のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,091人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ末原「安価で強くなります」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    153 = 51 :

    乳牛

    154 = 80 :

    宮永が傀儡としたキリストによってキリスト教が中心の世界に

    155 = 22 :

    健夜「宮永はチョコレというアイドルグループを利用し、世界を支配したわ」

    健夜「そして世界は牛乳になってしまったわ」

    末原「は?」

    健夜「文字通りの意味よ、世界中の人間が牛乳になるの」

    健夜「そして、宮永はその牛乳…生命のスープから新たな人類を生み出した」

    健夜「おそらく、それがあなた達の祖先ね」

    美穂子「そんな…」

    健夜「宮永の血族はもう何度も、同じ事を繰り返しているわ」

    末原「一体どうしてそんな事をせなあかんのやろ?」

    健夜「それは私にもわからないわ」

    健夜「でも、急がないといけないことは確か」

    健夜「末原さん、この時代でも有名なアイドルユニットが存在するはずよ」




    末原「はい、確かユニット名は>>157メンバーは>>160>>161>>162です」

    157 = 156 :

    ガンバラナイ大阪

    158 = 38 :

    かすみさんじゅうななさい

    160 = 122 :

    ワハハ

    161 :

    ちゃちゃのん

    162 = 133 :

    163 = 22 :

    末原「はい、確かユニット名はガンバラナイ大阪」

    末原「メンバーは蒲原智美、佐々野いちご、弘世菫の三人です」

    美穂子「ユニット名も意味不明過ぎですし、メンバー構成も謎ですね」

    末原「そうですね、漫ちゃんに比べたら……」

    末原「漫ちゃんっ!!」

    「……」スースー

    健夜「大丈夫よ、眠っているだけ」

    末原「よかったぁ…」

    健夜「それよりそのユニットのもとへ急ぎましょう、また手遅れになる前に」

    健夜「そこに宮永咲もいるはずよ」

    164 = 22 :

    ――宮永アイドル事務所

    健夜「随分大きな建物ね、それにしても露骨な名前ね」

    末原「わかりやすくて、いいやないですか」

    美穂子「この先に華菜の敵相手が…」

    健夜「おそらく最上階に宮永さんはいるはずよ」

    末原「そうと決まれば、早速行きましょ」



    智美「ワハハ、そうはいかないのだ」

    末原・美穂子・健夜「っ!?」

    165 = 22 :

    智美「咲様からここは通さないように言われているんだ、おとなしく家に帰り…」

    健夜「邪魔よ」キュピーン

    智美「なんだこれは、身体が勝手に……!」

    末原「すごい、小鍛治プロが睨んだだけで蒲原さんが地面に跪いとるっ」

    美穂子「まさか、これほどまでの力の持ち主だったなんて」

    智美「待て、ここは通さな」

    健夜「……」ギロッ

    智美「ぎゃああああああああああああああああっ!!」グシャッ

    末原・美穂子「ひうッ!!」

    健夜「何をしてるの二人とも?早く行くわよ」

    末原・美穂子「はいッ!!」





    智美「……ワハハ」

    166 = 22 :

    末原「まさか、睨むだけで蒲原さんを肉塊にするやなんて…」

    美穂子「一体どれほどの婚期を逃せば、あれほどまでの力を…」

    末原「何年…!?十数年!?何十年!?絶え間無い婚期を逃し続けてようやくたどり着くはずの力!!」

    健夜「なにか言ったかしら」ギロッ

    末原・美穂子「っ!いえ、何も」

    健夜「そう」


    いちご「……………」チャチャノンオンドナノヨー




    健夜「行きましょうか」

    168 = 22 :

    「咲様、小鍛治健夜とその一行がこちらに向かっているようです」

    「へー、蒲原さんといちごさんは?」

    「すでに敗れ去ったようです」

    「ははは、弱いね―」

    「卓に座らせてすら、もらえなかったようだね」

    「いかが致しますか?」

    「私が直接出るよ、伝承に聞く小鍛治プロ相手なんて…」




    「ワクワクするよっ!」

    169 = 22 :

    健夜「二人とも止まってっ!!」

    末原・美穂子「っ!」

    「言い勘をしているね、それ以上進んだら後ろの二人は今ごろひき肉になってたよ」

    末原「宮永咲……!」

    美穂子「華菜の敵……!」

    「そんなに睨まないでよ―」

    「末原さんは二回戦ぶり、福司さんは県大会ぶりだよね」

    「あの時の池田さんは傑作だったなあ、七筒が皮膚に埋まってて蓮コラみたいだったよ」

    美穂子「宮永咲ぃいいっ!!」ダッ

    健夜「いけないっ」


      ヒュンッ


    美穂子「え?」ドスッ

    170 = 22 :

    「菫さんダメだよー、手を出さないでって言ったでしょ?」

    「申し訳ありません」

    「まあ、いいやこれでちょうど4人になったね」

    健夜「あなた、まさかっ!」

    「もちろん、そのつもりだよ」

    末原「なんや、何が始まるんやっ」

    「大したことじゃないよ」






    「一緒に麻雀しようよっ!」

    171 = 22 :

    美穂子「………」

    末原「福司さん……」

    末原「私が代わりに敵をとったります、だから安心して眠ってください」

    「お別れは終わったかな?」

    末原「……」

    「じゃあ、早速始めようか」

    172 = 22 :

    「ルールは東風戦、じゃないと私と小梶プロはともかく、末原さんは持たなそうだしね」クスクス

    末原「馬鹿にしおってからに…!」

    健夜「末原さん」

    末原「すいません、少し熱くなってまいました」

    「ルールの説明を続けるよ、喰い赤アリのアリアリで持ち点は25000点持ちの30000点返し」

    「だけど、それだと末原さんは一瞬で飛んじゃいそうだからね」

    「ハンデとして私の持ち点は末原さんに全部あげるよ」

    末原「なんやってっ!!」

    173 = 22 :

    修正

    × 小梶プロ

    ◯ 小鍛治プロ

    174 :

    カオスと思ったが、予想外に持ち直したな

    176 :

    菫さんレベルで既にすこやんの瞳術が効かないんだな

    177 = 22 :

    「言ったとおりだよ、私は0点末原さんは50000点からスタートするんだよ」

    末原「どこまでも舐め腐ってからに…!」

    健夜「落ち着きなさい、末原さん」

    末原「でもっ」

    健夜「気持ちは分かるわ末原さん」

    末原「小鍛治プロ…」

    健夜「宮永さん、さっきの提案は私が居ることを忘れていない上での提案なのよね?」

    「もちろん、なんなら小鍛治プロにも菫さんの点をあげましょうか?」

    「咲様っ!?」

    健夜「遠慮しておくわ」

    「そっか、残念」

    「ほっ」

    178 = 22 :

    「ルールについて、何か質問は?」

    末原「ないで、その代わりに私達が勝ったらこの下らない茶番を止めるんや」

    「いいよ」



    「その代わりに、私達が勝ったら>>181してもらおうかな」

    179 = 122 :

    広島のキャンプに参加

    180 = 176 :

    ホストクラブ通い

    182 = 22 :

    「私達が勝ったら、善野さんをレイプしてもらおうかな」

    末原「なんやってっ!!」

    末原「善野監督はいま療養中なんや、そないなことしたら死んでまうやろっ!!」

    「嫌ならいいんだよ、私はどっちでもいいかな」

    「このまま世界と一緒に牛乳にして、作り変えるだけだし」

    末原「宮永ァァッ!!どこまで貴様はっ!!」

    健夜「末原さん、この勝負受けましょう」

    健夜「いままで犠牲になった人達のためにも、これからを生きる人達のためにも」

    末原「小鍛治プロ……」

    「話はまとまったみたいだね」





    「それじゃあ、始めようか」

    183 = 22 :

    「私の親からか」トン

    健夜「……」トン

    「……」トン 赤五筒

    末原(いきなり赤五筒やと…!)

    末原(どういうことや、頭おかしいんか…)

    末原(まさか、一巡目でもう張ってるんやないやろなっ!!)

    末原「……」トン

    「ポン」

    末原(しまった、やってもうたわ……)

    末原(仕方ない、ココは様子見でベタオリや)

    184 = 22 :

    「テンパイ」

    健夜「テンパイ」

    「テンパイ」

    パタっ

    末原「なっ!フリテンやとっ!!」

    「どうしたのかな、末原さん」クスクス

    末原「くっノーテンや」


    菫 25000→26000

    健夜25000→26000

    咲 0→ 1000

    末原50000→47000

    186 = 22 :

    末原(おかしい、あれから3連続で私だけノーテンやなんて…)



    菫 26000→29000

    健夜65000→29000

    咲 1000→ 4000

    末原47000→38000



    「また和了れなっかったよー」クスクス

    末原「こいつっ…!」

    健夜「………」フラッ

    末原「小鍛治プロっ!?」

    187 = 175 :

    すこやんの点数減りすぎじゃね

    189 = 22 :

    末原「小鍛治プロっ!?」

    健夜「ごめんなさい末原さん…、少しめまいが」

    末原「そんなっ!こんなに体が冷えとるやないですかっ!!」

    「あらら、もう限界が来ちゃいましたか」

    末原「どういうことや?」

    「どういうことも何も、小鍛治プロは私から末原さんを守りながら戦っていたんですよ」

    末原「そんな…、小鍛治プロっ!」

    健夜「ごめんなさい…、これ以上はもう」

    健夜「私が一人で打つだけでも精一杯なの…」

    末原「こんなに冷たくなるまで私のこと……」

    末原「小鍛治プロ、ここからは私自身の力で打ちます」

    健夜「末原さん……、分かったわ」

    191 = 22 :

    「再開しても大丈夫ですか?」

    末原「ええで…!」

    健夜「大丈夫よ」

    「………」バタンッ!!

    末原「っ!!」

    「あっちゃー、今度はこっちがダウンかあ」

    「菫さんは末原さんと違って、生身で私と小鍛治プロの鬩ぎ合いにさらされてましたからね」

    「こうなるのも時間の問題でしたが、ちょっと早すぎると思いませんか?」

    末原「その人は、アンタの仲間や無いんかっ……?」

    「うーん、どうだろ?」

    「お姉ちゃんの知り合いだったから、それなりの扱いはしたけど…」

    「特にそういうのはないかな」

    「それにしても菫さんはもう打てそうにないね、心臓が止まってっちゃってるよ」

    192 = 22 :

    「なんか白けちゃったなー」

    末原「お前ぇ・・・!!」

    「もう私の負けでいいから、帰りなよ末原さん」

    「約束のことなら、心配しなくてもちゃんと守るから」

    末原「お前、それ本気で言っとるんか?」

    「もちろん本気だよ、また次の宮永が繰り返すだけだからね」

    末原「………」





    末原「………続行や」

    193 = 22 :

    「ん?なにかな?よく聞こえなかったんだけど」

    末原「続行やって言っとるんやっ!」

    健夜「末原さん……」

    「続行するのはいいけど、もう菫さんは死んじゃったんだよ?」

    「小鍛治プロの体力ももう限界だよ?」

    「それに、あなた達がそこまでして一体何の意味があるの?」








    末原「そんな事関係ないっ!!」

    末原「私は宮永咲…アンタを倒しに来たんやっ!!」

    195 = 22 :

    「はあ……わからない人だなあ」

    「第一、どうやって決着を付けるの?」

    「まさか、一騎打ちとか言い出さないよね?」

    末原「そのまさかや……!」

    「へえ」

    健夜「ダメよっ!末原さんっ!!」

    健夜「そんなことをしたら、あなたの命がっ!!」

    「小鍛治プロは黙っていてください」

    健夜「……ぐっ」

    「いいよ末原さん、あなたの要求を飲むことにするよ」

    196 = 22 :

    末原「二人麻雀は通常のルールには無い」

    末原「まず、親子のルールは無しや」

    「そうだね、それに使う牌も多すぎるね」

    末原「ああ、だから使う牌は萬子と字牌のみや」

    「持ち点数はどうするの?」

    末原「お互いに0点や」

    健夜「…!?」

    「一応どういうことか聞いていいかな?」

    末原「この一局、縛りをかけさせてもらうで」







    末原「役満縛りをな」

    198 = 22 :

    「それがどういうことか、末原さん分かって言ってるのかな?」

    「さっきは小鍛治プロが抑えてたから何とかなっていたけど」

    末原「分かっとる」

    末原「アンタが役満を和了れば、下手するとこの世界が終わるかもしれへんいうこともな」

    「それがわかっているなら、なぜそんな真似を?」

    末原「言ったはずや」

    末原「私は宮永咲…アンタを倒しに来たんや」

    「それが世界の行く末を天秤にかけてでも、成し遂げたいことなの?」

    末原「くどいっ!」

    「はあ……」

    「わかったよ、これで最後の勝負にしよう」

    199 = 22 :

    「私の親からだね」トン

    末原「……」トン

    末原(狙いやすい役満は四暗刻、国士無双、大三元やが…)

    末原(今回は萬子と字牌だけやから国士無双はねらえん)

    末原(そして今回は罰符で勝つことはできん、第一ツモを交代するだけや)

    末原(どうする?)



    「カン」パタっ

    末原(なんやてっ!大明槓やと……!!)

    200 = 22 :

    末原(確かにそれなら、ドラが増えて数え役満を狙いやすい)

    末原(しかし、宮永咲は槓ドラを乗せない筈……)

    末原(宮永咲の鳴いたハイは中、ドラ表示牌は……)

    末原(發やとっ……!!)

    末原(槓ドラ4枚乗せおった!)

    末原(どういうことや、一体何が起こっとるんや…!)


    ←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について