸をすえてやろうかと思って」

    凸守「……先輩には関係ありませんから」

    森夏「自分のいいように引っ掻き回しといて飽きたらはいさよならって……我儘にもほどがあるわよあんた」

    凸守「飽きてなんかっ……そんなんじゃ!」

    凸守「……もういいです。何度も言うようですが丹生谷先輩に口出しされるいわれはありません」

    森夏「あっそ。でも───この娘はどうかしらね」


      「 凸 守 」


    凸・勇「!!?」


    六花「───久しぶり」

     

    111 = 82 :

    あああああああ

    112 = 1 :

    凸守「ま、まま、……マスター……?」

    六花「……勇太」

    勇太「…………り、六花……」

    六花「…………」

    凸守「なんで……マスターが、ここに……」

    森夏「あんたらがあまりにも面倒なことになってるから私が呼んだのよ」

    くみん「zzz……わたしもいるよぉ~……zzz」


    六花「凸守」

    凸守「ひっ……」ビクッ

    六花「丹生谷からだいたいの事情は聞いた」

    凸守「う、うぅ」

    六花「…………凸守」ズイッ

    凸守「~~~っ」

    114 = 57 :

    もうりっかイラねぇわ

    115 = 1 :

    勇太「ま、待ってくれ六花!お嬢さまは悪くない!責任は全部おれ……」

    凸守「やめてくださいっ!!」

    勇太「なっ…!?」

    凸守「勇太さんの……今の富樫先輩が私にむけている感情は……!作り物です……偽物なんですっ!」

    凸守「富樫先輩は、本当は、もっと、小鳥遊先輩を気にしなくちゃダメなんです……!」

    凸守「でも、私が……私が……富樫先輩を、変えちゃったから……」

    勇太「お、お嬢……さま……。何を…」

    六花「…………」

    凸守「……だから悪いのは私です。……小鳥遊先輩。許されることではないけど……本当に、ごめんなさい……」


    六花「───私は別に怒ってなどいない」

    凸守「……え?」

    六花「むしろ。謝るのは私のほう」

    凸守「なんで……小鳥遊先輩が……、はぅわ?!」グィッ

    六花「ごめんね凸守」ギュッ

    凸守「あっ…」

    117 = 1 :

    六花「散々振り回して、勝手に中二病やめて、何も言わずに居なくなっちゃって」

    六花「あんなに楽しかったのに……凸守に辛い思いをさせた。……私はマスター失格」

    六花「それもこれも私が弱かったから。……ごめんね」

    凸守「ぅ……あ……」グスッ

    六花「でももう大丈夫」

    六花「凸守に、勇太に、……みんなに支えてもらったから。私は強くなった」

    六花「今度は私が助ける番」

    凸守「うぅ、ヒック、で、でも、私は……富樫先輩を……」

    六花「それについては言いたいことがある」

    凸守「や、やっぱり……」

    六花「凸守。───もっと正直になって」

    凸守「───え」

    六花「そして。ちゃんと勇太と向き合って」

    凸守「…………」

    六花「無論。凸守相手でも手加減はしない。……邪王真眼は最強」キリリッ

    120 = 1 :

    凸守「……小鳥遊先輩」

    六花「違う。今ここに再び≪契約≫は成された。ミョルニルハンマーの遣い手よ」

    凸守「~~~はいデスっ!マスター!」ギュッ


    くみん「zzz……いい話だねぇ……zzz」

    森夏「一件落着ね…………で。富樫くんはうずくまってるけどどうしたのかしら」

    勇太「オジョウサマ…チガウ…デコモリ…リッカ…シツジ…イヤ…モリサマー…DFM………オレハ……アァ……」ブツブツ

    森夏「こわっ」

    くみん「zzz……洗脳が解けそうになってるんじゃないかなぁ……zzz」

    勇太「オジョウサマ、オジョウサマ、オジョウサマ~~~~~ぅぁぁああああああああああああッッッ!!!」

    森夏「ちょ、ちょっと!これやばくない!?」

    121 = 51 :

    あぁあああああ

    122 = 54 :

    ここからまさかのモリサマ√

    124 = 1 :

    六花「勇太!ど、どうしたの……」

    凸守「……おそらくDFMの脳が情報の改竄に耐え切れなくなったのデス」

    凸守「爺やたちの調教の際にも脳が酷使され深刻なダメージになっているようデース」

    森夏「調教って……あんたいったい何したのよ!」

    凸守「そのぉ……まぁ……たいしたことではないデスよ?」


    凸守「一週間地下に監禁して『○執事』『いぬ○く』『エ○』などのアニメ数本を連続視聴させて従事する喜びを覚えさせ」

    凸守「寝る間も与えず礼儀作法に調理、護身術を徹底的に叩き込み」

    凸守「凸守の生まれたときから現在に至るアルバム・ホームビデオを延々と垂れ流し保護対象を刷り込んだだけデスよ」


    森夏「 地 獄 か っ ! 」

    くみん「zzz……寝られないとか(笑)……zzz」

    六花「そ、そんなことより凸守。戻すにはどうしたらいいの……?」

    凸守「…………ぶっちゃけわからないデ~ス!!」

    125 = 57 :

    一色フラグはちゃんと立ってるぜ!

    126 :

    ここで樟葉√

    128 = 1 :

    森夏「はぁ!?じゃああんた富樫くんにずっと執事をさせるつもりだったの!?」

    凸守「う、…………ニセサマーも満更ではなかったくせに」ボソッ

    森夏「えぇ~なんのことかしら~???あらら富樫くんだいじょうぶ~?」アセアセ

    勇太「うああああああああああああああああああああああああああ…………!!」

    六花「勇太……!どうしよう…」

    くみん「zzz……ショック療法がいいんじゃないかなぁ~……zzz」

    森夏「どういうこと?」

    くみん「zzz……うまく言えないけどぉ……王子様はお姫様のキスで目を覚ますんだよぉ~……www」

    六花「きっ…!」

    凸守「キッス……デスと……!?」

    六花・凸守「「で、でも…」」

    勇太「ぁぁぁあああああああああああああああッッッっっ!!?」

    130 :

    草はやすなくみんwww

    131 = 1 :

    くみん「zzz……ほらほら~……王子様が苦しそうだよぉ……zzz」

    六花「……っ!───わかった。わ、私が、す、する……」

    凸守「~~~っ!待つデス、マスター!……凸守も……わ、わたしも…」

    凸守「富樫先輩とちゃんと向き合いますっ!だ、だから!……わたしにもチャンスをください!」

    六花「………チャンスとは自分で掴み取るもの。この件に関しては私と凸守は対等」

    凸守「じゃあ…!」

    六花「……一緒にしよ。凸守」

    凸守「はいっ!」

    森夏「じゃあわたしも~、…………な~んて………」ソロ~

    六花・凸守「「……………………」」

    森夏「……やぁね。冗談よ冗談。アハハ……」

    六花「(凸守。性の伝道師モリサマーの動向には注意すること。一人じゃ太刀打ちできない……)」

    凸守「(同感デス。あの腐れ淫乱ニセサマビッチがいつDFMを籠絡してもおかしくないデ~ス)」

    森夏「なによ。やるならさっさとしなさいよ」

    133 :

    樟葉キスすればいい

    134 = 58 :

    みんなでやれ
    くみんもな

    135 = 1 :

      

    六花「では私はこっち側」ドキドキ

    凸守「凸守は反対側デス」ドキドキ

    六花・凸守「「───せーのっ」」


          チュッ


    勇太「あああああ!!?………嗚呼アァァ……ァァァ……………………」


    ──────
    ────
    ──

    137 = 1 :

    ~後日~

    森夏「よっ。富樫くん。部活行きましょ」

    勇太「おお丹生谷。じゃあ一色も誘うか」

    森夏「それより……調子はどう?」

    勇太「ん?いたって普通だけど……どうかしたか」


    森夏「(あの日洗脳が解けたショックからか富樫くんは凸守の執事をしていた記憶を失っていた)」


    森夏「ならいいの。忘れて」

    勇太「そうか?……ああ、でもなんだかちょっと前からたんこぶが異様にできててさ。まだ腫れがひかないんだよ」

    森夏「…………へ~」


    森夏「(結局キスでは治らなかったから全員であらゆるショック療法(物理)を試みたのは内緒)」

     

    138 = 1 :

    森夏「そういえば小鳥遊さんはどうするって?」

    勇太「ああ。来週にはこっち戻ってくるってさ。部で歓迎会でもするか」

    森夏「嬉しそうね」

    勇太「そりゃ、まぁ…………いや、嬉しい。すっごく嬉しいんだ」

    森夏「……ふ~ん。ちょっとは成長したみたいね」

    勇太「それに……凸守も喜ぶだろ」

    森夏「…………」


    森夏「(………凸守は、富樫くんと小鳥遊さんと……新しくどんな関係を築くんだろう)」


    一色「よぉ~勇太~」

    勇太「おぅ一色。今から部活行くけど来るか?」

    一色「行く行くー。くみん先輩成分を補充しなきゃならないからな」

    森夏「きもっ」

    勇太「きもいぞ一色」

    一色「ひでぇ……。そういえば勇太。最近は中坊の執事してないのな」

    139 = 16 :

    正直六花いらねえ

    140 = 1 :

    森夏「ばっっっ…!?」

    勇太「………シツジ?中坊って…………凸守……………………オジョウサマ???」

    森夏「ふんッッッ!!」ガンッ

    勇太「あだぁ?!」

    森夏「ぬんッッッ!!」ドゴォ

    一色「なんで?!」

    森夏「あらやだ。盛大にバランス崩しちゃったわ。大丈夫???富樫くーん」

    勇太「──はっ!……お……俺はいったい……?」

    森夏「うん大丈夫ね。ささっ、部活行くわよ~」グイグイ

    勇太「おい、引っ張るな、丹生谷、頭いたいんだけど………」グイグイ



    一色「」

     

    141 = 54 :

    俺も普段は六花いらない派だがこの前のモリサマssじゃ流石にかわいそうになった

    142 = 58 :

    いるだろ

    143 = 57 :

    いらねーよ

    144 = 51 :

    六花ちゃんペロペロ 可愛いよ

    145 = 1 :

    ~部室~

    勇太「ちぃーっす」

    森夏「ども~」


    凸守「ぬぅふっふ………来たデスね。───DFM!!………ついでにニセサマーも」

    凸守「ここ最近の結社ではじつに安穏とした平和な日々を送らせてやったデスが」

    凸守「それも我が主こと邪王真眼が魔界≪パンデモニウム≫から戻ってくる来週までデ~ス!」

    凸守「今のうちに束の間の休息を噛みしめておくデスよ……ぬぅふぁっはっはっはっは!!」


    勇太「なんだ。もう知ってたのか」

    森夏「……すっかり元通りね」

    勇太「何がだ?」

    森夏「なんでも」

    くみん「zzz……でもこうして部活で集まるのも久しぶりだねぇ~……zzz」

    勇太「おはようございます先輩。だから六花の歓迎会をしようと思ってるんですけどどうです?」

    146 = 1 :

    凸守「おぉ!それは名案デス!そうと決まればさっそく魔法陣を敷かないと……」

    森夏「いやなんでそうなるのよ」

    凸守「魔界での大乱で傷ついたマスターの魔力を癒すために決まってるデスよ……???」キョトン

    森夏「いやなんでさもわかって当然みたいな顔して……ちょっと私が悪いの!?あんたその憐れんだ目をやめなさい!!」

    凸守「ま・所詮はニセモリサマー……いやど腐れ淫魔ニセサマザーファッカーデスね」

    森夏「こぉんのクソ中坊~~~!……凸ちゃ~ん。ここにいいものがあるわよ~?」

    凸守「そっ、その白濁とした汚水は…!」

    森夏「なっま温い牛乳飲みなさいコラァァァ!」

    凸守「やデーーース!!」


    勇太「……なんか本当に久しぶりって感じだな」

    くみん「zzz……そうだよぅ?みんな富樫くんを待ってたんだからぁ……zzz」

    勇太「え?どういう…………寝てる」
     

    148 = 1 :

     
     
    森夏「さぁもう逃げられないわよ~」ニジリニジリ

    凸守「うぅぅ…………」チラッ

    勇太「?」

    凸守「───デス」

    森夏「堪忍しなさ───え?」

    凸守「飲んでやるデスっ!」

    森夏「え、えぇ……?どうしたのよあんた……べ、別に無理しなくていいのよ……?」

    凸守「いいからさっさと寄越すデスっ!」

    凸守「ゴクリっ!……ング、ングッ、ングッ、ングッ…………ぷはぁ!!」

    森夏「うわぁ……飲み干した……」

    凸守「(うげぇー……前のミルクティーとは大違い……)」オエェ

    勇太「おお!すごいな凸守。牛乳克服したのか」

    凸守「!!…………ふふっ」

     

    150 = 1 :

    ~放課後~
    森夏「すっかり遅くなっちゃったわね」

    勇太「結局六花が喜びそうなアイテムで飾り付けしてたからな」

    くみん「zzz……疲れてねむくなっちゃたよぅ……zzz」

    凸守「くみんは寝てただけデスが………では帰りましょう勇太さ───あ、」

    勇太「え?」

    凸守「あ、いや、その…………だ、DFM!」アタフタ

    凸守「この深淵なる黒い帳が下りた時間こそ我ら闇の遣いの領域!今こそ不可視境界線を探しにいくデース!!」

    勇太「えぇー……つまり送っていけってことか?」

    凸守「うぅ、それは、デコォ……」

    森夏「…………いいんじゃない?後輩の面倒くらいみてやりなさいよ」

    凸守「!!」

    勇太「だったら丹生谷のほうが……女同士なんだし」

    森夏「私はこのねぼすけさんを送んなきゃいけないみたいだから。中坊はまかせたわよ」

    くみん「zzz……zzz……zzz」

    勇太「歩きながら寝ている……だと……?」


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