のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,091人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ末原「安価で強くなります」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    201 = 22 :

    「末原さん、大阪で雅恵さんにあったよね」

    末原「それがどないしたんや」

    「その時、雅恵さんが何をしていたか覚えてる?」

    末原「アンタまさか…」

    「そう、龍の因子」

    末原「でもあの実験は失敗したはずじゃ…」

    「ん?そんなこと無いよ」

    「私以外に適合者がいなかっただけ」

    「実験に参加した人間はもれなく、松実玄のなりそこないになってるよ」

    「最終的にはトカゲの化け物になっちゃった」

    末原「………」

    「どうしたの?怒らないの?」

    末原「私もこの世界を質に預けて、賭けをしとるんや」

    末原「そんな私に、アンタをとやかく言う資格なんてない」

    末原「ドラ爆でもなんでも、好きにせーや」

    202 = 22 :

    「ノーテン」

    末原「……テンパイ」

    「末原さんやるねえ」

    「私の支配によく耐えたものだよ」

    「それに、私から第一ツモをもぎ取った」

    末原「うるさい……」







    末原「次で、終わりや」

    203 = 133 :

    204 = 149 :

    っほ

    205 = 149 :

    206 = 130 :

    そろそろ対策したことが生きてくるか?

    207 = 22 :

    末原恭子にとって、この一局が人生で最後の一局になるであろうことは疑いようがなかった
    視界は霞み、指先は震えが止まらない
    だが、末原恭子のその手には些かの迷いも無かった
    そして引く、己が先ほど掴みとった第一ツモを


    末原「ツモ」

    「えっ」

    健夜「末原さんっ!!」









    末原「天和・九蓮宝燈や」

    208 = 149 :

    ほ...

    209 = 133 :

    210 = 22 :

    末原恭子は、最高のカタルシスとともにこの世を去った
    後世に伝えられる伝承によると末原恭子は、自らの和了を宣言した直後に灰になって空に消えたという
    空に登った灰ははやがて雲となり、三日三晩の雨を降らせた
    どういう理由か、この雨を浴びた龍の因子の被験者たちは元の姿に戻ることが出来たという
    小鍛治健夜は戦いの消耗から再び石化
    そして、全ての元凶である宮永咲はあの戦いの後姿をくらまし、二度と人の目に触れることはなかったという




       スズチャン


    「っ!!」

    赤阪「漫ちゃん、どうしたん?」

    「いま、末原先輩の声が聞こえた気がした気が……」

    赤阪「?」

    「いいえ」

    「私の気のせいやったみたいです」



                           カンっ

    211 = 22 :

    途中で猿規制くらいまくってました

    212 = 22 :

    お疲れ様です

    213 = 149 :

    いちおつ!

    214 :

    乙乙


    ←前へ 1 2 3 4 5 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - 安価 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について